1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 | 0 |
ORIX | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | 7 | 10 | 0 | 0 |
勝利投手:寺西 成騎(1勝0敗0S) 敗戦投手:赤星 優志(4勝5敗0S) |

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◆オリックスは1点を追う3回裏、森の適時二塁打など打者10人の猛攻で一挙5点を奪い、逆転に成功する。続く4回には杉本の適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・寺西が5回1失点でプロ初勝利。敗れた巨人は、先発・赤星が試合をつくれなかった。
◆パ・リーグ3位のオリックスは巨人戦初戦を迎える。右手首の打撲で離脱し、この日出場選手登録された太田椋内野手(24)は「7番二塁」で出場。約1カ月半ぶりに1軍再昇格となった宗佑磨内野手(29)は「1番三塁」に入った。先発はドラフト2位の寺西成騎投手(22=日体大)。プロ初登板だった5月15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では3回無失点。巨人戦は3月8日オープン戦(京セラドーム大阪)で2回3安打1失点だった。2度目の先発で初勝利を目指す。
◆巨人坂本勇人内野手(36)が今季初めて5番でスタメン出場する。6月10日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)から1軍再昇格。同試合では4回の第2打席に一時同点となる左越え適時二塁打を放つなど、復調への手がかりをつかんでいた。また、大城卓三捕手(32)は「6番DH」で5月13日広島戦(マツダスタジアム)以来のスタメンとなった。先発は赤星優志投手(25)が務める。今季はここまで11試合に登板して4勝4敗、防御率1・76。登板前日には「いつもと変わらずですけど、立ち上がりから先制点与えず頑張りたいと思います」と話していた。
◆スケートボードの河上恵蒔(えま)選手(10)が特別始球式に登板した。得意技の「900」にちなんだ背番号のユニホーム姿で登場。ノーバウンド投球とはならなかったが、歓声に包まれた。「めっちゃ緊張しました。自分が投げたいやり方ができたのでめっちゃ満足しています。ちょっと届かなかったので60点ぐらいです」神戸市出身の小学5年生。9歳の時に「JST バーチカルシリーズ2023」総合1位タイで、最年少王者となった。3つのギネス世界記録を樹立するなど、スケートボード界の逸材として国際的にも高く評価される。20日から22日に京セラドーム大阪で開催される「X Games Osaka 2025」にも男子最年少で出場を予定しており、「この会場に来て、ちょっと慣れた。自分ができることを精いっぱいやって、お客さんたちをいっぱい沸かせたいです」と意気込んだ。
◆オリックスの頼れる打線がルーキーの本拠地デビューを援護した。ドラフト2位の寺西成騎投手(22=日体大)がプロ2度目の先発マウンド。初回、先頭の巨人泉口に左前打を浴び、四球と左前打で無死満塁。それでも遊ゴロ併殺間の1点にとどめた。2回も1死三塁、3回は1死二塁のピンチを招くも、フォークやカットボールを織り交ぜ、追加点を与えなかった。打線は1点を追う3回、1死満塁から3番森友哉捕手(29)が巨人赤星の4球目、内角低めの直球を右翼線へ2点適時二塁打。逆転すると、4番杉本裕太郎外野手(34)の遊撃への適時内野安打と、5番頓宮裕真捕手(28)の左前適時打で4点目。さらに6番西川龍馬外野手(30)も中前適時打を放ち、4者連続適時打で5-1と逆転した。
◆巨人小林誠司捕手(36)が5点ビハインドの5回からマスクをかぶり、今季初出場となった。小林の名前が場内にアナウンスされると、左翼席を中心とした巨人ファンから割れんばかりの大歓声が起こった。5回は赤星優志投手(25)を巧みにリード。先頭の6番西川を投ゴロ、7番太田を遊ゴロ、8番若月を遊飛に打ち取った。
