巨人(☆4対2★)ヤクルト =リーグ戦11回戦(2025.05.24)・東京ドーム=
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ヤクルト
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巨人
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勝利投手:大勢(5勝0敗0S)
(セーブ:マルティネス(1勝0敗17S))
敗戦投手:田口 麗斗(0勝1敗0S)

本塁打
【巨人】吉川 尚輝(2号・3回裏ソロ),泉口 友汰(2号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆巨人は3回裏、吉川のソロで先制に成功する。その後2-2となって迎えた8回には、泉口の適時二塁打で2点を奪い、勝ち越しに成功した。投げては、4番手・大勢が今季5勝目。敗れたヤクルトは、終盤に追いつく粘りを見せるも、3番手・田口が踏ん張れなかった。

◆巨人戸郷翔征投手(25)が、中4日で先発予定の25日ヤクルト戦(東京ドーム)での今季初勝利を誓った。先発前日のこの日は、東京ドームで調整した。20日阪神戦(甲子園)は初回に3失点して4回6安打3失点(自責2)で4敗目を喫したが「2回から4回まで思ったようなピッチングができましたし、自分の中で徐々にですけど状態が上がってきている」と手応えを得た様子。中4日と登板間隔は短いが「前回良かったので、早く試合で投げたいというのもありますし、やっぱりチームの勝ちをつけられるように。自分自身の勝ちもそうですけど、チームのためにやっていければと思います」と前向きにとらえた。開幕投手を務めながらここまで先発で6試合未勝利のエースが、次こそ白星をつかむ。

◆東京シリーズの緊迫したゲーム展開と打って変わって、「すしレース」は序盤に勝負が決した。この日も、巨人、ヤクルトのそれぞれキッズファンクラブからエントリー。大外のアナゴが好スタートでハナを切ったが、すぐさま内からエビが加速度をつけて先頭へ。隣のタマゴも食い下がったが、エビがそのまま2着のタマゴに3貫差を着けてゴールテープを切った。4貫差つけられての3着がマグロ、コメツブ差で4着アナゴ、5着コハダと続いた。通算成績はアナゴ9勝、エビ5勝、マグロ4勝、タマゴ3勝、コハダ1勝となった。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。

◆ヤクルト中村悠平捕手(34)が左手親指付け根付近に死球を受けた。5回1死一塁、巨人グリフィンの内角145キロ直球をよけきれず、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。投球が直撃した箇所を押さえ、ベンチに1度退いた。治療を経て、痛みをこらえてグラウンドに駆け足で戻ってきた。観客からは拍手が送られた。

◆ヤクルトが巨人に競り負け、4連敗となった。同点の8回。2死一、二塁で田口麗斗投手(29)が泉口に決勝の2点適時二塁打を浴びた。1度は劣勢から試合を振り出しとした。2点を追う7回。先頭増田が右翼線への三塁打で出塁すると、1死三塁から代打西川が右前適時打で1点差に迫った。さらにパスポールで1死二塁と続いた好機で、代打宮本が同点の左前適時打を決めた。先発吉村はソロ2発を献上したが、6回5安打2失点と試合をつくった。しかし、8回に3番手の田口が粘れなかった。借金は今季ワーストを更新する12となった。

◆巨人でも大阪桐蔭OBが勝負強さを発揮した。泉口友汰内野手(26)は2-2の8回2死一、二塁、ヤクルト田口から左中間に決勝の2点適時二塁打を放った。この日の午後には、大阪桐蔭の先輩の楽天浅村栄斗内野手(34)が日本ハム戦で、平成生まれ初、史上56人目の通算2000安打を達成した。先輩の快挙に花を添えるかのように泉口が値千金の一打を放ち、巨人を4連勝へと導いた。8回に4番手で登板した大勢が、今季5勝目をマークし、マルティネスが17セーブ目を挙げた。

◆ヤクルトが巨人に競り負け、4連敗となった。同点の8回。2死一、二塁で田口が泉口に決勝の2点適時二塁打を浴びた。1度は劣勢から試合を振り出しとした。2点を追う7回。先頭増田が右翼線への三塁打で出塁すると、1死三塁から代打西川が右前適時打で1点差に迫った。さらにパスボールで1死二塁とすると、代打宮本が同点の左前適時打。代打策が的中も、4安打で2得点と勝利にはつながらなかった。借金は今季ワーストを更新する12となった。高津監督は「今日の打線を考えると、なかなかチャンスはないだろうと思っていた。ワンチャンスで代打の2本とはいえ、よく点を取った。ただ(打線は)チャンスで失投を見逃したシーンもあった。もっと振らないと結果は出ない」と淡々と話した。

