ロッテ(☆5対4★)ヤクルト =交流戦3回戦(2025.06.15)・ZOZOマリンスタジアム=
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ヤクルト
2000002004911
ロッテ
000202001X5812
勝利投手:中森 俊介(2勝2敗1S)
敗戦投手:清水 昇(0勝2敗0S)

本塁打
【ヤクルト】内山 壮真(3号・1回表2ラン)
【ロッテ】山本 大斗(5号・4回裏2ラン),山本 大斗(6号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆ロッテがサヨナラ勝利。ロッテは2点を追う4回裏、山本の2ランで追いつくと、6回には山本が再び2ランを放ち、リードを奪う。その後同点とされるも、9回に角中の犠飛が飛び出し、試合を決めた。投げては、4番手・中森が今季2勝目。敗れたヤクルトは、打線が再三の好機を生かしきれなかった。

◆Bリーグ1部(B1)千葉ジェッツの田代直希(31)が始球式を行った。バスケットボールのプレー時と同じ背番号「4」のユニホーム姿で、ノーバウンド投球を披露。地元船橋市出身とあって、ロッテファンからも大きな拍手を浴びていた。

◆ヤクルト内山壮真捕手(22)が3号先制2ランを放った。「3番左翼」で出場。1回1死一塁、ロッテ先発ボスの高め148キロ直球を強く振り抜き、左翼席に運んだ。「うまく反応して打つことができました。先制できて良かったです」と話した。

◆ロッテの4番山本大斗(22)がプロ初の2打席連発弾を放った。4回にヤクルト高橋から5号同点2ラン、6回には再び高橋から6号勝ち越し2ラン。1本目はカウント3-0、2本目は同2-0から一振りで仕留めた。昨季イースタンで19本塁打、66打点をマークして2冠を獲得。今年4月16日にプロ1号を放った際には「(今年は)ダイナマイト爆発させたい」と話していたが、宣言通りに爆発した。5号本塁打のコメントは以下。「打ったのはストレートです。3ボールだったので甘いところにきたらいってやろうと思っていました。そのポイントに来て、自分のスイングで打つことができたので良かったです」

◆ロッテの4番山本大斗外野手(22)がプロ初の2打席連発弾を放った。4回にヤクルト高橋から5号同点2ラン、6回には再び高橋から6号勝ち越し2ラン。1本目はカウント3-0、2本目は同2-0から一振りで仕留めた。昨季イースタンで19本塁打、66打点をマークして2冠を獲得。今年4月16日にプロ1号を放った際には「(今年は)ダイナマイト爆発させたい」と話していたが、宣言通りに爆発した。5号本塁打のコメントは以下。「打ったのはストレートです。3ボールだったので甘いところにきたらいってやろうと思っていました。そのポイントに来て、自分のスイングで打つことができたので良かったです」6号本塁打のコメントは以下。「打ったのはチェンジアップです。前の打席と同じでカウント有利だったので思い切りいきました」

◆ロッテが角中勝也外野手(38)の左犠飛でサヨナラ勝ちした。4番の山本大斗外野手(22)が、4回無死一塁で左翼席上段に5号2ラン。6回も同じく無死一塁から、今度はライナーで左翼席に打ち込む6号2ラン。いずれもヤクルト先発高橋から、打者優利のカウントで一振りで仕留め、プロ初の2打席連続ホームランを放った。

◆元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)がNHKBSで解説を務め、古巣のずさんな守備に苦言を呈した。場面は4-4の9回無死一塁、ロッテ愛斗の犠打が一塁線に転がった。この打球に対して、投手清水、捕手古賀、一塁手オスナ、強烈なチャージをかけていた三塁手北村拓が処理へ向かった。結果的に古賀が愛斗にタッチしてアウトにしたが、三塁ベースがガラ空きに。北村拓が急いでベースに戻ったが、古賀は送球すらできなかった。このプレーに対して宮本氏は「北村のミスです。自分の打球でないと判断したら、すぐに(三塁ベースへ)戻るべき」と指摘。また、二塁ベースに入っていた遊撃手伊藤にも「気が利くならショートがサードに向かう。セカンドはどうせ間に合わないので、空けてしまっても良い」と解説した。痛恨のミスで1死三塁とされると、高津監督は田口を投入したが、代打角中にサヨナラの左犠飛を許した。宮本氏は古巣ヤクルトの戦いぶりに「カバリングに行くとか戻るとか、野球のうまい下手は関係ない。そういうミスをなくす。その上で打てる打てないの話になる」と苦言を呈した。ヤクルトはこれで両リーグ最多の借金「21」。5位中日とのゲーム差は「9」まで開いている。

