広島(★3対12☆)阪神 =リーグ戦10回戦(2026.06.28)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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阪神
200001306121402
広島
11010000031201
勝利投手:髙橋 遥人(10勝0敗0S)
敗戦投手:岡本 駿(6勝4敗0S)

本塁打
【阪神】森下 翔太(17号・1回表2ラン),佐藤 蓮(16号・6回表ソロ)
【広島】佐々木 泰(3号・2回裏ソロ)

  DAZN
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◆阪神は2-3で迎えた6回表、佐藤のソロで同点とする。続く7回に中野と森下の適時打で勝ち越しに成功すると、9回には4本の適時打が飛び出し、一挙6点を追加した。投げては、先発・高橋が6回3失点で今季10勝目。敗れた広島は、投手陣が振るわなかった。

◆広島フレディ・ターノック投手(27)が右股関節痛で出場選手登録を抹消された。28日の球場入り後、痛みを訴えた。ターノックは前日27日の阪神戦(マツダスタジアム)に中継ぎとして初登板。1-2の5回に2番手でマウンドに登り、4番佐藤から始まる阪神打線を相手に3者連続三振を奪った。試合の流れを変える熱投になり、5回裏に味方打線が追いついて最後は1点差の接戦をものにした。先発投手としてスタートしたが、結果が出ずに中継ぎ転向。チームが求める好投を見せたばかりだったが、この登板で痛めたものとみられる。今後は病院で受診する予定。

◆阪神戦の先発メンバーが発表された。前日27日の同戦で4打数4安打と大暴れした名原典彦外野手(26)は、4試合連続1番で先発。また6番には佐々木泰外野手(23)が、16日日本ハム戦以来6試合ぶりに6番でスタメンに入った。

◆阪神中野拓夢内野手が30歳の誕生日に安打を放ち、自らを祝福した。第1打席に入ると、三塁側の応援席を中心に、阪神ファンからバースデーソングで祝福。広島岡本駿投手(24)の4球目、130キロスライダーを中前に運んだ。これで12試合連続安打。続く森下翔太外野手(25)の17号2ランで初回に先制した。

◆本塁打リーグトップの阪神森下翔太外野手(25)が17号2ランを放った。「打ったのはストレート。(先発の高橋)遥人さんに少しでも楽な展開で投げてもらいたいと思っていました。初回に先制できてよかったですし、打球に角度もついて良いバッティングができたと思います」この日30歳の誕生日を迎えた中野拓夢内野手が初回1死から中前打で出塁。直近3連勝中の広島岡本駿投手(24)の2球目、高め146キロを左翼スタンドに運んだ。打球角度42度、飛距離114・6メートルの1発。本塁打リーグ2位の佐藤輝明内野手(27)に2本差をつけた。

◆チーム最多6勝を挙げている先発の岡本駿投手(24)が、5試合ぶりに初回に点を失った。初回1死から阪神中野拓夢内野手(30)に中前打。続く森下翔太外野手(25)に左翼スタンドへの2ランを浴びた。岡本は5月24日中日戦で初回に3点を失うも、勝ち投手に。それ以降は初回は無失点の立ち上がりを見せていた。また本塁打を許したのは4試合ぶりだった。

◆開幕9連勝中の阪神高橋遥人投手(30)が初回に失点した。1回の攻撃で森下翔太外野手(25)が先制2ラン。援護を受けた左腕だったが、1死で広島大盛穂外野手(29)に中越え三塁打を浴び、菊池涼介内野手(36)に中犠飛を献上した。なお2死で坂倉将吾捕手(28)に右前打を浴びたが、小園海斗内野手(26)は左飛に打ち取った。高橋の初回失点は4月5日広島戦(マツダスタジアム)、5月13日ヤクルト戦(神宮)に続き今季3度目。

◆阪神高橋遥人投手(30)が広島佐々木泰内野手(23)に同点ソロを浴びた。高橋の被弾は今季2本目。5月22日巨人戦(東京ドーム)でトレイ・キャベッジ外野手(29)に浴びて以来の被本塁打となった。2-1の2回先頭で右翼ポール際に運ばれた。一度本塁打判定されたが微妙な当たりだったため、審判団の判断でリプレー検証。それでも本塁打判定は変わらなかった。高橋は1回1死三塁でも菊池涼介内野手(36)に犠飛を許した。2イニング連続の失点は5月22日以来2度目。6月の月間MVPを争う広島先発の岡本駿投手(24)とともに立ち上がりから2失点となった。

