1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 1 | 3 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 8 | 14 | 2 | 2 |
楽天 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 5 | 12 | 3 | 0 |
勝利投手:涌井 秀章(3勝2敗0S) (セーブ:松山 晋也(0勝0敗24S)) 敗戦投手:内 星龍(2勝1敗1S) 本塁打 |

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◆中日が5連勝。中日は初回、ボスラーの犠飛で先制に成功する。続く2回表に岡林の3ランが飛び出すと、3回には上林のソロなどで3点を追加し、リードを広げた。投げては、先発・涌井が5回4失点で今季3勝目。敗れた楽天は、先発・内が試合をつくれなかった。なお、この試合で中日・祖父江が通算500試合登板を達成した。
◆楽天内星龍投手(23)はプロ入り5年で通算12勝10敗を残すが、パ・リーグ相手に8勝10敗に対し、セ・リーグ相手では4勝0敗と、交流戦では通算14試合(先発3、救援11)を投げてまだ黒星を喫したことがない。楽天の投手が交流戦で無傷の5連勝をマークすれば、12~17年に6連勝した釜田以来、球団2人目の記録となる。今日の登板では涌井との投げ合いを制して交流戦の無傷連勝を伸ばせるか。
◆中日は勝てば今季初の5連勝を飾る。中日の先発涌井秀章投手(38)は、22年まで在籍した古巣楽天の本拠地で、今季3戦ぶりの先発白星を目指す。バッテリーを組むのはドラフト4位の新人、石伊雄太捕手(24)。14歳差バッテリーでカード勝ち越しを狙う。
◆今季初の5連勝を狙う中日が、初回に相手の2失策が絡んで先制に成功した。初回1死で2番田中幹也内野手(24)が遊撃宗山の失策の間に全力疾走で出塁。続く3番上林誠知外野手(29)は初球を右前に運び、右翼手小郷の悪送球で1死二、三塁とし、4番ジェイソン・ボスラー外野手(31)がフォークをとらえ、右犠飛で1-0とした。「どうしても先制点がほしい場面で仕事ができて、よかった。次の打席もチームの力になれるように、頑張るよ」と話した。
◆中日が2本のホームランや適時打などで3回までに7得点した。2回2死一、二塁で岡林勇希外野手(23)が、楽天内の3球目を右翼スタンドへ運び、今季2号の右翼越え3ランを放った。「うまく反応できた。すぐに追加点がとれてよかった」。3回には、先頭の上林誠知外野手(29)が9号の右翼越えソロをマーク。「第二の故郷で打つことができてよかった」と母校仙台育英(宮城)への思いを重ねた。3回2死には6番大島洋平外野手(39)が左前打と盗塁で2死二塁とし、7番川越誠司外野手が一塁手浅村の後逸による適時失策で6点目。そして、2死一塁で8番石伊雄太捕手(24)の中越え適時二塁打で7点目とした。この試合で楽天に勝てば、今季初の5連勝を飾ることとなる。
◆中日高橋周平内野手(31)が相手走者と衝突し、途中交代するアクシデントに見舞われた。3回1死で楽天太田が右越えの長打を放った。外野からの返球を待つ三塁の高橋周が、左手を挙げて捕球態勢に入ったが、三塁を狙う太田と交錯。高橋周は地面にうつぶせ状態で立ち上がれなかった。左翼の大島洋平外野手(39)やコーチ陣が駆け寄り、高橋周は左手の痛みを訴えるような動作を見せ、トレーナーの肩を借りてベンチに下がった。石川昂弥内野手(23)が三塁の守備に就いた。
◆楽天内星龍投手(23)が、自己ワーストの7失点でKOされた。初回1死二、三塁から中日ボスラーの右犠飛で先制を許す。2回2死から石伊に二塁打、村松に四球を与え一、二塁とされると、岡林に右越え3ランを被弾。3回にも上林のソロや浅村の適時失策などで3点を失った。内は3回6安打7失点(自責4)でマウンドを降りた。「今日は序盤からリズムよくというところを意識していました。ただ、2回の村松さんにフォアボールを出してしまったところだと思います。実力でもあり、準備不足だと思いますが、あそこのフォアボールがすべてだったのかなと思います」と厳しい表情で話した。
