1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 3 | 10 | 0 | 2 |
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:エスピノーザ(3勝3敗0S) (セーブ:マチャド(2勝3敗16S)) 敗戦投手:與座 海人(2勝2敗0S) 本塁打 |

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◆オリックスは6回表、西野のソロで先制に成功する。そのまま迎えた8回には、来田のソロと中川の適時二塁打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・エスピノーザが7回途中無失点の好投で今季3勝目。敗れた西武は、先発・與座が力投を見せるも、打線がつながりを欠いた。
◆2位オリックスは4位西武と沖縄で2連戦を行う。初戦のスタメンが発表された。沖縄出身の大城滉二内野手(32)が「9番遊撃」で出場。西武先発、与座との「沖縄対決」を制する。この日今季初めて1軍昇格した茶野篤政外野手(25)は、「7番右翼」に入った。ウエスタン・リーグでは67試合に出場し、打率3割9厘をマークしていた。先発はアンダーソン・エスピノーザ投手(27)。前回、3回3失点だった20日ヤクルト戦(神宮)から中10日で調整。今季3勝目を目指す。
◆オリックス大城滉二内野手(32)が2回守備から途中交代した。何らかのアクシデントとみられる。沖縄出身の大城は「9番遊撃」で出場。1回裏の守備で遊ゴロを2つさばき、3アウトとした後、険しい表情でベンチへ引き上げた。2回表の第1打席を前に、ネクストには紅林弘太郎内野手(23)が入り、2回裏の守備から紅林に交代した。
◆オリックス西川龍馬外野手(30)にアクシデントが発生した。「1番左翼」で出場。3回1死で西武与座から左前打を放ち、13戦連続安打をマークした。続く宗佑磨内野手(29)の左前打で二塁へ。3番森友哉捕手(29)の中飛に、急いで二塁へ戻った際、左足をベースにくじいたような形となった。足を引きずりながらベンチへ下がり、代走来田涼斗外野手(22)が送られた。球団は「左足首付近に痛みを感じたため、大事を取って交代」と発表した。2回には沖縄出身の大城滉二内野手(32)が初回の守備後、左内転筋に強い張りを感じて交代。ともに現在はアイシングなどを行い、様子を見ている。
◆西武が沖縄でのオリックス2連戦の初戦を落とした。沖縄県出身の与座海人投手(29)は試合序盤から走者を許しながら粘っていたものの、6回2死からオリックス西野に先制ソロを許すと、8回先頭の来田にもソロを被弾した。ここまで地元沖縄では2試合に登板し白星がなかったが、この日も凱旋(がいせん)勝利とはならなかった。打線はオリックス・エスピノーザに詰まらされる打球が多く、6回まで散発4安打。7回に1死満塁と逆転のチャンスを作ったものの、打順が8番牧野翔矢捕手(24)に回り、首脳陣は代打を出さなかった。与座が8回のマウンドへ向けて準備をしており、一般的に捕手を代える決断が難しいケースではあった。結果的に、代わったオリックス2番手山岡に対し、牧野は翻弄(ほんろう)されての空振り三振。9番源田も中飛に倒れた。オリックス来田の2失点目となったソロがその直後だっただけに、ダメージも大きかった。
◆2位オリックスは今季初の沖縄での一戦に勝利し、首位日本ハムとのゲーム差を1・5に縮めた。0-0の6回2死から3季ぶりに5番に座った西野真弘内野手(34)が西武与座の外角直球を右翼スタンドへ運んだ。4月2日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来、今季2号ソロで先制した。先発のアンダーソン・エスピノーザ投手(27)は6回まで4安打無四球で無失点の快投。だが、7回に1死から2四球と右前打で満塁とし、2番手山岡泰輔投手(29)と交代した。山岡は縦スライダーとチェンジアップを組み合わせ、牧野を空振り三振。最後は源田を直球で中飛に抑え、火消しした。8回には途中出場の来田涼斗外野手(22)が右翼へ今季1号ソロ。さらに2死一、二塁で中川圭太内野手(29)が2番手田村から右翼戦へ適時二塁打を放ち、3点目を挙げた。初回には、沖縄出身の大城滉二内野手(32)が遊撃守備で左内転筋に強い張りを感じて交代。3回には1番西川龍馬外野手(30)が二塁帰塁時に左足首付近に痛みを感じ、ベンチへ下がった。序盤にアクシデントが続くも、チーム一丸で白星をつかんだ。
