1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 5 | 2 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 18 | 1 | 2 |
DeNA | 3 | 0 | 0 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 12 | 1 | 1 |
勝利投手:横山 陸人(2勝1敗0S) (セーブ:中森 俊介(2勝2敗3S)) 敗戦投手:バウアー(4勝6敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテが乱打戦を制した。ロッテは初回、山本の3ランなどで一挙5点を先制する。直後に3点を返されるも、2回表には安田と西川の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、3番手・横山が2回無安打無失点で今季2勝目。敗れたDeNAは、先発・バウアーが大誤算だった。
◆DeNA度会隆輝外野手(22)が珍しい形での"幻のランニングホームラン"で追い上げた。6点を追う4回、1死二、三塁で打席へ。度会がロッテ先発ボスから左中間へライナーを放った。左翼・西川が捕球できず、足に当ててボールはセンター方向に転々。その間に二塁走者の京田もヘッドスライディングで本塁に生還した。本塁は間一髪のタイミングでセーフとなり、送球間に度会は三塁を狙う。タイミングは際どかったが、捕手・寺地の送球が悪送球となり、打球処理してカバーがいない広大なレフト方向に転々。度会は悠々とう本塁に生還した。記録は度会の二塁打と寺地の悪送球で、3点差に詰め寄った。試合は先発バウアーが来日最短1回0/3を来日ワーストタイの7失点でKO。以降もロッテ打線を止められずに4回時点で今季ワーストを更新する15安打9失点を喫していた。
◆ハマスタに異常事態が起きている。DeNA先発は元サイ・ヤング右腕のバウアー、ロッテ先発はメジャー通算207試合登板を誇るボス。交流戦のチーム打率最下位が1割9分7厘と12球団最下位のDeNA打線とパ・リーグ最下位でチーム打率もリーグ最下位のロッテ打線と、投手戦が予想された。しかしふたを開けてみれば記録的な打ち合いの様相を呈した。1回にロッテが山本の3ランなどで5点を先取。2回も3点を挙げ、先発バウアーを来日最短1回0/3で来日ワーストタイの7失点でKOした。5回までで今季最多16安打10得点と、一時は6点のリードを得た。それにDeNA打線もあきらめずに食らいついた。1回に佐野、梶原の適時打と牧の遊ゴロの間に3点を返すと、4回1死二、三塁から度会が2点適時二塁打。ボールを左翼・西川がはじいている間に二走・京田が生還し、送球間に三塁を狙った度会を刺そうとした捕手・寺地の悪送球で本塁まで生還。"幻のランニングホームラン"の形で3点を返した。5回にはロッテ藤原にソロを浴びて4点差に広がるも、その裏に無死一塁から筒香がバックスクリーン右に豪快な2試合連発となる6号2ラン。さらに京田の適時打で1点差まで詰め寄って前半の5回を終えた。試合前練習中から上空に強い風が吹き荒れた中での一戦。交流戦はチーム打率最下位のDeNAと、前日の同戦で完封負けを喫していたパ最下位のロッテ打線が序盤からド派手な打ち合いを展開した。
◆DeNAローワン・ウィック投手(32)が史上22人目の3者連続3球三振の「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成した。9-10と大荒れの一戦で、1点を追う8回に登板。先頭のロッテ山本を155キロで見逃し三振に仕留めると、続く西川へ3球連続直球で空振り三振。最後は代打藤岡を156キロ直球で見逃し三振に仕留めた。これで球団では24年ぶりで史上4人目、ヤクルト石山に次ぐ今季2度目のイマキュレートイニング達成となった。イマキュレートイニング イニング3者連続3球奪三振は大リーグで「イマキュレートイニング」と言われる。英語の「イマキュレート(immaculate)」には「完全無欠の」「汚れのない」の意味がある。1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテ3回戦(横浜)の8回、山本、西川、藤岡を3球三振に仕留めて達成。今年4月5日石山(ヤクルト)以来22人、24度目で、DeNAでは79年6月16日平松、91年8月28日佐々木、01年5月1日河原に次いで4人目。また、外国人投手では11年5月24日ウルフ(日本ハム)18年5月16日、23年6月6日モイネロに次ぎ3人、4度目となり、セ・リーグの助っ人では初めて。
