日本ハム(☆5対4★)阪神 =交流戦2回戦(2025.06.04)・エスコンフィールド北海道=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
阪神
0002000204703
日本ハム
11021000X51202
勝利投手:加藤 貴之(3勝2敗0S)
(セーブ:田中 正義(0勝1敗10S))
敗戦投手:門別 啓人(2勝3敗0S)

本塁打
【阪神】佐藤 輝明(14号・4回表ソロ),大山 悠輔(4号・4回表ソロ),佐藤 輝明(15号・8回表2ラン)
【日本ハム】万波 中正(11号・2回裏ソロ),山縣 秀(1号・4回裏2ラン)

  DAZN
チケットぴあ 日本ハム戦チケット予約 阪神戦チケット予約
◆日本ハムは初回、郡司の適時打で幸先良く先制する。その後同点とされるも、4回裏に山縣がプロ初本塁打となる2ランを放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・加藤貴が6回途中2失点で今季3勝目。敗れた阪神は、8回に佐藤輝の2ランで1点差とするも、反撃は及ばなかった。

◆懐かしの"亀新コンビ"が北海道で再結成? された。日本ハム新庄剛志監督(53)が一塁側ベンチ前で練習を見守る中、元阪神外野手の亀山努氏(55)が歩み寄り、しばらく楽しそうに談笑した。92年に6年ぶりAクラス入りに尽力した、往年の阪神ファンにはたまらない2ショットとなった。92年、阪神の亀山は豪快なヘッドスライディングで注目を浴び、新庄は5月26日大洋戦で、負傷のオマリーに代わってスタメン出場。最初の打席の初球でプロ初本塁打を放つなど一気にブレークした。2人の活躍は「亀新フィーバー」と呼ばれ、それまで5年間で最下位4度と低迷していた阪神を2位と躍進させた。新庄監督はその後、阪神元監督の矢野燿大氏(56)のあいさつも受け、談笑していた。

◆阪神は今季2度目の5連勝を狙う。糸原健斗内野手(32)が「6番DH」で今季初スタメンとなった。ここまでは代打で24打数6安打の打率2割5分。前日3日は豊田寛外野手(28)が「7番DH」で先発出場していた。北海道出身の門別啓人投手(20)が先発マウンドに上がる。プロとしてシーズン中では初めてとなる地元での登板。前回登板の5月28日DeNA戦は5回無失点で白星を挙げた左腕が、自身初の交流戦登板で3勝目を狙う。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が試合前のメンバー表交換時に阪神藤川球児監督(44)と満を持して視線を合わせ、笑顔でグータッチした。前夜の3連戦初戦は、新庄監督がメンバー表を球審に渡すやいなや、審判団とは握手を交わしたが、藤川監督には手を差し伸べず、目線も送らなかった。意味深な"スルー"でファンもざわついたが、この日はホーム付近へ近づくときから笑顔。球審にメンバー表を渡し、審判団との握手を終えると、藤川監督と目線を合わせて笑顔でグータッチを交わした。場内は拍手喝采で騒然。一番近くで見守った審判団にも笑顔があふれた。交流戦開幕前の1日には、新庄監督があわや乱闘騒ぎとなった4月広島戦の藤川監督激高のシーンを引き合いに「このへんに(自分の近くに向かって)来たら、こう(来い来いというジェスチャーを)やろうかな。それで次の日はメンバー表交換の時に目を合わさない。それ、伝えといてください、球児に...へヘヘヘ」と虎の指揮官が見せた、手招きのジェスチャーをまねしながら話していた。一方の藤川監督は2日に「大の仲良しの先輩と言いますか、本当に楽しみだなというところ」と、ひょうひょうとお返ししていた。

◆11人組ガールズグループME:IのAYANE、KEIKOの2人が登場し、KEIKOが、8番の背番号をまといファーストピッチに臨んだ。ボールは2バウンドで捕手役の矢沢のミットにおさまり「めちゃくちゃ楽しかったです」と感想を口にした。ME:Iは日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」で新たに"国民投票"によって選ばれたグループ。昨年発売されたデビューシングル『MIRAI』は主要音楽チャートで1位を獲得。またデビュー前に開催されたファンコンサートでは全9公演、計6・5万人を動員した。

◆阪神藤川球児監督(44)と日本ハム新庄剛志監督(53)のメンバー表交換の"第2戦"は両監督がグータッチをした。両ベンチからホームベース付近に向かいメンバー表交換の後に審判団と握手。その後、ホームベース上で拳を突き合わせた。藤川監督は笑顔を見せながらベンチに戻った。前日3日の"第1戦"は監督同士では握手を行わず、そのままベンチへと戻っていた。1日には新庄監督が、あわや乱闘騒ぎとなった4月広島戦の藤川監督激高のシーンを引き合いに「このへんに(自分の近くに向かって)来たら、こうやろうかな。それで次の日はメンバー表交換の時に目を合わさない。それ、伝えといてください、球児に...へヘヘヘ」と虎の指揮官が見せた、手招きのジェスチャーをまねしながら話していた。一方の藤川監督は「大の仲良しの先輩と言いますか、本当に楽しみだなというところ」とひょうひょうとお返ししていた。

◆阪神佐藤輝明内野手(26)が11球団制覇弾を放った。2点を追う4回1死。日本ハム先発加藤貴の外角へのスライダーを泳ぎながら右手1本で捉えた。右越えの14号ソロ。プロ5年目にして通算で所属する阪神以外の11球団からの本塁打を達成した。ホームイン後、ベンチの前では手を広げた。佐藤輝は「先制されていたので早めに取り返したいと思っていました。しっかり打ち返せて良かったです」とコメントした。

◆阪神大山悠輔内野手(30)が、佐藤輝明内野手(26)に続き連発で特大の同点4号ソロを放った。2点を追う4回1死、佐藤輝が日本ハム加藤貴のスライダーに泳ぎながらも打ち返すと、打球は右翼スタンドギリギリに届く14号ソロ。当初、届いたか確信できなかったファンも、佐藤輝がベースをゆっくり回り始めると、大きな歓声を上げた。続いて、今度は大山が加藤貴の外高めカットボールを完璧に捉えて左翼スタンド2階席へと運んだ。「同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」。打った瞬間確信の当たりに、今度はファンも打球を見た瞬間に大歓声。大山は前日3日の決勝3号ソロに続く2夜連発。4、5番の連発で一気に試合を振り出しに戻した。

◆阪神門別啓人投手(20)の凱旋(がいせん)登板はほろ苦い結果に終わった。北海道出身の左腕はプロ入り3年目で初めて公式戦での地元登板。初回2死三塁から郡司の中前適時打で先制を許すと、2回先頭の万波に11号ソロを被弾した。佐藤輝、大山が連続アーチで同点。しかし、直後の4回裏2死から松本に左前打を許すと、山県に勝ち越し2点本塁を被弾した。5回に2番手工藤をマウンドに譲り、4回10安打4失点。故郷に錦を飾れなかった。今季は3年目で初めて開幕ローテーション入りを果たした。4月6日の巨人戦(東京ドーム)で初勝利。しかし、5月7日巨人戦では4回途中6失点でKOされ6試合1勝2敗、防御率4・73で同8日から2軍調整。復帰した5月28日DeNA戦(甲子園)で、5回無失点で2勝目を挙げ、凱旋(がいせん)登板をたぐり寄せていた。

