1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 4 | 4 | 0 | 1 |
中日 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | X | 5 | 9 | 0 | 0 |
勝利投手:清水 達也(2勝0敗0S) (セーブ:松山 晋也(0勝0敗17S)) 敗戦投手:工藤 泰成(0勝2敗0S) 本塁打 |

![]() |
![]() |
![]() |
◆中日は1-1で迎えた2回裏、岡林の2点適時打で勝ち越しに成功する。その後は再び同点を許すも、8回に高橋周の2点適時打が飛び出し、リードを奪った。投げては、3番手・清水が今季2勝目。敗れた阪神は9回に1点差とするも、続く好機であと1本が出なかった。
◆阪神が連敗阻止に臨む。先発には2試合連続完封勝利の村上頌樹投手(26)。現在リーグトップの6勝をさらに積み上げるか注目される。22日巨人戦(甲子園)で自打球を左膝に当て、出場が不安視された森下翔太外野手(24)は定位置3番右翼でスタメン出場した。また豊田寛外野手(28)を7番左翼で今季初のスタメン起用。昨年7月17日巨人戦(東京ドーム)以来の先発出場となった。阪神は前回4月29日からのバンテリンドームの中日3連戦では3連敗を喫している。
◆阪神大竹耕太郎投手(29)が24日の中日戦(バンテリンドーム)に先発する。ここまで2試合に投げて1勝1敗。23日、同ドームで最終調整した左腕は「結構、打線が活発な印象。なんとなく投げてしまうような球をできるだけ減らしたい。しっかりバッター見ながら投げていければ」と投球プランを描いた。球界きっての頭脳派は、体調に関する自らの考えにも触れた。「体調は別に万全ではないですけど、果たして100点の体調なら結果が出るかと言われたら、どうか。体調が良かろうが悪かろうが、イコール結果にはならないと(阪神に移籍した)この2年で感じました。体のことに関してはゲーム中はもう諦める。改善していくのは難しい。今日はこの体で、という感覚でやっている。『鋼の錬金術師』のような。その体に魂が入ってます、みたいな感覚ですかね」人気漫画になぞらえて、安定したパフォーマンスを出せる秘密の一端を明かした。
◆阪神打線が中日高橋宏斗から本塁打を打てるか。高橋宏の被本塁打は通算16本あるが、内訳は巨人戦6本、ヤクルト戦5本、DeNA戦2本、広島戦2本、交流戦1本。大山が27打席、佐藤輝が24打席、森下が19打席など、これまで阪神は延べ242人の打者が対戦して1発を打てていない。特に、大山は5安打がすべて単打で、高橋宏から長打を打ったことがない。
◆中日福永裕基内野手(28)が1軍に帰ってきた。この日、出場選手登録された。福永は3月18日オープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の二塁守備中に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱。井上一樹監督(53)は「3番二塁」で考えていただけに痛い離脱となった。リハビリを続け、5月18日2軍阪神戦で指名打者として実戦復帰。22日ソフトバンク戦からは三塁を守り、23日広島戦では5打数3安打2打点だった。また、川越誠司外野手(31)も今季初昇格となった。2戦連続完封負けと打線が低迷している中、2人が起爆剤として期待される。抹消されたのは涌井秀章投手(38)、辻本倫太郎内野手(23)、浜将乃介外野手(25)の3選手。
◆阪神は森下翔太外野手(24)が定位置の「3番右翼」で先発する。22日の巨人戦(甲子園)で左膝に自打球を当てて交代。状態が心配される中、痛みを押して23日の試合にフル出場し、延長11回にダメ押しの2点二塁打を放った。引き続き、サポーターをつけて練習をしているが、状態に大きな問題はなさそうだ。左翼には高寺望夢内野手(22)が入った。大竹耕太郎投手(29)は2勝目を狙う。2日連続で登板していたリリーフの湯浅京己投手(25)はベンチメンバーを外れた。
◆中日はこの日昇格させた福永裕基内野手(28)をスタメン起用せず、ベンチスタートとなった。チームは現在2試合連続完封負けと打線低調なだけに福永のバットに期待がかかる。
◆バンテリンの中段へ...この男の一撃は誰もが心躍る佐藤輝明 同点ホームラン?プロ野球 (2025/5/24)??中日×阪神??Live on DAZN #オレをみろ#阪神タイガース pic.twitter.com/jSwlpIIncX
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が中日ファンの度肝を抜く1発を放った。1点先制された直後の2回。先頭で打席に入り、高橋宏斗(22)の浮いてきたスプリットを完璧にとらえた。打球は広いバンテリンドームの右中間スタンド中段へ。驚異の弾道に、中日応援団らは驚いたような表情で打球の到達点を見つめていた。リーグトップを守る12号本塁打。開幕から快調に本塁打を重ねてきたが今月5日に11号が出て以来、56打席ぶりの1発だった。阪神打線全体で見れば、高橋宏を相手に通算246人目での初アーチとなった。
