DeNA(☆4対3★)中日 =リーグ戦13回戦(2025.07.02)・横浜スタジアム=
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中日
1001001003702
DeNA
40000000X4411
勝利投手:石田 裕太郎(2勝1敗0S)
(セーブ:入江 大生(2勝1敗15S))
敗戦投手:髙橋 宏斗(2勝8敗0S)

本塁打
【中日】上林 誠知(10号・1回表ソロ),ボスラー(5号・4回表ソロ)
【DeNA】井上 絢登(1号・1回裏満塁)

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◆DeNAは1点を追う1回裏、井上のプロ初本塁打となるグランドスラムが飛び出し、逆転に成功する。投げては、先発・石田裕が7回途中3失点の好投。その後は3人の継投で逃げ切り、石田裕は今季2勝目を挙げた。敗れた中日は、中盤以降に追い上げを見せるも及ばなかった。

◆DeNA伊藤光捕手(36)に代わって、井上絢登内野手(25)が横浜スタジアムに合流した。井上は開幕1軍も、出場なく4月2日に出場選手登録を抹消されていた。三浦大輔監督(51)は「登録します。状態がいいとずっと聞いてた中でこのタイミングになりましたけど、1人どうこうではなくチーム全体の中でやってきたことを出してくれれば」と期待を込めた。打撃力に定評のある2年目の井上は、今季ここまでイースタン・リーグ58試合に出場して打率2割6分6厘、8本塁打、OPS・749の好成績をマーク。特に6月は打率3割8厘、4本塁打と状態を上げていた。前日1日の同リーグ西武戦でも2安打を放っていた。1軍の打線は前日1日の中日戦で32イニングぶり得点を挙げるも、内野安打の3得点止まり。得点力不足は深刻で、三浦大輔監督(51)も同戦後、勝利を喜びつつも「追加点が出ないところが今、苦しんでるところ」と課題を口にしていた。18年目のベテラン捕手の伊藤は、開幕1軍を逃すも、イースタン・リーグ36試合に出場し、打率3割4分3厘、2本塁打、OPS・881と好成績を残して6月18日に1軍初昇格。ここまで主に代打要員として6試合に出場も9打数無安打で、前日1日の中日戦でも代打で三振に倒れていた。6月28日巨人戦(東京ドーム)では23年に主にバッテリーを組んだバウアーとのコンビで今季初先発するも、6回途中5失点で降板し、伊藤も7回からベンチに退いていた。

◆DeNA井上絢登内野手(25)が、中日戦に「6番左翼」で、今季初めてスタメンに名を連ねた。この日、伊藤光捕手(36)に代わって、1軍に昇格。今季はイースタン・リーグ58試合に出場し、打率2割6分6厘、8本塁打、40打点、OPS・749。6月は打率3割8厘、4本塁打と状態が上向きだった。試合前取材で三浦大輔監督(51)は「状態がいいとずっと聞いてた中でこのタイミングになりましたけど、1人どうこうではなく、チーム全体の中でやってきたことを出してくれれば」と期待を込めた。外野は左翼に井上、中堅に蝦名、右翼に度会を起用。捕手は松尾、遊撃は森敬で、三浦監督は多くの若手をスタメンに起用した。

◆中日上林誠知外野手(29)が1回、先頭打者本塁打となる10号ソロを放った。前回対戦の5月22日に1安打完封を許したDeNA石田裕にいきなり先制パンチを浴びせた。カウント1ボール1ストライクからの内角直球を右翼ポール際へ運んだ。「このホームランでチームに勢いがついてくれるとうれしい。感触もよかった」とコメントした。上林の2桁本塁打はソフトバンク時代の19年以来6年ぶり。すでに15盗塁も決めており、中日での2桁本塁打&2桁盗塁は15年の平田良介(13本塁打、11盗塁以来)。

◆DeNA井上絢登外野手(25)がプロ初本塁打を豪快なグランドスラムで決めた。この日、1軍昇格して即「6番左翼」でスタメンに名を連ねると、1点を追う1回2死満塁のチャンスで今季初打席が巡ってきた。中日高橋宏の3球目。低めスプリットをすくい上げ、右中間席への逆転の満塁本塁打を放った。昨季は8安打を放っていたが、本塁打は2年目でプロ初。豪快な一打にベンチも大盛り上がりとなった。プロ初本塁打がグランドスラムは球団では19年の楠本以来4人目となった。井上は「先輩方がつないでくれたチャンスだったので、思い切ってスイングしました!本当にグッドなスイングができたと思います!」と興奮気味に振り返った。打撃力に定評のある2年目の井上は、今季ここまでイースタン・リーグ58試合に出場して打率2割6分6厘、8本塁打、OPS・749の好成績をマーク。特に6月は打率3割8厘、4本塁打と状態を上げていた。前日1日の同リーグ西武戦でも2安打を放っていた。1軍の打線は前日1日の中日戦で32イニングぶり得点を挙げるも、内野安打の3得点止まり。得点力不足は深刻で、三浦大輔監督(51)も同戦後、勝利を喜びつつも「追加点が出ないところが今、苦しんでるところ」と課題を口にしていた。