◆中日の先発涌井秀章投手(38)が5回で100球を投じ、8安打4失点で勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。試合前の時点で交流戦通算26勝を挙げており、この試合に勝てば、交流戦通算勝利数で27勝の和田毅に並び、2位になる。
◆中日祖父江大輔投手(37)が、プロ通算500試合登板を達成した。球団では、星野仙一に並ぶ歴代4位。1位は岩瀬仁紀の1002試合登板。2位は鈴木孝政の586試合、3位は山本昌の581試合。祖父江は中継ぎ一筋のプロ12年目。愛知高、愛知大、トヨタ自動車を経て、13年ドラフト5位で中日に入団。社会人4年目の26歳で、プロの世界へ飛び込んだ。最優秀中継ぎ投手に輝い20年には54試合に登板し、防御率1・79、30ホールドポイントで初タイトルを獲得。翌21年には自己最多の55試合に登板した。通算500試合登板=祖父江(中日) 11日の楽天2回戦(楽天モバイル)の8回にリリーフ登板して達成。プロ野球112人目。初登板は14年4月4日の巨人1回戦(ナゴヤドーム)。
◆序盤の7失点が重くのしかかった。楽天は今季4度目の4連敗で、3カード連続負け越しを喫した。借金は今季ワーストの7。守乱が響いての敗戦に三木肇監督(48)は「当たり前にプレーするとかね、求めることはそんな非常に難しいのはあれだけども、やっぱり取れるアウトをしっかりというのは1つの鉄則というか、大事な部分。あらためてこのことを生かしてしっかりね、と思います」と話した。初回は宗山塁内野手(22)の失策が起点となり、先発内星龍投手(23)が中日ボスラーの犠飛で先制点を献上。2回は岡林に3ランを被弾した。3回は上林のソロや浅村の適時失策などで3点を失い、3回6安打7失点(自責4)。守乱があったとはいえ、失点数は自己ワーストとなった。内について三木監督は「投げているボールはいいボールもあるんだけど、少し改善点はあると思うので、しっかり今後に生かしてもらいたい」と反省を促した。打線は6点を追う5回に太田光捕手(28)の中前適時打、渡辺佳明内野手(28)の左犠飛などで3点を奪い詰め寄った。4点を追う8回には辰己涼介外野手(28)が中前適時打を放って反撃したが、序盤のビハインドが大きすぎた。
◆中日の先発涌井秀章投手(38)が5回で100球を投じ、8安打4失点で3勝目を挙げた。交流戦は通算27勝目で、通算勝利数で27勝の和田毅に並び、2位になった。
◆中日は2ケタ安打の打線大爆発で、今季初の5連勝。交流戦5勝3敗で首位タイとなった。打線は3回までに7得点。岡林勇希外野手(23)や仙台育英(宮城)時代になじみの球場で放った上林誠知外野手(29)のホームランでリードを広げた。また、この日マスクをかぶったドラフト4位の石伊雄太捕手(24)が5打席連続安打を放ち、大活躍した。先発涌井秀章投手(38)は、古巣楽天の本拠地で5回100球8安打4失点と力投。今季3勝目で交流戦通算27勝目とし、和田毅に並んで2位とした。8回には、プロ12年目の祖父江大輔投手(37)がマウンドに上がり、通算500試合登板を達成。これで2カード連続の勝ち越し。連勝記録を伸ばしていく。通算500試合登板=祖父江(中日) 11日の楽天2回戦(楽天モバイル)の8回にリリーフ登板して達成。プロ野球112人目。初登板は14年4月4日の巨人1回戦(ナゴヤドーム)。
◆中日は2ケタ安打の打線大爆発で、今季初の5連勝。交流戦首位タイとなった。打線は3回までに7得点。岡林勇希外野手(23)や仙台育英(宮城)時代になじみの球場で放った上林誠知外野手(29)のホームランでリードを広げた。また、この日マスクをかぶったドラフト4位の石伊雄太捕手(24)が5打席連続安打を放ち、大活躍した。ルーキー石伊がプロ初の5安打。新人の1試合5安打以上は17年8月9日広島戦の京田(中日)以来11人、12度目。1リーグ時代の46年に河西(グレートリング)が6安打しているが、セ・リーグ新人で5安打は52年9月23日広島戦の引地(大洋)58年7月5日国鉄戦の小坂(広島)前記17年京田に次いで4人目の最多記録だ。石伊は8番捕手で出たが、8番で5安打、捕手で5安打した新人は石伊が初めてだった。
◆中日祖父江大輔投手(37)がプロ通算500試合登板を達成した。球団では、星野仙一に並ぶ歴代4位。チームは、3回まで7点を先制し、14安打8得点で交流戦5連勝を果たした。