◆阪神先発大竹耕太郎投手(29)が、相性の悪い中日4番オルランド・カリステ内野手(33)に先制打を浴びた。初回2死二塁。今季初先発となった1日の同戦(バンテリンドーム)でも3打数2安打と打たれた相手に先制の左適時二塁打を許した。大竹とカリステの対戦成績はこの打席結果を含めて22打数10安打の打率4割5分5厘。打点は初となった。
◆阪神の選手が中日高橋宏斗(22)から初めて本塁打をマークした。2回、佐藤輝明内野手(26)が同点の12号ソロを打ち込んだ。高橋宏はキャリア17本目の被本塁打だが、これまでセ・リーグでは唯一、阪神戦で打たれていなかった。のべ246人目の対戦で初アーチとなった。
◆阪神大竹耕太郎投手(29)が、粘られた末の14球目で山本泰寛内野手(31)に二塁打を許した。1-1の2回1死一塁。5球目でカウントが2-2となり、そこから8球連続ファウル。スタンドの観客はどよめいた。14球目の137キロ直球を山本が捉えて左翼への二塁打となった。大竹は早大出身で、山本は慶大出身だ。23年はともに阪神所属。元同僚による"早慶対決"は山本に軍配が上がった。その後、2死二、三塁から岡林勇希外野手(23)に左前適時打を浴びて2点を勝ち越された。
◆中日高橋宏斗投手(22)が、2回に阪神佐藤輝に12号ソロを打たれ、プロ5年目で阪神の選手に初めて被弾した。1点リードの2回、1ボールからの外角142キロスプリットを完璧にとらえられた。打球は右翼席中段へ飛び込み、ビジョンでは「推定130メートル」と表示される特大弾だった。高橋宏はこの試合前まで、被本塁打は通算16本で、内訳は巨人6、ヤクルト5、DeNA2、広島2、交流戦1。阪神はのべ246人目での初被弾となった。
◆阪神先発の大竹耕太郎投手(29)が5回を7安打無四死球2奪三振3失点で苦手とするバンテリンドームのマウンドを降りた。初回、中日先頭岡林勇希外野手(23)に右前打で出塁を許すと、2死二塁から4番オルランド・カリステ内野手(33)に左翼への先制適時二塁打を浴びた。チームとしては大竹が1日の5回に打たれて以来中日戦33イニングぶりの失点となった。直後の2回表の攻撃で佐藤輝明内野手(26)が右中間へ同点ソロを放つが、裏の守備で岡林に2死二、三塁から左前適時打を浴びて2点の勝ち越しを許した。この日の成績を含んだ対戦成績が打率4割2分3厘の岡林、同打率4割1分7厘のカリステと相性の悪い打者2人に苦しめられた。特に岡林は3打数3安打だった。バンテリンドームでは通算5度目の先発。過去4戦では自身0勝3敗で、この日の結果を合わせて防御率は4・68となった。3回以降は無失点で6回に味方打線が同点としたため敗戦投手はまぬがれたが、勝ち負けがつかず今回も勝利投手とはならなかった。大竹は「全体的にボールが甘くなってしまい終始ランナーを背負う苦しいピッチングになってしまいました。1点で粘っていきたかったところに追加点を許してしまいましたが、しっかり切り替えてあとのイニングを粘ることができたことはよかった。追いついてくれたのでこの試合も勝ちきれるようにベンチから応援します」とコメントした。
◆阪神が中日高橋宏斗投手(22)をとらえた。1-3の6回、近本光司外野手(30)、中野拓夢内野手(28)が連続四球を選んだ。その後2死一、三塁とすると、大山悠輔内野手(30)が左翼フェンスを直撃する2点二塁打を放ち、同点に追いついた。このプレーで左翼のオルランド・カリステ(33)がダイレクト捕球をアピールした。フェンス際でジャンプしてボールをつかんでいたが、リプレー検証の結果、先にフェンスに当たっていたため、判定はそのまま。すぐ後方の左翼席に陣取った阪神ファンから再び大歓声が上がった。なお、大山は高橋宏から6安打目で初長打となった。
◆阪神中野拓夢内野手(28)の死球を巡ってドーム内がものものしい雰囲気に包まれた。7回2死二塁。左腕橋本侑樹(27)の151キロが厳しく内角を突き、中野の右肘付近に当たった。中野は激痛に顔をゆがめて、しばらく動けなかった。三塁から左翼側を埋めた阪神ファンからはざわめきが収まらず、一部ファンからは怒号も飛んだ。中野はしばらくして一塁に歩いた。攻撃後はベンチ裏で治療を受けたとみられ、守備につくのが遅れたが、グラウンドに姿を見せると大きな拍手が送られた。
◆阪神中野拓夢内野手(28)の死球を巡ってドーム内がものものしい雰囲気に包まれた。7回2死二塁。左腕橋本侑樹(27)の151キロが厳しく内角を突き、中野の右肘付近に当たった。中野は激痛に顔をゆがめて、しばらく動けなかった。三塁から左翼側を埋めた阪神ファンからはざわめきが収まらず、一部ファンからは怒号も飛んだ。中野はしばらくして一塁に歩いた。攻撃後はベンチ裏で治療を受けたとみられ、守備につくのが遅れたが、グラウンドに姿を見せると大きな拍手が送られた。
