日本ハム(★2対6☆)広島 =交流戦1回戦(2025.06.13)・エスコンフィールド北海道=
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広島
00021030061101
日本ハム
00000100121001
勝利投手:森下 暢仁(5勝5敗0S)
敗戦投手:伊藤 大海(6勝4敗0S)

本塁打
【広島】大盛 穂(2号・7回表ソロ)
【日本ハム】水谷 瞬(2号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆広島は4回表、坂倉と末包の適時打で2点を先制する。3-1となって迎えた7回には、大盛のソロとモンテロの適時打で3点を挙げ、相手を突き放した。投げては、先発・森下が9回2失点の完投で今季5勝目。敗れた日本ハムは先発・伊藤が振るわず、打線もつながりを欠いた。

◆左脇腹の肉離れから復帰し、この日から1軍昇格した日本ハム野村佑希内野手(24)が「6番一塁」でスタメン出場する。5月14日オリックス戦以来ちょうど30日ぶりの1軍復帰戦となる。今季は開幕4番を任され、離脱前は39試合すべて4番で出場し打率2割9分1厘、17打点と結果を出し続けてきた。新庄剛志監督は復帰後に関しては「4番じゃないよ」と話しており、この日はリーグトップ13本塁打のフランミル・レイエス外野手(29)が「4番DH」。「5番左翼」郡司に続き、野村が6番に構える。

◆左脇腹肉離れから復帰した日本ハム野村佑希内野手(24)が、さっそくスタメンに名を連ねた。新庄剛志監督(53)が「4番じゃないから」と話していた通り、離脱前の定位置ではなく「6番一塁」での出場となる。11日ヤクルト戦で途中交代した万波中正外野手(25)は2戦連続でスタメンを外れた。

◆広島はエスコンフィールドとの相性がいい。23年の交流戦では3連勝で、同球場4連勝を目指す。先発は森下暢仁投手(27)。今季は好投しながらも勝ち星に恵まれないことが多かったが、前回6日西武戦(マツダスタジアム)は8回7安打2失点で4月18日以来の4勝目をマーク。北の大地で連勝を狙う。打線は「6番指名打者」で坂倉将吾捕手(27)を起用。ここまでパ・リーグとの対戦でDHを務めてきたサンドロ・ファビアン外野手(27)は「3番左翼」で出場する。

◆HIPHOPグループ「HOME MADE 家族」のMICROが、試合前にミニライブを行った。代表曲の「サンキュー!!」を含むスペシャルメドレーを披露。「夢のひとつかないました」と笑顔を見せ、その後はファーストピッチセレモニーも実施した。一塁側に大きく外れる暴投となったが、爆笑しながら右手で丁寧にプレートの土を整えて降板した。

◆2軍で再調整していた日本ハム田宮裕涼捕手が、25歳の誕生日に1軍復帰した。1軍では後ろ髪を金色に染めていたが、2軍では後ろ髪をカットし、全体を黒く染めなおしイメージチェンジ。新人時代のような雰囲気に「1軍に帰ってきて、みんなにあいさつしてたら『黒髪似合うね』って言われました。(誕生日が来て)1歳ふけましたけど、見た目は若返りました」と笑顔で話した。

◆リーグトップの7勝目を狙った日本ハム伊藤大海投手(27)が、まさかの6回2/3を10被安打、今季ワースト6失点で広島打線にKOされた。4回2死から小園、坂倉に連続三塁打、さらに末包の内野安打と3連打で2点を先制されると、5回1死一、三塁からファビアンの左犠飛で3点目。7回は2死から大盛に左中間へのソロ、さらに2死一、二塁からモンテロに右中間への2点適時二塁打を許した。今季の伊藤の最多失点は4月1日、5月20日のソフトバンク戦の5失点で、それを超える大量失点となってしまった。

◆広島サンドロ・ファビアン外野手(27)が7回の第4打席、右手首付近に死球を受けた。そのまま走者として試合に出場したものの、7回裏の守備から交代した。ファビアンは5回1死一、三塁からで左犠飛を放った。

