広島(☆8対3★)楽天 =交流戦2回戦(2025.06.21)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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楽天
01000002031000
広島
22022000X81304
勝利投手:床田 寛樹(7勝5敗0S)
敗戦投手:内 星龍(3勝2敗1S)

本塁打
【広島】大盛 穂(3号・1回裏ソロ),ファビアン(8号・2回裏2ラン),ファビアン(9号・4回裏2ラン),菊池 涼介(2号・5回裏2ラン)

  DAZN
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◆広島が一発攻勢で快勝。広島は1回裏、大盛の先頭打者本塁打と末包の適時打で2点を先制する。その後は2回と4回にファビアンの2ラン、5回に菊池の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・床田が5回1失点で今季7勝目。敗れた楽天は、投手陣が振るわなかった。

◆広島大盛穂外野手(28)が初球先頭打者本塁打を記録した。先発床田が立ち上がりを3者凡退で切り抜けた直後、楽天先発内の初球、高め真っすぐに反応。「初回から積極的に行こうと思っていたので、ひと振りでしっかり捉えることができて良かったです」。振り抜いた当たりは右翼頭上を襲い、そのまま右翼席最前列に吸い込まれた。大盛にとって自己最多となるシーズン3号を自身初の先頭打者弾で決めた。

◆広島大盛穂外野手(28)がプロ初の先頭打者弾で、前日ゼロ封に終わった重苦しい空気を断ち切った。楽天の先発内の初球、高めに浮いた145キロに反応した。振り抜いた当たりは右翼頭上を襲い、そのまま右翼席最前列に吸い込まれた。8日西武戦の代打本塁打からの出場連続安打を10試合に伸ばす1発で、自己最多シーズン3本塁打。1試合4発を含む13安打8得点の口火を切り、連敗を止めた。代走と守備固めが主だった昨季から、打撃での成長が著しい。今年1月に3年続けてソフトバンク近藤、オリックス西川らとの合同自主トレに参加。昨季はつなぎの役割に徹するため開幕前に打撃スタイルを戻したが、今季は"近藤流"を貫く。さらに与えられた打席の中でノーステップや右足の上げ幅を変えるなど、自分流にアレンジを加える。「ちょっとずつ自分の実になっているというか、試合の中でできているかな」と確かな手ごたえがある。出場機会を得た交流戦では打率4割2分9厘。13日から7試合で1番起用され長打率も7割1分4厘を残す。すでに昨季の安打数を超え、本塁打数は更新した。新井監督も「大盛が火を付けてくれた」と、その成長に目を細めた。【前原淳】

◆広島床田寛樹投手(30)が苦しみながらリーグトップタイ7勝目を手にした。2点を先制した直後の2回に4安打を浴びて1点を返された。その後も走者を背負う投球が続いたものの、追加点は許さなかった。「情けない投球をしてしまった。何とか1点で踏ん張れました。先に点を取ってくれたので、楽に投げられるところを自分で苦しんでしまった」。今季最短タイの5回降板も、勝利を手繰り寄せた。

◆広島が1試合4本塁打などで8得点を奪い、連敗を止めた。1番大盛のプロ初先頭打者弾が打線に火をつけた。2-1となった2回にファビアンが2ランを放つと、さらにファビアンは4回にも2打席連発となる2ラン。5回は菊池がダメ押し2ランを放ち、リードを広げた。先発床田は本調子でない中、5回1失点に踏ん張ってリーグ最多タイの7勝目を手にした。

◆楽天宗山塁内野手(22)が地元広島で初安打を放った。途中出場すると、8回に益田から二塁打。「球場全体で応援してくださっている雰囲気を感じた。なかなかない空気感で、幸せだなと思いながらプレーした」と感謝を込めて振り返った。前日の犠飛に続き、故郷で存在感を見せた。

◆楽天は5回までに4本塁打を許し、連勝が7で止まった。三木肇監督は「こういうこともあるから仕方ないで済まさず、課題や反省点を次への糧とするために、振り返りをしっかりしたい」と険しい表情で話した。内が大盛の初回先頭打者アーチなど2被弾で2回4失点。松井も勢いを止められず、同じく2被弾。内はハワードの離脱による先発チャンスで振るわず「連勝中に序盤からああいう試合にして申し訳ない」とうなだれた。