◆中日がともに今季最多の14安打、8得点と打ち勝ち、今季初の5連勝。1―0の二回に岡林の2号3ランで点差を広げ、三回には上林の9号ソロなどで3点を加えた。涌井が5回4失点で3勝目。序盤に拙守が重なった楽天は4連敗。
◆借金が今季最多の7に膨らんだ。内星龍が先発し、3回6安打7失点(自責点4)で1敗目。味方守備にも足を引っ張れ、62球を費やした。「これが実力であり、全てが裏目に出た」と反省。守備では2日連続の適時失策など計3失策。三木監督は「取れるアウトをしっかり取るのが一つの鉄則」と注文を付けた。(楽天モバイルパーク)

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | - (-) |
10 | 40 (+3) | 23 (+7) | 5 (-) | 5 (-) |
0.294 (↓0.012) | 2.780 (↓0.61) |
1 (2↑) |
DeNA |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 0 (↓1) |
10 | 27 (+4) | 20 (-) | 6 (-) | 3 (-) |
0.229 (↓0.005) | 2.410 (↑0.35) |
1 (2↑) |
広島 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 0 (↓1) |
10 | 34 (+6) | 24 (+2) | 4 (-) | 12 (+2) |
0.278 (↑0.012) | 2.750 (↑0.4) |
1 (-) |
阪神 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↓0.089) | 0 (-) |
10 | 33 (+2) | 16 (+3) | 10 (+1) | 7 (-) |
0.223 (↓0.006) | 1.910 (↓0.17) |
1 (2↑) |
中日 |
5 | 3 | 0 | 0.625 (↑0.054) | 0 (↓1) |
10 | 27 (+8) | 31 (+5) | 5 (+2) | 11 (+2) |
0.251 (↑0.018) | 3.910 (↓0.01) |
6 (1↑) |
日本ハム |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
10 | 29 (+8) | 26 (+2) | 5 (+1) | 4 (-) |
0.254 (↑0.019) | 3.150 (↑0.17) |
6 (1↑) |
西武 |
4 | 4 | 0 | 0.500 (↑0.071) | 1 (↑1) |
10 | 17 (+3) | 28 (+2) | 0 (-) | 5 (-) |
0.219 (↑0.001) | 3.170 (↑0.17) |
8 (3↑) |
巨人 |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↑0.096) | 1.5 (↑1) |
11 | 20 (+7) | 17 (+3) | 4 (-) | 4 (-) |
0.221 (↑0.017) | 2.480 (↓0.09) |
8 (2↓) |
ロッテ |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 1.5 (-) |
11 | 20 (+2) | 21 (+6) | 3 (-) | 6 (+3) |
0.207 (↓0.012) | 2.920 (↓0.36) |
10 (3↓) |
ヤクルト |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 2 (-) |
10 | 17 (+2) | 29 (+8) | 6 (-) | 3 (-) |
0.206 (↑0.009) | 3.410 (↓0.57) |
10 (3↓) |
ORIX |
3 | 5 | 0 | 0.375 (↓0.054) | 2 (-) |
10 | 17 (-) | 30 (+4) | 3 (-) | 4 (-) |
0.229 (↓0.008) | 3.450 (↓0.07) |
12 (-) |
楽天 |
2 | 6 | 0 | 0.250 (↓0.036) | 3 (-) |
