巨人(☆2対0★)楽天 =交流戦2回戦(2025.06.07)・東京ドーム=
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楽天
0000000000610
巨人
00000200X2602
勝利投手:グリフィン(4勝0敗0S)
(セーブ:マルティネス(1勝0敗21S))
敗戦投手:藤平 尚真(0勝2敗4S)

本塁打
【巨人】増田 陸(4号・6回裏ソロ),丸 佳浩(1号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆巨人が連敗を5で止めた。巨人は両軍無得点で迎えた6回裏、増田陸と代打・丸の2者連続本塁打で先制する。投げては、先発・グリフィンが6回無失点の好投。その後は継投でリードを守り抜き、グリフィンは今季4勝目を挙げた。敗れた楽天は、打線がつながりを欠いた。

◆巨人の長嶋茂雄終身名誉監督の死去を受け、東京ドームの22ゲート前広場には追悼記帳所が設置された。初日の7日は、開始前から約100人の列ができた。予定の午前10時よりも10分早い同9時50分から記帳が開始された。先頭に並んだ神奈川・鎌倉市在住の70代の男性は、長嶋さんが監督を務めた04年アテネ五輪時のユニホームを着用。「少年時代からの憧れであり、夢だった人ですから。だから、家を6時半に出たんですよ。2時間ぐらいかかったのかな、バスと電車に乗り継いで。一番に並べたので、長嶋さんに対する何よりだと思って良かったです」と話した。無事に記帳を終えた男性は「今はホッとしたというか、長嶋さんに対する本当のお別れというんでしょうかね。これからお別れの会を多分開くと思うので、そこにも来ようと思ってるんですけど、今日はとりあえず自分なりのけじめとして署名をさせていただいた。これで長嶋さんに少しでも届けば、私の少年時代の昭和33年、小学校5年から(ファンだった)一応けじめがついたということでしょうかね」としみじみと振り返った長嶋さんの写真なども展示された追悼記帳所は22日までの公式戦開催日に設置される。

◆プロ2年目の楽天大内誠弥投手(19)が、巨人戦にプロ初登板初先発し、4回1安打無失点3奪三振と好投した。1回の投球練習ではバックネット裏への暴投で、スタンドをざわつかせたが、マウンドでは落ち着いた投球を披露した。最速148キロを計測した速球は高めに浮く場面が見られたが、その高めの速球で2つの三振を奪取。100キロ台のカーブ、120キロ台のスライダー、チェンジアップも効果的だった。1回は先頭の泉口に四球を与え、1死二塁のピンチを背負ったが、吉川、キャベッジを抑えた。2回は先頭の増田陸にプロ初の被安打を浴び、1死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を断った。3回は1番からの上位打線を3者凡退、4回も4番キャベッジを145キロの速球で空を切らせ、2イニング連続で3者凡退に抑えた。4回終了後、ベンチで1度は打撃防具をつけかけたが、石井投手コーチから「お疲れさん」と肩を抱かれ「ナイスピッチング」と握手された。

◆打率リーグトップの巨人泉口友汰内野手(26)が、5回の3打席目に右前打を放ち、打率を再び打率を3割に乗せた。0-0の5回2死一塁、2番手の楽天渡辺翔の148キロの速球を右前にはじき返した。試合前時点では、セ・リーグは打率3割が1人もいなかったが、泉口が再び3割に戻した。7日の試合前時点で1位の泉口が2割9分8厘、2位の阪神中野拓夢内野手(28)が2割9分6厘、3位のファビアン(広島)が2割9分4厘だった。パ・リーグでは試合前時点で打者2人が打率3割超え。オリックス太田椋内野手(24)が打率3割2分3厘でトップ、楽天村林一輝内野手(27)が打率3割6厘で2位、オリックス杉本裕太郎外野手(34)が打率2割8分6厘で3位につける。昨季、打率が3割を超えた選手はセ・パ合計3人で、「投高打低」が危惧されていた。

◆楽天藤平尚真投手(26)が、2死走者なしからの2者連続の被弾で巨人に先制を許した。0-0の6回から登板。吉川、キャベッジを抑えたが、増田陸に抜けたフォークを左翼席に運ばれ、代打の丸には速球を右中間席に運ばれた。高卒2年目の大内誠弥投手(19)が4回を1安打無失点3奪三振の快投。5回の攻撃で代打を送って、勝負をかけたが、得点を奪えなかった。5回に登板した2番手の渡辺翔は1回を無失点に抑えたが、3番手の藤平が巨人打線に捉えられた。