◆阪神ルーキーの工藤泰成投手(23)が勝ち越しを許した。3-3の8回に3番手で登板。先頭の田中に四球を与え、続く上林に右翼線への二塁打を浴びて無死二、三塁のピンチを招いた。カリステは三ゴロに抑えたが、高橋周に1死二、三塁から初球を勝ち越しの中前2点適時打とされた。後続の鵜飼、木下は打ちとった。前回登板の5月21日巨人戦(甲子園)では2回1失点。2試合連続の失点となった。
◆首位阪神が惜敗で2位DeNAに0・5差まで迫られた。6回に2点差を追い付いたが、3-3で迎えた8回、3番手工藤泰成投手(23)が2失点した。先頭田中に四球、続く上林に右翼線二塁打を許し無死二、三塁。カリステを打ち取ったが、高橋周の中前2点適時打で勝ち越しを許した。阪神打線は中盤までに難敵の中日先発高橋宏を攻略。1点を追う2回、先頭の佐藤輝明内野手(26)が中日先発高橋宏から12号同点アーチを放った。阪神打線は試合前時点で高橋宏から本塁打を打てておらず、この1発は通算246人目での初アーチとなった。2点を追う6回2死一、三塁では大山悠輔内野手(30)が左翼フェンスを直撃する2点二塁打を放ち、同点とした。大山にとっても高橋宏から6安打目で初の長打になった。だが、最後は前日まで2戦連続で延長戦を戦っていた中継ぎ陣が耐えきれなかった。この日は2位DeNAの広島戦(マツダスタジアム)が雨天中止となったため、ゲーム差が詰まった。
◆球審の不規則なジェスチャーが混乱を呼んだ。9回、2点を追う阪神の攻撃。中日松山晋也投手(24)が、先頭の渡辺諒内野手(30)にフルカウントから低めのぎりぎりに直球を投げ込んだ。球審の小林和公審判員は一瞬、腕を上げかけるような動きをしたが、すぐに引っ込めた。判定はボールで四球になった。中日ファンの中にはストライクと勘違いして拍手した人もいた。中日井上一樹監督(53)がベンチを出て、ジェスチャーの意味を確認したもよう。場内はざわついたが、同監督も納得した様子で引き下がった。
◆阪神ルーキーの工藤泰成投手(23)が2敗目を喫して謝罪の念を口にした。3-3の8回に3番手で登板して無死二、三塁のピンチを招いた。カリステは三ゴロに抑えて1死二、三塁としたが、高橋周に初球を捉えられて中前への2点適時打を浴びた。勝ち越しを許して敗戦投手となり「申し訳ないです」と肩を落とした。
◆阪神藤川球児監督(44)が試合後、不満を隠さなかった。2点を追う9回、先頭に代打渡辺を起用。カウント3-2と粘った。中日守護神松山の156キロ直球は際どい低めへ。小林球審は腕を少し上げかけながらもボールと判定した。中日井上監督はベンチを飛び出し、球審のジェスチャーに対して確認した。しかし、藤川監督はストライク、ボールの判定へのクレームと判断。「ストライク、ボール(への抗議)は禁止なはずなんですけど。それがあった中で最後の中野の1球というのは、正直納得いかないですね」と苦言を呈した。2点を追う9回1死二、三塁から近本の内野ゴロの間に1点をかえし、なおも2死二塁。中野はカウント3-2から内角の際どい155キロストレートをストライクと判定され、見逃し三振に倒れた。試合終了直後、中野はぼうぜんと立ち尽くしかなかった。指揮官は「明らかにタイガースサイドから見れば、そう見えてしまう抗議と最後の結果という風になるので。そこはやっぱり改善の余地はあるんじゃないかな」と続けた。
◆中日井上一樹監督(53)が9回、松山が先頭の代打渡辺に四球を出した時にベンチを飛び出し、小林球審に抗議した。捕手木下が捕球した瞬間、球審の右手が上がったように見えたためだった。井上監督は「審判がなんかちょっと手あげたように見えた。だから、『いやいや、今手をあげたでしょう』って抗議にいった。判定を言うつもりはないけど、ちょっと手が上がったように見えたんで『ストライクだとこっちは思いましたよ』という話をしただけです」と説明した。
◆中日が阪神に競り勝ち連敗を2で止めた。2点リードを先発高橋宏斗投手(22)が6回に追いつかれる厳しい展開も、8回1死二、三塁から高橋周平内野手(31)が中前へ決勝の2点適時打を放った。
◆中日が阪神に競り勝ち、連敗を2で止め借金を4とした。同点の8回、1死二、三塁で高橋周平内野手(31)が阪神工藤の初球155キロを中前へはじき返す決勝の2点適時打を放った。打線は初回にオルランド・カリステ内野手(33)の左適時二塁打で先制。2回には岡林勇希外野手(23)が左前2点適時打と2回までに阪神先発大竹から3点を奪った。中日先発高橋宏斗投手(22)が6回、連続四球から2死一、三塁とピンチをつくり大山に左翼へ同点適時2点二塁打を許し同点のまま終盤に入っていた。
◆守護神が吠えた勝利へ向けての最後の試練松山晋也の闘志が溢れる?プロ野球 (2025/5/24)??中日×阪神??Live on DAZN #オレをみろ#dragons pic.twitter.com/KJV3cHL4C5