◆日本ハムのルーキー山県秀内野手(23)がプロ1号を放った。同点に追い付かれた直後の4回2死一塁、阪神先発門別の初球、144キロストレートを左翼ブルペンに運んだ。公式戦での本塁打は小6以来11年ぶりで「野球人生の中でも、一番の感触でした」。この日は母校早大が東京6大学リーグ3連覇を果たし「試合前に勇気と感動をもらいました。節目の日に打つことができてよかったです」と喜んだ。

◆エスコンフィールドに詰めかけた阪神ファンが、他球場の試合経過に歓喜した。2-5と点差を広げられた5回裏終了後。球場のビジョンに他球団の試合状況が映し出された。阪神以外のセ・リーグ5球団が無得点でビハインドの展開。阪神も3点を追う展開だが、このままならゲーム差等は全く変わらない状況で虎党は「おぉー!」と拍手した。

◆阪神佐藤輝明内野手(26)が4回にエスコンフィールド初本塁打となる14号ソロを放った。公式戦の本塁打での12球団本拠地制覇に王手をかけた。残すはみずほペイペイドームだが、今年は同球場での試合が予定されていない。今回の本塁打でプロ5年目にして通算で所属する阪神以外の11球団からの本塁打を達成した。

◆なんという...北の大地でも驚愕の一撃佐藤輝明がパワーを見せつける#オレをみろ 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)年間契約の初月無料登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球 (2025/6/4)??日本ハム×阪神??live on DAZN#阪神タイガース pic.twitter.com/q7xzXUiazS

◆夏は大山。HRはさらなり。規格外のアベック弾大山悠輔 2試合連発の特大アーチ#オレをみろ 「DAZN BASEBALL」月々2,300円 (年間プラン・月々払い)年間契約の初月無料登録はこちら?https://t.co/xuxqErhJa9?プロ野球 (2025/6/4)??日本ハム×阪神??live on DAZN#阪神タイガース pic.twitter.com/Izy9Seasl5

◆阪神工藤泰成投手(23)が2試合ぶりに失点した。2点を追う5回から2番手登板。清宮、レイエスを打ち取ったが、4番郡司に四球を与えると、伏見、万波に連打を打たれ1点を許した。3試合ぶりの回またぎで6回にもマウンドへ。先頭松本の打球が左膝あたりに当たり、二ゴロに打ち取ったが、コーチ、トレーナーがマウンドに駆けつけた。大事には至らなかったが、続く山県の初球ではバランスを崩して大きく球をそらす場面も。後続は四球を挟みながら抑え、2回2安打1失点で、7回からはネルソンと交代した。工藤は育成ドラフト1位で入団。開幕前に支配下登録を手にして、開幕1軍からベンチ入りした。途中、出場選手登録抹消されファーム調整もあったが、最速159キロ直球を武器にする右腕は、14試合0勝2敗、1ホールド、防御率3・95の成績を残している。

◆阪神が計5本塁打が飛び出したセパ1位対決第2戦に敗れ、連勝が4でストップした。北海道出身で凱旋(がいせん)登板となった門別啓人投手(20)だったが、4回8安打4失点で悔しい3敗目を喫した。初回に先頭水谷、清宮幸に連打を浴び、続くレイエスを三ゴロ併殺に打ち取るも、郡司に先制の中前適時打を献上。2回も先頭の万波に11号ソロを許した。2点を追う4回には打線が奮起し、一時同点に追いついた。4回1死で佐藤輝明内野手(26)が、日本ハム先発加藤貴の外角へのスライダーを泳ぎながら右手1本で捉え、右越えの14号ソロ。プロ5年目で所属する阪神以外の11球団からの本塁打を達成した。さらに続く大山悠輔内野手(30)が、カットボールを完璧に捉え、左翼スタンド2階席へ運ぶ一時同点の4号ソロ。決勝アーチを放った前夜に続く連発となった。しかし直後の4回裏2死一塁で、門別が山縣に初球を捉えられ、プロ1号となる勝ち越し2ランを献上。地元もマウンドに上がった左腕はこの回で降板となった。5回に登板した2番手工藤も2死一、二塁から万波に中前適時打を浴びるなど、流れを引き戻すことはできなかった。それでも3点を追う8回2死から森下が中前打で出塁すると、佐藤輝が4番手河野の初球を捉えて、この日2本目となる15号2ラン。1点差まで詰め寄り、最後までエスコンフィールドに集まった阪神ファンを沸かせた。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が、完封負けしたカード初戦のリベンジを果たした。前日は握手をかわさなかった阪神藤川球児監督(44)とのメンバー表交換は、グータッチでスタート。同点に追い付かれた直後の4回2死一塁、ルーキーの山県秀内野手(23)が、阪神先発門別からプロ1号となる左越え2ランを放って勝ち越し、リーグ30勝一番乗りを果たした。

◆佐藤輝明内野手(26)が通算100号に王手をかけた。3点を追う8回2死一塁。初球の真ん中に来た146キロ直球を捉えた。中堅方向で左翼寄りのフェンスを越えて1点差に迫る15号2ラン。4回にも14号ソロを放っており、4月20日広島戦以来、今季3度目の1試合2本塁打となった。

◆日本ハム田中正義投手(30)が3季連続の2ケタ10セーブに乗せた。田中は23年にソフトバンクから移籍し、日本ハムで抑えに転向。同年は47試合で25セーブ、24年は53試合で20セーブを挙げていた。

◆日本ハム田中正義投手(30)が、9回を3者凡退で締め、3年連続となる2けたセーブを挙げた。1点リードの9回に登板し、阪神糸原を左飛、ヘルナンデスを見逃し三振、木浪を三ゴロに抑えた。試合後、X(旧ツイッター)では、田中正義に関連するワードの「ジャスティス」「正義執行」がトレンド入りした。試合は、日本ハムが2点を先行したが、4回に佐藤輝明内野手(26)、大山悠輔内野手(30)の連続アーチで同点。その裏に、ドラフト5位ルーキーの山県秀内野手(23)のプロ初本塁打となる決勝2ランで勝ち越した。5回にも万波中正外野手(25)の適時打でリードを3点に広げたが、8回に佐藤輝のこの日2本目となる2ランで1点差に迫られたが、逃げ切った。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が、2本塁打を放った阪神佐藤輝明内野手(26)に感謝した。1点差勝利の試合後に、まずは「今日の佐藤くんのホームランのおかげで(試合が)盛り上がりましたね。あのホームランはデカい」と緊迫の展開に持ち込んだ打撃をたたえた。さらに言葉を続けて「あれで(田中)正義くんが緊張する1点差の場面で抑えるから、また自信につながる」と自軍の守護神の成長にもつながったことを喜んだ。佐藤輝の4回のホームランについて「ホームランを打つ前のスイングでどこかちょっと痛めている感じ...左手かな。ああいう後って嫌だなぁって話をしていたんですよ。力が抜けて、逆に。それでヘッドが走るんで。そしたらホームランを打たれました」と振り返っていた。

