1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 8 | 1 | 0 |
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 5 | 1 | 1 |
勝利投手:マラー(2勝3敗0S) (セーブ:松山 晋也(0勝0敗23S)) 敗戦投手:ヤフーレ(0勝2敗0S) 本塁打 |

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◆中日が接戦を制した。中日は1点を追う7回表、岡林の適時打で同点とする。なおも2死満塁の好機から、相手失策の間に走者2人が生還し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・マラーが7回途中5安打1失点の好投で今季2勝目。敗れた楽天は、打線が好機を生かせなかった。
◆楽天-中日は山形市のきらやかスタジアムでの一戦。17年に開場された同球場では過去4試合が行われたが、すべてパ・リーグの試合で、セ・リーグのチームが試合するのは初めてになる。中日が山形県内で試合を行うのは、22年6月28日の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(現ヤマリョースタジアム山形)での巨人戦以来で、この時は2-6で敗戦。最後に勝ったのは同球場での05年7月26日横浜戦(10-8)で、20年ぶりの山形での白星を狙う。
◆中日は5月29日ヤクルト戦(神宮)で来日初勝利を果たしたカイル・マラー投手(27)が同戦以来の先発に臨む。「6番左翼」には、プロ16年目の大島洋平外野手(39)が、3戦連続スタメン入りを果たした。「7番DH」には、川越誠司外野手(31)が入った。川越はこの日先発予定のミゲル・ヤフーレ投手(27)から昨季3ランを放っていた。
◆5月に新加入した楽天オスカー・ゴンザレス外野手(27)が、1軍昇格即スタメン出場する。この日出場選手登録された右の強打者は「6番DH」で先発。2軍戦では5試合に出場し、打率1割8分8厘、0本塁打、1打点、1盗塁だった。
◆山形市出身で24年パリ五輪レスリング女子76キロ級金メダルの鏡優翔(23)が、セレモニアルピッチを行った。クリムゾンレッドを基調とした楽天の「TOHOKU PRIDEユニホーム」を着用。背番号は階級にちなんだ「76」を背負った。地元でノーバウンド投球を披露し「温かい何かを感じます」と笑顔。点数は「76」点と総括した。前日、当日と猛練習してセレモニアルピッチに臨んだという。鏡は「筋肉痛です」と明かした上で「めっちゃ練習したので、もうちょっと真っすぐ投げたかったなというのと、球速にこだわっていたので、もうちょっと出せた気がするので、反省点は多かったです」と振り返った。
◆中日は5回まで無得点で試合を折り返した。0-0の2回には、先頭の5番高橋周平内野手(31)が初球を左前に運ぶと、6番大島洋平外野手(39)、7番川越誠司外野手(31)の連打で無死満塁の好機としたが、8番石伊雄太捕手(24)は空振り三振、9番村松開人内野手(24)が三ゴロ、1番岡林勇希外野手(23)が右飛で先制点奪取とはならなかった。4、5回には3者凡退。5回まで残塁5とあと1本が出ない。先発カイル・マラー投手(27)は5回まで無四球で72球、3安打5奪三振と好投した。しかし、5回先頭の宗山へ132キロのスライダーを暴投。振り逃げで、女房役の石伊がボールを見失った間に宗山は二塁に進むも、後続3人をフライやゴロに打ち取った。
◆中日は、先制こそ許したものの7回に岡林勇希外野手(23)の同点打など一挙3得点で逆転した。6回に楽天村林から左越えソロを浴び、0-1の7回2死一、三塁で1番岡林が先発ヤフーレの147キロ直球を左前に運び、同点に。さらに2死満塁で上林誠知外野手(29)が一塁浅村の後逸で適時失策とし、勝ち越しに成功。3-1とした。試合に勝てば、今季2度目の4連勝となる。
◆楽天は3連敗で今季ワーストの借金6となった。この敗戦で山形開催は1勝11敗。盛岡、郡山と続く「東北シリーズ」は、またしても黒星を喫した。三木肇監督(48)は「残念な試合で申し訳ないなと思います」と話した。0-0の6回1死走者なしから村林一輝内野手(27)の3号ソロで先制。チームにとっては25イニングぶりの得点となった。2点を追う7回1死一、二塁では、代打伊藤裕季也内野手(28)が左飛、小郷裕哉外野手(28)が、空振り三振に倒れた。先発ミゲル・ヤフーレ投手(27)は7回2死一、三塁から岡林に同点打を浴びたところで降板。2番手の加治屋蓮投手(33)が、なおも2死満塁から味方の適時失策の間に2点を勝ち越された。この試合で新助っ人のオスカー・ゴンザレス外野手(27)が1軍デビューし、4打数無安打だった。三木監督は「試合で結果がちょっとね、出なかったんですけど、チームにしっかり溶け込んでというか、日本の野球にも対応しながらというところなので、今後、チームの力になってもらえるように」と期待を寄せた。