◆阪神にとっては後味の悪いゲームセットとなった。9回、1点差に詰めてなお2死二塁のチャンス。打席の中野拓夢内野手(28)はフルカウントからの7球目、中日松山晋也投手(24)が投げ込んできた厳しい内角の155キロを見逃したが、球審はストライクのコール。見逃し三振で幕引きとなった。中野は信じがたいといった様子で苦笑いを浮かべたあと、厳しい表情になった。中日ナインが歓喜の輪を作って、引き揚げていく中、30秒以上も打席内でとどまった。ベンチの藤川球児監督(44)も納得のいかないような表情をしていた。中野は質問に答えることなく、バスに乗り込んだ。【動画】阪神中野拓夢、自信持って見逃し...も三振ゲームセットに納得できず 内角への際どい直球
◆中日のエース高橋宏斗投手(22)が3試合連続で勝てなかった。2点リードの6回に突然乱れた。先頭の近本、続く中野と連続四球。2死一、三塁から大山に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を許し同点に。この回で降板となった。「無駄な四球を出したことが今日のすべて。こういう試合は先発投手が勝たないと。大山さんのやつは失投」と反省した。2回には佐藤輝に推定130メートルの特大12号ソロを打たれた。プロ5年目で阪神の選手に初めての被弾となった。142キロのスプリットを打たれ「ゾーンに残ったスプリットは、佐藤輝明さんが一番得意にするホームランゾーンに打たれる球なので、投げてはいけないところに投げた」と悔やんだ。井上一樹監督(53)は「いい宏斗とちょっと不安を持って投げてしまう宏斗が垣間見えた。そこを打破していかないと。どういった形で復活するかというものを、時間がちょっとかかっていますけど、見守りながら、登板させながらいきたい」と、完全復活までじっくり待つ考えだ。
◆阪神大山悠輔内野手(30)がついに中日先発高橋宏から長打を放った。2点を追う6回。近本と中野が連続四球を選び、その後、2死一、三塁で打席を迎えた。2球目の141キロカットボールを捉え、打球は左翼フェンスを直撃。一時同点の2点適時二塁打となった。「とにかくランナーをかえすことだけを考えて、集中して打席に入りました」。高橋宏からは試合前まで5安打すべてが単打。通算30打席目で初長打となった。この場面では左翼カリステがダイレクト捕球をアピールしていた。リプレー検証の結果、判定は変わらず阪神ファンは2度目の大歓声。敗戦でも虎党が歓喜する場面をつくった。勝ちにつながれば良かったかと問われ「その通りですね」と答えた。
◆中日-阪神9回戦で球審を務めた小林和公審判員は試合後、9回の中日井上監督の抗議内容について説明した。9回先頭の阪神代打渡辺がフルカウントから低めの際どい直球を見送った。同審判員は一瞬、腕を上げかけたが、すぐに引っ込めた。判定はボールとなり、井上監督がベンチを飛び出して抗議した。「(井上監督から)『手、出たでしょ。ストライクじゃないの?』と。私がボールと言ったあと、手がパッと出たので。ただ、ストライク、ボールに関しては抗議はできないので、もう下がってくれ、と。それで(同監督は)『分かった。分かった』ということです」と説明。ストライク、ボールの判定に対してではなく、不自然に見えたジェスチャーに対しての抗議だったと明かした。
◆阪神岩貞祐太投手(33)は2季ぶりの回またぎで2回完全投球だ。3-3の6回に2番手として登板。わずか9球で3者凡退に抑えると7回もマウンドへ。2イニング連続で3者凡退とした。22日に今季2度目の昇格を果たし、その後は2試合連続で無失点。「勝つためにどんどんストライク先行でいけたので、そこは良かったです」。6回に代打鵜飼の右飛を森下がランニングキャッチ。味方守備に「助かりました」と感謝した。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)がチームの負の記録を断ち切った。1点を先制された直後の2回。中日高橋宏の浮いてきた甘いスプリットを完璧にとらえた。「確信歩き」をしながら見つめた先は、広いバンテリンドームの右中間スタンド中段。同点の12号ソロは、外野手もすぐに追うのをあきらめる"驚弾"だった。「先に点を取られてしまったので、早めに追いつきたかった。(すぐ取り返せたのは)いいことじゃないですか。いいスイングができたと思います」実はこれが、阪神の選手が高橋宏から打った初めての本塁打。23年4月の初対戦から数えて、のべ246人目の対戦で、ようやく飛び出した1発だった。開幕から快調に本塁打を重ねてきたが、5日に放った11号以来の久しぶりの柵越えとなった。56打席ぶりの1本にも「特にないです」と素っ気なく話した。全く不調ではなかった。本塁打が出なかった期間に二塁打7本。打率は2割8分5厘と高水準をキープ。リーグトップを突っ走る本塁打&打点に加え、3冠王も夢ではない成績だ。練習で「魚雷バット」など複数のバットで調整したり、毎日修正に努める。入団以来、好不調の波が大きいことが課題だったが、昨年までとは比較にならない安定感。いつも元気な4番が頼もしい。【柏原誠】
