阪神(☆3対0★)ソフトバンク =交流戦2回戦(2025.06.21)・阪神甲子園球場=
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ソフトバンク
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阪神
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勝利投手:大竹 耕太郎(3勝1敗0S)
(セーブ:岩崎 優(0勝2敗14S))
敗戦投手:上沢 直之(5勝4敗0S)
  DAZN
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◆阪神は初回、佐藤輝と小幡の適時打で3点を先制する。投げては、先発・大竹が6回途中1安打無失点。その後は4人の継投で完封リレーを展開し、大竹は今季3勝目を挙げた。敗れたソフトバンクは、打線が沈黙した。なお、この試合で阪神・大竹が全球団からの勝利を達成した。

◆阪神大竹耕太郎投手(29)が21日ソフトバンク戦(甲子園)に先発する。5年間在籍した古巣が相手。「最後2軍で小久保さんが監督だった。モチベーション高く、ホークスの最後の1年はできた。少しでも成長したところを見てもらえたら」。前回23年6月17日の同カードは6回1失点(自責0)ながら勝ち星はつかなかった。12球団勝利がかかった古巣との対決。「何かもらえるわけじゃないし(笑い)。それよりも、とりあえず勝ちたい」と意気込んでいた。

◆阪神は前日も敗れ交流戦で12年を最後に勝ち越しのない難敵ソフトバンクに挑む。高寺望夢内野手(22)が「8番三塁」。5月24日中日戦(バンテリンドーム)以来約1カ月ぶりで交流戦初のスタメン。三塁での先発出場はプロ初だ。先発は大竹耕太郎投手(29)。12球団勝利をかけた古巣ソフトバンクからの初勝利を目指しマウンドに上がる。勝利投手となればNPB歴代3番目に少ない36勝目での達成となる。

◆阪神森下翔太外野手(24)が背中に死球を受けて観客はざわついた。初回1死二塁。ソフトバンク上沢の121キロ変化球が当たった。しばらくは打席の中で膝をつきうずくまったがトレーナーと話しながら一塁へ向かいプレーを続行した。死球はDeNA牧と並びリーグ1位タイの7つめとなった。

◆交流戦首位のソフトバンクは6年ぶり9度目の交流戦Vへ、上沢直之投手(31)が先発した。21日に優勝が決まる条件はソフトバンクが阪神戦に○か△。●の場合でも、2位のオリックスと日本ハムが●、4位の楽天が●か△なら決まる。20日はパ・リーグが5勝でセ・リーグが1勝。交流戦は13試合を残す状況の中、20日時点で両リーグ対戦成績はパの57勝36敗2分けとなりパの3年連続勝ち越しが決まった。昨年は楽天が初制覇。05年から始まった交流戦で優勝経験があるのは8球団。残る優勝未経験は西武、阪神、広島、中日になっている。

◆交流戦の優勝マジック「1」としているソフトバンクが初回にリードを許した。先発の上沢直之投手(31)が3失点。1死一、二塁で佐藤輝明に先制の中前適時打を浴びると、1死満塁では小幡竜平に中越え2点適時二塁打を献上した。立ち上がりに打者一巡の猛攻を受け、23球を費やした。21日に交流戦優勝が決まる条件はソフトバンクが阪神戦に○か△。●の場合でも、2位のオリックスと日本ハムが●、4位の楽天が●か△なら決まる。

◆阪神前監督の阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が、「MBSベースボールパーク 阪神-ソフトバンク」で鳥谷敬氏(43=日刊スポーツ評論家)とテレビ解説を行った。岡田顧問は15日の楽天戦(楽天モバイルパーク)、17日のロッテ戦(甲子園)でもテレビ解説と1週間で3試合のテレビ解説と精力的に、岡田節をお茶の間に届けている。岡田顧問は早大の後輩で22年オフの現役ドラフトでソフトバンクから移籍した大竹耕太郎投手(29)の性格を明かした。打線が1回に3点を先制し、2死満塁で大竹に第1打席。ソフトバンク先発、上沢の初球、2球目のストレートを見逃し、あっさりと2ストライクに。「1球目、2球目を振ってないでしょ。知らんぷりして、三遊間を狙ってますよ。そういう選手ですから」。岡田顧問が監督時代に23勝を挙げた秀才左腕の性格を披露。カウント1-2からの内角直球で二ゴロに倒れたが「インコースが来たからね」と、大竹の打席での狙いを読み切っていた。

◆阪神佐藤輝明内野手(26)が先制打を放った。本塁打以外での打点も先制打も5月11日中日戦(甲子園)以来34試合ぶり。49打点目でチームメートの森下翔太外野手(24)に追いつきリーグトップタイとなった。先頭の近本光司外野手(30)が左前打で出塁。中野拓夢内野手(28)の投犠打、森下の死球で1死一、二塁として4番佐藤輝が中前適時打を放った。その後、1死満塁から小幡竜平内野手(25)が中越えの適時二塁打を放ち2点を追加。初回から打者9人の猛攻で3点を先制した。

◆阪神前監督の阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が、「MBSベースボールパーク 阪神-ソフトバンク」で鳥谷敬氏(43=日刊スポーツ評論家)とテレビ解説を行った。岡田顧問は15日の楽天戦(楽天モバイルパーク)、17日のロッテ戦(甲子園)に続き、1週間で3試合のテレビ解説。精力的に「岡田節」をお茶の間に届けている。3-0で迎えた2回、先頭近本が右前打で出塁。中野への初球に盗塁を仕掛けた。いったんはセーフの判定だったが、リプレー検証に。検証が長引き、岡田顧問は「長い時は反対になる。変わることが多いよね」と予言。その後、判定が覆り、アウトになった。

◆阪神小幡竜平内野手(24)がピンチで好守備を見せた。4回までに2度失策したが名誉挽回した。遊撃を守る小幡は2回にソフトバンク先頭中村の三遊間への打球をファンブル。落としたボールを素手でつかんで送球しようとするもつかめずに失策となった。4回も先頭野村の二遊間への打球に再びファンブルして出塁を許した。その後2死一、二塁。栗原の打球は三遊間へのゴロとなった。小幡は抜ける寸前のところで追いつきすぐさま体をひねって一塁へ送球。アウトとして無失点で4回を終えた。スコア速報

◆阪神高寺望夢内野手(22)が32試合ぶりで1カ月以上ぶりの安打を放った。本拠地甲子園での今季初安打となった。4回の先頭で136キロ変化球を捉え右前打として出塁した。5月22日巨人戦以来のスタメン起用に5月15日DeNA戦以来の安打で応えた。