◆西武がオリックスの投手リレーに完封負けした。7回は大きなチャンスだった。苦しんでいたエスピノーザから安打と2四球で1死満塁に。打順は8番牧野翔矢捕手(24)に。代打も選択肢になりそうな場面だったが、先発の与座が8回もマウンドに向かう準備をしており、一般的には与座の登板中に捕手は代えづらい場面でもあった。ただ牧野はオリックス2番手山岡に翻弄(ほんろう)され、空振り三振で逸機した。西口文也監督(52)は「打つ方に関してはそれなりに結果は出てたんで、そこは牧野で行こうかなというふうには」と送り出したものの、得点に至らず。「もうちょっと考えてくれよって。本当に。頼むわ...」と苦笑いを浮かべた。1番打者を任せる西川愛也外野手(26)の打率、出塁率が落ちてきたことには「タイミングの取り方とか。もうちょっと思い切り行ってくれればいいのになと思うところもあるから」とし「うちのチームとしては愛也の出塁率は本当に必要不可欠なんでね、なんとか早く調子を取り戻してほしい」と願った。現在は61試合連続で1番起用しているが、今後も同打順での起用していくかついては「我慢するかどうかは分かりません。はい」と含みを持たせた。
◆オリックス西野真弘内野手(34)が、決勝の2号ソロで球団の「沖縄1号」を決めた。試合前練習時には気温30度を超えた沖縄。22年10月2日楽天戦(楽天生命パーク)以来、3年ぶりの5番に座った西野は「正直びっくりしました」。それでも自らの打撃に集中。0-0の6回2死。西武与座の3球目、外角直球を振り抜き、高々と上がった打球は右翼スタンドに吸い込まれた。「とにかく食らいついていこうと思った。フェンスを越えるとは思っていなかったんですが、なんとかスタンドまで届いてくれてよかった」。4月2日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の今季2号ソロ。中盤まで互いに譲らぬ投手戦で一気に流れを引き寄せた。これが球団では沖縄開催試合で初本塁打。「やったっすね。誰も(自分と)当てれないんじゃないですか」と白い歯を光らせた。岸田監督も「いい時に本当によう打ってくれました」とたたえた。ベテランの1発で16年以来9年ぶりの那覇での勝利。初回には沖縄出身の大城が遊撃守備で左内転筋に強い張りを感じて打席に立たずに交代。3回には1番西川が二塁帰塁時に左足首付近に痛みを感じ、ベンチへ下がった。序盤のアクシデントも、チーム一丸でつかんだ白星。今季2度目の貯金10とし、首位日本ハムとのゲーム差を1・5に縮めた。【村松万里子】
◆沖縄出身の西武與座海人投手(29)の凱旋(がいせん)勝利はならなかった。ピンチを脱するたびに指笛の大合奏でたたえられるも6回、8回とソロを被弾。「チームを勝たせられず悔しいです」と話した。大きな声援には「その前でプレーできたことが非常にうれしいです」と感謝し「向こうに帰ってからも1球1球気持ちを込めて結果を出して、沖縄の皆さんに喜んでもらえるように」と思いを口にした。
◆オリックス・大城滉二内野手(32)が「9番・遊撃」で地元沖縄で凱旋試合に臨んだが、アクシデントに見舞われた。一回の守備でゴロを処理した際に痛めたとみられ、第1打席が回ってくる前までに交代となった。代わって二回の守備から紅林が出場した。昨季は開幕直前で右肩甲下筋の筋損傷と診断されて、5月14、15日に那覇で開催されたロッテ戦の出場はかなわず。オフの契約更改では凱旋試合出場への強い意欲を見せていた大城だったが、まさかの形でグランドから退くことになった。
