オリックス(★2対8☆)ロッテ =リーグ戦11回戦(2025.07.05)・ほっともっとフィールド神戸=
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ロッテ
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ORIX
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勝利投手:サモンズ(4勝1敗0S)
敗戦投手:田嶋 大樹(4勝4敗0S)
  DAZN
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◆投打のかみ合ったロッテが快勝。ロッテは初回、山本の2ランで先制に成功する。そのまま迎えた4回表には、山本の2打席連続本塁打となるソロなどで3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・サモンズが5回2失点の投球で今季4勝目。敗れたオリックスは、先発・田嶋大が試合をつくれなかった。

◆ロッテのブライアン・サモンズ投手(30)が、5日のオリックス戦(ほっともっと神戸)で先発登板する。ほっともっと神戸のマウンドに立つのは初めて。4日、同球場での前日調整を終えると「自然な天然芝で、なかなか日本では探すこともできないと思う。素晴らしい球場。マウンドはちょっと低いかなとは思う」と、印象を語った。連日の酷暑については「日本は湿度が高くて非常に暑いっていう印象で、まだ慣れていない」と苦笑しつつ、「自分の地元も案外こういう暑さで、ノースカロライナに似ている」と問題なしを強調。「暑さ対策としてしっかり準備して、水分補給をして脱水症状にならないように、しっかり自分でコントロールして、毎日練習、試合に臨んでいる」。暑さに負けず、助っ人左腕が神戸の地で力投を誓った。

◆オリックス田嶋大樹が得意のほっともっと神戸で先発。田嶋は同球場で通算10試合に登板し、1完封を含む4勝1敗。防御率は1・52で、50イニング以上投げた投手の中では野村(オリックス)の1・86を上回って最も良い防御率をマークしている。好投を続ける神戸でのマウンドだが、過去2年は勝敗つかずの結果が続き、最後に勝ったのは22年7月10日のロッテ戦。自身3年ぶりとなる白星を目指す。

◆3連勝中のオリックスは首位堅守へ。スタメンが発表された。腰の張りのため6試合を欠場していた太田椋内野手(24)が「7番二塁」で復帰した。前日4日の同戦で左すね付近に死球を受け、途中交代した紅林弘太郎内野手(23)は「3番遊撃」で出場する。「9番中堅」では今季初めて元謙太外野手(23)がスタメン出場となった。先発は田嶋大樹投手(28)。ほっともっと神戸では通算10試合に登板し、1完封を含む4勝1敗、防御率は1・52と好相性を誇る。震災から30年。この日は「『神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th~』supported by THE KOBE CRUISE」の4試合目として開催され、ナインはブルーウェーブ時代の95年復刻ユニホームを着用する。

◆オリックスは「『神戸シリーズ2025~がんばろうKOBE30th~』supported by THE KOBE CRUISE」の4戦目として開催し、ブルーウェーブ時代の95年復刻ユニホームを着用する。この日は、同年4月21日のロッテ戦で1試合19奪三振の日本記録を達成した野田浩司氏(57)がメモリアルピッチに登板。背番号「21」のユニホーム姿で登場し、ノーバウンド投球を披露した。95年の阪神・淡路大震災から30年のシーズン。17日楽天戦と8月27日ロッテ戦(いずれもほっともっと神戸)でも同イベントを開催する。ブルーウェーブ時代のユニホーム着用や写真展示「忘れない 1995」などを実施する。

◆ロッテ山本大斗外野手(22)が、9号先制2ランを放った。初回、安田が2死から右翼戦を破る二塁打で出塁。続く山本がオリックス田嶋の122キロチェンジアップを捉えた打球は、マリーンズファンが待ち構える左翼スタンド上段を突き刺した。打った瞬間に確信する特大先制アーチに「今日はみんなで絶対先制点を取るって話していたので、まずは先制できて良かった」と振り返った。山本は交流戦では5本塁打をマークしたが、リーグ再開後は25打数2安打と低迷。復調の1本となった。山本が4回に10号ソロ。育成ドラフトから入団した選手のシーズン2桁本塁打は19~21、23年甲斐(ソフトバンク=11→11→12→10本)21年松原(巨人=12本)に次いで3人目。