◆阪神大竹耕太郎投手(29)にアクシデントが起こった。グラウンド整備直後の6回先頭、代打川瀬の打席だった。2球連続でボールとなった直後に、捕手坂本がタイムを取ってマウンドへ。大竹は左手を気にするようなしぐさを見せながら、ベンチへ治療のために引き上げた。その後は再びマウンドに戻ることなく、2番手桐敷拓馬投手(25)が登板。6回途中1安打無失点と、快投していた中での緊急降板となった。

◆阪神桐敷拓馬投手(25)がスクランブル登板で完璧な救援を果たした。6回、先頭の代打川瀬が2ボールとなったところでタイムがかけられた。1安打投球と好投してきた先発大竹が左手を気にするしぐさを見せながら、緊急降板。代わってマウンドに上がった。まず川瀬には2ボールから2球で2ストライクを奪い、ファウルで粘られながらも最後は空振り三振。続く1番野村、2番佐藤直も空振り三振に仕留め、3者連続三振で無失点に仕留めた。2試合連続無失点となる好リリーフで、相手に流れを渡さなかった。

◆阪神前監督の阪神岡田彰布オーナー付顧問(67)が、「MBSベースボールパーク 阪神-ソフトバンク」で鳥谷敬氏(43=日刊スポーツ評論家)とテレビ解説を行った。岡田顧問は15日の楽天戦(楽天モバイルパーク)、17日のロッテ戦(甲子園)でもテレビ解説と1週間で3試合のテレビ解説と精力的に、岡田節をお茶の間に届けている。岡田顧問が阪神3点リードの5回終了後に、勝負の分岐点を予見した。「勝負どころは7回ぐらいかな。次の1点がソフトバンクに入るとキツイですよ。大竹は6回も打席は回ってくるけど、いくでしょう。最低7回を投げきること」と解説。しかし、先発した大竹耕太郎投手(29)は5回1安打無失点と好投したが、6回先頭、代打川瀬に2球投じたあとにアクシデント。坂本がマウンドに駆け寄り、安藤投手コーチもマウンドで確認し、ベンチに下がった。その後、藤川監督が球審に投手交代を告げ、桐敷拓馬投手(25)がマウンドに送られた。

◆ソフトバンク川口冬弥投手(25)が甲子園で1軍デビューした。0-3の6回から2番手で登板。先頭の阪神坂本を3球で追い込み、カウント1-2から最後は決め球のフォークで空振り三振に。続く高寺もカウント2-2から再びフォークでバットの空を切らせた。2死から代打前川に左前打を許すも、一塁走者の盗塁死で1回を1安打無失点、2奪三振。支配下昇格された翌日にめぐってきた1軍初登板で好投した。川口は東海大菅生-城西国際大-クラブチームのハナマウイ-四国IL徳島を経て24年育成ドラフト6位でソフトバンク入団。今季ウエスタン・リーグでは中継ぎで計16試合に登板し、防御率0・98と抜群の安定感を見せていた。

◆阪神前川右京外野手(22)が1軍昇格後3打席目で初安打を放った。今季は開幕スタメンだったが39試合に出場し打率2割3分7厘で5月22日に出場選手登録を抹消。2軍で調整を続け17日に1軍に昇格していた。6回2死、代打前川の名前がコールされるとスタンドからは大歓声。外角低めの149キロを捉え三塁線を破る安打として一塁ベース上では「カモメポーズ」を披露した。甲子園の阪神ファンは歓喜した。

◆阪神が初回に打線がつながり快勝した。1回先頭の近本光司外野手(30)が左前打で出塁。中野拓夢内野手(28)の投犠打、森下の死球で1死一、二塁。4番佐藤輝明内野手(26)が左中間方向へ中前適時打を放った。本塁打以外での打点も先制打も5月11日中日戦(甲子園)以来34試合ぶり。49打点目でチームメートの森下翔太外野手(24)に追いつきリーグトップタイとなった。その後、1死満塁から小幡竜平内野手(25)が中越えの適時二塁打を放ち2点を追加。初回から打者9人の猛攻で3点を先制した。先発した大竹耕太郎投手(29)は12球団勝利をかけ古巣ソフトバンク相手に先発。5回まで1安打無失点と好投したが、6回先頭の代打川瀬に対し、2球を投じた時点で右手にアクシデントが発生。ベンチに戻りそのまま降板。桐敷拓馬投手(25)の救援を仰いだ。リリーフ陣は、後続を打ち取り、大竹は今季3勝目。NPB歴代3番目に少ない36勝目で、かつ育成昇格選手として初の12球団勝利を達成した。阪神はソフトバンク戦では昨季まで11シーズン連続で勝ち越せていない。1勝1敗で22日の交流戦最終戦で、12季ぶりの勝ち越しに臨む。大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。

◆交流戦優勝の行方は22日の最終戦に持ち越しとなった。首位ソフトバンクが敗れ、2位の日本ハムが勝利。0・5ゲーム差で最終18試合目を迎える。ソフトバンクは22日の阪神戦で○か△で自力優勝。●の場合は、日本ハムが●で優勝となる。ソフトバンク●で日本ハムが△の場合は、両球団が11勝6敗1分けで並ぶ。その場合の規定は「勝利数」「直接対戦成績」の順番で決まるが、ソフトバンクと日本ハムは同じ勝利数で、交流戦では対戦していないため、3つ目の決定方法「得失点率差(TQB)」で決まる。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。23年はDeNA、ソフトバンク、巨人、オリックスの4球団が最終11勝7敗で並び、DeNAが交流戦で初めてTQBによって優勝した例がある。TQB決着の場合、ソフトバンクは19日の広島戦で16得点を奪ったため、有利になる可能性が高い。

◆先発した大竹耕太郎投手(29)は12球団勝利をかけ古巣ソフトバンク相手に先発。5回まで1安打無失点と好投したが、6回先頭の代打川瀬に対し、2球を投じた時点で右手にアクシデントが発生。ベンチに戻りそのまま降板。桐敷拓馬投手(25)の救援を仰いだ。リリーフ陣は、後続を打ち取り、大竹は今季3勝目。NPB歴代3番目に少ない36勝目で、かつ育成昇格選手として初の12球団勝利を達成した。大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。

◆阪神大竹耕太郎投手(29)が古巣ソフトバンクを相手に5回0/3 1安打無失点で今季3勝目を挙げて、プロ野球21人目の全球団勝利を達成した。現存する12球団全てからの白星で、2023年に西勇輝(阪神)が達成して以来、21人目。育成出身では初となった。6回には左手を気にするそぶりを見せて降板したが、勝利後のお立ち台には笑顔で立ち「もともといたチームで気合が入って当然だと思うので、初回から飛ばしていきました」と話した。アクシデントについては「指つっちゃってもとに戻らなかったんで大事を取って」と軽症であることを明かした。大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。

