楽天(★0対1☆)日本ハム =リーグ戦9回戦(2025.05.23)・楽天モバイルパーク宮城=
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日本ハム
0100000001601
楽天
0000000000500
勝利投手:金村 尚真(4勝2敗0S)
敗戦投手:早川 隆久(1勝5敗0S)

本塁打
【日本ハム】郡司 裕也(3号・2回表ソロ)

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◆日本ハムが投手戦を制した。日本ハムは2回表、郡司のソロが飛び出し、先制に成功する。投げては、先発・金村が9回5安打無失点の快投。今季3度目の完封で4勝目をマークした。敗れた楽天は、先発・早川が7回1失点の好投を見せるも、打線が援護できなかった。

◆楽天-日本ハム9回戦のスタメンが発表された。平成生まれ初の通算2000安打まで残り2本に迫る楽天浅村栄斗内野手(34)は「6番一塁」で2試合連続先発する。

◆楽天浅村栄斗内野手(34)が、出場5試合ぶりの安打で平成生まれ初の通算2000安打に王手をかけた。マジック「2」で迎えたこの日は「6番一塁」で出場。2回に左前打を放った。15日ロッテ戦(東京ドーム)の7回に通算1998本目となる左前適時打をマークしたあと、出場4試合連続で無安打だった。さらに20日西武戦(きたぎんボールパーク)では歴代4位&パ・リーグ記録の連続試合出場が「1346」でストップしていた。

◆タレント、フリーアナウンサーの淡輪ゆき(32)が自身のX(旧ツイッター)を更新し、夫の楽天浅村栄斗内野手(34)の通算1999安打目を喜んだ。平成生まれ初の通算2000安打まで残り2本に迫った中で「6番一塁」で2試合連続先発。6回2死、日本ハム金村から左前打を放った。すると、すかさずXを更新。「1999」と拳の絵文字も添えて投稿。ファンも「いよいよリーチ」「あと1」などと反応していた。

◆ASA METER 1??9??9??9??浅村栄斗が第1打席で大記録にリーチ本日2000本安打達成なるか???プロ野球(2025/5/23)??楽天×日本ハム??Live on DAZN#オレをみろ #RakutenEagles pic.twitter.com/yceNUYTXep

◆楽天が日本ハムに競り負け、2連勝を逃した。先発早川隆久投手(26)が2回先頭の郡司に先制ソロを被弾したが、そこから粘った。3回から5回までは3者凡退。6回は2死満塁のピンチを招くも、最後は清宮幸を中飛に仕留めた。7回は3者連続三振。7回4安打9奪三振1失点と力投も報われず、5連敗を喫した。8回から2番手で登板した今野龍太投手(30)は安打と2四球で1死満塁とされたが、無失点に切り抜けた。打線は1点を追う3回に2死二、三塁のチャンスを作ったが、村林一輝内野手(27)が二ゴロに倒れるなど相手先発の金村を攻略できなかった。平成生まれ初の通算2000安打達成が近づく浅村栄斗内野手(34)は、出場5試合ぶり安打となる左前打を2回にマーク。大記録に王手をかけたが、それ以外の打席では凡退した。

◆日本ハム金村尚真投手(24)が球団59年ぶりの快挙を成し遂げた。12球団トップとなる今季3度目の完封勝利で4勝目。5月までに3完封勝利は、球団では66年嵯峨健四郎以来だ。9回1失点で完投勝利を挙げた9日楽天戦(エスコンフィールド)から中13日での先発で、きっちりとスコアボードに「0」を並べ続けた。3回と8回は得点圏に走者を背負ったが、要所も締めて今度は敵地でシャットアウト劇を完結させた。これでチーム全体でも完封勝利は5度目(3人)、完投勝利は10度目(5人)と12球団トップの数字を独走する。すべては開幕戦でプロ初完投初完封勝利を挙げた金村から始まった、最強先発陣のタフネスぶりだ。この日も"代役4番"の郡司裕也捕手(27)が2回に放った先制3号ソロで奪った1点を守り切る完封劇で、延長11回を戦った翌日の移動ゲームとなった3連戦初戦を白星スタート。がっちり首位をキープした。