◆ロッテ山本大斗外野手(22)が、育成ドラフト入団史上3人目のシーズン2桁本塁打を達成した。試合前まで8本塁打を放っていた山本は初回、2死二塁から左翼スタンド上段へ、今季9号の先制2ランを放った。4回の第2打席では、今度は136キロの変化球を左中間へのソロ本塁打にした。「打ったのは、カットボールです。センター前を打つイメージで入っていきました。サモンズさんがいいピッチングをしているので追加点を取ることができて良かったです」と振り返った。2打席連続のアーチで、甲斐(ソフトバンク=19~21、23年)、松原(巨人=21年)に次ぐ育成出身選手のシーズン2桁本塁打に到達した。

◆ロッテはオリックスに勝利し、自力優勝消滅を回避した。4番の山本大斗外野手(22)が流れを引き寄せた。初回2死二塁から左翼スタンド上段を突き刺す先制本塁打を放った。4回の第2打席では、今度は136キロの変化球を左中間へのソロ本塁打に。2打席連続のアーチで、甲斐(ソフトバンク=19~21、23年)と松原(巨人=21年)に次ぐ育成出身選手のシーズン2桁本塁打に到達した。4回は山本の本塁打の直後、西川とソトの連打、暴投でさらに1点を追加。無死一、三塁から池田の中犠飛で突き放した。先発ブライアン・サモンズ投手(30)は5回無死一塁からディアスに2ランを浴びたが、崩れることなく5回3安打5奪三振2失点でチームトップの4勝目を挙げた。

◆オリックスの連勝は3で止まり、2日で首位陥落となった。先発の田嶋大樹投手(28)が今季最短の3回0/3を5失点KO。ロッテの4番山本大斗外野手(22)に2打席連発を浴びるなど、4回途中で9安打と打ち込まれた。試合前までほっともっと神戸では通算10試合に登板し、1完封を含む4勝1敗、防御率は1・52と好相性を誇っていた左腕だったが、この日は試合をつくれなかった。打線は腰の張りで6試合欠場していた太田椋内野手(24)が「7番二塁」で7試合ぶりに復帰。5点を追う5回には先頭で左前打を放ち、続く8番ジョーダン・ディアス内野手(24)が来日初となる左中間越え2ランを決めた。「日本での初めてのホームランを打つことができてすごくうれしい」。だが、打線は8回まで3安打散発。反撃は及ばなかった。

◆ロッテが15安打8得点と快勝した。山本大斗外野手の2打席連続弾に吉井理人監督は「長打力が特長。それでチームに貢献するのはいいこと」と4番の奮闘を評価した。2試合連続2桁安打と打戦は上向き。それでも指揮官は「ヒットいっぱい出たからといって、明日がどうなんてわけではない。打った人も打てなかった人もしっかり今日のプレーを振り返って、明日に向けて準備してほしい」と次戦を見据えた。

◆ロッテ山本大斗外野手(22)がド派手な2発でオリックスを"KO"し、首位から引きずり落とした。初回2死二塁から左翼スタンド上段に9号の先制2ランを放つと、4回には左中間へ10号ソロ。愛称通り「ダイナマイト」な2打席連続アーチで、育成ドラフト入団選手として史上3人目のシーズン2桁本塁打も達成するなど3安打3打点。リーグ再開後は25打数1安打だったが「気持ちを落とすことなく普段通り今日も入っていきました」と前向きさで乗り越えた。山本が「大好きです」と公言するのは格闘技。そのきっかけは同じ鳥取県米子市出身の武尊の存在だ。小学生の頃から都内まで観戦に出向くほどの熱狂的なファン。今年1月には井上尚弥の世界スーパーバンタム級4団体統一戦を観戦し、リングで立ち向かう姿に勇気をもらった。「普段は自分がプレーしてファンの方が応援してくれてますけど、逆の立場になって格闘技を見てると感動する」。同時に、自身のホームランと重ね合わせる。「ホームラン打ったらKOしたみたいな感じで、最高ですね」。拳ではなくバットで、"暫定王者"から完全にダウンを奪った。負ければ自力優勝消滅のピンチを救い、巨人甲斐、西武松原に次ぐ育成出身選手のシーズン2桁本塁打に到達した。それでも「全然気にしてないです」ときっぱり。お立ち台では「30本!」と高らかに宣言してみせた。「本当は20本って言いたかったんですけど、『ちっちぇな』と思われるの嫌だったんで。30本ってすごいビッグマウス言っちゃったんで、頑張りたいです」一戦必勝で、チャンピオンベルトを取りに行く覚悟だ。【星夏穂】

