1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 1 | 5 | 6 | 0 | 1 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 7 | 3 | 2 |
勝利投手:伊藤 大海(6勝2敗0S) (セーブ:孫 易磊(0勝0敗1S)) 敗戦投手:有原 航平(2勝5敗0S) 本塁打 |

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◆日本ハムは5回表、清宮幸のソロと伏見の適時打で2点を先制する。直後に同点とされるも、8回に石井のスクイズなどで2点を挙げ、勝ち越しに成功した。投げては、先発・伊藤が7回2失点の好投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、守備の乱れから痛い失点を喫した。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が約2カ月ぶりに1軍合流した。そのまま出場選手登録され「緊張感だったりそういうのも絶対にあると思うので。まずは自分のスイングをすることだと思います」と言葉に力を込めた。近藤は開幕1軍スタートも、4月2日に腰を手術。その後はリハビリ組で調整し、復帰過程で右太もも裏に違和感を訴えたが、万全な状態で戦列復帰した。実戦復帰となった23日の阪神との2軍戦(SGL)は「2番右翼」でスタメン出場。3回先頭の第2打席でバックスクリーンの右へ運ぶ豪快アーチも放った。計2試合に出場し、6打数4安打の打率6割6分7厘、1本塁打、1打点の貫禄ぶりを示していた。昨季は首位打者とMVPをダブル獲得した球界屈指の好打者。パ4位から上位浮上へ、背番号3の復帰は大きい。
◆ソフトバンクのイヒネ・イツア内野手(20)、大野稼頭央投手(20)がプロ初の1軍昇格した。イヒネは22年ドラフト1位で誉(愛知)から入団。高卒3年目の今季はウエスタン・リーグで計36試合に出場し、打率1割7分6厘(108打数19安打)、1本塁打、16打点だった。小久保裕紀監督(53)は昇格理由について「何かを感じて帰ってほしい。将来のための刺激の1つ。チームの将来も含めてです」と明かした。大野は同4位で入団した。鹿児島県の奄美大島出身で、高校時代は県立校の大島で春のセンバツに出場。「離島の星」として注目を集めた左腕だ。今季はウエスタン・リーグで計5試合に登板。計7回2/3を投げ、防御率1・17と抜群の安定感を見せていた。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が「3番右翼」で開幕カード3戦目以来のスタメン復帰を果たした。4月2日に腰を手術。その後はリハビリ組で調整し、復帰過程で右足の太もも裏に違和感を訴えるも、万全な状態で戦列復帰した。2軍で2試合に出場し、打率6割6分7厘、1本塁打、1打点の貫禄ぶりを示した。先発は今季ここまで2勝4敗、防御率4・50からの復活を目指す有原航平投手(32)が中10日でマウンドに上がる。対日本ハムには通算5試合に先発し、0勝2敗と古巣初白星を狙う。
◆フジテレビの宮本真綾アナウンサー(23)がセレモニアルピッチを務めた。マウンドから捕手に投じた1球は、ワンバウンド投球で左へ大きく外れた。大役を終え、第一声に「悔しい~。悔し過ぎます」と肩を落とし「しっかり投げ込んで肩をつくってきたんですけど...。本番に弱い形になってしまいました」と振り返った。宮本アナウンサーは福岡県出身。西南学院大時代に、みずほペイペイドームで売り子をやっていた。1日に230~240杯を売り上げた実績もある。そんな思い入れのある地で人生初めてのセレモニアルピッチに「こういった機会をいただいてうれしく思います」と話した。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が1軍復帰し、いきなり快音を響かせた。「3番右翼」でスタメン出場。初回2死の第1打席に右前打を放った。フルカウントからの7球目、日本ハム伊藤の内角低め直球を仕留めた。近藤は開幕1軍スタートも、4月2日に腰を手術。その後はリハビリ組で調整し、復帰過程で右太もも裏に違和感を訴えたが、万全な状態で戦列復帰した。実戦復帰となった23日の阪神との2軍戦(SGL)は「2番右翼」でスタメン出場。3回先頭の第2打席でバックスクリーンの右へ運ぶ豪快アーチを放った。計2試合に出場し、6打数4安打の打率6割6分7厘、1本塁打、1打点の貫禄ぶりを示していた。
◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が26歳初アーチを描いた。5回1死、有原から16試合ぶりの先制右越え4号ソロ。「(伊藤)大海さんがいいピッチングをしていたので、早く点を取りたいと思っていました」。新庄監督は(博多弁で)「『タイミングが遅かろうが』って(笑い)。『少し早くタイミング取らんか』って、言うたとですよ。そしたら、初球を"カポン"って」。助言通りの1発だった。
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が小技をたたみかけて勝ち越しに成功した。2-2の8回。先頭の伏見が二塁打で出塁すると、代走で俊足の矢沢が登場。山県の犠打でソフトバンク先発の有原の失策を誘って無死一、三塁とした。続く浅間の初球で新庄監督は「セーフティースクイズ」を仕掛けた。ただ、ボール球で浅間は見逃し。その瞬間に少しだけ三塁走者の矢沢が飛び出したところで、ソフトバンク海野が三塁へ送球も、矢沢のヘルメットの後頭部付近にボールが直撃。その間に一塁走者の山県が二塁へ進んだ。浅間は空振り三振となって1死二、三塁となると、新庄監督は続く五十幡の初球と3球目に「セーフティースクイズ」を仕掛けたが、ともにファウルで失敗。カウント1-2と追い込まれた五十幡は4球目を打って二ゴロとなったが、三塁走者の矢沢は本塁へスタート。前進守備の二塁牧原大はバックホームも、矢沢のヘッドスライディングが早く、勝ち越しの1点となった。おそらく「ゴロゴー」もしくは「ギャンブルスタート」のサインが出ていたとみられる。ギリギリの攻防を制して勝ち越すと、続く石井の初球で五十幡が二盗に成功。再び1死二、三塁とすると、新庄監督は「2ランスクイズ」を選択。2球目を石井が見事に一塁線へ転がして、三塁走者の山県が生還。続いて二塁走者の五十幡が本塁を狙ったが、ソフトバンク内野陣も冷静な連係を見せて、本塁でタッチアウト。新庄監督も悔しそうに苦笑いを浮かべたが、小技を仕掛けまくって2点を勝ち越した。
◆日本ハムが小技で難敵のソフトバンク有原を攻略し、接戦となったカード初戦を制した。5回に清宮幸の先制4号ソロ、伏見の適時打で2点を先制。その裏に先発伊藤が山川と周東にソロ本塁打を浴びて同点とされたが、8回に五十幡の二ゴロの間に三塁走者の矢沢が生還(記録は野選)。さらに石井のスクイズも決まって2点を勝ち越した。先発伊藤は7回2失点でハーラートップタイの6勝目。8回は河野がピンチを背負いながらも無失点で切り抜け、9回は孫易磊が締めくくってプロ初セーブを挙げた。これで5月は12勝7敗2分けとなり、3試合を残して月間勝ち越しを決めた。
◆ソフトバンクが日本ハムに競り負け、再び借金生活に戻った。先発マウンドに上がった有原航平投手(32)が8回を投げ5安打4失点で今季5敗目。2-2で迎えた8回1死二、三塁で日本ハム五十幡の二ゴロ間に1点の勝ち越しを許した(記録は野選)。なおも1死二、三塁では3番石井にスクイズを許し、リードを2点差に広げられた。これで有原は対日本ハムに通算6試合目の登板となったが、古巣初勝利を挙げることはできなかった。打線は0-2の5回に7番山川穂高内野手(33)がパトップタイに並ぶ今季9号ソロを放った。さらに、同2死で1番周東佑京内野手(29)の今季1号ソロで一時は同点に追いつく意地は見せた。今季は本拠地で日本ハム戦は開幕4戦4敗となり、福岡移転後では初の屈辱となった。
◆日本ハム伊藤大海投手(27)はハーラートップタイの6勝目を挙げたが、投球内容を猛省した。7回2失点も「先制してもらった直後に失点を許し、リードを守り切れなかったことが悔やまれます」。2点の援護を受けた直後の5回にソロを2発浴びたことを反省。新庄監督も「伊藤君に『しっかりしろ』って言っときました(笑い)。あれはショックでしたね」と、期待が高いからこそ苦言を呈した。
