1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 6 | 11 | 0 | 0 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 |
勝利投手:才木 浩人(7勝4敗0S) 敗戦投手:床田 寛樹(7勝6敗0S) |

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◆阪神が連勝を9に伸ばした。阪神は初回、佐藤輝の適時打で2点を先制する。そのまま迎えた4回表に前川の適時二塁打で1点を加えると、5回には大山の適時二塁打で2点を追加した。投げては、先発・才木が5回1失点で今季7勝目。敗れた広島は、打線が序盤の好機を生かせなかった。
◆セ・リーグの1位、2位対決は「ニンジャ」対決でもある。阪神中野拓夢内野手(29)の守備範囲が注目されている。二塁コンバート3年目の今季は、外野に抜けそうな打球を止めるシーンが目立つ。守備力を示す指標は高く、その一方で失策はわずか1。スピードと堅実さを兼ね備えた動きが際立つ。優勝した23年以来2度目のゴールデングラブ(GG)賞の期待が高まっている。23年も遊撃からコンバート1年目で好守備を連発。陰のMVPと評された。6日のDeNA戦(横浜スタジアム)では宮崎の一、二塁間への打球を右翼の手前まで走って止めて、アウトにしたシーンが話題になった。その姿は広島菊池涼介(35)に重なる。中野がタイトル奪取する前年まで二塁で10年連続GG賞に輝いた名手の中の名手だ。中野は脚力で広い範囲をカバーできるため、菊池のように位置取りもかなり深くなってきた。中野は「守りから(試合を作る)という意識をしっかりと持って、投手を助けられるような守備をしたい」と語っている。
◆阪神は今季最長の9連勝を狙う。9連勝となれば、23年9月1~14日に11連勝して以来。怒濤(どとう)の勢いで、球団史上最速優勝となる18年ぶりリーグ制覇を決めた日だ。熊谷敬宥内野手(29)が、5日DeNA戦(横浜)以来2試合ぶりに「7番遊撃」でスタメン。同戦ではプロ初の1試合3打点でチームの全得点を挙げ、先発起用に応えていた。阪神はきょう勝てば、セ・リーグ通算5000勝となる。
◆阪神は1死一塁からヒットなしで1死二、三塁の好機を得る珍しいシーンが生まれた。3番森下翔太外野手(24)が先発床田に対し、フルカウントまで粘り、7球目はワンバウンドのチェンジアップに捕手坂倉がカバーできず暴投に。スタートを切っていた一走近本光司外野手(30)が三塁を陥れると、その方向に気を取られていたた捕手の動きを見て、森下も一気に二塁を陥れた。直後に佐藤輝明内野手(26)が投手強襲の中前適時打を放ち、阪神があっさりと2点を先制。佐藤輝は2打点を加算し、リーグトップの森下の56打点に並んだ。
◆阪神才木浩人投手(26)が1イニング3四球での失点を喫した。3点リードの4回。先頭坂倉への四球、菊池の左前打、代打田中の四球で2死満塁のピンチ。迎えた1番中村奨に、7球粘られながらの押し出し四球で失点した。3回にも四球を許しており、この試合4つめの四球となった。1試合で4四死球以上は5月27日DeNA戦(倉敷)以来、今季3度目。序盤から球数を要する場面が多く見られ、4回終了時点で球数は102球に到達した。
◆阪神大山悠輔内野手(30)が2点リードの5回1死二、三塁で、広島2番手岡本から左翼線への2点適時二塁打を放った。7日DeNA戦(横浜)でも左中適時二塁打を放っていて、2試合連続で打点もマーク。4日DeNA戦(同)では休養も兼ね、開幕から77試合目にして初めてベンチスタートしたが、代打でヒットを放ちチャンスメークもした。連続試合安打は9試合に。7月は全試合安打で月間打率も5割超と好調をキープしている。
◆阪神才木浩人投手(26)が5回時点で114球に達し、6安打1失点で降板した。5回降板は今季3度目となった。毎イニング得点圏に走者を背負う投球となったこの日。4回には2死満塁から1番中村奨に押し出し四球を与えるも、続く2番野間を遊ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。今季7勝目の権利を持ったまま、6回の攻撃で代打が投入。リリーフ陣にマウンドを託した。
