DeNA(☆3対2★)中日 =リーグ戦12回戦(2025.07.01)・横浜スタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0200000002501
DeNA
30000000X3500
勝利投手:東 克樹(7勝4敗0S)
(セーブ:入江 大生(2勝1敗14S))
敗戦投手:金丸 夢斗(0勝3敗0S)

本塁打
【中日】細川 成也(4号・2回表ソロ)

  DAZN
チケットぴあ DeNA戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆DeNAが連敗を4で止めた。DeNAは1回裏、蝦名と山本の連続適時打で3点を先制する。投げては、先発・東が7回3安打2失点の力投。その後は2投手の継投でリードを守り、東は今季7勝目を挙げた。敗れた中日は、先発・金丸が好投するも、打線が振るわなかった。

◆プロ6度目の先発で初勝利を目指す中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)を今日こそ打線が援護できるか。ここまで5試合、金丸が投げている間の31イニングで援護点はわずか3点。DeNA先発東には3月28日開幕戦で7回無失点で白星を献上しているが、何とか早めの援護点を奪いたい。2番には辻本倫太郎内野手(23)を4月10日広島戦以来のスタメンで「2番・二塁」で起用した。

◆気迫の一打でついに0行進を止めた。DeNAが32イニングぶりに得点を挙げた。1回、立ち上がりから中日のルーキー左腕金丸を攻めた。先頭の佐野が中前打で出塁。2番度会は犠打が失敗して1死一塁となるも、続く宮崎が左前打、牧が死球で1死満塁とした。続く筒香は空振り三振となるも、続く蝦名が追い込まれながらもボテボテの遊撃前の当たりを放つ。これにヘッドスライディングで間一髪セーフ。蝦名は「チームが点を取れてなかったので、必死にもぎ取っていこうと考えて打席に入りました! 根性です!」とコメントした。これが6月22日ロッテ戦(横浜)の5回以来、32イニングぶり、9日ぶりの得点となった。さらに続く山本もサード強襲の内野安打で2点を追加。「前の打席で蝦名さんが1点を取ってくれたので、気持ちを楽にして打席に入ることができました。追加点を取れて東さんを援護できたのは良かったです。引き続き東さんが楽に投げられるようにサポートしていきます!」と3点を先取した。チームはリーグ再開後の巨人との3連戦で3試合連続完封負けを喫していた。三浦大輔監督(51)は試合前、「形も大事かもしれないですけれど、気持ちも大事かなと。全員で今の状況を打破するために、がむしゃらにやります」と話しており、言葉通りの内野安打で主導権を握った。

◆中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発でもプロ初勝利とはならなかった。1点を追う8回1死二塁で打順が回り、代打板山を送られた。だが、追いつくことはできなかった。試合はつくった。自己最多118球、自己最長7回を投げ5安打3失点。2回以降は「0」を重ね、4回以降は走者も出さなかった。悔やまれる初回となった。DeNA打線につかまり3点を失った。2死満塁から蝦名にボテボテのゴロを打たせたが、打球が緩過ぎて遊撃への先制適時内野安打となった。さらに続く山本に三塁佐藤のグラブを弾く2点適時内野安打を許した。初回だけで37球を費やした。この日は打線が初めて投球中に2点を援護したが、あと1点が遠かった。金丸は今季6試合投げ、4失点した6月5日ソフトバンク戦を除く5試合でクオリティースタート(6回以上投げ自責3点以下)。未勝利ながらも安定した投球を続けている。

◆中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発でもプロ初勝利とはならなかった。自己最多118球、最長7回を投げ3失点と粘るも打線が援護できなかった。チームは3試合連続1点差負けの3連敗を喫し、今季ワーストを更新する借金7となった。初回だけだった。金丸が2死満塁から蝦名の遊撃への適時内野安打、山本の三塁グラブを弾く2点適時内野安打で計3点を失った。2回以降7回まで「0」を並べ、立ち直っただけに悔やまれる立ち上がりとなった。「初回からもう少し緩急を使えば良かったと反省しています。緩急をうまく使いはじめてから落ち着いてきました」と悔しさがにじむコメントだった。打線は2回に細川成也外野手(26)の4号ソロ、ドラフト4位石伊雄太捕手(24)の左中間への適時二塁打で2点を奪い1点差まで詰め寄ったが、DeNA先発の東を攻めきれず、追いつけなかった。東には23年から9連勝、通算でも18試合で14勝2敗と得意にされている。

