1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 9 | 1 | 0 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:髙橋 光成(2勝0敗0S) 敗戦投手:マラー(1勝1敗0S) |

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◆中日は、先発・マラーが6回2失点5奪三振のピッチング。本拠地のマウンドで、助っ人左腕がまずまずの投球を披露した。対する西武は、先発・高橋光成が5回2安打無失点の好投。シーズン開幕へ向け、仕上がりの良さをアピールした。
◆2月に現役引退を表明した元中日チェン・ウェイン氏(39)がセレモニアルピッチで古巣のマウンドに上がった。台湾出身で日米通算96勝をマークした左腕は中日時代の背番号「21」のユニホームでマウンドに立ち、打者ドアラ相手に95キロのストレートを投じた。同僚だった大島、大野から花束を受け取ると「大好きなマウンドに立てたことが本当にうれしい。夢を締めくくる最後の瞬間です。ありがとうございました」と日本語でスピーチを行った。古巣で引退セレモニーを終えたチェン氏は「ドラゴンズにはこういう機会を与えていただき感謝しています。(今後は)野球の現場で投手にアドバイスすることができれば」と新たな目標として指導者の道を掲げた。チェン氏は04年、中日に入団。09年に最優秀防御率のタイトルを獲得。10年には13勝を挙げた。12年から米大リーグに挑戦し、14年にはオリオールズで16勝をマーク。20年途中にロッテで日本球界に復帰。21年から阪神でプレーしたが、22年途中に自由契約となり、昨季は米独立リーグでプレーしていた。NPB通算成績は133試合、37勝33敗、防御率2・60。メジャー通算は219試合、59勝51敗、防御率4・18。
◆中日井上一樹監督(53)が先発の柱として期待する新外国人カイル・マラー投手(27=アスレチックス)に注文を出した。初回先頭打者から3連打を許して2失点。6回5安打2失点にまとめたものの「準備が遅れて空回りをしたので注意をした。ブルペンでの打ち合わせが長引いたようだ。駆け足でマウンドにきて、落ち着きがなく痛打された。時間を持ってやるように投手コーチにも言っておきました」と立ち上がりの修正を求めた。期待が高いからこその指揮官からの要望に本人もこたえる覚悟だ。「(初回は)理想的ではない形だったが、全体的にはよかったと思う。1年間、フルに投げれば28試合から30試合の登板があると思う。シーズン通しての調整を身につけたい」。オープン戦3試合で計15回3失点。安定感を誇る201センチの大型左腕が、余裕を持った準備の大切さを学び、本番を迎える。
◆未勝利に終わった昨季からの巻き返しを期す西武高橋光成投手(28)が、順調な仕上がりを見せた。「出力が出なかった」と自己評価はいまひとつも、5回を2安打無失点。「シーズン中もこういうことがあるだろうということで、対応できたのは良かった」と収穫を口にした。カーブやカットボールを効果的に使い、打たせて取った。3回以降は先頭打者を出しながらも、要所でギアを上げた。5回2死一、二塁では、石伊を151キロの直球で二ゴロに仕留めた。西口監督は「そこまで良くはなかったと思うけど、あれだけ投げられたのは良かった」と評価した。昨季は15試合に登板し、0勝11敗。復活へ向け、オフの間から打撃投手を務めるなど、例年以上にハイペースで仕上げてきた。オープン戦は2試合で8回を投げて無失点。「変わりはない。あとはコンディションを整えてというところ」と静かに開幕を見据えた。
◆西武の源田壮亮内野手(32)が左脚の肉離れで、16日中日戦(バンテリンドーム)を欠場した。12日の阪神戦で痛めていた。15日の中日戦は出場したが状態は思わしくなく、今後は2軍で調整する。28日の開幕へ向け、西口監督は「ぎりぎり、間に合うかどうか。1年間を考えれば無理すべきところではない」と慎重な姿勢を示した。4番打者のレアンドロ・セデーニョ内野手(26=オリックス)も下半身のコンディション不良で欠場した。15日の試合中、走塁で痛めた。17日に精密検査を受ける予定。
