ロッテ(★2対6☆)広島 =交流戦2回戦(2025.06.11)・ZOZOマリンスタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789101112
広島
00000110000461710
ロッテ
1000001000002610
勝利投手:島内 颯太郎(2勝0敗0S)
敗戦投手:唐川 侑己(0勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ ロッテ戦チケット予約 広島戦チケット予約
◆広島が延長戦を制した。広島は1-1で迎えた7回表、ファビアンの犠飛で勝ち越しに成功する。その後同点を許すも、延長12回に矢野の適時打などで一挙4点を加え、相手を突き放した。投げては、5番手・島内が今季2勝目。敗れたロッテは、打線が10回以降無安打と振るわなかった。

◆ロッテの始球式に昨年現役を引退した井上晴哉氏(35)がサプライズ登場した。現役時代と同じく背番号「44」のユニホームにバットを持って登場。この日は始球式のためグラブに持ち替えてマウンドに上がった。練習して臨んだという始球式マウンドでは、きれいなノーバンのストライク投球を披露。バッター役の藤岡、捕手役の山本と笑顔で握手をかわした。現役時代、通算76本塁打を記録した大砲の井上氏は今年1月から株式会社千葉ロッテマリーンズに入社。BtoB本部法人営業部第2営業Gに所属している。

◆ロッテは4時間近くに及ぶ延長12回の接戦の末に、力尽きて敗れた。11回に今季初登板した唐川が回またぎで12回のマウンドにも上がった。1死満塁のピンチを招くと、広島矢野に決勝の右前適時打を浴びた。その後も流れを止められず一挙4失点し、試合が決まった。先発西野は5回2/3を6安打1失点。5回まで力投し広島打線を無失点に抑えた。だが、6回に先頭打者に出塁を許すと安打と死球で2死満塁のピンチを背負い、最後は4球連続のボールで押し出し四球で失点し降板した。今季ここまで8試合に登板したが、いまだに白星はついていない。「点を与えてしまいましたがなんとかゲームは作れたかなと思います」と振り返った。打線は昨年ノーヒットノーランを食らった広島の大瀬良に苦戦した。初回に藤原が安打を放ち、盗塁とゴロ、犠飛で先制点を奪ったが、それ以降は打線が沈黙。7回に池田、山本の連打でチャンスを作り、1死二、三塁。安田の打席で、広島の捕手・坂倉の三塁への悪送球の間に同点に追いつき、延長に持ち込んだが、勝利をつかむことはできなかった。

◆広島が延長12回の死闘を制した。最終イニングとなった12回に打線がつながった。先頭の石原が中前打で出塁すると、1死一塁から矢野雅哉ら下位打線の3連打で勝ち越し。さらに大盛、ファビアンなどの適時打でこの回4点を勝ち越した。連敗を阻止し、交流戦首位タイに浮上となった。先発大瀬良は1回に1点を失うも、安定した投球で6回まで1安打に抑えた。1点リードの7回1死二、三塁から捕手坂倉の三塁への悪送球で同点に追いつかれ、5月14日以来の3勝目は消えた。8回以降は中継ぎ陣が無失点でつなぎ、延長11回を無失点に抑えた島内が2勝目を手にした。

◆ロッテが延長戦で敗れた。11回を今季初登板した唐川侑己投手(35)が0に抑え、回またぎで12回も続投。だが、1死満塁を招き、矢野に勝ち越しを許す右前打を浴びた。その後も止められず4失点。吉井監督は「こちらの作戦のせい」とかばった。打線は終盤の勝ち越し機に1本が出なかった。指揮官は「若い選手もどういう気持ちで打席に入っているのか。何か原因があると思うので、そこを考えて打てるように考えていきます」と話した。

◆広島が今季最長4時間56分の死闘を制した。延長11回まで14残塁の打線が最終回につながった。先頭の石原が中前打から1死満塁とすると、矢野がしぶとく一、二塁間を破って勝ち越し点を奪った。さらに大盛、ファビアンの適時打など一挙4得点で試合を決めた。新井貴浩監督は「総力戦でビジターの試合を最後にこうやって勝ち切れたのは大きな勝利だった」と選手たちをたたえた。▽広島大瀬良(7回2失点も勝ち星なし)「(味方のミスから追いつかれた直後の1死三塁を)無失点に抑え逆転されないように頑張って、結果こういう勝ちにつながって良かった」

◆広島が延長12回の死闘を制した。最終イニングとなった12回に打線がつながった。先頭の石原が中前打で出塁すると、1死一塁から矢野雅哉ら下位打線の3連打で勝ち越し。さらに大盛、ファビアンなどの適時打でこの回4点を勝ち越した。連敗を阻止し、交流戦首位タイに浮上となった。▽広島矢野(12回1死満塁から決勝打)「ああいう場面でなかなか決められなかった。いつもだったら代打を送られているところで(打席に)送ってくれたので、何とか結果で返せて良かった」

