中日(★2対3☆)日本ハム =交流戦2回戦(2025.06.21)・バンテリンドーム=
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日本ハム
2000001003901
中日
0000011002801
勝利投手:加藤 貴之(5勝2敗0S)
(セーブ:柳川 大晟(1勝1敗2S))
敗戦投手:髙橋 宏斗(2勝7敗0S)

本塁打
【日本ハム】清宮 幸太郎(5号・7回表ソロ)
【中日】細川 成也(3号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆日本ハムは初回、矢澤と郡司の適時打で2点を先制する。その後7回表には清宮幸のソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・加藤貴が7回途中2失点の好投で今季5勝目。敗れた中日は、1点を追う9回に2死満塁の好機をつくるも、あと1本が出なかった。

◆日本ハム郡司裕也捕手(27)が古巣相手に"恩返し"セーフティースクイズを成功させた。1点を先制した直後の1回1死一、三塁の場面。「5番捕手」でスタメン出場した郡司はカウント1ボールからの2球目、中日高橋宏斗投手(22)の152キロ直球を"あえて"一塁側へ転がした。中日の一塁手のカリステはやや打球処理に手間取り、本塁への送球を諦めて三塁走者の矢沢が生還。さらに郡司も一塁セーフとなった(記録は一塁内野安打)。「好投手が相手なので、何とか追加点と思っていました。なんでもやります」とコメントした、23年途中まで中日に在籍した郡司の巧みな小技が成功して、初回から2点を先行した。

◆中日細川成也外野手(26)が復帰弾を放った。2点を追う6回2死で日本ハム加藤貴から左翼に3号ソロ。反撃ののろしを上げた。細川は開幕から打線の中軸を担ったが、右太もも裏を痛め、5月に戦線を離脱。6月19日のオリックス戦で1軍に再昇格していた。復帰から3戦連続安打となり、4月29日の阪神戦以来の本塁打となった。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が出場20試合ぶりの本塁打を放った。1点差に詰め寄られた直後の7回2死。中日高橋宏斗投手(22)が投じた内角高めの154キロ直球を右翼席最前列へ運んだ。マウンド上の高橋は両手に膝をついてガックリとうなだれた。清宮幸にとっては5月27日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で放った4号ソロ以来となる、広いバンテリンドームでの5号ソロ。笑顔を見せた。

◆日本ハムが中日に競り勝ち、12球団最速で40勝に到達した。交流戦は1試合を残して11勝6敗となり、新庄剛志監督(53)が目標に掲げた11勝7敗のノルマも達成した。試合は初回から幸先よく2点を先行した。1番五十幡亮汰外野手(26)が中前打、2番矢沢宏太外野手(24)が左中間を破る適時二塁打で1点。さらに1回1死一、三塁から5番郡司裕也捕手(27)がセーフティースクイズを成功(記録は一塁への適時内野安打)。1点差に迫られた7回には清宮幸太郎内野手(26)が出場20試合ぶりとなる5号ソロを放って、再び突き放した。先発した加藤貴之投手(33)は7回途中まで1失点の好投で5勝目を挙げた。この日は交流戦首位のソフトバンクが阪神に敗れたため、日本ハムは07年以来となる優勝の可能性も残した。

◆中日が3連敗で今季ワーストタイの借金6となった。先発の高橋宏斗投手(22)は初回に日本ハム矢沢に先制の適時二塁打を許すなど2失点。1点差に迫った直後の7回には清宮にソロ本塁打を浴びた。これで反撃ムードもしぼみ、追い上げならず。7回3失点で自身4連敗、7敗目を喫した。6回には細川成也外野手(26)が右太もも裏痛からの復帰後、初本塁打となる3号ソロを放ったが、空砲となった。中日は交流戦に入り、一時は5連勝を飾り、勢いを見せたが、ここ9戦で2勝7敗と失速。パ・リーグ相手に7勝10敗とすでに負け越しが決定している。

