1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | X | 4 | 10 | 1 | 2 |
勝利投手:松本 晴(3勝2敗0S) (セーブ:杉山 一樹(2勝2敗7S)) 敗戦投手:金村 尚真(4勝4敗0S) 本塁打 |

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◆ソフトバンクは1-1で迎えた4回裏、海野の2点適時打で勝ち越しに成功する。その後は6回に、山川のこの日2本目となるソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・松本晴が7回1失点14奪三振の好投で今季3勝目。敗れた日本ハムは、先発・金村が試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。
◆ソフトバンク-日本ハム戦は松本晴と金村尚真が先発。両投手のデーゲームとナイターの成績をそれぞれ出すと、デーゲームでは松本晴は防御率3・38、金村は防御率4・50。ナイターでは松本晴は防御率0・47、金村は防御率0・33。2人ともデーゲームとナイターで対照的な成績を残す。今日はともに得意なナイターだが結果は?
◆ソフトバンクのジーター・ダウンズ内野手(26)がヒヤリとするアクシデントに見舞われた。試合前練習の三塁ノック守備でボールが頭部付近を直撃した。一時はしゃがみ込み、そのままベンチ裏に下がった。ただ、大事には至らず、その後はフリー打撃を行った。ダウンズは6月15日に1軍昇格し、今季はここまで19試合に出場。打率2割2分7厘、0本塁打、3打点だった。
◆ソフトバンク秋広優人内野手(22)、栗原陵矢内野手(28)、大江竜聖投手(26)の3選手が出場選手登録を抹消された。秋広と大江は5月12日に巨人から交換トレードで加入した。秋広は今季ここまで22試合に出場。打率2割8厘、1本塁打、4打点だった。大江は6試合に登板し、計5回1/3を無失点に抑えていた。栗原は前日2日の試合前練習中に右脇腹を負傷していた。今季はここまで今季はここまで53試合に出場し、打率2割1分4厘、5本塁打、19打点をマークしていた。代わって、ドラフト2位のルーキー庄子雄大内野手(22=神奈川大)と山本恵大外野手(25)が1軍に昇格した。
◆日本ハムが"ほぼミレニアム・スタメン"で首位キープを目指す。スタメンに名を連ねた1番吉田、2番田宮、3番水谷、4番野村、5番万波、8番奈良間、そして先発の金村は、新庄監督が強化してきた00年4月~01年3月生まれのミレニアム世代。チームの中心世代が、連敗を止めたいところだ。仮に、この試合に敗れてソフトバンクに3タテを食らえば、日本ハムは首位から一気に3位へ転落する。試合がない2位オリックスは40勝29敗3分けで勝率5割8分0厘。首位日本ハムが3位ソフトバンクに敗れると42勝31敗2分けで勝率5割7分5厘となり、オリックスに首位を明け渡す。さらにソフトバンクは41勝30敗3分けで勝率5割7分7厘となって2位浮上となり、日本ハムは3位となる。ミレニアム世代を中心に踏ん張れるか、ゲーム差なしで5厘差の中に3チームがひしめく状況としてしまうのか。注目の試合となる。
◆ソフトバンク山本恵大外野手(25)が待望のプロ初安打を放った。「6番右翼」で1軍昇格即スタメン出場し、2回無死の第1打席で右前打。日本ハム金村の2球目カットボールをはじき返した。山本は国士舘-明星大を経て21年育成ドラフト9位で入団した。4月12日に支配下昇格し、1軍初昇格の期間は9打数無安打。同26日に登録抹消されたが、その後2軍で好調を維持していた。ウエスタン・リーグの打率3割7分8厘は断トツ1位。この日から再び1軍昇格を果たし、プロ12打席目で待望の「Hランプ」をともした。さらに4回2死一塁の第2打席でも中前打。初のマルチ安打まで記録した。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)が、先制の今季12号ソロを放った。0-0で迎えた2回無死。カウント2-2からの5球目だった。日本ハム金村の真ん中低めフォークを仕留め、左翼スタンドへ突き刺した。3試合ぶりの1発。本拠地アーチは5月27日の日本ハム戦以来だった。「イメージ通りにフォークを完璧に捉えることができました。大事な先制のホームランといい形になって良かった」と振り返った。今季は成績不振で交流戦中の6月16日に2軍落ち。同27日の敵地ロッテ戦から1軍復帰し、再昇格後は6試合で3本塁打。前日2日の同戦では0-1の9回に移籍後初の逆転サヨナラ2点打を放っていた。これで、パ・リーグ本塁打ランキングトップの日本ハム万波、レイエスの14本塁打に2本差と迫った。
