オリックス(☆4対1★)ロッテ =リーグ戦12回戦(2025.07.06)・京セラドーム大阪=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ロッテ
01000000011121
ORIX
00300010X4700
勝利投手:九里 亜蓮(7勝4敗0S)
(セーブ:マチャド(2勝3敗18S))
敗戦投手:小島 和哉(2勝6敗0S)

本塁打
【ロッテ】ソト(8号・2回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ ORIX戦チケット予約 ロッテ戦チケット予約
◆オリックスは1点を追う3回裏、宗の適時二塁打と頓宮の犠飛で3点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた7回には、杉本が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・九里が7回1失点の力投で今季7勝目。敗れたロッテは、打線が11安打1得点とつながりを欠いた。

◆ロッテのネフタリ・ソト内野手(36)が先制のソロ本塁打を放った。2回の先頭打者として打席に立ち、7球粘った後の8球目、オリックス九里のチェンジアップを左翼スタンド中段へ放り込んだ。「追い込まれていたので甘く入ってきた球にはしっかりコンタクトしようと思っていた結果、良いスイングができたよ」と振り返った。6月12日広島戦以来36打席ぶりの8号本塁打が貴重な先制弾となった。今季はここまで打率2割1分と苦しんでいるものの、前日も猛打賞を放っており、復調気配だ。

◆復帰登板となったロッテの先発小島和哉投手(28)は4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)で降板した。急性腰痛で離脱していたため6月14日ヤクルト戦以来の登板となった小島は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑えた。だが、1点リードの3回1死から連打と遊失で1死満塁のピンチを背負うと、宗に左中間への適時二塁打を浴び逆転を許した。なおも1死二、三塁から犠飛でさらに失点した。5回に1死から3者連続で四球を与え、91球で降板となった。小島は「3回も野手のミスを助けたかったんですけど助けられなかったですし、5回も最後までしっかり投げ切りたかったですけど投げ切れなかったのでそこが悔しいです」と振り返った。

◆オリックスは7カード連続の勝ち越しで混戦パ・リーグの上位争いに食らいついた。先発の九里亜蓮投手(33)が7回9安打1失点でロッテ戦初勝利を挙げた。これまで同戦は8試合で0勝4敗。0-0の2回、ロッテのソトに左翼へ先制ソロを運ばれた。3回も2死から2連打と四球で満塁も、最後は藤岡を中飛に仕留めた。4回まで毎回走者を得点圏に進めるも、粘りの投球で追加点を与えなかった。打線は一気に逆転した。1点を追う3回。1死から8番紅林弘太郎内野手(23)がこの日のチーム初安打となる中前打を放ち、続く中川圭太内野手(29)も右越えの二塁打。敵失も絡んで満塁とし、2番宗佑磨内野手(29)が左中間へ2点適時二塁打を決めた。なお1死二、三塁から頓宮裕真捕手(28)の中犠飛で3点目。7回には1死から頓宮が三塁線へ二塁打を放ち、続く4番杉本裕太郎外野手(34)の中前打で、二塁走者の代走・渡部遼人外野手(25)が快足を飛ばして生還。4点目を挙げ、突き放した。

◆ロッテはオリックスに敗戦し、自力優勝の可能性が消滅した。2回にソトのソロ本塁打で先制したが、3回の2死満塁、4回の1死一、三塁の好機で得点を奪えなかった。急性腰痛で離脱していたため6月14日ヤクルト戦以来の登板となった小島和哉は、初回から2イニング連続で3者凡退に抑えた。だが、1点リードの3回1死から連打と遊失で1死満塁のピンチを背負うと宗に左中間への適時二塁打を浴び逆転を許した。なおも1死二、三塁から犠飛でさらに失点した。5回に1死から3者連続で四球を与え、4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)、91球で降板となった。

◆ロッテは自力優勝の可能性が74試合目で消滅した。急性腰痛で離脱していたため6月14日ヤクルト戦以来の登板となった小島は、1点リードの3回1死から連打と内野のエラーで1死満塁のピンチを背負うと、宗に左中間へ逆転の適時二塁打を許した。5回には1死から3者連続で四球を与え、4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)、91球で降板。小島は「ヒットも結構、打たれましたし、エラーのところもいつも助けてもらってるので何とかできたらなと思ってたんですけど、そこで粘れなかった」と悔しさをにじませた。先発投手の不安定な状態が続いている。リーグ3位だった昨季は74試合終了時点でHQS(ハイクオリティースタート=7回以上、自責2以内)が23度。完投も小島2度、種市1度の計3度あり、左右の2枚看板が奮闘していた。一方、今季はここまでHQSは16度にとどまり、完投した投手は、いまだいない。自力V消滅に、吉井監督は「特に感想はないです」と言葉少な。小島の次回登板については「回復が明日になってみないと、また反動が出るかもしれないんで、そこをしっかり見て確認したい」と話した。【星夏穂】