◆巨人赤星優志投手(25)が7回を投げて今季ワーストの6失点(自責5)で降板した。初回は先頭の宗を二ゴロ、2番中川を中飛に打ち取り、2死を奪った。3番森に左前打を許すも、4番杉本を遊ゴロで無失点。2回は3者凡退に抑えて順調な滑り出しを見せた。だが、1点リードの3回につかまった。安打と2四球で1死満塁のピンチを招くと、森に右翼線への2点適時二塁打を浴びて逆転を許した。さらに、杉本からの3連打と味方の悪送球なども絡んで、この回大量5失点。4回にも2死一、二塁から杉本の右前適時打で6点目を失った。それでも5回からは粘りを見せた。捕手も小林誠司捕手(36)に代わり、心機一転。7回までの3イニングは1人の走者も許さない完全投球だった。今季最多となる121球を投げ、先発としての責任を果たした。赤星は試合前時点で、今季11試合に登板して4勝4敗、防御率1・76の成績を残していた。4月25日阪神戦(甲子園)で記録した4回4失点(自責3)が今季最多の失点だったが、失点、自責点はともに今季ワーストとなった。
◆序盤の大量失点が響き、カード初戦を落とした。昨年の交流戦で3連敗を喫したオリックスからの先勝を目指したが、先発の赤星優志投手(25)が3回にオリックス打線に捕まった。2連続四球などで1死満塁とし、3番森に右翼線を破られる逆転の2点適時二塁打を許した。さらに3連打を浴びて、この回5失点。5回以降は立て直して7回までの3イニングを3者凡退としたが、今季ワースト6失点となった。打線はオリックス先発寺西に対し、1回に先頭打者の泉口友汰内野手(26)の左前打から無死満塁を作り、丸佳浩外野手(36)の遊ゴロ併殺打の間に先制点を奪った。1-6の6回に2点を返すなど追い上げたが、及ばなかった。阿部監督は試合後、赤星について「中継ぎがね、やっぱり登板過多になってるから、なんとか長いイニングを投げてほしかったので」と説明。「寺西くんを立ち直らせちゃったって感じですよね。序盤なんか立ち上がり不安定だったけど、立ち直らせてしまった」と振り返った。
◆オリックスのドラフト2位寺西成騎投手(22=日体大)が、プロ初勝利を挙げた。初回、先頭の巨人泉口に左前打を浴び、四球と左前打で無死満塁。それでも遊ゴロ併殺間の1点にとどめた。2回も1死三塁、3回は1死二塁のピンチを招くも、フォークやカットボールを織り交ぜ、追加点を与えなかった。尻上がりにテンポアップし、4回と5回は3者凡退。5回4安打1失点、2奪三振で勝ち投手の権利を手にした。「試合前から少し緊張感がありましたし、立ち上がりは力みが出てしまっていたと思います。落ち着きを取り戻すまでに少し時間がかかってしまいましたが、投げていくごとに徐々に良くなっていったと思いますし、いろんな球種を使いながら自分らしいピッチングができたのかなと思います」打線は1点を追う3回、1死満塁から3番森友哉捕手(29)が巨人赤星の4球目、内角低めの直球を右翼線へ2点適時二塁打。逆転すると、4番杉本裕太郎外野手(34)の遊撃への適時内野安打と、5番頓宮裕真捕手(28)の左前適時打で4点目。さらに6番西川龍馬外野手(30)も中前適時打を放ち、4者連続適時打で5-1と逆転した。4回には再び杉本が右前適時打を決め、リードを広げた。
◆オリックスのドラフト2位ルーキー寺西成騎投手(22)が、5回4安打1失点でプロ初勝利を挙げた。今季新人の勝利は阪神伊原、広島岡本に次ぎ3人目で、パ・リーグでは第1号となった。チームは巨人を相手に昨年6月7日から4連勝。連勝中は同8日斎藤、同9日佐藤と2人連続でプロ初勝利だった。今年も寺西が続いて、巨人戦は昨年から3戦連続でプロ初勝利となった。寺西は2002年10月18日生まれ、石川県出身。星稜、日体大を経て24年ドラフト2位でオリックスに入団し、昨季まで左腕エース宮城がつけていた背番号13を受け継いだ。目標は球団OBのドジャース山本由伸。身長186センチ、体重85キロ、右投げ右打ち。今季年俸は推定1100万円。
◆巨人は序盤の大量失点が響き、交流戦4カード連続で初戦黒星に沈んだ。先発赤星は4回までに6失点。打線も初回に無死満塁のチャンスで1点しか奪えず。その後も走者を出しながらも、あと1本が出ない展開が続き、相手先発の寺西にプロ初勝利を献上。阿部慎之助監督は「寺西くんを立ち直らせちゃったって感じですよね、見ていても。序盤なんかは立ち上がり不安定だったけど」と振り返った。
◆13日のオリックス戦(京セラ)に先発する巨人・赤星優志投手(25)は「立ち上がりからいつもと変わらず、先制点を与えないように頑張りたい」と意気込んだ。シーズン開幕から先発ローテーションを守り続けている4年目右腕。最近2戦はいずれも本塁打で失点しており、「前回も2アウトを取った後や、気が抜けそうな場面で打たれている。しっかり一個一個抑える気持ちでいきたい」と気合を入れた。