◆ヤクルトは今季ワーストの借金12となった。引き分けを挟み4連敗。同点の8回に田口が2死一、二塁から泉口に決勝の2点適時二塁打を献上した。これで東京ドームでは開幕から5連敗。4安打だった打線は7回に西川、宮本がともに代打適時打を放って一時同点とするも、勝ち越しはならなかった。高津監督は「ミスを恐れずに積極的にスイングしないといけない」と話した。

◆4番手で登板した巨人大勢投手(25)が5勝目を挙げた。2-2の同点の8回にマウンドに立つと、3番からの中軸を3人で仕留めた。オスナには「ミスボール。行ったと思った」と本塁打を覚悟したが左飛。「ホッとしました」と胸をなで下ろした。昨年の抑えから今季は「8回の男」として、チームでは山崎と並ぶ最多5勝目。「二兎(にと)を追う者は一兎をも得ないと言うんで...、しっかり最多勝狙います」。コメントも速球ばりに切れ味抜群だった。

◆偉大な先輩に続く。巨人泉口友汰内野手(26)が大切な日に試合を決めた。同点の8回2死一、二塁。ヤクルト田口の133キロスライダーを強振した。打球は前進守備の外野の頭を越え、左中間を真っ二つ。決勝の2点適時二塁打となり「(打順が)回ってくるんだったらランナーがたまっていると思ったので、しっかり準備していました」と満足げに振り返った。序盤から勝負強い打撃でチームをけん引した。1点リードの4回1死。吉村の真ん中高めのカットボールを捉えると打球は右翼席に飛び込んだ。うれしい東京ドーム初アーチに「うまいこと体を回転させて打つことができた」と自画自賛の一打だった。絶対に打ちたい理由があった。この日は大阪桐蔭の先輩、楽天浅村が通算2000安打を達成。高校時代はともに遊撃手で、泉口は「大阪桐蔭で歴代NO・1ショート」と常に偉大な先輩の背中を追いかけてきた。先輩に負けじと3打点の活躍で「すごくうれしい」。まだプロ2年目で通算72安打と2000安打への道は遠いが、阿部監督も「このまま頑張ってほしい」と期待する。今季は4月上旬から遊撃の定位置をつかみ、ここまで37試合に出場。だが、5月は成績が下降し、21日阪神戦(甲子園)ではスタメン落ちも経験した。「結果を残すという強い気持ちだけ」とガッツで試合に出続けている。チームは今季2度目の4連勝。本拠地で自身初のお立ち台に上がると「明日も勝っていい週末にできるように」と"大阪桐蔭デー"を笑顔で締めた。【水谷京裕】

◆上半身のコンディション不良でファーム調整中のヤクルト村上宗隆内野手(25)が25日、自身のインスタグラムを更新し、塩見泰隆外野手(31)がリハビリに励む様子をアップした。足にチューブを巻き付けながらサイドステップを踏む塩見を背後からこっそり撮影。「塩見さんも頑張ってます」と文字を添えた。撮影に気付かれると「おい!」と満面の笑みの塩見からツッコまれる形で動画は終了となった。村上は今季、上半身のコンディション不良のため開幕は2軍スタートに。4月17日に今季初昇格し「4番右翼」でスタメン出場。しかし同戦で再び上半身を痛めた模様で、9回途中から交代し、翌18日に出場登録を抹消となっていた。一方で塩見は昨年5月11日の巨人戦で左膝前十字靱帯(じんたい)と半月板を痛めて手術。リハビリを経て、今年3月4日ソフトバンクとのオープン戦に実戦復帰したが、同22日の日本ハムとのオープン戦の守備で古傷の左膝を負傷し、戦線を離脱。4月9日に左膝前十字靱帯(じんたい)の手術を受けていた。

◆ヤクルトの28歳の新外国人右腕、ペドロ・アビラ投手(前ガーディアンズ)は、先発する25日の巨人戦での来日初勝利を目指し、ダッシュなどを行って調整した。来日初登板となった14日の中日戦(バンテリンドーム)では6回2安打1失点と好投したが敗戦投手に。昨季のリーグ王者との対戦に「特別な思いはいい意味でも悪い意味でもなくて、100%できることをやるだけ。フラットに試合を楽しめれば」と平常心を強調した。

◆25日のヤクルト戦に、巨人・戸郷翔征投手が中4日で先発する。「体も問題ないし、阿部監督がそうやってくれたので、何とか期待に応えられるように」と意気込んだ。今季は2年連続で開幕投手を務めたが、2軍再調整を経験し、6試合で0勝4敗、防御率7・52。「自分の中で徐々に状態は上がってきている。勝ちを付けられれば一番の薬だと思う。そこに向けて頑張りたい」と誓った。