◆プロ2年目の楽天大内誠弥投手(19)が、巨人戦にプロ初登板初先発し、4回1安打無失点3奪三振と好投した。1回の投球練習ではバックネット裏への暴投で、スタンドをざわつかせたが、マウンドでは落ち着いた投球を披露した。最速148キロを計測した速球は高めに浮く場面が見られたが、その高めの速球で2つの三振を奪取。100キロ台のカーブ、120キロ台のスライダー、チェンジアップも効果的だった。1回は先頭の泉口に四球を与え、1死二塁のピンチを背負ったが、吉川、キャベッジを抑えた。2回は先頭の増田陸にプロ初の被安打を浴び、1死一、二塁のピンチを迎えたが、後続を断った。3回は1番からの上位打線を3者凡退、4回も4番キャベッジを145キロの速球で空を切らせ、2イニング連続で3者凡退に抑えた。4回終了後、ベンチで1度は打撃防具をつけかけたが、石井投手コーチから「お疲れさん」と肩を抱かれ「ナイスピッチング」と握手された。大内は「最初は緊張で頭がボーっとしてしまいました。投球練習の1球目が思い切りすっぽ抜けてしまって、そこから気持ちを入れ替えようと頑張りました。結果として、0点に抑えられたのはよかったと思います。ただ、ストレートがばらついてしまったので、そこをよくしていかないといけないですね。とてもいい経験になりました」とコメントした。

◆巨人増田陸内野手(24)、丸佳浩外野手(36)が2者連続本塁打を放った。両チーム無得点で迎えた6回。2死走者なしから増田陸が楽天藤平の137キロフォークを捉え、左翼席に第4号ソロを運んだ。続く代打・丸も1ボールから149キロ外角直球を捉え、右中間スタンドに飛び込む今季1号ソロを放った。巨人は5日ロッテ戦(ZOZOマリン)の5回に吉川尚輝内野手(30)がソロ本塁打を放って以来、チーム20イニングぶりの得点となった。

◆巨人丸佳浩外野手(36)が移籍後766本目となる安打をマークし、FAで巨人加入後の安打数で歴代単独トップに立った。この日はスタメンを外れたが、1点リードの6回2死から代打で途中出場。楽天藤平の149キロ直球をはじき返して右中間へのソロ本塁打を放ち、記録を更新した。丸は5月30日の中日戦(バンテリンドーム)の第4打席で中前打を放った。この安打で巨人に移籍してからの安打数を765本とし、村田修一(現・DeNA野手コーチ兼スコアラー)の記録に並んでいた。

◆楽天は継投策が失敗し、巨人に敗れた。3番手の藤平尚真投手(26)が、2死走者なしから増田陸、代打丸の2者連続の被弾で2点を失った。高卒2年目の大内誠弥投手(19)が4回を1安打無失点3奪三振の快投。5回の攻撃で代打を送って、勝負をかけたが、打線が巨人投手陣の前に沈黙した。前日6日は、4番浅村栄斗内野手(34)の決勝弾を含む2安打2打点の活躍でパ・リーグで唯一の白星を挙げたが、この日は巨人に今季の交流戦初勝利を許した。

◆巨人が長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去後、初の白星を挙げた。前日まで今季ワースト5連敗を喫していたが、ミスターが愛した本拠地で弔い星となった。阿部慎之助監督(46)は「勝っていいとこ見せようっていうのはね、言ってましたんで」と話した。前日の試合後は「『1つ勝つのは難しいよ』と言ってくださっているのかもしれないですよね」と話していた。翌日に勝利し「ホッとしちゃいけないんだけどね。連敗を止められたっていうのはね、いいステップにしてくれればいいし、まだまだね、これからだし」と語った。5回まで2安打に抑えられていた打線が息を吹き返したのは6回。2死から5番増田陸内野手(24)が左翼席へ4号先制ソロを放ち20イニングぶりの得点をマークすると、続く代打で出場した丸佳浩外野手(36)が2者連続弾となる右翼席へ1号ソロ。長嶋氏がCMを35年務め、「ミスター、感動をありがとう」の文字が記されたセコムの電子看板が掲げられたスタンド側へ運び、一気に東京ドームが沸いた。先発グリフィンは6回を4安打、6奪三振で無失点。その後は中継ぎ陣がつないで勝ち星をつかんだ。東京ドームではこの日から追悼記帳所が設置された。初日は、開始前から約100人の列ができるなど、多くのファンが故人を悼んだ。

◆巨人が長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去後、初の白星を挙げた。前日まで今季ワースト5連敗を喫していたが、ミスターが愛した本拠地で弔い星となった。両チーム無得点の6回2死から5番増田陸内野手(24)が左翼席へ4号先制ソロを放ち20イニングぶりの得点をマークすると、続く代打で出場した丸佳浩外野手(36)が2者連続弾となる右翼席へ1号ソロ。阿部慎之助監督(46)は「チームを救ってくれたホームランだったと思います」と言った。大勢に8回を任せて無失点。9回はマルティネスが球団記録を更新する開幕から25試合連続無失点で21セーブ目を挙げた。阿部監督は「(大勢は)やっぱりもう不動のね、セットアッパーですから。前回悔しい思いをしてるのでね、リベンジじゃないですけどね、もう彼以外いないんでね」と言い、マルティネスには「もう本当彼がいることによってね、試合を締めくくれてるので。うん、すごい記録ですね」と評した。長嶋さんの死去後初の白星となり「勝っていいとこ見せようっていうのはね、言ってましたんで」と安堵(あんど)していた。