◆阪神ラモン・ヘルナンデス投手(29)が勝負どころで仕事を果たした。2点を追う9回無死一塁で代打登場。松山を相手に粘った末、8球目のフォークをうまく拾って左前に転がした。再昇格後はいずれも代打で3打数2安打。「勝ちたかったね。早い段階からしっかり準備していた。塁に出ることがチームに必要だったので結果が出て良かった。自分がここにいて、打席に立てることが幸せです」と謙虚に話した。
◆阪神先発の大竹耕太郎投手(29)が5回7安打2三振3失点で降板した。初回2死二塁から、カリステに左翼への先制適時二塁打を許した。同点にした後の2回は2死二、三塁から岡林に左前2点適時打。「結果論ですけど、ここぞというところのボールが、投げたいところにいかなかったというのは今日の反省です」。3回以降は無失点に抑えたが、この日もバンテリンドームでの勝ち星を挙げられなかった。
◆阪神が名古屋で後味の悪い敗戦を喫した。1点差まで追い上げた末の惜敗。藤川球児監督(44)は試合後、「最後の中野の1球というのは、正直納得いかない」と不満を隠さなかった。9回、先頭渡辺が四球を選んだ1球で、中日井上監督が球審のジェスチャーに抗議。最後は2死二塁フルカウントで2番中野への際どい内角球がストライク判定となり、「井上監督の抗議があって、最後(ストライクを)取ったという風に思われても仕方ない」と苦言を呈した。重苦しい1敗で、2位DeNA、3位巨人に0・5差まで迫られた。最後の1球は極めて際どかった。9回表。中日守護神の松山を相手に1点差まで迫り、なおも2死二塁。2番中野はフルカウントから内角155キロ直球を、自信を持って見逃した。だが、判定はストライクで試合終了。中野は信じられないと言わんばかりに苦笑いを浮かべた。中日ナインが歓喜の輪を作る中、30秒以上も打席内に残留。ベンチに引き上げてもなお、ぼうぜんとした表情が続いた。「最後の中野の1球というのは、正直納得いかないですね」試合後、藤川監督は言葉に力を込めた。ただ単にストライク、ボールの判定に怒りがこみ上げたわけではない。それまでの一連の流れに疑問を感じたのだ。「井上監督の先頭打者への抗議があって、最後(にストライクを)取ったという風に思われても仕方ないというか。井上監督が出たことで、最後(の判定につながった)という風には反対側から見えてしまって。非常にジャッジ難しいと思うんですけどね。またアンパイアの方にも考えてもらうしかない」伏線は9回先頭、代打渡辺の打席にあった。フルカウントから松山の156キロ直球は低めへ。小林球審は少し腕を上げかけながらもボールと判定した。観客の中には見逃し三振と勘違いして拍手する中日ファンの姿も。中日指揮官はすぐさまベンチを飛び出し、球審のジェスチャーに対して猛抗議した。この動きが「ストライク、ボール(への抗議)は禁止なはずなんですけど」という阪神指揮官の疑念につながったようだ。「明らかにタイガースサイドから見れば、そう見えてしまう抗議と最後の結果という風になるので。そこはやっぱり改善の余地はあるんじゃないかな」藤川監督は最後まで冷静に訴えた。最後の打者になった中野は無言のままチームバスに乗り込んだ。2位DeNA、3位巨人に0・5差まで迫られ、4位広島とも1差。激しいだんごレースの中、重苦しい空気は1日限りで吹き飛ばしたい。【伊東大介】
◆阪神が名古屋で後味の悪い敗戦を喫した。1点差まで追い上げた末の惜敗。藤川球児監督(44)は試合後、「最後の中野の1球というのは、正直納得いかない」と不満を隠さなかった。9回、先頭渡辺が四球を選んだ1球で、中日井上監督が球審のジェスチャーに抗議。最後は2死二塁フルカウントで2番中野への際どい内角球がストライク判定となり、「井上監督の抗議があって、最後(ストライクを)取ったという風に思われても仕方ない」と苦言を呈した。重苦しい1敗で、2位DeNA、3位巨人に0・5差まで迫られた。
◆この日1軍に復帰した中日福永裕基内野手(28)の出番はなかった。試合後、井上一樹監督(53)は「「もう少し、今週いっぱいは2軍に預けてという形だったんですけれども、まあまあ、昨日の敗戦後にいろいろミーティングをした時に、ことを起こせる打者がいないねと。2軍の報告も受けながら『いきなりスタメンということはしないから、とりあえず福永をくれ』、という緊急招集になったけれど、当面はスタメンということは僕も避けながらではありますけれど、様子を見ながら、それならいけるねという判断をした時にはスターティングメンバーで名前を入れたいと思います」と説明した。今季は井上構想では「3番・二塁」を考えていたが、3月18日オープン戦ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)の二塁守備中に右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷しているだけに「ちょっと二遊間は避けていきたい」と、一、三塁での起用となりそうだ。
◆両軍のスターティングメンバーが発表された。前日23日に延長11回の激闘を制し、連敗を止めた阪神は2勝目を目指す大竹耕太郎投手(29)が先発。左翼には高寺望夢内野手(22)が2試合ぶりにスタメン復帰した。左翼は5試合ぶりとなる。