◆セ・パ両リーグは24日、25日の予告先発投手を発表した。セ・リーグ巨人・戸郷―ヤクルト・アビラ(東京ドーム)中日・松葉―阪神・伊原(バンテリンドームナゴヤ)広島・床田―DeNA・東(マツダスタジアム)パ・リーグ楽天・ヤフーレ―日本ハム・細野(楽天モバイルパーク宮城)ロッテ・ボス―西武・隅田(ZOZOマリンスタジアム)ソフトバンク・上沢―オリックス・曽谷(平和リース)

◆巨人・吉川尚輝内野手が「3番・二塁」で出場。0―0の三回1死無走者の第2打席に先制の2号ソロを放った。カウント2―1からの4球目、吉村の内角直球を捉え、高く舞い上がった打球が右翼席へと吸い込まれた。5月16日の中日戦で放った逆転3ラン以来、自身7試合ぶりの一発に「打った自分が一番びっくりしている。先制できてよかった」とコメントした。

◆ヤクルトは2点を追う七回に先頭・増田珠外野手(26)の右翼線への三塁打などで1死三塁の好機を作ると、代打・西川遥輝外野手(33)が右前適時打を放ち、東京ドームで38イニングぶりの得点を挙げた。ヤクルトは同球場での開幕カードに3連敗。延長十回までもつれた開幕戦の六回を最後に同球場で37イニング得点がなかった。さらに、西川の後には代打・宮本丈内野手(30)が登場。2球目が捕逸となり、1死二塁とすると、左前適時打を放ち、2点目。2-2の同点に追いついた。

◆ヤクルト・吉村貢司郎投手(27)が先発し、6回5安打2失点と粘投した。最速150キロの直球とカットボールやフォークボールを主に組み立て、ゲームメーク。それでも、三回には吉川、四回には泉口にそれぞれソロを被弾し、反省を口にした。「粘って投げれたことは良かったですが、失点が本塁打ですので、しっかり反省して次に生かしていきたいです」プロ3年目の今季は、開幕2戦目の巨人戦(東京ドーム)を任されたが、二回途中6安打7失点で降板。同戦以来となる同球場での同戦で、リベンジの粘投だった。

◆巨人は、泉口友汰内野手(26)が決勝打を放ち、チームを4連勝に導いた。四回に2号ソロを放った泉田は2-2で迎えた八回、2死一、二塁のチャンスで打席に立つと、左中間を破るの2点二塁打を放ち塁上でガッツポーズを決めた。以下、泉口のヒーローインタビュー。--四回に2号ソロを振り返って「いったかなと思いました」--本拠地東京ドームでの初の本塁打「めちゃくちゃ気持ちよかったです」--勝ち越しのタイムリー「回が始まる前からチャンスで回ってきそうな気がしていた。しっかり相手ピッチャーをイメージしながら打席に立ちました」--打球が左中間を抜けた「本当に嬉しかったです」--本境地で初めての立ち台「最高です」--チームは最多タイの4連勝「(岡本)和真さんがけがで離脱して、結構穴はでかいんですけど、今こそチーム一丸となって戦う時だと思っているので、明日も勝っていい週末にできるようにしたいと思います。--明日の戦いに向けて「明日も勝って5連勝できるようにやっていきます」

◆巨人が4連勝を飾った。阿部慎之助監督(46)は、2-2の八回に決勝の左中間2点二塁打を放った泉口友汰内野手(26)を「いやな流れを払しょくしてくれた一打だった。もうずっと頑張ってくれている」とたたえた。泉口は四回にも右越えへ2号ソロを放った。吉川、泉口のソロで2点を先取し、グリフィンが6回1安打無失点に抑えたが、七回に2番手・田中瑛が3安打で同点を許した。グリフィンを88球で交代させた判断は「岸(捕手の岸田)が『ちょっと抜けてきてます。そろそろじゃないですか』みたいなことを言ってきてくれていたみたいなので交代を決断しました」と説明した。

◆先発のヤクルト・吉村貢司郎(撮影・萩原悠久人)

◆ヤクルトのドミンゴ・サンタナ外野手(32)がベンチ入りしたが、今季初めて欠場した。試合前の全体練習にも姿を見せず、高津臣吾監督(56)は「今日は出られない理由があったので」と明かすにとどめた。来日5年目の今季は、主砲・村上ら主力が離脱する中で打線を引っ張り、打率.286、3本塁打、11打点をマーク。25日以降の出場について高津監督は「わからない」とした。