◆日本ハム孫易磊投手(20)が9回を3者凡退で締めくくり、プロ初セーブを挙げた。2点を先行した5回表の時点でクローザー起用を言われていた"台湾の至宝"は「全力で投げられました」と笑顔。加藤投手コーチに投手起用を任せている新庄監督は「ピッチングコーチがだいぶ僕寄り(の考え)になってきた。肝っ玉、据わってきましたね」。22日に支配下登録された右腕を大胆起用した同コーチの"采配"に笑顔だった。孫易磊が来日初セーブ。孫易磊は20歳3カ月で、日本ハムでは18年10月11日ロッテ戦で堀がマークした20歳5カ月を抜いて球団最年少セーブとなった。外国人投手としては、05年8月7日横浜戦のチェン(中日)の20歳0カ月に次いで年少2位。
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が「執念」の采配でソフトバンクの難敵有原を攻略し、カード初戦を制した。2-2の8回1死二、三塁で五十幡が2度、セーフティースクイズ失敗したが、最後は二ゴロの間に三塁走者矢沢がギャンブルスタートで勝ち越しの生還。続く石井が1死二、三塁から再びスクイズを試み、貴重な1点を追加した。粘り勝ちで5月は12勝7敗2分け。3試合を残して5月勝ち越し決め、2位西武とのゲーム差を1・5に広げた。失敗してもあきらめない。新庄監督が小技をたたみかけ勝利をもぎ取った。2-2の8回。先頭の伏見が二塁打で出塁すると、代走で俊足の矢沢が登場。山県の犠打でソフトバンク先発の有原の失策を誘って無死一、三塁とした。続く浅間の初球で新庄監督は「セーフティースクイズ」を仕掛けた。ただ、ボール球で浅間は見逃し。その瞬間に少しだけ三塁走者の矢沢が飛び出したところで、ソフトバンク海野が三塁へ送球も、矢沢のヘルメットの後頭部付近にボールが直撃。その間に一塁走者の山県が二塁へ進んだ。浅間は空振り三振で1死二、三塁となると、新庄監督は続く五十幡の初球と3球目に再び「セーフティースクイズ」を仕掛けたが、ともにファウルで失敗。指揮官は「今日はね、(セーフティースクイズのサインを)6回ぐらい出したから(笑い)」。カウント1-2と追い込まれた五十幡は4球目を打って二ゴロとなったが、三塁走者の矢沢は「ギャンブルスタート」で本塁へスタート。前進守備の二塁牧原大はバックホームしたが、矢沢のヘッドスライディングが一瞬早く、価値ある1点が加わった。ギリギリの攻防を制して勝ち越すと、続く石井の初球で五十幡が二盗に成功。再び1死二、三塁とすると、新庄監督は「2ランスクイズ」を選択。「石井くん、よう決めてくれた。難しい(ボールを)ね」。2球目を石井が見事に一塁線へ転がして、三塁走者の山県が生還、追加点を挙げた。二塁走者の五十幡のスタートがやや遅れ、本塁でタッチアウトとなったが、「今度、3ランスクイズをしようかな(笑い)」と新庄節がさえわたった。前カードの楽天戦は3試合連続1点止まり。執念のスクイズ連発にも、指揮官は「打った方が取れんもん。確率がいい方法は、これなんですよ。失敗しても、やる。で、取れる」。防がれても、もう一丁。ずぶとい新庄式で、単独首位を守った。【永野高輔】
◆ソフトバンクが競り負け、再び借金生活に突入した。2-2の同点で迎えた8回1死二、三塁から野選で勝ち越しを許し、新庄野球の真骨頂でもあるスクイズでダメ押し点も献上した。中10日で先発した有原航平投手(32)が8回5安打4失点と踏ん張れず。右腕は対日本ハムに通算6度目の登板も、古巣初白星を手にすることはできなかった。チームも開幕から本拠地で新庄ハムに4戦4敗と福岡移転後初の屈辱となった。最後は代打嶺井の力ない三ゴロで終わった。3点を追う最終回。特に見せ場もなく、あっさり3者凡退に倒れた。日本ハム孫にプロ初セーブを献上。0-2の5回に山川、周東のソロで一時は同点に追いつくも、6回以降は三塁すら踏めず。2連敗を喫し、5月17日以来の借金生活に突入した。小久保裕紀監督(53)は「相手も(日本ハム)伊藤なので投手戦になると予想はしていた」。それだけに、終盤の守乱が勝負の明暗を分けてしまった。2-2の同点で迎えた8回だった。先頭の8番伏見に二塁打を許す。