1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 6 | 14 | 0 | 0 |
日本ハム | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | X | 8 | 10 | 1 | 2 |
勝利投手:玉井 大翔(1勝2敗1S) (セーブ:柳川 大晟(1勝1敗4S)) 敗戦投手:加治屋 蓮(1勝1敗1S) 本塁打 |

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◆日本ハムが同一カード3連勝。日本ハムは4点を追う2回裏、石井の適時打とレイエスのグランドスラムで6点を挙げ、逆転に成功する。その後同点とされるも、7回には清宮幸の2ランが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、4番手・玉井が3年ぶりの白星。敗れた楽天は、先発・藤井が乱調だった。
◆歌手、モデルの鈴木愛理(31)が試合前にスペシャルミニライブとファーストピッチを行った。ファイターズの青いキャップを被り、青のスカート、誕生日にちなんだ背番号「412」のユニホームを着用して登場。ユニホームの裾を結んで、おへそもちらりと見せる"あざとかわいいスタイル"で、まずはスペシャルミニライブで自身の楽曲「最強の推し!」を歌唱。さらに自身が参加していたユニットBuono!の楽曲「初恋サイダー」も披露した。そしてファーストピッチでは、鈴木のファンを公言している郡司裕也捕手(27)が捕手役として登場した。鈴木が投じたボールは、大きく三塁側へそれていって「あー」と悲鳴がこだましたが、コロコロと転がるボールを郡司が優しくキャッチすると鈴木にも笑顔があふれた。鈴木はファーストピッチ後に取材対応。「右に飛んでいきました!」と右手を大きく上げながら悔しそうに振り返った。ただ、自身と同じ慶大出身の郡司が登場してくれたことが心強かったとのこと。「今日は目の前に郡司選手がいらっしゃって、ずっと応援してくださっているのは聞いていたので、いつもと違う安心感があって。右には飛んでいったんですけど、すごい幸せな気持ちで終わりました」と笑顔。ファーストピッチの点数は「60点ぐらい何ですけど、楽しかった気持ちは過去イチかなと思うので、そこで言うと120点です!」と身ぶり手ぶりを交えながら語った。
◆日本ハム清宮幸太郎(26)の今季10度目の失策が、連続失点につながった。「5番三塁」で2試合ぶりにスタメン出場。0-1の2回、楽天先頭ゴンザレスのゴロを捕球も、一塁への送球が大きく上にそれた。先発の達孝太投手(21)は無死一塁から、続く楽天黒川に右翼線に二塁打を許し、プロ初の1試合2失点。さらに辰己にも右翼へ適時打を浴び3点目を献上すると、2死二、三塁、浅村の打席の際に、プロ初ボークを取られ、4点目を献上した。達は前回登板した6月29日西武戦(ベルーナドーム)で9回4安打1失点で初完投。デビューからすべて先発で6連勝の日本記録をつくっていた。7連勝がかかる試合だが、序盤で4点リードされるという厳しい展開になった。
◆日本ハムのフランミル・レイエス外野手(29)が値千金の逆転満塁弾を放った。2点を追う2回1死満塁、楽天先発藤井からバックスクリーンへ2戦連発となるリーグトップ16号をかっ飛ばし「エーーーグイ! スーゴイホームラン!!」と喜んだ。レイエスの満塁弾は昨年7月3日ロッテ戦(エスコンフィールド)以来約1年ぶり来日3本目。今季は満塁での勝負強さを発揮しており、これで7打数4安打9打点の打率5割7分1厘とした。ちなみに昨季の満塁機は10打数2安打の打率2割だった。
◆3連敗中の楽天にとって、2回は天国から地獄だった。1-0で迎えた2回表の攻撃。先頭ゴンザレスが敵失で出塁。無死二塁から黒川、堀内が連続適時打。さらに日本ハム達のボークでもう1点。この回だけで3点を加えた。しかし、その裏、先発の藤井聖投手(28)がつかまった。先頭から4連打を許し2失点。さらに1死満塁からレイエスにバックスクリーンへ飛び込む逆転の満塁本塁打を許した。ここで藤井は降板。1回1/3、6安打6失点だった。「申し訳ないです」と厳しい表情で話した。プロ入り以来、無傷の6連勝中の達から4点を先制しながら、直後に6失点で逆転された。投打がかみあわない。
