1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 0 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3X | 4 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:藤嶋 健人(1勝2敗0S) 敗戦投手:鈴木 昭汰(0勝2敗5S) 本塁打 |

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◆中日は1-3で迎えた9回裏、代打・石川昂と岡林の適時打で同点とする。なおも2死満塁の好機で田中が押し出し四球を選び、サヨナラ勝利を収めた。投げては、先発・高橋宏が8回3失点の力投。2番手・藤嶋が今季初勝利を挙げた。敗れたロッテは、3番手・鈴木が誤算だった。
◆チーム最年長の中日大島洋平外野手(39)が4年ぶりに1試合2盗塁を決めた。「7番左翼」で今季3度目のスタメン起用されると、2回の第1打席でロッテ先発田中晴から右前安打。続く村松開人内野手(24)の4球目に二盗を決めた。盗塁は24年5月16日阪神戦(バンテリンドーム)以来。続く4回の第2打席も左前安打で出塁すると、続く村松の4球目、再び二盗を決めた。1試合2盗塁は21年8月29日巨人戦(バンテリンドーム)以来4年ぶり。通算269盗塁となった。
◆ロッテ山本大斗外野手(22)と中日高橋宏斗投手(22)の生年月日が同じ同期生対決は3打席連続で高橋宏が制した。山本と中日高橋宏はともに2002年8月9日生まれの22歳と生年月日まで全く同じ。第1打席は空振り三振、第2打席は右飛、第3打席は2死満塁のチャンスも右飛だった。8回の第4打席では無死一塁から山本が137キロ変化球をバットの先に当て、中前打にした。山本は島根県出身。20年開星から育成ドラフト3位でロッテに入団。22年7月30日に支配下に昇格。昨季はイースタン・リーグで打率2割7分9厘、19本塁打、66打点を記録し、本塁打と打点の2冠に輝いた。試合前時点で、今季は32試合に出場し23安打10打点、打率2割2分1厘。高橋宏は愛知県出身。20年中京大中京からドラフト1位で中日に入団。3年目の23年にはWBC世界一メンバーとなる。昨季は21試合に先発登板し、12勝4敗、防御率1・38で最優秀防御率のタイトルを獲得。今季はここまで10試合に登板し2勝5敗。
◆ロッテは悪夢のサヨナラ負けとなった。3-1で9回のマウンドに上がったクローザー鈴木が2死から3安打と四死球で同点にされた。最後は中日田中幹に押し出し四球となった。先発の田中晴は7回4安打1失点9奪三振の好投。5回には初安打初打点を記録するなど投打で存在感を示した。ロッテ投手の安打は23年6月15日中日戦の美馬学以来2年ぶり。ロッテ投手のタイムリーは14年6月4日中日戦の古谷拓哉以来11年ぶりとなった。
◆中日が9回2死走者なしから2点差をひっくり返し今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。9回2死走者なしで7番大島洋平外野手(39)が左前安打で出塁、代打ブライト健太外野手(26)の死球で一、二塁とし、代打石川昂弥内野手(23)が中前適時安打で1点差に。代打石橋康太捕手(24)が四球で満塁とし、岡林勇希外野手(23)がバットを折りながら右前へ同点適時打。田中幹也内野手(24)がサヨナラとなる押し出し四球を選んだ。井上一樹監督(53)は「今年一番勝負をかけた。いい形でつないでくれた」とナインをほめた。この日はオルランド・カリステ内野手(33)が体調不良でベンチにはおらず、野手は尾田剛樹外野手(24)1人しか残っていない状況で勝負をかけた。チームは交流戦2勝3敗とし、借金は4となった。