◆セ・リーグ最下位のヤクルトは1分けを挟んで4連敗を喫し、借金は今季ワーストを更新する「12」に。東京ドームでは開幕カードから5戦全敗となった。打線がなかなか機能しない。2点を追う七回に1死三塁の好機を作り、代打・西川遥輝外野手(33)が右前適時打を放ち、同球場で38イニングぶりの得点。続く代打・宮本丈内野手(30)が1死二塁から左前適時打を放って一時は同点に追いついたが、八回に3番手の田口が決勝2点打を浴びた。同球場では今季5試合で計7得点。この日も4安打2得点に終わった。主砲・村上や塩見、長岡ら主力を故障で欠くだけに厳しい戦いが続く。高津臣吾監督(56)は「(安打を)4本打って代打で2本ですからね。今日の打線を考えるとなかなかチャンスはないだろうなと思ってたんですけど、ワンチャンスで、代打の2本とはいえ、よく点取ったと思います」と代打起用した2選手をたたえつつ「ミスを恐れず積極的にスイングしないと、スコアリングにいて、とりあえずファーストストライクを見逃し、みたいな感じで入っていくので。もっとこう、スイングを仕掛けていってもいいのかなと思いますけどね」と打線に積極的な姿勢を求めた。

◆巨人・大勢が同点の八回に登板して中軸を三者凡退に封じ、リーグ2位、山崎に並ぶチーム最多5勝目(無敗)を挙げた。リーグ2位タイの13ホールドもマークしているセットアッパーは「どっちも追ったら(タイトルは)取れない。二兎を追うものは一兎をも得ず」と真剣な表情。しかし一呼吸置いて「しっかり最多勝を狙って頑張りたいです!」とボケて笑いを誘った。

◆憧れるレジェンドの偉業に、後輩も続いた。巨人・泉口(いずぐち)友汰内野手(26)が同点の八回2死一、二塁で左中間を破る決勝の2点二塁打。チームを4連勝で3位浮上に導いた。大阪桐蔭高の先輩、楽天・浅村が通算2000安打を達成した日に、初めて本拠地のお立ち台に上がり「すごくうれしい」とはにかんだ。和歌山出身の泉口は少年時代から、大阪桐蔭高の遊撃手として甲子園で活躍する浅村に憧れた。「大阪桐蔭で歴代ナンバーワンショートだと思う。すごく尊敬している」。中学卒業後に同じ門をたたき、高校3年時は同じ背番号6の遊撃手として春制覇を成し遂げた。プロ1年目の昨季、初本塁打は楽天との交流戦。浅村の前で記録した。この日は試合前に先輩の偉業達成を知り、「めでたいな」と祝福とともに気合を入れた。試合前は連日、亀井打撃コーチからスイング軌道の実演指導を受けた。「いつもちょっとおかしくなったらすぐ修正していただける」。打率・313と好調だった4月から、レギュラーとして出続ける中で苦しむ時期に背中を押され、2号ソロを含む自身初の1試合3打点で応えた。二塁上でグッと拳を握った右腕には、オフに弟子入りした岡本から昨年もらったアームスリーブを着用する。「(岡本)和真さんがけがで離脱して穴はでかいけど、今こそチーム一丸となって戦うとき」。先輩たちにも負けない勝負強さ。泉口は大一番で輝く。(浜浦日向)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
24192 0.558
(↓0.013)
-
(-)
98155
(+4)
113
(+5)
25
(+1)
39
(+1)
0.245
(↓0.002)
2.260
(↓0.06)
2
(-)
DeNA
22183 0.550
(-)
0.5
(↓0.5)
100150
(-)
118
(-)
19
(-)
25
(-)
0.237
(-)
2.510
(-)
3
(1↑)
巨人
25211 0.543
(↑0.01)
0.5
(↓1)
96145
(+4)
149
(+2)
35
(+2)
19
(-)
0.243
(-)
2.770
(↑0.04)
4
(1↓)
広島
22192 0.537
(-)
1
(↑0.5)
100142
(-)
114
(-)
21
(-)
14
(-)
0.244
(-)
2.360
(-)
5
(-)
中日
19232 0.452
(↑0.013)
4.5
(↑1)
9998
(+5)
137
(+4)
19
(-)
24
(+1)
0.211
(↑0.002)
2.950
(↓0.02)
6
(-)
ヤクルト
13252 0.342
(↓0.009)
8.5
(-)
103109
(+2)
168
(+4)
17
(-)
11
(+1)
0.222
(↓0.001)
3.680
(↓0.02)