◆先発床田寛樹が今季最短4回3失点で降板した広島が、首位阪神に敗れ、ゲーム差が7・5に広がった。床田は1回1死一塁から森下に四球となる7球目が暴投となり、1死二、三塁とピンチを広げた。続く佐藤輝の打球は投手と前進守備の二塁手の間を抜けた。立ち上がりに2点を失った左腕は、4回にも1死一塁から前川に適時二塁打を浴びて失点。その裏に代打を送られ、降板となった。劣勢の展開となった4回1死一、二塁から代打攻勢に出るなど、早めの勝負手を打つも、押し出し四球による1得点止まり。走者を出しても打線はつながらず、中継ぎ陣が失点を重ねて点差を広げられた。阪神戦は6連敗となった。
◆止まらん! 阪神が今季最長の9連勝で、2位広島とのゲーム差を今季最大7・5に広げ、貯金を16に増やした。9連勝を挙げるのは、球団史上最速優勝となる18年ぶりリーグ制覇へつながった23年9月1~14日に11連勝して以来。セ・リーグ通算5000勝も達成した。これで、6月28日ヤクルト戦(神宮)から9戦連続で、投手陣は9試合連続2失点以下に抑える快投。球団62年ぶりの快挙となった。初回先頭の近本が右前打で出塁すると、1死一塁から森下が四球を選び、相手の暴投もあり1死二、三塁と一気にチャンスを拡大。ここで打席に立った4番佐藤輝明内野手(26)が、中前適時打を放ち2点を先制した。これで56打点でトップの森下に並び、21本塁打と合わせて2冠に返り咲いた。その後も打線は止まらなかった。4回1死から大山悠輔内野手(30)が四球で出塁すると、前川右京外野手(22)が中越え適時二塁打を放ち1点を追加。3-1で迎えた5回は1死二、三塁の好機で、大山が左翼へ適時二塁打を放ち、2点を追加し突き放し、7回1死三塁で大山が中前適時打を放ちさらに1点を追加した。先発の才木浩人投手(29)は、5回114球を要すも、4四球を出しながら6安打1失点の粘投で7勝目を手にした。
◆首位阪神が2位広島との直接対決第1ラウンドで快勝し、優勝した23年9月以来の9連勝でゲーム差を今季最大の7・5に広げた。4番佐藤輝明内野手(26)が初回に先制決勝の2点タイムリー。トップ森下の56打点に並び、21本塁打と合わせて2冠に返り咲いた。4番が勢いづけた打線は11安打6得点で広島投手陣を圧倒。23年に2リーグ分立後の球団8000号を放った背番号8が、今度は6球団目の5000勝を導いた。猛虎史に刻む節目の勝利を導いたのは、4番の一振りだった。初回1死二、三塁。佐藤輝はバットを折りながらも、しぶとく先発床田の足元にはじき返した。前進守備の狭い広島二遊間を破る先制の2点中前打。開始10分足らずで、阪神ペースに持ち込んだ。「チャンスで回してくれたので。何とか1本出そうと思っていきました」外角低めに逃げる139キロカットボール。フルカウントから捉えた一打だった。昨季は3割6分4厘と好相性だった床田。一方、今季は9打数1安打で1割1分1厘と抑え込まれていた。好左腕からいきなりの2打点。今季56打点目で、森下と並んで再び両リーグトップに躍り出た。21本塁打と合わせて打撃2冠の奪還だ。「(森下と)いい争いができているので。最後までこういう感じでいけたら」と充実の汗をぬぐった。この1勝で、阪神は2リーグ分立後6球団目の5000勝に到達。23年5月19日の広島戦でも2リーグ分立後の球団8000号を決めた男が、またも節目を彩った。ヒーローインタビューでは「最高です!」と会心の笑顔。今年4月5日の巨人戦でも1リーグ時代を含めた球団8500号を放つなど、球団史にその名を残し続ける巡り合わせにも、持ってる男、スター性を感じずにはいられない。フルスイングではなく、丁寧にセンター方向へミートした。豪快な打撃が魅力だが、得点圏に走者を置いた場面や2ストライク後には意識を切り替える。「長打はチャンスがあったらという感じですね」。ここぞの柔軟さを持ち合わせているから打点も積み上がる。7回には右中間へ三塁打を放ち、2試合連続マルチ安打。7月は7試合で月間3割4分6厘、1本塁打6打点と大暴れを続けている。2位広島との直接対決第1ラウンドで完勝し、日本一に登り詰めた23年9月以来2年ぶりの9連勝で貯金は今季最多の16。今季最大の7・5ゲーム差をつけた。それでも、慢心はない。球団通算5000勝について藤川監督は「それはもう、先人のみなさんがやってきたこと。自分たちは今日の試合に勝って、また明日に向かう。それ以上でもそれ以下でもない」と次戦だけを見据えた。連勝街道を走る虎に、死角が見当たらない。【波部俊之介】阪神が6月28日ヤクルト戦から9連勝。9連勝以上は2年ぶりだが、この9試合はすべて2失点以下。阪神の9試合連続2失点以下は63年9月29日~10月8日以来、62年ぶり。また、藤川監督は今年が1年目で、阪神の新人監督が9連勝以上は82年6月18日~7月2日に11連勝した安藤監督以来、43年ぶり。阪神が2リーグ制後の通算5000勝を達成。初勝利は50年3月11日大洋戦で、通算成績は5000勝4859敗319分け。2リーグ制後に5000勝到達はセの巨人、中日、パのソフトバンク、西武、オリックスに次いで6球団目。1リーグ時代からの通算成績は5730勝5331敗352分け。
