中日(4対4)西武 =オープン戦1回戦(2025.03.14)・小牧市民球場=
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西武
11110000041011
中日
2020000004512
勝利投手:-
敗戦投手:-

本塁打
【西武】岸 潤一郎(1号・3回表ソロ)
【中日】上林 誠知(3号・1回裏2ラン),石川 昂弥(1号・3回裏2ラン)

  DAZN
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◆中日は、石川昂が3回に2ランを記録。4番として期待される23歳が、バットで存在感を示した。対する西武は、打線が10安打をマーク。岸が本塁打を含む2安打、ルーキー・渡部聖も2安打を放つなど、それぞれアピールを見せた。

◆中日は上半身のコンディション不良で開幕に間に合わなくなった新外国人ジェイソン・ボスラー外野手(31=マリナーズ)の穴を埋めるバトルに注目が集まる。「6番一塁」のベテラン中田翔内野手(35)、左翼を狙う上林誠知外野手(29)、ブライト健太外野手(25)、鵜飼航丞外野手(25)もスタメンで登場する。西武は支配下登録、開幕1軍を目指し奮闘中の育成仲田慶介内野手(25)が「1番遊撃」でスタメン出場する。

◆中日仲地礼亜投手(24)が2軍行きを通告された。西武戦に先発したが、球が高く4回で87球を費やし6安打、4四球、4失点。井上一樹監督(53)は「もう宙ぶらりんの感じで彼に思わせるよりは、もう1回やり直せと」「1年の中で今この時期でよかったというふうに思えば。2軍の投手コーチは3人いるし、落合2軍監督は投手出身コーチだし。いろいろじっくり考えなさい」と、2軍で再調整させることを明かした。2軍ソフトバンク戦(タマホームスタジアム筑後)では、柳裕也投手(30)が6回無失点と好投。井上監督は「チームは違えど柳の方が1歩リードした」と、開幕ローテーション当確とは明言しなかったが、高い評価だった。

◆中日不動の4番として期待される石川昂弥内野手(23)がオープン戦1号となる2ランを放った。1点を追う3回2死三塁、西武上田のフォークを左翼席へライナーで運ぶ2ラン。「ちょっとバットの先だったけど、うまく打てた。(4番の)プレッシャーは特に感じてない。責任とかやりがいがある。しっかりやりたい」。2試合連続打点と調子も上がってきた。使い続ける井上監督は「あそこでああいう本塁打を打てたことは自信になる」と喜んだ。

◆中日上林誠知(29)が2試合連続アーチで開幕スタメンにグッと近づいた。6年ぶりの開催で満員となった小牧での西武戦に3番・中堅でスタメン出場。1点を追う1回1死一塁で西武上田の初球の直球を右翼席へ強烈なラインドライブの打球でたたき込んだ。「いい感じでした。下半身の使い方、タイミングの取り方がよくなった」。オープン戦3号。4戦連続安打で打率3割8分1厘、4打点。守っても3回に村田の浅い中堅への飛球をスライディングキャッチ。攻守で猛アピールだ。一塁を守る可能性があるカリステや中田らとの争いとなるが、井上監督も「開幕スタメンはありえる」と高評価。「絶対に生き残ってやるというね。喜怒哀楽が表に出ることがへたくそなあいつが気合入っていることを見せてくれる。みんなに注目されるように、(ピンクのリストバンドも)もっとスパンコールぐらいつけてもらおうかな」と、変わろうとする姿を喜ぶ。18年に22本塁打を放った長打力で定位置をつかむ。

◆西武は外野の定位置獲得を狙う6年目の岸潤一郎外野手(28)が、存在感を示した。この日から1軍に再合流すると、1回の第1打席で右前打をマーク。先頭で打席が回ってきた3回には初球を左翼席へたたき込み「積極的にいけて良かった」とうなずいた。開幕1軍を懸けた争いが本格化する中でアピールに成功した。昨季は一時、4番を務めるなどパンチ力が持ち味。「チームの歯車に加われるように頑張りたい」と意気込んだ。

◆西武で外野の定位置獲得を狙う6年目の岸が存在感を示した。この日から1軍に再合流すると、一回の第1打席で右前打をマーク。先頭で打席が回ってきた三回には初球を左翼席へたたき込み「積極的にいけて良かった」とうなずいた。開幕1軍を懸けた争いが本格化する中でアピールに成功した。昨季は一時、4番を務めるなどパンチ力が持ち味。「チームの歯車に加われるように頑張りたい」と意気込んだ。

◆中日の石川昂が三回にオープン戦1号2ランをマークした。2死三塁から低めの変化球をすくい上げるように捉え、左翼席上段へ運んだ。「積極的に振っていけた。少し(バットの)先だったが、うまく打てた」と手応えを口にした。これで3試合連続打点。今年出場した対外試合全てで4番を任されており「打点は大事なこと。(4番は)責任ややりがいがあるので、しっかりやりたい」と表情には覚悟がにじむ。シーズン中も継続起用の方針を示している井上監督は「順風満帆にはいかない。試行錯誤しながらやってほしい」と期待した。

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
522 0.714
(-)
-
(-)
25
(+2)
23
(+2)
6
(+1)
6
(-)
0.233
(↑0.006)
2.280
(↑0.16)
2
(-)
ヤクルト
730 0.700
(↑0.033)
-0.5
(↓0.5)
33
(+6)
24
(+1)
5
(+1)
8
(-)
0.229
(↓0.003)
2.090
(↑0.13)
3
(-)
ソフトバンク
533 0.625
(-)
0.5
(-)
42
(+2)
35
(+2)
7
(-)
14
(-)
0.251
(↓0.008)
2.660
(↑0.07)
4
(-)
巨人
641 0.600
(-)
0.5
(-)
41
(-)
38
(-)
6
(-)
4
(-)
0.245
(-)
2.850
(-)
5
(-)
中日
542 0.556
(-)
1
(-)
40
(+4)
38
(+4)
6
(+2)
11
(+1)
0.228
(↓0.007)
3.400
(↓0.06)
6
(2↑)
DeNA
552 0.500
(↑0.056)
1.5
(↑0.5)
30
(+1)
35
(-)
3
(+1)
8
(-)
0.202
(↓0.004)
2.570
(↑0.24)
6
(-)
西武
331 0.500
(-)
1.5
(-)
21
(+4)
19
(+4)
2
(+1)
4
(-)
0.248
(↑0.008
2.510
(↓0.26)
8
(2↑)
広島
452 0.444
(↑0.069)
2
(↑0.5)
26
(+3)
25
(-)
7
(+2)
2
(-)
0.220
(↑0.003)
2.160
(↑0.22)
8
(2↓)
ロッテ
451 0.444
(↓0.056)
2
(↓0.5)
33
(-)
31
(+3)
7
(-)
7
(-)
0.205
(↓0.016)
2.250
(↓0.11)
10
(1↓)
阪神
341 0.429
(-)
2
(-)
35
(-)
36
(-)
6
(-)
4
(-)
0.293
(-)
3.930
(-)
11
(-)
楽天
262 0.250
(↓0.036)
3.5
(↓0.5)
35
(-)
32
(+1)
3
(-)
10
(-)
0.227
(↓0.007)
2.830
(↑0.17)
12
(-)
ORIX
271 0.222
(↓0.028)
4
(↓0.5)
24
(+1)
49
(+6)
0
(-)
3
(+2)
0.220
(↓0.004)
4.550
(↑0.01)