◆ソフトバンクの交流戦優勝は22日に持ち越しとなった。優勝はソフトバンクか日本ハムの一騎打ち。小久保裕紀監督(53)は「交流戦の優勝よりも、カードを勝ち越しをしっかりやりたい」とあくまで3連戦の勝ち越しを見据えた。22年オフの現役ドラフトでソフトバンクから阪神に移籍した大竹耕太郎投手(29)に12球団勝利を献上。6回途中無失点と好投され、指揮官は「対策は練ったけど、結局はうまく打たされましたね」と振り返った。リリーフ陣にも抑えられて今季4度目の完封負けとなった。左足のかかとを痛めて4試合連続欠場となった近藤健介外野手(31)については「明日も使わないです」と明言。長期離脱を避けるためで、「目標はレギュラーシーズンの優勝なので」と話した。

◆阪神大竹耕太郎投手(29)がNPB21人目の全球団勝利を達成した。歴代3番目に少ない36勝目でかつ育成昇格選手として初の快挙達成となった。試合後のヒーローインタビューでは「元々いたホークスということで気合が入って当然だと思うので初回からぶっ飛ばしていきました」と振り返った。23年も同戦で先発したが記録達成を逃しており「今回は絶対勝つぞというつもりで投げましたし、本当にお世話になった球団なので感謝の気持ちも込めて正々堂々投げることができた」と話した。先発で3回まで無安打投球で5回まで1安打無失点と好投。古巣ソフトバンクに対してのプロ初勝利となる今季3勝目を挙げた。6回先頭の代打川瀬に対し2球を投じた時点で左手にアクシデントが発生。ベンチに下がりそのまま降板した。「指をつっちゃって...。大事をとって交代ということで」。2ボールから3者連続三振で抑えた桐敷拓馬投手(26)に「本当に申し訳なかったので昨年に引き続き、何かあした贈呈したいと思います。後で欲しいものを教えて」と感謝した。桐敷は「おいしいお肉で」と答え、大竹は「熊本のおいしいお肉送ります」と話した。昨年は3勝目を挙げた4月27日ヤクルト戦で自身の招いたピンチを火消しした桐敷へ翌日アマゾンギフトカードを渡していた。大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。

◆4敗目を喫した上沢直之投手(31)は初回の投球を悔やんだ。1死一、二塁から4番佐藤輝に先制打を許すと、さらに1死満塁から小幡に中堅越えの2点適時二塁打。計3点を失った。「初回がすべてだったかなと思います」。2回以降は5回まで走者を出しながらも無失点にしのいだだけに、立ち上がりの投球を猛省。73球降板は今季自身最少。「(交流戦も終わり)レギュラーシーズンに戻るので初回の課題をつぶしてしっかり投げたい」と気持ちを切り替えた。

◆ソフトバンク川口冬弥投手(25)が聖地で1軍デビューを飾った。20日に支配下昇格し、3点ビハインドの6回から2番手で登板。先頭の阪神坂本、続く高寺を連続で空振り三振に打ち取った。ともに追い込んでから最後は決め球のフォークでバットの空を切らせた。「いい高さに投げられたので」と納得顔だ。2死からは代打前川に左前打を許すも、盗塁死で1回を1安打無失点、2奪三振。小久保監督も「あれだけの(阪神の)大声援でストライク先行で投げられたのは良かった点」と目を細めた。西東京・東海大菅生時代は3年夏にチームが甲子園出場も、自身はメンバー外だった。「高校の時はアルプススタンドで見てた場所。でも、マウンドに立ったらしっかりやることをやろうって。案外落ち着いてできました」と笑顔を見せた。大学、クラブチーム、独立リーグ経て昨年ドラフト育成6位で入団した苦労人がプロのキャリアをスタートさせた。

◆初回に打線がつながった阪神が快勝した。1回1死一、二塁で4番佐藤輝明内野手(26)が左中間方向へ中前適時打を放ち先制した。49打点目でチームメートの森下翔太外野手(24)とリーグトップに並んだ。その後、小幡竜平内野手(25)の中越えの適時二塁打で2点を加点。先発した大竹耕太郎投手(29)は5回まで1安打無失点と好投したが、6回先頭に2球を投じた時点で右手にアクシデント。降板して桐敷拓馬投手(25)からのリリーフ陣に試合を託した。

◆大竹の緊急降板を虎のブルペン陣が救った。つないで、つないで、今季15度目の完封勝利を導いた。6回、ブルペンに電話が入り、大竹のアクシデントが知らされた。桐敷拓馬投手(26)は体を動かしていたが、肩は作っていなかった。急いで投球を開始。実際、何球投げたかも覚えていない。捕手を座らせての投球はマウンドに行ってから。まさにスクランブル登板。それでも場数を踏んできた左腕は動じなかった。6回、代打川瀬に対し、2ボールからスタート。2球で2ストライクを奪い、ファウルで粘られながらも最後は空振り三振に仕留めた。野村、佐藤直も空振り三振。3者連続三振で先発降板の窮地を切り抜けた。「ゼロでいけた。緊急降板で流れが変わったりとかというのも場合によったらあるので。流れをあっちに行かせなかった。自分の仕事がしっかりできたのかなと思います」及川、ネルソン、岩崎も続いた。前夜の延長10回、決勝点を奪われて敗戦投手になった及川は7回をピシャリ。「昨日は自分のせいで負けた。個人的にもリベンジできた」。8回のネルソンも無失点。最終回は守護神岩崎が締めた。桐敷から始まった完封リレー。藤川監督も「今のウチのブルペンでは、経験が一番豊富なのは岩崎か桐敷になりますから。救われましたね」と大絶賛だ。お立ち台に立った桐敷は前日20日が誕生日。26歳の初マウンドで最高の仕事をやってのけ「いい投球ができたので少しは自信になるかなと思います」と照れくさそうに笑った。石井不在でも、ブルペン陣が一丸となってチームを支える。