◆DeNAの交流戦最終戦は大荒れだった。両軍で30安打19得点と打ち合いの末に、1点及ばず敗戦。一時は6点差から1点差まで詰め寄ったがわずかに及ばなかった。これで交流戦は7勝11敗と4つの負け越しで終え、貯金は1となった。三浦大輔監督(51)はバウアーについて「見たとおりですね。悪かったですね」と評し、打線の追い上げについても「もう少しだったんですけどね。みんな集中して最後まで戦ってくれました」と粘りをたたえた。交流戦は4つ負け越しとなり「苦しい戦いでした。しっかりと仕切り直してリーグ戦良い形で入っていけるようにもう1回やり直します」と総括した。序盤から異様な展開だった。DeNA先発の元サイ・ヤング右腕・バウアーがロッテ打線に打ち込まれた。1回先頭、ロッテ藤原は2球目で中飛に仕留めてテンポ良く立ち上がった。しかし、続く寺地に右前打、3番安田には中前への不運なポテンヒットで一、二塁とピンチを招いた。4番山本への2球目、内角へのツーシームを捉えられ、左翼席に先制3ランを被弾した。バウアーはマウンド上で表情をゆがめて悔しさをかみしめた。まだここで終わらない。ルーキーの西川の飛球が風にも乗って左翼フェンス直撃の三塁打を打たれると、2死三塁から友杉の左翼への適時二塁打で4失点目。さらに続く小川にも中前適時打を打たれた。2回にも先頭藤原に四球を与え、寺地、安田の連打で6失点目を喫したところで降板。三浦監督がマウンドに出向き、交代が告げられた。来日最短の1回0/3でKOされ、来日ワーストタイの7失点と散々な結果となり、配信コメントで「今日は何もないです。チームが逆転してくれることを願っています」と話すにとどめた。一時は6点のビハインドを背負ったDeNA打線もあきらめずに食らいついた。1回に佐野、梶原の適時打と牧の遊ゴロの間に3点を返すと、4回1死二、三塁から度会が2点適時二塁打。ボールを左翼・西川がはじいている間に二走・京田が生還し、送球間に三塁を狙った度会を刺そうとした捕手・寺地の悪送球で本塁まで生還。"幻のランニングホームラン"の形で3点を返した。5回にはロッテ藤原にソロを浴びて4点差に広がるも、その裏に無死一塁から筒香がバックスクリーン右に豪快な2試合連発となる6号2ラン。さらに京田の適時打で1点差まで詰め寄って前半の5回を終えた。しかし6回以降はロッテ中継ぎ陣に無得点に封じられた。8回にはウィックが史上22人目の3者連続3球三振の「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成。マウンドから流れを引き寄せるも、9回は中森に封じられた。この日は試合前練習中から上空に強い風が吹き荒れた中での一戦。交流戦はチーム打率最下位のDeNAと、前日の同戦で完封負けを喫していたパ最下位のロッテ打線が序盤からド派手な打ち合いを展開するも、本拠地横浜スタジアムで行われた交流戦最終戦で大逆転劇にはわずかに届かなかった。
◆DeNAローワン・ウィック投手(32)が史上22人目の3者連続3球三振の「イマキュレート(欠点のない)イニング」を達成した。9-10と大荒れの一戦で、1点を追う8回に登板。先頭のロッテ山本を155キロで見逃し三振に仕留めると、続く西川へ3球連続直球で空振り三振。最後は代打藤岡を156キロ直球で見逃し三振に仕留めた。1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテ3回戦(横浜)の8回、山本、西川、藤岡を3球三振に仕留めて達成。今年4月5日石山(ヤクルト)以来22人、24度目で、DeNAでは79年6月16日平松、91年8月28日佐々木、01年5月1日河原に次いで4人目。また、外国人投手では11年5月24日ウルフ(日本ハム)18年5月16日、23年6月6日モイネロに次ぎ3人、4度目となり、セ・リーグの助っ人では初めて。イマキュレートイニング イニング3者連続3球奪三振は大リーグで「イマキュレートイニング」と言われる。英語の「イマキュレート(immaculate)」には「完全無欠の」「汚れのない」の意味がある。
