1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 6 | 0 | 2 |
DeNA | 3 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 2 | 1 | X | 8 | 11 | 0 | 2 |
勝利投手:小園 健太(1勝0敗0S) (セーブ:ウィック(3勝1敗2S)) 敗戦投手:マラー(2勝5敗0S) 本塁打 |

![]() |
![]() |
![]() |
◆DeNAが同一カード3連勝。DeNAは0-3で迎えた1回裏、松尾と井上の適時打などで3点を挙げ、同点とする。その後は4回に井上のソロで勝ち越しに成功すると、5回には佐野が適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・小園が5回3失点と試合をつくり、プロ初勝利。敗れた中日は、投手陣が精彩を欠いた。
◆DeNAは小園健太投手(22)が先発。小園は昨年4月10日中日戦でプロ初登板を果たすも、先発して2回2/3を5失点で黒星。1軍での登板はこの1試合だけだった。今日の登板でプロ初勝利を狙いたいが、小園はドラフト1位で入団し今季がプロ4年目。DeNAのドラフト1位投手が入団4年目以降にプロ初勝利を記録すれば、01年4月30日の谷口(4年目)以来球団24年ぶりとなる。プロ初登板でKOされた中日にリベンジし、白星を挙げられるか。
◆侍ジャパン井端弘和監督(50)がハマスタへ視察に訪れた。先に練習を行っていたホームのDeNAでは、三浦監督にあいさつに出向いた。侍ジャパン代表経験のある牧、山本、梶原、佐野らも続々とあいさつに訪れ、リラックスした様子で言葉を交わした。その後、中日時代に同僚だった4学年先輩の井上監督とじっくり話をし、岡林や高橋宏、細川らとコミュニケーションをとった。井端監督は「今年の流れと来年のWBCまでの流れを話して。全面的に協力していただけるということでありがたいです」と協力に感謝。11月には韓国代表との強化試合も控えており、来年3月のWBC前最後の準備期間となる。「基本的にここ何年でかなりの選手も見ました。新しい力というところは入ってきてほしい気持ちはありますけど、基本的にはそこのラインかなと」と新たな侍候補に期待しつつ、メンバー選考の見通しを明かした。
◆前夜のヒーローDeNA井上絢登内野手(25)が"宇宙規模"の強烈な打球で今季初先発の小園健太投手(22)を援護した。1回、小園が中日ボスラーに先制3ランを浴びるも、打線がすぐさま反撃した。1回先頭の桑原が左前打を放つと、続く佐野が中堅フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とチャンスメークに成功した。宮崎が一ゴロで1点を返し、2死三塁からは小園の女房役・松尾が左前適時打で1点差に。さらに2死二塁から前夜にプロ初本塁打となるグランドスラムを放った井上が打席へ。左腕マラーのスライダーを捉えると弾丸ライナーで右翼へ一直線。あまりの打球の速さに右翼・上林のグラブをはじき飛ばして同点適時打とした。前夜のお立ち台では天然キャラから生まれた愛称「宇宙人」にちなんで2度、「宇宙ー!」と叫び、お決まりの「アイラブヨコハマ~!」と叫ぶシーンでも「アイラブヨコハマ宇宙ー!」と叫んでチームメートを大爆笑させていた。乗りに乗る若きスラッガーが、2試合連続打点でプロ初勝利を目指す小園を援護した。