◆横浜スタジアムが停電して試合開始が15分遅れるハプニングが起きた。球団は原因について、受変電設備の一部機器作動不具合により、球場内設備の停電が発生したと発表した。試合開始14分前、スタジアムDJがスタメン発表をしている途中の出来事だった。メインビジョンの電源が落ち、記者席の電気も消えた。場内は静寂に包まれ、ファンも困惑して異様なムードに包まれた。約1分後、音声は復活してスタメン紹介は再開されたが、メインビジョンは何もつかずに暗い画面のままとなった。試合開始7分前、場内アナウンスで「先ほどスタジアムの電源が落ちましたため、ただいま原因を確認中でございます。恐れ入りますが試合開始までしばらくの間お待ちくださいませ」と説明。すぐにナイター照明が復活し、試合開始5分前には記者席の電気が復活した。試合開始予定の午後6時の1分前には「先ほどスタジアム全体の電源が落ちた影響で試合開始を遅らせております。ビジョンの復旧を持って試合開始とさせていただきます」と場内にアナウンスが流れ、試合開始が遅れるというアクシデントが起きた。その後、午後6時4分にビジョンが点灯。「先ほどビジョン復旧のめどが立ちましたため、この後試合開始とさせていただきます」とアナウンスが流れ、午後6時7分ごろに君が代斉唱、同8分にメンバー表交換となった。結局、試合開始は15分遅れて午後6時15分にプレーボールとなった。【一連の停電のアクシデント】午後5時46分 スタジアム全体が停電。スタメン紹介が中断されて場内も困惑同48分 音声は復活してスタメン紹介は復活同53分 「原因は確認中」と場内アナウンスで説明同55分 ナイター照明や記者席の電気が復活同59分 試合開始が遅れるアナウンス午後6時4分 メインビジョンが復旧同7分 君が代斉唱同8分 メンバー表交換同12分 始球式同15分 試合開始

◆DeNA打線が試合開始前のアクシデントにも惑わされず、気迫のプレーで連敗を4でストップした。1回、立ち上がりから中日のルーキー左腕金丸を攻めた。先頭の佐野が中前打で出塁。2番度会が犠打を失敗して1死一塁となるも、続く宮崎が左前打、牧が死球で1死満塁とした。筒香は空振り三振となるも、続く蝦名が追い込まれながらもボテボテの遊撃前の当たりを放つ。これにヘッドスライディングで間一髪セーフ。蝦名は「チームが点を取れてなかったので、必死にもぎ取っていこうと考えて打席に入りました! 根性です!」とコメントした。先制した試合はここまで26勝4敗3分け。一方で先制されると7勝31敗。大きな意味合いを持つ先制点をもぎ取った。これが6月22日ロッテ戦(横浜)の5回以来、32イニングぶり、9日ぶりの得点となった。さらに続く山本もサード強襲の内野安打で2点を追加。「前の打席で蝦名さんが1点を取ってくれたので、気持ちを楽にして打席に入ることができました。追加点を取れて東さんを援護できたのは良かったです。引き続き東さんが楽に投げられるようにサポートしていきます!」と3点を先取した。チームはリーグ再開後の巨人との3連戦で3試合連続完封負けを喫していた。三浦大輔監督(51)は試合前、「形も大事かもしれないですけれど、気持ちも大事かなと。全員で今の状況を打破するために、がむしゃらにやります」と話しており、言葉通りの内野安打で主導権を握った。投げてはエースの東克樹投手(29)が踏ん張った。3点の援護をもらった直後の2回、先頭の細川にバックスクリーンのビジョン直撃の特大ソロを浴び、2死二塁から石伊に適時二塁打を打たれて1点差に迫られるも、そこからはギアチェンジ。3回以降は1人の走者も許さずに7回3安打2失点7奪三振と役割を果たした。1点差の8回は伊勢が2死三塁のピンチを切り抜けると、9回は入江が締めてリードを守り抜いた。三浦監督は試合後、「初回良い攻撃ができたと思います。(蝦名は)2アウトで追いこまれた中で何とか事を起こして気持ちでやってくれました。(チームは)まだまだ本調子じゃないですけど今日の勝ちをきっかけにしたいと思います」と振り返った。

