1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 0 | 0 | 4 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 9 | 10 | 0 | 1 |
ORIX | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 1 | 1 |
勝利投手:有原 航平(6勝5敗0S) 敗戦投手:エスピノーザ(3勝4敗0S) 本塁打 |

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◆ソフトバンクは3回表、近藤の通算100本塁打となるグランドスラムで先制に成功する。その後4-1となって迎えた5回には、ダウンズと海野の適時打で4点を加え、相手を突き放した。投げては、先発・有原が7回1失点の好投で今季6勝目。敗れたオリックスは、先発・エスピノーザが精彩を欠いた。
◆23年ドラフト1位左腕、ソフトバンク前田悠伍投手(19)が今季初めて1軍に合流した。高卒2年目の今季は開幕2軍スタートも、2軍戦で5勝2敗、防御率1・07。さらに、現在37イニング2/3を連続無失点と抜群の安定感を見せていた。前田悠は昨季の10月1日オリックス戦(みずほペイペイドーム)でプロ初先発も、3回を8安打6失点で降板していた。
◆ソフトバンクの23年ドラフト1位左腕、前田悠伍投手(19)が、13日の楽天戦(楽天モバイルパーク)で今季初めて先発することが決まった。この日の試合前練習で取材に応じた小久保裕紀監督(53)が「日曜日です」と明言し「しっかり自分の実力で勝ち取った」と話した。高卒2年目の今季は開幕2軍スタートも、2軍戦で5勝2敗、防御率1・07。さらに、現在37イニング2/3を連続無失点と抜群の安定感を見せていた。この日1軍に合流した前田悠は「結果は出してきていたつもりなので。1軍でやらないと何も始まらない。2軍でも常に1軍を意識してやっていた」と振り返った。前田悠は昨季の10月1日オリックス戦(みずほペイペイドーム)でプロ初先発も、3回を8安打6失点で降板していた。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が、通算100号を満塁アーチで決めた。0-0で迎えた3回1死満塁。カウント2-2からの5球目だ。オリックス・エスピノーザのカーブを仕留め、右翼スタンドへ先制の今季3号グランドスラムを突き刺した。「通算100号目が満塁ホームランと通過点ではありますが、印象に残るいい一本になりました」と振り返った。近藤は交流戦の6月17日広島戦で左かかと負傷し、直近14試合は3試合の代打出場のみだった。この日は「4番DH」で15戦ぶりにスタメン復帰し、豪快な1発を放った。
◆オリックス中川圭太外野手(29)が球団9000号に王手をかけた。0-4で迎えた3回先頭。ソフトバンク先発有原の変化球をとらえ、左翼席へ6号ソロを運んだ。「打ったのはフォークだと思います。良い感触で打つことができました」。これが前身の阪急時代を含めてチームの8999本塁打目。直前に近藤に先制満塁弾を浴びて沈んでいた京セラドーム大阪のファンを沸かせた。スコア速報
◆ライトは早々に諦めた近藤健介 3号満塁ホームラン4番復帰に一発回答通算100号は先制のグランドスラム?プロ野球 (2025/7/8)??オリックス×ソフトバンク??Live on DAZN#オレをみろ #sbhawks pic.twitter.com/NsTaA5EJ6e
◆オリックス来田涼斗外野手(22)が、3回打席で二ゴロを打った際、走塁で右かかと付近に違和感を訴えたため、大事を取って4回の守備から茶野と交代となった。来田は2日の西武戦で決勝弾を放つなど打撃好調だっただけに、もし離脱となれば痛手だ。
◆ソフトバンク先発の有原航平投手(32)がオリックス打線を7回1点に抑え、6勝目を手にした。黒星先行が続いていた右腕エースも、ようやく勝ち星が先行。しっかりチームを3連勝に導いた。「全体的にいい投球ができたと思います」。有原は7安打を許しながら102球でまとめた投球を振り返ったが、反省点も忘れない。3回に近藤の100号満塁弾で4点をプレゼントされた直後の3回裏、先頭中川に左翼席への6号ソロを被弾。「点を取ってもらってすぐにホームランを打たれたところは反省しないといけない」と気を引き締めた。今季は苦しいシーズンインとなった。2年連続開幕投手に指名されたがロッテとの開幕戦で7回7失点で敗れると、3連敗。今季1勝を挙げたのは約1カ月後の4月25日楽天戦(楽天モバイルパーク)だった。それでも交流戦からは投球も上向き。6月は負けなしの2勝。7月も1日の日本ハム戦(東京ドーム)は完封で、古巣から初勝利を挙げた。この日の勝利で通算90勝目。移籍3年目でホークスでも30勝目となった。「試合を壊すことなく投げることができてよかった」。上昇気流に乗った右腕エースが、さらにチームを押し上げる。【佐竹英治】