◆前夜のヒーローDeNA井上絢登内野手(25)が"宇宙規模"の躍動ぶりだ。技ありの2試合連続ホームランで勝ち越しに成功した。3-3の同点の4回1死、中日マラーに追い込まれながらも、外角低めのスライダーをたたき切った。スピンがかかった打球は右翼ポール際ギリギリに飛び込む勝ち越しの2号ソロ。ベンチに戻ると両手指を天に掲げる"宇宙ポーズ"でチームメートと喜びを分かち合った。井上は「2ストライクと追い込まれていたので、しっかり強く当てることを決めてスイングしました。グッドなスイングだったと思います!」と汗を拭った。1点を追う1回2死二塁からの第1打席では、弾丸ライナーが右翼へ一直線。あまりの打球の速さに右翼・上林のグラブをはじき飛ばして同点適時打とした。1回に先制3ランを被弾した今季初登板の小園健太投手(22)を援護し、プロ初勝利へ後押しした。前日の同戦から1軍昇格すると、即スタメンに名を連ねると、1回2死満塁の今季初打席でプロ初本塁打となるグランドスラム。ド派手な初アーチでお立ち台に上がると、天然キャラから生まれた愛称「宇宙人」にちなんで2度、「宇宙ー!」と叫び、お決まりの「アイラブヨコハマ~!」と叫ぶシーンでも「アイラブヨコハマ宇宙ー!」と叫んでチームメートを大爆笑させていた。乗りに乗る若きスラッガーの勢いは止まらない。
◆今季初先発のDeNA小園健太投手(22)が5回3安打3失点の粘投でプロ初勝利の権利を持ったままマウンドを降りた。1回先頭、中日上林を二ゴロ、続く田中を中飛に仕留めてテンポ良く5球で2死とした。しかし続く岡林に四球を与えると、4番細川にも2球で追い込んでから3球目直球を左前打とされた。2死一、二塁となって前夜にも本塁打を放っていたボスラーへの3球目、133キロのスプリットチェンジアップを捉えられた。高く舞い上がって風にも乗って右中間席への先制3ランとされた。ぼうぜんとしたような表情を浮かべた小園だったが、すぐに切り替えて続く板山を二ゴロに打ち取り、1回表の投球を終えた。その裏の攻撃で打線が同点に追い付くと、2回以降は気迫を前面に押し出しながら凡打を重ねた。3回には1死から岡林に二塁打を打たれるも、4番細川、1打席目に3ランを被弾した5番ボスラーをスライダーで連続三振に仕留め、豪快なガッツポーズで感情を爆発させた。打線は4回に井上が2戦連発となるソロで勝ち越しに成功。その裏の5回には2死から四球を与えるも、岡林を遊飛に仕留めて勝ち投手の権利を守り抜き、5回の打席で代打が送られてマウンドを退いた。
◆DeNAが投打でフレッシュな若手が躍動した。5月30日からのヤクルト戦(横浜)以来約1カ月ぶりの同一カード3連勝で貯金生活に戻った。4年目ドラ1右腕・小園健太投手(22)は5回3安打3失点の粘投でプロ初勝利を収めた。球団のドラフト1位で入団4年目以降にプロ初勝利は01年4月30日の谷口(4年目)以来球団24年ぶりとなった。小園は1回テンポ良く5球で2死としたが、続く岡林に四球を与えると、4番細川にも2球で追い込んでから3球目直球を左前打とされた。2死一、二塁となって前夜にも本塁打を放っていたボスラーへの3球目、133キロのスプリットチェンジアップを捉えられた。高く舞い上がって風にも乗って右中間席への先制3ランとされた。ぼうぜんとしたような表情を浮かべた小園だったが、すぐに切り替えて続く板山を二ゴロに打ち取り、1回表の投球を終えた。その裏の攻撃で打線が同点に追い付くと、2回以降は気迫を全面に押し出しながら凡打を重ねた。3回には1死から岡林に二塁打を打たれるも、4番細川、1打席目に3ランを被弾した5番ボスラーをスライダーで連続三振に仕留め、豪快なガッツポーズで感情を爆発させた。打線は4回に井上が2戦連発となるソロで勝ち越しに成功。その裏の5回には2死から四球を与えるも、岡林を遊飛に仕留めて勝ち投手の権利を守り抜き、5回の打席で代打が送られてマウンドを退いた。打線も背番号18を援護した。1回先頭、桑原が左前打を放つと、続く佐野が中堅フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁とチャンスメークに成功した。宮崎が一ゴロで1点を返し、2死三塁からは小園の女房役・松尾が左前適時打で1点差に。さらに2死二塁から前夜にプロ初本塁打となるグランドスラムを放った井上絢登内野手(25)が打席へ。左腕マラーのスライダーを捉えると弾丸ライナーで右翼へ一直線。