◆ソフトバンクが「日本生命セ・パ交流戦」の阪神戦で今季4度目の完封負けを喫し、交流戦優勝は22日の最終日に持ち越しとなった。22年オフの現役ドラフトで阪神に移籍した大竹耕太郎投手(29)に6回途中無失点と好投されて12球団勝利を献上。パ・リーグ首位の日本ハムに「ひとり勝ち」と交流戦優勝の可能性を与えてしまった。ラストゲームで阪神に引き分け以上なら自力で優勝が決まる。「6・22決戦」は勝って締める。阪神に敗れ、甲子園球場から鷹ナインを乗せたチームバスが発車する直前に日本ハムが勝利した。その瞬間に交流戦の優勝が22日に持ち越し。"タイトル"は日本ハムとの一騎打ちになった。最終戦で引き分け以上なら、ソフトバンクの優勝が自力で確定。負けても6年ぶり9度目の勝率1位の可能性がある。元ホークス戦士にやられた。22年オフに現役ドラフトで阪神に移籍した大竹の前に6回途中無得点。緩急をつけられ、無四死球と抜群のコントロールにも手を焼いた。小久保裕紀監督(53)は「対策は練ったけど、結局はうまく打たされましたね」と脱帽。4人のリリーフ陣にも抑えられて今季4度目の完封負けを喫した。「(セの)首位のチームですから。勝ちパターンでそう逆転は難しい」。淡々と振り返り敗戦を受け止めた。痛い黒星だ。交流戦優勝がお預けになっただけではなく、日本ハムにパ「ひとり勝ち」と交流戦優勝の可能性を与えてしまった。わずか0・5ゲーム差。リーグ戦では首位にいる日本ハムと4ゲーム差が開いてしまった。小久保監督は「交流戦の優勝よりもカード勝ち越しをしっかりやりたい」。あくまで3連戦の勝ち越しを目指して22日の阪神戦を戦う。結果的にカード勝ち越しならば交流戦優勝。しかし、そのために左足のかかとを痛めている近藤を5試合ぶりに出場させる予定はない。指揮官は近藤について「明日も使わないです。目標はレギュラーシーズンの優勝なので」と明言。長期離脱を避けるために大事を取って休ませる予定だ。近藤が欠場してからは2勝2敗。交流戦のラストゲームでチームの底力が試される。首位打者の柳町を中心に勝利で締めたい。【只松憲】交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

◆阪神小幡竜平内野手(24)が初回に貴重な2点適時二塁打を決めた。8試合連続スタメン起用に応え、8試合連続安打も継続したが守備では2度の失策を記録。「確かに(1点で終わらずチームにとって)だいぶでかかったのかなと思います。それより守備で大竹さんに迷惑をかけたので、何とか(無失点で)カバーしてくれて助かりました」と感謝していた。

◆阪神岩崎優投手(34)が甲子園で区切りの50セーブを挙げた。9回に登板。走者を出しながらも無失点リレーを締め、5月28日DeNA戦以来の今季14セーブ目をマークした。「2年待ったので。この日を。だから今日登板機会があって良かったです」。23年6月17日ソフトバンク戦、大竹が先発した試合で4-3の9回に3点を失い、救援に失敗した苦い過去がある。それだけに、大竹の12球団勝利を心底喜んでいた。▽阪神ネルソン(8回に登板して無失点。4ホールド目)「自分らしさ、自分の投球というのを忘れないように。今のポジションで投げさせてもらっていることを光栄だと思ってるので、頑張っていきたいと思います」

◆阪神前川右京外野手(22)が昇格後3打席目で復帰初安打を放った。6回2死、代打で登場。川口が投げた外角低め149キロ速球をとらえ、三塁線を破る安打を放った。「ファーストストライクを行こうと思って。ボール気味だったんですけど、ヒットになって良かった。結果を出してスタメンで出れるように必死に頑張りたいと思います」。一塁ベース上で「カモメポーズ」を披露。スタンドは大歓声に包まれた。

◆阪神高寺望夢内野手(22)が32試合ぶりの安打を放った。4回の先頭で上沢の136キロフォークを捉え右前打として出塁。本拠地甲子園での今季初安打となった。5月24日中日戦以来のスタメン起用に5月15日DeNA戦以来の安打で応えた。プロ初の三塁で先発出場し9回2死一、三塁では最後の三ゴロを処理。「1本出たのは良かった。(守備は)しっかりさばけたので良かった。課題をしっかりやっていきたい」と表情を引き締めた。阪神タイガースニュース一覧

◆甲子園のボルテージが一気に上がった。阪神の4番佐藤輝明内野手(26)が先制の中前適時打を放った。初回、近本が左前打で出塁、中野が投犠打、森下が死球で1死一、二塁。好機で打席が巡ってきた。ソフトバンク先発上沢の外角143キロカットボールを逆らわずに打ち返す。打球は二塁ベース寄りに守っていた遊撃手の横の三遊間を抜けて二塁走者が生還した。その後も打線がつながり初回に3得点。初回から打線に火を付けた4番は「つないでもらったチャンスだったのでモノにするという気持ちでいきました。飛んだところが良かったです」。49打点目で1つ前を打つ森下に追いつきリーグトップタイ。「前のバッターが出てくれてるというのが全て」と感謝した。チームメートの森下と抜きつ抜かれつの熾烈(しれつ)な打点王争いを繰り広げている。実は本塁打以外での打点は5月11日中日戦以来34試合ぶりだった。その間、8本塁打で15打点。先制打も同戦以来で1カ月以上ぶりだった。打点へのこだわりは昨年末から口にしていた。今季はここまで順調にランナーをかえし続けて目標としていたシーズン100打点を超えるペース。昨年12月の契約更改後には「もっともっと打点を稼いでいきたい」とその重要性を強調していた。この日もチームを背負う虎の主砲の決勝打で天敵に勝利した。12年を最後に交流戦でのカード勝ち越しがない天敵ソフトバンクに勝利。1勝1敗とした。「先に点を取ると楽になると思うので良かった。もう残り1試合しかないので勝ちたい」。4番を打つ佐藤輝を中心に次戦も猛虎打線が先手をとる。【塚本光】【阪神】大竹耕太郎が育成出身初の12球団勝利、6回アクシデント降板は「大事を取って」軽症

