1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 6 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2X | 2 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:ヘルナンデス(1勝2敗0S) 敗戦投手:加藤 貴之(5勝3敗0S) |

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◆ソフトバンクは1点を追う9回裏、1死一三塁から山川の2点適時二塁打が飛び出し、逆転サヨナラ勝利を収めた。投げては、先発・大関が7回1失点の好投。3番手・ヘルナンデスが今季初勝利を挙げた。敗れた日本ハムは初回に先制するも、その後は打線がつながりを欠いた。
◆ソフトバンクが劇的な逆転サヨナラ勝ちで3連勝を飾った。1点を追う9回裏1死一、三塁で山川穂高内野手(33)が左翼フェンス直撃の一打を放った。同点に追いつき、一塁走者の緒方がヘッドスライディングで本塁に突入。タイミングは微妙だったが、アウトの判定。ここで小久保監督はリクエスト。判定は覆り、セーフで勝利が決まった。一塁側ベンチからナインが飛び出し、殊勲打の山川を祝福した。お立ち台に立った山川は「うれしいです。ゲッツーうったら終わりなと思い、打席に立ちました。狙ってませんが、あのへんは打とうと思ったのでよかったです。入れと思ったが、全然入らなかった。走らなきゃという感じでした」と笑みを浮かべた。首位日本ハムを相手に大きな1勝となった。
◆日本ハムが今季5度目のサヨナラ負けを喫した。初回の1点をずっと守ってきた先発の加藤貴之投手(33)が9回もマウンドに上がるも安打、犠打、安打で1死一、三塁とされ、山川に左翼フェンス直撃のサヨナラ打を浴びた。打線は8回に無死満塁の大チャンスで無得点に終わったのが痛かった。
◆溜めた分、喜びもひとしお山川穂高のサヨナラタイムリー??一塁ランナー緒方理貢が一気に生還リクエストの結果、セーフの判定頭からホームに飛び込み1点をもぎ取った???プロ野球(2025/7/2)??ソフトバンク×日本ハム??Live on DAZN #オレをみろ #sbhawks pic.twitter.com/DMbYrVt9tu
◆日本ハムが今季5度目のサヨナラ負けを喫した。初回の1点をずっと守ってきた先発の加藤貴之投手(33)が9回もマウンドに上がるも安打、犠打、安打で1死一、三塁とされ、山川に左翼フェンス直撃の適時二塁打を浴びた。三塁走者が生還して同点。一塁走者はアウト判定だったが、ソフトバンク小久保監督のリクエストでリプレー検証が行われた結果、判定が覆ってサヨナラ負けとなった。打線は8回に無死満塁の大チャンスで無得点に終わったのが痛かった。
◆日本ハムが今季5度目のサヨナラ負けを喫した。試合終了直後の新庄監督の第一声は「セーフか? アウトに見えましたけどね」。1点リードの9回1死一、三塁。今季初完封を目前にした先発加藤貴が、山川に左翼フェンス直撃の適時打を浴びた。三塁走者が生還して同点。一塁走者はアウト判定だったが、リクエストで判定が覆った。「まあ審判が言うなら、仕方ない」と現実を受け入れた。8回無死満塁から矢沢、野村、郡司が3者連続三振での無得点が痛かった。「矢沢くんは、なんかしてくれそうだから。後悔がないように打たせた結果なんで、それは仕方ない」。大きな波がなく首位を快走してきたが、6月6日以来の連敗で2位オリックスと0・5差、3位ソフトバンクとは1差。負ければ一気に3位転落となる3日ソフトバンク戦へ向けて「明日、やります」。指揮官は気持ちを切り替えた。▽日本ハム加藤貴(今季初完封目前でサヨナラ打を浴びて3敗目)「(9回も)丁寧に行っていたつもりだったんですけど、相手が上回ったなと思います」
◆悩める主砲が決めた! ソフトバンク山川穂高内野手(33)が、移籍後初のサヨナラ打でナインを3連勝に導いた。1点を追う9回1死一、三塁。日本ハム加藤貴から値千金の一打を放ち、リプレー検証の末に劇的決着の立役者となった。今シーズンは極度の不振に苦しみ、2軍落ちも経験。悔しさを振り払う一振りで決め、チームは今季最多の貯金10だ。さらに、首位新庄ハムに1ゲーム差と急接近した。劇的な結末に、ヒーロー山川が二塁ベース上で破顔した。1度はアウトだった。同点までか...と思われたが、リプレー検証で判定が覆る。セーフでサヨナラが確定し、両手を高々と突き上げた。勢いよくベンチを飛び出したチームメートも一目散に駆け寄ってくる。あとは身を任せ、次々に丸刈り頭をポンポンたたかれた。「映像だとアウトかなと思ったんですけど、セーフで良かったですね。(サヨナラは)その瞬間に勝ちが決まる。サヨナラヒットはうれしいですね」完封負け目前だったが、一振りでひっくり返した。1点を追う最終回1死一、三塁。「狙ってはなかったですね。ライナー性を意識して」。初球だ。日本ハム加藤貴の真ん中フォークを捉えた。打球はあっという間に左翼フェンスを直撃。ボールが転々とする間に、一塁走者の緒方までホームへ生還した。激走した後輩に「足が速い人がね。本当にありがたいです」と目尻を下げた。自身はこの日4打席目。最終盤にめぐってきた勝負どころで主軸としての責務を果たした。苦しんだ。シーズン当初から波に乗れない。極度の不振で6月16日に移籍後初めて出場選手登録を抹消された。福岡・筑後市のファーム施設で打ち込む日々。復調のきっかけをつかもうと汗を流し続けた。たどり着いたのはシンプル思考だった。「とにかくボールをつぶす。自分のバッティングはそういう風にやっていかないといけない」。悩めるスラッガーが息を吹き返し、チームは3連勝を決めた。貯金は今季最多の2桁10に到達。首位新庄ハムに連勝し、最大「6」あったゲーム差も「1」と急接近した。「ここからが大事なので」。背番号5に慢心はない。タカ打線にはやっぱりこの男がどっしりと座る。【佐藤究】