◆投打がかみ合った広島が快勝。「北広島市」にあるエスコンフィールドでは23年の交流戦から負けなしの4連勝となった。4回2死から、小園海斗内野手(25)と坂倉将吾捕手(27)の連続三塁打で先制。さらに末包昇大外野手(29)のボテボテの遊ゴロが適時内野安打となり、2点目を奪った。5回には1死一、三塁からサンドロ・ファビアン外野手(27)が左犠飛。7回にはこの日、1番中堅で出場した大盛穂外野手(28)が中越えの2号ソロ。さらに2死一、二塁から、エレフリス・モンテロ内野手(26)が右中間に2点適時二塁打を放ち、突き放した。投げては先発森下暢仁投手(27)が好投し、今季5勝目をマークした。

◆日本ハムは対広島戦は昨年から3連敗、エスコンフィールドでは23年から4連敗と赤ヘル軍団にまた敗れた。先発伊藤が7回途中6失点KO。打線も10安打放ったが、わずか2得点に終わった。新庄監督は「手ごわいですから、広島さんは。特にエスコン。まとまってますよね。ピッチャーにしても、バッターにしても、作戦にしても守備もいいしね。明日なんとかやり返します」と雪辱を誓った。

◆日本ハムの連勝が3で止まった。伊藤大海投手(27)は4回に3連打を浴びて2点を失うと、5回には広島ファビアン内野手(27)に犠飛を許しさらに1失点。7回には大盛穂外野手(28)のソロなどでさらに3点を失った。6回2/3を投げ10安打6失点。自身今季初の連敗で4敗目(6勝)を喫した。左脇腹肉離れから野村佑希内野手(24)が復帰した打線は、6回に水谷瞬外野手(24)の2号ソロで挙げた1点止まり。交流戦は5勝5敗の勝率5割に戻った。新庄剛志監督(53)は「(広島は)まとまってますよね。ピッチャーにしても、バッターにしても。作戦にしても守備もいいしね。明日なんとかやり返します」と話した。

◆日本ハム・伊藤大海投手(27)が13日の広島戦(エスコン)に先発する。対広島は7回6安打3失点で黒星を喫した昨年の6月5日以来で「簡単に終わらない打者が多い」と警戒。前回6日のDeNA戦(横浜)で2020年に米大リーグでサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)を獲得したバウアーに投げ負けており「彼の打席に立ったことはすごく勉強になった。意味のある一戦だった。その負けを無駄にしないように」と視線を上げた。

◆日本ハム・玉井大翔投手(32)が13日、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。試合前練習を終え、取材に応じた北海道出身でプロ9年目の右腕は「頑張ってきた勲章みたいなところがあるので、すごくうれしい」とし「(球団から)『残ってくれ』って言われるような選手になれるように頑張ります」と語った。12日時点で今季は救援として12試合に登板し、0勝1敗、7ホールド、1セーブ、防御率1・00をマークしている。

◆日本ハム・五十幡亮汰外野手(26)が試合前、オフに静岡・下田市で合同自主トレーニングを行う広島・秋山翔吾外野手(37)にあいさつした。〝師匠〟と1月以来の再会を果たし「自分のやることがあるのに、気にして(五十幡自身の)成績を見てくださっている。うれしいです」と笑みを浮かべた。秋山からは「最近(スタメンで)出ているね。いいね」と声をかけられたといい「上からみたいになっちゃうんですけど、お互いで刺激を与えられたら。やっぱり打っている姿を見せられたらいいと思います」と決意を語った。