◆空気を変えた若武者の一振り思い切りよく増田陸が先制ホームラン#オレをみろ 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)年間契約の初月無料登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球(2025/6/7)??巨人×楽天??Live on DAZN #ジャイアンツ pic.twitter.com/gGlujSNRct

◆ついに開幕東京ドームの空気は一変丸佳浩が今季第1号ホームラン???♂?#オレをみろ 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)年間契約の初月無料登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球(2025/6/7)??巨人×楽天??Live on DAZN #ジャイアンツ pic.twitter.com/1Cdas1OEpL

◆プロ2年目の楽天大内誠弥投手(19)が、巨人戦にプロ初登板初先発し、4回1安打無失点3奪三振と好投した。1回の投球練習では1球目がバックネット裏への大暴投でスタンドをざわつかせたが、冷静に切り替え。「ちょっと力が入りすぎたのか分からないですけど、あれで逆に力が抜けたのかなと思います」と落ち着いた投球でスコアボードにゼロを並べた。最速148キロを計測した速球は高めに浮く場面が見られ「ストレートがばらついてしまったので、そこをよくしていかないといけないです」と反省点に挙げたが、その高めの速球で2つの三振を奪った。100キロ台のカーブ、120キロ台のスライダー、チェンジアップも効果的。上位打線を迎えた3、4回は2イニング連続で3者凡退に抑え、61球でマウンドを降りた。先発予定だった荘司が故障で離脱し、今季イースタン・リーグで防御率1・97と安定した投球が評価され、5日に初先発を告げられた。登板前夜は午後11時に就寝し、午前8時過ぎに起床。「いつもよりちょっと寝すぎちゃったので、逆に反省した」と強心臓ぶりをのぞかせた。宮城・東松島市出身で、高校も日本ウェルネス宮城で生粋のご当地選手。初勝利は次戦に持ち越されたが、両親がスタンドから見守る中、将来性豊かな右腕がプロ生活の大きな1歩を刻んだ。▽楽天三木監督(プロ初先発で4回無失点と好投した大内の投球について)「この大観衆の中で臆せず、しっかり投げられていたと思います。今日のことを糧に、自分の成長につなげてほしいです」

◆長嶋さん、ようやく勝ちました-。巨人は7日、「日本生命セ・パ交流戦」の楽天戦に快勝。3日に89歳で長嶋茂雄終身名誉監督が亡くなってから、4試合目で待望の初勝利を飾った。阿部慎之助監督(46)は恩人にささげる勝利を挙げ、安堵(あんど)の表情を浮かべた。チームも交流戦初勝利で連敗を5でストップ。長嶋さんのためにも、リーグ2連覇と12年以来13年ぶりの日本一へ向かって勝ち続ける。阿部監督が動いた。2点リードの9回2死2塁。楽天ルーキー宗山を迎えたところで、ベンチを飛び出した。右翼を守っていたキャベッジをベンチに退け、代わりに増田大を起用。守護神マルティネスが宗山を左飛に抑え、増田大に守備機会は訪れなかった。それでも、最後の最後まで最善の手を打ち、特別な1勝をつかみ取った。「これでホッとしちゃいけないんだけどね。連敗を止められたっていうのは、いいステップにしてくれればいい」と胸の内を明かした。長嶋さんの訃報から3連敗と苦しんでいた。阿部監督は、この日の試合前ミーティングで1勝することの難しさを選手たちに伝えた上で「勝って(長嶋さんに)いいところを見せようというのは、言ってましたのでね」。ささげる勝利をつかみ取ろうと、改めてチームを結束させた。監督の重責は監督になってみなければ分からない。長嶋さんは監督最終年の01年に当時プロ1年目だった阿部監督を開幕スタメンに抜てきした。「阿部監督」という立場になって「我慢だったり辛抱だったりっていうのが、すごく大変だったろうなというのも感じますし」と、24年前の長嶋監督の心中をおもんぱかった。今季はここまで長野、坂本、岡本といった長年チームを支えてきた主力を欠く中で若手を積極起用。日々の勝利を追求しつつも、かつてのミスターのように未来への投資も欠かさない。そんな指揮官の思いに若手が1発で応えた。5回まで無得点の重苦しい雰囲気を24歳の増田陸が一変させた。6回2死から左翼席へソロ本塁打。我慢強く起用してきた若武者の先制打に、阿部監督は「もうホームランしかないかなと思ってたんだけどね。なかなかタイムリーも出ないし。本当、貴重なホームランでしたよね」とたたえた。常勝チームを築き上げることが長嶋さんへの最大の恩返しとなる。その第1歩は、リーグ2連覇と13年ぶりの日本一。指揮官は「最後まで粘り強くなんとか戦って。最後1点でもいいので多く取って、勝てばいいので、それを目指して頑張ります」と力強く言った。【水谷京裕】

