ロッテ(☆6対1★)広島 =交流戦1回戦(2025.06.10)・ZOZOマリンスタジアム=
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広島
0000000101120
ロッテ
01001400X61210
勝利投手:サモンズ(2勝1敗0S)
敗戦投手:玉村 昇悟(3勝5敗0S)
  DAZN
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◆ロッテは1-0で迎えた5回裏、1死二三塁から高部が犠飛を放ち、1点を追加する。続く6回には安田、佐藤、友杉の適時打で4点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・サモンズが8回途中1失点の快投で今季2勝目。敗れた広島は、投打ともに振るわなかった。

◆打率0割の広島上本崇司内野手(34)が8回無死から"ノーノー"を阻止するチーム初安打を放った。広島打線は7回までロッテ先発サモンズの前に無安打。四死球と失策による走者しか出せず、無安打無失点まであと6人としていた。今季初スタメンの上本はカウント2-2からスライダーを振り抜き、左中間への二塁打とした。上本は守備でも好プレーを見せていた。1点ビハインドの4回。1死からロッテ山本の左翼ファウルフライをフェンスに右足をかけながら捕球。今季初先発の起用に応えた。

◆ロッテが快勝で連敗をストップした。先発ブライアン・サモンズ投手(30)が7回までノーヒットピッチングを披露した。5月24日以来の1軍登板だったが、安定した投球を見せた。7回を投げ101球を投じていたが、8回のマウンドにも上がった。ノーヒットノーランを期待されたが、7回先頭打者の広島上本にカウント2-2からセンターへの二塁打を許した。後続に四球を与えたところで降板となった。打線がつながった。2回に1死一、三塁から佐藤の二ゴロの間に先制。2-0の6回には2死一、二塁から安田、佐藤、友杉の三者連続適時打で点差を広げた。4月8日以来の打点がついた佐藤は「やっと結果が出て良かったです。サブローさんにも『行けよ』みたいな感じで言われて、2ボールから積極的に振れたのでそれが一番良かった」と振り返った。

◆広島の連勝が3で止まった。8日西武戦で16安打10得点の打線の勢いは、ロッテ先発サモンズの前に沈黙した。2、3回と先頭を出しながら得点を奪えず、その後も捉えきれなかった。7回まで21アウトのうち、フライアウトが14を数えた。8回先頭の上本が左中間二塁で無安打無失点投球の記録を阻止。内野ゴロの間に1点を返すも、焼け石に水だった。先発玉村は、2回に2安打から1死一、三塁とすると、内野ゴロの間に先制を許した。5回は連打からピンチを招いて犠飛で失点。課題とする3巡目に入った6回には、先頭からの連打で1死一、三塁とし、降板となった。代わった塹江が2死後に3者連続適時打を浴びて4失点。玉村は5回1/3、4失点で5敗目となり、2番手塹江の防御率は4・58にまで悪化した。

◆広島の連勝が3で止まった。8日西武戦で16安打10得点の打線の勢いはロッテ先発サモンズの前に沈黙した。7回まで無安打。8回先頭の上本が二塁打で記録達成を阻止し、内野ゴロの間に1点を返すのが精いっぱいだった。先発玉村は、5回まで2失点。課題とする3巡目に入った6回には、先頭からの連打で1死一、三塁とし、降板となった。代わった塹江が2死後に3者連続適時打を浴びて4失点。玉村は5敗目を喫した。

◆ロッテ佐藤都志也捕手(27)は5月3日ソフトバンク戦以来の安打を含む2安打2打点の活躍を見せた。5回には約2カ月ぶりの打点をマーク。オフだった前日には、YouTubeのさまざまな動画から落合博満氏の打撃動画をピックアップし「落合さんの打撃を参考にシンプルに打席へ向かおうと思って、それがいい結果になった」と安堵(あんど)の表情を見せた。「これを皮切りにもっともっと自分が引っ張っていけるよう頑張っていきます」と意気込んだ。

