1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | X | 2 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:齋藤 綱記(1勝0敗0S) (セーブ:藤嶋 健人(1勝2敗1S)) 敗戦投手:森下 暢仁(5勝9敗0S) 本塁打 |

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◆中日は5回裏、ボスラーのソロで1点を先制する。その後同点を許すも、7回に代打・板山の適時打が飛び出し、再びリードを奪った。投げては、先発・マラーが7回途中1失点の好投。2番手・齋藤が今季初勝利を挙げた。敗れた広島は、打線が1得点のみと振るわなかった。
◆広島は阪神に3連敗し、借金1で名古屋に入った。この日、1軍に昇格したばかりの中村健人外野手(26)を「7番右翼」でスタメン出場。「1番中堅」には、前日11日阪神戦(マツダスタジアム)で2安打2打点だった秋山翔吾外野手(37)を起用した。先発は森下暢仁投手(26)。前回6月27日の同カード(バンテリンドーム)では負け投手となっており、リベンジを目指す。
◆中日に11日、愛知県養鰻漁業者協会から、愛知県一色産のウナギのかば焼きの真空パック100個の差し入れられた。交流戦が終わり、リーグ再開後は3勝8敗とバテ気味で借金は10まで膨らんでいる。井上一樹監督(53)は「貴重なウナギの差し入れをありがたく食べて精をつけ、これからの後半戦、夏で暑くなりますが、バテないように、このご好意を無駄にしないように頑張ります」と感謝していた。
◆広島先発森下暢仁投手(27)が7回2失点ながら、打線の援護に恵まれず、両リーグワーストの9敗目を喫した。0-0の5回、中日の先頭ボスラーへの初球だった。141キロのカットボールをさばかれ、右翼席にソロを浴びた。6回、同点に追いついたが、7回2死満塁から代打板山に勝ち越しの左前適時打を許した。今季、中日戦は分が悪い。前回6月27日の同カード(バンテリンドーム)でも5回3失点(自責2)で負け投手となり、ここまで2試合登板して2敗。この日はリベンジを目指してのマウンドだったが、またしても接戦で勝ち星を逃した。打線も援護できなかった。この日の得点は1点だけ。リーグ戦が再開してからの13試合はすべて3点以下と得点力不足は深刻。チームは今季3度目の4連敗で借金2となった。
◆中日が広島に競り勝ち連勝で借金9とした。5回にジェイソン・ボスラー外野手(31)が右翼ポール際へ先制の7号ソロ。6回に三ゴロ併殺崩れで同点に追いつかれるが、7回2死満塁で代打板山祐太郎内野手(31)が左前へ勝ち越し適時打を放った。今季中日は広島森下に3戦3勝となった。先発のカイル・マラー投手(27)は6回2/3、1失点。7回の1死一、二塁のピンチは代わった斎藤綱記投手(28)が秋山を空振り三振に仕留めた。この日は松山の代役守護神清水達也投手(25)が連投後の休養でベンチ外の中、リリーフ陣が9回までリードを守り抜いた。
◆広島の先発森下暢仁投手(27)が7回2失点で両リーグワーストの9敗目を喫した。中日戦は今季3戦3敗。「ファンの人が見に来てくれていますし、なかなか勝てる試合を見せられていない」と唇をかんだ。得点力不足も深刻だ。リーグ戦再開後の13試合は3得点以下。この日も1点だけ。今季3度目の4連敗に、新井監督は「何か動かしてリスクを覚悟して、起用にしても、采配にしても、やっていかないと」と渋い表情だった。