◆ソフトバンク栗原陵矢内野手(28)が2日の日本ハム12回戦(みずほペイペイドーム)を16試合ぶりに欠場した。ベンチからも外れ、小久保監督は「明日病院に行く。あまり無理をさせないようにしようと」と説明。栗原はこの日の試合前練習中に右脇腹を痛めたという。今季はここまで53試合に出場し、打率2割1分4厘、5本塁打、19打点をマークしていた。
◆ソフトバンク大関友久投手(27)が7回1失点の粘投も白星は手にできなかった。初回1死一、三塁から併殺崩れの間に1点を先制された。2回以降は9三振を奪うなど無失点投球。「初回、2回はランナーを背負いながらの投球になってしまいましたが、3回以降はうまく修正することができたと思います」。交流戦2勝で優秀選手に輝くなど好調をキープしているだけに、次戦でしっかり6勝目をゲットするつもりだ。
◆日本ハム加藤貴之投手(33)の祈りは届かなかった。「アウトになってくれたら...」。1点リードの9回1死一、三塁で山川に左翼フェンス直撃の長打を浴びた。三塁走者の野村が生還して同点とされたが、一塁走者の代走緒方は本塁アウトの判定。即座に小久保監督がリクエスト。リプレー検証後、非情にも審判の両腕が開いた。「自分のミスですね」。セーフに覆り、サヨナラ負けで試合が終わった。打線が1回に併殺崩れの間に奪った1点を必死に守ってきたが、最後に崩れた。8回を投げ終えて95球。新庄監督も「今日は最後まで行かせようって。(先発陣)みんなが完投してるから行かせないと。それがウチの野球なんで」と9回続投に迷いはなかった。勝利を託された最終回のマウンドも加藤貴は「丁寧にいっていたつもりだったんですけど」。悔やむしかなかった。日本ハムの先発陣は、6月29日西武戦の達(9回1失点で完投勝利)、7月1日ソフトバンク戦の北山(8回1失点で完投負け)に続いて加藤貴も完投。球団では00年5月5~7日西武戦(オーミーが完投負け、岩本が完投勝利、金村が完投負け)以来、25年ぶりの3試合連続完投だが、結果は1勝2敗。6カードぶりの負け越しで、2位オリックスとは0・5差、3位ソフトバンクも1差に迫ってきた。完投王国は着々と数字を伸ばしても、投打がかみあわなければ勝利はつかめない。3日ソフトバンク戦では4月25日以来の3連敗を阻止して、首位を守りたい。【木下大輔】
◆ソフトバンクが今季4度目のサヨナラ勝ちで貯金を10とした。0―1の九回1死で山川が左越えに2点二塁打を放って試合を決めた。3番手のヘルナンデスが今季初勝利。日本ハムは加藤貴が好投を続けたが、最後に踏ん張れなかった。
◆ソフトバンクの栗原が試合前練習で右脇腹を痛めて欠場した。試合後に「痛めたくらい。明日病院に行ってみないとわからない」と状態を説明した。今季はオープン戦で右脇腹などを痛めて離脱し、4月中旬に1軍に復帰した。小久保監督は「あまり無理させないようにする。(脇腹の負傷は)長引くので」と方針を示した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
42 | 30 | 2 | 0.583 (↓0.009) | - (-) |
69 | 249 (+1) | 195 (+2) | 66 (-) | 39 (+1) |
0.234 (↓0.001) | 2.300 (-) |
2 (-) |
ORIX |
40 | 29 | 3 | 0.580 (↑0.006) | 0.5 (↓1) |
71 | 266 (+6) | 250 (+2) | 48 (+1) | 34 (+1) |
0.263 (-) | 3.200 (↑0.02) |
3 (-) |
ソフトバンク |
40 | 30 | 3 | 0.571 (↑0.006) | 1 (↑1) |
70 | 266 (+2) | 211 (+1) | 44 (-) | 47 (-) |
0.245 (-) | 2.570 (↑0.02) |
4 (-) |
西武 |
38 | 35 | 0 | 0.521 (↓0.007) | 4.5 (-) |
70 | 194 (+2) | 192 (+6) | 29 (-) | 47 (-) |
0.236 (↓0.001) | 2.460 (↓0.05) |
5 (-) |
楽天 |
34 | 37 | 2 | 0.479 (↓0.007) | 7.5 (-) |
70 | 203 (+3) | 235 (+6) | 27 (+1) | 71 (+1) |
0.242 (-) | 2.970 (↓0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
29 | 42 | 0 | 0.408 (↑0.008) | 12.5 (↑1) |
72 | 199 (+6) | 257 (+3) | 38 (-) | 28 (-) |
0.222 (↑0.002) | 3.440 (-) |
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