◆日本ハムは1軍と2軍で野手8人を入れ替えた。新たにファームから野村佑希内野手(24)、田宮裕涼捕手(25)ら4選手が昇格。左内腹斜筋肉離れで離脱していた野村は気持ち新たに意気込みを語った。「つながりや前後の場面を考えながら、しっかり打線の中に線として入れるように準備できればと思います」ジェームスの愛称で知られる野村は、埼玉・花咲徳栄高から2019年にドラフト2位で日本ハムに入団。プロ7年目の今季は新庄監督から開幕から15試合の4番打者を明言され、打率・291(134打数39安打)、6本塁打、17打点と期待に応えていた。しかし、好調をキープしていた矢先のアクシデント。ファームではスイングが再開できない状況でもブルペンに入り、実戦に近い球筋を確認してきたといい「(打撃)感覚をあまり鈍らせることなくできた」とうなずいた。この日は「6番・一塁」でスタメンに名を連ねた。5月に入り、1軍で打率・080(25打数2安)と不振にあえいでいた田宮は2軍で9試合に出場し、打率・333(33打数9安打)、5打点をマーク。「ファームで打てるかどうか不安でしたけど、やっぱり自分が成長しているなと感じた」と充実感をにじませた。首位を走るチームに役者が戻ってきた。

◆日本ハム・細野晴希投手(23)が中8日で14日の広島戦に先発する。今季はここまで3試合の登板で0勝1敗、防御率2・60をマーク。前回5日の阪神戦(エスコン)では立ち上がりに制球が乱れる場面があり「少しは修正できている」と現状を語った。13日は試合前の練習で調整した。東洋大から入団2年目の左腕は「打者というより自分の球を投げる」とキッパリ。1軍6登板目で悲願のプロ初勝利をつかむ。(エスコン)

◆日本ハム・水谷瞬外野手(24)が「1番・右翼」で先発出場し、0―3の六回、追撃の2号ソロを放った。4月19日のオリックス戦(京セラ)以来、出場13試合ぶりにアーチを描いた。「後半の先頭打者だったので、何とか出塁と思って打席に入りました」広島先発右腕、森下の初球、148キロの直球をフルスイング。右翼本塁打エリアの開放型ブルペンに運び「久々の一発となってよかったです。現場からは以上です」と振り返った。

◆広島が快勝した。森下は10安打を浴びながら要所を締め、2失点完投で5勝目。四回に坂倉の三塁打などで2点先行し、七回に大盛のソロとモンテロの2点二塁打で突き放した。日本ハムは伊藤の乱調が響き、連勝が3で止まった。

