オリックス(★0対1☆)ソフトバンク =リーグ戦11回戦(2025.07.09)・京セラドーム大阪=
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ソフトバンク
0010000001420
ORIX
0000000000700
勝利投手:大関 友久(6勝3敗0S)
(セーブ:杉山 一樹(2勝2敗10S))
敗戦投手:宮城 大弥(3勝3敗0S)
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◆ソフトバンクが投手戦を制した。ソフトバンクは3回表、野村の適時打で先制に成功する。投げては、先発・大関が7回5安打無失点の力投。その後は2投手の継投でリードを守り、大関は今季6勝目を挙げた。敗れたオリックスは、先発・宮城が快投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆オリックス曽谷龍平投手(24)が試合前に「オリ姫ユニホームお渡し会」に参加した。「オリ姫デー2025」のイベントの一環として実施されたもので、オリ姫デー2025ユニホームを選手から手渡しする企画。抽選で参加券を得た100人のファンも大喜びだった。

◆オリックスのスタメンが発表された。この日、1軍に昇格した福田周平外野手(32)が「1番左翼」で出場する。前日8日の同カードで球団8999号本塁打を放った中川圭太外野手(29)は「6番中堅」。前身の阪急時代を含めた球団9000号のメモリアル本塁打は誰が放つのか注目だ。先発は宮城大弥投手(23)。5月21日ロッテ戦(京セラドーム大阪)以来となる今季4勝目を目指す。

◆ソフトバンク松本晴投手(25)が10日オリックス戦(京セラドーム大阪)で今季4勝目を目指す。登板前日のこの日は同球場で最終調整。前回登板の3日日本ハム戦では全て自身プロ最多の7回、123球、14奪三振の好投を見せた。「打者に対して積極的に攻めていく。また初回から燃え尽きるぐらい投げようと思います」と力を込めた。プロ入り後初の地元・関西での先発登板に、気持ちを高めた。

◆オリックスがソフトバンクに連敗し、首位日本ハムとのゲーム差が3に広がった。先発宮城大弥投手(23)が8回3安打11奪三振1失点の好投を見せたが、またしても勝ち星を逃した。3回、ソフトバンク先頭牧原大への死球から1死二塁となり、野村に左前適時打を許した。しかし、その後は安定した内容。打線の援護を待ちながら、スコアボードに「0」を並べた。5月21日ロッテ戦(京セラドーム大阪)の3勝目以来、勝ち星から遠ざかっている。今季4勝目を目指し、試合を組み立てたが、好投は報われなかった。チームは今季9度目の0封負け。連敗を喫し、8カードぶりに負け越しとなった。>

◆2位ソフトバンクが、3位オリックスに連勝し、7カード連続となる勝ち越しを決めた。先発マウンドに上がった大関友久投手(27)が今季6勝目をマークした。初回に3連打を浴び、無死満塁のピンチを招いたが、4番杉本を空振り三振。続くディアスを三ゴロ併殺に打ち取った。4回以降は無安打に封じ、7回を5安打無失点の好投だった。打線は0-0の3回1死二塁から2番野村勇内野手(28)が先制打。先発の相手エース左腕、宮城のフォークを仕留め、この日唯一の得点を挙げた。チームは今季最多を更新する貯金14とした。

◆ソフトバンク牧原大成内野手(32)が、オリックス11回戦(京セラドーム大阪)で負傷交代した。3回の打席で左肘付近に死球を受けた。治療でベンチ裏に下がるも、プレーを続行。だが3回裏の守備から交代した。試合後、小久保監督は「明日、病院に行くみたい。レントゲン、CTを撮らないと分からないです」と説明。牧原大は「大丈夫です」と話した。

