オリックス(☆2対0★)DeNA =交流戦1回戦(2025.06.10)・京セラドーム大阪=
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DeNA
0000000000400
ORIX
00001100X2501
勝利投手:九里 亜蓮(5勝3敗0S)
(セーブ:マチャド(2勝3敗10S))
敗戦投手:東 克樹(6勝3敗0S)

本塁打
【オリックス】杉本 裕太郎(7号・5回裏ソロ)

  DAZN
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◆オリックスが投手戦を制した。オリックスは0-0で迎えた5回裏、杉本のソロで先制する。続く6回には紅林が適時二塁打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・九里が8回無失点9奪三振の快投で今季5勝目。敗れたDeNAは先発・東が力投を見せるも、打線が沈黙した。

◆3連敗中のオリックスは計9選手を入れ替えた。ドラフト1位麦谷祐介外野手(22=富士大)は、左手第4指中節骨基部剥離骨折で今季初めて出場選手登録を抹消。中継ぎ陣では阿部翔太投手(32)、古田島成龍投手(25)、川瀬堅斗投手(22)、捕手の石川亮(29)が登録抹消となった。代わって救援要員として高島泰都投手(25)とドラフト6位片山楽生投手(22=NTT東日本)が登録。野手ではドラフト4位山中稜真捕手(24=三菱重工East)とジョーダン・ディアス内野手(24)が登録された。

◆二塁ベースが動くアクシデントがあり、1回裏の前に一時中断した。1回表終了後、ベースが固定されておらず、審判と整備係が二塁ベースに集まった。スタッフが一度抜き、支柱にテープを巻いて補強した。これにはDeNA牧秀悟内野手(27)も興味深そうに見ていた。先発の東克樹投手(29)は約5分間待たされる形となった。

◆お笑いコンビ「滝音」が特別始球式に登板した。昨年8月に開催された「第4回Bs-1グランプリ」で優勝し、登板権を獲得していた。ブルーウェーブ時代から大ファンの秋定がワンバウンド投球。「悔しいですね。ストライク投げるつもり満々やったんで。プロたるものマウンドで表情を出してしまうというのは二流やなと。次はできれば完投を目指したい」と雪辱を誓った。

◆オリックス九里亜蓮投手(33)が通算1000奪三振を達成した。プロ野球158人目。オリックス在籍時に達成は14年の金子千尋以来となった。この日は5回まで2安打無失点。6回、2死からDeNA佐野への9球目、低めのスライダーで空振り三振に仕留めて達成すると、ほえた。ベンチに戻ると記念ボードを掲げ、ナインに祝福された。通算1000奪三振=九里(オリックス) 10日のDeNA1回戦(京セラドーム大阪)の6回、佐野から空振り三振を奪って達成。プロ野球158人目。初奪三振は広島時代の14年4月5日のDeNA2回戦(マツダスタジアム)で井納から。

◆オリックスは連敗を3で止めた。先発の九里亜蓮投手(33)が通算1000奪三振を達成した。1-0の6回、2死からDeNA佐野への9球目、低めのスライダーで空振り三振に仕留めて達成すると、ほえた。ベンチに戻ると記念ボードを掲げ、ナインに祝福された。8回4安打無失点と好投し、今季5勝目を手にした。打線は5回、杉本裕太郎外野手(34)の7号ソロで先制。6回には3番紅林弘太郎内野手(23)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放ち、DeNA東から追加点を奪った。

◆オリックス杉本裕太郎外野手(34)がお立ち台で異例のおねだりをした。0-0の5回、1死からDeNA東の初球、高めの直球を左翼4階席上の小林機械の広告に直撃する7号ソロで先制した。お立ち台では「レフトポール際の小林機械さん、今日ホームラン直撃して、テレビでいっぱい映ると思うんで、何かください」とアピールした。さらに、この日は同学年の九里亜蓮投手(33)が8回4安打無失点で5勝目。ダイヤモンドを1周し、ベンチに戻ると、お決まりの昇天ポーズを2人で行った。1月から共演を約束していたことを明かし、「隣のいかつい人に『俺が投げる試合でいつホームラン打つんや』と言われていたので、今日打ててとてもうれしいです」と笑みを浮かべた。