◆日本ハムの先発金村尚真投手(24)が4回7安打3失点で降板した。2回は山川に先制12号ソロを献上。3回に相手のミスで同点となったが、4回2死満塁から海野に勝ち越しの2点中前適時打を浴びた。5回のマウンドには上がらず、66球で交代となった金村は「チームが2連敗している中で、勝利につながる投球をしようと思っていましたが、試合をつくれず申し訳ないです」と振り返った。>
◆日本ハムが4月25日以来となる今季3度目の3連敗を喫し、首位から3位へ転落した。先発した金村尚真投手(24)が4回3失点と踏ん張れず、打線もソフトバンク先発の松本晴の攻略に苦しみ、3回に敵失で挙げた1点のみで14三振を奪われるなど元気がなかった。ソフトバンクには4月29日から、みずほペイペイドームでの3連戦で3連勝をしていたが、東京ドームから始まった今カードは3タテ返しを食らった。これで5月11日からキープしてきた単独首位の座から転落。この日は試合がなかったオリックスに勝率5厘差で単独首位を明け渡し、ソフトバンクにも勝率2厘差で2位浮上を許して、日本ハムは4月28日以来の3位まで一気に順位を落とした。
◆ソフトバンクが今季3度目の同一カード3連戦3連勝。2位に浮上し、首位になったオリックスにもゲーム差なしに迫った。首位だった日本ハムは3位に転落した。先発の松本晴投手(24)が全て自己最多となる7回123球を投げ、14奪三振。4回1死の奈良間からは5者連続三振を奪った。強力日本ハム打線をわずか1失点(自責は0)に抑え、今季3勝目を手にした。打線は2回に山川穂高内野手(33)が先制の12号ソロを放って援護。1-1の4回2死満塁では海野隆司捕手(27)が勝ち越しの中前2点適時打を放った。さらに6回には山川がこの日2発目となる13号ソロ。山川はリーグ戦再開後6戦4発で量産態勢に入った。5月1日には最下位で最大借金7だったソフトバンクが約2カ月で貯金11の首位争いを繰り広げている。
◆進撃のどすこい弾今度はライナーでぶち込んだ山川穂高が2ホーマーの大暴れ?プロ野球(2025/7/3)??ソフトバンク×日本ハム??Live on DAZN#オレをみろ#sbhawks pic.twitter.com/6oSrJXs7zh
◆ソフトバンク栗原陵矢内野手(28)が3日、右脇腹痛で出場選手登録を抹消された。前日2日の日本ハム戦(みずほペイペイドーム)の試合前練習で患部を痛めていた。小久保裕紀監督(53)は「そんなにかかりそうでもないけど、もう1回やったら長くなりそうなので」と説明。復帰時期については「最短(10日)とは思わないです。脇腹なので」と慎重を期す構えだ。
◆単独首位から3位に転落した日本ハム新庄剛志監督(53)が大混戦パ・リーグを大歓迎した。ソフトバンクに同一カード3連敗を喫し、ゲーム差なしながらオリックスとソフトバンクに順位を抜かれた。5月11日から守ってきた単独首位ではなくなったことに「いいんじゃないですか。面白いでしょ」と笑みを浮かべた。リーグ全体のことも考えている指揮官だからこそ、大混戦は望むところだ。「今年はパ・リーグもなかなか(どのチームも)いい戦力が整っているんで、突き放されることはないかなっていう感じ。小久保監督も今年は厄介な戦い(と感じていると思う)...でも、逆に面白いと思うんでね。お互い、順番が行ったり来たり変わるような展開だとパ・リーグが盛り上がるんで、そういう展開にしていきたい」と今後を見据えた。5月11日に単独首位に立った際には「僕は瀬古さんタイプ。イカンガーにずっと余裕を持ちながら付いていって残り150メートルでひゅっと抜くのはかっこいい。プロ野球的にも盛り上がる」と83年福岡国際マラソンでの名勝負を引き合いに理想のペナントレースを語っていた。そんな展開になりつつある今季のパ・リーグ。「まあ(先頭から)4メーターぐらいまで後ろでも、大丈夫なんで。楽しみましょう」。最後までファンがドキドキハラハラしながら見守る目の離せないペナントレースで、新庄監督が率いる日本ハムが大好きな"瀬古"になれるか。まずは本拠地へ戻る4日楽天戦(エスコンフィールド)から仕切り直して再出発する。