◆広島が一発攻勢で楽天に快勝した。先発した床田寛樹投手(30)は5回を投げ、1失点で今季7勝目となった。打線は一回に先頭の大盛が初球をとらえ、右翼席へ先頭打者弾。自己最多のシーズン3本目で先制すると、その後2死一、二塁から末包の左前適時打で1点を加えた。二回には2死一塁からファビアン(前レンジャーズ傘下)が打った瞬間本塁打確信の8号2ランで突き放した。四回にも2死一塁からファビアンが来日初の2打席連発となる9号2ランでリードを拡大。五回には2死一塁から菊池が2号2ランを放ち、チームとしては今季初の1試合4発で快勝した。

◆広島が一発攻勢で楽天に快勝した。先発した床田寛樹投手(30)は5回を投げ、1失点で今季7勝目。打線が今季初の1試合4本塁打を記録した。

◆楽天は敗れ、連勝は7でストップ。交流戦優勝に望みをつないでいたが、これで連覇の可能性が消滅した。三木監督は「明日(22日)は交流戦の区切りになる。開幕戦だろうが、最終戦だろうが、毎試合しっかり準備をして臨む」と切り替えた。交流戦の善戦を支えたのが10年目の村林。「1番・遊撃」で出場したこの日の試合では4打数2安打で、5試合連続となるマルチ(複数)安打を達成し、2打点、1四球。ここ7試合で14安打と好調をキープ。「試合前は可能な限り準備をして、打席ではタイミングを意識しています」と、謙虚に明かした。(広岡浩二)

◆広島が一発攻勢で楽天に快勝した。ファビアン(前レンジャーズ傘下)が来日初の2打席連発で、連敗を2で止めた。「大盛の一発がすごかった。みんなモチベーションが上がって、自分の感触は完ぺきでした」一回先頭の大盛がプロ初の先頭打者弾で口火を切ると、打線が一気に勢いづいた。2-1の二回2死一塁から助っ人が左翼へ豪快な8号2ラン。四回2死一塁から再びファビアンが左翼へ打った瞬間という9号2ランを放つと、最後は五回2死一塁から菊池が2号2ラン。相手を突き放した。大盛、ファビアン、菊池によるアーチ共演で、2023年9月23日の巨人戦(東京ドーム)以来となる1試合4本塁打。ファビアンが本塁打を打てば今年4月13日の同戦(マツダ)から7連勝というおまけつきだ。今季10度目の零封負けを喫した前夜から一転し、打線が13安打8得点と爆発。新井監督は「昨日は昨日で、いい投手にいいところに投げられたらそんな簡単には打てない。そのあたりの切り替えができている」と頷いた。連敗ストップで勝率5割に復帰した。交流戦はここまで8勝9敗。最低限の目標に掲げていた勝率5割通過で終えるためには、22日の楽天戦の勝利が絶対条件。指揮官は「最後、いい形で締めくくりたい」と力を込めた。交流戦のラストを白星で飾り、リーグ戦再開へ弾みをつける。(西垣戸理大)

◆先発した床田寛樹投手(30)は5回を1失点でハーラートップタイの今季7勝目を挙げた。白星は手にしたが5回で100球を要し、降板。「情けない投球をしてしまった。打線が先に点を取ってくれたので、楽に投げられるところが自分で苦しんでしまった」と悔しさを口にした。新井監督も「あまり体が切れていなかった」と指摘。リーグ戦再開に向け、コンディションを整えていく。

