楽天(★1対3☆)中日 =交流戦1回戦(2025.06.10)・きらやかスタジアム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
中日
0000003003810
楽天
0000010001511
勝利投手:マラー(2勝3敗0S)
(セーブ:松山 晋也(0勝0敗23S))
敗戦投手:ヤフーレ(0勝2敗0S)

本塁打
【楽天】村林 一輝(3号・6回裏ソロ)

  DAZN
チケットぴあ 楽天戦チケット予約 中日戦チケット予約
◆中日が接戦を制した。中日は1点を追う7回表、岡林の適時打で同点とする。なおも2死満塁の好機から、相手失策の間に走者2人が生還し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・マラーが7回途中5安打1失点の好投で今季2勝目。敗れた楽天は、打線が好機を生かせなかった。

◆楽天-中日は山形市のきらやかスタジアムでの一戦。17年に開場された同球場では過去4試合が行われたが、すべてパ・リーグの試合で、セ・リーグのチームが試合するのは初めてになる。中日が山形県内で試合を行うのは、22年6月28日の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(現ヤマリョースタジアム山形)での巨人戦以来で、この時は2-6で敗戦。最後に勝ったのは同球場での05年7月26日横浜戦(10-8)で、20年ぶりの山形での白星を狙う。

◆中日は5月29日ヤクルト戦(神宮)で来日初勝利を果たしたカイル・マラー投手(27)が同戦以来の先発に臨む。「6番左翼」には、プロ16年目の大島洋平外野手(39)が、3戦連続スタメン入りを果たした。「7番DH」には、川越誠司外野手(31)が入った。川越はこの日先発予定のミゲル・ヤフーレ投手(27)から昨季3ランを放っていた。

◆5月に新加入した楽天オスカー・ゴンザレス外野手(27)が、1軍昇格即スタメン出場する。この日出場選手登録された右の強打者は「6番DH」で先発。2軍戦では5試合に出場し、打率1割8分8厘、0本塁打、1打点、1盗塁だった。

◆山形市出身で24年パリ五輪レスリング女子76キロ級金メダルの鏡優翔(23)が、セレモニアルピッチを行った。クリムゾンレッドを基調とした楽天の「TOHOKU PRIDEユニホーム」を着用。背番号は階級にちなんだ「76」を背負った。地元でノーバウンド投球を披露し「温かい何かを感じます」と笑顔。点数は「76」点と総括した。前日、当日と猛練習してセレモニアルピッチに臨んだという。鏡は「筋肉痛です」と明かした上で「めっちゃ練習したので、もうちょっと真っすぐ投げたかったなというのと、球速にこだわっていたので、もうちょっと出せた気がするので、反省点は多かったです」と振り返った。

◆中日は5回まで無得点で試合を折り返した。0-0の2回には、先頭の5番高橋周平内野手(31)が初球を左前に運ぶと、6番大島洋平外野手(39)、7番川越誠司外野手(31)の連打で無死満塁の好機としたが、8番石伊雄太捕手(24)は空振り三振、9番村松開人内野手(24)が三ゴロ、1番岡林勇希外野手(23)が右飛で先制点奪取とはならなかった。4、5回には3者凡退。5回まで残塁5とあと1本が出ない。先発カイル・マラー投手(27)は5回まで無四球で72球、3安打5奪三振と好投した。しかし、5回先頭の宗山へ132キロのスライダーを暴投。振り逃げで、女房役の石伊がボールを見失った間に宗山は二塁に進むも、後続3人をフライやゴロに打ち取った。

◆中日は、先制こそ許したものの7回に岡林勇希外野手(23)の同点打など一挙3得点で逆転した。6回に楽天村林から左越えソロを浴び、0-1の7回2死一、三塁で1番岡林が先発ヤフーレの147キロ直球を左前に運び、同点に。さらに2死満塁で上林誠知外野手(29)が一塁浅村の後逸で適時失策とし、勝ち越しに成功。3-1とした。試合に勝てば、今季2度目の4連勝となる。