◆オリックスは連敗を3で止め、カード初戦を白星で飾った。この日の試合前には右手首の打撲でリハビリ中の太田椋内野手(24)が京セラドーム大阪でライブBPを実施。岸田護監督(44)は「大丈夫そうに見えますけどね、全然。バットもかなり振れていましたしね。ちょっと安心しました」。今後は2軍戦で数試合出場する予定とした。一方、ドラフト1位麦谷祐介外野手(22=富士大)が左手第4指中節骨基部を剥離骨折し、今季初めて出場選手登録を抹消。指揮官は「そんなポキッと折れているわけではないんですけどね。痛みがなかったらできるようなレベルだったとは思うんですけどもね。やっぱり次に何かあった時に危ないので、治してからというところの話はしました」と説明した。

◆オリックス九里亜蓮投手(33)が通算1000奪三振を達成した。プロ野球158人目。オリックス在籍時に達成は14年の金子千尋以来となった。広島に所属した24年開幕戦(横浜)と同じDeNA東との投げ合いは、4回まで両チーム無得点。記録達成まであと1に迫った1-0の6回。2死からDeNA佐野への9球目、低めの変化球で空振り三振に仕留め、ほえた。ベンチに戻ると記念ボードを掲げ、ナインに祝福された。「(三振は)狙ってないです。どちらかというとしっかりイニングを投げる方にこだわりを持っている」5回4失点だった前回の広島戦(京セラドーム大阪)から中6日。「切り替えてというよりは悔しい気持ちを持って1週間過ごしてきました」。8回4安打無失点、9奪三振でイニングイーターとしての役割を発揮。5月5日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)以来5試合ぶりの5勝目を挙げた。チームの連敗も3でストップ。「鉄腕アレン」が快投で流れを呼び込んだ。通算1000奪三振=九里(オリックス) 10日のDeNA1回戦(京セラドーム大阪)の6回、佐野から空振り三振を奪って達成。プロ野球158人目。初奪三振は広島時代の14年4月5日のDeNA2回戦(マツダスタジアム)で井納から。

◆オリックスのドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)=富士大=が10日、今季初めて出場選手登録を抹消された。1年目の今季は開幕1軍をつかむと、4月3日のロッテ戦(ZOZOマリン)ではプロ初安打&打点をマークするなど活躍。ここまでチームトップの8盗塁を記録しているが、41試合で打率・257、0本塁打、5打点。「1番・中堅」で出場した8日の阪神戦(京セラ)では七回の中堅の守備で打球にチャージするも、後逸して失策していた。また、阿部翔太投手(32)、古田島成龍投手(25)、川瀬堅斗投手(22)、石川亮捕手(29)も抹消され、代わりに高島泰都投手(25)、D6位・片山楽生投手(22)=NTT東日本、同4位・山中稜真捕手(24)=三菱重工East、ジョーダン・ディアス内野手(24)=前アスレチックス傘下=の4選手が登録された。

◆オリックスは10日、ドラフト1位・麦谷祐介外野手(22)が9日に大阪市内の病院を受診し、「左手第4指中節骨基部剥離骨折」と診断されたと発表した。 8日の阪神戦(甲子園)で「1番・中堅」で出場した際に故障したとみられる。

◆11日のオリックス戦に先発するDeNA・ジャクソンが、キャッチボールなどで調整した。前回4日は序盤に得点を奪われ、7回3失点で2敗目を喫した。「前回は序盤に真っすぐに頼ってしまった。今回は初回からいろんな球種を使って投げたい」と表情を引き締めた。対戦経験の少ない相手への投球となるが「ピッチャーとして一番大事なのは強みを出すこと」と冷静に語った。

◆お笑いコンビの滝音が特別始球式に登板した。オリ党で知られるボケ担当の秋定が投球を務めたが、ワンバウンドとなり「悔しい。ストライクを投げるつもり満々やったので。ピッチャーやのにマウンドで表情に出してしまってよくない」と反省。練習ではノーバウンド投球ができていたことを明かし「マウンドの傾斜が違うくて、もうちょっとでマウンドを(靴で)堀かけて足場を作ろうとした」と淡々と振り返れば、相方のサスケがすかさず「そんなやつおらんから!」とツッコミを入れた。滝音は昨年8月に開催された「第4回 Bs-1 グランプリ」で優勝。副賞として特別始球式登板権を獲得し、再び京セラの舞台に登場した。秋定は「(始球式ができて)むっちゃうれしい。夢の一つやったので」と感激しつつ「(投球後の)写真撮影の時も手がめっちゃ震えていた。ナックルボールくらい震えていた」とボケて笑いを誘った。