◆ヤクルトがロッテにサヨナラ負けし、借金21は今季ワーストタイのなった。ともにリーグ最下位に沈むチーム同士の3連戦で負け越した。同点の9回1死三塁、清水の火消し役で登板した田口が角中に左犠飛を献上した。直前の犠打の連携ミスが痛かった。9回1死一塁で一塁側に犠打を決まられ、三塁ベースががら空きとなり、一塁走者・高部に一気に三塁まで到達された。記録にならないミスが敗戦に直結。高津監督は「悔やまれるね。(相手が)いい走塁だった」と唇をかんだ。最後は暴投で勝負が決した13日ロッテ戦に続き、3連戦で2度目のサヨナラ負けとなった。打線は内山壮真捕手(22)が猛打賞の活躍で得点源となった。1回1死一塁からは3号先制2ランを左翼席にたたき込んだ。6回先頭では左前打でチャンスメーク。1点を追う7回2死三塁では三塁方向へのボテボテのゴロに激走し、同点の適時内野安打とした。先発高橋は6回6安打4失点だった。ロッテ4番山本に4回、6回と2ランを2発浴びた。本塁打に泣いたが、失点はこれだけで、最速は154キロ。7回は大西、8回は星が無失点でつないだが、最後に力尽きた。17日からは本拠地神宮6連戦となる。高津監督は「まず先に点を取って、いい形でゲームを進めたい。勝ち越されても何とか粘っていくのはやっていかなきゃいけない。一番は先発(の出来)だと思います」と話した。

◆このフルスイングはお金を払ってみる価値がある。ロッテの若き4番、22歳の山本大斗外野手がプロ初の2打席連発弾を放った。4回無死一塁、カウント3-0からヤクルト高橋の154キロを思い切りしばく。左翼上段に届く5号特大2ランを「本当に(外野スタンドの壁を)越えたと思った。人生一です、完璧です」と振り返った。2発目。6回無死一塁、カウント0-2から高橋のスライダーを迷いなく振り抜き、今度はライナーで左翼席にたたき込んだ。ともに打者有利のカウントだが、なかなか振れるものでもない。「三振かホームランでいいと言われてます」。育成出身の大砲は屈託ない。投手出身の吉井監督は「ノースリーから打てるバッターは少ない。4番の意味が分かってきたかな。成長している。楽しみです」と話した。父明さん(50)との約束もあった。父の日ということで試合前にLINE(ライン)で「ホームラン打つ」と宣言。6月15日は昨年亡くなった祖父の命日でもあり、きっちり2発で孝行した。「いつもオカンばっかり(母の日にプレゼント)なんで、たぶん喜んでくれていると思います」。優しくて、力強い。人気者になりそうだ。【沢田啓太郎】

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◆ヤクルト・内山壮真捕手(22)が「3番・左翼」で先発し、一回1死一塁の第1打席に左翼席へ先制の3号2ランを放った。 ロッテ先発・ボスの内角寄りの直球を捉え、5月16日のDeNA戦(神宮)以来、約1カ月ぶりの一発。「上手く反応して打つことができました。先制できて良かったです」とうなずいた。

◆ロッテがサヨナラ勝ちした。4―4の九回に代走高部の好走塁で1死三塁と攻め、代打角中の左犠飛で試合を決めた。山本が2打席連続で2ランを放った。ヤクルトは内山の2ランで先制したものの、高橋が粘れなかった。