◆日本ハム金村尚真投手(24)が今季3度目の完封勝利で、4番郡司裕也捕手(27)の3号ソロで挙げた虎の子の1点を守り切った。

◆日本ハム金村尚真投手(24)が9回5安打6三振完封で4勝目を挙げた。開幕4勝すべて完投は球団では07年ダルビッシュ以来18年ぶり。5月までに3完封勝利は同じく66年嵯峨健四郎以来59年ぶりの快記録となった。1-0勝利に「抑えたらヒーローですし打たれたら負け投手になる。崖っぷちの中で成長できるのを感じられているのは、とても幸せなこと」と、重圧を逆にエネルギーに変えた。2回に先制点をもらって以降、ゼロ行進。8回2死一、二塁のピンチでは、代打の島内に初球の高めスプリットを振らせ、三邪飛に打ち取った。新庄監督は「打ち気になったところでちょっとボールを動かす。テクニックはチームの中でNO・1と言ってもいい。1点差を愉しんでいるような感じ」と脱帽だ。今季は3月28日の開幕西武戦で完封勝利も2戦目の4月5日オリックス戦で4回5失点と崩れ初黒星。4月20日オリックス戦での2度目の完封後は4月27日ロッテ戦で6回5失点と好投が続かなかった。今回は前回登板の5月9日楽天戦で完投勝利を挙げ、続けて好投。初の2連勝に指揮官は「勝ち負けじゃなくて勝ち勝ち。期待持てますね」。沖縄生まれの"ちゅら腕"金村が、前日梅雨入りした故郷に晴れ晴れした投球を送り届けた。【永野高輔】

◆楽天浅村栄斗内野手(34)が、平成生まれ初の通算2000安打に王手をかけた。日本ハム戦(楽天モバイルパーク)に「6番一塁」でスタメン出場。2回に金村から左前打を放ち、出場5試合ぶり、18打席ぶりの安打をマークした。チームは敗れたが、苦しんでいた主砲が復活。24日の同戦で大記録を達成する。楽天モバイルパークの三塁側に設置された「ASA-METER」が動き出した。2回2死走者なし、浅村は日本ハム金村と相対した。1ボールから真ん中低め146キロツーシームを思い切って振り抜き、左前に運んだ。「(安打が)久々に出て良かったです」と安堵(あんど)。平成生まれ初の通算2000安打に王手をかけた。自身にとって出場5試合ぶり、18打席ぶりの安打。ようやくトンネルを抜けた。浅村の通算安打数を示す「ASA-METER」はファンの手で「1998」から「1999」へ表示が切り替わった。ミスショットを残念がった。7回1死一塁では真ん中低めのカットボールを引っかけ、遊ゴロ併殺に倒れた。「イメージ通りの球だったんですけど、ちょっと力が入った感じはあります。でも、投げたコースも甘かったんで、悔しいですね」。4回の第2打席は空振り三振。この日は3打数1安打だった。前日22日の西武戦は3打数無安打1四球。一方、最終打席の9回の右飛は浅村らしい痛烈な打球で復調を印象づけた。「いい打席とそんな良くない打席がはっきりしてるので、あんまり考えないように。いいイメージ持って打席には入ってます」と力を込めた。先日、西武時代の15年から続いていた連続試合出場が歴代4位の「1346」で途切れたが、すでに前を向いている。残り1安打で今日24日の日本ハム戦(楽天モバイルパーク)を迎える。「もう早めに決めたいです」。本拠地の大声援を力に変える。【山田愛斗】【動画】楽天浅村栄斗が第1打席で1999本目安打 左前打で大記録にリーチ