◆ロッテは今季最多18安打、最多得点の10得点で乱打戦を制した。初回から打線がつながった。1死から寺地と安田の連打で1死一、二塁のチャンス。山本がカウント0-1からフルスイングした完璧な当たりはロッテファンの待つ左翼スタンドへの先制3ランになった。直後の西川も左翼フェンス直撃の三塁打を放ち、友杉の適時二塁打、小川の適時打で一挙5得点と打線が爆発した。中盤まで得点を重ね先発は投手以外8人全員安打を記録した。だが、先発のボスも初回に3失点。4回にも3失点し4回8安打6失点で降板した。「バウアー投手相手に打線が初回から活発に点を取ってくれて本当に良いスタートだったが、自分自身今日はコントロールが悪く不利なカウントを多く作ってしまい後手後手になってしまった」と悔しさを口にした。
◆DeNAトレバー・バウアー投手(34)が来日最短の1回0/3を、来日ワーストタイの7失点でKOされた。1回1死から不運な安打2本でピンチを招くと山本に先制3ランを被弾。その後もロッテ打線を止められず。試合後には「状態は良く、思うような投球はできましたが結果に結び付かなかった。9回のうち8回ヒットになるというティー打撃でも起きえないことが起きてしまった」と不運を嘆いた。
◆DeNAローワン・ウィック投手(32)が史上22人目の3者連続3球三振「イマキュレートイニング」を達成した。1点を追う8回に登板し、ロッテ山本、西川、代打藤岡をいずれも最後は直球で3球三振。9回も3者凡退で2回無失点と圧倒した。「試合後にケイから連絡がきて(イマキュレートだったと)気付きました。自分の理想的な1イニングの抑え方になりました。カンペキ」と日本語も交えて振り返った。1イニング3者連続3球三振=ウィック(DeNA) 22日のロッテ3回戦(横浜)の8回、山本、西川、藤岡を3球三振に仕留めて達成。今年4月5日石山(ヤクルト)以来22人、24度目で、DeNAでは79年6月16日平松、91年8月28日佐々木、01年5月1日河原に次いで4人目。また、外国人投手では11年5月24日ウルフ(日本ハム)18年5月16日、23年6月6日モイネロに次ぎ3人、4度目となり、セ・リーグの助っ人では初めて。イマキュレートイニング イニング3者連続3球奪三振は大リーグで「イマキュレートイニング」と言われる。英語の「イマキュレート(immaculate)」には「完全無欠の」「汚れのない」の意味がある。
◆僅差の勝利に影のヒーローがいた。ロッテ田村龍弘捕手(31)は10-9の6回からマスクをかぶると、横山、鈴木、中森と3投手を的確にリード。苦戦が続いたDeNA打線を無安打に封じて1点のリードを守り切り、灼熱(しゃくねつ)の乱打戦を勝利に導いた。先発マスクの寺地は守備でのミスから追加点を許し、試合は緊迫の展開に。それでも田村は慌てなかった。「先発で出ていなくても、試合に出ているつもりで準備している。常にベンチで感じて、考えておかないとダメなんです」。ベンチからも投手の状態や打者の傾向を細かく分析。どんな状況でも即座に試合に入れるように備えていた。今季は正捕手の座を19歳の寺地に譲る形となっているが、若手のミスも支え、鼓舞する。「負けていられないですけど『尻拭いしてあげるよ』って、いつも言ってます」とベテランらしい包容力を見せる。出場機会が限られる中でも与えられた役割に責任を持って全うする姿勢が、若い捕手陣の支えだ。「バックアップという立場ですけど、こうやって途中から出たときにしっかり貢献して、信頼されるように頑張りたい」。ピンチを救った田村のリードはチームにとって何よりの安心材料。勝利の影に、頼れるベテランの存在があった。【星夏穂】
◆ロッテのドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が、プロ初の猛打賞となる4安打1打点をマークした。3点リードの2回2死三塁で「得点圏だったので変化球を意識して」と初球を右前適時打にして勢いをつけた。4打席連続安打の活躍に吉井監督も「1打席目以外はポテンヒットだった。でも、ああいうヒットが出るってことは、打ち方が良くなったからだと思う。この後も頑張ってほしい」と期待した。▽ロッテ吉井監督(初回から攻め立て乱打戦を制した)「バウアーも立ち上がりがあんまり制球良くなかったみたいなんですけど、そこの甘い球をしっかり1発で仕留められたっていうのが大きかった」
◆4番がまた打った! ロッテ山本大斗外野手(22)がDeNA先発のバウアーから先制の8号3ランを放った。1回1死から寺地と安田の連打で1死一、二塁のチャンス。山本がカウント0-1からフルスイングした打球を見て、左翼手の動きは止まった。完璧な当たりが伸び、ロッテファンの待つ左翼スタンドへ一直線だった。20日にもソロを放った4番が勢いをつけ打線がつながった。直後の西川も左翼フェンス直撃の三塁打を放ち、友杉の適時二塁打、小川の適時打で一挙5得点と打線が爆発した。