◆巨人・三塚琉生(るい)外野手(21)が試合前に1軍に合流し、支配下登録会見に登場した。背番号「96」の新しいユニホームにそでを通し、「やっとスタート地点に立てた。」と意気込んだ。3年目の今季はイースタン・リーグ19試合で打率.357、4本塁打、11打点、OPSは1.057。入団時からパワフルなスイングが話題の左打者は、パワーのルーツについて「幼少期から食事はいっぱい食べてきたので。あとはけがしている間にやったトレーニングです」と明かした。182センチ、93キロ。「幼少期は白米をたくさん食べさせられました。2時間、3時間くらいかけて食べていました。最近はだいぶのどを通るようになってきて、早くなりました」と涙ぐましい少年時代のエピソードも披露した。支配下登録の連絡は前日12日、ジャイアンツ寮での夕食中に受けたという。〝思い出の食事〟は「鉄板の上にステーキが乗っていました」。会見に同席した元G戦士、吉村禎章編成本部長は「寮だよね? そんないいのが出たんだ。よかった、よかった」と口をはさんで笑わせた。
◆オリックス・太田椋内野手(24)が試合前練習に合流した。今季41試合に出場して打率・323、4本塁打、20打点。3、4月度の「大樹生命月間MVP」を初受賞するなど活躍をしていたが、5月18日の西武戦(ベルーナ)の九回に右手に死球を受けて途中交代。右手首の打撲と診断され、同21日に登録抹消となった後、2軍で調整し、6月12日のウエスタン・中日戦(杉本商事BS)で実戦復帰していた。太田は「張り切り過ぎないように。普通にいつも通りにやりたい。勝つことが一番大事なので、そこに貢献できるように。体力はなるべく落とさないように走ったりトレーニングはしてきた」と話し、離脱前と変わらないプレーを目指す。
◆オリックス・広岡大志内野手(28)が13日、出場選手登録を外れた。6日の阪神戦(甲子園)での九回の攻撃で一塁走者として二塁へ滑り込んだ際に遊撃・小幡と接触。守備妨害を取られてアウトとなったが、この際に脇腹を痛めたもよう。12日のDeNA戦(京セラドーム)で、右脇腹付近を負傷。大阪市内の病院を受診し、右肋骨骨折と診断された。球団によると、今後は患部の状態を確認しながらリハビリを行う。広岡は移籍3年目の今季、53試合で打率・302、4本塁打、13打点とレギュラーとしてチームを支えていただけに、チームにとっても痛い戦列離脱となる。広岡に代わり、5月に右手首に死球を受けた影響で2軍調整していた太田椋内野手(24)と宗佑磨内野手(29)が出場選手登録された。
◆オリックスは1番・三塁」で1軍昇格したばかりの宗佑磨内野手(29)が先発。「7番・二塁」で右手首打撲からこの日戦列復帰した太田椋内野手(24)がスタメン出場する。D2位・寺西成騎投手(22)=日体大=が先発登板。5月15日の日本ハム戦でプロ初先発して3回2安打無失点。2度目の登板でプロ初勝利を目指す。
◆巨人・リチャードが出場選手登録を抹消された。5月にソフトバンクからトレードで加入し1カ月、18試合に出場し打率・095、19三振と低迷も、2軍降格の理由はその成績ではなかった。引き分けに終わった前日12日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)。六回無死一塁で打席に立ったリチャードは、エンドラインのサインが出ていたにも関わらず投球を見逃し、盗塁失敗でチャンスの芽が消えた。そのプレーを阿部監督は試合後に厳しく言及した。「リチャードを(2軍に)落とす。ボーンヘッドはやっぱり許されない。自分が打つ打たないよりも、チームがどうしたら勝てるか。そこを考えを変えて野球をやってみてくれって」昨季まで5年連続ウエスタン・リーグで本塁打王に輝き、粗削りながら新天地でも2本塁打を放った大砲。阿部監督はかねて「彼の持ち味である三振と長打の、その紙一重、見ていてちょっとしたワクワク感がある。別に(打率)1割切っても2軍に落とそうとは思っていない」と語っていただけに、今回の決断には指揮官の勝負にかける厳しさが強く感じられた。
◆巨人・大城卓三捕手(32)が「6番・DH」で先発し、5点を追う六回1死一、二塁でオリックス・博志から中前適時打を放ち、27打席ぶりの安打をマークし、「チャンスで一本出せてよかった」とコメントした。安打は4月23日の中日戦(東京ドーム)以来。打撃不振を極め、5月24日に出場選手登録を抹消され、6月6日の再昇格まで2軍調整を味わった男が、復調をアピールした。