◆阪神前川右京外野手(22)が、再昇格後初タイムリーで広島を突き放した。2点リードで迎えた4回に、1死から大山が四球で出塁。広島床田と相対した前川は、力強くバットを振り抜き、左中間深くへ3点目の適時二塁打を放った。「積極的にスイングしていく意識で打席に立ちました。しっかり自分のスイングができました」。5月16日の広島戦(甲子園)以来、約2カ月ぶりの適時打。「久しぶりの打点だったので大山さんに感謝したいです」。一塁から激走した先輩に最敬礼した。開幕左翼スタメンを勝ち取り、4月まで打率3割台をキープしたが、5月は打率0割9分3厘と苦しみ、同22日に出場選手登録を抹消。暑い2軍本拠地のSGLで汗を流しながら、打率3割9分と結果を残し、6月17日に再昇格を勝ち取った。「最短で(バットを)出すこと」を意識し修正。「いいアプローチができた打席も2、3打席あった。そういう打席は自信にしていきたい」と手応えをつかんだ。再昇格当初は森下が左翼を守っていたこともあり、すぐに先発機会は巡ってこなかったが、代打など与えられた打席で必死に食らいつき、その時が来るのを待った。「あの打席はよかったと思います。ああいうのを増やしていかないといけない。明日からもしっかり頑張りたい」。また1つ自信をつかんで、次の打席につなげる。【磯綾乃】
◆阪神の5番大山悠輔内野手(30)が3打点で快勝に貢献した。2-0の4回には前川の左中間へのヒットで一塁から一気に生還。5回は4点差に広げる2点適時二塁打、7回に6点目となる中前適時打でダメを押した。「取られた後の追加点を(5回に)取れたことはよかった。流れが大事だと思うので。チームとして戦っているので、勝ってよかったです」と充実の汗をぬぐった。
◆阪神梅野隆太郎が我慢のリードで1失点に収めた。才木が初回から制球に苦しみピンチの連続。4回の押し出し四球のあとも追加点はやらず救援陣も無失点でつないだ。「本来の投球はもちろんできていないけどよく粘った。勝ったからこそいい反省ができる。コミュニケーションをとって修正していきたい」と語った。
◆阪神ドラフト3位新人右腕の木下里都投手が連続無失点を4試合に伸ばした。8回に4番手で登板し、1死から7番モンテロに中前打されたが続く田中を二ゴロ。2死一塁となり、代打羽月は三ゴロに仕留めた。今季5試合目の登板で、防御率は1・80まで良化。それでも「今日は変化球もコースにまとめ切れなかったし、一番いけない投球でした。その中でゼロはよかったけど、次までに修正しないといけない」と引き締めた。
◆阪神3番手桐敷拓馬投手も6戦連続無失点でつないだ。5点リードの7回に登板すると、先頭の2番野間を外低め直球で見逃し三振。2死からファビアンに左前打を許したが、最後は坂倉を147キロ直球で見逃し三振に仕留めた。「ゼロでみんなでいけたのはよかった。3人でいけたらもっとよかったけど、本当に上位打線をゼロでいけたのはよかった」。充実の広島ナイトになった。
◆阪神1番近本光司外野手(30)が4出塁で大勝に一役買った。初回先頭で床田からしぶとく右前に運び、佐藤輝の先制2点打につなげた。2四球と左翼線二塁打もマークするなど、敵地でハッスルハッスル。それでも試合後は「先制できたのでよかったです。勝ててよかったですね」と変わらず冷静だった。
◆先発マウンドに立つ才木浩人投手(26)が、広島打線の攻撃をギリギリで止め続けた。5回まで毎回ヒットを許し、再三得点圏も走者を背負った。それでも3回1死満塁で小園に与えた押し出し四球の1点だけ。6安打4四球と苦しいマウンドになったが、ピンチで踏ん張り続け、相手打線に決定打を許さなかった。才木 ボール先行で、カウントが悪く追い込んでからも決めきれない、すっきりとしない投球になってしまいました。ちょっと自分らしくないピッチングが続いているのは正直なところなんで...。野手のみんなが先制点、追加点と得点を取ってくれていたのにリズムよく投げられなかった。反省ばかりが口を突いたが、この日は試合開始時点から気温が30度を下回らない敵地マツダスタジアムでの熱帯夜のナイター。背番号35のユニホームはたっぷり汗を吸い込み、色が変わっていた。