◆中日は今季2度目の4連勝を飾った。先制こそ許したものの7回に岡林勇希外野手(23)の同点打など一挙3得点で逆転した。6回に楽天村林から左越えソロを浴び、0-1の7回2死一、三塁で1番岡林が先発ヤフーレの147キロ直球を左前に運び、同点に。「なかなか点が入らなかったので1本出せて良かった」。さらに2死満塁で上林誠知外野手(29)の打球を一塁浅村が後逸し、適時失策で勝ち越しに成功した。先制のタイミングこそ、生かせなかった。0-0の2回に先頭の5番高橋周平内野手(31)が初球を左前に運び、6番大島洋平外野手(39)、7番川越誠司外野手(31)の連打で無死満塁としたが、8番石伊雄太捕手(24)が空振り三振、9番村松開人内野手(24)は三ゴロ、1番岡林勇希外野手(23)が右飛で先制点奪取とはならず。4、5回は3者凡退で、5回まで残塁5と、あと1本が出なかった。先発カイル・マラー投手(27)は6回1/3を1失点と好投。来日初勝利した5月29日ヤクルト戦(神宮)に続く2連勝となった。11日も勝てば、チームは今季初の5連勝だ。
◆中日カイル・マラー投手(27)が、5月29日ヤクルト戦(神宮)に続き、7回途中1失点で自身2連勝をマークした。チームは、0-1の7回に一挙3点で反撃に成功した。
◆5月に新加入した前パドレスの楽天オスカー・ゴンザレス外野手(27)が、1軍昇格即スタメン出場した。山形開催となった中日戦に「6番DH」で先発。新天地デビュー戦は4打数無安打だった。「いい結果は出ませんでしたけど、無事に出場できた、日本に来て出場できたということで、それはすごい良かったんじゃないかなと思ってます」と振り返った。来日初打席となった2回1死走者なしの場面では、フルカウントから149キロ直球を捉えきれずに遊ゴロ。第2打席は中日マラーのグラブを弾く惜しい打球を飛ばしたが、投ゴロに打ち取られた。第3打席は遊ゴロ、第4打席は空振り三振だった。新助っ人は「(相手)ピッチャー全員なんですけど、すごいいい球を投げていて、すごいいいレベルのピッチャーがたくさんいるなと」と話した。次戦以降に向けては「明日も引き続き試合はあるので、そこでなんとか結果を出したいなと思ってます」と力を込めた。
◆楽天が3連敗で今季ワーストの借金6となった。6回に村林の3号ソロで先制。チームとして25イニングぶりに得点も、直後の7回に適時失策などで3点を失い逆転負け。これで山形主催試合は1勝11敗。三木監督は「残念な試合で申し訳ないなと思います」。1軍昇格即スタメンの新助っ人ゴンザレスは4打数無安打だった。「結果は出ませんでしたが、無事に出場できて良かった」と話した。
◆中日が、楽天に逆転勝ちし、4連勝を飾った。この日は、中日以外のセ・リーグ5球団は敗れ、"独り勝ち"だった。6日の交流戦は楽天が巨人に勝ち、パ・リーグで"独り勝ち"だったが、今度は中日が"独り勝ち"を達成した。今季の交流戦の通算成績は、パ・リーグが19勝、セ・リーグが22勝でセが3勝上回る。10日のその他の試合結果ソフトバンク5-2巨人西武4-2阪神日本ハム3-1ヤクルトオリックス2-0DeNAロッテ6-1広島
◆楽天が、ヤンキースで2020年に本塁打王に輝いたボイト内野手を獲得。石井一久GM(51)が、助っ人について言及した。「もちろんホームランを打ってほしいが、うちの球場(楽天モバイルパーク)は広いので、外野の間を抜くツーベースなどにも期待している」来日時期は今月下旬を予定。同GMは1軍登録時期について未定としたが、「順調に調整が進み、早ければオールスター前に、もしかしたら(1軍の)試合に出られる状況にあると思う」と説明した。「メジャー本塁打王」の肩書を持つ選手の日本プロ野球への移籍は史上7人目となる。(広岡浩二)
◆楽天・村林一輝(いつき)内野手(27)が今季3号となる先制ソロを放った。0-0の六回1死、先発左腕・マラーの5球目、低め直球を強振し左翼スタンドにほうり込んだ。球団広報を通じて「(味方先発の)ヤフーレがずっと頑張って投げてくれているので、まず1点を取ることができてよかったです。山形のファンに勝利を届けられるよう、ヤフーレに勝ちをつけられるよう、このあとも頑張ります」とコメントした。
