広島(☆3対2★)西武 =交流戦1回戦(2025.06.06)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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西武
0101000002700
広島
00020001X3720
勝利投手:森下 暢仁(4勝5敗0S)
(セーブ:ハーン(1勝1敗3S))
敗戦投手:ウィンゲンター(0勝4敗0S)
  DAZN
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◆広島は2点を追う4回裏、末包の適時打と坂倉の犠飛で同点とする。そのまま迎えた8回には、2死三塁から相手の捕逸の間に走者が生還し、リードを奪った。投げては、先発・森下が8回2失点の粘投で今季4勝目。敗れた西武は、2番手・ウィンゲンターが踏ん張りきれなかった。

◆広島が末包昇大外野手(29)の幸運な適時打から同点に追いついた。2点を追う4回無死一、二塁。4番末包は西武先発高橋光成の内角150キロにバットを折られながらも投手左に転がした。打球は名手源田の正面に転がるも、打球よりも早く折れたバットの先が源田の体に向かって飛んだため、バットをよけたことで捕球できなかった打球が中堅に転がった(記録は中前打)。二塁走者が生還し、一塁走者も三塁進塁。次打者坂倉の犠飛で、同点に追いついた。末包は「いい流れからチャンスで回ってきたので、結果的にランナーを返すことができて良かったです」と振り返った。

◆広島が終盤8回、韋駄天(いだてん)の活躍で決勝点をもぎ取り、連敗を止めた。同点の8回1死から坂倉が四球を選ぶと、羽月が代走で出塁。モンテロの初球に二盗を成功させると、直後の2球目もスタート。西武ウィンゲンターの隙を突いて三塁を陥れ、2死後に佐々木の初球を西武炭谷の捕逸で勝ち越しのホームを踏んだ。広島森下暢仁投手(27)は4回までに2点を失うも、尻上がりに調子を上げて8回7安打2失点。今季最多125球の熱投で4月18日以来の3勝目を手にした。1点差の9回はハーンが締めて、3セーブ目を記録した。

◆広島森下暢仁投手(27)が8回7安打2失点で4月18日以来の4勝目を手にした。2回に適時失策から先制を許し、4回にも失点。同点に追いついた中盤にギアを上げると、8回2死一、二塁では平沼を空振り三振に切った。今季最多125球の熱投が、8回裏の決勝点を呼び込んだ。「僅差の中で粘って、自分が勝たないといけないのは分かっている。同点に追いついてくれて、うれしかったですし、勝ちがついて良かった」。登板7試合ぶりの白星に安堵(あんど)感がにじんだ。▽広島新井監督(先発森下が登板7戦ぶり白星)「粘りながら気迫も伝わって来ました。私も彼に勝ちをつけたいと思っていましたし、選手も全員、森下に何とか勝ちを、と思っていたと思います」

◆代走で出場した広島羽月隆太郎内野手(25)が足で決勝点をもぎ取った。同点の8回。四球で出塁した坂倉に代わって出場。西武ウィンゲンターの隙を突いてモンテロの初球に二盗を成功させた。さらに直後の2球目にもスタートを切って三盗。2死後、炭谷の捕逸で勝ち越しのホームを踏んだ。チームの連敗ストップに貢献し「年に1回できるかできないかの走塁が今日できたので、本当にいい収穫」と胸を張った。

◆森下の熱投に羽月が激走で応え、連敗を止めた。先発森下暢仁投手(27)は2回に適時失策から先制を許し、4回にも失点した。それでも同点に追いついた中盤にギアを上げ、8回まで今季最多125球。8回7安打2失点(自責1)で4勝目を手にした。2点ビハインドから4回に追いついた打線は、8回1死一塁から代走の羽月隆太郎内野手(25)が2球で二盗、三盗を決め、捕逸で決勝点をもぎ取った。

◆広島が接戦を勝利した。先発した森下暢仁投手(27)は8回を投げ、2失点で今季4勝目。4月18日の阪神戦(甲子園)以来となる白星をつかんだ。森下は二回に2死二、三塁のピンチを招く。ここで打席の高橋を力ない遊ゴロに打ち取ったかと思われたが、これを遊撃手の小園が弾き、適時失策で1点先制され、四回にも滝沢の適時打で追加点を奪われた。その後は粘りの投球を見せた。打線は2点を追う四回に反撃。小園、ファビアン(前レンジャーズ傘下)、末包の3連打で1点を返し、なおも無死一、三塁から坂倉の中犠飛で同点とした。八回には1死から坂倉が四球で出塁し、代走の羽月が二盗、三盗と連続で成功。2死後、相手のバッテリーミスで羽月が生還し、勝ち越した。

◆広島が逆転勝ち。0―2の四回に末包の適時打と坂倉の犠飛で追い付き、八回に捕逸の間に勝ち越し点を奪った。森下は8回2失点の好投で4月18日以来の4勝目を手にした。ハーンは3セーブ目。西武は五回以降は1安打に終わった。

◆先発した西武・高橋光成投手(28)は7回7安打2失点の粘投も勝敗はつかず。2点リードの四回に先頭から3者連続安打を浴び1点を失うと、板倉の犠飛で同点とされた。その後は走者を背負いながらも要所を締め、さらなる失点を防いだ。西武・高橋光成 「なかなか出力が上がらないなかで、七回まで投げることができたのは良かったと思います。相手打者については想定内でしたし、ランナーも出しましたが粘り強く投げられました。全体的に試合を作ることはできたと思うので、次回は流れを持ってくるピッチングをできるようにしたいです」