5回114球の間に、3度もユニホームを着替えて酷暑を乗り切った。1日巨人戦で挙げた6勝目に続き、2試合連続で5回で降板。週頭を任された新火曜日の男として、到底満足できるものではない。だが要所で崩れず、しっかりゲームメークしたからこそ、チームに破竹の9連勝を呼び込んだ。この快進撃の間は特に投手陣の粘りの投球が光り、これで9戦連続2失点以下。球団では藤本定義監督時代の1963年(昭38)以来、実に62年ぶりの快挙となった。才木 やっぱり真っすぐ勝負できてない。自分で逃げている感じのピッチングもちょいちょいある。メンタル的なところもあるし、やっぱりゾーンにしっかり勝負できてないから、球数も増えていると思う。自分らしくどんどん攻めるピッチング、もう1度しっかりできたらいいのかな。たくさんの汗をしたたらせた中で、課題も明確になった。次回こそはの思いはより強くなった。しっかりリセットして、圧巻投球を取り戻す。【伊東大介】阪神が6月28日ヤクルト戦から9連勝。9連勝以上は2年ぶりだが、この9試合はすべて2失点以下。阪神の9試合連続2失点以下は63年9月29日~10月8日以来、62年ぶり。また、藤川監督は今年が1年目で、阪神の新人監督が9連勝以上は82年6月18日~7月2日に11連勝した安藤監督以来、43年ぶり。
◆止まらん! 阪神が今季最長の9連勝で、2位広島とのゲーム差を今季最大7・5に広げ、貯金を16に増やした。9連勝を挙げるのは、球団史上最速優勝となる18年ぶりリーグ制覇へつながった23年9月1~14日に11連勝して以来。セ・リーグ通算5000勝も達成した。これで、6月28日ヤクルト戦(神宮)から9戦連続で、投手陣は9試合連続2失点以下に抑える快投。球団62年ぶりの快挙となった。初回1死二、三塁で、4番佐藤輝明内野手(26)が、中前適時打を放ち2点を先制。その後も4、5、7回と得点を追加し、広島を突き放した。
◆広島が首位阪神3連戦の初戦を落とし、阪神戦6連敗。ゲーム差は7・5に広がった。1回1死一塁から森下に四球となる7球目が暴投となり、1死二、三塁とピンチが広がった。続く佐藤輝の当たりは力弱い打球ながら投手と前進守備の二塁手の間を抜ける先制2点打。4回にも1点を失い、その裏の好機で代打が送られた。床田は今季最短4回3失点で降板。4回1死一、二塁から代打攻勢も、押し出し四球による1得点止まりだった。
◆阪神森下翔太外野手のレアケースでの好走塁が光った。初回1死一塁で四球。ラストボールを捕手が後逸(暴投)した瞬間に全力で走り出し、三塁に進んだ中野とともに二塁に進塁。佐藤輝の2点打を導く判断だった。「走塁と守備は100%を目指している。隙があれば突いていきたい」と事もなげに振り返った。
◆猛虎が強すぎる! 首位の阪神が、2位の広島に快勝し、9連勝でゲーム差を7・5ゲームに広げた。初回に佐藤輝明内野手(26)が先制の2点適時打。中押し、ダメ押しと得点を重ね、投手陣は広島打線を1失点に抑えた。9連勝の中身も濃く、優勝争いのライバルとなる上位球団の巨人から3連勝、DeNAから3連勝をマークし、この日は2位の広島との大事なカード初戦で先勝した。交流戦終了時点では、2位DeNA、広島と3・5ゲーム差だったが、2位広島との差は7・5ゲーム。4位だった巨人とは4・5差だったが、8ゲームに広がり、3・5差だったDeNAとは8・5ゲーム差をつける。昨季は、シーズン前半戦終了時点で、首位巨人から、4位の阪神までが3・5ゲーム差だったが、阪神が驚異の防御率1点台の投手陣、打率リーグトップの打者陣も好調で頭一つ抜ける。その一方で、パ・リーグは首位日本ハムが、2位のソフトバンクと1ゲーム、3位オリックスと2ゲーム差で、大混戦の様相を呈する。
◆2023年9月以来となる9連勝を目指す阪神は、才木浩人投手(26)が今季初めての広島戦に先発する。通算10試合の登板で6勝1敗と相性の良さを誇る広島打線から、7勝目を目指す。打線は5日のDeNA戦でプロ初の1試合3打点を記録した熊谷敬宥内野手(29)が「7番・遊撃」で先発。6・5ゲーム差をつける2位・広島から勝利を収めれば、今季最大の7・5ゲーム差となる。
◆阪神が佐藤輝明内野手(26)の2点適時打で先制に成功した。一回、先頭の近本が右前打で出塁すると、1死後に森下が四球を選んで出塁。さらに、捕手が後ろに逸らしている間に一走・中野が三塁、打者・森下は一気に二塁を陥れた。1死二、三塁の好機で打席に立ったのは4番・佐藤輝。フルカウントからの外角変化球でバットを折られるも、中前にはじき返して2人の走者を本塁に迎え入れた。これで今季56打点目。リーグトップの森下に並んだ。頼もしい4番は「打ったのはカットボール。どんな形でもまずは先制点をと思っていました。いいところに飛んでくれて、ランナーを還すことができてよかったです。この後も(才木)浩人を援護できるように頑張ります」とコメントした。