◆零敗から一夜明け、広島は1番大盛が打線を勢いづかせた。一回、内の初球を強振。プロ7年目で初となる初回先頭打者アーチの3号を右越えに放ち「積極的にいこうと思っていた。しっかり捉えることができて良かった」と喜んだ。二回は右前打、四回は四球を選び、次のファビアンの2打席連続本塁打につなげた。カウントによって右足の上げ方を変えるなど打席での対応力を高め、今月途中から安打を量産中。代走や守備固めの要員から「1番・中堅」に定着しつつあり、「毎日が勝負。継続していきたい」と意気盛んだった。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
1151 0.688
(↓0.045)
-
(-)
176
(-)
41
(+3)
10
(-)
10
(-)
0.261
(↓0.007)
2.330
(↓0.05)
2
(-)
日本ハム
1160 0.647
(↑0.022)
0.5
(↓1)
163
(+3)
46
(+2)
15
(+1)
10
(-)
0.266
(-)
2.540
(↑0.03)
3
(1↓)
ORIX
1070 0.588
(↓0.037)
1.5
(-)
164
(+2)
62
(+5)
7
(+1)
8
(-)
0.262
(↓0.002)
3.430
(↓0.13)
4
(-)
楽天
971 0.563
(↓0.037)
2
(-)
149
(+3)
53
(+8)
6
(-)
10
(-)
0.252
(↑0.001
2.460
(↓0.35)
5
(-)
西武
980 0.529
(↓0.034)
2.5
(-)
135
(+2)
44
(+5)
3
(-)
9
(-)
0.229
(↓0.003)
2.400
(↓0.18)
6
(-)
ロッテ
880 0.500
(↓0.033)
3
(-)
245
(-)
55
(+5)
9
(-)
12
(-)
0.224
(↓0.001)
3.470
(↓0.13)
7
(-)
広島
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
169
(+8)
73
(+3)
11
(+4)
16
(-)
0.266
(↑0.006
4.110
(↑0.07)
7
(-)
阪神
890 0.471
(↑0.033)
3.5
(↑1)
157
(+3)
37
(-)
12
(-)
18
(+1)
0.250
(-)
2.050
(↑0.13)
9
(1↑)
DeNA
7100 0.412
(↑0.037)
4.5
(↑1)
144
(+5)
49
(-)
12
(+4)
9
(+2)
0.197
(-)
2.860
(↑0.18)
9
(2↓)
中日
7100 0.412
(↓0.026)
4.5
(-)
142
(+2)
57
(+3)
8
(+1)
18
(+1)
0.232
(↑0.001)
3.340
(↑0.03)
11
(-)
巨人
691 0.400
(↑0.043)
4.5
(↑1)
238
(+5)
46
(+2)
6
(+1)
8
(+1)
0.219
(-)
2.670
(↑0.04)
12
(-)
ヤクルト
5111 0.313
(↑0.046)
6
(↑1)
151
(+5)
70
(+2)
9
(-)
10
(-)
0.231
(↑0.006)
3.910
(↑0.18)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
38292 0.567
(↑0.006)
-
(-)
74235
(+3)
158
(-)
39
(-)
60
(+1)
0.244
(-)
2.080
(↑0.03)
2
(-)
DeNA
33313 0.516
(↑0.008)
3.5
(-)
76213
(+5)
179
(-)
37
(+4)
36
(+2)
0.228
(↓0.001)
2.460
(↑0.03)
3
(-)
巨人
34332 0.507
(↑0.007)
4
(-)
74200
(+5)
209
(+2)
43
(+1)
31
(+1)
0.238
(-)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
広島
32322 0.500
(↑0.008)
4.5
(-)
77219
(+8)
207
(+3)
32
(+4)
31
(-)
0.246
(↑0.002
2.850
(-)
5
(-)
中日
30362 0.455
(↓0.007)
7.5
(↓1)
75161
(+2)
209
(+3)
31
(+1)
44
(+1)
0.221
(↑0.001)
2.900
(↓0.01)
6
(-)
ヤクルト
19423 0.311
(↑0.011)
16
(-)
79171
(+5)
268
(+2)
28
(-)
25
(-)
0.223
(↑0.002)
3.740
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
40262 0.606
(↑0.006)
-
(-)
75238
(+3)
182
(+2)
63
(+1)
36
(-)
0.238
(↑0.001)
2.300
(-)
2
(-)
ORIX
35283 0.556
(↓0.009)
3.5
(↓1)
77234
(+2)
237
(+5)
42
(+1)
32
(-)
0.262
(-)
3.300
(↓0.03)
3
(-)
ソフトバンク
35293 0.547
(↓0.009)
4
(↓1)
76252
(-)
200
(+3)
40
(-)
44
(-)
0.248
(↓0.002)
2.660
(↓0.01)
4
(-)
西武
36310 0.537
(↓0.008)
4.5
(↓1)
76181
(+2)
174
(+5)
27
(-)
44
(-)
0.236
(↓0.001)
2.430
(↓0.04)
5
(-)
楽天
32332 0.492
(↓0.008)
7.5
(↓1)
76183
(+3)
205
(+8)
25
(-)
64
(-)
0.240
(-)
2.790
(↓0.08)
6
(-)
ロッテ
25390 0.391
(↓0.006)
14
(↓1)
79168
(-)
227
(+5)
34
(-)
28
(-)
0.216
(-)
3.380
(↓0.03)