◆両軍のオーダーが発表された。オリックスは4日に左すね付近に死球を受けて交代していた紅林弘太郎内野手(23)が「3番・遊撃」で出場する。試合前の練習では通常通りのメニューをこなしていた。また、腰の張りで6試合連続で欠場していた太田椋内野手(24)が「7番・二塁」で6月22日のヤクルト戦(神宮)以来、7戦ぶりに復帰した。

◆オリックスの新外国人、ジョーダン・ディアス内野手(24)=前アスレチックス傘下=が「8番・DH」で出場し、来日初アーチを放った。「感触もよかったですし、日本での初めてのホームランを打つことができてすごくうれしい!」0-5の五回の第2打席で先発左腕のサモンズ(前タイガース)の直球を完璧に捉えて左中間へ2ラン。82打席目で待望の1号で反撃ののろしを上げた。

◆ロッテ・山本大斗が、一回と四回に2打席連続で本塁打を放った。?ロッテ・山本が四回に今季10号本塁打。育成ドラフト出身選手のシーズン10本塁打以上は、ソフトバンク・甲斐拓也(2019-21、23年=11→11→12→10)、巨人・松原聖弥(23年=12)に次いで3人目。?ロッテの選手でシーズン2桁本塁打は昨年のポランコ(23本)とソト(21本)が打っているが、日本選手では23年の山口航輝(14本)と中村奨吾(11本)以来2年ぶり。プロ初本塁打を放ったシーズンに2桁本塁打を放ったのは、1986年の古川慎一(16本)以来39年ぶり。

◆オリックスは先発の田嶋が打ち込まれて連勝が3で止まった。日本ハムが勝利したことで2位に後退した。田嶋は4番・山本に2被弾するなど今季最短となる3回0/3を投げて5失点で4敗目を喫した。打線は新外国人のディアス(前アスレチックス傘下)が五回に来日初アーチとなる2ランを放ったが、得点は2点どまりだった。

◆ロッテが15安打8点で快勝。山本が一回に先制2ラン、四回に2打席連発の10号ソロを放った。九回は藤原の適時三塁打などで3点。オリックスは先発の田嶋が四回途中5失点で降板。連勝が3で止まり、首位から2位に後退。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
日本ハム
44312 0.587
(↑0.006)
-
(-)
66269
(+12)
201
(+1)
71
(+3)
39
(-)
0.238
(↑0.003)
2.290
(↑0.02)
2
(1↓)
ORIX
41303 0.577
(↓0.009)
1
(↓1)
69276
(+2)
264
(+8)
52
(+1)
34
(-)
0.261
(↓0.002)
3.300
(↓0.06)
3
(-)
ソフトバンク
42313 0.575
(↑0.006)
1
(-)
67274
(+4)
216
(+3)
46
(-)
52
(+2)
0.246
(↑0.001)
2.520
(↓0.01)
4
(-)
西武
39360 0.520
(↓0.007)
5
(↓1)
68198
(+3)
196
(+4)
30
(+1)
49
(+2)
0.235
(↓0.001)
2.450
(↓0.03)
5
(-)
楽天
34392 0.466
(↓0.006)
9
(↓1)
68205
(+1)
254
(+12)
27
(-)
71
(-)
0.240
(↓0.002)
3.160
(↓0.13)
6
(-)
ロッテ
30430 0.411
(↑0.008)
13
(-)
70213
(+8)
267
(+2)
40
(+2)
29
(+1)
0.226
(↑0.003
3.470
(↑0.02)