◆広島は延長十二回に打線が猛攻を仕掛け、逆転勝ちした。先発した大瀬良大地投手(33)は7回を投げ、2失点(自責1)で勝敗は付かなかった。大瀬良は一回、先頭の藤原に右前打を許し、二盗を決められ無死二塁。続く寺地は二ゴロで1死三塁とされ、池田の左犠飛で先取点を奪われた。しかし、その後は尻上がりに調子を上げ、ゲームを作った。打線は1点を追う六回に2死満塁の好機を作り、末包が押し出し四球を選んで同点とした。七回には1死一、三塁の好機でファビアン(前レンジャーズ傘下)が右犠飛を放ち、勝ち越した。だが、直後の守備で1死二、三塁のピンチを招くと、大瀬良とバッテリーを組んでいた坂倉の三塁悪送球から失点。同点とされた。救援陣が無失点でつなぐと、打線が延長十二回に1死満塁の好機を作り、矢野、大盛の連続適時打、小園が左犠飛、ファビアンも右前適時打と4得点を奪い、突き放した。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
530 0.625
(↓0.089)
-
(-)
1040
(+3)
23
(+7)
5
(-)
5
(-)
0.294
(↓0.012)
2.780
(↓0.61)
1
(2↑)
DeNA
530 0.625
(↑0.054)
0
(↓1)
1027
(+4)
20
(-)
6
(-)
3
(-)
0.229
(↓0.005)
2.410
(↑0.35)
1
(2↑)
広島
530 0.625
(↑0.054)
0
(↓1)
1034
(+6)
24
(+2)
4
(-)
12
(+2)
0.278
(↑0.012
2.750
(↑0.4)
1
(-)
阪神
530 0.625
(↓0.089)
0
(-)
1033
(+2)
16
(+3)
10
(+1)
7
(-)
0.223
(↓0.006)
1.910
(↓0.17)
1
(2↑)
中日
530 0.625
(↑0.054)
0
(↓1)
1027
(+8)
31
(+5)
5
(+2)
11
(+2)
0.251
(↑0.018)
3.910
(↓0.01)
6
(1↑)
日本ハム
440 0.500
(↑0.071)
1
(↑1)
1029
(+8)
26
(+2)
5
(+1)
4
(-)
0.254
(↑0.019)
3.150
(↑0.17)
6
(1↑)
西武
440 0.500
(↑0.071)
1
(↑1)
1017
(+3)
28
(+2)
0
(-)
5
(-)
0.219
(↑0.001)
3.170
(↑0.17)
8
(3↑)
巨人
340 0.429
(↑0.096)
1.5
(↑1)
1120
(+7)
17
(+3)
4
(-)
4
(-)
0.221
(↑0.017)
2.480
(↓0.09)
8
(2↓)
ロッテ
340 0.429
(↓0.071)
1.5
(-)
1120
(+2)
21
(+6)
3
(-)
6
(+3)
0.207
(↓0.012)
2.920
(↓0.36)
10
(3↓)
ヤクルト
350 0.375
(↓0.054)
2
(-)
1017
(+2)
29
(+8)
6
(-)
3
(-)
0.206
(↑0.009)
3.410
(↓0.57)
10
(3↓)
ORIX
350 0.375
(↓0.054)
2
(-)
1017
(-)
30
(+4)
3
(-)
4
(-)
0.229
(↓0.008)
3.450
(↓0.07)
12
(-)
楽天
260 0.250
(↓0.036)
3
(-)
1014
(+5)
30
(+8)
3
(-)
3
(+2)
0.221
(↑0.02)
2.960
(↓0.3)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35232 0.603
(↓0.011)
-
(-)
83211
(+2)
137
(+3)
37
(+1)
49
(-)
0.240
(↓0.001)
2.060
(↓0.01)
2
(-)
DeNA
31243 0.564
(↑0.008)
2.5
(↑1)
85196
(+4)
150
(-)
31
(-)
30
(-)
0.237
(↓0.001)
2.340
(↑0.04)
3
(-)
広島
29262 0.527
(↑0.008)
4.5
(↑1)
86184
(+6)
158
(+2)
25
(-)
27
(+2)
0.244
(↑0.002
2.470
(↑0.04)
4
(-)
巨人
31281 0.525
(↑0.008)
4.5
(↑1)
83182
(+7)
180
(+3)
41
(-)
27
(-)
0.240
(↑0.001)
2.680
(-)
5
(-)
中日
28292 0.491
(↑0.009)
6.5
(↑1)
84146
(+8)
183
(+5)
28
(+2)
37
(+2)
0.221
(↑0.002)
2.900
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
17362 0.321
(↓0.006)
15.5
(-)
88137
(+2)
227
(+8)
25
(-)
18
(-)
0.218
(↑0.001)
3.640
(↓0.07)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
33242 0.579
(↑0.008)
-
(-)
84204
(+8)
162
(+2)
53
(+1)
30
(-)
0.232
(↑0.003)
2.340
(↑0.01)
2
(2↑)
西武
31270 0.534
(↑0.008)
2.5
(-)
85163
(+3)
158
(+2)
24
(-)
40
(-)
0.236
(-)
2.540
(↑0.01)
3
(1↓)
ORIX
28263 0.519
(↓0.009)
3.5
(↓1)
86187
(-)
205
(+4)
38
(-)
28
(-)
0.258
(↓0.001)
3.290
(↓0.02)
4
(1↓)
ソフトバンク
29272 0.518
(↓0.009)
3.5
(↓1)
85216
(+3)
182
(+7)
35
(-)
39
(-)
0.251
(↓0.001)
2.770
(↓0.07)
5
(-)
楽天
25321 0.439
(↓0.007)
8
(↓1)
85148
(+5)
182
(+8)
22
(-)
57
(+2)
0.234
(↑0.002)
2.910
(↓0.03)
6
(-)
ロッテ
20350 0.364
(↓0.006)
12
(↓1)
88143
(+2)
193
(+6)
28
(-)
22
(+3)
0.213
(↓0.001)
3.300
(↓0.03)