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が確信の一発を放って試合を振り出しに戻した。1点を先行された直後の二回先頭。中日・高橋宏の142キロの変化球を完璧に捉えた。打った瞬間、スタンドインと分かる打球は右中間席で着弾。5月5日の巨人戦(東京ドーム)以来、14試合ぶりの12号ソロで通算100号まであと4本とした。打点をマークするのも5月11日の中日戦(甲子園)以来、10試合ぶり。試合前の時点で本塁打、打点でセ・リーグ2冠を走る主砲が、久々に数字を伸ばした。
◆25日の中日戦(バンテリン)に先発する阪神D1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=は24日、試合前練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。今季は11試合に登板して3勝1敗、防御率1・45。先発では6試合目で初めてビジターのマウンドに上がる。23日には初のバンテリンのマウンドを入念にチェック。「マウンドは多少違う。明日マウンドに上がった時に、しっかり能力を出せるように準備したい」と意気込んだ。ルーキー左腕は「もともと汗かきなんで。ドームだからと言って安心しちゃうと体がつったりとかあると思う」と水分補給を意識。トレーナーとともに水分の取り方を考えてきた。「(飲む量が)増えたりはないですけど、飲むものが変わったりとか。水を飲もうっていうところは変わったかなと思います」。これから夏に入り気温も上昇するが、対策は万全。プロ1年目を試行錯誤で戦い抜く。
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が確信の一発を放って試合を振り出しに戻した。1点を先行された直後の二回先頭。中日・高橋宏の142キロの変化球を完璧に捉えた。打った瞬間、スタンドインと分かる打球は右中間席で着弾。5月5日の巨人戦(東京ドーム)以来、14試合ぶりの12号ソロで通算100号まであと4本とした。「打ったのはフォーク。先に点を取られてしまったので、早めに追いつくことができて良かったです。いいスイングができたと思いますし、次の打席も打てるように頑張ります」
◆先発の阪神・大竹耕太郎投手(29)が1-1の二回に勝ち越しを許した。一回に2本の安打で1点を先制され、佐藤輝の12号ソロですぐさま同点に追いついたが、直後の二回に中日打線に捕まった。1死から木下に左前打で出塁されると、続く山本には14球粘られた末に、左翼線への二塁打で1死二、三塁。高橋宏を二邪飛に仕留めたが、1番・岡林に左前へ2点適時打を浴びた。
◆阪神・大山悠輔内野手(30)の一打で阪神が同点に追いついた。1-3で迎えた六回。近本、中野が四球を選んで出塁すると、森下の内野ゴロで1死一、三塁。佐藤輝が三飛に倒れたが、5番・大山が中日の先発・高橋宏の変化球を捉えた。打球は左翼後方へ高々と舞い、フェンス直撃の2点適時二塁打。左翼・カリステが直接捕球をアピールし、井上監督がリクエストするも判定は変わらず、虎党で埋め尽くされた左翼スタンドから「六甲おろし」の大合唱が響き渡った。大山は「打ったのはカットボールかな。とにかくランナーをかえすことだけを考えて、集中して打席に入りました。この後、勝ち切れるように頑張ります」とコメントした。
◆阪神・中野拓夢内野手(28)が3-3の七回に死球を受けて苦悶の表情を浮かべた。2死二塁から左腕・橋本が投じた151キロ直球が右上腕付近に直撃。その場でうずくまり、ベンチからトレーナーが駆け寄った。それでもプレーを続行。三塁側だけでなく、一塁側からも中野を鼓舞する拍手が沸いた。直後の守備では、山本の二遊間への打球を逆シングルで好捕すると一塁へストライク送球。見事アウトにし、先頭打者の出塁を許さなかった。今季はここまで全試合に出場し打率・304。二塁守備では無失策と攻守でチームを支えている。
◆阪神は4-5で中日に敗れた。3-3で迎えた八回に3番手で登板した育成D1位・工藤(四国IL徳島)が、高橋周に決勝の2点打を浴びた。打線は0-1の二回に佐藤輝が今季12号となる同点ソロ。1-3の六回には2死一、三塁から大山の左翼フェンス直撃の2点二塁打で、再び同点に追いついたが、リードすることはできなかった。先発の大竹は5回7安打3失点。二回までに3点を失い「全体的にボールが甘くなってしまい終始ランナーを背負う苦しいピッチングになってしまった」と唇をかんだ。2番手で登板した岩貞は2回を投げて無安打無失点、2三振を奪うパーフェクトリリーフ。プロ12年目の左腕が気を吐いた。広島-DeNA(マツダ)が雨天中止となり、試合がなかった2位DeNAと0・5ゲーム差になった。バンテリンドームは今季1勝4敗。
