楽天(☆6対0★)ロッテ =リーグ戦12回戦(2025.07.01)・楽天モバイルパーク宮城=
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ロッテ
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楽天
20100012X61311
勝利投手:ハワード(4勝0敗0S)
敗戦投手:ボス(2勝4敗0S)

本塁打
【楽天】小深田 大翔(1号・8回裏2ラン)

  DAZN
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◆楽天は初回、渡邊佳の適時二塁打で2点を先制する。そのまま迎えた3回裏に中島の適時打で1点を加えると、7回には小郷の適時三塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・ハワードが6回2安打無失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは、打線が沈黙した。

◆宮城県出身のSKE48菅原茉椰(25)が、セレモニアルピッチに登場した。背番号「48」の楽天ユニホームを着て、捕手役の石原に向かってワンバウンド投球した。菅原は「2016年以来2度目のマウンドということで、1度目よりもいいボールを投げる! と、意気込んで臨みました。ワンバウンドしてしまい、とても悔しいです」と振り返った。その上で「また楽天モバイルパーク宮城に戻ってくることができて本当にうれしいですし、楽天イーグルスファンの皆さんの声援がとても温かかったです。いつかリベンジさせていただけるよう、もっともっと楽天イーグルスを応援していきます」と力を込めた。

◆右手指先のコンディション不良で離脱していた楽天スペンサー・ハワード投手(28)が、復帰登板で好投した。初回、ロッテ先頭の藤原、続く寺地をいずれもチェンジアップで空振り三振。最後は3番安田を二ゴロに退けた。その後も相手打線を手玉に取り、5回2死まで無安打投球。ソトに初安打を打たれたが、1度も二塁を踏ませず危なげない投球を披露した。6回92球、2安打無失点6奪三振でまとめた助っ人右腕は「野手のみなさんが流れを持ってきてくれました。リードを保つために、自分のできること、ベストを尽くすことができました。ガンバリマシタ」と笑顔で話した。

◆ロッテ先発のオースティン・ボス投手(33)は5回8安打3失点で試合を作れなかった。初回から連打を許し2点を献上するなど、毎回安打を浴びた。デーゲームの防御率3・91に対してナイトゲームは同1・07と得意としていたが、自身3勝目とはならなかった。登板後は「毎回ランナーを出してしまい自分の思っていたような試合展開にならず苦しい展開、ピッチングになってしまった。投球数も増えてしまい6回のマウンドに行けなくなってしまった」と悔しさを口にした。

◆楽天がシーズン折り返しの一戦を白星で飾り、借金を2に減らした。初回2死から3連打で先制点をもぎ取った。黒川史陽内野手(24)が右前打、オスカー・ゴンザレス外野手(27)が左前打でつなぎ、最後は渡辺佳明内野手(28)が2点適時二塁打を左翼に運んで先行した。3回に中島大輔外野手(24)、7回には小郷裕哉外野手(28)の適時三塁打で追加点。8回には小深田大翔内野手(29)の1号2ランでリードをさらに広げた。右手指先のコンディション不良で離脱していたスペンサー・ハワード投手(28)が、6回2安打無失点。5回2死まで無安打投球と快投し、4勝目をつかんだ。

◆最下位ロッテは5位楽天に今季17度目の0封負けを喫した。先発ボスは5回8安打3失点と、試合を作れなかった。初回から連打を許し2点を献上するなど、毎回安打を浴びた。デーゲームの防御率3・91に対してナイトゲームは同1・07と得意としていたが、自身3勝目とはならなかった。登板後は「毎回ランナーを出してしまい自分の思っていたような試合展開にならず苦しい展開、ピッチングになってしまった。投球数も増えてしまい6回のマウンドに行けなくなってしまった」と悔しさを口にした。6回から登板の2番手中村稔が2死満塁のピンチを作るも、東妻が無失点に抑え火消しに成功。それでも7回から回またぎで2イニングを投げた4番手の八木が3失点で突き放された。打線は楽天の先発ハワードを前に5回2死まで無安打に抑えられ、その後も得点を奪えなかった。