◆ロッテ先発のサモンズが8回途中を1安打1失点と、ほぼ完璧なピッチングを披露した。7回まで無安打無得点投球と圧倒し、2勝目を挙げた。小雨の降る中、テンポ良くアウトを奪った。球数は101球。「いけるぞっていう気持ちが勝ってた」と8回のマウンドにも上がった。だが、先頭打者にこの日初安打を許すと、後続にも四球を与えて降板。「投げきったなっていう気持ちでマウンドを降りました。多分、明日疲れが出ると思います」と大記録には届かなかったが笑顔を見せた。吉井監督は「真っすぐも150キロ近くから130キロ台まであった。横から見て何投げてるかわからなかった。ということはバッターも打ちづらかったのかな」と分析。サモンズは「ファンの方の応援もすごいんで、その中でピッチングができて、本当に最高の気分です」と会心の投球を振り返った。

◆交流戦に入っても苦戦が続くロッテに、11日は昨年6月7日(マツダ)にノーヒットノーランを許した広島・大瀬良が立ちふさがる。1年前の試合後に、吉井監督は「うちのバッターたちの技術が足りなかったということ」と話したが、今季もここまでチーム打率・211はリーグワースト。交流戦に限っても、12球団中11位の・190(いずれも9日現在)と貧打は深刻だ。そんな中、安田尚憲内野手(26)は10日、大瀬良との再戦について「変化球も直球も精度の高いピッチャー。去年は初球からでもどんどんカットボールを投じてきていたので、その辺も考えないと。去年と配球を変えてくる可能性もあるけど、〝何とかしなきゃ〟という気持ち」。自身も昨年は「7番・一塁」で先発出場しながら、2打数無安打、1三振で途中交代を命じられただけに雪辱に燃えていた。

◆広島がロッテ先発のサモンズを攻略できず、連勝は3でストップした。先発した玉村昇悟投手(24)は六回途中まで投げ、4失点で今季5敗目を喫した。玉村は二回に1死一、三塁から併殺崩れの間に先制を許し、五回にも1死二、三塁から高部に中犠飛を打たれた。六回には1死一、三塁のピンチを招き、降板。2番手の塹江が後続に打たれ、この回4点を奪われた。打線はサモンズの前に七回まで無安打に封じられ、八回に1死二、三塁から中村奨の二ゴロに間に1点を返すのが精いっぱいだった。

◆ロッテが連敗を3で止めた。サモンズは直球に力があり、7回0/3を1安打1失点で2勝目を挙げた。二回に佐藤の二ゴロで先制し、五回に高部が犠飛。六回は安田、佐藤、友杉の3連続適時打で4得点した。広島は連勝が3でストップ。

◆広島がロッテ先発のサモンズ(前タイガース)を攻略できず、連勝は3でストップした。先発した玉村昇悟投手(24)は六回途中まで投げ、4失点で今季5敗目。打線は1安打に封じられた。

◆広島の玉村は5回?を7安打4失点で5敗目を喫した。二回は佐藤の二ゴロの間に先制点、五回は高部の犠飛で追加点を許した。六回1死一、三塁のピンチで降板し「ずっと早い回で降りているので乗り越えないといけない」と反省した。8日の試合で16安打10得点だった打線は、打って変わって沈黙。サモンズに七回まで無安打無得点に封じられた。新井監督は「甘い球もあったと思うけど、適度に荒れて絞りづらかった」と悔やんだ。

◆八回先頭。ロッテの新外国人、ブライアン・サモンズ投手(30)=米大リーグ、前タイガース=がこの日の117球目を左中間に運ばれ、ノーヒットノーランの快挙は逃した。「ガンバリマシタ。ウレシイデス」。初めて上がったZOZOマリンのお立ち台では日本語を披露。中16日のマウンドで、来日最多112球、最長7回0/3を1安打1失点で2勝目を挙げた。「自分はフライボールピッチャー」と胸を張ったように、4三振を除く17アウト中14個が飛球。193センチの長身から140キロ台後半の直球を中心に、ストライクゾーンで攻撃的に勝負した。直近の2軍戦となった4日のオイシックス戦(ロッテ浦和)では2回5失点の乱調だったにもかかわらず、見事な投球。サモンズの登板試合で、4月29-5月5日の6連敗、5月9-15日の5連敗、6月6-8日の3連敗と全てチームの大型連敗はストップしている。昨年6月7日の広島戦(マツダ)で大瀬良にノーヒットノーランを食らった中で、〝ノーノー返し〟に近い快投だった。(東山貴実)■4月8日以来の打点、5月3日以来の安打を記録したロッテ・佐藤 「昨日の休みにユーチューブをあさって、落合(博満)さんの打撃を参考に、シンプルに打席に立った」