◆阪神大竹耕太郎投手(29)が古巣相手に育成出身では初となる12球団勝利を達成した。「日本生命セ・パ交流戦」で22年まで在籍したソフトバンクとの対戦。左手中指をつるアクシデントに見舞われながらも6回途中無失点の力投で3勝目を挙げた。23年には白星の権利を得ながらも逆転負けを喫しており、3年越しのリベンジとなった。チームは貯金を9とし、交流戦勝率5割をかけてラストゲームに臨む。3年越しの景色に、大竹は晴れやかな笑顔を浮かべた。古巣相手に挙げた12球団最後の白星。勝ち投手の権利を得ながら救援陣が逆転を許した、23年以来の対戦だった。お立ち台では感謝と喜びを入り交ぜながら、言葉を紡いだ。「2年前に悔しい思いをしたので。今回は絶対勝つぞと言うつもりで投げましたし、お世話になった球団なので。感謝の気持ちを込めて、正々堂々と投げられたと思います」5回までスイスイと無失点。6回だった。先頭川瀬に2ボールを与えたところで左手中指がつるアクシデント。6回途中1安打無失点で緊急降板となった。「普通の『パー』に戻らなくて。指は人生初でした」。それでもバトンを受けた中継ぎ陣が奮闘。3点リードを守り抜き、投手5人での完封リレーで特別な今季3勝目だ。試合後には「もう大丈夫です」と指については軽傷を強調した。全12球団からの白星は史上21人目。育成出身者初の快挙だ。17年ソフトバンク育成4位から始まったプロ野球人生。剛速球を投げずとも、この日も60キロ台の変化球などを巧みに操って打者を翻弄(ほんろう)。少年時代から追いかけた和田や杉内らのような投球術を信じ、ここまで来た。「160キロを投げられなくても、140キロ台でも1軍で投げられる。(和田さんや杉内さんの)ピッチングを見て励まされた。そういう風に自分もなっていければと思います」8歳の頃、阪神対ホークスの03年日本シリーズを見たことが野球を好きになったキッカケ。熊本出身でホークスファンだった一方、セ・リーグ球団で唯一持っていたのが阪神の帽子だった。昔からなじみのある2球団。タテジマをまとう今もホークスへの感謝は尽きず、今回も相手ベンチには「バニラ系のお菓子」の差し入れを送ったという。「レベルの高いチームでやったからこそ今の自分がある。感謝しています」チームはこれで貯金を9とし、交流戦8勝9敗。勝率5割を目指して22日の最終戦に臨む。一足早く役目を果たした左腕は「リーグ戦も抑えて、優勝できるように自分の役割を全うしたいと思います」と宣言。古巣相手に、たしかな成長を見せた。【波部俊之介】大竹が古巣ソフトバンクから初勝利を挙げ、現12球団から白星をマークした。セ、パ12球団となった58年以降、全球団勝利は23年西勇(阪神)以来21人目。05年の交流戦開始後では、近鉄を加えた13球団勝利を記録した3人を含めて18人目。大竹は通算36勝で、達成時の勝利数は14年林(DeNA)20勝、09年久保(阪神)34勝に次いで3番目の少なさ。○...アクシデントで降板した大竹がスクランブル登板した桐敷に感謝だ。桐敷、佐藤輝と立ったお立ち台では「本当に申し訳なかったので、昨年に引き続き何か贈呈したいと思います。後で欲しいものを教えて」と提案。お肉大好きの桐敷は「おいしいお肉で」と答えると大竹は「(地元)熊本のおいしいお肉を送ります」と約束した。昨年4月27日には自身の後を受けて火消しした桐敷にアマゾンギフトカードを進呈していた。

◆阪神森下翔太外野手(24)が無事をアピールした。初回1死二塁から121キロ変化球が背中に当たった。中大の先輩であるDeNA牧と並びリーグ1位タイの7死球。観客はざわついた。しばらくは打席の中で膝をつきうずくまったがトレーナーと話しながら一塁へ向かいプレーを続行。試合後は「大丈夫、大丈夫」と問題なしを強調した。

◆初回に打線がつながった阪神が快勝した。1回1死一、二塁で4番佐藤輝明内野手(26)が左中間方向へ中前適時打を放ち先制。49打点目でチームメートの森下翔太外野手(24)とリーグトップに並んだ。その後、小幡竜平内野手(25)の中越えの適時二塁打で2点を加点。先発した大竹耕太郎投手(29)は5回まで1安打無失点と好投したが、6回先頭に2球を投じた時点で右手にアクシデント。降板して桐敷拓馬投手(25)からのリリーフ陣に試合を託し今季15試合目の完封試合でフィニッシュした。大竹はNPB歴代3番目に少ない36勝目で、かつ育成昇格選手として初の12球団勝利を達成した。22日の交流戦最終戦は、12季ぶりのソフトバンク戦での勝ち越しに臨む。

◆阪神は大竹耕太郎投手(29)が先発登板する。古巣・ソフトバンク相手には2023年の交流戦でも登板し、6回1失点と好投した。8番・三塁で高寺望夢内野手(22)が出場する。

◆22日の交流戦最終戦に先発する阪神D1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=はキャッチボールなどで調整した。初めてのソフトバンクとの対戦に向け、「打撃の調子が良さそう。各打者振れているし甘いボールを仕留めているので注意しないといけない」と打線を警戒。試合に臨む心構えとして「絶対に9回投げたいとか、7回投げたいとか、先を見ちゃうとダメ。とにかく1人ずつ勝負して長いイニングを投げられたら」と丁寧に投げることを挙げた。交流戦を締めくくる一戦のマウンドを託されるが「やっぱり勝ちたい。どうしても。いい形でリーグにつなげたい」と責任感とともにマウンドに臨む。

◆阪神が一回に3点を先制した。ソフトバンク先発・上沢に対し、まずは近本が左前打で出塁すると、中野はきっちりと投前バントを決めて得点圏のチャンス。森下が背中に死球を受け、1死一、二塁で4番・佐藤輝に打順が巡った。ここで外角のカットボールにコンパクトに対応し、打球は遊撃手が二塁ベース寄りにシフトしていた中で三遊間を突破し、この中前適時打で二走・近本を先制のホームへと迎え入れた。主導権を握るまでにわずか7球という電光石火の先制劇だった。佐藤輝は「打ったのはカットボール。いい形でチャンスメークをしてもらいましたし、(先発の)大竹さんが少しでも楽に投げられるように、先制点を取りたいと思っていました。しっかりと打ち返せて良かったです」とコメント。さらに、その後の1死満塁では小幡が中越えの2点二塁打を放ち、3-0。8試合連続安打となる一打で5月6日の巨人戦(東京D)以来の打点、かつ今季初となる1試合複数打点をマークし、勝てば古巣を相手にして12球団勝利達成となる先発の大竹を強力援護した。小幡「打ったのはストレート。先制してもらったあとだったので、気持ち的には楽に打席に入れました。強引にならないように気を付けていたので、素直に振り抜けて良かったと思います」

◆阪神先発の大竹耕太郎投手(29)が幻惑投法で古巣・ソフトバンクの打者に立ちはだかっている。3-0の三回に先頭・牧原大に対して1ストライクから投じた2球目は66キロの超遅球。牧原大はスイングのタイミングが合わず、一塁内野席へのファウルとなった。打者を揺さぶる大胆な攻めにスタンドのファンからも大きなどよめきが起こった。その後、粘られながらも結局8球目のツーシームで牧原大を遊ゴロに仕留めた。阪神投手陣では大竹と村上頌樹投手(26)が意表をつくスローボールの使い手。大竹もこれまで投げてきた70キロ台から、ついに60キロ台に突入。緩急のメリハリがさらに際立ってきた。村上は二回は秋広、上沢と抑えて三回まで無失点投球を続けている。

◆阪神・大竹耕太郎投手(29)が先発し、四回のピンチを脱出した。3点の援護点をもらい、三回までノーヒッターに抑えていた中、先頭・野村を遊撃・小幡の失策により出塁させると、1死後には交流戦絶好調の3番・柳町に初の被安打となる右前打を許して一、二塁と、初めて得点圏に走者を背負った。それでも続く中村を左飛に仕留めると、栗原がはじき返した三遊間への打球は、遊撃・小幡が深い位置でキャッチし、すぐさま体を切り返して一塁へワンバウンドスロー。ピンチを招いてしまった男が名誉挽回の華麗な守備で3死目を奪い、〝九州男児〟の意地が光るイニングとなった。