◆阪神が競り負けて、降雨中止の2位DeNAとは0・5差となった。八回に登板した育成D1位・工藤泰成投手(23)=四国IL徳島=が先頭打者への四球から1死二、三塁とされ、高橋周平内野手(31)に中前2点打を許した。工藤は2敗目。九回は1死二、三塁から近本光司外野手(30)の遊ゴロで1点差に迫ったが、続く2死二塁で中野拓夢内野手(28)がフルカウントから自信を持って見送った投球をストライクと判定され、三振に倒れた。佐藤輝明内野手(26)の二回の12号ソロは5日巨人戦(東京D)以来、14試合&56打席ぶり本塁打。大山悠輔内野手(30)も2点二塁打を放ったが、〝アベック打点〟の連勝は「26」(1分挟む)で止まった。
◆球審の小林和公審判員は九回先頭の阪神・渡辺に中日・松山がフルカウントから投げた低めの直球をボールと判定し、四球。しかし、腕を上げかけたため、中日・井上一樹監督(53)がベンチを飛び出して抗議した。試合後、取材に応じた小林球審は「私がボールって言った後に手が出たので、それを(井上)監督が見ていて、『小林さん、手が出たからストライクじゃないの』って」と動作に対して抗議があったことを明かした。それに対し、小林球審は「先にボール言うてると。『(井上)監督、ストライク、ボールに関しては抗議できないので、下がってくれ』と。それで『わかった』と」とやりとりを説明した。
◆中日の高橋宏は3―1の六回に追いつかれ、3勝目を逃した。先頭から連続四球でピンチを招き、2死後に大山に甘く入ったカットボールを左翼フェンス直撃の2点二塁打とされた。勝ち越しは防いだが、この回限りで降板となり「無駄な四球を出したことが全て」と反省しきりだった。二回には佐藤輝に豪快なソロを浴び、昨季を上回るシーズン2本目の本塁打を許した。かつてのような打者を圧倒する投球を見せられていないが、井上監督は「どう復活するか。少し時間がかかっているが、登板させながら見守っていく」と信頼を強調した。
◆7試合目の登板となった阪神・岩貞が気を吐いた。3-3の六回から2番手で登板すると、先頭の高橋周を三球三振。今季初の回またぎで2回無失点。1人の走者も許さない完璧な投球を見せた。左腕は「(意識したことは)勝つこと。勝つためにどんどんストライク先行でいけたので、そこは良かったです」とうなずいた。
◆2勝目を狙った阪神・大竹だったが、序盤から失点を重ねた。一回に2死二塁からカリステに左翼線へ適時二塁打を浴び、先制点を献上。佐藤輝のソロで同点に追いついた直後の二回にも2死二、三塁で岡林に2点打を浴び、5回3失点。勝敗はつかなかったが「2点のところは防がなければいけなかった。展開的にも(初回の)1点に抑えられていたら、(六回の)大山さんのヒットで優勢で進められた」と唇をかんだ。
◆阪神・大山が一時同点となる2点二塁打を放った。1-3の六回2死一、三塁で高橋宏のカットボールを捉えると、打球は左翼後方へ-。左翼・カリステがジャンプしてダイレクト捕球したようにも見え、敵将井上監督がリクエストしたが、実際には左翼フェンス上部を直撃してから捕球しており、判定は変わらず。5試合連続安打となった大山は「とにかくランナーをかえすことだけを考えて、集中して打席に入りました」と振り返った。
◆3-5の九回無死一塁で代打出場したヘルナンデス(前メキシカンリーグ)は、左前打を放ち好機を演出。勝利にはつながらなかったが「早い段階から準備していたので結果が出て良かった」とうなずいた。16日の広島戦(甲子園)で前川が右前打を放って以降、左翼で先発出場した選手は21打席連続無安打。現在は高寺、島田、豊田らが日替わりで先発しているが、チームのウイークポイントの一つとなっている。一、三塁が本職のヘルナンデスは今春キャンプで左翼守備にも取り組んだ。試合では2月20日の日本ハム2軍との練習試合(沖縄・名護)で守ったのみだが、1軍再昇格後は3打数2安打と結果を残しているだけに、左翼に入る可能性も出てきそうだ。
◆育成D1位で入団し支配下登録された阪神・工藤(四国IL徳島)が痛恨の決勝打を浴びた。3-3の八回に3番手で登板。先頭の田中に9球粘られ四球を与えると、ピンチを広げ1死二、三塁から高橋周に中前へ2点打を許した。21日の巨人戦(甲子園)から2試合連続失点となり今季2敗目。試合後は「申し訳ないです」と一言だけ口にし、チームバスに乗り込んだ。
◆右翼手は一歩も動かない。打球は、広いバンテリンドームの右翼席中段に到達した。セ・リーグ本塁打ランキングを独走する阪神・佐藤輝明内野手(26)が、14試合ぶりの12号アーチ。桁外れのパワーに竜党もどよめいた。「先に点を取られてしまったので、早めに追いつくことができてよかった。いいスイングができたと思う」1点を先制された直後の二回。中日の先発、高橋宏の142キロのフォークを完璧に捉えた。5日の巨人戦(東京ドーム)で11号を放って以来の一発で、通算100本塁打へ向けても「あと4」とした。ノーアーチだった13試合も打率・280(50打数14安打)、2打点で「ホームランは打ちたいけど、決して状態は悪くはないですよ」と漏らしていた。本塁打数2位の巨人・岡本(8本)は「左肘の靱帯(じんたい)損傷」で長期離脱中で、キングへ向けて現状ではライバル不在。34打点も、チームメートの森下らが31打点と追ってはいるが、まだまだ佐藤輝が「2冠」だ。1-3の六回に大山の2点二塁打で同点に追いついたが、八回に中日に勝ち越しを許してチームを勝利に結びつける一発とはならず。佐藤輝と大山がそろって打点を挙げれば26連勝中(1分けを挟む)だった〝不敗神話〟もついに止まった。これでチームは今季、バンテリンドームで1勝4敗。そんな中で、佐藤輝は5試合で3発というのが頼もしい。球場別の本数で甲子園、東京ドームに並んでいる。最後は「明日も頑張ります」と短い言葉に思いを込め、バスに乗り込んだ。2カード連続の負け越し阻止と、バンテリンドームでの勝ち越しを目指し、次こそ勝利へ導くアーチを架ける。(三木建次)