◆このフルスイングが観たかったプロ1号はグランドスラム今日昇格の井上絢登第1打席でプロ初ホームラン?プロ野球 (2025/7/2)??DeNA×中日??Live on DAZN#オレをみろ #baystars pic.twitter.com/Jq4J8SooCy

◆DeNAが2年目の井上絢登外野手(25)のプロ初本塁打となる逆転満塁本塁打の4点を守り切り、6カードぶりのカード勝ち越しを決めた。2連勝は6月6日以来約1カ月ぶりとなった。いきなり先制を許す展開だった。先発の石田裕太郎投手(23)が中日上林に先頭打者本塁打を被弾。しかし続く岡林のファウルゾーンへの飛球に、今季初出場初スタメンの左翼・井上が好捕。守備からリズムをつかんだ。その裏の1回、2死から宮崎がボテボテの三ゴロを放つ。チェンジかに思われたが、三塁・佐藤が照明とかぶって左前打に。牧が中前打、松尾が四球でつないで満塁とすると、この日昇格即スタメンの井上が今季初打席へ。中日高橋宏の3球目、低めスプリットをすくい上げ、右中間席への逆転の満塁本塁打を放った。昨季は8安打を放っていたが、本塁打は2年目でプロ初。豪快な一打にベンチも大盛り上がりとなった。プロ初本塁打がグランドスラムは球団では19年の楠本以来日本人では4人目となった。井上は「先輩方がつないでくれたチャンスだったので、思い切ってスイングしました!本当にグッドなスイングができたと思います!」と興奮気味に振り返った。打撃力に定評のある2年目の井上は、今季ここまでイースタン・リーグ58試合に出場して打率2割6分6厘、8本塁打、OPS・749の好成績をマーク。特に6月は打率3割8厘、4本塁打と状態を上げていた。前日1日の同リーグ西武戦でも2安打を放っていた。1軍の打線は前日1日の中日戦で32イニングぶり得点を挙げるも、内野安打の3得点止まり。得点力不足は深刻で、三浦大輔監督(51)も同戦後、勝利を喜びつつも「追加点が出ないところが今、苦しんでるところ」と課題を口にしていたが、若武者が一振りで大仕事をやってのけた。先発の石田裕は4回1死、ボスラーに右翼席上段まで運ばれるソロを浴び、7回途中4安打3失点8奪三振で降板。7回無死二塁で後を受けた伊勢は1点を失うも、1点差のままつないだ。8回はウィック、9回は入江が締めた。2回以降、打線は追加点を奪えず、逆にじりじりと詰め寄られる展開が続いたが、リリーフ陣が1点を守り抜いて2連勝。6月27日以来、5日ぶりに借金を完済し、勝率5割に戻した。

◆中日が4連敗で今季ワーストを更新する借金8となった。初回、1番上林誠知外野手(29)の先頭打者アーチで1点を先制したが、その裏エース高橋宏斗投手(22)が2死走者なしから4失点。3番宮崎の三塁への高いバウンドのゴロを照明が目に入ったのか三塁手佐藤が見失い、安打に。その後2死満塁から、井上に右中間へ1号満塁本塁打を浴び逆転された。高橋宏の満塁弾被弾は23年7月5日巨人戦で岡本に浴びて以来2年ぶり2度目。その後は6回まで無失点を続けたが打線が追いつけなかった。8敗目はリーグワースト。5月2日広島戦で2勝目を挙げてから8試合白星がなく5連敗となった。横浜スタジアムは自身初の開幕投手で5失点負け投手となった3月28日以来。「やり返す」と意気込んだマウンドだったが、悔しい結果となった。

◆DeNA井上絢登外野手(25)が1回に、プロ1号となる逆転満塁本塁打を放った。外国人選手を含め、初本塁打が満塁弾は23年北村(ヤクルト)以来、プロ野球94人目(セ=35人目、パ=43人、1リーグ=16人)。球団では78年ミヤーン、94年鈴木、09年北川、16年エリアン、19年楠本に次ぎ6人目。井上の1発は決勝点となったが、過去5本のうち北川、エリアン、楠本の最近3本も、井上同様に逆転満塁のVアーチだった。