◆阪神先発の大竹耕太郎投手(29)にアクシデントだ。五回までソフトバンク打線を1安打無失点に抑えて快調に試合を進めたが六回、先頭の川瀬に2球を投じて2ボールとなったところで突然ベンチに下がり、80球を投げたところで降板となった。マウンド上で左手指を気にする仕草をみせていた。代わって桐敷が2番手でマウンドに上がった。

◆阪神が勝ち、今季交流戦通算成績を8勝9敗とした。一回に1死一、二塁から佐藤輝明内野手(26)の中前適時打で先制。さらに1死満塁とすると小幡竜平内野手(24)がセンターオーバーの2点二塁打を放って3-0とリードした。先発の大竹耕太郎投手(29)は序盤から相手打者を緩急で幻惑しながら1安打無失点。六回先頭の代打・川瀬に2球を投げたところでアクシデントにより緊急降板した。代わって登板した桐敷拓馬投手(26)が三3者連続三振に斬って抑えると、七回以降は及川雅貴投手(24)、ニック・ネルソン投手(29)=フィリーズ3A=、岩崎優投手(33)とつないだ。大竹は今季3勝目をマークし、これでセ・パ12球団から勝利を達成した。

◆阪神が15度目の無失点勝利で交流戦を8勝9敗とした。大竹耕太郎投手(29)が加入3年目で交流戦初白星を挙げ、NPB21人目の全球団勝利を達成した。古巣のソフトバンク相手に六回途中無失点。先頭打者に2球を投じた後、左手中指をつって降板した。桐敷拓馬投手(26)が3者連続三振で後続を断った。打線は一回1死一、二塁、佐藤輝明内野手(26)の中前打で先制。さらに満塁から小幡竜平内野手(24)の中越え2点二塁打で加点した。佐藤輝の本塁打以外の打点は、先制適時打を放った5月11日中日戦(甲子園)以来。今カード1勝1敗でD1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が先発する22日の3回戦に勝てば、2012年以来のソフトバンク戦勝ち越しとなる。

◆20日に支配下登録されたソフトバンクの川口がプロ初登板で1回を無失点に抑えた。0―3の六回に2番手で登場。角度のある直球と得意のフォークボールなどを駆使して2三振を奪い「案外落ち着いてできた。楽しめたので良かった」と初々しい笑顔を見せた。敵地の大観衆の中でも動じなかった。背番号95のユニホームが間に合わず、育成時代の132番で躍動した25歳の右投手。小久保監督は「あれだけの大声援の中、ストライク先行ですごく良かった」とたたえた。

◆阪神のリードオフマン、近本光司外野手(30)が一回先頭で左前打。3得点に導いた。佐藤輝の左前打で先制のホームを踏み「先制点が取れたのでよかったです」と納得の表情だ。二回にも左前打を放つなど相手先発の上沢を揺さぶる攻撃の起点となり、藤川監督も「近本が出塁してくれたおかげで、ああいう展開がきたと思いますね」とたたえた。最近5試合で9安打を放っており、交流戦の打率も「・304」と上昇してきた。

◆20日に敗戦投手となった阪神・及川雅貴投手(24)は、3点リードの七回をゼロで封じて悔しさを払拭。交流戦7ホールドとなり、12球団最多が確定した。「昨日は自分のせいで負けていた。個人的にもリベンジをしたかった」。前夜は延長十回に決勝点を献上していたが、柳町、中村、栗原の中軸から2奪三振を含む3人斬りでやり返した。交流戦最終戦へ「自分のやるべきことをしっかりとやることを第一に考え、明日に向けて準備ができたら」と前を向いた。

◆阪神・岩崎優投手(34)が3点リードの九回に登板。5月28日のDeNA戦(甲子園)以来となる久々のセーブを挙げ、今季14セーブとした。2安打を許して一発を浴びれば同点のピンチを背負ったが、嶺井を三ゴロに料理。2年前に自身がリードを守れず、達成がおあずけとなっていた大竹の12球団勝利達成をサポートし「2年待ったので、この日を。だから今日、登板機会があって良かったです」とほほ笑んだ。

◆阪神のニック・ネルソン投手(29)の勝ちパターンの一角での好投が続いている。4番手として3点リードの八回にゼロを刻み「最初の2人に少し甘く入ってしまったが、修正してしっかり抑えられたのはよかった」と汗をぬぐった。先頭から連打を浴び無死一、二塁となったが、チェンジアップを決め球に2三振を奪い、最後は野村を右飛に仕留めた。投球フォームが安定し制球力も向上。4ホールド目をつかみ「今のポジションで投げさせてもらっていることは光栄」と力を込めた。

◆17日に1軍再昇格した阪神・前川右京外野手(22)が、復帰後3打席目で初安打となる左前打を放った。2-1の六回2死から代打で登場。スタンドから大歓声を受け、育成D6位から支配下となった川口(四国IL徳島)の149キロ直球をとらえて三塁線を破った。「スタメンのときは最低(ヒットを)1本打つとかあるんですけど。代打は(1打席なので)捨て身で入っている。結果の世界。必死に頑張りたい」。次の目標はスタメン復帰だ。

◆「8番・三塁」で5月24日の中日戦(バンテリンドーム)以来のスタメンで出場した阪神・高寺望夢内野手(22)は、四回先頭で右前打。同15日のDeNA戦(横浜)以来のHランプを灯した。「ホッとはしてないですけど、いろいろ課題というか、そういうのをしっかりやっていきたいと思います」と気を引き締めた。初の三塁スタメンも無難にこなし「しっかりさばけたので良かったです」と振り返った。

◆悠々と到達した二塁ベース上から、盛り上がるベンチに両手を振った。一回1死満塁で阪神・小幡竜平内野手(24)に中越えの2点二塁打が飛び出した。「(追加点は)確かにだいぶデカかったのかなと思います。うまく風に乗ってくれたかな」佐藤輝の適時打で先制した後、大山が四球で歩いて1死満塁となっていた。カウント2-1から直球をきっちりとらえると、白球は風も味方につけてぐんぐんと伸び、中堅手の頭上を越えて2者を迎え入れた。一方、遊撃守備では二回と四回にゴロをファンブルして2失策。四回には栗原の三遊間の深い位置へのゴロをアウトに仕留めるファインプレーもあったが、山あり谷ありの一日となり「守備で大竹さんに迷惑をかけたので、何とかカバーしてくれて助かりました」と恐縮気味に振り返った。クリーンアップの後の6番も任されるようになり、13日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から8試合連続安打。遊撃レギュラーへ、ベンチの信頼を少しずつ積み重ねている。(上阪正人)