◆"左腕対決"を制した。ソフトバンク大関友久投手(27)が、7回5安打無失点の好投。オリックス宮城に投げ勝ち、今季6勝目を手にした。初回に3連打で無死満塁のピンチを招いたが、ホームを踏ませない。4回以降は無安打投球と立て直し、これで自身は5試合連続ハイクオリティースタート(HQS、7回以上、自責2以内)をクリア。チームは7カード連続の勝ち越しを決め、今季最多を更新する貯金14とした。大関は動じなかった。オリックスに1点も与える気はなかった。淡々と左腕を振った。「無失点にこだわろうと思って投げた」。初回。先頭からの3連打で無死満塁のピンチを招くも、4番杉本を空振り三振。続くディアスは注文通りの三ゴロ併殺に打ち取った。「結果的に0で抑えることができた。冷静にやることは明確にできていたので」と汗をぬぐった。序盤に訪れた最大の窮地を乗り越え、4回以降は無安打投球を披露した。立ち上がりは乱れていた制球を修正。本来のリズムを取り戻し、打たせて取った。打者26人に対し、5球以内での決着が20人。バックの好守備にも助けられながら、先発の役目を果たした。7回を投げ5安打無失点で今季6勝目。これで自身は5試合連続ハイクオリティースタート(HQS、7回以上、自責2以内)をクリアした。「自分の中でいいデータの1つとして捉えていきたい」と胸を張った。昨年の春季キャンプから習慣にしたことがある。"メモ"だ。「野球のことは全部書いていて。文章にすることで"スッと"自分の中に入ってくるので」。ネット通販で購入した無地のノートを常に持ち歩く。気づいたことがあれば、すぐにペンを走らせる。練習中、試合中でもお構いなし。文字にすることで、何度も見返すことができる。手間にも見えるが、左腕にとっては当たり前。「うまくなりたい気持ちですね」。向上心は底知れない。チームはオリックスに連勝し、7カード連続となる勝ち越しを決めた。貯金も今季最多の14とし、2位をキープ。首位を走る新庄ハムには1ゲーム差と今季初の首位浮上も視界に入る。大関は「どんな日でも、しっかりゲームを作って、チームが勝てるようなピッチャーを最後まで続けていきたい」。成長著しいサウスポーの進化は、まだまだ続いていく。【佐藤究】

◆オリックスは接戦を落とし、1カ月ぶりに連敗。8カードぶりに同一カード負け越しとなった。先発の宮城は8回112球を投げ、1失点と好投。しかし打線が援護できなかった。一回に無死満塁の好機を作るも4番・杉本が空振り三振、ディアス(前アスレチックス傘下)が三ゴロ併殺で無得点。二回も得点圏に走者を進めたがホームが遠かった。宮城は3敗目を喫し、これで6試合連続白星なしと苦境が続く。

◆ソフトバンクが4連勝。大関は変化球を丁寧に低めに集めて7回5安打無失点と好投した。終盤は藤井、杉山が封じ、三回に野村の適時打で得た1点を守り切った。オリックスは2度の満塁機を生かせず、約1カ月ぶりの連敗。

◆オリックス・宮城大弥投手(23)は8回112球を投げて1失点、今季最多タイの11奪三振と好投したが、援護に恵まれず3敗目を喫した。三回に先頭打者の牧原大に死球。その後暴投などで1死二塁とされて野村に適時打を浴びたが、四回以降はゼロを並べた。「よかったと思う。四死球はあったけど、バッター一人一人と勝負ができた結果かな」と手応えをにじませた。これで6試合連続白星なしとなったが「先発として最低限七回、八回投げておけば(白星)いつかついてくると思うので、そこは我慢。僕もゼロで抑えれたらなと思う試合が何回もあるので、そこはお互い様かな」と悲観しなかった。岸田監督は「(白星を)つけてあげないといけない」と左腕を思いやった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
47312 0.603
(↑0.006)
-
(-)
63295
(+13)
212
(+1)
75
(+2)
40
(+1)
0.242
(↑0.002)
2.300
(↑0.02)
2
(-)
ソフトバンク
45313 0.592
(↑0.005)
1
(-)
64287
(+1)
218
(-)
48
(-)
57
(-)
0.245
(↓0.001)
2.450
(↑0.03)
3
(-)
ORIX
42323 0.568
(↓0.007)
3
(↓1)
66281
(-)
275
(+1)
53
(-)
34
(-)
0.260
(↓0.001)
3.320
(↑0.03)
4
(-)
西武
39390 0.500
(↓0.006)
8
(↓1)
65201
(-)
208
(+2)
32
(-)
50
(-)
0.232
(↓0.001)
2.510
(↑0.01)
5
(-)
楽天
36402 0.474
(↑0.007)
10
(-)
65220
(+2)
264
(-)
30
(-)
74
(+2)
0.241
(↓0.002)
3.170
(↑0.04)
6
(-)
ロッテ
30460 0.395
(↓0.005)
16
(↓1)
67219
(+1)
289
(+13)
43
(+1)
30
(-)
0.227
(-)
3.610
(↓0.13)