◆阪神の連勝が「4」で止まった。先勝して迎えた新庄日本ハムとの2戦目は空中戦。両チームで5本の本塁打が乱れ飛んだ。地元に凱旋(がいせん)した先発門別啓人投手(20)が4回4失点とゲームメークに失敗。2点を追う5回から送った2番手に右腕の工藤泰成投手(23)を投入も2回1失点とリードを広げた。さらに7回から送った同じく右腕のニック・ネルソン投手(29)がレイエス、郡司を打ち取ったが、伏見、万波に連打を許す不安定さを露呈。何とか石井を空振り三振に打ち取ったが、打線は8回の佐藤輝の15号2ランで1点差に詰め寄るのが精いっぱいだった。藤川球児監督(44)は「(門別を)つないだ工藤ですね。やっぱり右のリリーフというところが足りない。すごくゲームの中では大事なところなんですけど。工藤なりネルソンなりっていうところが足りないところですから。もう少し考えていかなければいけない」と振り返った。一方で8回に登板した左腕の桐敷は、左上肢の筋疲労から復帰後初マウンドで3者凡退と好投。「左投手のみんなは十分足りています。工藤にしてもピッチングの組み立てができているのか。ネルソンにしても日本のピッチングを覚えていかなければいけない。そこが足りないと自分が言い続けているんですけど、みんなが学んでそこに上ってきてくれるのであれば、もう少しチームとして強くなるんじゃないかなと思います」と、さらなるレベルアップを願った。▽阪神ネルソン(7回から主軸相手に3番手登板し、1回2安打無失点)「ゼロで抑えられたことはうれしいですけど、(2死から)ヒットを2本許してしまったので。追い込んでからのヒットが悔やまれるので、なくしていきたい」

◆阪神が計5本塁打が飛び出したセパ1位対決第2戦に敗れ、連勝が4でストップした。北海道出身で凱旋(がいせん)登板となった門別啓人投手(20)だったが、4回8安打4失点で悔しい3敗目を喫した。試合後は「今日は何も話せることがないです。試合も思い出せないくらいです」と意気消沈した様子だった。甲子園初先発となった前回5月28日DeNA戦(甲子園)では、5回8安打無失点の粘投で2勝目。藤川球児監督(44)は次回登板について「この前投げて、中6日で今回で、パフォーマンスとして向上していたのか、それとも下がっていたのかというところでいうと、やっぱり年齢のところも踏まえてね、そのあたりをまた明日精査して考えたいと思います」と含みを持たせた。

◆阪神桐敷拓馬投手(25)が復帰後登板を3者凡退で終えた。1点を追う8回に4番手で登板し、松本から3人を12球で料理。5月22日に左上肢の筋疲労のため出場選手登録を抹消され、最短10日間で1日に復帰してからの初マウンドで安定感を見せた。「1点差まで野手陣が追いついてくれたので、流れを渡さないように、(流れを)持ってこられるように意識しました」。今季は19試合1セーブ8ホールド、防御率0・59の頼れる左腕が戻ってきた。

◆阪神桐敷拓馬投手(25)が復帰後登板を3者凡退で終えた。1点を追う8回に4番手で登板し、松本から3人を12球で料理。5月22日に左上肢の筋疲労のため出場選手登録を抹消され、最短10日間で1日に復帰してからの初マウンドで安定感を見せた。「1点差まで野手陣が追いついてくれたので、流れを渡さないように、(流れを)持ってこられるように意識しました」。今季は19試合1セーブ8ホールド、防御率0・59の頼れる左腕が戻ってきた。

◆9試合連続スタメンの阪神ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が来日初のマルチ安打をマークした。6番での先発出場が続いていたが「7番三塁」。第1打席で中前打、同点直後の4回2死の第2打席には左翼線への強烈な打球を飛ばして二塁打とした。「コーチたちからいろいろアドバイをいただいているので感謝。自分も研究などやっていかなきゃいけないことがたくさんある。感覚は良くなってきている」と話した。

◆日本ハム守護神の田中正義投手(30)が3年連続の2桁10セーブに乗せた。1点差の9回に登板し、1死からヘルナンデスを152キロの外角直球で見逃し三振、木浪は151キロの外角低め直球で三ゴロに打ち取り、雄たけびをあげた。「1点差でしたし、昨日も負けてるので、なんとしても今日は勝たなきゃいけないゲームだった。この勝ちを取れたっていうのはうれしかった」と振り返った。

◆会心の「新庄劇場」が決まって前夜のリベンジを果たした。日本ハム新庄剛志監督(53)が「日本生命セ・パ交流戦」の阪神戦(エスコンフィールド)で、メンバー表交換時に藤川監督と笑顔でグータッチ。試合前から本拠地を盛り上げると打線もルーキー山県のプロ初アーチが生まれるなど5点を奪い、今季の交流戦初勝利を挙げた。この日はパ・リーグ6球団がすべて勝利で「面白くないね」と苦笑いした。エスコンフィールドに一瞬、緊張感が走った。試合前のメンバー表交換。新庄監督は前夜、藤川監督に目線も合わせず、握手もしなかった。この日は...と誰もが息をのんで見守る。すると笑顔で登場し、満面の笑みでグータッチ。球場全体から「おー!!」と歓声が上がり、拍手喝采となった。「大正解でしょ、昨日のフリが。今日は、しないと思いました?」。すべて計算通りの「新庄劇場」だった。3日の試合前も単なる"フリ"ではなかった。「真剣勝負でいきたかったから。かわいい後輩とね。まあ、格闘技ですね(笑い)」。交流戦初戦はガチンコ勝負で0-1の敗戦も、試合前から空気感を変えて初戦のリベンジを果たした。ただ、パフォーマンス先行での勝利ではない。指揮官自ら「36勝36敗1分けでしょ。いい戦いしますよね、タイガースと」と話し出した。交流戦での日本ハムと阪神の通算成績をパッと持ち出すところに、真剣勝負を制すために準備を尽くしていることが分かる。「明日のピッチャー、いいんすよ。ずっと見てますけど。ちょっと手ごわいかな」とデュプランティエを警戒しながらも、この日はパが全勝と聞いて「面白くないね」。スリリングな交流戦を期待しつつ、まずは古巣相手に勝ち越しを目指す。【木下大輔】