◆中日ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発でもプロ初勝利を逃した。自己最多118球、自己最長7回を投げ5安打3失点。2回以降は「0」を重ね4回以降は走者も出さなかった。「いつも通りの投球が2回以降はできた。それだと今日みたいに負けてしまうので、初回の入りを大切にしながらもっと緩急を使えばよかった。そこが反省点」と悔しそうに振り返った。初回に3点を失った。2死満塁から蝦名にボテボテのゴロを打たせたが、打球が緩過ぎて先制の遊撃への適時内野安打となった。さらに続く山本に三塁佐藤のグラブを弾く2点適時内野安打を許した。初回だけで37球。「やっぱり勝ちたい、勝ちたいと気持ち的にもフワフワしていた」と空回りしていた。開始直前に球場が停電し、15分遅れのプレイボールとなった。井上一樹監督(53)も「ちょっとかわいそう」と試合後に話したが、金丸は「びっくりしましたが、影響なしです」ときっぱり言い切った。この日は打線が初めて投球中に2点を援護したが、あと1点が遠かった。金丸は今季6試合投げ4失点した6月5日ソフトバンク戦を除く5試合でクオリティースタート(6回以上投げ自責3点以下)。未勝利ながらも安定した投球を続けている。投げ合ったDeNA東の投球に「変化球と真っすぐのコンビネーションがすごい。見習うべき」と刺激をもらった。今季3敗目も黄金ルーキーは確実に成長している。

◆中日が3試合連続1点差負けの3連敗を喫し、借金は今季ワーストを更新する7となった。ドラフト1位金丸夢斗投手(22)が6度目の先発もプロ初勝利とはならなかった。自己最多118球で最長7回を投げ、3失点とも打線が援護できなかった。

◆ボテボテでも関係ない。DeNA蝦名達夫外野手(27)が執念のヘッドスライディングで32イニングぶりの得点をもぎ取った。1回2死満塁、追い込まれながらも中日金丸のチェンジアップに食らいついた。遊撃前へボテボテのゴロ。懸命に走って「体が反応した」と頭からすべり込んだ。セーフ判定に目の前の地面をグーでたたいて喜びを表現。「何としても点を取ろう、何としてもバットに当てようと。根性です!」と8試合ぶりの先発起用に応えた。チームはリーグ再開後は巨人との3連戦で3試合連続完封負けを喫しており、これが6月22日ロッテ戦(横浜)の5回以来32イニングぶり、9日ぶりの得点となった。試合前のミーティングではコーチ陣から「ヒット打てなくても四球だったり食らいつく姿勢で気持ちの面から攻めていこう」と意思統一された。その通り、気持ちのこもったプレーで「1点」を奪取。先制した試合はこれで27勝4敗3分けとなった。さらに山本も蝦名に続いて三塁強襲の内野安打で2点を追加。内野安打2本で3点を先取し、そのまま守り抜いた。三浦監督は蝦名の気持ちの入ったプレーに「決していい当たりじゃなかったですけど、ああいった必死さは今のチームに必要なプレーだと思います」と称賛した。8勝14敗と苦しんだ6月を終え、7月を白星でスタートした。「苦しい時こそこういう気持ちでやっていけば結果はついてくると思いました」と蝦名。逆襲の7月にする。【小早川宗一郎】

◆DeNA東克樹投手(29)がハーラートップタイの7勝目を挙げた。2回に中日細川に特大ソロを浴びるなど3安打で2失点を喫したが、3回以降は1人の走者も許さず。7回3安打2失点7奪三振と安定感のある投球で先発の役割を果たし、約1カ月ぶりの白星をゲット。「チームが連敗を止めることができてホッとしてます。2回以降自分らしく打たせてとる投球ができたので良かった」とうなずいた。