◆ロッテ・山本大斗外野手(22)が一回1死一、二塁の場面でDeNA先発のバウアーから左越えに2試合連続の8号先制3ランを放った。交流戦全試合で4番に座る新主砲はカウント0-1からの2球目ツーシームを完璧にとらえ、外野手が諦める左翼席上段への一撃。「打ったのはストレートです。しっかり捉えることができました。初回に先制できたことが嬉しいですね。次も追加点を取れるように頑張ります」と話した山本。これで交流戦単独2位となる5本塁打をマークした。勢いに乗った打線は西川が三塁打で続き、友杉の左翼線適時二塁打、小川の中前適時打で一挙5点を奪った。しかし、DeNAもその裏にロッテ先発のボスを攻め立てて3点を返すなど、試合は序盤から激しい乱打戦の様相となっている。
◆DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が中4日で先発したが、来日最短となる1回0/3を8安打7失点で降板した。一回に山本の3ランを含む6安打を集められて一挙5失点。味方が2点差に詰め寄った直後の二回も立て直せず、先頭の四球から2連打を許して追加点を許し、交代を告げられた。
◆DeNA・筒香嘉智外野手(33)が、6-10で迎えた五回に2試合連続本塁打となる6号2ランを放った。先頭の牧が左前打で出塁した後の打席で、外角高めの直球を捉えて右中間席にたたき込んだ。飛距離125メートルの豪快弾に「チームに勢いをつける一打になりよかった」とうなずいた。前日21日には牧、戸柱とともに3者連続本塁打を記録しており、状態が上向いている。
◆ロッテがともに今季最多の18安打、10得点で乱打戦を制した。一回に山本の3ランなどで5点を先取。以降は反撃を受けながらも藤原のソロなどで5点を加え、継投で逃げ切った。DeNAは五回に1点差としてから無安打に終わった。
◆DeNAは交流戦で苦しんできた打線が、最大6点差から1点差に詰め寄ったが、逆転勝利はならなかった。先発のバウアーが二回途中7失点と乱れた中、一、四、五回に3点ずつ返す粘りを見せた。五回に2試合連続本塁打となる6号2ランを右中間席に運んだ筒香は「ペナントに入れば(雰囲気は)変わってくると思う。投打がかみ合った試合ができるように」と巻き返しを誓った。
◆DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が中4日で先発したが、1回0/3を8安打7失点で6敗目を喫した。来日最短のKOに「それ以上でも以下でもない」と自身へのいらだちをにじませた。早いカウントから打ちにくる相手打線に、制球が甘くなったところを狙われた。一回に3ランを含む6安打を集められ、一挙5失点。味方が2点差に詰め寄った直後の二回も立て直せず、先頭への四球から2連打を浴びて6失点目。三浦監督は「見ての通り悪かった。あれ以上は引っ張れなかった」と指摘した。バウアーは今季14試合に登板し、一回に許した計14失点はイニング別最多。立ち上がりに課題を残しているが「粘り強く投げていたつもり。どうしても結果に結びつかない状況。特に何かを変える必要性は感じられない」と気丈に語った。
◆最高気温32度の中、両軍合わせて30安打、19得点の乱打戦をロッテが1点差で制した。「5番・左翼」で先発したドラフト1位・西川史礁(みしょう)外野手(22)=青学大=が、初の猛打賞(3安打以上)となる5打数4安打1打点の固め打ちだ。一回、4番山本が先制3ランを放った直後、バウアーのカットボールを捉えて左越え三塁打。友杉の二塁打で4点目のホームを踏んだ。「(山本)大斗がホームランを打って、そこで自分が流れを切るんじゃなくて、自分も続こうという思い」と西川。前日から5番に入り、同い年の2人が中軸に並ぶ。「同級生でお互い4、5番を打っている。若手で勝利に貢献できるように。大斗も同じ思いだと思う」と切磋琢磨する。サブローヘッドコーチとの猛特訓が実を結びつつある。二回に右前適時打を放つなど、第2-4打席は右前打を3本。2軍監督時代から西川を指導してきた同コーチは「今まではポイントが前だった。みんなには『前で打て』と言うが、彼のバットスピードは普通と違う。引き付けて後ろのポイントで打てる。それだけボールを呼び込めたし、ポイントも近くなったということ。飲み込みが早い」と目を細める。3試合連続で複数安打。ミートポイントを手元に寄せたことで、ボールの見極めと確実性が増した。「いい方向に進んでいる。継続してやりたい」と西川。4、5月に2度の2軍落ちを経験したドラ1ルーキーの逆襲が始まるか。(片岡将)
