広島(☆10対0★)西武 =交流戦3回戦(2025.06.08)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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西武
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広島
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勝利投手:森 翔平(4勝2敗0S)
敗戦投手:武内 夏暉(1勝2敗0S)

本塁打
【広島】ファビアン(6号・1回裏ソロ),矢野 雅哉(1号・4回裏2ラン),大盛 穂(1号・8回裏ソロ)

  DAZN
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◆広島は初回、ファビアンのソロで先制する。そのまま迎えた4回裏に矢野の2ランが飛び出すと、5回には打者一巡の攻撃で4点を加え、リードを広げた。投げては、先発・森が9回無失点8奪三振の快投。プロ初完封で今季4勝目を飾った。敗れた西武は、投打ともに振るわなかった。

◆西武は交流戦5試合を消化して本塁打が0。12球団で唯一、交流戦で本塁打がまだ出ていない。交流戦の本塁打なしの最長記録を調べると、最長記録は22年広島の15試合で、パ球団の最長は12年ソフトバンクの12試合。西武の最長は23年の7試合となっており、今日も本塁打を打てなければ球団ワースト2位の記録となってしまう。広島先発の森から1発を打って交流戦の本塁打0記録から抜け出せるか。

◆広島矢野雅哉内野手(26)が4回、攻守で魅せた。まずは1点リードの4回の守備。2死一塁から古賀悠の左翼線への当たりで一走が本塁を狙うも、中継に入った矢野がファビアンからの送球受けた深い位置から本塁へ好返球。強肩を発動させ、失点のピンチを救った。直後の攻撃では2死一塁からの打席。3ボールから武内の甘く入った真っすぐを思い切り振り抜き、右翼スタンドに今季1号2ランを放り込んだ。「自分のスイングでしっかり捉えることができました。いい追加点にもなって良かった」。直前に1点を防ぎ、さらに2点の追加点を奪う働きでリードを3点に広げた。

◆広島が今季最多タイ16安打2桁10得点で西武に大勝し、今季4度目の同一カード3連勝とした。1回にファビアンの6号ソロで先制すると、4回には矢野に今季1号2ランが飛び出した。5回は打者一巡の猛攻で7安打を集中させて4得点。6回にも坂倉の2点二塁打で突き放した。先発森は中盤まで得点圏に走者を進める場面もあったが、好守にも助けられながら無失点で切り抜けた。大量援護を背に最後まで1人で投げ抜き、プロ初の完投勝利を完封で飾った。

◆西武は投手陣が誤算で同一カード3連敗を喫し、連敗は「4」に伸びた。先発の武内夏暉投手(23)が本来の力を発揮できなかった。初回ファビアンに先制ソロをいきなり被弾。4回には矢野に2ランを浴び、5回にも3連打でさらなる2点の追加点を献上。0-5となったところで2番手エマニュエル・ラミレス投手(30)に継投。だがラミレスも広島打線の勢いを止められず。この回4失点し、5回終了時点で0-7とリードを広げられた。3番手佐藤隼輔投手(25)、4番手田村伊知郎投手(30)もそれぞれ失点し、投手陣は16安打、10失点でノックアウトされた。打線は7安打も広島先発の森を攻略できず、完封負けを喫した。チームは開幕カード日本ハム戦(ベルーナドーム)以来2度目の同一カード3連敗となった。

◆広島が今季最多タイ16安打2桁10得点で西武に大勝し、今季4度目の同一カード3連勝とした。1回にファビアンの6号ソロで先制すると、4回には矢野の1号2ランで加点した。5回は打者一巡の猛攻で7安打4得点。その後も攻撃の手を緩めずに西武を突き放した。先発森は中盤まで得点圏に走者を進めながら無失点で切り抜けると、大量援護を背に最後まで1人で投げ抜いた。プロ初の完投勝利を完封で飾り、自己最多タイの4勝目。