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◆中日井上一樹監督(53)が、8回3失点のエース高橋宏斗投手(22)について、今後もローテーションから外さずに復調を待つ考えを明かした。「毎回課題は残りますし。でね、去年無双のピッチャーと言われたが故に、こちら側のハードルも高いし、注文も高いんですけども、やはり日本を代表するピッチャーになるためには、そういったところでしょうっていうところがね、やっぱちょっとで出てしまいましたね。今日3失点のところですけどね」と、1点援護をもらった直後の5回の投球を指摘した。5回は連打で無死一、二塁とされ8番友杉が送りバントを2度失敗している中、四球で歩かせ無死満塁。9番投手の田中晴にプロ初安打となる逆転の2点適時打。さらに暴投で1点を与え3失点となった。サヨナラ勝ちで12球団ワーストの6敗目となる黒星は消えたが、なかなか昨季のような投球ができない。井上監督は「彼の場合はよっぽどのことがない限り僕もローテーションから外すつつもりはないので、そういったところはまた(課題を)潰しながら、いい方向に転がっていくように、彼は暑くなればなるほど良くなるという僕の中ではイメージがありますんで、どんどんそういったものを潰して良くなってほしいと思います」と、今後に期待した。中日高橋宏「点を取ってもらった後に安打と四球で相手にチャンスを与えてしまったことが今日のすべてで、反省すべき点だと思います」
◆中日が9回2死走者なしから2点差をひっくり返し今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。井上一樹監督(53)は「今年一番勝負をかけた」と代打攻勢で勝負をかけた。2点を追う9回2死走者なしで7番大島洋平外野手(39)が左前安打で出塁、代打ブライト健太外野手(26)の死球で一、二塁とした。ブライトは右膝に死球を受けもん絶。ベンチへ治療に戻ったが「代走尾田」は選択しにくい状況だった。この日はオルランド・カリステ内野手(33)が体調不良でベンチにいなかった。「彼がいなかったんで、要はもう本当にベンチの予備軍が1人いなかったんですよ。だからそこでもう、『うわ、これは...』と思ったんですけど、だからそこそ勝負をかけてみたっていう形で」と、8番のところで代打石川昂弥内野手(23)を起用。中前適時安打で1点差にすると、投手の打順で代打石橋康太捕手(24)が四球で満塁とした。ベンチの野手は尾田剛樹外野手(24)1人しか残っていなかった。岡林勇希外野手(23)がバットを折りながら右前へ同点適時打。田中幹也内野手(24)がサヨナラとなる押し出し四球を選んだ。「同点になった場合は、『もうこれ、もう腹くくるしかないぞ』と思ってやったんですけど、ほんとにいい形でみんながつないで、はい、もうホッとしてます」と延長に持ち込まず一気にひっくり返したナインをほめた。チームは交流戦2勝3敗とし、借金は4となった。
◆中日が9回2死走者なしから2点差をひっくり返し今季2度目のサヨナラ勝ちを決めた。9回2死走者なしから安打と死球で一、二塁とし、代打石川昂弥内野手(23)が中前適時安打で1点差に。代打石橋康太捕手(24)が四球で満塁とし、岡林勇希外野手(23)が右前へ同点適時打。田中幹也内野手(24)がサヨナラとなる押し出し四球を選んだ。
◆中日が9回2死走者なしから2点差をひっくり返す劇的なサヨナラ勝ちを決め、ロッテに連勝した。3番手鈴木を攻め、大島が左前安打でつなぎ、代打ブライト死球で一、二塁。ここで代打石川昂弥内野手(23)が1点差に迫る中前適時打を放った。石橋の四球をはさんで岡林が同点適時打、そして満塁から田中が決勝の押し出し四球をゲット。三塁走者の石川昂は決勝ホームを踏むと万歳した。「詰まったけど打てたんでよかった」。背番号25にとって、これが1軍復帰後10打席目の初安打だった。新生井上竜の目玉として不動の4番三塁を期待されたが極度の不振で、開幕13試合で降格。5月31日に1軍復帰したが、スタメン2試合は無安打。転機は3日からの福岡遠征だった。ソフトバンクOBの松中打撃統括コーチに間に入ってもらい、元監督の秋山幸二氏から約15分間の直接指導を受けた。「いろんな方からアドバイスをいただいて、自分のためになるようにやっています」。もがき苦しみながら復調のきっかけをつかむ代打安打になった。井上監督も「上昇気流に乗ってくれれば。今日の一打で今年のチームに溶け込むものになってくれれば」と喜んだ。最多タイの6寸前だった借金は4に。石川昂にとってもチームにとっても、意義あるミラクル勝利になった。【石橋隆雄】
◆チーム最年長39歳の中日大島洋平外野手が逆転サヨナラへの道を切り開いた。2点を追う9回2死走者なしから今季初猛打賞となる左前安打。あと1人の崖っぷちから、好機を広げた。カリステが体調不良のため急きょ「6番左翼」で今季3度目のスタメン出場。「チャンスがあれば狙って」と4年ぶりの2盗塁も決めた。井上監督も「オレはまだまだいけるぜ! ってアピールしてくれた」と目を細めた。
