オリックス(☆6対1★)広島 =交流戦2回戦(2025.06.04)・京セラドーム大阪=
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広島
0000000101510
ORIX
00060000X61400
勝利投手:田嶋 大樹(3勝2敗0S)
敗戦投手:大瀬良 大地(2勝4敗0S)
  DAZN
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◆オリックスは0-0で迎えた4回裏、紅林の適時打で2点を先制する。その後は若月が適時二塁打を放つなど、打者一巡の猛攻でこの回一挙6点を奪った。投げては、先発・田嶋大が6回3安打無失点の好投で今季3勝目。敗れた広島は、先発・大瀬良が4回に崩れ、打線も振るわなかった。

◆広島は大瀬良大地投手(33)が先発する。前回登板の5月28日巨人戦(金沢)は6回2失点で3敗目。今季の交流戦初マウンドで、5月14日巨人戦(マツダスタジアム)以来となる今季3勝目を目指す。指名打者には2試合連続でサンドロ・ファビアン外野手(27)を起用。右翼は末包昇大外野手(29)、中堅は中村奨成外野手(25)、左翼は通算300二塁打にあと1本に迫っている秋山翔吾外野手(37)がスタメンに名を連ねた。

◆前日3日の交流戦初戦で黒星を喫したオリックスは、打順を入れ替えた。前日に6号ソロを含む2安打2打点だった杉本裕太郎外野手(34)が、5月15日の日本ハム戦(エスコンフィールド)以来の4番に座る。3番頓宮裕真捕手(28)、5番西川龍馬外野手(30)とクリーンアップえを組む。「2番二塁」で大城滉二内野手(31)が今季4度目のスタメン出場となった。先発は田嶋大樹投手(28)。前回5回2/3 6失点だった5月22日のロッテ戦(京セラドーム大阪)から中12日と間隔を空け、準備は万全だ。

◆12球団最強のオリックス打線が一気に爆発した。0-0の4回。無死満塁から7番紅林弘太郎内野手(23)が右翼線へ高々と上げた打球は二塁手と右翼手がお見合い。2点適時打で先制した。ここから8番若月健矢捕手(29)、9番中川圭太内野手(29)と3者連続適時打で5得点。さらに、1死一、三塁から頓宮裕真捕手(28)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を決めた。これで先発全員安打を記録。試合前時点でチーム打率両リーグトップの2割6分1厘を誇る打線が、広島大瀬良をこの回7安打6得点と攻め立てた。

◆広島先発の大瀬良大地投手(33)が4回でKOされた。初回は3者連続三振でスタートしたが、2回以降は走者を背負う投球。そして、4回につかまった。安打、四球、安打で無死満塁の場面、紅林の打球はフラフラッと上がり、右翼末包と二塁菊池の間にポトリと落ちる先制2点タイムリーとなった。さらに、若月、中川にも適時二塁打を浴びるなど、この回だけで被安打7。6点を失った。大瀬良の昨年までのオリックス戦は4試合に登板して0勝3敗。結局、この日は4回11安打6失点で降板。またしても勝ち星を挙げることができなかった。

◆12球団最強のオリックス打線が爆発し、連敗を2で止めた。0-0の4回。無死満塁から7番紅林弘太郎内野手(23)が右翼線へ高々と上げた打球は二塁手と右翼手がお見合い。2点適時打で先制した。ここから8番若月健矢捕手(29)、9番中川圭太内野手(29)と3者連続適時打で5得点。さらに、1死一、三塁から3番頓宮裕真捕手(28)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を決めた。「良い流れに乗ることができました!みんなヒットを打っていましたし、自分も打つことができてよかったです!」。これで先発全員安打を記録。試合前時点でチーム打率両リーグトップの2割6分1厘を誇る打線が、広島大瀬良をこの回7安打6得点と攻略した。援護をもらった先発の田嶋大樹投手(28)は6回3安打無失点の力投。前日3日の同戦では初回に3失点を喫したが、この日はオリックスがやり返した。

