1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 | 0 | 6 | 11 | 0 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:木村 優人(2勝0敗1S) (セーブ:中森 俊介(2勝2敗5S)) 敗戦投手:岸 孝之(4勝3敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテが逆転勝利。ロッテは1点を追う6回表、西川の適時打で同点とする。さらにソト、藤岡、藤原にも適時打が飛び出し、この回打者10人で一挙6点を奪った。投げては、先発・木村が7回途中3失点の好投で今季2勝目。敗れた楽天は、先発・岸が6回に崩れた。
◆楽天に加入した元ヤンキースのルーク・ボイト内野手(34)が、1軍に合流した。ボイトは20年にア・リーグ本塁打王に輝き、メジャー通算95本塁打を誇る右の強打者だ。6月22日の来日以降、2軍戦4試合に出場して打率3割6分4厘、1本塁打、2打点と順調な仕上がりを見せていた。前日には「早めになんとかチームの勝ちに貢献できればいいなと思ってます。体調面では全然問題なく仕上がってきてるかなと思います」と話していた。また、堀内謙伍捕手(28)も合流した。
◆楽天に加入した元ヤンキースのルーク・ボイト内野手(34)が、1軍に昇格した。この日、出場選手登録された新助っ人は「正直うれしいですし、先週1週間はちょっといろいろアジャストする期間もあったり、長く感じましたけども、ようやく1軍に合流することができて、ほんとにやってやるっていう感じです」と意気込んだ。試合前練習では右方向に鋭い打球を飛ばし、飛球が目立った。「ゴロを打つとアウトになる確率がもちろん高くなるので、できるだけそれを避けたいですし、そういう打球を意識して打ってはいます」と話した。ボイトはメジャー通算95本塁打を誇る右の長距離砲だ。コロナ禍で短縮シーズンとなった20年には56試合で22本塁打を放ち、ア・リーグ本塁打王に輝いた実績がある。6月22日の来日以降、2軍戦4試合に出場して打率3割6分4厘、1本塁打、2打点の成績を残している。
◆背中の張りで一時離脱していた楽天堀内謙伍捕手(28)が、1軍に再昇格した。この日から1カ月半ぶりに出場選手登録された"打てるキャッチャー"は「また1からしっかりアピールして試合に出られるように頑張りたいです」と意気込んだ。堀内は4月12日オリックス戦で今季初出場すると、26試合で打率3割2分3厘、1本塁打、7打点と活躍。しかし、背中の張りにより5月17日ソフトバンク戦で出場したのを最後に戦列を離れていた。「チャンスを逃してしまった」と悔しさをにじませつつ、2軍では「守備面含めて全部ですね。全部を見つめ直してやってきました」と話した。2軍戦では直近4試合で11打数4安打の打率3割6分4厘、4打点と好調だった。「リハビリメンバーとか苦しい中、ずっと暑い中で練習をやっていたので、そういう人たちのためって言ったらおこがましいですけど、しっかり1軍で活躍できるように。リハビリ選手代表じゃないですけど、そんな感じでやっていきたいですね」と力を込めた。
◆楽天新助っ人のルーク・ボイト内野手(34)は、1軍昇格即スタメン出場となった。ロッテ戦に「6番DH」で先発。メジャー通算95本塁打の実力を発揮できるか。
◆楽天新助っ人のルーク・ボイト内野手(34)が、衝撃のデビューを飾った。この日、1軍に昇格すると「6番DH」で即スタメン出場。第1打席はロッテ木村のフォークに空振り三振を喫したが、見事に修正してみせた。1点リードの5回先頭では7球目のフォークを左翼に運んだ。ワンバウンドでフェンスを直撃。巨体を揺らしながら激走して二塁を狙ったが、相手の好返球に阻まれ憤死した。それでも、来日初のHランプをともした。5点を追う7回1死一塁では、低めフォークを左翼席に運ぶ完璧な1号2ランを決め、大歓声を浴びた。ボイトは「初めての試合、初めてのホームで1発を打つことができて良かったよ」と笑顔で話した。
