中日(☆3対0★)ロッテ =交流戦3回戦(2025.06.08)・バンテリンドーム=
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ロッテ
0000000000800
中日
00000012X3801
勝利投手:松葉 貴大(6勝3敗0S)
(セーブ:松山 晋也(0勝0敗22S))
敗戦投手:坂本 光士郎(1勝2敗0S)

本塁打
【中日】ボスラー(3号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆中日は両軍無得点で迎えた7回裏、田中の犠飛で1点を先制する。続く8回には、ボスラーのソロと代打・ブライトの適時二塁打で2点を奪い、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・松葉が7回無失点の力投で今季6勝目。敗れたロッテは、打線が中盤以降の好機を生かせなかった。

◆中日松葉貴大が3年ぶりにロッテ戦で先発する。ロッテ戦は通算3勝9敗で、オリックス時代が3勝8敗、中日移籍後は0勝1敗。3勝は14年に記録したもので、同カードは15年4月8日から8連敗中。オリックス戦を除く11カードで白星を挙げている松葉だが、15年以降に勝利がないのはロッテ戦だけだ。11年ぶりの白星を挙げ、ロッテ戦の連敗を止められるか。

◆中日オルランド・カリステ内野手(33)が体調不良のためベンチを外れた。前日7日はベンチ入り登録されていたが、実際は入っていなかった。この日は中継ぎのジュニオル・マルテ投手(30)もベンチを外れた。中継ぎ強化として楽天から現役ドラフトで移籍してきた伊藤茉央投手(24)を今季初めて1軍昇格させた。

◆ロッテの先発オースティン・ボス投手(32)が来日初安打を放った。2回の第1打席では犠打失敗に終わっていたボスは、0-0の5回1死一塁で第2打席が回ってきた。中日先発の松葉の135キロ直球を右翼線への安打にした。だが、自らチャンスメークして好機をつかんだのもつかの間、直後に二塁への盗塁を試み、盗塁死した。ボスはここまで9試合に登板し2勝3敗。前回1日日本ハム戦では8回無失点と好投したものの、チームはサヨナラ負けを喫した。

◆中日松葉貴大投手(34)が7回の打席で左手に死球を受けて降板した。7回1死一塁、バントを試みたが、ロッテ左腕坂本の内角への球が利き手の左手の指から甲あたりに当たった。治療に戻ったが、代走板山祐太郎内野手(31)と交代した。松葉は7回まで6安打無失点と好投も味方の援護がないまま0-0で7回裏の攻撃を迎えていた。交代した松葉に何とか援護しようとする野手陣は、1死満塁から田中幹也内野手(24)が右翼へ犠飛を放ち1点を先制した。

◆ロッテは3連敗を喫し借金は「15」に膨らんだ。再三のチャンスをものにできなかった。4回2死一、三塁では安田が一ゴロに倒れた。5回には1死一塁からボスがNPB初安打を放ち自らチャンスメークをしたものの、直後に盗塁死して無得点に終わった。6回にも2死一、二塁の好機で再び安田が一ゴロに倒れた。7回には2死二塁で藤原が左前打を放ったものの、二走・高部が本塁でタッチアウトになった。先発のボスは6回4安打無失点。7回からマウンドに上がった坂本が1死満塁のピンチを招き、3番手の小野が右犠飛で先制された。8回には木村も失点した。

◆中日がロッテに3連勝し、交流戦を3勝3敗とした。7回無失点と好投の松葉貴大投手(34)が緊急交代した。7回1死一塁の打席で左手の甲から指の付け根部分に死球を受け交代。松葉を勝ち投手にと、何とか援護したかった野手陣は、1死満塁から田中幹也内野手(24)が右翼へ犠飛を放ち1点を先制。0-0の均衡を破った。8回にはジェイソン・ボスラー外野手(31)が右翼へ3号ソロ、代打ブライト健太外野手(26)の右翼線への適時二塁打で。負傷降板した松葉は今季6勝目。チームのリーグ戦の借金は3となった。

◆中日がロッテに3連勝した。0-0の7回、1死一塁で松葉貴大投手(34)がバントを試み、利き腕の左手甲に死球を受け交代した。何とか勝たせたい野手陣は1死満塁から田中幹也内野手(24)が右翼へ決勝の右犠飛。さらに9回も2点を追加した。松葉はチームトップの6勝目。チームは交流戦3勝3敗とした。

◆中日井上一樹監督(53)が試合後、この日も体調不良のためベンチを外れたオルランド・カリステ内野手(33)について説明した。井上監督は「オルランドは今日も休ませました。(本人は)『無理したらいける』ぐらいのこと言ったんだけど、いやもう、今日ももう、ある意味『もう来んでええ』って言ったんで、もちろん東北シリーズからはベンチに入れるつもりです」と、10日からの楽天3連戦には復帰できると考えている。カリステは体調不良で前日7日のロッテ戦からベンチを外れていた。また、この日ベンチを外れた中継ぎのジュニオル・マルテ投手(30)については「ちょっとね、不具合があるっていうのがあったんで、ちょっと。『じゃあ、もう今日無理させんな』っていう形で外しました」と、コンディション不良だと話した。