◆父の日にダイナマイトが2度炸裂(さくれつ)だ! 交流戦から4番に座るロッテ・山本大斗外野手(22)が2本の2ランを放ち、4打点の活躍。2カード連続の勝ち越しに大きく貢献した。吉井監督が「ダイナマイト山本」と名付けた新4番が大暴れだ。0-2の四回無死一塁、相手先発の高橋に対して3ボールと優位に立つと「ここは多分真っすぐが来るだろうなと思っていたので、空振りかホームランか、もう行ってやろうと思っていた」と腹を決めてフルスイング。150キロの直球を左翼席最上段まで飛ばす特大の同点弾に、指揮官は「勇気を持って、自分の4番の意味を分かった上でしっかり振ってくれた」と絶賛した。六回無死一塁では「前の打席で3-0からスイングにいっているので、チェンジアップだろうなと思っていた。やっぱりチェンジだったのでいきました」。カウント2-0から配球を読み切ると、弾丸ライナーで左翼席最前列に突き刺し「パワーです!」と分厚い胸を張った。この日は父の日。前日に父・明さん(50)から「ホームラン、打って!」とリクエストがあったといい、お立ち台で「お父さん、打ったよー!!」と絶叫。少年時代から練習に付き合い、「いつも『食え、食え』っていっぱい食べさせてくれた」と、恵まれた体に育ててくれた父に最高の親孝行を果たした。若く、明るい新たな4番が最下位のチームを照らしている。(片岡将)

◆一回、2点本塁打を放つヤクルト・内山壮真=ZOZOマリンスタジアム(撮影・佐藤徳昭)

◆2被弾が悔やまれる。ヤクルト・高橋奎二投手は6回6安打4失点で勝ち負けはつかず。2点リードの四回無死一塁では3ボールから山本に2ランを被弾。2―2の六回には、先頭・池田に2ストライクから死球を与え、続く山本に2ボールから2打席連発の2ランを浴び「打たれたくないという気持ちが強すぎて、力みとフォームのバランスがいつもと違った」と反省が口を突いた。