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
520 0.714
(↑0.047)
-
(↓1)
1137
(+5)
16
(+2)
5
(-)
5
(-)
0.306
(↑0.011)
2.170
(↑0.02)
1
(-)
阪神
520 0.714
(↓0.119)
0
(-)
1131
(+2)
13
(+4)
9
(-)
7
(+4)
0.229
(↑0.002)
1.740
(↓0.41)
3
(1↓)
DeNA
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1123
(-)
20
(+2)
6
(-)
3
(-)
0.234
(↓0.016)
2.760
(↑0.07)
3
(1↓)
広島
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1128
(+1)
22
(+6)
4
(-)
10
(-)
0.266
(↓0.03)
3.150
(↓0.55)
3
(2↑)
中日
430 0.571
(↑0.071)
1
(↑1)
1119
(+3)
26
(+1)
3
(-)
9
(+1)
0.233
(-)
3.900
(↑0.51)
6
(1↑)
ロッテ
330 0.500
(↑0.1)
1.5
(↑1)
1218
(+6)
15
(+1)
3
(-)
3
(-)
0.219
(↑0.029
2.560
(↑0.33)
7
(2↓)
ヤクルト
340 0.429
(↓0.071)
2
(-)
1115
(+1)
21
(+3)
6
(-)
3
(+1)
0.197
(↓0.009)
2.840
(↓0.07)
7
(2↑)
ORIX
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1117
(+2)
26
(-)
3
(+1)
4
(+1)
0.237
(↓0.009)
3.380
(↑0.58)
7
(2↑)
日本ハム
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1121
(+3)
24
(+1)
4
(-)
4
(-)
0.235
(↑0.006)
3.320
(↑0.39)
7
(2↑)
西武
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1114
(+4)
26
(+2)
0
(-)
5
(+1)
0.218
(↑0.012)
3.340
(↑0.23)
11
(4↓)
巨人
240 0.333
(↓0.067)
2.5
(-)
1213
(+2)
14
(+5)
4
(-)
4
(+1)
0.204
(↑0.025)
2.390
(↓0.58)
12
(3↓)
楽天
250 0.286
(↓0.047)
3
(-)
119
(+1)
22
(+3)
3
(+1)
1
(-)
0.201
(↓0.008)
2.660
(↑0.28)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35222 0.614
(↓0.011)
-
(-)
84209
(+2)
134
(+4)
36
(-)
49
(+4)
0.241
(-)
2.050
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
30243 0.556
(↓0.01)
3.5
(-)
86192
(-)
150
(+2)
31
(-)
30
(-)
0.238
(↓0.002)
2.380
(-)
3
(-)
広島
28262 0.519
(↓0.009)
5.5
(-)
87178
(+1)
156
(+6)
25
(-)
25
(-)
0.242
(↓0.003)
2.510
(↓0.07)
4
(-)
巨人
30281 0.517
(↓0.009)
5.5
(-)
84175
(+2)
177
(+5)
41
(-)
27
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.680
(↓0.05)
5
(-)
中日
27292 0.482
(↑0.009)
7.5
(↑1)
85138
(+3)
178
(+1)
26
(-)
35
(+1)
0.219
(↑0.001)
2.880
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
17352 0.327
(↓0.006)
15.5
(-)
89135
(+1)
219
(+3)
25
(-)
18
(+1)
0.217
(↓0.002)
3.570
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
32242 0.571
(↑0.007)
-
(-)
85196
(+3)
160
(+1)
52
(-)
30
(-)
0.229
(-)
2.350
(↑0.02)
2
(-)
ORIX
28253 0.528
(↑0.009)
2.5
(-)
87187
(+2)
201
(-)
38
(+1)
28
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.270
(↑0.06)
3
(-)
ソフトバンク
29262 0.527
(↑0.009)
2.5
(-)
86213
(+5)
175
(+2)
35
(-)
39
(-)
0.252
(↑0.003)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
西武
30270 0.526
(↑0.008)
2.5
(-)
86160
(+4)
156
(+2)
24
(-)
40
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.550
(↑0.01)
5
(-)
楽天
25311 0.446
(↓0.009)
7
(↓1)
86143
(+1)
174
(+3)
22
(+1)
55
(-)
0.232
(↓0.002)
2.880
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
20340 0.370
(↑0.012)
11
(-)
89141
(+6)
187
(+1)
28
(-)
19
(-)
0.214
(↑0.003
3.270
(↑0.04)