◆中日が4戦連続1点差負けの4連敗で借金は今季ワーストを更新する8となった。初回に1点先制もその裏、エース高橋宏斗投手(22)が井上に1号逆転満塁弾を浴びた。打線は1点差に迫ったが追いつけなかった。

◆DeNA井上絢登外野手(25)がプロ初本塁打を豪快なグランドスラムで決めた。この日、1軍昇格して即「6番左翼」でスタメンに名を連ねると、1点を追う1回2死満塁のチャンスで今季初打席が巡ってきた。中日高橋宏の3球目。低めスプリットをすくい上げ、右中間席への逆転の満塁本塁打を放った。昨季は8安打を放っていたが、本塁打は2年目でプロ初。豪快な一打にベンチも大盛り上がりとなった。プロ初本塁打がグランドスラムは球団では19年の楠本以来4人目となった。井上は「先輩方がつないでくれたチャンスだったので、思い切ってスイングしました!本当にグッドなスイングができたと思います!」と興奮気味に振り返った。打撃力に定評のある2年目の井上は、今季ここまでイースタン・リーグ58試合に出場して打率2割6分6厘、8本塁打、OPS・749の好成績をマーク。特に6月は打率3割8厘、4本塁打と状態を上げていた。前日1日の同リーグ西武戦でも2安打を放っていた。1軍の打線は前日1日の中日戦で32イニングぶり得点を挙げるも、内野安打の3得点止まり。得点力不足は深刻で、三浦大輔監督(51)も同戦後、勝利を喜びつつも「追加点が出ないところが今、苦しんでるところ」と課題を口にしていた。

◆中日のエース高橋宏斗投手(22)がリーグワーストの8敗目を喫した。初回、1番上林誠知外野手(29)の先頭打者アーチで1点を先制したが、その裏に高橋が2死走者なしから4失点で逆転を許した。2死走者なし、3番宮崎は三塁へのゴロ。だが高いバウンドの白球を照明に溶け込み三塁手佐藤が見失い安打に。その後2死満塁とし井上に右中間へ1号満塁本塁打を浴び逆転された。「負けるべくして負けた。(打たれたのは)スプリット。(佐藤が打球を見失ったのは)しょうがない。龍世さんを責める打球ではないんで。その後にファインプレーもしてくれたんで。僕の球が何もよくなかった」と反省した。高橋宏の満塁弾被弾は23年7月5日巨人戦で岡本に浴びて以来2年ぶり2度目。その後は6回まで無失点を続けたが打線が追いつけなかった。5月2日広島戦で2勝目を挙げてから8試合白星がなく5連敗となった。横浜スタジアムは自身初の開幕投手で5失点負け投手となった3月28日以来。「やり返す」と意気込んだマウンドだったが、悔しい結果になった。チームは4連敗で今季ワーストを更新する借金8と苦しい状況となった。「信頼してもらえるように...」と、高橋宏は帰りのバスへ向かった。シーズン残り半分でエースの信頼を取り戻す。

◆DeNA・井上絢登内野手(25)が、1軍に昇格した。代わって伊藤光捕手(26)が2軍に降格した。井上はプロ2年目の今季、開幕1軍に入りながらも出場機会はなく、4月2日に登録抹消。以降は、イースタン・リーグで58試合で打率・266、8本塁打、40打点をマークしていた。昨季26季ぶりの日本一の原動力となった打線の不振が続く中で起爆剤として期待され、「チームが勝つために、とにかく何が何でも出塁や打点。チャンスで回ってきたら絶対にチームのためになる1本を出したい」と闘志を燃やした。三浦監督は「やってきたことをそのまま出してくれれば」と期待を寄せた。

◆満を持して横浜スタジアムのマウンドに立つ。DeNA・小園健太投手(22)が3日の中日戦でプロ2度目の登板となる今季初先発を果たす。「このタイミングで来ると思っていなかったので、すごく驚きはある。いつ呼ばれてもいいように準備してきた」と口元を引き締めた。市和歌山高から2022年にドラフト1位で入団して4年目。三浦監督が現役時代につけた背番号18を託された右腕は、今季イースタン・リーグ12試合で6勝2敗、防御率1・67と好成績をマークしていた。今季は東、バウアー、ジャクソン、ケイと先発投手陣の層が厚く、登板機会が巡ってこなかったが、不振のバウアーが出場選手登録を抹消され、白羽の矢が立った。「モチベーションが上がらない時期ももちろんあった」と振り返りながらも、「(1軍に)最初に名前が呼ばれる選手でいたいとずっと思っていた」と明かした。プロ初登板だった昨年4月10日の中日戦(横浜)は、三回途中5失点で黒星。プロの洗礼を浴びる形となった相手に、リベンジを期す舞台でもある。「悔しい結果に終わった。自分としてもなんとかやり返したい思いはある」と語る口調には覚悟がにじみ出た。プロ初勝利へ、「殻を破るしかない」。将来を嘱望され続けるエース候補が、チャンスをつかむ。(阿部慎)

