◆午後6時開始予定だったヤクルト－DeNA6回戦は、雨天のため中止になった。予告先発はヤクルトがサイスニード、DeNAは有吉だった。

◆降雨のため午後2時45分に中止が決まった。ヤクルト高津臣吾監督（53）は「週末、神宮だし、やりたかったのもありますけれど。広島からの移動で、ちょっとしんどい部分もあったので、いい方に捉えようかと思っています」とプラスに捉えていた。

◆DeNAは29日、ヤクルト戦（神宮）が雨天中止となり、三浦大輔監督（48）は前向きに受け止めた。前日までの巨人3連戦で、カード頭をとりながらも2連敗。2カード連続負け越しとなり「この天候ではしょうがない。連敗しましたから、プラスにとらえて、ポジティブにとらえて、いい中止だったととらえて、明日からやっていきたいと思います」と切り替えた。前日、ファームでは新型コロナウイルスの陽性判定を受け離脱していた山崎康晃（29）と砂田毅樹（26）の両投手が実戦復帰。三浦監督は「本当は今日から登録する予定でしたけど、雨なんで明日から登録します」と、30日から1軍選手登録する。山崎は150キロをマーク。2四球も2三振含む無安打無失点に抑えた。映像をチェックした上で、クローザーとして起用する方針だ。コロナ禍での離脱者は残り、浜口、石田の2人となり、続々と復帰。「ウチは常に全員で戦わないといけない。競争激しくしながら、相手に向かって攻めていくところ見せていかないといけないですし、またみんなで思い切ってやります」と、ゴールデンウイークでの巻き返しを誓った。

◆午後２時４５分（午後６時開始）に中止が決定した。ＤｅＮＡ・三浦大輔監督（４８）がオンラインで取材に応じ、山崎康晃投手（２９）、砂田毅樹投手（２６）が１軍に合流したことを明かした。砂田は８日に、山崎は１０日に新型コロナウイルス陽性判定（無症状）を受けた。隔離療養を行った後、ファームに合流し、前日２８日のイースタン・リーグ、楽天戦（横須賀）で実戦復帰。砂田は１回１安打２四球で１失点、山崎は１回無安打２四球で無失点。ともに２つの三振を奪った。指揮官は映像で投球を確認。「ボールもそうですけど、投げた後の反応を聞いても問題ないと。本当はきょうから登録するつもりだったけど、中止になったので明日から。きょう挨拶きたときに『２人仲良く２つずつ四球を出していたなと。頑張っていこうな』という話をしました」と語った。離脱前と同様の起用方針を明かし、山崎は抑え、砂田は中継ぎでの配置になる見通し。また、今季初先発予定だった有吉優樹投手（３２）はスライドせず、次回の登板機会に向けて再調整する。

◆ヤクルトのサイスニードは、２６日に続いて予告先発の試合が雨天中止になった。苦笑いを浮かべながら、日本語で「雨男です」と冗談を飛ばして引き揚げた。チームはここまで１４勝１２敗と勝ち越しているが、神宮球場では３勝８敗と苦戦している。高津監督は「原因はなかなか突き止められないが、ファンが集まる本拠地で勝つ試合をみせたい」と３０日からの巻き返しを期した。（神宮）

◆ヤクルトはＤｅＮＡ戦が雨天中止となり、サイスニード投手（２９）は３０日の同戦にスライド登板する。先発予定だった２６日の広島戦に続いて２試合連続の中止。来日２年目右腕は「雨男」と日本語でつぶやきながら、練習を引き揚げた。チームは２連勝中で貯金２だが、神宮では３勝８敗と苦戦。高津監督は「応援してくれるファンがたくさん集まる場所ですし、勝つ試合をたくさん見せていきたい」と巻き返しを誓った。