◆オリックスの3番森が0―1の三回に迎えた第2打席で2点二塁打を放った。若月の二塁打と宗、中川の2者連続四球で1死満塁。赤星の内角速球を振り抜き、右翼線に鋭い打球をはじき返した。5月25日以来の打点となり「チャンスの場面で打ててよかった」と塁上でガッツポーズをつくった。今季開幕前に右脇腹を痛めて2軍スタートだったが、5月5日に1軍に登録された後は主に中軸を担う。一回の第1打席は外角低めの速球に逆らわず左前打で出塁。最初の2打席で広角に打ち分けるうまさを見せた。
◆オリックスは巨人に逆転勝ちして2連勝。1点を追う三回、1死満塁から森友哉捕手(29)が右翼線に逆転の2点二塁打を放つ。杉本裕太郎(34)、頓宮裕真捕手(28)、西川龍馬外野手(30)も適時打で続き一挙5点を奪った。四回には杉本の右前適時打で1点を加えて6ー1とリードを広げた。六回に2点を返されたが、八回に若月健矢捕手(29)の犠飛で1点を加えた。その後はリリーフ陣が無失点でつないだ。先発したドラフト2位・寺西成騎投手(22)=日体大=は5回4安打1失点でプロ初勝利を挙げた。
◆巨人は大敗を喫し、再び4位に転落した。五回に先発の赤星優志投手(25)は代えず、捕手を甲斐拓也(32)から小林誠司(36)に交代した起用について、捕手出身の阿部慎之助監督(46)が試合後、報道陣から「少しリズムを変えたいなど、いろんな意図があったと思うが」と理由を問われ「まあ、それもありますね」と一言で回答した。四回までに大量6点を失った赤星だが、小林がマスクを被った五回からは3イニングをパーフェクトに抑えた。今季初出場のベテラン捕手は、六回2死一、二塁の1打席目で8球粘って四球を選び満塁の好機を演出するなど存在感を放った。
◆巨人は四回までに5点差をつけられて敗れた。阿部慎之助監督(46)は「先発投手の寺西君を立ち直らせちゃったという感じですよね。立ち上がりは不安定だったけど、立ち直らせてしまった」と3得点に終わった攻撃を嘆いた。相手のドラフト2位右腕、寺西に5回1失点の好投を許した。一回は無死満塁と大量点のチャンスを作るも、併殺の間の1点のみに終わるなど波に乗れなかった。寺西に白星を与えたことで、昨季のオリックスとの交流戦第2戦の斎藤、第3戦の佐藤に続き、3試合連続でプロ初勝利を献上する異例の事態となった。同カードも昨季から4連敗。広島と入れ替わり、再びセ・リーグ4位に後退した。(谷川直之)
◆巨人は3番の吉川尚輝内野手(30)が、3打数3安打で自身4月12日の広島戦以来となる猛打賞をマーク。2四球を含め全5打席で出塁した。直近で成績を落とし、試合前練習では阿部監督から直接、打撃指導を受けた。背番号2は「その中で結果は出た。明日も打てるか分からないけど、良い準備をして、勝てるように頑張る」と気持ちを引き締めた。
◆オリックスは巨人に7-3で逆転勝利。5回4安打1失点と力投したドラフト2位・寺西成騎(なるき)投手(22)=日体大=が、パ・リーグの新人一番乗りとなるプロ初勝利を手にした。石川・星稜高時代からけがに泣かされ続けてきた右腕が、京セラドームで見守った母の前で力強く一歩を踏み出し、岸田オリックスは2位浮上。〝孝行息子〟や~!大声援を味方につけ、D2位・寺西(日体大)が力強く腕を振った。記念球を握りしめて無数のフラッシュを浴び、笑顔が輝く。今季パ・リーグ新人の一番星となるプロ初勝利をつかんだ。「お母さんが来ているので、(ボールは)このまま帰りに渡そうかなと思います」そして、周囲への感謝の言葉を続ける。「早く1勝したいという思いももちろんありましたけど、チャンスをくださった首脳陣の方々、ファームの方々もそうですし...」。思いがあふれた。初登板だった5月15日の日本ハム戦(エスコン)では3回2四球無失点で降板。一回に連続四球から無死一、二塁とピンチを招くなど課題も残った。2度目の登板となったこの日も先頭から3人に出塁を許していきなり無死満塁のピンチを背負った。「またか...と思った。本来の姿を早く取り戻そうと思って。何も考えずに若月さんの要求通りに腕を振って投げた」丸を得意球のカットボールで併殺打に打ち取り、1点は失ったが最少失点で切り抜けた。その後は粘って5回4安打1失点。打線が三回に5点を奪って逆転するなど、援護を得て勝利の女神がほほえんだ。