◆DeNA東克樹投手(29)がハーラートップタイの7勝目を挙げた。2回に中日細川に特大ソロを浴びるなど3安打で2失点を喫したが、3回以降は1人の走者も許さず。7回3安打2失点7奪三振と安定感のある投球で先発の役割を果たし、約1カ月ぶりの白星をゲットした。リーグ戦再開を迎えるにあたって、東にはどうしても会いたい相手がいた。立命大時代のチームメートで今は病と闘う福森大翔(ひろと)さんだ。10万人に1人の割合で発症する悪性腫瘍(希少がん)と闘っており、6月15日のオリックス-巨人戦(京セラドーム大阪)で、福森さんは大阪桐蔭時代の同期・オリックス森が捕手を務める中で始球式を行った。試合に勝利してお立ち台に上がった森と涙を流しながら記念写真に納まった様子は、野球ファン全体から温かい拍手が送られた。交流戦を終えた2連休。東はいてもたってもいらず、大阪まで会いに行った。「僕が会いたくなって。登板のタイミングとかいろいろ重なって、なかなか行けなかったんですけど...」笑顔を見せてくれた仲間の姿に、胸を打たれた。「ぐっとくるものがありました。僕ももう一段、頑張ろうと思えました」7回2失点。持ち味の粘り強い投球で約1カ月ぶりの白星となるリーグトップタイの7勝目を挙げた中日戦(横浜)後、改めてしみじみと言った。「僕にとってはすごく大きな1日だった。より頑張ろうと思えましたし、彼も苦しい中で日々を過ごしてる中で、少しでもパワーを与えることができたらいいなと思いながら今日は投げました」粘って粘ってリードを守り抜いた背番号11。その覚悟は、青春時代を過ごした友にもきっと届いている。

◆異例のアクシデントが起こった。試合開始前の午後5時47分頃に球場内が突如、停電。DeNAの先発発表をしていた場面で電光掲示板が消え、照明や室内の電気系統もつかない事態となった。その後、球場内には「球場の電源が落ちたため、原因を確認中でございます」などとアナウンスがあり、徐々に復旧。午後6時の試合開始時点で復旧は間に合わず、試合開始が遅れることになった。

◆32イニングぶりの得点を執念でつかんだ。DeNAは一回2死満塁で6番・蝦名達夫内野手の遊撃内野安打で先制。ボテボテのあたりに、一塁にヘッドスライディングしてセーフを勝ち取った。「チームが点を取れていなかったので、必死にもぎ取っていこうと考えて打席に入った。根性です」と胸を張った。続く山本も三塁強襲の内野安打で2点を加え、エースの東を援護。リーグ戦再開後、巨人に3戦連続零封負けと打線の復調が待たれる中、泥臭く得点をつかんだ。三浦監督は試合前、打線の現状打破について、メンタルの重要性を強調した。「もちろんデータもある。でも最終的には、グラウンドでどれだけやってきたことにしがみつくか。形も大事かもしれないけれど、やっぱり気持ちも大事」。闘志を出したプレーを、ナインが体現した。(阿部慎)

◆DeNA・石田裕太郎投手(23)が2日の中日戦に先発する。前回6月22日のロッテ戦は救援で3回3失点。先発、中継ぎの両方をこなし、難しい役割を求められる2年目右腕は「任されたところで投げる。それが一番」と話した。中日には5月22日に1安打完封勝利を収めているが、「前回のことは忘れる。相手も変わってくるし、対策も練ってくる。チームを勢いづけられるような投球ができれば」と力強かった。

◆DeNAが連敗を4で止めた。先発の東克樹投手は7回3安打2失点。ストライク先行の投球で7三振を奪い、リーグトップに並ぶ7勝目(4敗)を挙げた。打線は一回に蝦名達夫外野手、山本祐大捕手の連続適時打で3点を先制した。

◆一回 ショートへの適時内野安打を放ったDeNA・蝦名達夫=横浜スタジアム(撮影・荒木孝雄)