◆4月に支配下登録されたソフトバンクプロ4年目の山本恵大外野手(25)がプロ初安打を含む猛打賞の大活躍だ。1軍再昇格即6番右翼で出場し、2回無死の第1打席で日本ハム先発の金村から右前打。4月の初1軍は9の0で降格したが、通算12打席目で待望のHランプをともし「今まで野球をやってきた中で一番うれしいヒットでした」と声を弾ませた。第2打席も中前に運び、第3打席はあと少しでホームランという特大の中越え二塁打を放った。2軍打率の3割7分8厘はウエスタン・リーグ断トツ。初のお立ち台にも呼ばれ「2軍でやってきたことを1軍の舞台でも出せるように、欲しがらず、力まず打席に立ちました」と胸を張った。
◆日本ハムが4月25日以来となる今季3度目の3連敗を喫し、首位から3位へ転落した。先発した金村尚真投手(24)が4回3失点と踏ん張れず、打線もソフトバンク先発の松本晴から14三振を奪われるなど1点のみに終わった。5月11日からキープしてきた単独首位の座から転落。この日は試合がなかったオリックスに勝率5厘差で単独首位を明け渡し、ソフトバンクにも勝率2厘差で2位浮上を許して、日本ハムは4月28日以来の3位まで一気に順位を落とした。
◆ソフトバンクが今季3度目の同一カード3連勝で日本ハムを首位から引きずり下ろし、今季初の2位に浮上した。先発松本晴投手(25)が全てプロ3年目で最多の7回、123球、14奪三振の大車輪。強力打線を自責0の1失点にまとめ、3勝目を挙げた。5月1日に単独最下位で最大借金7だったチームは約2カ月で驚異のV字回復。首位に立ったオリックス、2位ソフトバンク、3位日本ハムの3チームが0ゲーム差にひしめく大混パとなった。鷹がきょうにも首位に立つ。涼しいはずのみずほペイペイドームで大量の汗をぬぐった。松本晴にとってプロ初の7回のマウンド。未知の領域に足を踏み入れたが逆に、集中力が増した。「投げながら感覚が良くなった。体は疲れてるけど頭はすごくさえていて集中していた」。無死一塁から3者連続三振を決め、お役御免となった。7回、123球、14奪三振は全てキャリアハイ。特に右打者の内角に沈むスライダーを効果的に使い、4回1死からは5者連続三振を奪った。「今までは疲れる前に打たれて降板とか、そういうのが多くて、自分の力を出し切れないまま降板することが多かった」。この日は初回から全力投球を試み、疲労がたまってきたところで「徐々に自分のリズムに乗って投げ方をつかんだ」と0を並べ続けた。小久保監督も「球威は5、6回で落ちていたけど、コントロールは良くなった。球威以外のところでいいところを出してくれた」と何度もうなずいた。6回終了時点で106球だったが、首脳陣は続投させた。小久保監督は迷いがありながら「相手バッターが嫌がっていたから」と説明。結果的に自責0、1失点の熱投で続投に応えた。今季は日本ハム戦で3試合に登板し、1勝0敗、防御率0・66。中継ぎ1試合を含め、13回2/3を自責1の好相性を誇る。日本ハムは今後も上位争いを繰り広げていくであろうライバル。相手に苦手イメージを植えつけたことは、今後の戦いでもプラスに働きそうだ。今季3度目の同一カード3連勝で初の2位に浮上した。この日試合なしで首位に立ったオリックス、ソフトバンク、3位に落ちた日本ハムの3チームがゲーム差なしで並んだ。大混パを演出した左腕の快投はあっぱれの一言だ。5月1日に最下位で最大借金7を抱えた昨季のリーグ王者が、約2カ月で完全に息を吹き返した。今日4日も勝ってオリックスが負ければ、今季初の首位に立つ。昨オフ、倉野投手チーフコーチが最も伸びた選手に挙げたのが松本晴だった。鹿児島・樟南出身で、亜大時代は3年春に左肘のトミー・ジョン手術を経験。プロ3年目を迎えた苦労人が、開花の時を迎えようとしている。【只松憲】