◆追悼ムード一色の東京ドームが「長嶋イズム」の連弾に沸いた。0-0の6回2死から、増田陸内野手(24)、丸佳浩外野手(36)の2者連続ソロ本塁打で巨人が試合を決めた。89歳で亡くなった長嶋茂雄終身名誉監督が常に持っていた勝利への熱い気持ち、そして指揮官としての移籍組への心遣い-。巨人に脈々と息づくミスターの遺志が、弔い星に息づいていた。ミスターが大切にした「熱い気持ち」が重い空気を一掃した。6回2死、増田陸が楽天藤平の低めのフォークに合わせた。「行ってくれー!」。願った先の左翼席に白球が飛び込んでいく。「技術も大事ですが、やっぱり相手に向かっていく気持ち、熱い気持ちは大事」。明秀学園日立時代から染み付いた、どんな本塁打でも全力でダイヤモンドを1周する姿。常に燃える若武者が、4号先制ソロで弔い星への先陣を切った。生まれた00年は、「ON対決」の日本シリーズで列島が興奮に包まれていた頃だった。赤子だった24歳が、熱い気持ちを体現。今季ワーストの19イニング連続無得点を断ち切った一撃に球場が沸騰した直後、丸がさらに熱を上げた。幼少期の東京ドーム初観戦が、同じ千葉出身でもある長嶋監督が指揮する巨人だった。「続けたかな」。藤平の149キロ直球を強振。2者連続の1号ソロを運んだ先は右翼スタンド。広告塔を35年間担ったセコムの名物看板は「ミスター、感動をありがとう」と感謝のメッセージ仕様に。柱には永久欠番を示す「3」のユニホームも掲げられている「長嶋ゾーン」だった。開幕前に右太ももを負傷し、リハビリ生活を送った。同じように2軍調整していた21年6月、川崎市のジャイアンツ球場で直接指導を受けた。「あの時に教えていただいたことを、また意識しながら取り組んだ」。感謝の追悼弾だった。この1発は、球団のFA加入選手では単独最多の766安打目。18年オフ、迷った末に巨人入りを決断した。決め手は長嶋氏の直筆手紙。「一緒に野球ができたらうれしい」と書かれた"恋文"が、この日の恩返しにつながっていた。試合後、丸はナインの気持ちを代弁するように言った。「今日1つ勝てましたし、僕も1本いい当たりが出た。少しはいいご報告ができる」。ミスターが巨人に残したものは、この日の勝利にもしっかり刻まれていた。【阿部健吾】

◆巨人ライデル・マルティネス投手(28)が球団新の開幕から25試合連続無失点を記録した。2点リードの9回に登板。2死二塁で宗山を左飛に打ち取り、21セーブ目を挙げた。「間隔が空いてチームの負けが続いていた中での登板で、ちょっと難しさもあったのは事実だけど、結果を残せて良かった。(新記録は)チームのおかげでもあるので感謝したい」と話した。

◆巨人が長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去後、初の白星を挙げた。前日まで今季ワースト5連敗を喫していたが、ミスターが愛した本拠地で弔い星となった。長嶋さんと阿部監督の野球人生は「すれ違い」になる可能性もあった。2000年(平12)、ダイエー王監督とのON対決を制した長嶋さんは、日本一を花道に勇退することも考えていた。しかし、渡辺恒雄オーナー(当時)から「何連覇もできるチームをつくってほしい」と強く慰留され、受け入れた。この時点でおそらく既に、監督はあと1年と考えていたのではないか。「野手は出来上がった。あとはバッテリー」と話し、ドラフト1位・阿部の英才教育になりふり構わず着手した。キャンプから1軍に帯同し、工藤、上原といったエースたちの球を毎日受けさせた。第1次政権下で同じように大卒新人で抜てきした山倉和博氏を臨時コーチに呼び、捕手のイロハを学ばせた。山倉氏を育てた時のように、阿部に配球などのリポートを書かせ、助言を送る「交換日記作戦」も敢行した。阪神との開幕戦に阿部を「8番捕手」で先発起用。新人捕手の開幕スタメンは1978年(昭53)の山倉以来だった。どんなに打たれても、ミスをしても長嶋さんは阿部を2軍に落とさなかった。投手陣の間で、ベテランの村田真一や松井と同期の村田善則と組みたいという声が上がっても、阿部を使い続けた。この年巨人は、優勝したヤクルトに3ゲーム差の2位で、勝ち星差はわずかに1つ。目先の勝利を優先していたら、結果はどうなっていたか。阿部は140試合中、127試合に出場した。翌年には早くもゴールデングラブ賞とベストナインに選ばれ、大選手への道を歩み始めた。人の縁とは不思議なもの。渡辺オーナーの慰留で長嶋さんが翻意しなかったら、巨人の歴史は変わっていたかもしれない。【沢田啓太郎】