◆右手指先のコンディション不良で離脱していた楽天スペンサー・ハワード投手(28)が、無傷の4連勝を飾った。決勝打の渡辺佳明内野手(28)と上がったお立ち台では「今日は暑かったです。でも、皆さんの応援の方が熱かったです。ありがとうございました」と流ちょうな日本語でファンに感謝を伝えた。多彩な決め球でロッテ打線を翻弄(ほんろう)した。初回、先頭藤原、2番寺地をいずれもチェンジアップで空振り三振。3番安田は152キロ直球で二ゴロに封じた。5回先頭の西川はナックルカーブで遊ゴロ、続く石川慎はスライダーで投ゴロに。5回2死からソトに初安打を浴びたものの、後続は断って1度も二塁を踏ませなかった。復帰登板を6回2安打無失点6奪三振でまとめた。「基本的に自分のやるべきことは変わらない」と話した上で「野手の皆さんがいつも助けてくれる、自分が投げる時に打ってくれるので、野手の援護がとても自分の仕事を楽にしてくれてるなと感じてます」と笑顔で振り返った。試合前日には岸孝之投手(40)の投球を想像しながら調整していたと明かしていた。「岸さんの投げ方は試合前のキャッチボールで意識してちょっと投げて。試合前のブルペンでもやってみたんですけど、あんまりうまくいかなかったので、自分の方に戻して。それは岸さんのせいではなくて自分のせいです(笑い)」と話した。

◆楽天はシーズン折り返しの一戦で、不振の2人が勝利を呼び込んだ。3-0の7回2死一塁、小郷裕哉外野手(28)が貴重な追加点を挙げた。ロッテ八木の4球目、真ん中151キロ直球を右中間に運ぶ適時三塁打。「思ってたより飛んでなかったですけど、悪くはなかった。イメージしてた通りに久しぶりに打てた」。21打席ぶりの安打でダメ押しした。途中出場の小深田大翔内野手(29)にも1号2ランが飛び出した。4-0の8回無死一塁。八木の初球、147キロ直球を右翼席に運んだ。「村林と話して1つヒントをもらったんで、それをやってみようと」。"企業秘密"の中身は明かさなかったが、13打席ぶり安打で試合を決めた。メジャー通算95本塁打を誇る元ヤンキースのボイトが6月に入団し、1軍昇格も近い状況だ。レギュラー争いが激しくなる中、苦しんでいた2人が意地を見せた。

◆楽天が快勝した。一回に渡辺佳明内野手の適時二塁打で2点を先制し、三回に中島大輔外野手の適時打で1点を追加した。さらに七回に1点、八回には小深田大翔内野手の1号2ランで突き放した。先発のハワードは変化球が安定し、6回を無失点で4勝目を挙げた。

◆ロッテは2度目の対戦となった楽天・ハワードに6回2安打無失点と封じ込まれ、その後も二塁すら踏めないまま、今季70試合目にして昨季に並ぶ17度目の零封負け。先発のボスは5回3失点でピリッとせず、4月25日の日本ハム戦を最後に白星から遠ざかる。吉井監督は「前回と同じようなやられ方だった。ちょっと指示の出し方がまずかった」。投打にいいところなく敗れたチームの借金は再び14に膨らんだ。

◆右手指先のコンディション不良から復帰した楽天・ハワードが無傷の4勝目を挙げた。巧みに緩急を駆使しながら6回を2安打に抑え、二塁すら踏ませない快投。「とてもいい感覚だった」と手応えを口にした。今季からチームに加わり、防御率1・53と先発陣の中心的存在になっている。それでも「自分の頑張り以上に、野手の皆さんに助けてもらっている」と謙虚に話した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
42292 0.592
(↓0.008)
-
(-)
70248
(-)
193
(+1)
66
(-)
38
(-)
0.235
(-)
2.300
(↑0.02)
2
(-)
ORIX
39293 0.574
(↑0.007)
1.5
(↑1)
72260
(+3)
248
(-)
47
(+2)
33
(+1)
0.263
(-)
3.220
(↑0.05)
3
(-)
ソフトバンク
39303 0.565
(↑0.006)
2
(↑1)
71264
(+1)
210
(-)
44
(-)
47
(-)
0.245
(-)
2.590
(↑0.04)
4
(-)
西武
38340 0.528
(↓0.007)
4.5
(-)
71192
(-)
186
(+3)
29
(-)
47
(+1)
0.237
(-)
2.410
(↓0.01)
5
(-)
楽天
34362 0.486
(↑0.008)
7.5
(↑1)
71200
(+6)
229
(-)
26
(+1)
70
(+2)
0.242
(↑0.002
2.930
(↑0.04)
6
(-)
ロッテ
28420 0.400
(↓0.006)
13.5
(-)
73193
(-)
254
(+6)
38
(-)
28
(-)
0.220
(↓0.002)
3.440
(↓0.04)