◆広島森翔平投手(27)がプロ初完封で自己最多タイの4勝目を手にした。立ち上がりから走者を背負う投球が続いたが、好守に助けられながら無失点でしのいだ。大量援護を背に中盤以降も粘って、プロ入り最多129球を投げ抜いた。開幕からローテを守りながら、直近5試合は白星なしと苦しんだ。粘投も援護に恵まれない試合もあった。「勝ち負けはどうしようもない。しっかり1人1人、1イニングずつが大事。ここからも積み上げていきたい」。アウト1を1つずつ重ねて最後までマウンドを守り、4月13日以来の白星をつかんだ。新井監督は「雨も降る中、素晴らしいピッチングだった。自信にしてもらいたい」とたたえた。チームは23年日本ハム戦以来の交流戦同一カード3連勝となった。先発陣が好投した3連戦。打線も機動力を絡めて西武先発陣を崩した。この日は今季最多タイ16安打で2桁10得点。交流戦2位タイに浮上だ。

◆広島サンドロ・ファビアン外野手(27)が8日の西武戦で3安打猛打賞で打率を3割6厘に上げ、巨人泉口友汰を抜き、リーグトップに浮上した。パ・リーグでは、ソフトバンク柳町達外野手(28)が規定打席に到達し、打率3割5分6厘でリーグトップに浮上した。セ・リーグの3割超えは広島ファビアンのみで、パ・リーグはソフトバンク柳町、オリックス太田椋内野手(24)、楽天村林一輝内野手(27)の3選手が3割を超える。

◆広島は打線がつながり、10得点で西武に大勝。今季4度目の同一カード3連戦3連勝となった。先発した森翔平投手(27)はプロ初完封を記録し、今季4勝目。4月13日の巨人戦(マツダ)以来、自身6試合ぶりとなる白星をつかんだ。打線は一回2死からファビアン(前レンジャーズ傘下)が左翼席へ先制の6号ソロを放った。四回には2死一塁から矢野が右翼席へ今季1号2ランで突き放した。五回には先頭の中村奨の左中間二塁打をきっかけに打者一巡7安打の猛攻で4得点を奪い、六回にも坂倉の2点二塁打でリードを広げた。八回には大盛の今季初本塁打も飛び出した。

◆先発した広島・森翔平投手(27)は西武打線を7安打に封じ、プロ初完封で今季4勝目を挙げた。

◆広島が大勝した。打線は今季最多タイの16安打で10得点と爆発。新助っ人、ファビアン(前レンジャーズ傘下)の一撃が火を付けた。一回2死から左翼へ特大の先制6号ソロ。その後も快音を響かせ、3安打3打点をマークし、打率は・306でリーグトップに浮上した。「アグレッシブに入れた。いい反応で打てた」。安打数「68」も近本(阪神)に並びリーグ1位。頼れる助っ人が打線をけん引している。

◆小雨が降るなか、最後までスコアボードに「0」を並べた。プロ4年目の広島・森が通算26度目の先発で初完封を果たした。「最高です! (森下)暢仁(まさと)、床田さんがいい流れを作ってくれたので乗っかってやろうと思いました」お立ち台で喜びを口にした。西武との3連戦では6日は森下が8回2失点、7日は床田が9回2失点。森は2試合連続で先発が躍動した勢いに乗り、力強い直球と変化球で西武打線を7安打に封じた。チームは今季4度目の同一カード3連戦3連勝。自己最多タイの4勝目を挙げた森は「先を見ずに一試合ごとにベストを尽くすだけ」と力を込めた。打線も今季最多タイの16安打で10得点。投打にかみ合いだした新井カープが、白星を積み重ねる。(西垣戸理大)