◆歌手、モデルの鈴木愛理(31)がファイターズガールと一緒に「きつねダンス」を踊った。3回裏終了後に、きつね耳としっぽを付けた鈴木が登場。かわいらしくダンスして、場内を盛り上げた。X(旧ツイッター)では「鈴木愛理様がかわいいすぎる」「鈴木愛理ちゃん見れて、初恋サイダー回収できて、レイエスの満塁ホームラン見れるなんて羨ましい」「鈴木愛理ちゃんのきつねダンスも得点に加えると100対4で勝ってるからもう安心」などの投稿があった。試合前はファイターズの青いキャップを被り、青のスカート、誕生日にちなんだ背番号「412」のユニホームの裾を結んで、おへそもちらりと見せる"あざとかわいいスタイル"で、スペシャルミニライブとファーストピッチを行った。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が、今季ホーム1号を放った。同点の7回2死一塁、6月21日中日戦(バンテリンドーム)以来の5号弾を、右翼スタンドにたたき込んだ。ホームでは今季151打席目の1発で、プロ8年目で最も遅い本拠地初本塁打になった。清宮幸の過去のホーム1号は、以下の通り【札幌ドーム時代】18年8月21日ソフトバンク戦=37打席目19年5月30日ロッテ戦=11打席目20年7月2日ソフトバンク戦=10打席目21年は1軍出場なし22年4月6日ロッテ戦=9打席目【エスコンフィールド移転後】23年7月2日オリックス戦=51打席目24年8月1日オリックス戦=76打席目昨季開幕時は負傷離脱しており実質、夏場からの稼働。今季はホームでの本塁打が150打席以上、出なかったが、裏を返せばコンスタントに安打を放ち、打線の中心として定着してチームに貢献している結果とも取れる。
◆楽天は投打がかみ合わず、日本ハムに同一カード3連戦3連敗を喫した。連敗は4に伸びた。前日2安打1得点のみと沈黙した打線が奮起した。初回にボイトの左前適時打で1点を先制し、2回には敵失からの3連打に相手投手のボークが重なり3点を追加。デビューから無傷の6連勝中の達から2回までに4点を奪った。これを、先発の藤井聖投手(28)が守れなかった。2回に先頭からの4連打、さらにレイエスには満塁本塁打を打たれ、一挙6失点で逆転を許し降板した。「申し訳ないです」と話すしかなかった。打線は4回、6回と1点ずつ返し追い付いたが、7回2死一塁で4番手の加治屋蓮投手(33)が清宮再幸に2ランを打たれ、勝ち越された。交流戦が終わりリーグ戦再開後は、3カード連続で勝ち越しがない。借金は6となった。
◆日本ハムが"清宮劇場"で同一カード3連勝を飾り、貯金を今季最多タイの14に増やした。同点の7回2死一塁、清宮幸太郎内野手(26)が、6月21日中日戦(バンテリンドーム)以来の5号2ランを、右翼スタンドにたたき込んだ。プロ8年目で最も遅い、37試合151打席目のホーム1号で勝ち越した。「5番三塁」で2試合ぶりにスタメン出場。0-1の2回には、楽天先頭ゴンザレスのゴロを捕球も、一塁への送球が大きく上にそれた。このプレーから先発の達孝太投手(21)が無死一塁から、続く楽天黒川に右翼線に二塁打を許し、プロ初の1試合2失点。さらに辰己にも右翼へ適時打を浴び3点目を献上すると、2死二、三塁、浅村の打席の際に、プロ初ボークを取られ、4点目を失った。打線は2回にレイエスが満塁本塁打を放つなど6点を奪って逆転。その後追い付かれたが、清宮幸は、自身のミスで招いた序盤の嫌な流れを、自らの1発ですべて振り払った。お立ち台では「達に申し訳ないプレーを2回にしてしまって、3点はいっちゃったんで。本当に頼むから、絶対取り返そうと思ってプレーしてました」と振り返った。