◆中日OBで2月に現役引退を表明した台湾出身のサウスポー、チェン・ウェインさんが始球式を務めた。背番号「21」のユニホーム姿で、95キロのストライク投球。元チームメートの大島、大野から花束を贈られ「ドラゴンズのおかげで今の自分がいる。最後に大好きなマウンドに立ててうれしい」と感慨に浸った。2004年に18歳で中日入り。09年には最優秀防御率に輝くなど先発陣の一角として活躍した。米大リーグでもプレーし、日米通算96勝。今後については「日本と米国でやった経験を選手に伝えたい」と指導者への意欲を口にした。
◆西武の源田が左脚の肉離れで欠場した。12日の阪神戦で痛めていた。15日の中日戦は出場したが状態は思わしくなく、今後は2軍で調整する。28日の開幕へ向け、西口監督は「ぎりぎり、間に合うかどうか。1年間を考えれば無理すべきところではない」と慎重な姿勢を示した。4番打者のセデーニョも下半身のコンディション不良で欠場した。15日の試合中、走塁で痛めた。17日に精密検査を受ける予定。

<オープン戦順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ヤクルト |
8 | 3 | 0 | 0.727 (-) | - (-) |
37 (-) | 27 (-) | 6 (-) | 9 (-) |
0.233 (-) | 2.080 (-) |
2 (1↑) |
日本ハム |
6 | 3 | 2 | 0.667 (↑0.042) | 1 (↑0.5) |
35 (+8) | 30 (+3) | 7 (+1) | 10 (+4) |
0.239 (↑0.014) | 2.530 (↓0.05) |
3 (1↓) |
ソフトバンク |
6 | 4 | 3 | 0.600 (↓0.067) | 1.5 (↓0.5) |
49 (+3) | 45 (+8) | 7 (-) | 18 (+2) |
0.259 (↑0.003) | 3.030 (↓0.42) |
3 (1↑) |
巨人 |
6 | 4 | 1 | 0.600 (-) | 1.5 (-) |
41 (-) | 38 (-) | 6 (-) | 4 (-) |
0.245 (-) | 2.850 (-) |
5 (1↑) |
西武 |
4 | 3 | 2 | 0.571 (↑0.071) | 2 (↑0.5) |
29 (+5) | 22 (-) | 2 (-) | 4 (-) |
0.246 (↑0.002) | 2.280 (↑0.29) |
6 (1↓) |
中日 |
5 | 5 | 3 | 0.500 (↓0.056) | 2.5 (↓0.5) |
43 (-) | 46 (+5) | 7 (-) | 11 (-) |
0.230 (↓0.008) | 3.410 (↓0.13) |
7 (1↑) |
DeNA |
5 | 6 | 2 | 0.455 (-) | 3 (-) |
31 (-) | 39 (-) | 3 (-) | 9 (-) |
0.204 (-) | 2.610 (-) |
7 (3↑) |
広島 |
5 | 6 | 2 | 0.455 (↑0.055) | 3 (↑0.5) |
30 (+3) | 29 (-) | 8 (+1) | 4 (+2) |
0.220 (↑0.001) | 2.130 (↑0.18) |
7 (1↓) |
ロッテ |
5 | 6 | 1 | 0.455 (↓0.045) | 3 (↓0.5) |
37 (-) | 35 (+3) | 7 (-) | 7 (-) |
0.207 (↑0.003) | 2.230 (↓0.1) |
10 (1↓) |
阪神 |
3 | 4 | 1 | 0.429 (-) | 3 (-) |
35 (-) | 36 (-) | 6 (-) | 4 (-) |
0.293 (-) | 3.930 (-) |
11 (-) |
楽天 |
3 | 6 | 2 | 0.333 (-) | 4 (-) |
39 (-) | 33 (-) | 3 (-) | 12 (-) |
0.226 (-) | 2.650 (-) |
12 (-) |
ORIX |
2 | 8 | 1 | 0.200 (-) | 5.5 (-) |
27 (-) | 53 (-) | 1 (-) | 3 (-) |
0.213 (-) | 4.520 (-) |
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