◆オリックス・西川龍馬外野手(30)が負傷交代した。三回に13試合連続安打となる左前打で出塁。宗も安打で続いて二進した。続く森の中飛で帰塁した際に二塁ベースに左足を伸ばしたが、つまづく形となって痛める様子を見せた。治療でベンチに下がった後、戻ってくることはなく、代走に来田が送られた。この日は「9番・遊撃」で出場した大城が守備の際に負傷した模様で、すでに2人が途中交代する緊急事態となった。
◆オリックスは2016年以来、9年ぶりに沖縄開催の試合で勝利した。六回に西野が均衡を破る先制の2号ソロ。八回には途中出場の来田が今季1号となるソロ本塁打で加点し、中川の適時打で3点差とした。先発のエスピノーザは六回まで無得点に抑える好投。七回に1死満塁のピンチを招いて降板となったが、2番手・山岡が火消しして攻撃に流れを呼び込んだ。首位日本ハムが敗れたことで、1・5ゲーム差に縮めた。
◆西武先発の与座海人投手は地元での好投が報われなかった。六回に西野にソロ本塁打を浴びて先制されると、八回は来田に一発を許し、さらに連打を浴びて交代。2敗目を喫し「チームが勝つことが一番。悔しい」と唇をかんだ。今季最長の7回1/3を投げて3失点。降板時にはスタンドから拍手で力投をたたえられた。「大きな声援でずっと応援してくれた」と感謝した。
◆オリックスは伏兵2選手がソロを放ち、6カード連続の初戦白星をつかんだ。六回に西野真弘内野手が「ロースコアの展開で何とか打てて良かった」と2号ソロで先制。八回は途中出場の来田涼斗外野手が「一打席を無駄にしないため、準備をしている」と1号ソロで加点した。貯金を再び10に戻し、首位日本ハムと1・5ゲーム差に迫った。2日は沖縄出身のエース宮城大弥投手が先発する。
◆西武先発・与座海人は八回途中3失点で2敗目。3度目となった地元・沖縄での登板で今回も白星が付かなかった。六回2死から西野に先制ソロ、八回には先頭の来田に右越えソロを許し「 8回を任せてもらったのに、失点してしまったところは本当に反省」と唇をかんだ。西口監督は「内容は良かったけど、あの2発がね」と振り返った。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
42 | 29 | 2 | 0.592 (↓0.008) | - (-) |
70 | 248 (-) | 193 (+1) | 66 (-) | 38 (-) |
0.235 (-) | 2.300 (↑0.02) |
2 (-) |
ORIX |
39 | 29 | 3 | 0.574 (↑0.007) | 1.5 (↑1) |
72 | 260 (+3) | 248 (-) | 47 (+2) | 33 (+1) |
0.263 (-) | 3.220 (↑0.05) |
3 (-) |
ソフトバンク |
39 | 30 | 3 | 0.565 (↑0.006) | 2 (↑1) |
71 | 264 (+1) | 210 (-) | 44 (-) | 47 (-) |
0.245 (-) | 2.590 (↑0.04) |
4 (-) |
西武 |
38 | 34 | 0 | 0.528 (↓0.007) | 4.5 (-) |
71 | 192 (-) | 186 (+3) | 29 (-) | 47 (+1) |
0.237 (-) | 2.410 (↓0.01) |
5 (-) |
楽天 |
34 | 36 | 2 | 0.486 (↑0.008) | 7.5 (↑1) |
71 | 200 (+6) | 229 (-) | 26 (+1) | 70 (+2) |
0.242 (↑0.002) | 2.930 (↑0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
28 | 42 | 0 | 0.400 (↓0.006) | 13.5 (-) |
73 | 193 (-) | 254 (+6) | 38 (-) | 28 (-) |
0.220 (↓0.002) | 3.440 (↓0.04) |
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