◆日本ハムが楽天との打ち合いを制して3連勝。首位をがっちりキープした。2回表までに0-4と苦しい展開も、2回裏に一挙6得点で一時逆転。その後、同点とされたが、7回に清宮幸が決勝6号2ランを放った。新庄剛志監督(53)は「もう、このチームで監督するの、しんどい」と苦笑い。「(前カードの)ソフトバンク3連戦で三振40個で、この楽天戦で(3試合計)27点。もう情緒不安定になっちゃう」と軽快なジョークを飛ばしながらも、前カードの3連敗を取り返す3連勝にご機嫌だった。
◆ファンはみんなが待っていた清宮幸太郎が今シーズン本拠地第1号値千金の勝ち越しホームラン???プロ野球(2025/7/6)??日本ハム×楽天??Live on DAZN #オレをみろ #lovefighters pic.twitter.com/bCDt85BQBM
◆日本ハムフランミル・レイエス外野手(29)が2点を追う2回1死満塁で、藤井からバックスクリーンへ2戦連発となる16号グランドスラムを放った。「エーーーグイ! スーゴイホームラン!!」とコメント。満塁弾は昨年7月3日ロッテ戦以来、来日3本目で「球場が盛り上がったことが本当にうれしいです。これからもチームの勝利のために全力を尽くします」と見据えた。
◆日本ハム石井一成内野手(31)が4点を追う2回無死満塁で、逆襲ののろしをあげる中前2点適時打を放った。チーム18安打12得点で快勝した5日は4打数無安打。「昨日チャンスで凡退していたので、今日こそは打ちたいと思っていました。試合の流れが悪い中で、すぐに取り返すことができてよかったです」とリベンジを果たした。
◆日本ハム達孝太投手(21)は、負けない。5回10安打で自己ワーストの5失点と打ち込まれたが、打線の援護もあり勝敗はつかなかった。「普通に打たれただけなので、実力不足。前回9イニング投げて、その感覚で入ってしまった。初回の入り方ではなく後半の入り方をしてしまったのは、また1つ勉強になりました」と反省も、デビューからの6連勝は継続となった。0-1の2回無死一塁から黒川に右翼線二塁打を許し、プロ入り初の1試合複数失点。続く辰己にも右翼へ適時打を浴びると、2死二、三塁のピンチではボークを取られた。「初めてこんなに点を取られて、人生初のボークもしてしまい、全然ダメでした」。だがレイエスの満塁弾で勝利投手の権利が転がり込み、5回まで投げきってリードを保ちマウンドを降りた。「モーレ(レイエス)が打って、逆転してくれたので感謝したいです」と振り返った。本調子じゃなくても、黒星はつかなった。強運のイケメン右腕は「投げるときの球種の癖がばれていたかもしれない。でも読まれても打たれないストレートを投げるだけ」と力強かった。【永野高輔】
◆日本ハムが同一カード3連勝で、首位をがっちりキープした。2回表までに0-4と離されていたが、2回裏に一挙6得点で一時逆転。その後、同点とされたが、7回に清宮幸が決勝6号2ランを放った。新庄剛志監督(53)は一時逆転となった2回のフランミル・レイエス外野手(29)の満塁弾について「あのホームランは大きかったですね」と振り返った。その上で「昨日12点取ってたんで、その半分取りゃ逆転するなと思っていたので(笑い)。そしたら案の定取ってくれて」と、18安打12点の前夜に続く打線の爆発ぶりをたたえた。さらに大砲レイエスには、ある助言をおくっていたことを明かした。「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた。どうしても左手で拾おうとすると、外のボール球に手を出すから。で、これが右手が(バットに)付いていたら、しっかり振らないといけない。フィニッシュを大事にしてほしいっていうことで。今日のホームランなんか、もうまさしく両手で打って戻す」。毎度怖いぐらい、指揮官のアドバイスがはまり、勝負どころでのグランドスラムにつながった。
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が、先発した達孝太投手(21)の女房役を変更した理由を明かした。今季は伏見寅威捕手(35)とバッテリーを組んできた達だが、この日は田宮裕涼捕手(25)と今季初めてバッテリーを組んだ。結果的には5回10安打5失点(自責3)で勝ち負けが付かなかった。試合後に、今季初めて苦しい内容の登板となった達について、新庄監督は「どのキャッチャーが(マスクを)被っても、やっぱり自分のピッチングをしないといけない。伏見くんは素晴らしいキャッチャーですけど、伏見くん頼りだったら成長しないし、田宮くんも成長してほしいし」と説明。近未来のエース右腕に対してと、強打の捕手である田宮への"英才教育"の一環だったことを明かした。