◆ロッテの先発木村優人投手(20)がプロ2度目の先発マウンドで98球を投げ6回2/3を6安打4奪三振3失点と力投した。3回に四球で初めての走者を出すと、内野安打と犠打、犠飛で先制点を許したが、4回以降は立て直し無失点に抑える粘りの投球を見せた。だが、味方に6点の大量援護をもらった直後の7回に再びピンチを迎える。1死から四球を与え続く楽天ボイトに2ランを被弾した。2死まではこぎつけたものの、宗山に右前打を浴びたところで降板となった。先発転向後、わずか2度目のマウンドながら、自己最長イニングを投げる力投を見せた。
◆楽天はロッテにビッグイニングを許し、3連勝を逃した。1点リードの6回に暗転した。3連続適時打を含む6連打、打者一巡の猛攻を浴び、一挙6点を奪われた。2連勝中だった先発岸孝之投手(40)は、5回0/3を8安打5失点でKOとなった。敗れはしたが、ポジティブな要素もあった。1軍昇格即スタメン出場した新助っ人のルーク・ボイト内野手(34)が、5回に来日初安打、7回に1号2ランをマークし、打線を活性化させた。
◆ロッテ木村優人投手(20)が自己最長の6回2/3を投げ6安打4奪三振3失点と力投し、プロ2年目で先発初勝利を挙げた。3回に先制点を許したが、4回以降は立て直し粘投。すると、6回に野手陣が打者一巡の猛攻で試合をひっくり返し、白星が舞い込んだ。「最後はああいう形になってしまったが、粘れたところもあった」と納得顔。「野手の方にも助けられながら勝てた」と、チームメートに感謝した。
◆元メジャー本塁打王が衝撃デビューだ。楽天に加入したルーク・ボイト内野手(34)が、1軍昇格即「6番DH」でスタメン出場。来日初アーチを含む3安打2打点と爆発した。チームは敗れたものの、最高のスタートを切り「初戦でああいう形で1発が出て、3本という形で1日で全部消化できたところは非常に良かった」と汗を拭った。完璧な一撃だった。5点を追う7回1死一塁。ロッテ木村の4球目、低めスプリットを持ち味のパワーで左翼席へと軽々と運んだ。第1打席で空振り三振を喫した球種にしっかり対応。「打った瞬間、いくだろうなって、超えただろうなっていう感触だった」。推定飛距離128メートル、打球速度174キロの1号2ランで楽天ファンを沸かせた。5回先頭では7球目の低めスプリットを鮮やかにはじき返した。打球はワンバウンドで左翼フェンス直撃。巨体を揺らしながら激走して二塁を狙うも、相手の好返球に阻まれ憤死した。「今日はいいレッスンになったというか、自分は足が速くないんだなと(笑い)」。9回には右前打を放ち、あいさつ代わりの固め打ちを決めた。ヤンキースなどでプレーし、メジャー通算95本塁打。コロナ禍で短縮シーズンとなったヤ軍時代の20年には、56試合で22発を放ちア・リーグ本塁打王に輝いた。チームは12球団最少の27本塁打と苦しむが、得点力アップの切り札として大きな期待がかかる。「僕の仕事はチームに貢献する、打点を多く運んでくるところ」と言い切る。上位浮上へボイトの活躍が欠かせない。【山田愛斗】
◆ロッテの有望株、木村優人投手(20)が先発初勝利を懸けて楽天戦(楽天モバイルパーク)に登板した。同級生の寺地隆成捕手(19)との高卒2年目バッテリーは、2人の年齢を合計しても相手先発の岸に届かない。立ち上がりは最速152キロの直球とカーブ、スプリットを中心に2回をパーフェクトと上々の滑り出しだった。「自分の有利なカウントでどんどん攻めていけば、苦しむことが本当に少なくなる。ボール先行になるんじゃなくて、自分のカウントでしっかり進めていけるように」と誓ってマウンドに上がった木村だが、三回に「最近、打線が本当にいい」と警戒していた楽天打線に対して、先頭の中島に四球を与えるなど1死二、三塁のピンチを背負うと辰己に先制の中犠飛を許してしまった。味方打線も鋭いカーブを効果的に使う岸の老獪(ろうかい)な投球の前にチャンスこそ作りながら、五回まであと一本が出ず無得点。我慢の投球を強いられた木村だが、大ベテランと同じマウンドで投げることで学ぶこともあるはずだ。(片岡将)
◆ロッテが集中打で逆転勝ち。0―1の六回にソトの2点適時打など6連続長短打などで一挙に6点を奪った。木村は6回?を3失点と力投し、先発としては初勝利。楽天はボイトの来日1号2ランなどで追い上げたが届かなかった。