◆ロッテはオリックスに敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。吉井理人監督(60)は「特に感想はないです」と話すにとどめた。2回にソトのソロ本塁打で先制したが、3回の2死満塁、4回の1死一、三塁の好機で得点を奪えなかった。吉井監督は「相手あるスポーツなので打っても点が入らないっていうことはある。若い選手が多くて、ピンチで相手のピッチャーの作戦にまんまとはまってしまったりとかしている。そのへんの戦い方はこれから。だんだんできてきているけど、まだまだ覚えなきゃいけない選手もいるということ」と今後に向けて語った。急性腰痛で離脱していたため6月14日ヤクルト戦以来の登板となった小島は1点リードの3回1死から連打と遊失で1死満塁のピンチを背負うと宗に左中間への適時二塁打を浴び逆転を許した。4回2/3を4安打5四球3失点(自責2)、91球で降板。指揮官は「今日は90球がめどで登板してもらう予定だった。彼が健康であるのが第一条件だったんで。まあ、良かったんじゃないですか」と振り返った。

◆両軍のオーダーが発表された。オリックスは前日のロッテ戦(ほっともっと神戸)に腰の張りによる欠場から7試合ぶりにスタメン出場した太田椋内野手(24)が「5番・二塁」で2戦連続でスタメン出場する。前日は4打数2安打と欠場前と変わらない打撃をみせ、クリーンアップとしての役割に期待がかかる。

◆オリックスは7カード連続の勝ち越しを決めた。42勝30敗3分けとし、貯金を今季最多タイの12とした。1点ビハインドの三回1死満塁から宗佑磨内野手(29)が左中間奥へ2点二塁打を放って逆転。頓宮裕真捕手(28)の犠飛で3ー1とリードした。七回には1死二塁から杉本裕太郎外野手(34)がセンターへ適時打を放って4ー1とした。先発の九里亜蓮投手(33)は二回にソトに先制ソロを許したが粘って7回1失点。チームトップタイの7勝目を挙げた。

◆オリックスが逆転勝ち。0―1の三回、宗の2点二塁打と頓宮の犠飛で3点を奪った。七回は杉本の適時打で加点した。九里は要所を締めて7回1失点で7勝目。ロッテは11安打を放ったが、ソトの本塁打による1点にとどまった。

◆ロッテがオリックスに敗れ、自力優勝の可能性が消滅した。ロッテは残り69試合に全勝で勝率・692(99勝44敗)。対象となる2位のオリックスはロッテとの残りの直接対決13試合に全敗しても、他の55試合に勝てば、勝率・693(97勝43敗3分け)と上回るため。

◆急性腰痛で約3週間ぶりの登板となったロッテの小島は、復帰登板を勝利で飾れなかった。「いい立ち上がりはできた」と話すように二回までは完璧だったが、三回に乱れた。1死から連打を許すと、失策も絡んで3失点。五回には3連続四球を与えて降板した。5月23日に2勝目を挙げた後は白星から遠ざかる。6敗目となり「いつも野手に助けてもらっているので、エラーのところも何とかできたらと思っていた。粘れなかったので悔しい」ともどかしそうな表情で語った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
45312 0.592
(↑0.005)
-
(-)
65277
(+8)
207
(+6)
73
(+2)
39
(-)
0.239
(↑0.001)
2.310
(↓0.02)
2
(-)
ORIX
42303 0.583
(↑0.006)
1
(-)
68280
(+4)
265
(+1)
52
(-)
34
(-)
0.261
(-)
3.270
(↑0.03)
3
(-)
ソフトバンク
43313 0.581
(↑0.006)
1
(-)
66277
(+3)
217
(+1)
47
(+1)
54
(+2)
0.246
(-)
2.500
(↑0.02)
4
(-)
西武
39370 0.513
(↓0.007)
6
(↓1)
67199
(+1)
199
(+3)
31
(+1)
49
(-)
0.234
(↓0.001)
2.460
(↓0.01)
5
(-)
楽天
34402 0.459
(↓0.007)
10
(↓1)
67211
(+6)
262
(+8)
27
(-)
71
(-)
0.242
(↑0.002)
3.220
(↓0.06)
6
(-)
ロッテ
30440 0.405
(↓0.006)
14
(↓1)
69214
(+1)
271
(+4)
41
(+1)
30
(+1)
0.227
(↑0.001
3.470
(-)