◆指先まで闘志を込めた。人生で初めて中指がつるほどの力投。六回途中で緊急降板したが、大竹がタカ斬りで育成出身選手初の12球団勝利だ。「ホークス相手ということで気合が入って当然なので、初回からぶっ飛ばしていきました」三回先頭の牧原大からは66キロのスローボールでファウルを奪い、その後は遊ゴロに。緩急、切れ、あらゆる術を繰り出し、かつてのチームメートたちに立ち向かった。指は幸い大事には至らず。ベンチから救援陣のゼロ封リレーを見守り、5回0/31安打無失点で23年の西勇以来、史上21人目の12球団勝利達成だ。現役ドラフトでの移籍1年目の2023年6月17日にもソフトバンク戦(甲子園)に先発し6回1失点と好投したが、九回に岩崎が打たれ、勝ち星はつかず、2年越しのリベンジに?が緩んだ。「レベルの高いチームでやったから今の自分がある。感謝しています」熊本・済々黌高から早大をへて、2018年に育成D4位でソフトバンク入団。支配下登録を勝ち取りタカでも通算10勝を挙げたが、福岡での5年は正直、苦しかった。「負のイメージにさいなまれすぎて、3年ぐらい過ごしてきた。でもその経験あったから、今いろんなことが俯瞰(ふかん)してみられる」。千賀(現メッツ)がいた。昨季限りで現役を退いた師、日米通算165勝を誇る和田もいた。石川(現ロッテ)も東浜も武田もいた。球界屈指の投手層の厚さに、2軍で好投してもチャンスは簡単には巡ってこなかった。

◆快投を続けていた阪神・大竹耕太郎投手(29)が左手中指をつり、阪神・桐敷拓馬投手(26)は急きょリリーフカーに飛び乗った。タカ打線と漂った不穏な空気を、熱のこもった18球、3者連続三振で切り裂いた。「大竹さん(の指)がつってしまった後に(ブルペンに)電話がきて、という感じ。投げてはいなかったです。普通に体を動かして。それぐらいはしていましたけど」まさにスクランブル。出番は六回先頭の代打・川瀬に対し2ボールとなっていた場面で、突然訪れた。だが、2球で並行カウントに立て直すと、ファウルで4球粘られながらも低めのスライダーでバットの空を切らせた。後続の野村&佐藤直の1、2番コンビも直球勝負で空振り三振に仕留めた。「ああいうところで流れが変わることもある。あっち(相手側)に流れをいかせなかったことは、自分の仕事がしっかりとできたのかな」と、零封リレーへとつながる投球に胸を張った。藤川監督も「あの辺りは経験のある投手でいかなければいけない。いまのうちのブルペンで一番経験が豊富なのは岩崎か桐敷。桐敷がいたというところが、チームにとって救われましたね」と感謝した。左腕は交流戦での7連敗中に登板2試合続けて3失点以上と苦しい登板も続いたが、もう大丈夫だ。「きのう(20日)投げられなかったことは残念でしたけど、きょうからまたスタートということで。しっかりと投げられればな、と思います」20日に迎えた26歳の誕生日から一夜明け、見せつけた3連続Kでの好リリーフ。ゆるぎない信頼を受けながら、これからもたくましく腕を振っていく。(須藤佳裕)桐敷は緊急登板で好投し、お立ち台で大竹から「本当に申し訳なかったので、昨年に続いて桐敷くんに何か、あす贈呈したいと思います」と感謝された。ピンチで火消ししたお礼にギフトカードを贈られた昨年4月に続き、プレゼントをもらえることに。マイクを握り「おいしいお肉で」と話すと、大竹からは「熊本のおいしいお肉を送ります」と感謝の品が決定。ほほえましい関係性が表れたシーンに、スタンドがわいた。?...阪神が今季15度目(交流戦では4度目)の零封勝ち。ソフトバンク相手の零封勝ちは2022年6月7日(2-0)以来で3年ぶり。甲子園でのソフトバンク戦に限れば12年6月11日(1-0)以来で13年ぶり

◆久々の〝柔〟でV打や! 阪神はソフトバンクに3-0で勝利。一回に佐藤輝明内野手(26)の中前適時打などで3点を奪った。技ありの一打で、実に5月11日以来という本塁打以外での打点を挙げ今季49打点。またも森下翔太外野手(24)に並んでセ・リーグ1位とし、19本塁打とあわせてリーグ2冠だ。チームは22日の交流戦最終戦を前に8勝9敗に。勝率5割フィニッシュへ、まだまだ打つ!!狙い澄ましたように、大きく空いた三遊間をゴロで抜いた。「剛」が際立ってきた今季の佐藤輝が、久々の「柔」で技ありのV打だ。森下に並ぶ49打点となり、セ・リーグ2冠に返り咲いた。「意識というか、つないでもらったチャンスだったので。ホント、飛んだところもよかった」一回1死一、二塁で先発・上沢の外角高めのカットボールを強振せずにとらえる。前夜は延長十回、3時間45分の熱戦の末に1-2で敗れた。さらに、ソフトバンクはこの試合に勝つか引き分ければ交流戦Vが決まるところだったが、虎の主砲が力みのないひと振りで状況を一変させた。その後は1死満塁で小幡も中越え2点二塁打。藤川監督も「上沢投手は経験がたくさんありますから。ああいう投手でも立ち上がりは不安な部分がありますから、安定する前にああいう展開に持っていくというのは(大きかった)」とうなった一挙3点の速攻劇の立役者は、間違いなく佐藤輝だった。実はタイムリーは5月11日の中日戦(甲子園)の一回に適時二塁打を放って、チームが1-0で勝利して以来。それ以降の15打点はすべて一発(8本)だった。佐藤輝のパワーならバットに当てればボールは飛んでいく-。そんな指摘も聞こえてくる。それでもフルスイングにこだわる理由について、生まれながらのアーチストはこう語る。「甲子園は浜風で左打者がホームランを打つのは難しいといわれるけど。お客さんが一番喜んでくれるのは一発ですからね」。この日も2三振で、こちらもリーグワーストを〝独走〟する83三振となったが、状況に応じたバッティングができることも改めて証明してみせた。ここまで放ってきた19本塁打はリーグ断トツ。打点でも同トップの森下に並んだ。「打点に関しては前のバッターが出てくれているのがすべてなので感謝したいと思います」と頭を下げる。交流戦でもパ・リーグの投手を震撼(しんかん)させ、12球団トップの6本塁打、3位タイの12打点となっている。