◆中日がサヨナラ勝ち。1―3の九回、代打の石川昂、岡林の適時打で追い付き、なお2死満塁。最後は田中が押し出し四球を選んだ。ロッテは田中晴が7回1失点と好投するも、報われず。九回に登板の鈴木が2死から崩れた。
◆中日の高橋宏は乱調の五回を悔やんだ。連打と四球で無死満塁のピンチを招き、投手の田中晴に2点適時打を浴びた。さらに暴投でも点を失い、この回に3失点。「相手にチャンスを与えてしまったことが全て。反省するべき」と唇をかんだ。サヨナラ勝ちで黒星は消えたが、昨季セ・リーグ最優秀防御率に輝いた剛腕は苦境が続く。井上監督は「毎回課題は残る。でも、よほどのことがない限りローテーションから外すつもりはない」と奮起を促した。(共同)

<交流戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
4 | 1 | 0 | 0.800 (↑0.05) | - (-) |
13 | 30 (+8) | 10 (+1) | 4 (-) | 4 (+1) |
0.311 (↑0.009) | 1.990 (↑0.24) |
1 (-) |
阪神 |
4 | 1 | 0 | 0.800 (↑0.05) | 0 (-) |
13 | 21 (+8) | 8 (+2) | 7 (+2) | 3 (-) |
0.215 (↑0.02) | 1.600 (↓0.1) |
3 (2↓) |
DeNA |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↓0.15) | 1 (↓1) |
13 | 18 (+4) | 14 (+7) | 3 (+2) | 2 (-) |
0.244 (↑0.002) | 2.660 (↓1.12) |
3 (2↑) |
広島 |
3 | 2 | 0 | 0.600 (↑0.1) | 1 (-) |
13 | 17 (+5) | 16 (+2) | 1 (+1) | 9 (+3) |
0.273 (↓0.006) | 3.140 (↑0.3) |
5 (1↓) |
ロッテ |
2 | 2 | 0 | 0.500 (↓0.167) | 1.5 (↓1) |
14 | 12 (+3) | 11 (+4) | 3 (-) | 3 (+2) |
0.173 (↓0.002) | 2.780 (↓0.45) |
6 (1↓) |
楽天 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 8 (-) | 14 (+2) | 2 (-) | 1 (+1) |
0.220 (↓0.007) | 2.450 (↑0.05) |
6 (1↓) |
ヤクルト |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 10 (+1) | 16 (+8) | 5 (+1) | 2 (-) |
0.206 (↓0.005) | 2.910 (↓1.22) |
6 (1↓) |
ORIX |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 14 (+2) | 18 (+8) | 2 (+1) | 3 (-) |
0.259 (↑0.007) | 3.050 (↓1.32) |
6 (4↑) |
日本ハム |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↑0.15) | 2 (-) |
13 | 14 (+7) | 18 (+4) | 2 (-) | 4 (+1) |
0.232 (↑0.023) | 3.480 (↓0.14) |
6 (4↑) |
中日 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↑0.15) | 2 (-) |
13 | 13 (+4) | 25 (+3) | 2 (+1) | 7 (+3) |
0.228 (↑0.001) | 5.360 (↑0.64) |
6 (1↓) |
西武 |
2 | 3 | 0 | 0.400 (↓0.1) | 2 (↓1) |
13 | 10 (+2) | 14 (+5) | 0 (-) | 4 (-) |
0.204 (↑0.012) | 2.400 (↓0.7) |
12 (-) |
巨人 |
1 | 3 | 0 | 0.250 (↑0.25) | 2.5 (-) |