◆先発した森下暢仁投手(27)は8回を投げ、2失点で今季4勝目。4月18日の阪神戦(甲子園)以来となる白星をつかんだ。

◆西武の高橋は2019年6月以来の交流戦勝利はつかめなかった。悔やまれるのは同点とされた四回。末包のゴロと折れたバットが同じタイミングで遊撃へ。源田は捕球できずに中前適時打となると、続く坂倉の犠飛で追い付かれた。7回を2失点だった高橋は「試合はつくれている。流れを持ってこられるような、もう一個上のレベルの投球ができれば」と前向きに語った。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
310 0.750
(↓0.25)
-
(-)
1422
(+2)
9
(+3)
4
(-)
3
(+1)
0.302
(↓0.006)
2.230
(↓0.23)
1
(2↑)
DeNA
310 0.750
(↑0.083)
0
(↓1)
1414
(+2)
7
(+1)
1
(-)
2
(+1)
0.242
(↑0.012)
1.540
(↑0.19)
1
(2↑)
阪神
310 0.750
(↑0.083)
0
(↓1)
1413
(+1)
6
(-)
5
(-)
3
(-)
0.195
(↓0.019)
1.500
(↑0.58)
4
(2↓)
ロッテ
210 0.667
(↓0.333)
0.5
(-)
159
(+2)
7
(+3)
3
(-)
1
(+1)
0.175
(↑0.016)
2.330
(↓0.44)
5
(2↑)
楽天
220 0.500
(↑0.167)
1
(↑1)
148
(+2)
12
(-)
2
(+1)
0
(-)
0.227
(↑0.015)
2.500
(↑0.83)
5
(2↑)
ヤクルト
220 0.500
(↑0.167)
1
(↑1)
149
(+3)
8
(+2)
4
(+2)
2
(-)
0.211
(↓0.014)
1.690
(↓0.04)
5
(2↑)
広島
220 0.500
(↑0.167)
1
(↑1)
1412
(+3)
14
(+2)
0
(-)
6
(+3)
0.279
(↓0.009)
3.440
(↑0.88)
5
(2↓)
ORIX
220 0.500
(↓0.167)
1
(-)
1412
(-)
10
(+1)
1
(-)
3
(+1)
0.252
(↓0.039)
1.730
(↑0.27)
5
(2↓)
西武
220 0.500
(↓0.167)
1
(-)
148
(+2)
9
(+3)
0
(-)
4
(+2)
0.192
(↑0.013
1.700
(↓0.15)
10
(3↓)
日本ハム
130 0.250
(↓0.083)
2
(-)
147
(+1)
14
(+2)
2
(-)
3
(+1)
0.209
(↑0.005)
3.340
(↑0.33)
10
(1↑)
中日
130 0.250
(↑0.25)
2
(↑1)
149
(+3)
22
(+2)
1
(-)
4
(-)
0.227
(↓0.001)
6.000
(↑1.5)
12
(1↓)
巨人
030 0.000
(-)
2.5
(-)
154
(-)
9
(+2)
1
(-)
2
(-)
0.165
(↓0.017)
3.040
(↑0.53)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
33212 0.611
(↑0.007)
-
(-)
87191
(+1)
127
(-)
32
(-)
45
(-)
0.239
(↓0.002)
2.050
(↑0.04)
2
(-)
DeNA
29223 0.569
(↑0.009)
2.5
(-)
89183
(+2)
137
(+1)
26
(-)
29
(+1)
0.239
(↑0.001)
2.270
(↑0.02)
3
(1↑)
広島
26252 0.510
(↑0.01)
5.5
(-)
90162
(+3)
148
(+2)
21
(-)
21
(+3)
0.241
(-)
2.500
(↑0.03)
4
(1↓)
巨人
28271 0.509
(↓0.01)
5.5
(↓1)
87166
(-)
172
(+2)
38
(-)
25
(-)
0.239
(↓0.002)
2.730
(↑0.01)
5
(-)
中日
24292 0.453
(↑0.011)
8.5
(-)
88128
(+3)
174
(+2)
24
(-)
30
(-)
0.217
(-)
2.970
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
16332 0.327
(↑0.014)
14.5
(-)
92129
(+3)
206
(+2)
23
(+2)
17
(-)
0.219
(↓0.001)
3.510
(↑0.04)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
30232 0.566
(↓0.011)
-
(-)
88182
(+1)
150
(+2)
50
(-)
29
(+1)
0.227
(-)
2.300
(-)
2
(-)
ORIX
27233 0.540
(↓0.011)
1.5
(-)
90182
(-)
185
(+1)
36
(-)
27
(+1)
0.261
(↓0.003)
3.140
(↑0.05)
3
(-)
西武
29250 0.537
(↓0.01)
1.5
(-)
89154
(+2)
139
(+3)
24
(-)
39
(+2)
0.235
(-)
2.380
(-)
4
(-)
ソフトバンク
27252 0.519
(↓0.01)
2.5
(-)
89198
(+2)
168
(+3)
34
(-)
37
(+1)
0.248
(↑0.001)
2.730
(-)
5
(-)
楽天
25281 0.472
(↑0.01)
5
(↑1)
89142
(+2)
164
(-)
21
(+1)
54
(-)
0.236
(↑0.001)
2.880
(↑0.05)
6
(-)
ロッテ
19320 0.373
(↓0.007)
10
(-)
92132
(+2)
179
(+3)
28
(-)
17
(+1)
0.211
(-)
3.290
(-)