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が2軍再調整が決まった金村尚真投手(24)に「走り込み指令」を出した。3日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)に先発した金村は4回7安打3失点の背信投球で4敗目。試合後に指揮官は金村を先発ローテから外すことを明言。「良くないね。抹消して、もう3日、4日、フラフラになるぐらいまで走り込んで。もう何が悪いかとか全て忘れて、走り込みだけ。なんかきっかけが、つかめると思う。そういうトレーニングの方法をしてもらえたらいいかなということは(コーチ陣に)伝えましたけどね」と明かした。心のモヤモヤを晴らす走り込みは、シーズンの佳境で生きると信じている。「走り込んだ後はボールが行かないかもしれないけど、その先のことを考えて」と勝負の秋を見据えてコンディションを上げてほしいと願う。それが「真っすぐが良くない。金村くん、らしくない」と指摘する直球の質を改善することにもつながるはずだ。金村にとっては、悩み続けた約1カ月間だった。今季3度目の完封勝利を挙げた5月23日楽天戦から中15日で臨んだ6月8日DeNA戦を皮切りに4試合連続で試合をつくれなかった。「考えてる方向が間違ってるのか、そういうところもしっかり見つめ直さなきゃいけない。ファームに行って、ファームの方々とたくさん話して、いろんな意見を取り入れて、またいい形で1軍に上がれれば」。完投王国の先陣を切った今季の開幕投手が、一足早い"夏休み"をもらい、立て直しを始める。【木下大輔】
◆ソフトバンクの1番周東佑京内野手(29)が3安打、2盗塁でチームの4連勝に貢献した。初回に右前打、3回1死からは遊撃内野安打で出塁。5回先頭では中前打を放ち、今季4度目の猛打賞だ。「練習の中では良かった。試合でも同じ感じでいけたのかなと思います」。走っても初回と5回に盗塁を決めた。選手会長が、打って走って躍動。シーズン打率も3割8厘に上げ、近日中に規定打席にも到達する。
◆ソフトバンクが、3日の日本ハム戦に勝利し、同一カード3連勝で首位オリックスにゲーム差なしの2位に浮上した。3日に試合がなかったオリックスが首位に浮上。ゲーム差なしで2位にソフトバンク、3位に日本ハムがつける。昨季は、ソフトバンクが独走でリーグ優勝したが、今季は大混戦でファンの間でも、優勝争いが大きく盛り上がる。昨季は、セ・リーグが大混戦で、シーズン前半戦を終えた時点で首位巨人から、4位の阪神までが3・5ゲーム差だった。今季は、現状で首位阪神が2位の広島に5ゲーム差をつけるが、セ・パともに今後の展開が注目される。
◆ソフトバンクが4連勝で2位浮上。二回に山川のソロで先制。1―1の四回に海野の2点適時打、六回は山川の13号ソロで突き放した。先発の松本晴は7回を無四球で1失点、14奪三振と好投し3勝目。日本ハムは3連敗で3位に転落。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ORIX |
40 | 29 | 3 | 0.580 (-) | - (↓0.5) |
71 | 266 (-) | 250 (-) | 48 (-) | 34 (-) |
0.263 (-) | 3.200 (-) |
2 (1↑) |
ソフトバンク |
41 | 30 | 3 | 0.577 (↑0.006) | 0 (↓1) |
69 | 270 (+4) | 212 (+1) | 46 (+2) | 49 (+2) |
0.246 (↑0.001) | 2.530 (↑0.04) |
3 (2↓) |
日本ハム |
42 | 31 | 2 | 0.575 (↓0.008) | 0 (-) |
68 | 250 (+1) | 199 (+4) | 66 (-) | 39 (-) |
0.234 (-) | 2.330 (↓0.03) |
4 (-) |
西武 |
38 | 35 | 0 | 0.521 (-) | 4 (↑0.5) |
70 | 194 (-) | 192 (-) | 29 (-) | 47 (-) |
0.236 (-) | 2.460 (-) |
5 (-) |
楽天 |
34 | 37 | 2 | 0.479 (-) | 7 (↑0.5) |
70 | 203 (-) | 235 (-) | 27 (-) | 71 (-) |
0.242 (-) | 2.970 (-) |
6 (-) |
ロッテ |
29 | 42 | 0 | 0.408 (-) | 12 (↑0.5) |
72 | 199 (-) | 257 (-) | 38 (-) | 28 (-) |
0.222 (-) | 3.440 (-) |
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