◆ソフトバンク海野隆司捕手が攻守で貢献した。守備では先発有原を7回1失点の好リード。打っては5回2死二塁から中前へはじき返すタイムリー。「いい流れの中で、思い切ってスイングをすることができました。追加点となるタイムリーと、いい形になってよかった」。3戦ぶりの先発マスクでチームを3連勝に導き、笑顔だった。
◆3戦連続先発出場のソフトバンク・ダウンズ内野手(26)がダメ押しの3点二塁打を放った。4-1の5回2死満塁。エスピノーザのスライダーを捉え、左翼越えに走者一掃の二塁打。「いつも考えることは一緒で、自分の打つべきボールに対してしっかりとアプローチをするということ。欲しい追加点となるタイムリーになってよかったよ」と6月22日阪神戦(甲子園)以来の打点を喜んだ。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が、満塁アーチで通算100号を達成した。オリックス戦に「4番DH」で15戦ぶりに先発出場。3回1死満塁で、先制の今季3号グランドスラムを右翼スタンドにたたき込んだ。7点リードの8回は2死一、二塁でダメ押しの右前適時打と計5打点の大暴れ。スタメンに帰ってきた背番号3の大活躍で、チームは3連勝。貯金を今季最多を更新する13とし、2位に再浮上した。振り抜いた瞬間に、近藤が右こぶしを突き上げた。打球を目で追うまでもない。確信し、ゆっくり一塁へ駆け出す。右翼スタンドに突き刺すグランドスラムで通算100号を達成した。節目の1発にふさわしい特大弾。試合後、堂々と記念ボードを手にした。「通算100号目が満塁ホームランと、通過点ではありますが、印象に残るいい1本になりました」感触に、手応え、どれも十分だった。「久々にいい感じで打てた」。0-0で迎えた3回1死満塁の第2打席。カウント2-2からの5球目だ。オリックス・エスピノーザの甘く入ったスライダーを逃さなかった。グッと踏み込み、最後はフルスイング。満塁アーチは日本ハム時代の21年5月29日ヤクルト戦以来2本目だ。「あの場面の結果しか考えていなかった。最高の結果になった」。8-1の8回には2死一、二塁から右前タイムリー。ダメ押し打も放ち、この日5打点の大暴れだった。もどかしさもあった。6月17日の広島戦で左かかとを負傷。直近14戦は代打で3試合の出場のみだった。「もちろん、悔しさはありました」。それでも、控えスタートでも積極的に声を出した。自軍が得点すればベンチから真っ先に飛び出す。誰よりも喜び、チームを鼓舞し続ける姿。「チームが勝つようにと。大事な試合が続いていますし、そこは普通のことかなと思います」とサラリと言う。チームを重んじ、勝利のみを求める姿が頼もしい。スタメンに帰ってきた背番号3の活躍で、チームは3連勝。貯金も今季最多の13とし、2位に再浮上した。「ここからチームに貢献できるように」と強い決意をにじませた近藤。リーグ連覇に向け、小久保ホークスにこの男の存在は欠かせない。【佐藤究】通算100本塁打=近藤(ソフトバンク) 8日のオリックス10回戦(京セラドーム大阪)の3回、エスピノーザから今季3号満塁本塁打を放って達成。プロ野球311人目。初本塁打は日本ハム時代の14年5月16日のロッテ7回戦(札幌ドーム)で成瀬から。また、満塁本塁打で通算100本塁打を達成は、89年6月4日清原(西武)04年5月30日和田(西武)19年9月19日梶谷(DeNA)に次いで4人目。
◆ソフトバンク牧原大成内野手(32)が、3回の守備から途中交代した。0-0で迎えた3回、先頭の第1打席。オリックス宮城の投じた直球が左肘付近を直撃。苦悶(くもん)の表情を浮かべ、そのまま倒れ込んだ。治療でベンチ裏に1度は下がるも、プレーを続行。一塁走者で好走塁を見せ、貴重な先制のホームを踏んでいた。だが直後の3回裏の守備から川瀬晃内野手(27)が二塁の守備につき、牧原大は途中交代となった。
◆ソフトバンクの前田悠が8日、京セラドーム大阪でオリックス戦を行った1軍に合流した。大阪桐蔭高からドラフト1位で2024年に入団した左腕。13日の楽天戦(楽天モバイルパーク宮城)に先発予定で、今季初登板へ向け「結果は気にせず、自分のやってきたことを100%出したい」と意気込んだ。2軍では今季11試合に登板し、5勝2敗、防御率1・07の好成績を残している。小久保監督は「実力で(登板機会を)勝ち取ってきた。自信を持ってやってくれたら」と期待した。