◆"代役の代役守護神"の中日藤嶋健人投手(27)が1点リードの9回を3人で締め、2年ぶりのセーブを挙げた。28セーブの絶対的守護神松山が、上肢のコンディション不良で離脱。代役の清水は前カードの巨人との東北シリーズ2連戦でフル回転。この日はベンチ外となり、9年目の27歳右腕に抑えの大役が回った。井上監督は「(清水の)次に心臓に毛が生えているのは藤嶋だと。選手会長が妥当だと(投手コーチの)山井、浅尾も同じ意見だった」と迷わず送り出した。2人のような剛速球はないが、変化球を駆使して3者凡退で締めた。今季33試合目だが、チームが勝ったのはうち8試合。緊急のマウンドやビハインドもいとわず投げてきた。井上監督は「嫌な顔せず『わかりました!』って行ってくれる。本当に救われている」と感謝。頼れる選手会長が抑え不在のピンチを救い、チームは2連勝で借金を9に減らした。【石橋隆雄】
◆中日の代打板山祐太郎内野手(31)が決勝打を放った。1-1同点の7回2死満塁で登場し、広島森下の初球を左前へはじき返した。「最近、チャンスで打てていなかった。(森下は)本当にいい投手なのでストライクにきた球は全部打つという気持ちで積極的にいった」と胸を張った。球団は前日10日、メジャー42本塁打の右の新外国人マイケル・チェイビス内野手(29=ドジャース3A)の獲得を発表。主に二塁、三塁を守る板山には強力なライバルとなるが、負けない気概をバットで示した。▽中日ボスラー(5回に7号ソロ)「打った感触がよかったので入ると思った。常に真ん中の球を狙っているけど、内角にきても打てたよ」
◆中日が広島に競り勝ち連勝で借金9とした。この日は代役守護神清水が休養のためベンチ外に。代役の代役守護神として1点リードの9回に藤嶋健人投手(27)をマウンドへ。藤嶋は起用に応え3者凡退で締め2年ぶりのセーブを挙げた。井上監督は「清水も(前カード巨人との)東北シリーズですごくいろんな思いをして、ギリギリの中でね、でも僕は彼は心臓に毛が生えているなあと思っているんですけど、東北に行く前も回またぎをやったりとか、負担をかけていたので、今日は思い切って外してみるかという中で、次に心臓に毛が生えているのは誰だというところで、じゃあ藤嶋だということで、堂々としてくれた」と話した。投手コーチとも意見は同じだった。「いや、まあまあ。なんかその、バッテリーの中での不安は、もしよぎったとすれば、一番打破できるのは誰だっていうなった時にね、選手会長である藤嶋が妥当だという、全然そこはもう意見は僕のみならず、山井とか浅尾とかも同じ意見だったんで、『もう、あいつしかいないよな』っていう話で。はい、頼もしい限りです」。今季33試合に投げてきた藤嶋は緊急登板、延長戦、ビハインドと勝ちパターンではない役割も多く担ってきた。まさに便利屋の藤嶋について指揮官は「存在が大きいというかね、やっぱりその抜けたところの穴をどうやって埋めるかっていうことを常に考えてはいるんですけども藤嶋にはね、申し訳ないけども、『そういった場面で投げてくれよ』、『そういったところで行ってくれよ』と。嫌な顔せずね、(藤嶋は)『分かりました! 』って感じで言ってくれるんでね、もうそこは本当に救われます」と感謝した。
◆広島先発森下暢仁投手(27)が7回2失点ながら、打線の援護に恵まれず、両リーグワーストの9敗目を喫した。0-0の5回、中日ボスラーに右翼席への先制ソロを浴びた。6回、同点に追いついたが、7回2死満塁から代打板山に勝ち越しの左前適時打を許した。打線も援護できず、この日の得点は1点のみ。リーグ戦再開後の13試合はすべて3点以下と深刻な状況だ。チームは今季3度目の4連敗で借金2となった。
◆中日が広島に競り勝ち連勝で借金9とした。7回2死満塁から代打板山祐太郎内野手(31)が左前へ勝ち越し適時打を放った。
◆広島は接戦を落とし、4連敗となった。先発した森下暢仁投手(27)は7回を投げ、2失点で今季9敗目(5勝)を喫した。森下は四回まで粘りの投球を披露。五回の先頭でボスラー(前マリナーズ)に右翼へ先制ソロを浴びるが、最少失点でしのぎ、六回の2死一、三塁のピンチも無失点で切り抜けた。しかし、同点の七回に2死満塁のピンチで代打・板山に左前へ勝ち越し打を浴びた。打線は1点を追う六回に1死一、三塁とし、ファビアン(前レンジャーズ)の三ゴロ併殺崩れの間に同点としたが、追加点を奪えなかった。