◆楽天は継投策が裏目に出て、巨人に敗れた。高卒2年目の大内が、デビュー戦で4回を1安打無失点の快投。5回の攻撃で代打を送られ勝負をかけたが、得点を奪えず、6回に登板した3番手藤平が2死から増田陸、代打丸の2者連続の本塁打で2点を失った。三木監督は「ツーアウトからの長打は、最大に注意していかないといけない場面」と指摘。打線は巨人投手陣に完封リレーを許した。

◆巨人が、長嶋茂雄終身名誉監督が89歳で逝去後、初の白星を挙げ、連敗を5で止めた。ミスターが愛した本拠地東京ドームで白星をささげた。6回2死から5番増田陸内野手(24)が先制の4号ソロを放ち、20イニングぶりの得点をマーク。さらに代打で出場した丸佳浩外野手(36)が2者連続弾となる1号ソロを放った。7日の楽天戦はセ・リーグで唯一の黒星を喫し、交流戦は3連敗スタート。12球団で唯一、今季の交流戦で白星がなかったが、初勝利を挙げた。今季の交流戦の通算成績は、パ・リーグが14勝、セ・リーグが15勝でセが1勝上回った。7日のその他の試合結果ヤクルト1-8ソフトバンクDeNA4-7日本ハム中日4-3ロッテ阪神8-2オリックス広島5-2西武

◆打率リーグトップの巨人泉口友汰内野手(26)が、楽天戦でマルチ安打をマークし、打率3割4厘と再び3割に乗せ、リーグトップをキープした。0-0の5回2死一塁、2番手の楽天渡辺翔の148キロの速球を右前にはじき返し、7回には中前打を放った。試合前時点では、セ・リーグは打率3割が1人もいなかったが、泉口が再び3割に戻した。パ・リーグでは、オリックス太田椋内野手(24)が打率3割2分3厘でトップ、楽天村林一輝内野手(27)が打率3割6厘で2位、オリックス杉本裕太郎外野手(34)が打率2割9分3厘で3位につける。昨季、打率が3割を超えた選手はセ・パ合計3人で、「投高打低」が危惧されていた。

◆3日に89歳で逝去した長嶋茂雄終身名誉監督の追悼記帳所が本拠地東京ドーム、22ゲート前広場に設置された。長嶋さんの現役時代の写真などが飾られ、約100人のファンの列ができた。午前10時開始の予定だったが、10分前倒しで記帳開始となった。列の先頭に並んでいたのは、2004年アテネ五輪時の長嶋さんのユニホームを着用した神奈川・鎌倉市在住の77歳男性。8時30分頃到着したといい、「一番先頭に並んで、長嶋さんに対する自分なりの思いを記帳しようと思っていました。よかったです。小、中学校と野球をやっていて、憧れの人であり夢でした。ニュースを聞いたときは驚きと呆然で、立ち上がれないような感じでした」と話した。

◆巨人・戸郷翔征投手(25)が8日の楽天戦(東京ドーム)に先発する。この日はキャッチボールなどで調整し、「決め球のフォークをもう少し精度を上げないことにはゲームを支配することはできないと思う。そこの強化に取り組んできたので、明日いいものが出れば一番」と意気込んだ。チームは7日の試合前時点で5連敗を喫し、長嶋茂雄終身名誉監督の逝去以降白星がない状況。右腕は「偉大な方でしたし、何度も球場に足を運んでいただいて話したりもした。長嶋さんのためにしっかりやれることをやりたい。昨年の開幕戦の時に『勝つよ!頑張って』と話をされて。誰よりも勝つことを目標に置いてる方」と勝利を目指して腕を振る。

◆巨人・増田陸内野手(24)、丸佳浩外野手(36)が2者連続本塁打を放った。0-0の六回1死。増田陸が楽天・藤平のフォークボールを捉え、4号左越えソロ。続く代打、丸は149キロの直球を右中間スタンドへ運び1号ソロを放った。丸は開幕前に故障離脱し、5月下旬に今季初昇格。最近2試合は途中出場となっていた。

◆巨人が連敗を5で止めた。0―0の六回に増田陸と代打・丸の連続ソロで挙げた2点を、4投手の無失点リレーで守り切った。楽天はプロ初登板の大内が、制球が荒れながらも4回無失点と踏ん張ったが、3番手の藤平が打たれた。