◆阪神大山悠輔内野手(30)が佐藤輝の直後に2者連続となる4号ソロを放った。1点差に迫った4回1死。カウント1-2と追い込まれてから日本ハム加藤貴の128キロカットボールを捉えた。打った瞬間に虎党は大歓声。高々と上がった打球は左翼スタンドの2階席に飛び込んだ。4番、5番の連続アーチで一気に2点差を追いついた。前日3日の同戦では両チーム唯一の得点となる決勝ソロ。自身2試合連続本塁打とした。試合中には「同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」と意気込んでいたが後の2打席は凡退。チームも敗れて試合後は、2試合連発となった自身の本塁打の質問に対して無言でうなずきバスに乗り込んだ。それでもともに重要な場面で2戦2発。交流戦開始前までは52試合で2本塁打だったが、パ・リーグとの戦いが始まりアーチをかけ続けている。▽阪神糸原(6番指名打者で今季初スタメンで4打数1安打)「まあ、どうですかね。チームが負けたんで、また明日、頑張ります」

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が5日阪神戦(エスコンフィールド)での「新庄劇場」開催を予告?この日は試合前のメンバー表交換時に阪神藤川球児監督(44)と満を持して視線を合わせ、笑顔でグータッチし、場内を大きく沸かせた。前夜の3連戦初戦は握手をせず、目線も送らなかった意味深な"スルー"でファンもざわついていた。新庄監督は「大正解でしょ、昨日のフリが。今日は、しないと思いました?」と笑顔で振り返った。ちなみに、事前に藤川監督と打ち合わせ済みだったのかを問われた新庄監督は「それはもう...へへへへ、ご想像に(笑い)」。では、阪神3連戦3戦目となる5日の試合前は、どんなメンバー表交換となるのだろうか。「またそれ聞いて...マジシャンがネタ、言いますか(笑い)」。藤川監督と繰り広げる「新庄劇場」第3夜も、試合前のメンバー表交換に注目が集まりそうだ。

◆日本ハム玉井大翔投手(32)が阪神大山にリベンジを果たした。3日に決勝弾を浴びた相手と3点リードの6回1死一塁で再戦。「昨日やられてるので、やり返してやろう」。シュートで内角を攻め、最後は外角へ逃げるスライダーで空振り三振。前夜に被弾した投球内容も踏まえて「いろいろ反省するところがあったので、それを生かせた」と6ホールド目となった好救援を振り返った。

◆日本ハムのドラフト5位ルーキー山県秀内野手(23)が、プロ初本塁打を本拠地左翼ブルペンへ放り込んだ。同点に追いつかれた直後の4回2死一塁、阪神門別から放った小6以来の1発が決勝弾となった。今季交流戦1勝を呼び込み、セ・リーグ首位阪神との戦績を1勝1敗のタイに戻した。山県が「おかげさま1号」を放った。4回2死一塁、門別の初球144キロ直球を左翼ブルペンに運んだ。「小6のリトルリーグの時以来の本塁打。今までの野球人生で一番感触のいい当たりだった」と喜んだ。この日は母校早大が東京6大学リーグ3連覇。「オフはいつも一緒に遊んで、ご飯を食べさせたりしていた」という仲良しの後輩・伊藤樹投手(4年=仙台育英)が完投勝利。自身も負けずにプロ1号を放ったが、さすがに「もう祝勝会に行ってますね(笑い)。今日は見てないかな。今度おいしいところに連れて行ってあげたい」と、2人での祝賀会を思い描いた。稲城シニアの中学時代も、早大学院時代も本塁打ゼロの守備職人が、プロ1年目、56打席目で早くも1号。「監督、コーチ、先輩方に声をかけてもらって、おかげさまで打てたホームラン。めちゃくちゃうれしかった」。交流戦前には、新庄監督からDMで「ゆっくりタイミングを取ってポイントを前に」と助言が届いた。この日の試合前は八木打撃コーチから「前に突っ込むのを抑えて」と声をかけられた。守備だけでなく打撃でも開眼するよう気遣う首脳陣の思いに、しっかり応えた。後輩が優勝を逃し悔しいであろう慶大OB郡司の言葉も背中を押した。「キャンプ中から郡司さんに『野球はホームラン。しっかりバットを振れ』と言われ続けたことが結果につながりました」。ライバル大出身の先輩の言葉にも「そこは大学の垣根無く...まあ早稲田が優勝したのでいいかなと(笑い)」。素直に耳を傾け吸収する姿勢が、記念の一打を生み出した。【永野高輔】<山県秀アラカルト>出身 2002年(平14)5月1日、新潟・三条市生まれ、東京都出身球歴 4歳から野球を始め、東京・国分寺第二中時代は稲城シニア、早大学院を経て進学した早大では4年春にベストナイン。東京6大学リーグでは通算62試合出場で54安打趣味 姉の影響で小2からピアノを始め、早大2年まで週1回、教室に通う。得意な曲はショパンの幻想即興曲。「無意識に両手両足を動かせるまで練習する面は野球につながる」特技 6歳から小6まで体操教室に通う。器械体操で培った器用な身のこなしが好守の源で「空間認識能力が鍛えられた」卒業論文 商学部で投資などの企業リスクマネジメントについて研究目標の選手 鳥谷敬サイズなど 176センチ、80キロ。右投げ右打ち。50メートル走は6秒1好きな有名人 Little Glee Monster

◆日本ハム万波中正外野手(25)がリーグトップタイの11号を含む、今季3度目の猛打賞で勝利に貢献した。2回先頭で門別の初球を捉えバックスクリーンへ。5回2死一、二塁では中前適時打を放ち、打点もリーグトップに並ぶ28に伸ばした。セ・リーグのキング佐藤輝も2発で15号。「違うリーグの、いろんな部門のトップを走っている選手を見ながらやれている。いろんな刺激を受けながらもっと数字を伸ばせたら」と思い描いた。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が「虎のプリンス」時代を思い出した。エスコンフィールドには連日、多くの阪神ファンが詰めかけて大声援を送っている。この日の試合後に「ここ(エスコンフィールド)がタイガースのホームのようで。久々に、なんかタイガースの選手に戻った感じ。懐かしいなぁと思いながら」と笑顔を見せながら、試合中の雰囲気を思い返していた。日本ハムが陣取る一塁側ベンチから真正面方向となる三塁側内野スタンドが、阪神応援団の中心位置。逆に日本ハム応援団は一塁側ベンチの背後の位置関係となるため、大声援の伝わり方が変わる環境でもある。それを踏まえて新庄監督は「すごい...負けてほしくないですね、ファイターズの応援も。(ベンチから見た)角度にもよると思うんですよね。ファイターズの応援がこっち(真正面)だったら『うわ、すげえな』ってなるかもしれないけど、こう(背後)でしょ。マイクかなんか仕込んで、スピーカーで大きくしてもらおうかな」と冗談交じりに提案していた。