◆阪神が前川右京外野手(22)の適時打で1点を追加した。「打ったのはツーシーム。積極的にスイングしていく意識で打席に立ちました。しっかり自分のスイングできましたし、大山さんも一塁からよく走ってくれたおかげでタイムリーになってくれてよかったです」2-0で迎えた四回、1死から大山が出塁すると、続く前川が先発・床田のカットボールを捉えて左中間を破る適時二塁打。前川は5月16日の広島戦(甲子園)以来の打点をマークした。なおも1死満塁の好機を作ったが、才木が投ゴロ、近本が遊ゴロに倒れた。
◆先発した阪神・才木浩人投手(26)が押し出しで1点を失った。3-0の四回、先頭の坂倉に四球で出塁を許すと、続く菊池に左前打を許してピンチを背負った。モンテロを空振り三振に斬るも、代打・田中に四球を与えて満塁。2死から1番・中村奨への押し出し四球で1点を失った。それでも続く野間を遊ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。才木は四回までに102球を投じて5安打4四球。毎回得点圏に走者を背負うも、粘りの投球で持ちこたえている。
◆阪神が広島の2番手・D3位岡本(甲南大)の代わり端を攻めて2点を追加した。直前の守備で1点を失い、3-1で迎えた五回。先発・床田に代わり、この回から2番手で岡本が登板。先頭の中野が四球で出塁すると、続く森下が左前打で続いて無死一、二塁。4番・佐藤輝はフェンスぎりぎりの左飛に倒れたが、二走・中野の好走塁で三塁を陥れた。一走・森下が盗塁を決め、1死二、三塁で5番・大山悠輔内野手(30)が左翼線への2点適時二塁打。阪神が五回までに5点を奪い、試合を有利に進めている。
◆先発した阪神・才木浩人投手(26)は5回6安打1失点。毎回得点圏に走者を背負うも粘りの投球を見せ、7勝目の権利を持ってマウンドを降りた。苦しみながらも試合は作った。一回以外は毎回先頭の出塁を許し、一、三回は1死一、二塁、二回は2死三塁など、五回まで毎回得点圏に走者を背負った。それでも許したのは四回に押し出しで与えた1点のみ。味方の好守にも支えられ、五回までに114球を投げ抜いた。「ボール先行でカウントが悪く追い込んでからも決めきれないすっきりとしない投球になってしまいました。野手のみんなが先制点、追加点と得点を取ってくれていたのにリズムよく投げられなかったですし、球数も増えてしまい5回で交代となり申し訳ないです。悪い状態の中でも粘っていけた部分もあったのはよかったと思います。次回はしっかりと自分のパフォーマンスが出せるように頑張ります」才木は前回登板の1日・巨人戦(甲子園)に続き、五回での降板となった。
◆阪神が大山悠輔内野手(30)の適時打で6-1とし、さらにリードを広げた。七回、1死から佐藤輝が3番手・高橋の直球をとらえ、右中間へ今季4本目となる三塁打でチャンスを作る。そして打席には五回に2点二塁打を放っている大山。カウント2-1と追い込まれながら内角の変化球を投手の足元にはじき返し、ゴロで前進守備の二遊間を抜く中前適時打で1点を加えた。大山は今月7試合で4度目の複数安打。通算1000安打も目前に迫る主砲が、効果的な追加点を生み出した。
◆これが首位を独走するチームの強さだ。阪神が広島に6-1で快勝し破竹の9連勝。2位とのゲーム差を7・5に広げた。一回に佐藤輝明内野手(26)の適時打で幸先よく2点を奪うと、四回には前川右京外野手(22)が約2カ月ぶりとなる適時打で1点を追加。3-1で迎えた五回には大山悠輔内野手(30)の適時二塁打で2点を奪った。先発した才木浩人投手(26)は毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球。それでも味方の好守にも支えられて5回1失点と粘り今季7勝目をつかんだ。六回からはネルソン-桐敷-木下-湯浅による無失点リレー。1963年以来、62年ぶりとなる9試合連続2失点以内を記録した。
◆一回、適時打を放つ阪神・佐藤輝明=マツダスタジアム(撮影・渋井君夫)