あまりの打球の速さに右翼・上林のグラブをはじき飛ばして同点適時打とした。さらに同点の4回1死、再び井上がマラーに追い込まれながらも、外角低めのスライダーをたたき切った。右翼ポール際ギリギリへの2試合連発となる技ありの2号ソロ。「追い込まれていたので、しっかり強く当てることを決めてスイングしました。グッドなスイングだったと思います!」と同僚たちと両手の指を天に掲げる"宇宙ポーズ"で喜びを分かち合った。天然キャラから愛称は「宇宙人」。前夜のお立ち台ではお決まりの「アイラブヨコハマ~!」と叫ぶシーンでも「アイラブヨコハマ宇宙~!」と叫んでチームメートを大爆笑させた明るい性格の若武者の勢いが止まらない。打線はさらに中押し、ダメ押しに成功。5回1死一塁から佐野が適時二塁打を放つと、7回にも佐野の適時二塁打と牧の適時打でつないだ。8回には京田が古巣から今季1号ソロで5点差に広げた。救援陣も中川が1回無失点、宮城が2回無失点と育成出身の両投手が無失点リレーをつなぐと、5点差の9回に登板した堀岡は2失点。2死二塁から2連投のウィックが3連勝を締めた。
◆DeNAが投打でフレッシュな若手が躍動した。5月30日からのヤクルト戦(横浜)以来約1カ月ぶりの同一カード3連勝で貯金生活に戻った。4年目ドラ1右腕・小園健太投手(22)は5回3安打3失点の粘投でプロ初勝利を収めた。球団のドラフト1位で入団4年目以降にプロ初勝利は01年4月30日の谷口(4年目)以来球団24年ぶりとなった。
◆中日は今季ワーストの5連敗で借金も最多の9となった。初回ボスラーの6号3ランで先制。だが先発マラーがその裏3失点で追いつかれるなど5回5失点KO。打線もDeNA先発小園に2回以降抑えられ、プロ初勝利を献上した。井上一樹監督は「3点取って今日こそいけるって気持ちになったところで...。やっぱりマラーだな」と悔やんだ。4日からは本拠地に戻り6位ヤクルトと3連戦。「いやいや、へこたれてませんよ。シュンとした姿は見せない」と懸命に前を向いた。
◆野球日本代表の井端監督がDeNA-中日を視察し、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた代表選考を今月下旬から進めていく方針を両監督に伝えた。中日の抑えとして安定感を示している松山について「完璧に抑えている。このままやってくれれば」と語り、DeNAの正捕手を担う山本に関しては「当然期待している」と評価した。
◆DeNA・ケイ投手が4日の阪神戦に先発する。前回6月27日は6回1失点と好投しながら打線の援護に恵まれず、自身3連敗を喫した。チームは3日の試合前時点で首位の阪神と5・5ゲーム差の4位。約1カ月の白星となる6勝目を目指す左腕はキャッチボールなどで調整し「難しい戦いになる。なるべく差を詰められるように」と気を引き締めた。
◆前日2日に出場選手登録されたDeNAの2年目、井上絢登内野手(25)が「6番・左翼」で出場し、プロ初本塁打を満塁弾で飾った前夜に続いて一発を放った。同点の四回に外角低めのスライダーに体勢を崩されながらも、右翼ポール際に運ぶ2号ソロ。追い込まれた後のスイングでも持ち前の力強さは健在で「グッドなスイングだった」と胸を張った。一回には右翼手のグラブをはじく弾丸ライナーの適時打を放った。
◆その名が横浜スタジアムに響き渡ると、客席を埋めた観衆がわいた。DeNAの先発としてアナウンスされたのは、将来のエース候補とされる小園だ。今季初登板を迎え「いつ呼ばれてもいいように準備してきた」と堂々とマウンドに立った。一回は2死から四球と安打でピンチを招き、5番のボスラーに浮いた落ち球を捉えられて先制の3ランを許した。直後の攻撃で味方が試合を振り出しに戻すと、変化球主体の投球で打たせて取る。三回は1死二塁で4番の細川、続くボスラーを連続三振に。力強く拳を握って雄たけびを上げた。市和歌山高からドラフト1位で入団して4年目。