◆甘いのは駄目。厳しさは大賛成。巨人を見て、つくづく思ったよ。攻撃では一回無死満塁で、4番・丸が当てるだけの打撃で遊ゴロ併殺。この間の1点止まりで、緊張の色が濃かった寺西を五回までもたせてしまった。ルーキーに甘すぎると、言いたくもなる。それでなくても前夜(12日、ソフトバンク戦)は延長十二回で0-0のドローに終わったばかり。打線は低調なのだから、少ないチャンスは最大限、モノにする必要がある。何としてでも得点を重ねようと、集中してかからないといけない。逆に、先発・赤星を七回まで引っ張ったのは大変、いいこと。真っすぐ系に切れがなく、四回までに6失点。もちろん、打たれすぎた。また、毎年2桁勝利を挙げるようなら、とっくに交代だ。赤星はまだ若い。試合で長く投げることは、本人のためになるし、将来の肥やしにもなる。昔は、早々にKOされた若手がそのままブルペンで投げることすらあった。楽をさせる暇などない。それくらいの厳しさを、植え付けてほしいね。(サンケイスポーツ専属評論家)

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
6 | 3 | 1 | 0.667 (↑0.042) | - (-) |
8 | 44 (+4) | 24 (+1) | 5 (-) | 6 (+1) |
0.277 (↑0.001) | 2.240 (↑0.14) |
2 (-) |
広島 |
6 | 4 | 0 | 0.600 (↑0.044) | 0.5 (-) |
8 | 44 (+6) | 31 (+2) | 5 (+1) | 12 (-) |
0.273 (↑0.004) | 2.930 (↑0.11) |
2 (-) |
中日 |
6 | 4 | 0 | 0.600 (↑0.044) | 0.5 (-) |
8 | 29 (+2) | 36 (+1) | 5 (-) | 14 (+1) |
0.248 (↑0.006) | 3.620 (↑0.35) |
4 (4↑) |
ロッテ |
5 | 4 | 0 | 0.556 (↑0.056) | 1 (-) |
9 | 30 (+5) | 29 (+4) | 6 (+1) | 9 (+1) |
0.230 (↑0.006) | 3.160 (↓0.11) |
5 (3↓) |
DeNA |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↓0.056) | 1.5 (↓1) |
8 | 30 (+1) | 28 (+4) | 7 (+1) | 3 (-) |
0.211 (↓0.011) | 2.790 (↓0.17) |
5 (4↑) |
ORIX |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↑0.056) | 1.5 (-) |
8 | 28 (+7) | 35 (+3) | 3 (-) | 6 (-) |
0.241 (↑0.007) | 3.260 (↑0.03) |
5 (3↓) |
日本ハム |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↓0.056) | 1.5 (↓1) |
8 | 37 (+2) | 33 (+6) | 6 (+1) | 5 (+1) |
0.262 (↑0.004) | 3.120 (↓0.32) |
5 (3↓) |
阪神 |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↓0.056) | 1.5 (↓1) |
8 | 36 (+2) | 23 (+3) | 11 (-) | 8 (+1) |
0.229 (↑0.009) | 2.180 (↓0.12) |
5 (3↓) |
西武 |
5 | 5 | 0 | 0.500 (↓0.056) | 1.5 (↓1) |
8 | 22 (+1) | 31 (+2) | 0 (-) | 8 (+1) |
0.225 (↑0.004) | 2.800 (↑0.13) |
10 (1↑) |
楽天 |
4 | 6 | 0 | 0.400 (↑0.067) | 2.5 (-) |
8 | 21 (+3) | 32 (+2) | 5 (-) | 5 (+1) |
0.234 (↑0.006) | 2.560 (↑0.06) |
11 (1↓) |
巨人 |
3 | 5 | 1 | 0.375 (↓0.054) | 2.5 (↓1) |
9 | 23 (+3) | 24 (+7) | 4 (-) | 4 (-) |
0.207 (↑0.003) | 2.530 (↓0.45) |