◆中日が逆転勝ちで今季2度目の4連勝。0―1の七回に岡林の適時打で追い付き、2死満塁から一ゴロ失策の間に2点を勝ち越した。マラーが七回途中1失点で2勝目、松山が23セーブ目。3連敗の楽天は借金が今季最多の6となった。
◆新外国人のゴンザレスが1軍に昇格して来日初出場し、4打数無安打。「いい結果は出なかったけど、出場できてすごくよかった」と語った。練習中、頭部に打球が当たったが「特に痛みもなかったので、チームと相談して試合に出た」と説明した。チームは山形県内の主催試合で通算1勝11敗。三木監督は「たくさん応援していただいたのに申し訳ない」と頭を下げた。(山形)
◆楽天は六回に村林のソロで先制するも、直後の七回に守りの乱れも出て3失点し、逃げ切りに失敗した。三木監督は「点が入ると試合が動きやすい。もう一個、いろいろな形で引き締めていかないといけない」と悔しさをにじませた。この日に昇格した新外国人のゴンザレスは「6番・指名打者」で4打数無安打。低迷する打線の起爆剤として期待される右打者は「引き続き試合はあるので、そこで結果を出したい」と先を見据えた。

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
ソフトバンク |
5 | 2 | 0 | 0.714 (↑0.047) | - (↓1) |
11 | 37 (+5) | 16 (+2) | 5 (-) | 5 (-) |
0.306 (↑0.011) | 2.170 (↑0.02) |
1 (-) |
阪神 |
5 | 2 | 0 | 0.714 (↓0.119) | 0 (-) |
11 | 31 (+2) | 13 (+4) | 9 (-) | 7 (+4) |
0.229 (↑0.002) | 1.740 (↓0.41) |
3 (1↓) |
DeNA |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↓0.096) | 1 (-) |
11 | 23 (-) | 20 (+2) | 6 (-) | 3 (-) |
0.234 (↓0.016) | 2.760 (↑0.07) |
3 (1↓) |
広島 |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↓0.096) | 1 (-) |
11 | 28 (+1) | 22 (+6) | 4 (-) | 10 (-) |
0.266 (↓0.03) | 3.150 (↓0.55) |
3 (2↑) |
中日 |
4 | 3 | 0 | 0.571 (↑0.071) | 1 (↑1) |
11 | 19 (+3) | 26 (+1) | 3 (-) | 9 (+1) |
0.233 (-) | 3.900 (↑0.51) |
6 (1↑) |
ロッテ |
3 | 3 | 0 | 0.500 (↑0.1) | 1.5 (↑1) |
12 | 18 (+6) | 15 (+1) | 3 (-) | 3 (-) |
0.219 (↑0.029) | 2.560 (↑0.33) |
7 (2↓) |
ヤクルト |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↓0.071) | 2 (-) |
11 | 15 (+1) | 21 (+3) | 6 (-) | 3 (+1) |
0.197 (↓0.009) | 2.840 (↓0.07) |
7 (2↑) |
ORIX |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↑0.096) | 2 (↑1) |
11 | 17 (+2) | 26 (-) | 3 (+1) | 4 (+1) |
0.237 (↓0.009) | 3.380 (↑0.58) |
7 (2↑) |
日本ハム |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↑0.096) | 2 (↑1) |
11 | 21 (+3) | 24 (+1) | 4 (-) | 4 (-) |
0.235 (↑0.006) | 3.320 (↑0.39) |
7 (2↑) |
西武 |
3 | 4 | 0 | 0.429 (↑0.096) | 2 (↑1) |
11 | 14 (+4) | 26 (+2) | 0 (-) | 5 (+1) |
0.218 (↑0.012) | 3.340 (↑0.23) |