◆中日井上一樹監督(53)が試合後、7回の打席で負傷交代した松葉貴大投手(34)の状況を明かした。7回1死一塁でバントを試み、利き手の左手甲にロッテ左腕坂本の145キロ直球が直撃。無念の途中交代となっていた。井上監督は「一応、大事を取って圧迫をしているという形なんですけど。あの速い球が当たっているわけですから『大丈夫、大丈夫』ってわけにはいかないので。明日の様子を見てこちら側もまた次の登板に順調にいけるのか、それともちょっと(間隔を)空けなきゃいけないのかという判断をしたいと思います」と話した。降板直後に味方が援護点を奪い6勝目。2回以降毎回走者を出しながらも7回無失点。「ちょっとピンチも多かったんでね。まあまあ、ランナー出せど踏ん張れるっていうのが、松葉のいいとこなんでね。そこは信頼してました」と評価した。松葉は病院へは行かずに様子を見る。井上監督は「今は腫れずとも、ちょっと時間がたってから腫れるってパターンもあるから。そこはね、ある意味うちのエースなんでね、ちょっとそこは大事に至らなければいいなと思ってます」と、骨折などの事態は免れた可能性が高いが、「エース」の状態が心配でならない様子だった。

◆中日松葉貴大投手(34)が左手甲に死球を受け途中交代したが、交代直後に味方が先制しチームトップの6勝目を挙げた。0-0の7回1死一塁、続投する自身のためにも送りバントを決めようと構えた初球、ロッテ坂本の145キロが利き腕の左手甲を直撃した。「折れてはないと思う。当たった瞬間は痛かったけれど、グー、パーもできましたし、一度(ベンチに治療で)下がったけど、この腫れ具合ならいけるかなという感じがあったので『いきます』と最初は言っていたんですが」と、続投志願も井上一樹監督(53)は大事を取って交代させた。松葉を何とか勝利投手にしようと野手陣が奮起。1死満塁から田中幹也内野手(24)が決勝点となる右犠飛を放った。松葉は「ああいう形で退いちゃいましたけど、岡林、(田中)幹也の姿を見てうれしくなりましたし、『これからもっと頑張らなあかんな』と思わせてくれました」と感謝した。ロッテからの白星はオリックス時代の14年8月26日以来11年ぶり。「そういうのはあまり意識はなかったが、何とか勝てたのはよかった」と話した。左手にテーピングを巻いて登場したお立ち台ではファンに「もちろん次の週も投げるつもりでいる」と話し「交流戦、絶対優勝するぞ!」と叫び盛り上げた。病院にはいかず、腫れや状態を見て今後を決める。

◆中日がロッテ相手に交流戦初の同一カード3連勝を決めた。0-0の7回1死一塁で、バントを試みた投手の松葉が左手甲に死球を受けて交代。緊急事態に、ここまで援護できずにいた野手陣が奮い立ち、1死満塁から田中が先制決勝の右犠飛を上げた。「松葉さんがああいう形で退いたので、何とかこの回で点入れて勝ちをつけたいと思っていた」。交流戦はソフトバンクに3連敗発進だったが、約1カ月ぶりの3連勝で3勝3敗と盛り返し、リーグ戦の借金も3に減らした。▽中日ボスラー(1-0の8回に5月18日巨人戦以来となる3号ソロ)「もう1点欲しいところで、チームに貢献できてよかったよ」

◆中日が快勝で3連勝。七回1死満塁から田中の犠飛で先制。八回にはボスラーの3号ソロ、代打ブライトの適時二塁打で加点した。松葉は要所を締め、7回無失点で今季6勝目。3連敗のロッテは今季最多の負け越し15。

◆中日の田中が七回に均衡を破る犠飛を放った。1死満塁で代わったばかりの小野に対し「反対に打つことだけを考えた」。粘った末の9球目、高めの153キロをきっちりと右翼へはじき返した。直前に死球で交代した松葉に白星をもたらし「何とか勝ちをつけたかった。実現できて良かった」と右拳を握った。サヨナラの押し出し四球を選んだ7日に続き、またも決勝打点。井上監督は七回、田中の打席で小技のサインを出すか迷ったというが「今ミッキー(田中)はついている。そこにかけた」としたり顔だった。(バンテリンドーム)