◆交流戦優勝の行方は22日の最終戦に持ち越しとなった。首位ソフトバンクが敗れ、2位の日本ハムが勝利。0・5ゲーム差で最終18試合目を迎える。交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が"公約"を達成した。中日に競り勝ち、交流戦で目標に掲げていた11勝目を挙げた。これで12球団最速 で40勝にも到達。この日はパ・リーグ6球団の中で独り勝ちし、2位とのゲーム差も今季最大の3・5とした。交流戦ラストの22日中日戦に勝って、ソフトバンクが負ければ逆転での交流戦制覇が決まる。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)は驚いた。7回2死。中日高橋宏が投じた内角高め154キロ直球を捉えた。「あ、前に飛んだって感じ」と、全くいい感触はなかった。そんな詰まった打球は、意外にも伸びて右翼席最前列へ飛び込んだ。出場20試合ぶりの5号ソロ。「逆に芯で当たったのがヒットになって欲しい」と苦笑いも「展開的にも、すごいいいところで1点が取れた。めちゃくちゃ良かった」。6回に1点差に迫られ、7回は五十幡、矢沢が連続三振。3者凡退で終われば確実に漂う嫌な流れを、せき止める大きな1発だった。一塁に回っていた9回の守備でも、好プレーでチームを救った。無死二塁で、石伊のバントに猛ダッシュ。捕球してすぐにくるりと体を回転させて、二塁走者を三塁でアウトにした。「流れ的にもイチかバチかだった。あそこで三塁に進まれたら同点になるなって感じもあったので、絶対に刺してやろうと思った」。勝負のチャージでチームを鼓舞して勝利まで導いた。22日も勝てば、交流戦優勝の可能性がある。「僕らが負けてしまったらダメなので。まずはしっかり勝つことを意識したい」。力強く言った。【木下大輔】交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

◆若きエースの苦境が続く。中日高橋宏斗投手(22)は5年目で自己最多となる128球の熱投も実らず、7回9安打3失点で7敗目(2勝)。「負けすぎ。チームにとって大きなマイナス」と責任を負った。乱調だった初回に4安打を浴びて2点先行を許すも、その後は制球を立て直して無失点。打線が1-2と迫った直後の7回も連続三振で簡単に2死としたが、続く清宮幸への初球、内角直球を右翼席へ運ばれた。「絶対に与えてはいけない点を与えた」。反撃ムードを自ら断ち切り、がっくりと両膝に手をついた。スプリットを軸に今季最多10三振を奪った一方、要所で甘い球を痛打される悪癖がまたも出た。昨季まで2年続けて2勝を稼いだ交流戦でも復調せず、これで自身4連敗。22歳の剛腕は「次からセ・リーグとの対戦に戻る。しっかりと戦っていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。チームは3連敗で、この日のセで「1人負け」となった。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が"公約"を達成した。「日本生命セ・パ交流戦」の中日戦(バンテリンドーム)に競り勝ち、交流戦で目標に掲げていた11勝目を挙げた。これで12球団最速で40勝にも到達。この日はパ・リーグ6球団の中で独り勝ちし、2位とのゲーム差も今季最大の3・5とした。交流戦ラストの22日中日戦に勝って、ソフトバンクが負ければ、逆転での交流戦制覇が決まる。新庄監督は興奮していた。「柳川くん、なかなかいい、面白いドラマをつくってくれる(笑い)。さすが俺の教え子」。クローザーとして投入した柳川がピンチをつくりながらも1点リードを守りきった。これで"公約"は達成した。交流戦11勝目。「あぁ...」と一瞬、記憶をたどった。交流戦が始まる前の1日ロッテ戦後。「11勝7敗でいってくれたらいいかな」と立てた目標を思い出した。新庄監督 目標の数字は掲げないと、そこに向かう日々の努力が僕はないって思ってるんで、いつもちょっと上の数字を掲げて、気づいたらちょうどその数字っていうのが多い。わざと声に出すようにしてます。その日々の努力は選手たちもそうだが、新庄監督も積み重ねている。就任4年目。目の前の試合や映像もくまなく見て選手たちの特徴を全て把握し、常にアップデートを続けているから"勘ピューター"もさえる。「変えておいて良かった」とは8回の守備変更だ。三塁の清宮幸を一塁へ回し、7回から二塁で出場した奈良間を三塁へ。すると、中日の8回先頭の田中が放った三塁線を襲う打球を奈良間が好捕。ピンチを未然に防いだ。「あれ、でかいでしょ。(三塁が清宮)幸太郎だったら抜けてるよって(投手交代で向かった)マウンドで話をして」。他のポジションで守備固めが始まっていた7回も、清宮幸に三塁を守らせたのも理由があった。「あれはホームランを打って乗ってるから。乗ってるときは足も動くんで、そのままにしとこうと。ただ、1イニングが終わったら、それが抜けるからファーストに変えようってことだけ」。9回無死二塁では、その一塁清宮幸が犠打を阻止する好プレー。「あれも、うまかったね。(采配が)当たるわぁ」と自画自賛だ。偶然ではない強さで12球団最速の40勝到達。さらに交流戦優勝の可能性も残した。「僕としては交流戦の優勝はあんまり興味ない。ただ、賞金がもらえる。それを裏方さんの人たちに渡したい気持ちはめちゃくちゃある。取りに行きますよ。マジで」。もうひとつの"公約"も実現させる。【木下大輔】交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