◆4日はナイター全6試合が行われ、パ・リーグがセ・リーグに全勝した。オリックス6-1広島(京セラドーム大阪)西武4-2ヤクルト(ベルーナドーム)ロッテ5-3巨人(ZOZOマリン)日本ハム5-4阪神(エスコンフィールド)楽天3-1DeNA(楽天モバイル)ソフトバンク8-2中日(みずほペイペイドーム)4日の交流戦はパ・リーグ6球団が全勝。同一リーグの1日6勝は22年5月29日のパ・リーグ以来9度目。パ・リーグの6勝が06年5月12日、同年6月7日、07年5月22日、15年6月14日、22年5月29日に次いで6度目に対し、セ・リーグの6勝は3度しかない。

◆広島大瀬良大地投手(33)が4回6失点でKOされた。4回無死満塁で、オリックス紅林の打球は右翼末包と二塁菊池の間に落ちる先制2点適時打。不運な当たりもあり、この回だけで7安打6失点。「あそこの回ですね。高さも高いのかなというところもあるし、そこを反省しなきゃいけない」。今季はここまで全9試合2失点以下だったが、10戦目のこの日は大量失点で4敗目。交流戦のオリックス戦は通算5試合で0勝4敗となった。

◆広島先発の大瀬良大地投手(33)が4回でKOされた。初回は3者連続三振でスタートしたが、4回、7安打を集中されて6失点。この回で降板し、今季4敗目を喫した。

◆「紅の富士」が打線に火を付けた。0-0の4回。無死満塁から7番紅林弘太郎内野手(23)が右翼線へ高々と上げた打球は二塁手と右翼手がお見合い。「やっちまったと思ったんですけど、振り切ったのでいいところに落ちてくれた」。2点適時打で先制した。ここから8番若月健矢捕手(29)、9番中川圭太内野手(29)、3番頓宮裕真捕手(28)も適時打を放ち、この回一挙6得点。4回までに先発全員安打を記録し、広島大瀬良を11安打6得点と攻め立てた。前日3日からの広島3連戦は日本相撲協会とのコラボ試合として開催。10選手が生成AIで力士に変身した優勝額や、しこ名が入ったのぼり旗が球場内外に掲出された。静岡出身の紅林のしこ名は「紅の富士」。実は日頃、力士の姿に癒やされているという。二子山部屋のYouTubeチャンネルを視聴。「お相撲さんが食べてる姿を見て癒やされるという(笑い)。テディベアみたいに座って食べるのかわいいなと思って。皆さんにおすすめしたいです!」と熱弁。この日は運も味方の安打だったが、力士ばりのパワーでここから豪快弾を積み重ねる。▽オリックス田嶋(6回3安打無失点で3勝目)「バックのいい守備にもたくさん助けてもらい、なんとかゲームをつくることができて良かったです」

◆5日の広島戦に先発する来日2年目のオリックス・エスピノーザは17戦ぶりの勝利を目指す。「(調子は)どんどん良くなってきている」。直近2試合はクオリティースタート(6回以上を投げて自責3以内)をクリア。昨年7月7日の日本ハム戦(京セラ)を最後に白星から遠ざかっているが「コーチや捕手からアドバイスをもらいながらしっかり調整できている」と自信をのぞかせた。

◆高々と打ち上がった打球は右翼線にポトリと落ちる。オリックス・紅林に運が味方した。ラッキーな形で生まれた先制の2点打に控えめに笑った。「先制点が欲しかったので、いいところに落ちてくれてよかったです」二、三回とそれぞれ得点圏に走者を進めながらも無得点と拙攻が続いていた。そんな状況を、試合前まで2戦無安打だった紅林が打開した。四回に4番の杉本の左前打から無死満塁に好機が広がり、打席に立った紅林は先発の大瀬良の変化球をバットに当てるも平凡な飛球となった。だが、右翼線前方への打球を追いかけた右翼手・末包と二塁手・菊池がお見合いし、2点打となった。この一打で火が付いた打線は若月、中川、頓宮にも適時が出て打者一巡の1イニング6得点を記録した。今回の広島3連戦は日本相撲協会とのコラボ試合として開催され、球場内外にはオリックスの10選手が力士に変身した優勝額や四股名のデザインののぼり旗が掲出された。静岡出身の紅林は「紅ノ富士(くれのふじ)」の四股名で登場。力士顔負けの大食漢でも知られる23歳は自慢のパワーを生かした力強い打球を放つことはできなかったが、〝ごっつあん〟な当たりで2連敗中のチームを救った。(織原祥平)