◆阪神が2023年9月1日ー14日の11連勝以来の9連勝で、2リーグ分立後、6球団目の5000勝(4859敗319分)に到達した。一回1死二、三塁で佐藤輝明内野手(26)が2点中前打。四回1死一塁では前川右京外野手(22)の左中間二塁打で加点した。前川の打点は5月16日広島戦(甲子園)以来。2点リードの五回1死一、三塁で大山悠輔内野手(30)の8戦連続安打となる2点二塁打で突き放し、七回の適時打でダメを押した。四回に押し出し四球を与えた才木浩人投手(26)は2戦連続5回降板で7勝目(4敗)。チームは1963年9月29日ー10月8日以来の9戦連続2失点以下。2位広島との7・5差は最大。
◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(78)は、7勝目をあげるも5回114球を投げた阪神・才木浩人投手(26)について言及した。汗びっしょりでベンチに戻った才木は、バテたなぁという顔だった。一番の反省点は何か? 才木自身が一番分かっていると思う。力投型で、チームメートの村上のような抜群の制球力はないから、球数が増えるのは仕方がないのだが、五回までで114球は多すぎる。押し出しで1点を失った四回の投球を見ていたら、いつ交代でも不思議ではなかった。いいタイミングで援護点が入ったから、何とか五回までは投げられた印象だ。ただ、ヒントもあった。五回は比較的リラックスして投げられていた。才木がよく口にしていた「脱力」が実践できていたのだろう。力強い投球が持ち味だが、リラックスして投げることで、球数は減らすことができるはず。才木と村上は、5回を投げて満足してもらっては困る。7回は投げてもらわないと。今は救援陣が充実しているが、石井1人が離脱した瞬間に、救援陣全体のリズムが狂ったことがあった。長いシーズン、何が起きるか分からない。だからこそ、エースは長いイニングを投げて、救援陣を休ませること。それが使命だ。
◆これまで7勝を挙げた広島の勝ち頭・床田寛樹投手が今季最短の4回3失点で6敗目を喫した。一回1死一塁で森下に四球を与えた変化球が暴投となり、捕手の坂倉も追い付くのに時間がかかり、一気に二、三塁と傷口を広げて佐藤輝に2点打を浴びた。前回登板同様、一回から劣勢を招き「厳しい状況にして申し訳ない」と責任を負った。四回も大山への四球が失点に絡んだ。「警戒していこうという話だったので、四球自体は仕方ない。その後、しっかり抑えられたら良かった」と反省した。
◆阪神のD3位・木下里都投手(24)=KMGホールディングス=は八回に4番手として登板。3日の巨人戦(甲子園)から中4日での出番で、役目を果たした。1死からモンテロに中前打を浴びたが、田中、羽月を内野ゴロに仕留めて4試合連続無失点。「ゼロを重ねられているのは自分の中でもいいことですし、いいアピールになっているんじゃないかなと思う。しっかり続けていけるようにやっていきたい」とうなずいた。
◆もうどうにも止まらない~♪ 阪神は2位・広島に6-1で勝ち、リーグ優勝と日本一に輝いた2023年以来の9連勝。セ・リーグ通算5000勝を達成した。一回に4番・佐藤輝明内野手(26)が先制2点打。56打点で森下と並び、21本塁打とともにリーグ2冠となり、三冠王へ一歩近づいた。チームは今季最多の貯金16で2位とは最大の7・5ゲーム差。真夏の虎カーニバルや!白球は床田の足もとを抜け、前進守備を敷いていた二遊間を縫うように転がっていった。気温35度のマツダスタジアム。虎党の熱気が充満していた。メモリアルな一戦でヒーローとなったのは、やはり、佐藤輝だった。「最高です! (先制打は)チャンスで回してくれたので何とか一本出そうと思っていました」猛虎打線を象徴する、隙のない先制劇だった。一回1死一塁で森下がフルカウントまで粘り、7球目がバウンドするボールに。これが暴投となり、一塁走者の中野は一気に三進し、四球の森下も抜け目なく二塁を陥れた。1死二、三塁で、佐藤輝は139キロカットボールに食らいつく。「どんな形でも、まずは先制点をと思っていた」。バットを折られながらも先制の2点打とした。