続く山県のスピンのかかった投前の送りバントを有原がファンブルし、無死一、三塁とピンチは広がった。右腕は「あれを処理できていれば。あそこからピンチになっている」。さらに海野の三塁けん制悪送球で同1死二、三塁となり、2番五十幡の二ゴロ間に勝ち越しを献上(記録は野選)。なおも1死二、三塁から石井にはスクイズを許した。中10日で先発も、8回5安打4失点と踏ん張れず。対日本ハムに通算6度目の登板となったが、古巣初白星を挙げることはできなかった。「何としても勝ちたかったので。勝てなかったので迷惑をかけたかなと思います」。悩めるエースは肩を落とし、敗戦の責任を背負った。9回は1死から川瀬がゴロを好捕するも、一塁へ悪送球。結果的にさらに1失点につながった。小久保監督は「9回の1点はいらなかったですね」。チームは昨季12球団最少の53失策も、今季はここまで33失策と両リーグワーストで持ち味の堅守を発揮できない。今カードは首位日本ハムとの重要な連戦も、初戦を落とした。ゲーム差は4に広がり、開幕から本拠地で日本ハムは4戦4敗と福岡移転後初の屈辱となった。上位浮上に向け、連敗だけは阻止したい。【佐藤究】
◆ソフトバンク周東佑京内野手(29)が1号ソロを放った。2点差の5回裏に先頭山川が9号ソロを放つと、2死後に伊藤のカットボールを捉え、右翼テラス席に運んだ。一時は同点に追いつく今季初アーチ。「完璧に捉えることができました。積極的に思い切ってスイングができた結果です」。試合を振り出しに戻したものの、チームは終盤の失点で敗戦。3回にも中前打と二盗を決めたが、勝利には届かず。試合後は笑顔はなかった。
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が防がれても失敗しても畳みかける、連チャン「セーフティースクイズ」で競り勝った。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)がリーグトップタイの今季9号ソロを放った。2点を追う5回先頭で左翼スタンドへ8戦ぶりの1発。カウント2-2からの5球目、日本ハム伊藤が投じた内角直球を仕留めた。「うまくさばくことができました。表現的には『払い打ち』という感じです」と振り返った。今季は打率2割7厘と本調子とは、ほど遠い。直近9試合は7番起用が続くが、主砲らしい一撃で気を吐いた。
◆日本ハムは同点の8回1死二、三塁、五十幡亮汰外野手(26)が二ゴロ野選で決勝点を挙げた。セーフティースクイズを2度失敗したがめげず、貴重な打点をマーク。三塁走者は俊足の矢沢。「足のあるランナーがいると頭に入っていたので、とにかくゴロを打てば何かあると。でも作戦(セーフティースクイズ)をまずは決めたかったなと思います」と反省も忘れなかった。
◆日本ハム伏見寅威捕手(35)が1点を先制した直後の5回1死二塁、中前適時打で2点目をたたき出した。「(直前に二盗に成功した松本)剛が積極的な走塁でチャンスを作ってくれたので、何とかかえしたいと思い打席に入りました」。8回には、先頭で左翼へ二塁打を放ち出塁。貴重な勝ち越し点をお膳立てした。
◆4月2日に腰を手術したソフトバンク近藤健介外野手(31)が、約2カ月ぶりに1軍復帰し、2安打と気を吐いた。「3番右翼」で3月30日ロッテ戦以来のスタメン出場。初回2死の第1打席で右前打を放った。フルカウントからの7球目、日本ハム伊藤の内角低め直球を仕留めた。5回は2死一塁から中前打。「打席の中で怖さもないですし。明日につなげていきたい」と振り返った。右翼守備では4回にフェンス際で好捕するなど、攻守にわたって万全ぶりを示した。ただ、チームは2連敗を喫し、17日以来の借金生活に突入した。中10日で先発した有原が7回まで2失点の好投も、2-2の8回に野選とスクイズでさらに2点を失った。チームは日本ハムに開幕から本拠地で4戦4敗となり、福岡移転後では初の屈辱となった。今カードは連戦で、上位浮上へ、首位チームからの連敗は阻止したい。