◆NPBさん、ちょっとお話が...。本日も中日-阪神は3時間43分と長めの試合でした。前日23日は延長十一回、3時間58分。問題はここからなんですが、わが阪神はその前の巨人との2試合で計8時間28分戦っているんです。一方の中日は、その前のDeNAとの2試合で計5時間50分。その差、2時間38分も阪神は多く労働(試合)しているんですよ!いや、何も労働基準法がどうのなんてとやかく言いませんが、せめて残業代として1時間につき1得点を加え、2時間多い阪神に2得点! よって、4-5で負けた阪神が6-5の逆転残業勝ちとしてもらえませんか!? え~っ、ダメ? やっぱり...。猛虎ナインよ、残業代がないなら、これからは2時間ゲームで勝利して、早く帰ろーぜ!!敗れたけど、中日の守護神松山から1点奪い、なお一打同点まで追い詰めたんだから良しとしておくわ! てか、岩崎、石井の3連投は避けたく、及川は勝ち越して登板させたい状況で、岩貞はイニングまたぎ頑張った。でも、残りのブルペンの顔ぶれが木下、椎葉、ネルソンじゃ、工藤の失点も責められねーか!!
◆また雨だった。今週に入って何度目だろうか。空を見上げてため息をつくのは。まだそこまで暑くなく、梅雨入り前の5月中旬。運動会の第一次ピークだ。虎ソナも23日に息子の体育参観があった。本来は22日開催だったけど、グラウンドのコンディション不良で当日朝に順延が決定。晴れていただけに、神整備の阪神園芸がいればなあ、と思った同輩は多かったはずだ。例年に比べて父親の姿が少なかった。予定が延びた影響だろう。阪神園芸がいればなあ。だけど、雨は悪者じゃない。ときには幸せを運んでくることもある。その恩恵を期待してニヤリとしているヤツがメディア局にもいた。レース部の水谷圭助だ。「雨は波乱の要素になるからなあ」25日に行われるJRAGⅠのオークス。舞台となる東京・府中市にある東京競馬場は雨の影響が残りそう。だから、穴党の出番というわけだ。その一方で、水谷は自身の置かれた状況に少々戸惑っている。今春に夕刊フジから大阪サンスポに移籍。「水谷圭助のGⅠ11番勝負!! 大獲りケースケでございます」がいきなりスタートした。ここまで7戦を終えて3着が3回と見せ場をつくっている。ここ2週のNHKマイルカップ、ヴィクトリアマイルはどっちもハナ差で3着だが...。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
24 | 19 | 2 | 0.558 (↓0.013) | - (-) |
98 | 155 (+4) | 113 (+5) | 25 (+1) | 39 (+1) |
0.245 (↓0.002) | 2.260 (↓0.06) |
2 (-) |
DeNA |
22 | 18 | 3 | 0.550 (-) | 0.5 (↓0.5) |
100 | 150 (-) | 118 (-) | 19 (-) | 25 (-) |
0.237 (-) | 2.510 (-) |
3 (1↑) |
巨人 |
25 | 21 | 1 | 0.543 (↑0.01) | 0.5 (↓1) |
96 | 145 (+4) | 149 (+2) | 35 (+2) | 19 (-) |
0.243 (-) | 2.770 (↑0.04) |
4 (1↓) |
広島 |
22 | 19 | 2 | 0.537 (-) | 1 (↑0.5) |
100 | 142 (-) | 114 (-) | 21 (-) | 14 (-) |
0.244 (-) | 2.360 (-) |
5 (-) |
中日 |
19 | 23 | 2 | 0.452 (↑0.013) | 4.5 (↑1) |
99 | 98 (+5) | 137 (+4) | 19 (-) | 24 (+1) |
0.211 (↑0.002) | 2.950 (↓0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
13 | 25 | 2 | 0.342 (↓0.009) | 8.5 (-) |
103 | 109 (+2) | 168 (+4) | 17 (-) | 11 (+1) |
0.222 (↓0.001) | 3.680 (↓0.02) |
コメント