11 (4↓) |
巨人 |
2 | 4 | 0 | 0.333 (↓0.067) | 2.5 (-) |
12 | 13 (+2) | 14 (+5) | 4 (-) | 4 (+1) |
0.204 (↑0.025) | 2.390 (↓0.58) |
12 (3↓) |
楽天 |
2 | 5 | 0 | 0.286 (↓0.047) | 3 (-) |
11 | 9 (+1) | 22 (+3) | 3 (+1) | 1 (-) |
0.201 (↓0.008) | 2.660 (↑0.28) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
35 | 22 | 2 | 0.614 (↓0.011) | - (-) |
84 | 209 (+2) | 134 (+4) | 36 (-) | 49 (+4) |
0.241 (-) | 2.050 (↓0.04) |
2 (-) |
DeNA |
30 | 24 | 3 | 0.556 (↓0.01) | 3.5 (-) |
86 | 192 (-) | 150 (+2) | 31 (-) | 30 (-) |
0.238 (↓0.002) | 2.380 (-) |
3 (-) |
広島 |
28 | 26 | 2 | 0.519 (↓0.009) | 5.5 (-) |
87 | 178 (+1) | 156 (+6) | 25 (-) | 25 (-) |
0.242 (↓0.003) | 2.510 (↓0.07) |
4 (-) |
巨人 |
30 | 28 | 1 | 0.517 (↓0.009) | 5.5 (-) |
84 | 175 (+2) | 177 (+5) | 41 (-) | 27 (+1) |
0.239 (↑0.001) | 2.680 (↓0.05) |
5 (-) |
中日 |
27 | 29 | 2 | 0.482 (↑0.009) | 7.5 (↑1) |
85 | 138 (+3) | 178 (+1) | 26 (-) | 35 (+1) |
0.219 (↑0.001) | 2.880 (↑0.04) |
6 (-) |
ヤクルト |
17 | 35 | 2 | 0.327 (↓0.006) | 15.5 (-) |
89 | 135 (+1) | 219 (+3) | 25 (-) | 18 (+1) |
0.217 (↓0.002) | 3.570 (-) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
32 | 24 | 2 | 0.571 (↑0.007) | - (-) |
85 | 196 (+3) | 160 (+1) | 52 (-) | 30 (-) |
0.229 (-) | 2.350 (↑0.02) |
2 (-) |
ORIX |
28 | 25 | 3 | 0.528 (↑0.009) | 2.5 (-) |
87 | 187 (+2) | 201 (-) | 38 (+1) | 28 (+1) |
0.259 (↓0.001) | 3.270 (↑0.06) |
3 (-) |
ソフトバンク |
29 | 26 | 2 | 0.527 (↑0.009) | 2.5 (-) |
86 | 213 (+5) | 175 (+2) | 35 (-) | 39 (-) |
0.252 (↑0.003) | 2.700 (↑0.01) |
4 (-) |
西武 |
30 | 27 | 0 | 0.526 (↑0.008) | 2.5 (-) |
86 | 160 (+4) | 156 (+2) | 24 (-) | 40 (+1) |
0.236 (↑0.001) | 2.550 (↑0.01) |
5 (-) |
楽天 |
25 | 31 | 1 | 0.446 (↓0.009) | 7 (↓1) |
86 | 143 (+1) | 174 (+3) | 22 (+1) | 55 (-) |
0.232 (↓0.002) | 2.880 (↑0.03) |
6 (-) |
ロッテ |
20 | 34 | 0 | 0.370 (↑0.012) | 11 (-) |
89 | 141 (+6) | 187 (+1) | 28 (-) | 19 (-) |
0.214 (↑0.003) | 3.270 (↑0.04) |
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