◆DeNA・井上絢登内野手(25)が、今季初打席でプロ1号となる逆転の満塁本塁打を放った。1点を先制された直後の一回。外角低めに落ちる高橋宏のスプリットをすくい上げ、滞空時間の長い一発を右中間席に運んだ。昨年に四国IL徳島からドラフト6位で入団した打力が売りの左打者。1軍昇格即先発で期待に応え「本当にグッドなスイングができたと思う」と声を弾ませた。

◆DeNAは0―1の一回、2死満塁から井上がプロ初本塁打を放ち、逆転した。石田裕は七回途中4安打3失点と粘り、2勝目を挙げた。4番手の入江が15セーブ目。中日は4連敗。高橋宏が6回4失点で8敗目を喫した。

◆ホームランボールを手に笑顔のDeNA・井上絢登=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆中日の上林が一回、先頭で10号ソロをたたき込んだ。3球目の速球を鋭く振り抜き、右翼ポール際へアーチをかけた。本塁打を2桁に乗せたのはソフトバンク時代の2019年以来、6年ぶり。「早く(10号を)打ちたかった」と納得顔だった。初回先頭打者本塁打は5月30日の巨人戦以来、通算6本目となった。8月で30歳を迎えるプロ12年目の実力者は既に2桁盗塁をマークするなど、走攻守でチームに欠かせない存在となっている。「あとはもう数をどんどん増やしていくだけ。倍ぐらいはいきたい」と意欲的だった。

◆DeNAは0―1の一回、2死満塁から井上がプロ初本塁打を放ち、逆転した。石田裕は七回途中4安打3失点と粘り、2勝目を挙げた。4番手の入江が15セーブ目。中日は4連敗。高橋宏が6回4失点で8敗目を喫した。?DeNA・井上がプロ入り1号となる満塁本塁打。プロ初本塁打が満塁弾(外国人選手を含む)だったのは、2023年8月9日のヤクルト・北村恵吾以来2年ぶり94人目(セ35人目、1リーグ時代16人、パ43人)。?DeNA(前身を含む)では1978年5月23日のミヤーン、94年8月9日の鈴木尚典、09年6月8日の北川隼行、16年7月6日のエリアン、19年6月9日の楠本泰史に次いで6年ぶり6人目で、日本選手は4人目。

◆DeNA・入江大生投手(26)が1点差の九回に4番手で登板し、今季15セーブ目を挙げた。前夜に2死一塁と一発逆転の場面で、あわやホームランかという右飛で打ち取ったボスラーから始まる打順もフォークで空振り三振。その後、1安打を許したが、後続を打ち取った。「ちょっとフラッシュバックした。でも同じミスはしない。結果に結びついてくれてよかった」と笑顔で振り返り、「ベイスターズはやっぱり夏に強い。いい流れは来ているんじゃないかと思う」と胸を張った。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
42312 0.575
(↑0.006)
-
(-)
68250
(+1)
166
(-)
42
(-)
63
(+1)
0.243
(-)
1.980
(↑0.03)
2
(-)
広島
36333 0.522
(↑0.007)
4
(-)
71234
(+2)
217
(+1)
36
(+1)
33
(-)
0.246
(↓0.001)
2.720
(↑0.02)
3
(-)
巨人
37372 0.500
(↓0.007)
5.5
(↓1)
67215
(-)
223
(+1)
45
(-)
32
(-)
0.240
(-)
2.640
(↑0.01)
4
(-)
DeNA
35353 0.500
(↑0.007)
5.5
(-)
70229
(+4)
204
(+3)
39
(+1)
38
(-)
0.227
(↓0.001)
2.610
(↓0.01)
5
(-)
中日
32402 0.444
(↓0.007)
9.5
(↓1)
69175
(+3)
223
(+4)
34
(+2)
49
(-)
0.220
(-)
2.860
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
20464 0.303
(↓0.005)
18.5
(↓1)
73180
(+1)
287
(+2)
32
(+1)
29
(+1)
0.220
(-)
3.620
(↑0.02)