◆第2の故郷で、強打の捕手"いくえい郡司"がよみがえった。日本ハム郡司裕也捕手(27)が2回に決勝の先制3号ソロを放った。楽天モバイルパークにほど近い仙台育英出身の「4番捕手」は、今季初めてバッテリーを組んだ金村を好リードして、自ら挙げた虎の子の1点も死守。攻守で輝き、チームの首位キープに貢献した。郡司は平然と言った。「4番の顔です」。2回先頭で、楽天早川の初球をフルスイングした。打球は左翼ポール際へ飛び込んだ。先制の3号ソロ。やや静まり返った相手本拠地のダイヤモンドをゆっくりと1周した。「なかなか打てない中での4番起用だったので、意気に感じて、ホームラン狙ってました」。かつて、仙台の地で躍動した"いくえい郡司"を降臨させて、一振りで試合を決めた。10年前は、楽天モバイルパークから徒歩圏内にある仙台育英の生徒だった。地元の千葉から高校野球の名門に飛び込んで、3年間を過ごした。もちろん同球場でもプレー経験があったが、「この球場では高校時代以来のホームランになった。第2の地元だと思ってるので、ほんと感慨深い」。終わってみれば、決勝アーチ。最高の一振りで、第2の故郷に錦を飾った。高校当時を思い出すように、監督の指示を忠実に守った。打席に入る前には、球場のビジョンに映しだされた打率2割1分5厘は目にも入れなかった。「ボス(新庄監督)からは『打率はあんまり見るな』って言われてるので」。アベレージよりインパクト。「見ません。打率じゃないです」と返答し、指揮官の現役時代をほうふつとさせる勝負強さを発揮した。捕手としても先発金村を今季3度目の完封勝利に導く好リード。「今日は僕より金村が大ヒーローだと思う。ほんとに素晴らしいピッチングをしてくれた。僕を引っ張ってくれました」と後輩右腕を立てられるところも頼もしい。仙台で復活した堅守強打の4番捕手"いくえい郡司"が攻守で活躍し、チームは首位をがっちりと守った。

◆楽天早川隆久投手(26)は力投報われず、5連敗を喫した。2回に左翼ポール際へ先制ソロを被弾。「初回に真っすぐをいい感じに投げられていたんで、真っすぐでいこうっていう話の中で捉えられてしまったので、そこに関しては自分の失投」と悔しさをにじませた。以降は粘った。3回から5回までは3者凡退。6回は2死満塁のピンチを背負ったが、最後は清宮幸をスライダーで中飛に打ち取った。7回は3者連続三振で締めた。敗れはしたが、7回122球、4安打9奪三振1失点と先発の役割は全うした。打線の援護なく5敗目を喫し、4月4日ロッテ戦(ZOZOマリン)以来の2勝目はならなかった。「(勝ち星は)自分が左右できることではないので。ゼロで抑えれば負けないことだと思いますし、そういうところも含めて良い刺激かなと思いながらやってきていければなと思います」と前を向いた。力投した早川について、三木肇監督(48)は「しっかりゲーム作って、もう少しやれることもあるかなと思うんだけども、しっかり試合を作ってくれてるっていう部分では、こっちも援護できてないのは、ちょっと彼にとって申し訳ないな」と話した。

◆楽天・浅村栄斗内野手(34)が「6番・一塁」で先発出場し、左前打を放って通算2000安打に残り1本とした。0-0、二回2死走者なしの1打席目。相手先発、金村のツーシームを捉えた。15日のロッテ戦(東京ドーム)で左前打を放って以来、5試合18打席(4四球)ぶりの安打。20日の同戦(きたぎんボールパーク)では、西武時代の2015年8月に始まった連続試合出場が1346試合でストップした。衣笠祥雄(広島)、鳥谷敬、金本知憲(以上阪神)に次ぐ史上4位で、パ・リーグ1位だった。

◆日本ハムは金村が5安打1四球で今季3度目の完封を果たし、4勝目をマークした。打線は二回に郡司の3号ソロで唯一の得点を挙げた。楽天は八回2死一、二塁などを生かせず、早川が7回を1失点と好投しながら5敗目を喫した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
25181 0.581
(↑0.01)
-
(-)
99158
(+1)
125
(-)
44
(+1)
20
(+1)
0.232
(↓0.001)
2.370
(↑0.06)
2
(1↑)
ORIX
22193 0.537
(-)
2
(↓0.5)
99146
(-)
158
(-)
31
(-)
22
(-)
0.262
(-)
3.300
(-)
3
(1↓)
西武
23200 0.535
(↓0.013)
2
(↓1)
100117
(+3)
115
(+9)
17
(+2)
33
(-)
0.235
(↑0.001)
2.520
(↓0.16)
4
(-)
ソフトバンク
22212 0.512
(-)
3
(↓0.5)
98163
(-)
135
(-)
28
(-)
31
(-)
0.243
(-)
2.610
(-)
5
(-)
楽天
19240 0.442
(↓0.01)
6
(↓1)
100117
(-)
136
(+1)
18
(-)
47
(-)
0.235
(↓0.001)
3.050
(↑0.05)
6
(-)
ロッテ
16250 0.390
(↑0.015)
8
(-)
102111
(+9)
143
(+3)
24
(+2)
13
(-)
0.212
(↑0.006)
3.190
(↑0.01)