◆執念を見せた! DeNAは1日、中日12回戦(横浜)に3―2で競り勝ち、連敗を4で止めた。6月27-29日の巨人戦で3試合連続で無得点だった打線は、一回に32イニングぶりに得点。2死満塁で蝦名達夫外野手(27)が遊撃への適時内野安打を放ち、山本祐大捕手(26)が三塁強襲の2点内野安打で続いた。リーグ4位のチームは借金を1に減らし、3位巨人とのゲーム差を1に縮めた。中日の黄金ルーキー、金丸を再び返り討ちにした。一回、金丸から4安打を集めて3点を奪取。内野安打で2者を生還させた山本が、堂々と胸を張った。「点が入っていない状況というのも知っていたし、早い段階で得点を増やしたら東さんも楽に投げられると思った。ここで打ちたいと思った」一回2死満塁で6番・蝦名が遊撃への内野安打を放ち、32イニングぶりの得点を刻んだ。ボテボテの当たりだったが、ヘッドスライディングでセーフを勝ち取った先輩の姿に「気持ちを楽に打席に入れた」と山本。低めの直球を強振し、三塁強襲の打球を放った。金丸と昨年3月の日本代表強化試合でバッテリーを組んだ経験がある山本は、5月5日の初対戦でも逆転の2点打をマーク。それでも「相性は多分良くない。めっちゃ、いいピッチャー。打ちやすいとかは、ない」と冷静に振り返る。試合前に発生した停電による影響で、開始が予定の午後6時から15分遅れた。「ブルペンが真っ暗になった。びっくりした」というが、守っても東ら3投手を好リードした。6月27-29日の巨人戦は3戦連続零封負け。この日、試合前のミーティングでは「点数を取るために各打者が役割をしっかりやっていこう」と首脳陣が声を掛けた。気迫を見せた蝦名が「まずは気持ちの面でしっかり攻めていこうと思った」と語れば、山本も「みんな死ぬ気でやっています」と力強い。三浦監督は「初回、ああいう形で得点できたことは一つのきっかけになる」と語った。再浮上へ、チーム一丸で突き進む。(阿部慎)

◆DeNA・東克樹投手(29)は7回2失点と力投。6月3日以来の白星で、リーグトップに並ぶ7勝目を挙げた。中日戦は2023年4月の対戦から9連勝。「チームの連敗を止めることができて、すごくホッとしている」とヒーローインタビューで表情を緩ませた。一回を三者凡退で立ち上がり、その裏に3点の援護を呼び込んだ。二回を除いて1人の走者も許さず、低めに球を集めて7三振を奪った。立命大からドラフト1位で入団して8年目。関西学生リーグのライバル校、関大から鳴り物入りで中日に入団した金丸に「意識はあった。学年は被っていないけど、関西で同じリーグ。負けたくない」と対抗心を燃やし、左腕同士の投げ合いを制した。交流戦を終えた後の休日に、どうしても会いたい人がいた。立命大のチームメートで、現在は希少がんと闘う同学年の福森大翔さん(29)。大阪桐蔭高では森友哉(オリックス)と同期で甲子園出場経験もあるが、4年前に希少がんを患った。6月15日のオリックス-巨人(京セラ)で始球式を務めた友について東は「会いたくなった。なかなか大阪まで行けていなかったが、一日を使ってでも彼の話を聞こうと思った」。過酷な闘病生活の話を聞き、「もう一段、頑張ろう」と心を奮い立たせた。「彼も苦しい中で日々を過ごしている。少しでもパワーを与えることができたらいいなと思いながら投げました」。先発の一角を担ってきたバウアーが不振で出場選手登録を外れた中、連敗ストップの仕事を果たした。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
41312 0.569
(↑0.006)
-
(-)
69249
(+2)
166
(+1)
42
(-)
62
(-)
0.243
(-)
2.010
(↑0.01)
2
(-)
広島
35333 0.515
(-)
4
(↓0.5)
72232
(+2)
216
(+2)
35
(+2)
33
(-)
0.247
(-)
2.740
(↑0.02)
3
(-)
巨人
37362 0.507
(↓0.007)
4.5
(↓1)
68215
(+1)
222
(+2)
45
(-)
32
(-)
0.240
(-)
2.650
(↑0.01)
4
(-)
DeNA
34353 0.493
(↑0.008)
5.5
(-)
71225
(+3)
201
(+2)
38
(-)
38
(-)
0.228
(-)
2.600
(↑0.01)
5
(-)
中日
32392 0.451
(↓0.006)
8.5
(↓1)
70172
(+2)
219
(+3)
32
(+1)
49
(-)
0.220
(↓0.001)
2.840
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
20454 0.308
(-)
17.5
(↓0.5)
74179
(+2)
285
(+2)
31
(-)
28
(-)
0.220
(↓0.001)
3.640
(↑0.04)