◆中日が競り勝ち連勝を飾った。五回にボスラー外野手のソロで先制。1―1の七回に安打と2四球で2死満塁とし、代打・板山祐太郎内野手の左前打で勝ち越した。好救援の斎藤綱記投手が今季初勝利。藤嶋健人投手が2年ぶりのセーブ。
◆広島・森下暢仁投手(27)は7回2失点で今季9敗目(5勝)。打線の援護がなく、自身4連敗となった。「たくさんファンの人が見に来てくれていますし、なかなか勝てる試合を見せられていない。そういう試合を今後ちゃんとできたらなと思います」。粘りの投球を続けているが、6月13日の日本ハム戦(エスコン)で挙げた5勝目を最後に約1カ月勝ち星なし。新井監督は「よく粘って投げていた。ナイスピッチング」とかばった。
◆先発した広島・森下暢仁投手(27)は7回を2失点で今季9敗目。打線は併殺崩れの間の1得点のみに終わった。
◆また、あと一打が出なかった。広島は何度も好機を作りながらも1-2で敗戦。今季3度目の4連敗を喫した。6試合連続で先発メンバーを組み替えたが結果に結びつかず、新井貴浩監督(48)は悩める胸中を明かした。「固定して戦うのが理想なんですけど、やっぱり、いろいろ、こちら側が考えて、起用にしても作戦にしても動かしていかないと。何か動かして、リスクを覚悟して、起用にしても采配にしても、やっていかないと」秋山を出場14試合ぶりに「1番・中堅」で送り出し、今季初昇格の中村健を「7番・右翼」で即起用。しかし、打線は交流戦明けのリーグ戦再開後は全13試合で3得点以下と得点力不足に陥っている。指揮官は「いいスイングができている選手は多かった」と及第点を与えたが、いまは攻撃陣の奮起が求められる。(西垣戸理大)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
49 | 32 | 2 | 0.605 (↓0.008) | - (-) |
60 | 286 (+3) | 181 (+6) | 47 (-) | 71 (-) |
0.249 (-) | 1.970 (↓0.05) |
2 (-) |
巨人 |
40 | 40 | 3 | 0.500 (↑0.006) | 8.5 (↑1) |
60 | 229 (+2) | 237 (+1) | 50 (+1) | 34 (-) |
0.242 (-) | 2.570 (↑0.02) |
3 (-) |
DeNA |
37 | 39 | 4 | 0.487 (↓0.006) | 9.5 (-) |
63 | 248 (+1) | 230 (+2) | 43 (+1) | 40 (-) |
0.228 (↓0.001) | 2.690 (↑0.01) |
3 (-) |
広島 |
37 | 39 | 4 | 0.487 (↓0.006) | 9.5 (-) |
63 | 243 (+1) | 242 (+2) | 37 (-) | 36 (+2) |
0.242 (↓0.001) | 2.750 (↑0.01) |
5 (-) |
中日 |
35 | 44 | 2 | 0.443 (↑0.007) | 13 (↑1) |
62 | 199 (+2) | 251 (+1) | 41 (+1) | 52 (-) |
0.222 (↑0.001) | 2.950 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
24 | 48 | 5 | 0.333 (↑0.009) | 20.5 (↑1) |
66 | 207 (+6) | 308 (+3) | 36 (+1) | 35 (+1) |
0.223 (↑0.001) | 3.540 (↑0.01) |
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