◆五回まで3安打無失点の好投を見せていた楽天の岸が、1―0の六回に突如打ち込まれた。無死から5連打で3点を奪われたところで降板。救援も打たれて失点は5に膨らみ3敗目を喫し「結果が全て」と話した。先頭の寺地の打球が左足付近に当たったが「痛くて無理だったらあそこで交代している。痛いけど、代わるほどではないと思っていた」と言い訳にはしなかった。(共同)
◆楽天の新外国人選手、ボイトが「6番・指名打者」で初出場し、来日1号を含む3安打をマークした。米大リーグで2020年に本塁打王に輝いた右の大砲は「個人的に初戦に一発が出て、3安打という形で良かった」と息をついた。五回に低い弾道で瞬く間に左翼フェンス手前まで運んで初安打を記録。七回は追い込まれてからの低めのフォークボールを力強く左翼席へ運ぶと、九回は153キロの直球を右前に打ち返した。チームが敗れた中で本拠地のファンに期待の打棒を見せ「僕の仕事は打点を多く運んでくること。活躍をしていきたい」と力強く話した。
◆若武者が大きなステップを踏んだ。ロッテ・木村優人投手(20)が自己最長の6回?を3失点と粘投し、先発として初白星となる今季2勝目を挙げた。「先発の1勝は本当に重みがある」最速152キロの直球と110キロ台のカーブ、フォークのコンビネーションが冴えた。初先発した6月17日の阪神戦でボールが先行した反省を生かし、「ストライク先行で攻めていけた」。未体験ゾーンの七回はやや疲れが出たのか、四球を与えると、続く楽天の新外国人ボイトに抜けたフォークを左翼席中段まで運ばれた。「今日は少しでも長いイニングを投げたかった。最後はああいう形になったけど、粘れたところもあったのでよかった」と振り返った。バッテリーを組んだ同学年の寺地は、逆転した六回の6連打の口火を切る投手強襲安打を含む3安打で援護。好リードで木村を引っ張り「なんとかキム(木村)の良さを消さずにやれた」とうなずいた。若き2人がロッテの未来を作っていく。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
42 | 30 | 2 | 0.583 (↓0.009) | - (-) |
69 | 249 (+1) | 195 (+2) | 66 (-) | 39 (+1) |
0.234 (↓0.001) | 2.300 (-) |
2 (-) |
ORIX |
40 | 29 | 3 | 0.580 (↑0.006) | 0.5 (↓1) |
71 | 266 (+6) | 250 (+2) | 48 (+1) | 34 (+1) |
0.263 (-) | 3.200 (↑0.02) |
3 (-) |
ソフトバンク |
40 | 30 | 3 | 0.571 (↑0.006) | 1 (↑1) |
70 | 266 (+2) | 211 (+1) | 44 (-) | 47 (-) |
0.245 (-) | 2.570 (↑0.02) |
4 (-) |
西武 |
38 | 35 | 0 | 0.521 (↓0.007) | 4.5 (-) |
70 | 194 (+2) | 192 (+6) | 29 (-) | 47 (-) |
0.236 (↓0.001) | 2.460 (↓0.05) |
5 (-) |
楽天 |
34 | 37 | 2 | 0.479 (↓0.007) | 7.5 (-) |
70 | 203 (+3) | 235 (+6) | 27 (+1) | 71 (+1) |
0.242 (-) | 2.970 (↓0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
29 | 42 | 0 | 0.408 (↑0.008) | 12.5 (↑1) |
72 | 199 (+6) | 257 (+3) | 38 (-) | 28 (-) |
0.222 (↑0.002) | 3.440 (-) |
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