◆日本ハムは2カードぶりにカード頭を落とし、連勝が3で止まった。先発の伊藤大海投手(27)は6回?を投げて、いずれも今季ワーストの10安打6失点で4敗目。四回に2死から小園、坂倉の右中間への連続三塁打で先制されると、なおも2死三塁で末包の遊撃への内野安打で2点を奪われた。同学年右腕で2021年東京五輪の日本代表では同僚だった森下に投げ負け「前回もそうですけど、フォークの落ちがあんまり良くなかった。ゲームを作れなかった。本当に悔しい。チームが負けたことが申し訳ない」と肩を落とした。打線は0―3の六回に1番・水谷が追撃の右越え2号ソロを放つなど広島先発の森下から2桁10安打を放ったが、要所を締められて2得点止まり。新庄監督は「負けはしましたけど、やっぱり見ていて完投は気持ちいいですよね」と相手右腕に脱帽した。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
631 0.667
(↑0.042)
-
(-)
844
(+4)
24
(+1)
5
(-)
6
(+1)
0.277
(↑0.001)
2.240
(↑0.14)
2
(-)
広島
640 0.600
(↑0.044)
0.5
(-)
844
(+6)
31
(+2)
5
(+1)
12
(-)
0.273
(↑0.004
2.930
(↑0.11)
2
(-)
中日
640 0.600
(↑0.044)
0.5
(-)
829
(+2)
36
(+1)
5
(-)
14
(+1)
0.248
(↑0.006)
3.620
(↑0.35)
4
(4↑)
ロッテ
540 0.556
(↑0.056)
1
(-)
930
(+5)
29
(+4)
6
(+1)
9
(+1)
0.230
(↑0.006)
3.160
(↓0.11)
5
(3↓)
DeNA
550 0.500
(↓0.056)
1.5
(↓1)
830
(+1)
28
(+4)
7
(+1)
3
(-)
0.211
(↓0.011)
2.790
(↓0.17)
5
(4↑)
ORIX
550 0.500
(↑0.056)
1.5
(-)
828
(+7)
35
(+3)
3
(-)
6
(-)
0.241
(↑0.007)
3.260
(↑0.03)
5
(3↓)
日本ハム
550 0.500
(↓0.056)
1.5
(↓1)
837
(+2)
33
(+6)
6
(+1)
5
(+1)
0.262
(↑0.004
3.120
(↓0.32)
5
(3↓)
阪神
550 0.500
(↓0.056)
1.5
(↓1)
836
(+2)
23
(+3)
11
(-)
8
(+1)
0.229
(↑0.009)
2.180
(↓0.12)
5
(3↓)
西武
550 0.500
(↓0.056)
1.5
(↓1)
822
(+1)
31
(+2)
0
(-)
8
(+1)
0.225
(↑0.004)
2.800
(↑0.13)
10
(1↑)
楽天
460 0.400
(↑0.067)
2.5
(-)
821
(+3)
32
(+2)
5
(-)
5
(+1)
0.234
(↑0.006)
2.560
(↑0.06)
11
(1↓)
巨人
351 0.375
(↓0.054)
2.5
(↓1)
923
(+3)
24
(+7)
4
(-)
4
(-)
0.207
(↑0.003)
2.530
(↓0.45)
12
(1↓)
ヤクルト
370 0.300
(↓0.033)
3.5
(↓1)
822
(+4)
40
(+5)
6
(-)
5
(+1)
0.208
(↑0.006)
3.900
(↓0.16)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35252 0.583
(↓0.01)
-
(-)
81214
(+2)
144
(+3)
38
(-)
50
(+1)
0.240
(↑0.001)
2.100
(↓0.02)
2
(-)
DeNA
31263 0.544
(↓0.01)
2.5
(-)
83199
(+1)
158
(+4)
32
(+1)
30
(-)
0.234
(↓0.002)
2.400
(↓0.03)
3
(1↑)
広島
30272 0.526
(↑0.008)
3.5
(↑1)
84194
(+6)
165
(+2)
26
(+1)
27
(-)
0.244
(↑0.001
2.510
(↑0.01)
4
(1↓)
巨人
31292 0.517
(↓0.008)
4
(-)
81185
(+3)
187
(+7)
41
(-)
27
(-)
0.238
(-)
2.690
(↓0.06)
5
(-)
中日
29302 0.492
(↑0.009)
5.5
(↑1)
82148
(+2)
188
(+1)
28
(-)
40
(+1)
0.222
(↑0.002)
2.890
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
17382 0.309
(↓0.006)
15.5
(-)
86142
(+4)
238
(+5)
25
(-)
20
(+1)
0.218
(↑0.001)
3.710
(↓0.02)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
34252 0.576
(↓0.01)
-
(-)
82212
(+2)
169
(+6)
54
(+1)
31
(+1)
0.234
(↑0.001
2.360
(↓0.06)
2
(1↑)
ORIX
30263 0.536
(↑0.009)
2.5
(↑1)
84198
(+7)
210
(+3)
38
(-)
30
(-)
0.259
(↑0.001)
3.260
(-)
3
(1↓)
西武
32280 0.533
(↓0.009)
2.5
(-)
83168
(+1)
161
(+2)
24
(-)
43
(+1)
0.236
(-)
2.500
(↑0.01)
4
(-)
ソフトバンク
30273 0.526
(↑0.008)
3
(↑1)
83220
(+4)
183
(+1)
35
(-)
40
(+1)
0.250
(↑0.001)
2.680
(↑0.03)
5
(-)
楽天
27321 0.458
(↑0.01)
7
(↑1)
83155
(+3)
184
(+2)
24
(-)
59
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.850
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
22350 0.386
(↑0.011)
11
(↑1)
86153
(+5)
201
(+4)
31
(+1)
25
(+1)
0.216
(↑0.001)
3.320
(↓0.01)