12 (1↓) |
ヤクルト |
3 | 7 | 0 | 0.300 (↓0.033) | 3.5 (↓1) |
8 | 22 (+4) | 40 (+5) | 6 (-) | 5 (+1) |
0.208 (↑0.006) | 3.900 (↓0.16) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
35 | 25 | 2 | 0.583 (↓0.01) | - (-) |
81 | 214 (+2) | 144 (+3) | 38 (-) | 50 (+1) |
0.240 (↑0.001) | 2.100 (↓0.02) |
2 (-) |
DeNA |
31 | 26 | 3 | 0.544 (↓0.01) | 2.5 (-) |
83 | 199 (+1) | 158 (+4) | 32 (+1) | 30 (-) |
0.234 (↓0.002) | 2.400 (↓0.03) |
3 (1↑) |
広島 |
30 | 27 | 2 | 0.526 (↑0.008) | 3.5 (↑1) |
84 | 194 (+6) | 165 (+2) | 26 (+1) | 27 (-) |
0.244 (↑0.001) | 2.510 (↑0.01) |
4 (1↓) |
巨人 |
31 | 29 | 2 | 0.517 (↓0.008) | 4 (-) |
81 | 185 (+3) | 187 (+7) | 41 (-) | 27 (-) |
0.238 (-) | 2.690 (↓0.06) |
5 (-) |
中日 |
29 | 30 | 2 | 0.492 (↑0.009) | 5.5 (↑1) |
82 | 148 (+2) | 188 (+1) | 28 (-) | 40 (+1) |
0.222 (↑0.002) | 2.890 (↑0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
17 | 38 | 2 | 0.309 (↓0.006) | 15.5 (-) |
86 | 142 (+4) | 238 (+5) | 25 (-) | 20 (+1) |
0.218 (↑0.001) | 3.710 (↓0.02) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
34 | 25 | 2 | 0.576 (↓0.01) | - (-) |
82 | 212 (+2) | 169 (+6) | 54 (+1) | 31 (+1) |
0.234 (↑0.001) | 2.360 (↓0.06) |
2 (1↑) |
ORIX |
30 | 26 | 3 | 0.536 (↑0.009) | 2.5 (↑1) |
84 | 198 (+7) | 210 (+3) | 38 (-) | 30 (-) |
0.259 (↑0.001) | 3.260 (-) |
3 (1↓) |
西武 |
32 | 28 | 0 | 0.533 (↓0.009) | 2.5 (-) |
83 | 168 (+1) | 161 (+2) | 24 (-) | 43 (+1) |
0.236 (-) | 2.500 (↑0.01) |
4 (-) |
ソフトバンク |
30 | 27 | 3 | 0.526 (↑0.008) | 3 (↑1) |
83 | 220 (+4) | 183 (+1) | 35 (-) | 40 (+1) |
0.250 (↑0.001) | 2.680 (↑0.03) |
5 (-) |
楽天 |
27 | 32 | 1 | 0.458 (↑0.01) | 7 (↑1) |
83 | 155 (+3) | 184 (+2) | 24 (-) | 59 (+1) |
0.236 (↑0.001) | 2.850 (↑0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
22 | 35 | 0 | 0.386 (↑0.011) | 11 (↑1) |
86 | 153 (+5) | 201 (+4) | 31 (+1) | 25 (+1) |
0.216 (↑0.001) | 3.320 (↓0.01) |
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