◆楽天は3連敗で今季ワーストの借金6となった。この敗戦で山形開催は1勝11敗。盛岡、郡山と続く「東北シリーズ」は、またしても黒星を喫した。三木肇監督(48)は「残念な試合で申し訳ないなと思います」と話した。0-0の6回1死走者なしから村林一輝内野手(27)の3号ソロで先制。チームにとっては25イニングぶりの得点となった。2点を追う7回1死一、二塁では、代打伊藤裕季也内野手(28)が左飛、小郷裕哉外野手(28)が、空振り三振に倒れた。先発ミゲル・ヤフーレ投手(27)は7回2死一、三塁から岡林に同点打を浴びたところで降板。2番手の加治屋蓮投手(33)が、なおも2死満塁から味方の適時失策の間に2点を勝ち越された。この試合で新助っ人のオスカー・ゴンザレス外野手(27)が1軍デビューし、4打数無安打だった。三木監督は「試合で結果がちょっとね、出なかったんですけど、チームにしっかり溶け込んでというか、日本の野球にも対応しながらというところなので、今後、チームの力になってもらえるように」と期待を寄せた。

◆中日は今季2度目の4連勝を飾った。先制こそ許したものの7回に岡林勇希外野手(23)の同点打など一挙3得点で逆転した。6回に楽天村林から左越えソロを浴び、0-1の7回2死一、三塁で1番岡林が先発ヤフーレの147キロ直球を左前に運び、同点に。「なかなか点が入らなかったので1本出せて良かった」。さらに2死満塁で上林誠知外野手(29)の打球を一塁浅村が後逸し、適時失策で勝ち越しに成功した。先制のタイミングこそ、生かせなかった。0-0の2回に先頭の5番高橋周平内野手(31)が初球を左前に運び、6番大島洋平外野手(39)、7番川越誠司外野手(31)の連打で無死満塁としたが、8番石伊雄太捕手(24)が空振り三振、9番村松開人内野手(24)は三ゴロ、1番岡林勇希外野手(23)が右飛で先制点奪取とはならず。4、5回は3者凡退で、5回まで残塁5と、あと1本が出なかった。先発カイル・マラー投手(27)は6回1/3を1失点と好投。来日初勝利した5月29日ヤクルト戦(神宮)に続く2連勝となった。11日も勝てば、チームは今季初の5連勝だ。

◆中日カイル・マラー投手(27)が、5月29日ヤクルト戦(神宮)に続き、7回途中1失点で自身2連勝をマークした。チームは、0-1の7回に一挙3点で反撃に成功した。

◆5月に新加入した前パドレスの楽天オスカー・ゴンザレス外野手(27)が、1軍昇格即スタメン出場した。山形開催となった中日戦に「6番DH」で先発。新天地デビュー戦は4打数無安打だった。「いい結果は出ませんでしたけど、無事に出場できた、日本に来て出場できたということで、それはすごい良かったんじゃないかなと思ってます」と振り返った。来日初打席となった2回1死走者なしの場面では、フルカウントから149キロ直球を捉えきれずに遊ゴロ。第2打席は中日マラーのグラブを弾く惜しい打球を飛ばしたが、投ゴロに打ち取られた。第3打席は遊ゴロ、第4打席は空振り三振だった。新助っ人は「(相手)ピッチャー全員なんですけど、すごいいい球を投げていて、すごいいいレベルのピッチャーがたくさんいるなと」と話した。次戦以降に向けては「明日も引き続き試合はあるので、そこでなんとか結果を出したいなと思ってます」と力を込めた。

◆楽天が3連敗で今季ワーストの借金6となった。6回に村林の3号ソロで先制。チームとして25イニングぶりに得点も、直後の7回に適時失策などで3点を失い逆転負け。これで山形主催試合は1勝11敗。三木監督は「残念な試合で申し訳ないなと思います」。1軍昇格即スタメンの新助っ人ゴンザレスは4打数無安打だった。「結果は出ませんでしたが、無事に出場できて良かった」と話した。