◆小さなほころびから星を落とした。リーグ最下位のヤクルトはサヨナラ負けを喫し、2カード連続の負け越し。借金は今季ワーストに並ぶ「21」となった。九回無死一塁から捕犠打で三進を許し、最後は5番手・田口が代打・角中に決勝左犠飛とされて決着。高津臣吾監督(56)は顔を紅潮させて、最後の場面を振り返った。「悔やまれるね。いい走塁だね。(映像を)しっかり見て検証したい」4番手・清水が先頭・藤岡に右前打とされ、代走に高部が送られた。続く愛斗の一塁線への犠打に投手、捕手・古賀、三塁手・北村拓、一塁手・オスナが集まり、古賀が捕球して愛斗をタッチアウト。三塁ベースが空いたところに高部に好走塁され、決勝点につながった。寺内内野守備走塁コーチは「個々の連係だと思う。捕らないサードかピッチャーが近いので、(三塁ベースに)行ければ一番理想ですけど、難しければショート。みんなボールに対して気持ちが行った結果。バッテリー、内野手全員で共有していかないといけない」と反省点を挙げた。細かなミスを防がなければ、浮上はできない。(赤尾裕希)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
831 0.727
(↑0.027)
-
(-)
652
(+4)
27
(+3)
7
(+1)
8
(+1)
0.267
(↓0.002)
2.120
(↓0.08)
2
(-)
ORIX
750 0.583
(↑0.038)
1.5
(-)
638
(+8)
39
(+3)
4
(+1)
7
(+1)
0.251
(↑0.012)
2.990
(-)
2
(-)
日本ハム
750 0.583
(↑0.038)
1.5
(-)
650
(+8)
40
(+7)
11
(+2)
6
(+1)
0.275
(↑0.007)
3.070
(↓0.23)
2
(-)
西武
750 0.583
(↑0.038)
1.5
(-)
625
(+1)
32
(-)
1
(-)
8
(-)
0.230
(↓0.004)
2.420
(↑0.22)
5
(2↑)
ロッテ
650 0.545
(↑0.045)
2
(-)
735
(+5)
38
(+4)
8
(+2)
10
(+1)
0.218
(↑0.003
3.400
(↓0.06)
6
(2↑)
楽天
660 0.500
(↑0.045)
2.5
(-)
629
(+3)
38
(+2)
5
(-)
7
(-)
0.245
(↓0.001)
2.450
(↑0.21)
6
(4↓)
広島
660 0.500
(↓0.045)
2.5
(↓1)
651
(+7)
44
(+8)
5
(-)
14
(+1)
0.267
(↑0.005)
3.480
(↓0.33)
6
(4↓)
中日
660 0.500
(↓0.045)
2.5
(↓1)
630
(-)
39
(+1)
6
(-)
16
(+2)
0.232
(↓0.008)
3.320
(↑0.19)
9
(1↓)
DeNA
570 0.417
(↓0.038)
3.5
(↓1)
633
(+3)
36
(+4)
7
(-)
6
(+1)
0.212
(↑0.005)
2.970
(↓0.13)
9
(1↓)
阪神
570 0.417
(↓0.038)
3.5
(↓1)
642
(+2)
31
(+3)
11
(-)
10
(-)
0.238
(↓0.003)
2.420
(↑0.01)
11
(-)
ヤクルト
480 0.333
(↓0.031)
4.5
(↓1)
631
(+4)
45
(+5)
9
(+1)
6
(+1)
0.213
(↑0.005
3.670
(↓0.13)
12
(-)
巨人
371 0.300
(↓0.033)
4.5
(↓1)
727
(+3)
34
(+8)
4
(-)
7
(+2)
0.219
(↑0.012)
2.880
(↓0.53)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35272 0.565
(↓0.009)
-
(-)
79220
(+2)
152
(+3)
38
(-)
52
(-)
0.241
(↓0.001)
2.150
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
31283 0.525
(↓0.009)
2.5
(-)
81202
(+3)
166
(+4)
32
(-)
33
(+1)
0.233
(-)
2.440
(↓0.03)
3
(-)
広島
30292 0.508
(↓0.009)
3.5
(-)
82201
(+7)
178
(+8)
26
(-)
29
(+1)
0.244
(↑0.001)
2.630
(↓0.08)
4
(-)
巨人
31312 0.500
(↓0.008)
4
(-)
79189
(+3)
197
(+8)
41
(-)
30
(+2)
0.239
(↑0.002)
2.740
(↓0.09)
5
(-)
中日
29322 0.475
(↓0.008)
5.5
(-)
80149
(-)
191
(+1)
29
(-)
42
(+2)
0.220
(↓0.001)
2.850
(↑0.03)
6
(-)
ヤクルト
18392 0.316
(↓0.005)
14.5
(-)
84151
(+4)
243
(+5)
28
(+1)
21
(+1)
0.219
(↑0.001
3.680
(↓0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
36252 0.590
(↑0.007)
-
(-)
80225
(+8)
176
(+7)
59
(+2)
32
(+1)
0.237
(↑0.001)
2.380
(↓0.05)
2
(-)
ORIX
32263 0.552
(↑0.008)
2.5
(-)
82208
(+8)
214
(+3)
39
(+1)
31
(+1)
0.260
(↑0.002)
3.210
(-)
3
(-)
西武
34280 0.548
(↑0.007)
2.5
(-)
81171
(+1)
162
(-)
25
(-)
43
(-)
0.237
(-)
2.430
(↑0.04)
4
(-)
ソフトバンク
32273 0.542
(↑0.008)
3
(-)
81228
(+4)
186
(+3)
37
(+1)
42
(+1)
0.248
(-)
2.640
(-)
5
(-)
楽天
29321 0.475
(↑0.008)
7
(-)
81163
(+3)
190
(+2)
24
(-)
61
(-)
0.238
(-)
2.820
(↑0.04)
6
(-)
ロッテ
23360 0.390
(↑0.011)
12
(-)
84158
(+5)
210
(+4)
33
(+2)
26
(+1)
0.214
(-)
3.360
(↓0.01)