◆巨人が連敗を5で止め、3日に終身名誉監督の長嶋茂雄さんが死去してから4試合目で初勝利を挙げた。阿部慎之助監督(46)は「勝っていいところを(長嶋さんに)見せようと(選手たちに)言っていましたので。これでホッとしてはいけないけど、連敗を止められたのを、いいステップにしてくれればいい。まだまだこれから」と胸をなでおろした。0-0の六回に増田陸、代打・丸の連続ソロで2点を先制。投手陣は6回4安打無失点で4勝目のグリフィンから25試合連続無失点で九回を締めたマルティネスまで零封リレーを飾った。阿部監督は増田陸の先制弾を「本塁打しかないかなと。みんな打ちたい気持ちは出ているんだけど、なかなかうまくタイムリーも出ないしね。貴重な本塁打でしたね」とたたえ、丸にも「代打でああやって一発で速いストレートを打てたので、今後もっと上がっていってほしいなと思います」と期待した。

◆笑顔の長嶋茂雄さんのセコムの広告とお立ち台の巨人・増田陸と巨人・フォスター・グリフィン=東京ドーム(撮影・今野顕)

◆巨人が連敗を5で止めた。0―0の六回に増田陸と代打・丸の連続ソロで挙げた2点を、4投手の無失点リレーで守り切った。楽天はプロ初登板の大内が、制球が荒れながらも4回無失点と踏ん張ったが、3番手の藤平が打たれた。巨人・マルティネスが今季21セーブ目。開幕から25試合続けて失点を許していない。巨人の投手が開幕から25試合連続で無失点に抑えたのは、2012年の山口鉄也の24試合を抜く球団新記録。開幕からの連続試合無失点のプロ野球記録は21年の西武・平良海馬の39試合。セ・リーグ記録は16年の中日・田島慎二の31試合。

◆楽天の19歳、2年目の大内がプロ初登板で先発して4回1安打無失点と好投した。直球が高く抜けて苦しんだが、カーブを効果的に使って三、四回は続けて三者凡退。「少しずつ緊張もほぐれ、持ち味が出せた」と表情を緩めた。日本ウェルネス宮城高からドラフト7位で入団。身長191センチでまだ細身ながら、将来性十分の右投手は「やっぱりもっと投げたい。次は初勝利に向けてもっと腕を振って頑張りたい」と目を輝かせた。(共同)

◆ミスター、お待たせしました! 巨人が2―0で勝ち、連敗を5でストップ。巨人元監督の長嶋茂雄さんが3日に肺炎のため89歳で死去してから4試合目で初勝利を挙げた。0-0の六回に増田陸内野手(24)のソロ本塁打で均衡を破り、続く丸佳浩外野手(36)が代打で今季1号ソロをマーク。広島からフリーエージェント(FA)宣言した2018年オフに長嶋さんから直筆の手紙を送られて巨人入りを決めた男が、追悼の一発でチームを救った。阿部慎之助監督(46)は弔いの白星に安堵(あんど)した。いつかの教え通り、腹に力を込めて振り抜いた。六回、丸のバットから放たれた弾丸ライナーは、右中間で長嶋さんがほほえむ「セコム」の広告ビジョンの下に飛び込んだ。代打で今季初本塁打。ミスターへ勝利を届けた。「子供の時に初めてプロ野球を見に行ったときの監督は長嶋さんでした。プロ野球界を背負って立った方。(勝って)少しはきょう、いいご報告ができるんじゃないかな」藤平が外角に投じた149キロの直球を引っ張った。増田陸の先制ソロに続く2者連続アーチは、13打席ぶりの安打。右太もも裏のけがで開幕から出遅れたベテランが、特別な1勝に大きく貢献した。2018年オフ、広島をリーグ3連覇に導いた丸はFA権を行使。広島、ロッテ、巨人との3球団で迷っていた際、同じ千葉県出身の長嶋さんから「一緒に野球ができたら僕としてもうれしい」などと直筆の手紙をもらった。「あの長嶋さんからいただけたんだ...と、鳥肌が立ちました」父・浩二さんが熱狂的な〝長嶋信者〟。レジェンドのラブコールで巨人入りを決断した。その手紙は「軽々しく扱えない。僕の手あかをつけるのも失礼。絶対に子供も触れないところに隠している」と、厳重に保管している。21年6月には不振で2軍調整した際、長嶋さんがジャイアンツ球場を訪れ、「(スイング時に)腹に力を入れろ」と助言してくれた。長嶋さんの訃報を伝えるテレビニュースで当時の映像を目にしたといい、「改めてあの時の記憶が蘇りました。教えていただいたことをまた練習で意識した」とミスターの教えで蘇った。若返ったチームにあって、長嶋さんとの縁を持つベテランが弔いの勝利を呼び込んだ。(谷川直之)