◆中日が、楽天に逆転勝ちし、4連勝を飾った。この日は、中日以外のセ・リーグ5球団は敗れ、"独り勝ち"だった。6日の交流戦は楽天が巨人に勝ち、パ・リーグで"独り勝ち"だったが、今度は中日が"独り勝ち"を達成した。今季の交流戦の通算成績は、パ・リーグが19勝、セ・リーグが22勝でセが3勝上回る。10日のその他の試合結果ソフトバンク5-2巨人西武4-2阪神日本ハム3-1ヤクルトオリックス2-0DeNAロッテ6-1広島

◆楽天が、ヤンキースで2020年に本塁打王に輝いたボイト内野手を獲得。石井一久GM(51)が、助っ人について言及した。「もちろんホームランを打ってほしいが、うちの球場(楽天モバイルパーク)は広いので、外野の間を抜くツーベースなどにも期待している」来日時期は今月下旬を予定。同GMは1軍登録時期について未定としたが、「順調に調整が進み、早ければオールスター前に、もしかしたら(1軍の)試合に出られる状況にあると思う」と説明した。「メジャー本塁打王」の肩書を持つ選手の日本プロ野球への移籍は史上7人目となる。(広岡浩二)

◆楽天・村林一輝(いつき)内野手(27)が今季3号となる先制ソロを放った。0-0の六回1死、先発左腕・マラーの5球目、低め直球を強振し左翼スタンドにほうり込んだ。球団広報を通じて「(味方先発の)ヤフーレがずっと頑張って投げてくれているので、まず1点を取ることができてよかったです。山形のファンに勝利を届けられるよう、ヤフーレに勝ちをつけられるよう、このあとも頑張ります」とコメントした。

◆中日が逆転勝ちで今季2度目の4連勝。0―1の七回に岡林の適時打で追い付き、2死満塁から一ゴロ失策の間に2点を勝ち越した。マラーが七回途中1失点で2勝目、松山が23セーブ目。3連敗の楽天は借金が今季最多の6となった。

◆新外国人のゴンザレスが1軍に昇格して来日初出場し、4打数無安打。「いい結果は出なかったけど、出場できてすごくよかった」と語った。練習中、頭部に打球が当たったが「特に痛みもなかったので、チームと相談して試合に出た」と説明した。チームは山形県内の主催試合で通算1勝11敗。三木監督は「たくさん応援していただいたのに申し訳ない」と頭を下げた。(山形)