◆目を覆いたくなるような結果だった。中4日で先発したDeNAのトレバー・バウアー投手(34)が、1回0/3を8安打7失点で6敗目を喫した。来日最短のKOに「それ以上でも以下でもない」と自身へのいらだちをにじませた。早いカウントから打ちにくる相手打線に、制球が甘くなったところを狙われた。一回に3ランを含む6安打を集められ、一挙5失点。味方が2点差に詰め寄った直後の二回も立て直せず、先頭への四球から2連打を浴びて6失点目。たまらずベンチを飛び出して降板を告げた三浦監督は「見ての通り悪かった」と指摘した。バウアーは今季14試合に登板し、一回に許した計14失点はイニング別最多。立ち上がりに課題を残しているが「粘り強く投げていたつもり。どうしても結果に結びつかない状況。特に何かを変える必要性は感じられない」と気丈に語った。チームは7勝11敗で交流戦を終えた。首位の阪神と3・5ゲーム差の2位タイでリーグ戦に戻る。三浦監督は「苦しい戦いだった。もちろん反省点はある」と交流戦を総括し、「立て直せるように」と挽回を期した。(鈴木智紘)

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
12 | 5 | 1 | 0.706 (↑0.018) | - (-) |
0 | 79 (+3) | 42 (+1) | 10 (-) | 10 (-) |
0.256 (↓0.005) | 2.200 (↑0.13) |
2 (1↑) |
ORIX |
11 | 7 | 0 | 0.611 (↑0.023) | 1.5 (-) |
0 | 68 (+4) | 64 (+2) | 7 (-) | 8 (-) |
0.262 (-) | 3.350 (↑0.08) |
2 (-) |
日本ハム |
11 | 7 | 0 | 0.611 (↓0.036) | 1.5 (↓1) |
0 | 64 (+1) | 50 (+4) | 15 (-) | 10 (-) |
0.261 (↓0.005) | 2.640 (↓0.1) |
4 (1↑) |
西武 |
10 | 8 | 0 | 0.556 (↑0.027) | 2.5 (-) |
0 | 40 (+5) | 44 (-) | 3 (-) | 10 (+1) |
0.239 (↑0.01) | 2.260 (↑0.14) |
5 (1↓) |
楽天 |
9 | 8 | 1 | 0.529 (↓0.034) | 3 (↓1) |
0 | 51 (+2) | 58 (+5) | 6 (-) | 13 (+3) |
0.249 (↓0.003) | 2.620 (↓0.16) |
5 (1↑) |
ロッテ |
9 | 8 | 0 | 0.529 (↑0.029) | 3 (-) |
1 | 55 (+10) | 64 (+9) | 11 (+2) | 12 (-) |
0.239 (↑0.015) | 3.740 (↓0.27) |
7 (-) |
広島 |
9 | 9 | 0 | 0.500 (↑0.029) | 3.5 (-) |
0 | 74 (+5) | 75 (+2) | 11 (-) | 17 (+1) |
0.265 (↓0.001) | 3.940 (↑0.17) |
8 (1↓) |
阪神 |
8 | 10 | 0 | 0.444 (↓0.027) | 4.5 (↓1) |
0 | 58 (+1) | 40 (+3) | 12 (-) | 19 (+1) |
0.246 (↓0.004) | 1.990 (↑0.06) |
8 (1↑) |
中日 |
8 | 10 | 0 | 0.444 (↑0.032) | 4.5 (-) |
0 | 46 (+4) | 58 (+1) | 8 (-) | 19 (+1) |
0.233 (↑0.001) | 3.210 (↑0.13) |
10 (1↓) |
DeNA |
7 | 11 | 0 | 0.389 (↓0.023) | 5.5 (↓1) |
0 | 53 (+9) | 59 (+10) | 13 (+1) | 10 (+1) |
0.205 (↑0.008) | 3.270 (↓0.41) |
11 (-) |
巨人 |
6 | 10 | 1 | 0.375 (↓0.025) | 5.5 (↓1) |
1 | 38 (-) | 51 (+5) | 6 (-) | 8 (-) |