◆日本ハムが「清宮劇場」で単独首位を死守した。清宮幸太郎内野手(26)が7回に決勝の6号2ラン。2回は3失点につながる今季10個目の失策を犯したが、ようやく飛び出した値千金の今季本拠地1号で打ち合いを制した。同点の7回に登板した玉井大翔投手(33)が22年9月17日ロッテ戦(札幌ドーム)以来1023日ぶりとなる1勝で、エスコンフィールドでも初白星。チームも前カードでソフトバンクに喫した3連敗を取り返す、今季9度目の3連勝で貯金も今季最多タイの「14」に戻した。
◆日本ハムが「清宮劇場」で単独首位を死守した。清宮幸太郎内野手(26)が楽天戦(エスコンフィールド)の7回に決勝の6号2ランを放った。2回は3失点につながる今季10個目の失策を犯したが、ようやく飛び出した値千金の今季本拠地1号で打ち合いを制して「オールOK」。チームも前カードでソフトバンクに喫した3連敗を取り返す、今季9度目の3連勝で貯金も今季最多タイの「14」に戻した。清宮幸はチームメートに感謝した。「あんだけ取られた後に6点も取ってくれてゲームを戻してくれた。みんなに『ありがとう』って感じっす」。ハッピーエンドの試合は、まさに「清宮劇場」だった。守備でのミスが乱戦の起点だった。2回の三塁守備で一塁へ暴投。「達に本当に申し訳ないプレーをしてしまって...」。5月31日ロッテ戦以来となる今季10度目の失策から、先発達が3失点。2回表で0-4となったが、その裏レイエスのグランドスラムなどで、一時逆転。ミスは仲間が帳消しにしてくれた。それでも、ずっと「絶対に取り返そうと思ってプレーしてました」。再び同点とされた後の7回2死一塁。強い気持ちが通じて、決勝の6号2ラン。「本当に、やっと出たなと」。本拠地で出場37試合、151打席目での今季初アーチで乱戦にけりをつけた。9回最後のアウトも自らつかみ、ドキドキハラハラの「清宮劇場」は大団円だ。新庄監督も「サードの子、(一塁手が)ゴールデングラブ賞を50回取っていても高い(送球の)ボールは捕れんでしょう。でも、エラーしたら、打ちよるからね、彼は」と久しぶりに"愛あるイジり"で、ヒーローをたたえた。決勝アーチが飛び出す直前には、四球で出塁したレイエスに代走五十幡を送って、相手バッテリーを揺さぶり「サードの子」をアシストした。「そこ、ポイントです」と語った指揮官だが、清宮幸も「勝負に出てるのを感じていた」。以心伝心の劇的な1発でチームも3連敗後に3連勝。「勝ったんでオールOKって感じです」と笑顔を見せた。7日の七夕を前に、先日都内の実家に帰省した清宮幸が短冊に書いた願いは「リーグ優勝、日本一」と「30本」。大きな願いがかなうまで「もっともっと打ちまくります」。「清宮劇場」は、ここからが本番だ。【木下大輔】
◆楽天が相手を上回る14安打を放ちながら、投手陣が8失点と崩れて4連敗となった。先発の藤井は4-0の2回にレイエスに満塁本塁打を許すなど6点を奪われてKO。打線の踏ん張りで追い付いたが、7回に4番手の加治屋が清宮幸に勝ち越し2ランを浴びた。日本ハムとの3連戦は被本塁打7の計27失点と大崩れ。三木監督は「この現実を受け止めて、今後どう取り組んでいくか」と悩ましい表情で話した。