◆日本ハム金村尚真投手(24)が交流戦優勝をたぐり寄せる快投を誓った。22日中日戦に先発。この日は初登板となるバンテリンドームで最終調整し、「めったにないことなので、こういう最後まで優勝を争えるっていうのは。楽しみながら、その緊張感をしっかりいい経験にできればいいかなと思います」。初の開幕投手を務めてプロ初完封勝利を挙げた右腕が、再び勝負強さを発揮するときがやってきた。1週間前の借りを返す舞台でもある。前回の15日広島戦は5回4失点(自責3)と試合をつくれなかったが、打線の奮起でチームは7点差を逆転サヨナラ勝利した。「悪いピッチングをした中でも、しっかりチームが勝ってくれた。やっぱり助けられた分、僕も助けないとって思っている。次は、自分が助ける番だと思います」。強い気持ちで中日打線に立ち向かい、歓喜の交流戦フィナーレへチームを導く。交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

◆日本ハム郡司裕也捕手(27)が"帰ってきたバンテリンドーム"で悲願のヒーローとなった。中日戦は1回にセーフティースクイズを決め、守っては6投手をリードして古巣打線を相手に逆転は許さなかった。2年前の23年6月21日にエスコンフィールドでトレードでの入団会見を行った、名古屋のファンにも愛される"にちはむ郡司"が恩返しの活躍でチームを勝利に導いた。郡司にとって、バンテリンドームは敵地ではない。試合後のヒーローインタビュー。大歓声の中で"郡司節"を響かせた。郡司 本当、寿命が縮まるくらい疲れたんですけど、最後ドラゴンズさんのすさまじい攻撃が来たので、ちょっと今日は帰ったらすぐ寝たいです。悔しい敗戦を喫した中日ファンからも思わず笑いが起きた。名古屋でも愛されていた男は、ちょうど2年前の6月21日に"にちはむ郡司"として再出発していた。北海道へ旅立つ前日には「野球であんまり、お立ち台だったりそういう目立った活躍ができなかったのは心残りです」と名古屋のメディアに話していた。中日時代はヒーローインタビューが受けられなかった元本拠地で、ついに実現したのは攻守でしっかりと活躍できたからだ。1回はセーフティースクイズ(結果は一塁への適時内野安打)を成功。守りでも6投手をリードした。郡司 北海道に行ってからも名古屋の皆さんには本当に応援していただいているので、元気でやっているぞというところを見せられて良かったなと思います。この日はスタメン発表でも大歓声が起きた。20日も、この日も、試合前練習中はエスコンフィールドで流れる登場曲「back number」の「青い春」が流れていた。古巣の粋な計らいも受けた中で、これぞ"恩返し"の躍動だ。郡司 移籍してきてからの一番の目標が、まずこのバンテリンドームに帰って活躍するっていうことだったので、みなさんに活躍を見せられて良かった。日本ハム移籍後、18度目のヒーローインタビューは、野球人生の思い出に残る1ページとなった。【木下大輔】交流戦優勝の行方 優勝の可能性はソフトバンク、日本ハムの2球団に絞られた。首位ソフトバンクは○か△で優勝。●でも日本ハムが●なら決まる。日本ハムは○で、ソフトバンクが●の場合に逆転V。ソフトバンク●、日本ハム△の時は勝率で並び、得失点率差(TQB)で優勝を決める。「TQB」はトータル・クオリティー・バランスの略。1イニング平均得点から1イニング平均失点を引き、小数点第3位まで出す。計算式は(得点÷攻撃イニング)-(失点÷守備イニング)。21日試合終了時点の得失点率差は、ソフトバンクが+・238、日本ハム+・121。日本ハムより得点が多く失点も少ないソフトバンクが、この場合は有利になる。なお、優勝するとソフトバンクは6年ぶり9度目、日本ハムは18年ぶり2度目になる。