14 | 6 (+2) | 9 (-) | 3 (+2) | 3 (+1) |
0.172 (↑0.007) | 2.270 (↑0.77) |
<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
34 | 21 | 2 | 0.618 (↑0.007) | - (-) |
86 | 199 (+8) | 129 (+2) | 34 (+2) | 45 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.050 (-) |
2 (-) |
DeNA |
29 | 23 | 3 | 0.558 (↓0.011) | 3.5 (↓1) |
88 | 187 (+4) | 144 (+7) | 28 (+2) | 29 (-) |
0.239 (-) | 2.350 (↓0.08) |
3 (-) |
広島 |
27 | 25 | 2 | 0.519 (↑0.009) | 5.5 (-) |
89 | 167 (+5) | 150 (+2) | 22 (+1) | 24 (+3) |
0.242 (↑0.001) | 2.490 (↑0.01) |
4 (-) |
巨人 |
29 | 27 | 1 | 0.518 (↑0.009) | 5.5 (-) |
86 | 168 (+2) | 172 (-) | 40 (+2) | 26 (+1) |
0.238 (↓0.001) | 2.680 (↑0.05) |
5 (-) |
中日 |
25 | 29 | 2 | 0.463 (↑0.01) | 8.5 (-) |
87 | 132 (+4) | 177 (+3) | 25 (+1) | 33 (+3) |
0.218 (↑0.001) | 2.970 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
16 | 34 | 2 | 0.320 (↓0.007) | 15.5 (↓1) |
91 | 130 (+1) | 214 (+8) | 24 (+1) | 17 (-) |
0.219 (-) | 3.600 (↓0.09) |
<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
31 | 23 | 2 | 0.574 (↑0.008) | - (-) |
87 | 189 (+7) | 154 (+4) | 50 (-) | 30 (+1) |
0.229 (↑0.002) | 2.330 (↓0.03) |
2 (-) |
ORIX |
27 | 24 | 3 | 0.529 (↓0.011) | 2.5 (↓1) |
89 | 184 (+2) | 193 (+8) | 37 (+1) | 27 (-) |
0.262 (↑0.001) | 3.240 (↓0.1) |
3 (1↑) |
ソフトバンク |
28 | 25 | 2 | 0.528 (↑0.009) | 2.5 (-) |
88 | 206 (+8) | 169 (+1) | 34 (-) | 38 (+1) |
0.250 (↑0.002) | 2.700 (↑0.03) |
4 (1↓) |
西武 |
29 | 26 | 0 | 0.527 (↓0.01) | 2.5 (↓1) |
88 | 156 (+2) | 144 (+5) | 24 (-) | 39 (-) |
0.235 (-) | 2.430 (↓0.05) |
5 (-) |
楽天 |
25 | 29 | 1 | 0.463 (↓0.009) | 6 (↓1) |
88 | 142 (-) | 166 (+2) | 21 (-) | 55 (+1) |
0.235 (↓0.001) | 2.870 (↑0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
19 | 33 | 0 | 0.365 (↓0.008) | 11 (↓1) |
91 | 135 (+3) | 183 (+4) | 28 (-) | 19 (+2) |
0.210 (↓0.001) | 3.310 (↓0.02) |
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