◆西武の武内は自己ワーストの7失点と乱れ、2敗目を喫した。一回に先制ソロ、四回に2ランをそれぞれ浴びた。五回は3連打を含む4長短打を許して降板した。6回を5失点だった前回5月29日の楽天戦に続いて精彩を欠いた。左肘の故障で開幕から出遅れた昨季の新人王は「先制点を与えてしまったところが大きい」と肩を落とした。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
510 0.833
(↑0.033)
-
(-)
1229
(+8)
9
(+1)
9
(+2)
3
(-)
0.227
(↑0.012)
1.330
(↑0.27)
2
(1↓)
ソフトバンク
420 0.667
(↓0.133)
1
(↓1)
1232
(+2)
14
(+4)
5
(+1)
5
(+1)
0.295
(↓0.016)
2.190
(↓0.2)
2
(1↑)
DeNA
420 0.667
(↑0.067)
1
(-)
1223
(+5)
18
(+4)
6
(+3)
3
(+1)
0.250
(↑0.006)
2.830
(↓0.17)
2
(1↑)
広島
420 0.667
(↑0.067)
1
(-)
1227
(+10)
16
(-)
4
(+3)
10
(+1)
0.296
(↑0.023
2.600
(↑0.54)
5
(1↑)
ヤクルト
330 0.500
(↑0.1)
2
(-)
1214
(+4)
18
(+2)
6
(+1)
2
(-)
0.206
(-)
2.770
(↑0.14)
5
(1↑)
中日
330 0.500
(↑0.1)
2
(-)
1216
(+3)
25
(-)
3
(+1)
8
(+1)
0.233
(↑0.005)
4.410
(↑0.95)
7
(5↑)
巨人
230 0.400
(↑0.15)
2.5
(-)
1311
(+5)
9
(-)
4
(+1)
3
(-)
0.179
(↑0.007)
1.810
(↑0.46)
7
(2↓)
ロッテ
230 0.400
(↓0.1)
2.5
(↓1)
1312
(-)
14
(+3)
3
(-)
3
(-)
0.190
(↑0.017)
2.890
(↓0.11)
9
(3↓)
楽天
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
128
(-)
19
(+5)
2
(-)
1
(-)
0.209
(↓0.011)
2.940
(↓0.49)
9
(3↓)
ORIX
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1215
(+1)
26
(+8)
2
(-)
3
(-)
0.246
(↓0.013)
3.960
(↓0.91)
9
(3↓)
日本ハム
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1218
(+4)
23
(+5)
4
(+2)
4
(-)
0.229
(↓0.003)
3.710
(↓0.23)
9
(3↓)
西武
240 0.333
(↓0.067)
3
(↓1)
1210
(-)
24
(+10)
0
(-)
4
(-)
0.206
(↑0.002
3.570
(↓1.17)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
35212 0.625
(↑0.007)
-
(-)
85207
(+8)
130
(+1)
36
(+2)
45
(-)
0.241
(↑0.001)
2.010
(↑0.04)
2
(-)
DeNA
30233 0.566
(↑0.008)
3.5
(-)
87192
(+5)
148
(+4)
31
(+3)
30
(+1)
0.240
(↑0.001)
2.380
(↓0.03)
3
(-)
広島
28252 0.528
(↑0.009)
5.5
(-)
88177
(+10)
150
(-)
25
(+3)
25
(+1)
0.245
(↑0.003
2.440
(↑0.05)
4
(-)
巨人
30271 0.526
(↑0.008)
5.5
(-)
85173
(+5)
172
(-)
41
(+1)
26
(-)
0.238
(-)
2.630
(↑0.05)
5
(-)
中日
26292 0.473
(↑0.01)
8.5
(-)
86135
(+3)
177
(-)
26
(+1)
34
(+1)
0.218
(-)
2.920
(↑0.05)
6
(-)
ヤクルト
17342 0.333
(↑0.013)
15.5
(-)
90134
(+4)
216
(+2)
25
(+1)
17
(-)
0.219
(-)
3.570
(↑0.03)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
31242 0.564
(↓0.01)
-
(-)
86193
(+4)
159
(+5)
52
(+2)
30
(-)
0.229
(-)
2.370
(↓0.04)
2
(-)
ORIX
27253 0.519
(↓0.01)
2.5
(-)
88185
(+1)
201
(+8)
37
(-)
27
(-)
0.260
(↓0.002)
3.330
(↓0.09)
3
(-)
ソフトバンク
28262 0.519
(↓0.01)
2.5
(-)
87208
(+2)
173
(+4)
35
(+1)
39
(+1)
0.249
(↓0.001)
2.710
(↓0.01)
4
(-)
西武
29270 0.518
(↓0.009)
2.5
(-)
87156
(-)
154
(+10)
24
(-)
39
(-)
0.235
(-)
2.560
(↓0.13)
5
(-)
楽天
25301 0.455
(↓0.008)
6
(-)
87142
(-)
171
(+5)
21
(-)
55
(-)
0.234
(↓0.001)
2.910
(↓0.04)
6
(-)
ロッテ
19340 0.358
(↓0.007)
11
(-)
90135
(-)
186
(+3)
28
(-)
19
(-)
0.211
(↑0.001)
3.310
(-)