◆オリックスは打線が奮起し、快勝。連敗を2で止めた。四回に4番・杉本の安打から無死満塁に好機が広がり、紅林が右翼線への2点打で先制。その後も若月、中川らにも適時打が出て今季最多の1イニング6得点を記録した。先発の田嶋は6回無失点で3勝目を挙げた。

◆広島は投打に振るわず、連勝とはならなかった。先発した大瀬良大地投手は4回を投げ、6失点で今季4敗目を喫した。大瀬良は一回、先頭の広岡、大城、頓宮を三者連続三振に斬る立ち上がり。二回には1死一、三塁のピンチを迎えるが、味方の好守にも助けられ、無失点。粘りの投球を見せていたが、四回に一転した。無死満塁から3連打を浴びるなど、一挙6点を失った。打線は一回に2死一、二塁、五回にも無死一、二塁と得点圏に走者を進めるが、得点には結びつかず。八回に小園の適時二塁打で奪った1点のみだった。

◆広島は投打が振るわず敗れた。先発した大瀬良大地投手(33)は4回を投げ、6失点で今季4敗目。

◆オリックスは打線が奮起し、6得点で快勝。先発の田嶋は6回無失点で3勝目を挙げた。

◆オリックスは広島に6-1で快勝。0-0の四回に紅林弘太郎内野手(23)が右翼線へ落ちる2点打を放つと、打者一巡の猛攻で一挙6得点。日本相撲協会とのコラボ試合で、見事に広島を寄り切った。他球場でもパ・リーグがセ・リーグを圧倒し、2022年5月29日以来3年ぶりの「パ全勝」となった。おっつけることなく振り切ったことで、高々と上がった白球は右翼線に弾んだ。「紅ノ富士(くれのふじ)」こと紅林が先制の2点打で猛攻を呼び込み、赤ヘル軍団を寄り切った。「やっちまったと思ったけど、振り切ったのでいいところに落ちてくれた」四回無死満塁で大瀬良の変化球を捉え切れず、打ち上げてしまった。だが、打球を追った右翼手・末包と二塁手・菊池がお見合いする形となり、凡打が2点打に変わった。運も味方した〝ごっつあん〟な当たりで均衡を破ると、若月、中川らも適時打で続いて今季最多の1イニング6得点を記録。紅林の一打が決まり手、V打となりチームの連敗を2で止めた。広島との〝今場所〟は日本相撲協会とのコラボ試合として開催され、京セラドーム内外にはオリックスの10選手が力士に変身した優勝額やのぼり旗が掲出された。静岡出身の紅林に与えられたしこ名は「紅ノ富士」。力士顔負けの大食漢でも知られる23歳は、二子山部屋のYouTubeチャンネルの動画を見ることが息抜きになっていることを明かし「お相撲さんがテディベアみたいに座って食べるところがかわいい。食べている姿を見て癒されている」と笑った。5月25日のソフトバンク戦(平和リース)以降、6戦連続で上位打線を任されていたが、この日は7番に降格。オリの横綱になるためには結果を残してもう一度、昇進するしかない。「もっと結果を出して、勝ち取れるように」野球も相撲も一発勝負。苦境が続いても土俵際で粘れる紅ノ富士の存在は頼もしい。(織原祥平)