◆日本ハムのドラフト5位ルーキー山県秀内野手(23)が、プロ初本塁打を本拠地左翼ブルペンへ放り込んだ。同点に追いつかれた直後の4回2死一塁、阪神門別から放った小6以来の1発が決勝弾となった。今季交流戦1勝を呼び込み、セ・リーグ首位阪神との戦績を1勝1敗のタイに戻した。あの涙があったから、日本ハム山県は強くなれた。「自分だけ素直に喜べなかった」のが5月9日楽天戦。5回にセーフティースクイズを失敗していた。チームは勝ったが、試合後にベンチで谷内内野守備走塁コーチから声をかけられると涙が出てきた。「ロッカーまで我慢しようと思ったんですけど、あそこで緊張が切れちゃって...情けないなって。スクイズ失敗が悔しくって」。勝敗を左右しかねないミスが頭から離れなかった。気持ちを落ち着かせることができたのは、球場からの帰り道。「奈良間さんとジェイさん(野村)にずっと笑わせてもらった」。先輩たちの車に乗せてもらい、沈んだ心を明るくしてもらった。さらに「こんな日、いくらでもあるから」とも言ってもらって立ち直ったルーキー。この日は素直にチームの勝利を喜べた。【日本ハム担当=木下大輔】

◆阪神佐藤輝明内野手(26)が「日本生命セ・パ交流戦」の日本ハム戦(エスコンフィールド)で進化した姿を披露した。4回1死から右手1本で右翼席に14号ソロをガツン。阪神以外の全11球団からの本塁打を達成した。さらに8回には中堅左に15号2ラン。通算100号に王手をかけた。チームは両軍合わせて5発の空中戦に敗れて連勝が4でストップ。セ・パ首位チーム対決は1勝1敗で第3ラウンドを迎える。周囲の心配を、佐藤輝は一撃で吹き飛ばした。4回。先発加藤貴の内角のボールに対し、スイングしかけたところで左手を直撃した。一時はうずくまり、トレーナーも駆けつけた。虎党もざわつく中で、再び戻った打席。左手を使うことなく、外角のスライダーを右手1本ですくい上げた。「普段は、ああいうので入ったりしないので。1本目はちょっとラッキーな部分はありました」高い弾道で、右翼席にそのまま飛び込む今季14号ソロ。自他ともに驚く衝撃の1発だった。ベンチに戻ると両手を挙げて肩をすくめて「Why」ポーズを披露した。3点を追う8回2死一塁には、左腕河野の初球146キロ直球を強振。中堅フェンスを越える、この日2本目の15号2ランとなった。「2本目は良かったと思います」。結果的には空砲となったが、反撃ムードを演出する2本塁打だ。これで12球団本拠地での「本塁打制覇」に、みずほペイペイドームを残して王手。日本ハム戦での自身初本塁打となった。プロ5年目。阪神を除く全11球団全てのカードでの本塁打を達成した。昨季まで日本ハム戦はパ・リーグとのカード別打率ワーストの1割6分2厘。特に敵地エスコンフィールドでは8打数無安打だった。前夜も4打数無安打に倒れていた中で挽回の2発。両リーグ断トツの15本塁打、40打点を挙げる主砲が、ひと味違う今季の打撃を見せつけた。この日の2発で通算本塁打数は99本に到達。大台の通算100号にもいよいよリーチとなった。「意識はしていないので。1日1日頑張ります」。ボールの当たった左手の影響にも「特にないです」と問題なしを強調。頼れる主砲が、パ・リーグ首位の相手にも持ち味を見せつけた。【波部俊之介】

◆3戦連続で零封勝利中の阪神は、北海道出身の門別啓人投手(20)が凱旋(がいせん)登板に挑む。5月28日のDeNA戦(甲子園)でプロ2勝目をあげた左腕。生まれ育った北の大地で成長をみせる。糸原健斗内野手(32)が「6番・DH」で今季初めてスターティングラインナップに名を連ねた。

◆5日の日本ハム戦(エスコン)に先発する阪神のジョン・デュプランティエ投手(30)=前ドジャース3A=は、試合前にキャッチボールなどで調整した。今季は7試合に先発して1勝2敗、防御率1・80。計40イニングで50個の三振を奪っている。3日の試合で早いカウントでの仕掛けが目立った日本ハム打線ついて、「いいことだと思いますし、僕もそれは好き。やっぱり野球の魅力はボールが来てしっかり打つことや、バッターがスイングすること。才木投手もすごくいいピッチングをしてくれていたので、参考にしながら自分も楽しみたい」と対戦を心待ちにした。北の大地には初上陸。デュプランティエは北海道グルメも堪能した。「ザンギ、メッチャオイシイ。ユズコショウ、オンザザンギ、ベリーグッド」と日本語を披露。一般的な唐揚げよりも味付けが濃いことが特徴の、北海道名物ザンギがお気に入りだと明かした。文化の違いも実感。「関西圏では『知らんけど』って伝わるけど、こっちでは伝わらない。冗談で『知らんけど』って言っても、『は?』っていう顔をされるので、そこだけちょっと(笑)」。関西の文化に染まった助っ人右腕が、ご当地グルメの力も借りて2勝目を目指す。

◆試合直前のメンバー表交換で、日本ハム・新庄剛志監督と阪神・藤川球児監督がグータッチを交わし、場内を大いに盛り上げた。前日3日のメンバー表交換では、両者目を合わせず、握手も交わさなかった。この日のメンバー表交換にも注目が集まった中で、審判団と握手を交わし、最後にグータッチ。その後、新庄監督の指差しに、藤川監督は拳を固く握って応えた。藤川監督と新庄監督は、現役時代にともにプレーした間柄。セ・パ首位対決の第2ラウンドは大歓声から始まった。

◆阪神先発の門別啓人投手が一回に先制を許した。0-0の一回、先頭の水谷、清宮に連打を浴びて無死一、二塁。レイエスを併殺打に仕留めたが、4番・郡司に中前適時打を浴びた。チームとして5月30日の広島戦(マツダ)以来、28イニングぶりの失点となった。

◆阪神・門別啓人投手が万波に一発を浴び、追加点を献上した。0-1の二回、先頭の万波への初球、真ん中142キロ直球を完璧に捉えられ、バックスクリーンに運ばれた。その後2死三塁のピンチを背負ったが、水谷をフォークで空振り三振。最少失点で切り抜けた。

◆阪神が佐藤輝明内野手、大山悠輔内野手の連続本塁打で同点に追いついた。0-2の三回1死、日本ハム・加藤貴の外角変化球を佐藤輝が泳ぎながら捉えた。右翼方向へ上がった打球はぐんぐん伸び、スタンドぎりぎりに着弾。6月1日の広島戦(マツダ)以来となる14号は11球団制覇弾というおまけつきとなった。1点差に詰め寄り、打席には3日の同戦で本塁打を放った大山。高めに浮いた変化球を一閃し、打った瞬間本塁打を確信する一発で試合を振り出しに戻した。阪神・佐藤輝 「打ったのはスライダー。先制されていたので、早めに取り返したいと思っていました。しっかり打ち返せて良かったです」阪神・大山 「打ったのはカットボールかな。同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」

◆阪神・門別啓人投手が勝ち越しの2ランを浴びた。佐藤輝、大山の連続本塁打で同点に追いついた直後の四回。2死一塁から、日本ハムのD5位・山県(早大)に初球144キロ直球を捉えられ、左翼後方に設置されたブルペンに着弾。ルーキーにプロ初本塁打を献上し、この回限りで降板した。