10 | 14 (+5) | 30 (+8) | 3 (-) | 3 (+2) |
0.221 (↑0.02) | 2.960 (↓0.3) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
35 | 23 | 2 | 0.603 (↓0.011) | - (-) |
83 | 211 (+2) | 137 (+3) | 37 (+1) | 49 (-) |
0.240 (↓0.001) | 2.060 (↓0.01) |
2 (-) |
DeNA |
31 | 24 | 3 | 0.564 (↑0.008) | 2.5 (↑1) |
85 | 196 (+4) | 150 (-) | 31 (-) | 30 (-) |
0.237 (↓0.001) | 2.340 (↑0.04) |
3 (-) |
広島 |
29 | 26 | 2 | 0.527 (↑0.008) | 4.5 (↑1) |
86 | 184 (+6) | 158 (+2) | 25 (-) | 27 (+2) |
0.244 (↑0.002) | 2.470 (↑0.04) |
4 (-) |
巨人 |
31 | 28 | 1 | 0.525 (↑0.008) | 4.5 (↑1) |
83 | 182 (+7) | 180 (+3) | 41 (-) | 27 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.680 (-) |
5 (-) |
中日 |
28 | 29 | 2 | 0.491 (↑0.009) | 6.5 (↑1) |
84 | 146 (+8) | 183 (+5) | 28 (+2) | 37 (+2) |
0.221 (↑0.002) | 2.900 (↓0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
17 | 36 | 2 | 0.321 (↓0.006) | 15.5 (-) |
88 | 137 (+2) | 227 (+8) | 25 (-) | 18 (-) |
0.218 (↑0.001) | 3.640 (↓0.07) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
33 | 24 | 2 | 0.579 (↑0.008) | - (-) |
84 | 204 (+8) | 162 (+2) | 53 (+1) | 30 (-) |
0.232 (↑0.003) | 2.340 (↑0.01) |
2 (2↑) |
西武 |
31 | 27 | 0 | 0.534 (↑0.008) | 2.5 (-) |
85 | 163 (+3) | 158 (+2) | 24 (-) | 40 (-) |
0.236 (-) | 2.540 (↑0.01) |
3 (1↓) |
ORIX |
28 | 26 | 3 | 0.519 (↓0.009) | 3.5 (↓1) |
86 | 187 (-) | 205 (+4) | 38 (-) | 28 (-) |
0.258 (↓0.001) | 3.290 (↓0.02) |
4 (1↓) |
ソフトバンク |
29 | 27 | 2 | 0.518 (↓0.009) | 3.5 (↓1) |
85 | 216 (+3) | 182 (+7) | 35 (-) | 39 (-) |
0.251 (↓0.001) | 2.770 (↓0.07) |
5 (-) |
楽天 |
25 | 32 | 1 | 0.439 (↓0.007) | 8 (↓1) |
85 | 148 (+5) | 182 (+8) | 22 (-) | 57 (+2) |
0.234 (↑0.002) | 2.910 (↓0.03) |
6 (-) |
ロッテ |
20 | 35 | 0 | 0.364 (↓0.006) | 12 (↓1) |
88 | 143 (+2) | 193 (+6) | 28 (-) | 22 (+3) |
0.213 (↓0.001) | 3.300 (↓0.03) |
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