◆北海道出身の日本ハム玉井大翔投手(33)が、エスコンフィールドで初勝利を挙げた。同点の7回に4番手で登板し、1回1安打無失点と快投。直後に清宮幸が決勝2ランを放ち、22年9月17日ロッテ戦以来1023日ぶりの白星が舞い込んだ。昨季は腰痛で1軍登板なしに終わったが、23年開業の新本拠地で新たな足跡を残した。チームは同一カード3連勝で貯金を今季最多タイ14とした。3連勝を引き寄せたのは、北海道佐呂間町出身のベテラン右腕だった。6回に同点に追いつかれる嫌なムードで迎えた7回、玉井がマウンドに上がった。「こういう試合だったので、ランナーを出しながらでも粘って投げようと思った」。先頭の村林に右前打を許すも、続くゴンザレスをスライダー、黒川は宝刀シュートで連続三振。スタートを切っていた一塁走者を田宮が刺して"三振ゲッツー"。1回無失点で直後の勝ち越しにつなげた。3年ぶりの白星は、初めてエスコンフィールドでつかんだ。「考えてみたらそうでしたね。思い出になるなあと思います」。表情は変わらずクールも、言葉に喜びがにじみ出ていた。送り出す首脳陣の信頼は厚い。今季は17試合に登板し13回1/3、6安打2失点で防御率1・35と安定。新庄監督は「ちょっと肘を下げたことによって、コントロールの安定感と、スライダーの横の幅がちょっと広がった。シュートもね、生きてくると思うんで」。加藤投手コーチも「ボールも強いしコントロールがいいので計算しやすい。十分期待に応えてもらっている」と評価した昨年は春先の腰痛が影響して1軍登板ゼロ。50試合登板も3年連続で途絶えた。負傷を経験し、「疲れを抜くことを優先にしていた」登板後のルーティンを変更。今季から再発予防も兼ねて筋力トレーニングを行うようになった。「年を取っていろいろやるべきことが増えました」。崖っぷちを知り、新たな引き出しが増えた。1年前は、7月17日のファーム交流戦でようやく実戦復帰も、思うようなボールが投げられなかった。「去年に比べたら、いい1年を過ごせている。これからも1試合1試合集中して投げたい」。マウンドに立てる幸せをかみしめながら、これからも全力で腕を振る。【永野高輔】
◆歌手、モデルの鈴木愛理(31)が試合前にスペシャルミニライブとファーストピッチを行った。日本ハムは公式Xなどで、北山亘基投手、細野晴希投手との3ショットを公開。「ファイターズかわいいシリーズ 今日は鈴木愛理さんに投げ方を伝授」と絵文字入りでつづった。SNSでは「可愛いシリーズに森香澄と鈴木愛理は贅沢」「本日のティーチャーは北山教授だったんですね」「勝利の女神」「またスリーショット!」など多くの声が集まった。鈴木愛理はファイターズの青いキャップを被り、青のスカート、誕生日にちなんだ背番号「412」のユニホームを着用して登場。ユニホームの裾を結んで、おへそもちらりと見せる"あざとかわいいスタイル"で、郡司裕也捕手(27)とバッテリーを組んだ。3回終了時にはファイターズガールと一緒に「きつねダンス」を踊った。5日は元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄(30)が登場。球団の公式Xとインスタグラムでは、山崎福也投手、伊藤大海投手との3ショットや、人気マスコットのフレップ、ポリーと、きつねダンスのポーズを決める3ショットを公開していた。
◆楽天村林一輝内野手(27)が、6日の日本ハム戦でマルチ安打をマークし、打率を3割1分7厘に上げ、打率リーグトップに再浮上した。5日終了時点でリーグトップだったソフトバンク柳町達外野手(28)は、6日の西武戦で4打数無安打に終わり、打率3割9厘でリーグ3位へ。故障で抹消中のオリックス西川が2位につける。セ・リーグは、広島サンドロ・ファビアン外野手(27)が、打率3割8厘でリーグトップをキープし、阪神中野拓夢内野手(29)が、打率3割6厘で2位につける。
◆日本ハムが打ち合いを制して3連勝。0―4の二回にレイエスの16号満塁本塁打などで一挙6点を奪って逆転。六回に追い付かれたが、七回に清宮幸の6号2ランで勝ち越した。4番手の玉井が3季ぶりの白星を挙げた。楽天は4連敗。
◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が七回に決勝の6号2ランを放った。?清宮幸が七回に決勝点となる勝ち越しの2ラン本塁打。勝利打点は6月20日の中日戦(バンテリンドーム)以来、チーム最多の今季8度目。清宮の勝利打点のシーズン別回数は18年なし、19年4度、20、21年なし、22年5度、23年4度、24年8度。昨季マークした自身最多回数に早くも並んだ。?本塁打は6月21日の中日戦(バンテリンドーム)以来、今季6本目。本塁打を打った試合はここまでチーム6戦全勝で、昨年9月26日の楽天戦(エスコン)からチームは9連勝中。
◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が6-6の七回に決勝の6号2ランを放った。--七回はどのような気持ちで打席に入った「達には本当に申し訳ないプレーを二回にした。あの回は(二回先頭打者の自身の三失から)3点が入った。頼むから絶対に取り返そうと思ってプレーしていた--一発を狙っていた「たまたまです」--打った感触「本当に久々にいい感触というか、今年のエスコン1号なので。やっと出たなという感じでした」--本拠地初アーチは特別「お待たせしました。やはりエスコンのホームランが一番気持ちいいです」--レイエスにも一発がでて、チーム本塁打数が73本になった「もっともっと打ちまくります」--昨夏の7、8月の月間打率は3割超え「まだまだ物足りない。正真正銘の〝夏男〟になれるように今年も頑張ります」--首位を守り抜いて大航海を終えるため、ファンの士気を高めていただけますか「すごい混戦になっているが、この混戦も皆さんと楽しめば確実に乗り越えられると思うので、皆さん一緒に戦っていきましょう。よろしくお願いします。楽しんでいきましょう」
◆楽天は相手を上回る14安打を放ちながら、投手陣が8失点と崩れて4連敗となった。先発の藤井は4―0の二回にレイエスに満塁本塁打を許すなど6点を奪われてKO。打線の踏ん張りで追い付いたが、七回に4番手の加治屋が清宮幸に勝ち越し2ランを浴びた。日本ハムとの3連戦は被本塁打7の計27失点と大崩れ。三木監督は「この現実を受け止めて、今後どう取り組んでいくか」と悩ましい表情で話した。
◆開幕5連勝中の日本ハムの達は、5回5失点と乱調だったものの、打線の援護もあって黒星は免れた。2022年のデビューからの無敗は途切れず「逆転してくれたから感謝したい」と味方に頭を下げた。ボールになる変化球に手を出してもらえず、苦しい投球になった。次回登板に向け「癖があるのかなと思ったので、そこを改善していきたい」と修正を期した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
45 | 31 | 2 | 0.592 (↑0.005) | - (-) |
65 | 277 (+8) | 207 (+6) | 73 (+2) | 39 (-) |
0.239 (↑0.001) | 2.310 (↓0.02) |
2 (-) |
ORIX |
42 | 30 | 3 | 0.583 (↑0.006) | 1 (-) |
68 | 280 (+4) | 265 (+1) | 52 (-) | 34 (-) |
0.261 (-) | 3.270 (↑0.03) |
3 (-) |
ソフトバンク |
43 | 31 | 3 | 0.581 (↑0.006) | 1 (-) |
66 | 277 (+3) | 217 (+1) | 47 (+1) | 54 (+2) |
0.246 (-) | 2.500 (↑0.02) |
4 (-) |
西武 |
39 | 37 | 0 | 0.513 (↓0.007) | 6 (↓1) |
67 | 199 (+1) | 199 (+3) | 31 (+1) | 49 (-) |
0.234 (↓0.001) | 2.460 (↓0.01) |
5 (-) |
楽天 |
34 | 40 | 2 | 0.459 (↓0.007) | 10 (↓1) |
67 | 211 (+6) | 262 (+8) | 27 (-) | 71 (-) |
0.242 (↑0.002) | 3.220 (↓0.06) |
6 (-) |
ロッテ |
30 | 44 | 0 | 0.405 (↓0.006) | 14 (↓1) |
69 | 214 (+1) | 271 (+4) | 41 (+1) | 30 (+1) |
0.227 (↑0.001) | 3.470 (-) |
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