◆おもしろいように打球が飛んで行った。2点ビハインドから佐藤輝&大山が2者連続本塁打。虎打線の重厚感を見せつけ、劣勢だった試合も一瞬で振り出しに戻した。相手先発の加藤貴は2021年以来4年ぶりの対戦。前回対戦は札幌ドームで五回途中7失点とKOしていた。3日は大山のソロのみの1点を守り切る辛勝だったが、好相性の投手に、虎打線爆発を期待する道産子虎ファンに応えた。まずは佐藤輝。0-2の四回1死走者なし。カウント2―2から外に逃げていく変化球を泳ぎ気味に打ったが、これが右翼スタンドギリギリに着弾。2試合ぶりの一発は11球団制覇弾となるキング独走の14号。「打ったのはスライダー。先制されていたので、早めに取り返したいと思っていました。しっかり打ち返せてよかったです」と自画自賛のスイングで反撃ののろしを上げた。これだけでは終わらないのが今年の打線。続いて打席に入った大山は1―2からカットボールを思い切り振りぬいた。勢いよく高々と飛んだ打球を見て本塁打を確信。昨年8月21、22日のヤクルト戦(京セラ)以来の2戦連続弾で一時同点に追いついた。「打ったのはカットボールかな。同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」と四回には日本ハムのドラフト5位・山縣(早大)がプロ初アーチとなる2ランで勝ち越されてしまったが、迫力のある攻撃を見せつけた。セ・パ首位決戦第2ラウンドは試合前から異様な空気が漂っていた。3日のメンバー表交換では両監督が握手を交わさず、目も合わさなかったが、この日は新庄監督からグータッチを求め、藤川監督も笑顔で応じ、大歓声が起こった。日本ハムも万波が二回にソロを放ち、4回までに両軍合わせて4本塁打が飛び出す乱打戦。佐藤輝と大山が北のフルスイング集団と空中戦で真っ向勝負を受けて立った。(渡辺洋次)

◆日本ハムのドラフト5位ルーキー、山県秀内野手(23)=早大=がプロ1号本塁打を放った。同点に追いつかれた直後の四回2死一塁で左翼に運んだ。「これまでの野球人生で一番気持ちがいい瞬間でした。今日は母校の早稲田大のリーグ優勝が決まり、試合前に勇気と感動をもらいました。節目の日に打つことができてよかったです」と声を弾ませた。

◆阪神・佐藤輝明内野手(26)がこの日2本目となる15号2ランを放った。2-5の八回2死一塁。日本ハム・河野の初球146キロ直球をはじき返すと、打球は中堅方向へ伸び、スタンド最前列に飛び込んだ。四回の第2打席にも右翼へソロ本塁打を放っており、この日2本目の一発で12球団最速の40打点に到達。本塁打、打点とセ界の2冠を突っ走っている。

◆阪神が日本ハムに惜敗し、連勝は4でストップ。セ・パ首位対決は1勝1敗となった。0-2の四回、佐藤輝明内野手の11球団制覇弾となる14号ソロで1点差に詰め寄ると、続く大山悠輔内野手が特大の4号ソロ。2者連続弾で同点に追いついた。さらに2-5で迎えた八回に、佐藤輝がこの日2本目となる15号2ラン。通算100本塁打まであと「1」とし、両リーグ最速で40打点に到達した。しかし、先発の門別啓人投手が日本ハム打線に打ち込まれた。同点に追いついた直後にD5位・山県(早大)に勝ち越し2ランを浴びるなど、4回8安打4失点。地元・北海道に凱旋登板となったが、悔しい結果に終わった。

◆日本ハムが逃げ切った。2―2と追い付かれた直後の四回、新人の山県のプロ1号の2ランで勝ち越し、五回は万波の適時打で加点。加藤貴が3勝目。阪神は門別が劣勢を招き、佐藤輝が2本塁打を放っても連勝が4で止まった。

◆阪神は佐藤輝明内野手(26)が今季3度目の1試合2本塁打を放ちながらも、連勝が「4」で止まった。球団初の4戦連続ゼロ封勝利がかかった試合で門別啓人投手(20)が一回2死三塁、郡司裕也捕手(27)に中前へ運ばれて先制点を献上。二回には万波中正外野手(25)のソロ本塁打で、2点目を失った。打線は四回1死、佐藤輝が右越え14号ソロ。大山悠輔内野手(30)も4号ソロで続いて追いついた。しかし門別がその裏、2死から山縣秀内野手(23)に2ランを浴びて降板した。育成D1位・工藤泰成投手(23)=四国IL徳島=も五回2死から5点目を奪われた。11球団制覇弾の佐藤輝は八回の2ランで通算99本塁打。大山とのアベック弾は今季初で通算13度目。セ6球団が全敗し、2位DeNAとは2・5差のまま。

◆中日、西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(71)は、2本塁打の佐藤輝明内野手(26)を絶賛。その一方でビハインドで登板する投手の整備を訴えた。エスコンフィールドが狭いといっても、佐藤輝の2発はお見事。特に1本目はタイミングをズラされても空振りせず対応する技術を身に付けた。サトテルを絶賛しよう、と思っていた。が、やはり寂しい投手陣を指摘せずにはいられない。特に気になったのは2番手・工藤、3番手・ネルソンの内容のなさだ。いわゆるビハインドで登板する投手のデキは、今後の戦いにも影響する。工藤はキャンプから一気に支配下登録された時期のハツラツさが全く感じられない。プロの怖さを知ることは、悪いことではないが、逃げの投球になっている。五回、簡単に2死を奪いながら四球を与え、連打で失点。これが結果的に致命傷の1点になった。阪神の勝ちパターンが盤石なのは分かる。でも、毎度毎度、先行逃げ切りはできない。ビハインドでも、2番手以降が頑張れば試合は崩れないし、逆転の可能性は膨らむ。2番手が崩れたら試合は完全に終わる。負けている状況で登板する投手の整備は、今後の戦いの中で大きなポイントだ。

◆「6番・DH」で今季初スタメンの阪神・糸原は二回2死走者なしから直球をはじき返し、遊撃への内野安打で出塁。続くヘルナンデスの中前打で一、二塁のチャンスを作った。しかし、その後の打席は凡退。1点を追う九回先頭でも左飛に倒れた。「チームが負けたので、また明日頑張ります」と球場を後にした。

◆阪神・桐敷が八回に4番手で登板。左上肢筋疲労から1軍復帰後初登板を、三者凡退で終えた。「力まないように。1点差まで野手陣の方が追いついてくれていたので、流れを渡さないように、もう一回持ってくるというのを意識しました」マルチ安打を記録していた松本剛を遊ゴロに仕留めると、プロ初アーチを放ったドラフト5位・山県(早大)を中飛、最後は矢沢をフォークで空振り三振に斬った。「最初は緊張はしましたが、いざマウンドに上がれば普段通りに今日はできたかなと思います」これで登録抹消前から13試合連続無失点で防御率0・50。頼もしい昨年の最優秀中継ぎ投手が、ブルペンに戻ってきた。(渡辺洋次)