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
200 1.000
(-)
-
(-)
1612
(+8)
2
(+2)
3
(+3)
2
(+2)
0.322
(↑0.026)
1.000
(↓1)
1
(-)
西武
200 1.000
(-)
0
(-)
165
(+4)
2
(+2)
0
(-)
2
(+1)
0.224
(↑0.081)
0.450
(↓0.45)
3
(-)
ロッテ
100 1.000
(↑1)
0.5
(↓0.5)
175
(+5)
3
(+3)
2
(+2)
0
(-)
0.200
(↑0.2)
3.000
(↓3)
4
(2↑)
楽天
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
166
(+3)
7
(+1)
1
(+1)
0
(-)
0.265
(↑0.03)
3.000
(↑2)
4
(3↓)
DeNA
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
167
(+1)
6
(+3)
1
(-)
1
(-)
0.227
(↓0.038)
2.650
(↓0.65)
4
(3↓)
広島
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
166
(+1)
8
(+6)
0
(-)
0
(-)
0.278
(↓0.097)
4.240
(↓2.24)
4
(2↑)
ORIX
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
168
(+6)
6
(+1)
1
(-)
1
(+1)
0.296
(↑0.09
2.000
(↑1)
4
(2↑)
日本ハム
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
165
(+5)
5
(+4)
2
(+2)
2
(+1)
0.239
(↑0.114)
2.500
(↓1.5)
4
(3↓)
阪神
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
165
(+4)
5
(+5)
4
(+3)
3
(-)
0.197
(↑0.009)
2.650
(↓2.65)
10
(-)
巨人
010 0.000
(-)
1.5
(↓0.5)
173
(+3)
5
(+5)
0
(-)
1
(+1)
0.219
(↑0.219)
5.630
(↓5.63)
10
(4↓)
ヤクルト
020 0.000
(-)
2
(↓1)
162
(+2)
5
(+4)
0
(-)
1
(-)
0.222
(↑0.011)
1.960
(↓1.96)
10
(4↓)
中日
020 0.000
(-)
2
(↓1)
162
(+2)
12
(+8)
1
(+1)
2
(+1)
0.212
(↓0.053)
6.750
(↓2.25)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
31212 0.596
(↓0.012)
-
(-)
89183
(+4)
126
(+5)
31
(+3)
45
(-)
0.241
(-)
2.110
(↓0.06)
2
(-)
DeNA
27223 0.551
(↓0.012)
2.5
(-)
91176
(+1)
136
(+3)
26
(-)
28
(-)
0.238
(↓0.001)
2.340
(↓0.02)
3
(-)
巨人
28251 0.528
(↓0.01)
3.5
(-)
89165
(+3)
168
(+5)
37
(-)
24
(+1)
0.242
(↓0.001)
2.760
(↓0.05)
4
(-)
広島
25242 0.510
(↓0.011)
4.5
(-)
92156
(+1)
142
(+6)
21
(-)
15
(-)
0.240
(↓0.002)
2.490
(↓0.07)
5
(-)
中日
23282 0.451
(↓0.009)
7.5
(-)
90121
(+2)
164
(+8)
24
(+1)
28
(+1)
0.216
(↓0.002)
2.890
(↓0.11)
6
(-)
ヤクルト
14332 0.298
(↓0.006)
14.5
(-)
94122
(+2)
203
(+4)
19
(-)
16
(-)
0.220
(-)
3.600
(↓0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
30212 0.588
(↑0.008)
-
(-)
90180
(+5)
141
(+4)
50
(+2)
28
(+1)
0.229
(↑0.002)
2.230
(↓0.03)
2
(-)
西武
29230 0.558
(↑0.009)
1.5
(-)
91151
(+4)
132
(+2)
24
(-)
37
(+1)
0.237
(↑0.001)
2.350
(↑0.03)
3
(-)
ORIX
26223 0.542
(↑0.01)
2.5
(-)
92178
(+6)
181
(+1)
36
(-)
25
(+1)
0.263
(↑0.002
3.210
(↑0.04)
4
(-)
ソフトバンク
26242 0.520
(↑0.01)
3.5
(-)
91188
(+8)
161
(+2)
33
(+3)
36
(+2)
0.247
(↑0.002)
2.700
(↑0.02)
5
(-)
楽天
24271 0.471
(↑0.011)
6
(-)
91140
(+3)
159
(+1)
20
(+1)
54
(-)
0.237
(↑0.001)
2.910
(↑0.04)
6
(-)
ロッテ
18310 0.367
(↑0.013)
11
(-)
94128
(+5)
175
(+3)
27
(+2)
16
(-)
0.213
(-)
3.350
(-)