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◆日本ハムが電光石火の攻撃で得点を奪った。試合開始からわずか6球で先制した。先頭打者の五十幡が中前打で出塁。続く2番・矢沢が2ボールから中日先発右腕、高橋宏の152キロの直球を捉えた。左中間を破る適時二塁打を放ち「ミーティングで1番打者が勢いつけてくれると八木(打撃)コーチから話があったので、その通り勢いに乗って打てました」と振り返った。その後、1死一、三塁で5番・郡司が「好投手が相手なので、何とか追加点と思っていました」とセーフティースクイズを決め、この回、2点目。高橋宏の立ち上がりを攻め立てた。

◆日本ハムが3連勝を飾った。打線は一回に矢沢宏太投手の適時二塁打などで2点を先生。1点を返された直後の七回に清宮幸太郎内野手が5号ソロを放ち再びリードを広げた。先発の加藤貴之投手は7回途中2失点で5勝目(2敗)を挙げた。

◆故障から復帰したばかりの中日・細川が、4月29日以来の本塁打となる3号ソロを放った。六回、加藤貴の浮いた変化球を捉え、ライナー性の打球で左翼席へ突き刺した。4番起用に応え「一番いい形。これを続けたい」とうなずいた。右太もも裏を痛めて1カ月以上戦列を離脱したが、今月19日に戻ってからは10打数5安打と頼もしい。昨季23本塁打でベストナインに輝いたスラッガーの復調は、貧打に苦しむチームには欠かせない。