◆日本ハム孫易磊投手(20)が球団最年少セーブを挙げた。3点リードの9回に登板。3者凡退で試合を締めくくり、18年堀の20歳5カ月を抜く、20歳3カ月でのプロ初セーブをマークした。22日に育成から支配下登録されたばかりの"台湾の至宝"が大抜てきに応え、首位キープに貢献した。弱冠20歳の孫易磊が堂々と試合を締めた。3点リードの9回を危なげなく3者凡退で切り抜けてプロ初セーブ。初めてのヒーローインタビューに臨んだ。「ありがとうございます」「緊張、しないです。全力で投げます」「これからもっと頑張ります。応援ありがとうございます。今日からも、よろしくお願いします」日本ハム入団後から必死に勉強してきた日本語で答え、大きな歓声を浴びた。大抜てきにも動じなかった。この日のクローザーを務めることを言われたタイミングは「5回のブルペンに入ります、の時です」と日本語で明かした。打線が2点を先行した直後に予告されていたという。その後、一時同点にされた際には「ちょっと緊張しました」。それでも打線が8回に勝ち越し、9回にもリードを広げてくれたからこそ「緊張、しないです」。しびれる9回のマウンドでも、最高のパフォーマンスを披露できた。台湾でプロ経験のない孫易磊にとって、22日に支配下登録されてからの日々は初体験の連続だ。「中継ぎとしては自分の最高の球を投げて、あとはケアとリカバリーをするのが大事。(22日の)初登板の後はすごく(肩が)張ったけど、その後に仙台で(25日に)投げた後は最初に比べたら結構疲労が抜けた」。リリーバーとしての心得も先輩らから学びながら、球団最年少セーブ記録を更新した。肝っ玉が据わる"台湾の至宝"に新庄監督も「たいしたもんですよ」と笑顔。孫易磊も「新しいスタート。もっといい投球ができるようにやっていきたい」と頼もしく言った。孫易磊が来日初セーブ。孫易磊は20歳3カ月で、日本ハムでは18年10月11日ロッテ戦で堀がマークした20歳5カ月を抜いて球団最年少セーブとなった。外国人投手としては、05年8月7日横浜戦のチェン(中日)の20歳0カ月に次いで年少2位。
◆日本ハムの伊藤が7回2失点と粘り、リーグトップに並ぶ6勝目を挙げた。孫易磊は初セーブ。打線は五回に清宮幸のソロなどで2点を先行し、2―2の八回に2点を勝ち越した。ソフトバンクは有原が8回4失点と粘れなかった。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
26 | 19 | 2 | 0.578 (↑0.01) | - (-) |
96 | 165 (+5) | 130 (+2) | 45 (+1) | 25 (+3) |
0.229 (↓0.001) | 2.320 (↑0.01) |
2 (-) |
西武 |
25 | 21 | 0 | 0.543 (↓0.013) | 1.5 (↓1) |
97 | 132 (+1) | 119 (+3) | 23 (+1) | 33 (-) |
0.238 (-) | 2.420 (↑0.01) |
3 (-) |
ORIX |
23 | 20 | 3 | 0.535 (↓0.013) | 2 (↓1) |
97 | 163 (+4) | 169 (+6) | 33 (-) | 22 (-) |
0.263 (↓0.001) | 3.380 (↓0.05) |
4 (-) |
ソフトバンク |
22 | 23 | 2 | 0.489 (↓0.011) | 4 (↓1) |
96 | 170 (+2) | 153 (+5) | 30 (+2) | 32 (+1) |
0.242 (↓0.001) | 2.830 (-) |
5 (-) |
楽天 |
21 | 24 | 1 | 0.467 (↑0.012) | 5 (-) |
97 | 123 (+3) | 139 (+1) | 18 (-) | 52 (+4) |
0.235 (↑0.002) | 2.890 (↑0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
17 | 27 | 0 | 0.386 (↑0.014) | 8.5 (-) |
99 | 118 (+6) | 161 (+4) | 24 (-) | 14 (+1) |
0.214 (↑0.003) | 3.390 (↓0.01) |
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