◆ミスター、お待たせしました! 巨人は7日、楽天2回戦(東京ドーム)に2―0で勝ち、連敗を5でストップ。巨人元監督の長嶋茂雄さんが3日に肺炎のため89歳で死去してから4試合目で初勝利を挙げた。0-0の六回に増田陸内野手(24)のソロ本塁打で均衡を破り、続く丸佳浩外野手(36)が代打で今季1号ソロをマーク。広島からフリーエージェント(FA)宣言した2018年オフに長嶋さんから直筆の手紙を送られて巨人入りを決めた男が、追悼の一発でチームを救った。阿部慎之助監督(46)は弔いの白星に安堵(あんど)した。 決勝弾は〝令和巨人の燃える男〟が放った。増田陸が六回2死、均衡を破る4号ソロを左翼席へ運んだ。「最近、全然打てていなくても監督が使ってくれているので、何とか期待に応えたいと思ってやりました」5月からスタメンに定着したガッツマンは、6日までの6試合で22打数2安打と沈んでいた中、2戦連続の5番起用に応えた。喜びを込めて右手で指さした先は、偶然にも長嶋さんがほほ笑む「セコム」の広告ビジョンだった。ミスターが巨人の監督を退任した2001年は1歳だっただけに、なじみが深いわけではないが「亡くなられて悲しい気持ちになりました。『勝つぞ』って気持ちでした」と必死だった。現役時代の長嶋さんは勝負強さから「燃える男」と呼ばれた。増田陸も「技術も大事ですけど、やっぱり相手に向かっていく熱い気持ちが大事」と共鳴する。シーズン中は「髪をいじっている場合じゃない」と丸刈り頭がトレードマーク。気合、ド根性、勝負強さ―。長嶋さんがファンを魅了したものを、背番号61の若武者も受け継ぐ。(谷川直之)

◆巨人の守護神、ライデル・マルティネス投手(28)が九回を無得点に抑え、開幕から25試合連続無失点。2012年に山口鉄也(現巨人2軍投手チーフコーチ)がマークした24試合を抜く球団新記録をつくり「記録はチームのおかげでもあるので感謝したい」と語った。チームが連敗中だったため、登板は5月30日以来8日ぶり。1死から村林に安打を打たれたものの、後続を断って21セーブをマーク。「間隔が空いて難しさがあったのも事実。結果を残せてよかった」と安堵した。4年総額50億円規模の大型契約で加入。長嶋さんが死去してからのチーム初勝利に「直接、お会いしたことはないですけど、テレビで見たことはあった。勝てて本当によかった」とうなずいた。(原田優介)