◆快音を残し、二塁からベンチに振り返ると、先輩たちが総立ちで手を広げる。みんなが〝カモメの舞い〟を待っていた。約2カ月ぶりの適時打。阪神・前川右京外野手(22)は笑顔で両手を広げ、おなじみとなったカモメポーズを披露した。「積極的にスイングしていく意識で打席に立ちました。しっかり自分のスイングができましたし、大山さんも一塁からよく走ってくれたおかげでタイムリーになってくれてよかった」左腕・床田相手にも4戦連続となるスタメンで出場すると、2―0の四回。1死から四球で出塁した大山を一塁に置いて、ツーシームをはじき返した。中堅左への強い打球はフェンスに到達する二塁打に。大山が一塁から生還して5月16日の広島戦(甲子園)以来の打点を挙げ、「久しぶりの長打になってよかった。(大山さんに)感謝したい」と息をついた。もどかしさも感じながら戦っていた中で、吹っ切れるきっかけにもなる一打だった。昨季は1軍で1年間完走して手応えもつかんだが、今季は打率・229。思うようにいかないプロの厳しさを痛感するシーズンになっている。「うまいこといかないなあ、と思いますね。いろいろありますけど、今年に関しては、ほんまに、うまいこといかないと感じています」大学に進んだ同級生がドラフトイヤーとなる4年目の今季。「この先の野球人生のことを考えたら、大事なシーズンになる。今年、一気に行かないといけない」と並々ならぬ思いを抱えてスタートを切っていた。オープン戦では好調だったが開幕から苦戦を強いられ、5月22日に2軍降格。6月17日に再び戻ってきたが、簡単には打たせてもらえなかった。それでも1本ずつ、Hランプを灯してきた。苦悩の日々も必ず成長の糧になる。「けががなくて離脱をしていないので、やりながら悩めているのはいいことなのかな」。また一つ、乗り越えなければならない壁がやってきている。この試練を乗り越えた先に、不動のレギュラーとしての景色も待っているはずだ。「意外とシャープに打てたので、あの打席はよかった。こういう一打を増やしていかないといけない。頑張ります」広島の空に飛ばしたカモメに乗って、前川も上へ上へと羽ばたいていく。(中屋友那)
◆阪神・大山悠輔内野手(30)が猛虎の反発力を見せた。3-1で迎えた五回1死二、三塁で左翼線へ2点打。「取られた後に追加点を取れたことは良かったと思いますし、流れが大事。そういう意味では良かった」とうなずいた。七回にも適時打を放ち、2安打3打点。8試合連続安打で、7月打率・520と好調な男は「明日、また勝てるように頑張ります」と話した。
◆阪神・近本光司外野手(30)が2安打4出塁と打線をけん引した。一回の先頭で右前打を放ち、佐藤輝の適時打で先制のホームを踏むと、六回には2死から左翼線へ二塁打を放った。4試合連続安打でリーグ最多の中日・岡林(96安打)に次ぐ95安打目。「勝ててよかったです」と納得の表情だった。
◆阪神のニック・ネルソン投手(29)が〝魔球〟を解禁した。5-1の六回に2番手で登板し、1回1四球無失点。田中に対しての初球に1軍では初めてナックルを投じ、投ゴロに打ち取った。「初球でアウトに取ることができたので、すごくプラス。これからも一つの武器として使っていければ」と手応えを口にした。
◆阪神・森下翔太外野手(24)の好走塁が先制の2得点を呼び込んだ。一回1死一塁で打席に立ち、フルカウントから床田の低めチェンジアップを見極めた。四球を奪うと捕手が後逸している間に一気に二塁へ。続く佐藤輝の適時打で2点目のホームを踏んだ。「(足が)速い、遅い関係なく走塁はできるので、積極的にやっていきたい」。3試合連続となるマルチ安打も記録。バットでも足でも勝利に貢献した。
◆6-1の七回に登板した阪神・桐敷拓馬投手(26)は1回を1安打無失点で、6試合連続無失点。「(投げた)感覚もよかったし、上位打線をゼロで抑えられてよかった」と笑みを浮かべた。石井が復帰し、虎の救援陣は盤石だ。投手陣は9試合連続で2失点以下と快投が続く。「自分も任された場面で、しっかりと投げれるように頑張りたい」と力強かった。
◆ヨレヨレの勝利だった。阪神・才木浩人投手(26)は5回114球を投げて、4安打1失点で降板。制球、切れとも精彩を欠いていた。今季7勝目をゲットしたが試合後、笑顔はなかった。「打線が打ってくれてリリーフが投げてくれて、(自分に)勝ちをつけてもらった」一回は1死一、二塁をしのいだが、すでに28球を投げていた。二回、三回とも先頭打者に安打を許す。「真っすぐで勝負できず、逃げているなと」。四回に2四球と安打で満塁とされ、中村奨に押し出しの四球。五回も無死二塁を無失点で切り抜けたが、直後の攻撃で代打を告げられた。前回1日の巨人戦(甲子園)も無得点に抑えて勝利投手になったが、5回で降板。「2週連続、同じような内容。しっかり反省して修正、見直していきたい」と頭を下げた。この日は「暑かった」と試合中、ユニホームを何度も着替えたが、言い訳にするつもりはない。六回以降、救援陣が失点を許さず、チームとして1963年以来、62年ぶりの9試合連続2失点以下の偉業を達成した。才木は「リリーフ陣も先発も頑張っている。その成果だと思う」とうなずいた。次回登板で、勝ち星をプレゼントしてくれた救援陣や打撃陣に借りを返す。(三木建次)阪神の9試合連続2失点以下は1963年9月29日-10月8日以来