◆オリックス・来田涼斗外野手(22)がアクシデントに見舞われた。三回の打席で二ゴロを放ち、一塁へ走塁した際に右かかと付近に違和感を覚えて四回の守備でベンチに下がった。現在はアイシングなどを行い、様子を見ているという。今季は31試合で打率・288、2本塁打、4打点。2日に左足首の靱帯損傷で離脱した西川の代役として3日から先発起用が続いていたが、まさかの形でベンチに退くことになった。
◆オリックスは難敵ソフトバンクに敗れて3位に後退した。先発のエスピノーザが三回に近藤に満塁被弾。五回にはダウンズに走者一掃の3点打を浴びるなどして来日ワーストとなる5回8失点と崩れた。打線は三回に中川のソロで1点を返したのみ。四回以降は無得点に終わり、意地を見せることができなかった。
◆投打がかみ合ったソフトバンクが3連勝した。三回、近藤の3号満塁本塁打で先制。五回もダウンズの3点二塁打などで4点を奪った。有原は7回1失点で6勝目。オリックスは先発のエスピノーザが誤算で、3位に後退した。
◆オリックスは投手陣が崩れて9失点で大敗。三回に満塁弾を浴びるなど5回8失点と崩れた先発のエスピノーザについて岸田護監督(44)は「(近藤に浴びた満塁弾の)1発目が痛かった。ちょっと守りに入ったところもあったのかな」と淡々と振り返った。2日には西川が左足首の靱帯損傷で戦線離脱。森はこの日、右ハムストリングスの筋損傷で登録抹消されてチームは危機的状況となった。指揮官は森の全治について「どうですかね」と言葉を濁しながらも「若い子たちにとったらチャンスでもある。誰がそこで出てくるか」と若手の台頭に期待した。
◆ソフトバンクの近藤が、通算100本塁打を自身11年ぶり2本目の満塁弾で飾った。0―0の三回、甘く入った変化球を完璧に捉えて右翼席まで運び「とにかく自分の打撃をすることに集中した」と今季3号を振り返った。左かかとを痛めて途中交代した6月17日の広島戦以来、15試合ぶりに先発メンバーに復帰した。今季は開幕直後から腰のけがで約2カ月戦列を離脱。故障に苦しむが、昨季パ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた打棒は健在だ。豪快な一発で達成した節目に「通過点ではあるが、印象に残るいい一本になった」と喜んだ。
◆ソフトバンク・有原航平投手は打たせて取る投球で7回を1失点にまとめた。被安打7で、奪った三振は一つながら、巧みに打者のタイミングを外してゴロでアウトを重ねた。失点は中川に許したソロのみ。「全体的にいい投球ができた。試合を壊すことなく投げられた」と淡々と振り返った。開幕から不本意な投球が続いていたが「とにかく一生懸命やった」と徐々に状態を上げて4連勝し、6勝目で白星先行。上位を争うオリックスとのカード初戦でエースが役目を果たし、チームは2位に浮上した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
46 | 31 | 2 | 0.597 (↑0.005) | - (-) |
64 | 282 (+5) | 211 (+4) | 73 (-) | 39 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.320 (↓0.01) |
2 (1↑) |
ソフトバンク |
44 | 31 | 3 | 0.587 (↑0.006) | 1 (-) |
65 | 286 (+9) | 218 (+1) | 48 (+1) | 57 (+3) |
0.246 (-) | 2.480 (↑0.02) |
3 (1↓) |
ORIX |
42 | 31 | 3 | 0.575 (↓0.008) | 2 (↓1) |
67 | 281 (+1) | 274 (+9) | 53 (+1) | 34 (-) |
0.261 (-) | 3.350 (↓0.08) |
4 (-) |
西武 |
39 | 38 | 0 | 0.506 (↓0.007) | 7 (↓1) |
66 | 201 (+2) | 206 (+7) | 32 (+1) | 50 (+1) |
0.233 (↓0.001) | 2.520 (↓0.06) |
5 (-) |
楽天 |
35 | 40 | 2 | 0.467 (↑0.008) | 10 (-) |
66 | 218 (+7) | 264 (+2) | 30 (+3) | 72 (+1) |
0.243 (↑0.001) | 3.210 (↑0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
30 | 45 | 0 | 0.400 (↓0.005) | 15 (↓1) |
68 | 218 (+4) | 276 (+5) | 42 (+1) | 30 (-) |
0.227 (-) | 3.480 (↓0.01) |
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