◆日本ハム・清宮幸太郎内野手(26)が2―1の七回に値千金の5号ソロをマーク。5月27日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)以来、約1カ月ぶりの一発をかみ締めるようにダイヤモンドを一周した。「連続三振で、このまま終わると相手に流れがいってしまうと思ったので、なんとか出塁しようと打席に入りました」1点差に詰め寄られて迎えた七回。中日の高橋宏に五十幡、矢沢が連続三振に仕留められた。あっさりと2死を奪われた場面で左打席に立った清宮幸が、ひと振りで球場の雰囲気を変えた。初球、154キロの直球を一閃。右翼ポール際に放物線を描き「結果的に最高の形になった」と声を弾ませた。指揮官の要求に応えた。前日20日の中日1回戦で決勝の右犠飛をマーク。ただ飛球は弾道の低いライナー性で、新庄監督は「清宮君、あそこは本塁打を打ってほしかった。角度を上げてほしかったな」と注文していた。翌日に〝一発回答〟したが、当の本人は「いや、何も(意識していなかった)」と笑った。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1151 0.688
(↓0.045)
-
(-)
176
(-)
41
(+3)
10
(-)
10
(-)
0.261
(↓0.007)
2.330
(↓0.05)
2
(-)
日本ハム
1160 0.647
(↑0.022)
0.5
(↓1)
163
(+3)
46
(+2)
15
(+1)
10
(-)
0.266
(-)
2.540
(↑0.03)
3
(1↓)
ORIX
1070 0.588
(↓0.037)
1.5
(-)
164
(+2)
62
(+5)
7
(+1)
8
(-)
0.262
(↓0.002)
3.430
(↓0.13)
4
(-)
楽天
971 0.563
(↓0.037)
2
(-)
149
(+3)
53
(+8)
6
(-)
10
(-)
0.252
(↑0.001)
2.460
(↓0.35)
5
(-)
西武
980 0.529
(↓0.034)
2.5
(-)
135
(+2)
44
(+5)
3
(-)
9
(-)
0.229
(↓0.003)
2.400
(↓0.18)
6
(-)
ロッテ
880 0.500
(↓0.033)
3
(-)
245
(-)
55
(+5)
9
(-)
12
(-)
0.224
(↓0.001)
3.470
(↓0.13)
7
(-)
広島
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
169
(+8)
73
(+3)
11
(+4)
16
(-)
0.266
(↑0.006)
4.110
(↑0.07)
7
(-)
阪神
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
157
(+3)
37
(-)
12
(-)
18
(+1)
0.250
(-)
2.050
(↑0.13)
9
(1↑)
DeNA
7100 0.412
(↑0.037)
4.5
(↑1)
144
(+5)
49
(-)
12
(+4)
9
(+2)
0.197
(-)
2.860
(↑0.18)
9
(2↓)
中日
7100 0.412
(↓0.026)
4.5
(-)
142
(+2)
57
(+3)
8
(+1)
18
(+1)
0.232
(↑0.001
3.340
(↑0.03)
11
(-)
巨人
691 0.400
(↑0.043)
4.5
(↑1)
238
(+5)
46
(+2)
6
(+1)
8
(+1)
0.219
(-)
2.670
(↑0.04)
12
(-)
ヤクルト
5111 0.313
(↑0.046)
6
(↑1)
151
(+5)
70
(+2)
9
(-)
10
(-)
0.231
(↑0.006)
3.910
(↑0.18)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38292 0.567
(↑0.006)
-
(-)
74235
(+3)
158
(-)
39
(-)
60
(+1)
0.244
(-)
2.080
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
33313 0.516
(↑0.008)
3.5
(-)
76213
(+5)
179
(-)
37
(+4)
36
(+2)
0.228
(↓0.001)
2.460
(↑0.03)
3
(-)
巨人
34332 0.507
(↑0.007)
4
(-)
74200
(+5)
209
(+2)
43
(+1)
31
(+1)
0.238
(-)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
広島
32322 0.500
(↑0.008)
4.5
(-)
77219
(+8)
207
(+3)
32
(+4)
31
(-)
0.246
(↑0.002)
2.850
(-)
5
(-)
中日
30362 0.455
(↓0.007)
7.5
(↓1)
75161
(+2)
209
(+3)
31
(+1)
44
(+1)
0.221
(↑0.001
2.900
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
19423 0.311
(↑0.011)
16
(-)
79171
(+5)
268
(+2)
28
(-)
25
(-)
0.223
(↑0.002)
3.740
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
40262 0.606
(↑0.006)
-
(-)
75238
(+3)
182
(+2)
63
(+1)
36
(-)
0.238
(↑0.001
2.300
(-)
2
(-)
ORIX
35283 0.556
(↓0.009)
3.5
(↓1)
77234
(+2)
237
(+5)
42
(+1)
32
(-)
0.262
(-)
3.300
(↓0.03)
3
(-)
ソフトバンク
35293 0.547
(↓0.009)
4
(↓1)
76252
(-)
200
(+3)
40
(-)
44
(-)
0.248
(↓0.002)
2.660
(↓0.01)
4
(-)
西武
36310 0.537
(↓0.008)
4.5
(↓1)
76181
(+2)
174
(+5)
27
(-)
44
(-)
0.236
(↓0.001)
2.430
(↓0.04)
5
(-)
楽天
32332 0.492
(↓0.008)
7.5
(↓1)
76183
(+3)
205
(+8)
25
(-)
64
(-)
0.240
(-)
2.790
(↓0.08)
6
(-)
ロッテ
25390 0.391
(↓0.006)
14
(↓1)
79168
(-)
227
(+5)
34
(-)
28
(-)
0.216
(-)
3.380
(↓0.03)