◆9連勝! 9連勝! 一回、試合開始から10分少々で4番・佐藤輝が先制の2点タイムリー! う~ん、本日もわが阪神の勝利決定!! 先発の才木がよっぽどのことがない限り6回以上(実際は5回でしたが)を放って、桐敷、石井、及川、ネルソン、湯浅あたりの中継ぎ陣がつないだら、ほぼ勝ちじゃ~ん! 打点トップの森下に並んだサトテルちゃん、ええわ。もう、リーグ優勝は決まったも同然なので...。この先は個人タイトルやー!! 巨人・山崎が快投を続けて勝ち星と防御率で1位だけど、そろそろひっくり返してやらないと。大巨人の名を背負っているプレッシャーで乱れるのが心配なので、早めに才木や村上が防御率や勝ち星を7月中の登板でグーンと引き離して、諦めさせてあげてくださいな。それにしても...。才木のときには梅野がマスクをかぶるけど、球数が多すぎるやんかー!! 5回で114球って、7回制の少年野球でも100球未満の完封「マダックス」はできまへんわー!!勝ったから慎重な梅野のリードも大切だと思うけど、才木の先発マウンドで他のキャッチャーなら? それも見たいなあ。
◆今からちょうど22年前のお話です。2003年7月8日、阪神に優勝マジック49が点灯した。監督は闘将・星野仙一。ダメ虎を蘇らせてくれた、タテジマ史上最大の恩人の一人。就任2年目のこの年は、金本知憲らの大補強の効果もあって、開幕から快進撃。ライバルのエースを次々と粉砕して、まだ7月に入って間もない、この時期にマジックがともったのだ。セ・リーグ史上最速だった(22年にヤクルトが7月2日に53を点灯させて更新)。当時をトラ番の現場記者として経験しているのが、若き日の現メディア局次長兼コンテンツ編集部長・堀啓介。「とにかく開幕から毎日毎日、バタバタしていた記憶ですねぇ。『きょう勝てばマジック点灯』の日も、よく覚えていますよ。倉敷マスカットスタジアムの広島戦。1番・今岡(誠)さんが初回先頭打者初球ホームランを打つんです。プレーボールとほぼ同時に『いよいよきょう点灯するんだなぁ』と思いましたね」二回に井川慶、今岡がタイムリー。さらには助っ人アリアスが2打席連続ホームラン。投げてはエース井川慶が12安打を浴びながら完投。8-4で勝って、夢の「マジック」というものがタイガースの目の前に現れた。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
47 | 31 | 2 | 0.603 (↑0.006) | - (-) |
63 | 274 (+6) | 171 (+1) | 45 (-) | 69 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 1.920 (↑0.01) |
2 (-) |
広島 |
37 | 36 | 4 | 0.507 (↓0.007) | 7.5 (↓1) |
66 | 238 (+1) | 231 (+6) | 37 (-) | 34 (+1) |
0.243 (-) | 2.710 (↓0.04) |
3 (-) |
巨人 |
39 | 39 | 3 | 0.500 (↑0.006) | 8 (-) |
62 | 225 (+5) | 233 (+4) | 47 (+1) | 34 (-) |
0.242 (↑0.001) | 2.590 (↓0.02) |
4 (-) |
DeNA |
37 | 38 | 3 | 0.493 (↑0.007) | 8.5 (-) |
65 | 243 (+4) | 224 (-) | 42 (-) | 40 (+1) |
0.228 (↑0.001) | 2.700 (↑0.03) |
5 (-) |
中日 |
33 | 44 | 2 | 0.429 (↓0.005) | 13.5 (↓1) |
64 | 194 (+4) | 248 (+5) | 39 (+3) | 50 (-) |
0.222 (-) | 2.990 (↓0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
23 | 48 | 4 | 0.324 (↓0.005) | 20.5 (↓1) |
68 | 197 (-) | 301 (+4) | 34 (-) | 33 (+1) |
0.222 (↓0.002) | 3.550 (-) |
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