◆ミスター、お待たせしました! 巨人は7日、楽天2回戦(東京ドーム)に2―0で勝ち、連敗を5でストップ。巨人元監督の長嶋茂雄さんが3日に肺炎のため89歳で死去してから4試合目で初勝利を挙げた。0-0の六回に増田陸内野手(24)のソロ本塁打で均衡を破り、続く丸佳浩外野手(36)が代打で今季1号ソロをマーク。広島からフリーエージェント(FA)宣言した2018年オフに長嶋さんから直筆の手紙を送られて巨人入りを決めた男が、追悼の一発でチームを救った。阿部慎之助監督(46)は弔いの白星に安堵(あんど)した。勝利を見届け、阿部監督は長嶋さんの顔を思い浮かべた。〝最後の教え子〟にとって、単なる1勝ではなかった。「勝っていいところを見せようっていうのは(チームに)言っていた。もちろん意識はあった」1点を先制した直後の六回、ヘルナンデスの代打に送った丸が本塁打。2点リードの八回には、乱調が続く大勢をこれまで通りに投入。「不動のセットアッパーですから。リベンジの意味合いもあったし、彼以外にいない」。右腕は信頼に応えて無失点に封じた。本拠地の東京ドームに戻り、長嶋さんの背番号「3」の喪章を左胸につけて臨んだ6日も敗れてチームは5連敗。阿部監督は「1つ勝つのは難しいよって(長嶋さんが)言ってくださっているのかもしれない」と想像した。恩師が3日に亡くなってから4試合目での初勝利にホッと胸をなで下ろした。長嶋さんの監督最終年となった2001年にドラフト1位で入団し、1年目から127試合に捕手で起用された。ともにユニホームを着たのは1年間。自身が監督の立場となり、ルーキーを使った長嶋さんについて「本当の我慢、辛抱がすごく大変だったろうなと分かる」と年々、感謝の念が深まる。「これでホッとしてはいけないけど、連敗を止めたのをいいステップにしてくれればいい。まだまだこれから」。弔いの白星を、セ・リーグ4位から浮上する足がかりにする。(谷川直之)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
410 0.800
(↑0.05)
-
(-)
1330
(+8)
10
(+1)
4
(-)
4
(+1)
0.311
(↑0.009)
1.990
(↑0.24)
1
(-)
阪神
410 0.800
(↑0.05)
0
(-)
1321
(+8)
8
(+2)
7
(+2)
3
(-)
0.215
(↑0.02)
1.600
(↓0.1)
3
(2↓)
DeNA
320 0.600
(↓0.15)
1
(↓1)
1318
(+4)
14
(+7)
3
(+2)
2
(-)
0.244
(↑0.002)
2.660
(↓1.12)
3
(2↑)
広島
320 0.600
(↑0.1)
1
(-)
1317
(+5)
16
(+2)
1
(+1)
9
(+3)
0.273
(↓0.006)
3.140
(↑0.3)
5
(1↓)
ロッテ
220 0.500
(↓0.167)
1.5
(↓1)
1412
(+3)
11
(+4)
3
(-)
3
(+2)
0.173
(↓0.002)
2.780
(↓0.45)
6
(1↓)
楽天
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
138
(-)
14
(+2)
2
(-)
1
(+1)
0.220
(↓0.007)
2.450
(↑0.05)
6
(1↓)
ヤクルト
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
1310
(+1)
16
(+8)
5
(+1)
2
(-)
0.206
(↓0.005)
2.910
(↓1.22)
6
(1↓)
ORIX
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
1314
(+2)
18
(+8)
2
(+1)
3
(-)
0.259
(↑0.007)
3.050
(↓1.32)
6
(4↑)
日本ハム
230 0.400
(↑0.15)
2
(-)
1314
(+7)
18
(+4)
2
(-)
4
(+1)
0.232
(↑0.023)
3.480
(↓0.14)
6
(4↑)
中日
230 0.400
(↑0.15)
2
(-)
1313
(+4)
25
(+3)
2
(+1)
7
(+3)
0.228
(↑0.001)
5.360
(↑0.64)
6
(1↓)
西武
230 0.400
(↓0.1)
2
(↓1)
1310
(+2)
14
(+5)
0
(-)
4
(-)
0.204
(↑0.012)
2.400
(↓0.7)
12
(-)
巨人
130 0.250
(↑0.25)
2.5
(-)
146
(+2)
9
(-)
3
(+2)
3
(+1)
0.172
(↑0.007
2.270
(↑0.77)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
34212 0.618
(↑0.007)
-
(-)
86199
(+8)
129
(+2)
34
(+2)
45
(-)
0.240
(↑0.001)
2.050
(-)
2
(-)
DeNA
29233 0.558
(↓0.011)
3.5
(↓1)
88187
(+4)
144
(+7)
28
(+2)
29
(-)
0.239
(-)
2.350
(↓0.08)
3
(-)
広島
27252 0.519
(↑0.009)
5.5
(-)
89167
(+5)
150
(+2)
22
(+1)
24
(+3)
0.242
(↑0.001)
2.490
(↑0.01)
4
(-)
巨人
29271 0.518
(↑0.009)
5.5
(-)
86168
(+2)
172
(-)
40
(+2)
26
(+1)
0.238
(↓0.001)
2.680
(↑0.05)
5
(-)
中日
25292 0.463
(↑0.01)
8.5
(-)
87132
(+4)
177
(+3)
25
(+1)
33
(+3)
0.218
(↑0.001)
2.970
(-)
6
(-)
ヤクルト
16342 0.320
(↓0.007)
15.5
(↓1)
91130
(+1)
214
(+8)
24
(+1)
17
(-)
0.219
(-)
3.600
(↓0.09)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
31232 0.574
(↑0.008)
-
(-)
87189
(+7)
154
(+4)
50
(-)
30
(+1)
0.229
(↑0.002)
2.330
(↓0.03)
2
(-)
ORIX
27243 0.529
(↓0.011)
2.5
(↓1)
89184
(+2)
193
(+8)
37
(+1)
27
(-)
0.262
(↑0.001)
3.240
(↓0.1)
3
(1↑)
ソフトバンク
28252 0.528
(↑0.009)
2.5
(-)
88206
(+8)
169
(+1)
34
(-)
38
(+1)
0.250
(↑0.002)
2.700
(↑0.03)
4
(1↓)
西武
29260 0.527
(↓0.01)
2.5
(↓1)
88156
(+2)
144
(+5)
24
(-)
39
(-)
0.235
(-)
2.430
(↓0.05)
5
(-)
楽天
25291 0.463
(↓0.009)
6
(↓1)
88142
(-)
166
(+2)
21
(-)
55
(+1)
0.235
(↓0.001)
2.870
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
19330 0.365
(↓0.008)
11
(↓1)
91135
(+3)
183
(+4)
28
(-)
19
(+2)
0.210
(↓0.001)
3.310
(↓0.02)