◆「やった! やった! またやった! 阪神電車で はよ帰れ!」2失策した小幡に対してのヤジの意味がこもっていたのか。昭和の香り漂う応援が、左翼スタンドから聞こえてきた。超満員、4万2638人中の約1000人ぐらいが鷹党。懐かしの南海ホークスの緑の旗も揺れていた。旧阪急ブレーブスのオリックスと、旧南海ホークスのソフトバンクの応援団同士が、今でも時々、この昭和の名曲(?)で応酬しているのは知っていた。が、甲子園で聞くと、なんとも新鮮だった。近鉄担当時代に、このメロディーはバファローズ応援団が作ったんや! とおっちゃんに自慢された。ビジター球場でいつも大声で叫んでいた。「南海電車で はよ帰れ!」「阪急電車で はよ帰れ!」でも、藤井寺球場で南海や阪急のファンが「近鉄電車ではよ帰れ!」と大合唱しているのを知っている。どこが元祖かなんて、どうでもいいか?要するに、親会社が電鉄球団の応援団同士の、実に分かりやすいののしり合いだ。誹謗(ひぼう)中傷はやめましょう。汚いヤジはやめましょう。最近は通達が効果を発揮して、クリーンなイメージができあがったプロ野球の応援。そんな中で〝昭和の応援〟が絶滅危惧種のように生き残っている。明らかに行儀は悪い。ホメたりしないが、ちょっとうれしくなる。

◆大竹耕太郎、育成初の12球団から勝ち星の偉業オメデトウ!!この日も60キロ台のスローカーブを交えて、五回までわずか1安打。まさに『緩急の魔術師』とうっとりとしていたら、六回に2球放ったところで指がつり降板...。オ~イ! 虎党まで空振りさせてどないすんねん!!(笑)しかし、そこから緊急登板となった桐敷が力強かったア!! 3者連続空振り三振の圧巻のマウンド! さらに前日に決勝打を許した及川も、七回に2奪三振で3者凡退の逆襲ピッチング、燃えたね~!!4番・佐藤輝が先制打を放てば、最近力強くなってきた小幡が2点二塁打!!(エラー2つはアカンよ) 久しぶりにスタメン出場の高寺にも、そして虎党期待の前川にもヒットが出た!!楽天に2試合連続サヨナラ負けやらで、悪魔の7連敗を喫したときは「もうあかん...」と気絶しそうになったけど...。交流戦5割が見えてきた~!!粘ったれ虎!! 育成からはい上がった大竹のように!! そして、八回最後の打席で四球を選び、26試合連続出塁とした坂本のように!! 最終戦、いただきまっせ!!

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1151 0.688
(↓0.045)
-
(-)
176
(-)
41
(+3)
10
(-)
10
(-)
0.261
(↓0.007)
2.330
(↓0.05)
2
(-)
日本ハム
1160 0.647
(↑0.022)
0.5
(↓1)
163
(+3)
46
(+2)
15
(+1)
10
(-)
0.266
(-)
2.540
(↑0.03)
3
(1↓)
ORIX
1070 0.588
(↓0.037)
1.5
(-)
164
(+2)
62
(+5)
7
(+1)
8
(-)
0.262
(↓0.002)
3.430
(↓0.13)
4
(-)
楽天
971 0.563
(↓0.037)
2
(-)
149
(+3)
53
(+8)
6
(-)
10
(-)
0.252
(↑0.001)
2.460
(↓0.35)
5
(-)
西武
980 0.529
(↓0.034)
2.5
(-)
135
(+2)
44
(+5)
3
(-)
9
(-)
0.229
(↓0.003)
2.400
(↓0.18)
6
(-)
ロッテ
880 0.500
(↓0.033)
3
(-)
245
(-)
55
(+5)
9
(-)
12
(-)
0.224
(↓0.001)
3.470
(↓0.13)
7
(-)
広島
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
169
(+8)
73
(+3)
11
(+4)
16
(-)
0.266
(↑0.006)
4.110
(↑0.07)
7
(-)
阪神
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
157
(+3)
37
(-)
12
(-)
18
(+1)
0.250
(-)
2.050
(↑0.13)
9
(1↑)
DeNA
7100 0.412
(↑0.037)
4.5
(↑1)
144
(+5)
49
(-)
12
(+4)
9
(+2)
0.197
(-)
2.860
(↑0.18)
9
(2↓)
中日
7100 0.412
(↓0.026)
4.5
(-)
142
(+2)
57
(+3)
8
(+1)
18
(+1)
0.232
(↑0.001)
3.340
(↑0.03)
11
(-)
巨人
691 0.400
(↑0.043)
4.5
(↑1)
238
(+5)
46
(+2)
6
(+1)
8
(+1)
0.219
(-)
2.670
(↑0.04)
12
(-)
ヤクルト
5111 0.313
(↑0.046)
6
(↑1)
151
(+5)
70
(+2)
9
(-)
10
(-)
0.231
(↑0.006)
3.910
(↑0.18)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38292 0.567
(↑0.006)
-
(-)
74235
(+3)
158
(-)
39
(-)
60
(+1)
0.244
(-)
2.080
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
33313 0.516
(↑0.008)
3.5
(-)
76213
(+5)
179
(-)
37
(+4)
36
(+2)
0.228
(↓0.001)
2.460
(↑0.03)
3
(-)
巨人
34332 0.507
(↑0.007)
4
(-)
74200
(+5)
209
(+2)
43
(+1)
31
(+1)
0.238
(-)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
広島
32322 0.500
(↑0.008)
4.5
(-)
77219
(+8)
207
(+3)
32
(+4)
31
(-)
0.246
(↑0.002)
2.850
(-)
5
(-)
中日
30362 0.455
(↓0.007)
7.5
(↓1)
75161
(+2)
209
(+3)
31
(+1)
44
(+1)
0.221
(↑0.001)
2.900
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
19423 0.311
(↑0.011)
16
(-)
79171
(+5)
268
(+2)
28
(-)
25
(-)
0.223
(↑0.002)
3.740
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
40262 0.606
(↑0.006)
-
(-)
75238
(+3)
182
(+2)
63
(+1)
36
(-)
0.238
(↑0.001)
2.300
(-)
2
(-)
ORIX
35283 0.556
(↓0.009)
3.5
(↓1)
77234
(+2)
237
(+5)
42
(+1)
32
(-)
0.262
(-)
3.300
(↓0.03)
3
(-)
ソフトバンク
35293 0.547
(↓0.009)
4
(↓1)
76252
(-)
200
(+3)
40
(-)
44
(-)
0.248
(↓0.002)
2.660
(↓0.01)
4
(-)
西武
36310 0.537
(↓0.008)
4.5
(↓1)
76181
(+2)
174
(+5)
27
(-)
44
(-)
0.236
(↓0.001)
2.430
(↓0.04)
5
(-)
楽天
32332 0.492
(↓0.008)
7.5
(↓1)
76183
(+3)
205
(+8)
25
(-)
64
(-)
0.240
(-)
2.790
(↓0.08)
6
(-)
ロッテ
25390 0.391
(↓0.006)
14
(↓1)
79168
(-)
227
(+5)
34
(-)
28
(-)
0.216
(-)
3.380
(↓0.03)