中日(★0対5☆)西武 =オープン戦3回戦(2025.03.16)・バンテリンドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
西武
2000000035910
中日
0000000000400
勝利投手:髙橋 光成(2勝0敗0S)
敗戦投手:マラー(1勝1敗0S)
  DAZN
チケットぴあ 中日戦チケット予約 西武戦チケット予約
◆中日は、先発・マラーが6回2失点5奪三振のピッチング。本拠地のマウンドで、助っ人左腕がまずまずの投球を披露した。対する西武は、先発・高橋光成が5回2安打無失点の好投。シーズン開幕へ向け、仕上がりの良さをアピールした。

◆2月に現役引退を表明した元中日チェン・ウェイン氏(39)がセレモニアルピッチで古巣のマウンドに上がった。台湾出身で日米通算96勝をマークした左腕は中日時代の背番号「21」のユニホームでマウンドに立ち、打者ドアラ相手に95キロのストレートを投じた。同僚だった大島、大野から花束を受け取ると「大好きなマウンドに立てたことが本当にうれしい。夢を締めくくる最後の瞬間です。ありがとうございました」と日本語でスピーチを行った。古巣で引退セレモニーを終えたチェン氏は「ドラゴンズにはこういう機会を与えていただき感謝しています。(今後は)野球の現場で投手にアドバイスすることができれば」と新たな目標として指導者の道を掲げた。チェン氏は04年、中日に入団。09年に最優秀防御率のタイトルを獲得。10年には13勝を挙げた。12年から米大リーグに挑戦し、14年にはオリオールズで16勝をマーク。20年途中にロッテで日本球界に復帰。21年から阪神でプレーしたが、22年途中に自由契約となり、昨季は米独立リーグでプレーしていた。NPB通算成績は133試合、37勝33敗、防御率2・60。メジャー通算は219試合、59勝51敗、防御率4・18。

◆中日井上一樹監督(53)が先発の柱として期待する新外国人カイル・マラー投手(27=アスレチックス)に注文を出した。初回先頭打者から3連打を許して2失点。6回5安打2失点にまとめたものの「準備が遅れて空回りをしたので注意をした。ブルペンでの打ち合わせが長引いたようだ。駆け足でマウンドにきて、落ち着きがなく痛打された。時間を持ってやるように投手コーチにも言っておきました」と立ち上がりの修正を求めた。期待が高いからこその指揮官からの要望に本人もこたえる覚悟だ。「(初回は)理想的ではない形だったが、全体的にはよかったと思う。1年間、フルに投げれば28試合から30試合の登板があると思う。シーズン通しての調整を身につけたい」。オープン戦3試合で計15回3失点。安定感を誇る201センチの大型左腕が、余裕を持った準備の大切さを学び、本番を迎える。

◆未勝利に終わった昨季からの巻き返しを期す西武高橋光成投手(28)が、順調な仕上がりを見せた。「出力が出なかった」と自己評価はいまひとつも、5回を2安打無失点。「シーズン中もこういうことがあるだろうということで、対応できたのは良かった」と収穫を口にした。カーブやカットボールを効果的に使い、打たせて取った。3回以降は先頭打者を出しながらも、要所でギアを上げた。5回2死一、二塁では、石伊を151キロの直球で二ゴロに仕留めた。西口監督は「そこまで良くはなかったと思うけど、あれだけ投げられたのは良かった」と評価した。昨季は15試合に登板し、0勝11敗。復活へ向け、オフの間から打撃投手を務めるなど、例年以上にハイペースで仕上げてきた。オープン戦は2試合で8回を投げて無失点。「変わりはない。あとはコンディションを整えてというところ」と静かに開幕を見据えた。

◆西武の源田壮亮内野手(32)が左脚の肉離れで、16日中日戦(バンテリンドーム)を欠場した。12日の阪神戦で痛めていた。15日の中日戦は出場したが状態は思わしくなく、今後は2軍で調整する。28日の開幕へ向け、西口監督は「ぎりぎり、間に合うかどうか。1年間を考えれば無理すべきところではない」と慎重な姿勢を示した。4番打者のレアンドロ・セデーニョ内野手(26=オリックス)も下半身のコンディション不良で欠場した。15日の試合中、走塁で痛めた。17日に精密検査を受ける予定。

◆中日OBで2月に現役引退を表明した台湾出身のサウスポー、チェン・ウェインさんが始球式を務めた。背番号「21」のユニホーム姿で、95キロのストライク投球。元チームメートの大島、大野から花束を贈られ「ドラゴンズのおかげで今の自分がいる。最後に大好きなマウンドに立ててうれしい」と感慨に浸った。2004年に18歳で中日入り。09年には最優秀防御率に輝くなど先発陣の一角として活躍した。米大リーグでもプレーし、日米通算96勝。今後については「日本と米国でやった経験を選手に伝えたい」と指導者への意欲を口にした。

◆西武の源田が左脚の肉離れで欠場した。12日の阪神戦で痛めていた。15日の中日戦は出場したが状態は思わしくなく、今後は2軍で調整する。28日の開幕へ向け、西口監督は「ぎりぎり、間に合うかどうか。1年間を考えれば無理すべきところではない」と慎重な姿勢を示した。4番打者のセデーニョも下半身のコンディション不良で欠場した。15日の試合中、走塁で痛めた。17日に精密検査を受ける予定。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
830 0.727
(-)
-
(-)
37
(-)
27
(-)
6
(-)
9
(-)
0.233
(-)
2.080
(-)
2
(1↑)
日本ハム
632 0.667
(↑0.042)
1
(↑0.5)
35
(+8)
30
(+3)
7
(+1)
10
(+4)
0.239
(↑0.014)
2.530
(↓0.05)
3
(1↓)
ソフトバンク
643 0.600
(↓0.067)
1.5
(↓0.5)
49
(+3)
45
(+8)
7
(-)
18
(+2)
0.259
(↑0.003)
3.030
(↓0.42)
3
(1↑)
巨人
641 0.600
(-)
1.5
(-)
41
(-)
38
(-)
6
(-)
4
(-)
0.245
(-)
2.850
(-)
5
(1↑)
西武
432 0.571
(↑0.071)
2
(↑0.5)
29
(+5)
22
(-)
2
(-)
4
(-)
0.246
(↑0.002
2.280
(↑0.29)
6
(1↓)
中日
553 0.500
(↓0.056)
2.5
(↓0.5)
43
(-)
46
(+5)
7
(-)
11
(-)
0.230
(↓0.008)
3.410
(↓0.13)
7
(1↑)
DeNA
562 0.455
(-)
3
(-)
31
(-)
39
(-)
3
(-)
9
(-)
0.204
(-)
2.610
(-)
7
(3↑)
広島
562 0.455
(↑0.055)
3
(↑0.5)
30
(+3)
29
(-)
8
(+1)
4
(+2)
0.220
(↑0.001)
2.130
(↑0.18)
7
(1↓)
ロッテ
561 0.455
(↓0.045)
3
(↓0.5)
37
(-)
35
(+3)
7
(-)
7
(-)
0.207
(↑0.003)
2.230
(↓0.1)
10
(1↓)
阪神
341 0.429
(-)
3
(-)
35
(-)
36
(-)
6
(-)
4
(-)
0.293
(-)
3.930
(-)
11
(-)
楽天
362 0.333
(-)
4
(-)
39
(-)
33
(-)
3
(-)
12
(-)
0.226
(-)
2.650
(-)
12
(-)
ORIX
281 0.200
(-)
5.5
(-)
27
(-)
53
(-)
1
(-)
3
(-)
0.213
(-)
4.520
(-)