◆オリックス・九里亜蓮投手(33)が通算1000奪三振を達成した。六回2死で佐野を変化球で空振り三振に仕留めてこの日5個目の三振を記録し、通算1000奪三振に到達した。 九里は六回までDeNA打線を2安打無得点に封じる好投を続けている。

◆一回裏のマウンドに上がったDeNA・東は、しばらく投球練習を続けるしかなかった。固定式の二塁ベースが不安定で、整備員による応急処置が終わるまで試合は再開せず、いきなり水を差された。それでも、いざプレーボールを告げられれば、冷静にアウトを積み重ねる。一、二回と立て続けに三者凡退に斬った。試合前時点でリーグ2位タイの6勝。順調に白星を伸ばしており「チームの勝ちが一番大事な中、自分にも勝ちがついているのはいいこと」と冷静に語る。交流戦は2023年から自身4連勝中。通算5勝2敗を記録しているが、オリックスには2戦2敗を喫していた。相手先発の九里との投げ合いは互いに譲らず、スコアボードにゼロが並んだ。均衡が破れたのは五回。東は内角高めに浮いた初球の直球を杉本に捉えられ、先制のソロを左翼席にたたき込まれた。味方が攻撃でチャンスを逃した直後で、何とか踏ん張りたいところだった。チームの勝ち頭は「僕の力だけではなく、支えてもらっている人たちのおかげ。慢心することなく、チームのために腕を振りたい」と謙虚に口にする。最少失点で粘ろうと力を込めたが、六回に追加点を許した。(鈴木智紘)

◆オリックスは1991年生まれのコンビの活躍で連敗を3で止めた。先発の九里が8回129球を投げ、4安打無得点に抑えてチームトップの5勝目をマーク。約1カ月ぶりの白星を手にし、六回には通算1000奪三振を達成した。打線では杉本が五回に左翼へ特大の7号ソロ。六回には紅林がフェンス直撃の適時打で加点した。 九里と杉本は91年生まれ。頼れる同学年の2人がチームを勝利に導く活躍を見せた。

◆二回、オリックス・森友哉の打球を捕るDeNA・渡会隆輝=京セラドーム大阪(撮影・甘利慈)

◆東は8回2失点の力投が報われず、3敗目を喫した。打線が先制機を逃した直後の五回に杉本のソロで均衡を破られ、六回には紅林の適時二塁打で加点された。ともに初球を捉えられ「ああいう展開ではホームランが流れを変えるもの」と反省した。三浦監督は「右打者2人(杉本と紅林)は失投を逃してくれなかった。それ以外は粘り強く投げてくれた」と評価した。(京セラ)

◆DeNA・東克樹投手(29)は8回2失点の力投が報われず、3敗目を喫した。打線が先制機を逃した直後の五回に杉本のソロで均衡を破られ、六回には紅林の適時二塁打で加点された。ともに初球を捉えられ「ああいう展開ではホームランが流れを変えるもの」と反省した。一回裏が始まる前は固定式の二塁ベースが不安定で、応急処置が施されるまで投球を待たされた。それでも「自分でコントロールできない部分。気を取られすぎずに投げることができた」と冷静だった。オリックス先発の九里との投げ合いで意地を見せ、三浦監督は「右打者2人(杉本と紅林)は失投を逃してくれなかった。それ以外は粘り強く投げてくれた」と評価した。