◆3日に決勝ソロを放った阪神・大山は四回、佐藤輝の14号に続いて打席に入ると、カットボールを一閃。高々と左翼方向へ飛んだ打球を見て本塁打を確信した。「同点にできたのは良かったですが、また勝ち越されてしまったので、次の打席も頑張りたいと思います」と気合を入れ直したが...。昨年8月21、22日のヤクルト戦(京セラ)以来の2戦連続弾もチームの敗戦を悔やんだ。

◆日本ハムの万波が11本塁打、28打点でリーグトップに並んだ。一発は二回、先頭で門別の初球速球を捉えた当たりは、高い弾道で中堅フェンスを越え「完璧だった」と納得する打撃だった。五回には中前にチーム5点目を生む適時打。結果的にこの1点が大きかった。七回にも中前に運び、今季3度目の3安打とした。

◆五回から2番手で登板も2死後に失点した阪神・工藤は「いつもと同じで2アウト、2ストライクと追い込んでから丁寧さが欠けてしまった」と反省。六回にも2死から四球を出す悪い癖が出た。七回に登板したネルソン(前フィリーズ)は無得点に抑えたが、2安打を浴び「追い込んでからのヒットが自分的には悔やんでいる」と唇をかんだ。

◆俺は大志を抱く! 阪神は「日本生命セ・パ交流戦」で日本ハムに4-5で敗れ、連勝は4で止まった。佐藤輝明内野手(26)は四回に14号ソロを放ち、11球団制覇弾。八回には15号2ランで通算100本塁打に王手をかけた。両リーグ最速で40打点に到達。セ・パ首位対決には敗れたが、幸いにもセ・リーグは全敗。絶好調の主砲がいる限り、虎はいつでも再出発できる!北の大地に衝撃を与えた。耳をつんざくような大歓声。甲子園のような熱気を一身に浴びて、佐藤輝はダイヤモンドを〝2周〟した。球団5人目となる11球団制覇弾。さらに通算100号にも王手をかけた。「普段はね、ああいうので入ったりはしないので、1本目はちょっとラッキーな部分はありました。2本目は良かったんじゃないかなと思います」自身も驚きを隠せなかった1本目は、反撃ののろしを上げる一発。0-2の四回1死、加藤貴の外に逃げていく変化球を泳ぎながらバットに乗せた。ここには浜風もない。甲子園だと押し戻されているであろう打球は右翼スタンド最前列に着弾。ベンチ前で〝何で入った?〟とばかりに両手を広げて首をかしげた。2本目は手応え十分の一発。2-5の八回2死一塁で、今季15ホールドを挙げる河野から1点差に詰め寄る15号2ラン。初球146キロ直球を完璧に捉えて中堅後方にたたき込んだ。3打点を挙げ、両リーグ最速で40打点。セ・リーグ2冠をがっちりとつかんでいる。

◆振り返ればターニングポイントは五回だった。打線の持つ反発力は信じている。だからこそ、ビハインドの場面を任せるリリーフ陣がカギ。悔しい1点差の敗戦に、阪神・藤川球児監督(44)は課題を挙げた。「やっぱり右のリリーフが足りない。そこはゲームの中で大事なところ。もう少し考えていかなければいけない」2-4で迎えた五回。指揮官は先発・門別から育成D1位で入団し支配下登録された工藤(四国IL徳島)をマウンドに送った。右腕は簡単に2死を奪う。しかし、4番・郡司への四球を皮切りに2死一、二塁のピンチを背負うと、万波の中前適時打で1点を失った。八回に佐藤輝が2ランを放ち、1点差に詰め寄っただけに、終わってみれば痛恨の1失点。もちろん、防御率0・36と今季も抜群の安定感を誇る石井や、難病から復活し、登板14試合連続無失点中の湯浅と、虎の中継ぎ右腕は他球団がうらやむほど充実している。

◆生まれ育った北海道に凱旋し、念願のマウンドに上がったが、日本ハム打線の壁にはじき返された。3敗目を喫した門別は言葉を絞り出した。「きょうは何も話せることがないです。試合も思い出せないくらいです」立ち上がりからリズムに乗れなかった。一回、先頭から連打を浴びると、2死三塁となって郡司に中前適時打を許して先制点を献上。続く二回も万波に中堅へのソロを被弾した。さらに追いついてもらった直後の四回にも2死から安打で走者を許し、ドラフト5位・山県(早大)に甘く入った初球を痛打されて勝ち越し2ランを浴びる。4回8安打4失点でノックアウトされた。「立ち上がりからカウント負けしてしまってボールが甘くなってしまいました。試合のなかで修正することができず、自分のピッチングができませんでした」初めての地元での公式戦登板。北海道日高町出身で、東海大札幌高から阪神に入団した門別にとって、エスコンフィールドのマウンドは憧れの場所だった。高校時代には球場の建設が進む中、北海道の盛り上がりも感じていた。2023年オフには、いとこが出場した試合の観戦に訪れ「今まで日本にはなかったような、とてもきれいな球場でした」と鮮明に記憶に焼きつけた。そんなマウンドに立つことはできたが、思うような姿は見せられず、ホロ苦かった。

◆野球人生最高の日だ。日本ハムのドラフト5位・山県秀内野手(23)=早大=が4日、阪神2回戦(エスコン)で決勝のプロ1号本塁打を放った。同点に追いつかれた直後の四回2死一塁で左越え。同日に東京六大学野球リーグで3季連続49度目の優勝を決めた母校にも花を添えた。伏兵の一発で逃げ切った日本ハムはリーグ30勝一番乗りとなった。ホームランに縁のなかった野球人生。中学、高校、大学と公式戦は0本。実に小学6年のリトルリーグ以来の本塁打に、山県はダイヤモンドを一周する速度に戸惑いながらも、存分に幸せをかみしめた。「これまでの野球人生で一番気持ちがいい瞬間。そして一番の感触でした」。2-2の四回2死一塁。初球の144キロの直球を左翼に運んだ。アクロバティックな守備に加えて、特技はピアノ。人気野球漫画「ドカベン」に登場する殿馬一人から「リアル殿馬」の異名を取る。遊撃守備は超一級品との評価を受けながらも、課題は打撃だった。少しでも飛距離を伸ばすために、除脂肪体重を4キロ増やした。その中、交流戦開幕前日の2日。新庄監督から「ゆっくりタイミングを取って、ポイントを前にして!」とのダイレクトメッセージ(DM)が届いた。それを意識した結果のプロ1号だった。

◆わが阪神いい負けだったわ~! 実は今は亡き俺のおやじ、芳三は巨人ファンで、後楽園(巨人の本拠地)で試合を見た帰り「いや~、今日は巨人負けたけどいいもの見たよ!」「長嶋さんがヒット打ったんだ?」の母親の声に「バカ野郎! 三振だよ! 三振!! 長嶋のヒットはしょっちゅう見られるけど、三振はめったにねーぞ! しかも2三振だかんな! ああいいモノを見た!!」。こんな昭和40年代のわが家の風景と本日のエスコンでの日本ハム戦の敗戦が重なったのだった...。これまた実はだけど、本日俺の次男、虎太郎は猛虎応援に北海道へ...。その試合で阪神は敗れたけど、佐藤輝のセ・リーグ独走の14、15号は見られるわ、万波のパ・リーグトップに並ぶ11号は見られるわ、さらに日本ハムのルーキー山県のプロ初ホームランまで見られたら、負けてもオジイちゃんに勝ったよ! 何せ、あっちは三振で喜んでんだからさ、ムフフ...。そして、本日の試合、先発・門別のコントロールの甘さ、2番手・工藤の四球病、助っ人投手ネルソンの威圧感のなさ、納得の負けだから痛くもかゆくもなーし!!