◆ロッテは今季13度目の零敗で3連敗を喫した。中日に並ぶ8安打を放ったが、ことごとく好機をつぶした。負け越しは今季最多の15に膨らみ、吉井監督は「何回かチャンスはあったけど、あと1本が出なかった」と悔しがった。七回は2番手の坂本がピンチを招き、後を受けた3番手の小野が犠飛で先制を許した。4番手の木村も八回に2失点。この3連戦では救援陣が精彩を欠いており、監督は「いるメンバーでやっていくしかない。調子を上げてもらうしかない」と苦しいチーム事情を吐露した。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
510 0.833
(↑0.033)
-
(-)
1229
(+8)
9
(+1)
9
(+2)
3
(-)
0.227
(↑0.012)
1.330
(↑0.27)
2
(1↓)
ソフトバンク
420 0.667
(↓0.133)
1
(↓1)
1232
(+2)
14
(+4)
5
(+1)
5
(+1)
0.295
(↓0.016)
2.190
(↓0.2)
2
(1↑)
DeNA
420 0.667
(↑0.067)
1
(-)
1223
(+5)
18
(+4)
6
(+3)
3
(+1)
0.250
(↑0.006)
2.830
(↓0.17)
2
(1↑)
広島
420 0.667
(↑0.067)
1
(-)
1227
(+10)
16
(-)
4
(+3)
10
(+1)
0.296
(↑0.023)
2.600
(↑0.54)
5
(1↑)
ヤクルト
330 0.500
(↑0.1)
2
(-)
1214
(+4)
18
(+2)
6
(+1)
2
(-)
0.206
(-)
2.770
(↑0.14)
5
(1↑)
中日
330 0.500
(↑0.1)
2
(-)
1216
(+3)
25
(-)
3
(+1)
8
(+1)
0.233
(↑0.005
4.410
(↑0.95)
7
(5↑)
巨人
230 0.400
(↑0.15)
2.5
(-)
1311
(+5)
9
(-)
4
(+1)
3
(-)
0.179
(↑0.007)
1.810
(↑0.46)
7
(2↓)
ロッテ
230 0.400
(↓0.1)
2.5
(↓1)
1312
(-)
14
(+3)
3
(-)
3
(-)
0.190
(↑0.017
2.890
(↓0.11)
9
(3↓)
楽天
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
128
(-)
19
(+5)
2
(-)
1
(-)
0.209
(↓0.011)
2.940
(↓0.49)
9
(3↓)
ORIX
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1215
(+1)
26
(+8)
2
(-)
3
(-)
0.246
(↓0.013)
3.960
(↓0.91)
9
(3↓)
日本ハム
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1218
(+4)
23
(+5)
4
(+2)
4
(-)
0.229
(↓0.003)
3.710
(↓0.23)
9
(3↓)
西武
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1210
(-)
24
(+10)
0
(-)
4
(-)
0.206
(↑0.002)
3.570
(↓1.17)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35212 0.625
(↑0.007)
-
(-)
85207
(+8)
130
(+1)
36
(+2)
45
(-)
0.241
(↑0.001)
2.010
(↑0.04)
2
(-)
DeNA
30233 0.566
(↑0.008)
3.5
(-)
87192
(+5)
148
(+4)
31
(+3)
30
(+1)
0.240
(↑0.001)
2.380
(↓0.03)
3
(-)
広島
28252 0.528
(↑0.009)
5.5
(-)
88177
(+10)
150
(-)
25
(+3)
25
(+1)
0.245
(↑0.003)
2.440
(↑0.05)
4
(-)
巨人
30271 0.526
(↑0.008)
5.5
(-)
85173
(+5)
172
(-)
41
(+1)
26
(-)
0.238
(-)
2.630
(↑0.05)
5
(-)
中日
26292 0.473
(↑0.01)
8.5
(-)
86135
(+3)
177
(-)
26
(+1)
34
(+1)
0.218
(-)
2.920
(↑0.05)
6
(-)
ヤクルト
17342 0.333
(↑0.013)
15.5
(-)
90134
(+4)
216
(+2)
25
(+1)
17
(-)
0.219
(-)
3.570
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
31242 0.564
(↓0.01)
-
(-)
86193
(+4)
159
(+5)
52
(+2)
30
(-)
0.229
(-)
2.370
(↓0.04)
2
(-)
ORIX
27253 0.519
(↓0.01)
2.5
(-)
88185
(+1)
201
(+8)
37
(-)
27
(-)
0.260
(↓0.002)
3.330
(↓0.09)
3
(-)
ソフトバンク
28262 0.519
(↓0.01)
2.5
(-)
87208
(+2)
173
(+4)
35
(+1)
39
(+1)
0.249
(↓0.001)
2.710
(↓0.01)
4
(-)
西武
29270 0.518
(↓0.009)
2.5
(-)
87156
(-)
154
(+10)
24
(-)
39
(-)
0.235
(-)
2.560
(↓0.13)
5
(-)
楽天
25301 0.455
(↓0.008)
6
(-)
87142
(-)
171
(+5)
21
(-)
55
(-)
0.234
(↓0.001)
2.910
(↓0.04)
6
(-)
ロッテ
19340 0.358
(↓0.007)
11
(-)
90135
(-)
186
(+3)
28
(-)
19
(-)
0.211
(↑0.001
3.310
(-)