デビュー戦だった昨年4月10日の中日戦(横浜)では三回途中5失点で黒星を喫し、「忘れることはない」と悔しさを胸に刻んできた。今季はイースタン・リーグで6勝、リーグトップの防御率1・67。満を持して1軍で先発するチャンスをつかみ、5回3安打3失点と粘り強く投げた。先発陣の層が厚く、2軍で結果を残しながら出番が巡ってこなかった。「モチベーションを保つのが難しいところはあった」と率直に語る。それでも、下を向くことはなかった。「調子が悪いなりにも試合をつくれるようになっている」と口にしていた右腕が、確かな成長の跡を示した。(鈴木智紘)
◆DeNAが3連勝。小園が要所を締めて5回を3安打3失点にまとめ、プロ初勝利を挙げた。井上が2打点の活躍。一回に右前に適時打を放ち、3―3の四回には2戦連発となる2号ソロをたたき込んだ。中日は5連敗を喫した。
◆三回、ボスラーを空振り三振に仕留め、ガッツポーズのDeNA先発・小園健太=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)
◆DeNAの井上が2試合連発で3連勝に貢献した。3―3の四回1死で、体勢を崩されながらもマラーの低めのスライダーを力強くたたいた。プロ初アーチだった前夜の逆転満塁本塁打に続き、勝ち越しソロを右翼ポール際に運び「追い込まれていたので、しっかり強く当てることを決めていた」と振り返った。2―3の一回2死二塁では右前へ強烈な打球を飛ばし、同点打。父と弟が観戦に訪れた中で、2年目で初の1試合複数安打を記録し「打てて良かった」と喜んだ。
◆前日2日に出場選手登録されたDeNAの2年目・井上絢登内野手が、プロ初本塁打を満塁弾で飾った前夜に続いて一発を放った。同点の四回に外角低めのスライダーに体勢を崩されながらも、右翼ポール際に運ぶ勝ち越しの2号ソロ。追い込まれた後でも力強さは健在で「グッドなスイングだった」と胸を張った。一回には右翼手のグラブをはじく弾丸ライナーの適時打。故郷の福岡県から駆け付けた父と弟の前で躍動した。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
43 | 31 | 2 | 0.581 (↑0.006) | - (-) |
67 | 253 (+3) | 168 (+2) | 42 (-) | 63 (-) |
0.244 (↑0.001) | 1.980 (-) |
2 (-) |
広島 |
36 | 34 | 3 | 0.514 (↓0.008) | 5 (↓1) |
70 | 234 (-) | 222 (+5) | 36 (-) | 33 (-) |
0.246 (-) | 2.750 (↓0.03) |
3 (1↑) |
DeNA |
36 | 35 | 3 | 0.507 (↑0.007) | 5.5 (-) |
69 | 237 (+8) | 209 (+5) | 41 (+2) | 38 (-) |
0.228 (↑0.001) | 2.640 (↓0.03) |
4 (1↓) |
巨人 |
37 | 38 | 2 | 0.493 (↓0.007) | 6.5 (↓1) |
66 | 217 (+2) | 226 (+3) | 45 (-) | 32 (-) |
0.242 (↑0.002) | 2.640 (-) |
5 (-) |
中日 |
32 | 41 | 2 | 0.438 (↓0.006) | 10.5 (↓1) |
68 | 180 (+5) | 231 (+8) | 36 (+2) | 49 (-) |
0.220 (-) | 2.930 (↓0.07) |
6 (-) |
ヤクルト |
21 | 46 | 4 | 0.313 (↑0.01) | 18.5 (-) |
72 | 185 (+5) | 287 (-) | 33 (+1) | 30 (+1) |
0.221 (↑0.001) | 3.570 (↑0.05) |
コメント