◆訃報から一夜明けても、日本列島は「ミスター逝く」の情報が山のように...。偉大な野球人と接した人たちが次から次へコメントを発する。改めて、長嶋さんのすごさを実感した。早朝には松井秀喜氏が弔問。ビッグスターの〝出現〟に朝の情報番組も必死で生中継していた。阪神が滞在している北の大地でも、やっぱり「ミスター」だったようだ。「4日付のサンスポは、1面をめくったら、あの有名な長嶋さんが空振りしてヘルメットが宙を飛ぶ写真が2ページぶち抜きで載っていたじゃないですか。あれを、北海道のテレビでも紹介していました。エッ?! 僕は寝ていて見ていなかったんですが、中屋先輩が見たと言っていました」自分発ではなく、伝聞情報を伝えてくれたのはトラ番・萩原翔。入社2年目の若者は、当然のように朝は得意ではない。「ホテルの朝食はバイキング形式で、北の海産物が山のように出ている...らしいです。イクラを好きなだけ、あふれるぐらいゲットしても文句を言われない...らしいです。目覚ましをセットして、食べに行こうとしているんですが...」一応、目が覚めるのだが、真夜中まで遊びまわっているためか「あまり空腹にもなってないから、二度寝して、まだ食べに行けていないんです。帰るまでに、こぼれんばかりのイクラを食べたいとは思っています」とは萩原の説明。実は、北海道では、ミスターの続報以上に〝こぼれんばかり〟の情報があった。「猛虎襲来」両リーグ1位同士対決となった阪神との交流戦の話題はもちろんだが、怒涛のように押し寄せた阪神ファンの話が、朝のテレビ、ラジオを〝ジャック〟していたらしい。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
200 1.000
(-)
-
(-)
1612
(+8)
2
(+2)
3
(+3)
2
(+2)
0.322
(↑0.026)
1.000
(↓1)
1
(-)
西武
200 1.000
(-)
0
(-)
165
(+4)
2
(+2)
0
(-)
2
(+1)
0.224
(↑0.081)
0.450
(↓0.45)
3
(-)
ロッテ
100 1.000
(↑1)
0.5
(↓0.5)
175
(+5)
3
(+3)
2
(+2)
0
(-)
0.200
(↑0.2)
3.000
(↓3)
4
(2↑)
楽天
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
166
(+3)
7
(+1)
1
(+1)
0
(-)
0.265
(↑0.03)
3.000
(↑2)
4
(3↓)
DeNA
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
167
(+1)
6
(+3)
1
(-)
1
(-)
0.227
(↓0.038)
2.650
(↓0.65)
4
(3↓)
広島
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
166
(+1)
8
(+6)
0
(-)
0
(-)
0.278
(↓0.097)
4.240
(↓2.24)
4
(2↑)
ORIX
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
168
(+6)
6
(+1)
1
(-)
1
(+1)
0.296
(↑0.09)
2.000
(↑1)
4
(2↑)
日本ハム
110 0.500
(↑0.5)
1
(-)
165
(+5)
5
(+4)
2
(+2)
2
(+1)
0.239
(↑0.114
2.500
(↓1.5)
4
(3↓)
阪神
110 0.500
(↓0.5)
1
(↓1)
165
(+4)
5
(+5)
4
(+3)
3
(-)
0.197
(↑0.009
2.650
(↓2.65)
10
(-)
巨人
010 0.000
(-)
1.5
(↓0.5)
173
(+3)
5
(+5)
0
(-)
1
(+1)
0.219
(↑0.219)
5.630
(↓5.63)
10
(4↓)
ヤクルト
020 0.000
(-)
2
(↓1)
162
(+2)
5
(+4)
0
(-)
1
(-)
0.222
(↑0.011)
1.960
(↓1.96)
10
(4↓)
中日
020 0.000
(-)
2
(↓1)
162
(+2)
12
(+8)
1
(+1)
2
(+1)
0.212
(↓0.053)
6.750
(↓2.25)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
31212 0.596
(↓0.012)
-
(-)
89183
(+4)
126
(+5)
31
(+3)
45
(-)
0.241
(-)
2.110
(↓0.06)
2
(-)
DeNA
27223 0.551
(↓0.012)
2.5
(-)
91176
(+1)
136
(+3)
26
(-)
28
(-)
0.238
(↓0.001)
2.340
(↓0.02)
3
(-)
巨人
28251 0.528
(↓0.01)
3.5
(-)
89165
(+3)
168
(+5)
37
(-)
24
(+1)
0.242
(↓0.001)
2.760
(↓0.05)
4
(-)
広島
25242 0.510
(↓0.011)
4.5
(-)
92156
(+1)
142
(+6)
21
(-)
15
(-)
0.240
(↓0.002)
2.490
(↓0.07)
5
(-)
中日
23282 0.451
(↓0.009)
7.5
(-)
90121
(+2)
164
(+8)
24
(+1)
28
(+1)
0.216
(↓0.002)
2.890
(↓0.11)
6
(-)
ヤクルト
14332 0.298
(↓0.006)
14.5
(-)
94122
(+2)
203
(+4)
19
(-)
16
(-)
0.220
(-)
3.600
(↓0.01)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
30212 0.588
(↑0.008)
-
(-)
90180
(+5)
141
(+4)
50
(+2)
28
(+1)
0.229
(↑0.002
2.230
(↓0.03)
2
(-)
西武
29230 0.558
(↑0.009)
1.5
(-)
91151
(+4)
132
(+2)
24
(-)
37
(+1)
0.237
(↑0.001)
2.350
(↑0.03)
3
(-)
ORIX
26223 0.542
(↑0.01)
2.5
(-)
92178
(+6)
181
(+1)
36
(-)
25
(+1)
0.263
(↑0.002)
3.210
(↑0.04)
4
(-)
ソフトバンク
26242 0.520
(↑0.01)
3.5
(-)
91188
(+8)
161
(+2)
33
(+3)
36
(+2)
0.247
(↑0.002)
2.700
(↑0.02)
5
(-)
楽天
24271 0.471
(↑0.011)
6
(-)
91140
(+3)
159
(+1)
20
(+1)
54
(-)
0.237
(↑0.001)
2.910
(↑0.04)
6
(-)
ロッテ
18310 0.367
(↑0.013)
11
(-)
94128
(+5)
175
(+3)
27
(+2)
16
(-)
0.213
(-)
3.350
(-)