◆オリックスは先発の九里が8回無失点の好投で5勝目。杉本が決勝弾となる7号ソロを放って連敗を3で止めた。

◆DeNA打線はオリックス先発の九里を打ちあぐね、零封負けを喫した。低めに沈むチェンジアップを主体とした変化球攻めに翻弄され、昨季まで広島に在籍した右腕を前に八回まで4安打9三振と沈黙。三浦大輔監督(51)は「変化球をうまく使われた。最後までタイミングが合わなかった」と唇をかんだ。五回1死から宮崎がチーム初安打を放ち、続く度会が連打。そこから2死二、三塁の先制機をつくったが、京田のバットはワンバウンドした九里の決め球のチェンジアップに空を切った。直後の守りで均衡を破られ、打線は8回2失点と力投した東を援護できなかった。桑原に代わって1番に入った梶原は、4打数無安打と期待に応えられなかった。(鈴木智紘)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
520 0.714
(↑0.047)
-
(↓1)
1137
(+5)
16
(+2)
5
(-)
5
(-)
0.306
(↑0.011)
2.170
(↑0.02)
1
(-)
阪神
520 0.714
(↓0.119)
0
(-)
1131
(+2)
13
(+4)
9
(-)
7
(+4)
0.229
(↑0.002)
1.740
(↓0.41)
3
(1↓)
DeNA
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1123
(-)
20
(+2)
6
(-)
3
(-)
0.234
(↓0.016)
2.760
(↑0.07)
3
(1↓)
広島
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1128
(+1)
22
(+6)
4
(-)
10
(-)
0.266
(↓0.03)
3.150
(↓0.55)
3
(2↑)
中日
430 0.571
(↑0.071)
1
(↑1)
1119
(+3)
26
(+1)
3
(-)
9
(+1)
0.233
(-)
3.900
(↑0.51)
6
(1↑)
ロッテ
330 0.500
(↑0.1)
1.5
(↑1)
1218
(+6)
15
(+1)
3
(-)
3
(-)
0.219
(↑0.029)
2.560
(↑0.33)
7
(2↓)
ヤクルト
340 0.429
(↓0.071)
2
(-)
1115
(+1)
21
(+3)
6
(-)
3
(+1)
0.197
(↓0.009)
2.840
(↓0.07)
7
(2↑)
ORIX
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1117
(+2)
26
(-)
3
(+1)
4
(+1)
0.237
(↓0.009)
3.380
(↑0.58)
7
(2↑)
日本ハム
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1121
(+3)
24
(+1)
4
(-)
4
(-)
0.235
(↑0.006)
3.320
(↑0.39)
7
(2↑)
西武
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1114
(+4)
26
(+2)
0
(-)
5
(+1)
0.218
(↑0.012)
3.340
(↑0.23)
11
(4↓)
巨人
240 0.333
(↓0.067)
2.5
(-)
1213
(+2)
14
(+5)
4
(-)
4
(+1)
0.204
(↑0.025)
2.390
(↓0.58)
12
(3↓)
楽天
250 0.286
(↓0.047)
3
(-)
119
(+1)
22
(+3)
3
(+1)
1
(-)
0.201
(↓0.008)
2.660
(↑0.28)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35222 0.614
(↓0.011)
-
(-)
84209
(+2)
134
(+4)
36
(-)
49
(+4)
0.241
(-)
2.050
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
30243 0.556
(↓0.01)
3.5
(-)
86192
(-)
150
(+2)
31
(-)
30
(-)
0.238
(↓0.002)
2.380
(-)
3
(-)
広島
28262 0.519
(↓0.009)
5.5
(-)
87178
(+1)
156
(+6)
25
(-)
25
(-)
0.242
(↓0.003)
2.510
(↓0.07)
4
(-)
巨人
30281 0.517
(↓0.009)
5.5
(-)
84175
(+2)
177
(+5)
41
(-)
27
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.680
(↓0.05)
5
(-)
中日
27292 0.482
(↑0.009)
7.5
(↑1)
85138
(+3)
178
(+1)
26
(-)
35
(+1)
0.219
(↑0.001)
2.880
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
17352 0.327
(↓0.006)
15.5
(-)
89135
(+1)
219
(+3)
25
(-)
18
(+1)
0.217
(↓0.002)
3.570
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
32242 0.571
(↑0.007)
-
(-)
85196
(+3)
160
(+1)
52
(-)
30
(-)
0.229
(-)
2.350
(↑0.02)
2
(-)
ORIX
28253 0.528
(↑0.009)
2.5
(-)
87187
(+2)
201
(-)
38
(+1)
28
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.270
(↑0.06)
3
(-)
ソフトバンク
29262 0.527
(↑0.009)
2.5
(-)
86213
(+5)
175
(+2)
35
(-)
39
(-)
0.252
(↑0.003)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
西武
30270 0.526
(↑0.008)
2.5
(-)
86160
(+4)
156
(+2)
24
(-)
40
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.550
(↑0.01)
5
(-)
楽天
25311 0.446
(↓0.009)
7
(↓1)
86143
(+1)
174
(+3)
22
(+1)
55
(-)
0.232
(↓0.002)
2.880
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
20340 0.370
(↑0.012)
11
(-)
89141
(+6)
187
(+1)
28
(-)
19
(-)
0.214
(↑0.003)
3.270
(↑0.04)