0.220 (↑0.001) | 2.810 (↓0.14) |
12 (-) |
ヤクルト |
5 | 12 | 1 | 0.294 (↓0.019) | 7 (↓1) |
0 | 53 (+2) | 74 (+4) | 10 (+1) | 12 (+2) |
0.229 (↓0.002) | 3.910 (-) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
38 | 30 | 2 | 0.559 (↓0.008) | - (-) |
73 | 236 (+1) | 161 (+3) | 39 (-) | 61 (+1) |
0.243 (↓0.001) | 2.060 (↑0.02) |
2 (-) |
DeNA |
33 | 32 | 3 | 0.508 (↓0.008) | 3.5 (-) |
75 | 222 (+9) | 189 (+10) | 38 (+1) | 37 (+1) |
0.230 (↑0.002) | 2.570 (↓0.11) |
2 (2↑) |
広島 |
33 | 32 | 2 | 0.508 (↑0.008) | 3.5 (↑1) |
76 | 224 (+5) | 209 (+2) | 32 (-) | 32 (+1) |
0.246 (-) | 2.820 (↑0.03) |
4 (1↓) |
巨人 |
34 | 34 | 2 | 0.500 (↓0.007) | 4 (-) |
73 | 200 (-) | 214 (+5) | 43 (-) | 31 (-) |
0.238 (-) | 2.730 (↓0.03) |
5 (-) |
中日 |
31 | 36 | 2 | 0.463 (↑0.008) | 6.5 (↑1) |
74 | 165 (+4) | 210 (+1) | 31 (-) | 45 (+1) |
0.221 (-) | 2.870 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
19 | 43 | 3 | 0.306 (↓0.005) | 16 (-) |
78 | 173 (+2) | 272 (+4) | 29 (+1) | 27 (+2) |
0.223 (-) | 3.740 (-) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
40 | 27 | 2 | 0.597 (↓0.009) | - (-) |
74 | 239 (+1) | 186 (+4) | 63 (-) | 36 (-) |
0.237 (↓0.001) | 2.330 (↓0.03) |
2 (-) |
ORIX |
36 | 28 | 3 | 0.563 (↑0.007) | 2.5 (↑1) |
76 | 238 (+4) | 239 (+2) | 42 (-) | 32 (-) |
0.262 (-) | 3.280 (↑0.02) |
3 (-) |
ソフトバンク |
36 | 29 | 3 | 0.554 (↑0.007) | 3 (↑1) |
75 | 255 (+3) | 201 (+1) | 40 (-) | 44 (-) |
0.247 (↓0.001) | 2.620 (↑0.04) |
4 (-) |
西武 |
37 | 31 | 0 | 0.544 (↑0.007) | 3.5 (↑1) |
75 | 186 (+5) | 174 (-) | 27 (-) | 45 (+1) |
0.238 (↑0.002) | 2.390 (↑0.04) |
5 (-) |
楽天 |
32 | 34 | 2 | 0.485 (↓0.007) | 7.5 (-) |
75 | 185 (+2) | 210 (+5) | 25 (-) | 67 (+3) |
0.240 (-) | 2.830 (↓0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
26 | 39 | 0 | 0.400 (↑0.009) | 13 (↑1) |
78 | 178 (+10) | 236 (+9) | 36 (+2) | 28 (-) |
0.220 (↑0.004) | 3.460 (↓0.08) |
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