◆楽天は六回に村林のソロで先制するも、直後の七回に守りの乱れも出て3失点し、逃げ切りに失敗した。三木監督は「点が入ると試合が動きやすい。もう一個、いろいろな形で引き締めていかないといけない」と悔しさをにじませた。この日に昇格した新外国人のゴンザレスは「6番・指名打者」で4打数無安打。低迷する打線の起爆剤として期待される右打者は「引き続き試合はあるので、そこで結果を出したい」と先を見据えた。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
520 0.714
(↑0.047)
-
(↓1)
1137
(+5)
16
(+2)
5
(-)
5
(-)
0.306
(↑0.011)
2.170
(↑0.02)
1
(-)
阪神
520 0.714
(↓0.119)
0
(-)
1131
(+2)
13
(+4)
9
(-)
7
(+4)
0.229
(↑0.002)
1.740
(↓0.41)
3
(1↓)
DeNA
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1123
(-)
20
(+2)
6
(-)
3
(-)
0.234
(↓0.016)
2.760
(↑0.07)
3
(1↓)
広島
430 0.571
(↓0.096)
1
(-)
1128
(+1)
22
(+6)
4
(-)
10
(-)
0.266
(↓0.03)
3.150
(↓0.55)
3
(2↑)
中日
430 0.571
(↑0.071)
1
(↑1)
1119
(+3)
26
(+1)
3
(-)
9
(+1)
0.233
(-)
3.900
(↑0.51)
6
(1↑)
ロッテ
330 0.500
(↑0.1)
1.5
(↑1)
1218
(+6)
15
(+1)
3
(-)
3
(-)
0.219
(↑0.029)
2.560
(↑0.33)
7
(2↓)
ヤクルト
340 0.429
(↓0.071)
2
(-)
1115
(+1)
21
(+3)
6
(-)
3
(+1)
0.197
(↓0.009)
2.840
(↓0.07)
7
(2↑)
ORIX
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1117
(+2)
26
(-)
3
(+1)
4
(+1)
0.237
(↓0.009)
3.380
(↑0.58)
7
(2↑)
日本ハム
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1121
(+3)
24
(+1)
4
(-)
4
(-)
0.235
(↑0.006)
3.320
(↑0.39)
7
(2↑)
西武
340 0.429
(↑0.096)
2
(↑1)
1114
(+4)
26
(+2)
0
(-)
5
(+1)
0.218
(↑0.012)
3.340
(↑0.23)
11
(4↓)
巨人
240 0.333
(↓0.067)
2.5
(-)
1213
(+2)
14
(+5)
4
(-)
4
(+1)
0.204
(↑0.025)
2.390
(↓0.58)
12
(3↓)
楽天
250 0.286
(↓0.047)
3
(-)
119
(+1)
22
(+3)
3
(+1)
1
(-)
0.201
(↓0.008)
2.660
(↑0.28)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35222 0.614
(↓0.011)
-
(-)
84209
(+2)
134
(+4)
36
(-)
49
(+4)
0.241
(-)
2.050
(↓0.04)
2
(-)
DeNA
30243 0.556
(↓0.01)
3.5
(-)
86192
(-)
150
(+2)
31
(-)
30
(-)
0.238
(↓0.002)
2.380
(-)
3
(-)
広島
28262 0.519
(↓0.009)
5.5
(-)
87178
(+1)
156
(+6)
25
(-)
25
(-)
0.242
(↓0.003)
2.510
(↓0.07)
4
(-)
巨人
30281 0.517
(↓0.009)
5.5
(-)
84175
(+2)
177
(+5)
41
(-)
27
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.680
(↓0.05)
5
(-)
中日
27292 0.482
(↑0.009)
7.5
(↑1)
85138
(+3)
178
(+1)
26
(-)
35
(+1)
0.219
(↑0.001
2.880
(↑0.04)
6
(-)
ヤクルト
17352 0.327
(↓0.006)
15.5
(-)
89135
(+1)
219
(+3)
25
(-)
18
(+1)
0.217
(↓0.002)
3.570
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
32242 0.571
(↑0.007)
-
(-)
85196
(+3)
160
(+1)
52
(-)
30
(-)
0.229
(-)
2.350
(↑0.02)
2
(-)
ORIX
28253 0.528
(↑0.009)
2.5
(-)
87187
(+2)
201
(-)
38
(+1)
28
(+1)
0.259
(↓0.001)
3.270
(↑0.06)
3
(-)
ソフトバンク
29262 0.527
(↑0.009)
2.5
(-)
86213
(+5)
175
(+2)
35
(-)
39
(-)
0.252
(↑0.003)
2.700
(↑0.01)
4
(-)
西武
30270 0.526
(↑0.008)
2.5
(-)
86160
(+4)
156
(+2)
24
(-)
40
(+1)
0.236
(↑0.001)
2.550
(↑0.01)
5
(-)
楽天
25311 0.446
(↓0.009)
7
(↓1)
86143
(+1)
174
(+3)
22
(+1)
55
(-)
0.232
(↓0.002)
2.880
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
20340 0.370
(↑0.012)
11
(-)
89141
(+6)
187
(+1)
28
(-)
19
(-)
0.214
(↑0.003)
3.270
(↑0.04)