◆本塁打を巡る判定に、両軍ファンが混乱した。2回先頭の広島佐々木泰内野手(23)が右翼ポール際に飛球を放った。一塁塁審の青木昴は最初に両手を広げたがすぐに右腕を回して本塁打のジェスチャーを行った。場内に悲鳴と歓声が渦巻く中、審判団が集まり、審判の判断でリプレー検証に入った。映像ではポールをかすめているように見え、短い時間で本塁打が認定された。責任審判の敷田直人が改めて場内に向けて大きく右腕を回すと、再び不満の声と歓声がスタジアム内で交錯した。阪神ベンチはとくに大きな失望感は見せず、藤川球児監督(45)も納得したような表情を浮かべていた。

◆どうした遥人...。阪神高橋遥人投手(30)がプロ入り後初めてボークを取られた。2-2の4回無死一塁。打者は佐々木泰内野手(23)、走者は小園海斗内野手(26)だった。カウント2-2、5球目を投じる前に牽制(けんせい)球を送ったが、この動きがボークと宣言された。無死二塁となり、佐々木は進塁打。1死三塁で石原貴規捕手(28)に勝ち越しの中前適時打を浴びた。

◆阪神が佐藤輝明内野手(27)の16号ソロで同点とした。「初球をしっかり打ち返せて、良いスイングができたと思います」開幕から無傷の9連勝中の先発高橋遥人投手(30)が5回までに3失点。2-3の6回。佐藤は広島岡本駿投手(24)の初球136キロチェンジアップを右翼へ。打った瞬間確信の当たりは打球速度172・7キロ、飛距離121・3メートルで右翼スタンドに吸い込まれた。3日西武戦(甲子園)以来16試合ぶりの1発。本塁打リーグトップの森下翔太外野手(25)が初回に17号2ランを放っており、再び1本差に迫った。

◆広島岡本駿投手(24)がプロ初の1試合2本塁打を浴びた。初回1死一塁で森下に先制2ランを被弾。さらに3-2で迎えた6回、先頭の佐藤に右翼スタンドに同点ソロをたたき込まれた。岡本が1試合で2アーチ以上を許すのは、プロ2年目で初めて。相手先発の高橋との粘り合いが続く中、痛い失点となった。

◆阪神高橋遥人投手(30)は珍しく苦しい投球となったが、球のキレ味は相変わらずだ。象徴的だったのは4回、佐々木泰内野手(23)の打席。右のスラッガーに対してカウント1-1から投げ込んだ143キロの高速カットボールが鋭く内角をえぐった。バットを出した佐々木だが、予想以上の曲がりで、自打球を左ひざの内側に当ててしまい悶絶。しばらくプレーが止まった。佐々木には前の打席で本塁打を打たれており、一層力を入れて投げ込む様子がうかがえた。高橋は交流戦でも、右打者が空振りした内角カットボールがそのまま右太ももに当たるという珍事を起こしていた。

◆阪神高橋遥人投手(30)が6回3失点でマウンドを降りた。被安打8は今季ワーストタイだったが、7回表に打線が勝ち越し。無傷10勝目の権利を得た。2-0の1回1死三塁、菊池に犠飛。2-1の2回無死では佐々木に右翼同点ソロを浴びた。2-2の4回無死一塁ではプロ初ボーク。1死三塁となり、石原に一時勝ち越し打を浴びていた。リードされる状況だったが、6回に佐藤輝明内野手(27)が同点ソロ。さらに7回1死一、二塁で30歳誕生日の中野拓夢内野手が右中間2点適時三塁打を放った。

◆阪神中野拓夢内野手が勝ち越し打を放ち、30歳の誕生日を自ら祝福した。「(先発の)遥人さんが粘って投げていましたし、(福島)圭音と(髙寺)望夢が連打で勢い付けてくれたので、自分もこの流れに乗って打つことができました。誕生日に良い場面で打つことができてよかったです」第1打席に入ると、三塁側の応援席を中心に、バースデーソングが流れた。初回、広島岡本駿投手(24)の4球目、130キロスライダーを中前に運んだ。これで12試合連続安打。続く森下翔太外野手(25)の17号2ランで先制した。3-3の7回1死一、二塁では広島2番手、高太一投手(24)の4球目、内角138キロカットボールをスイング。右中間を破る2点適時三塁打を決め、塁上で拳を握った。続く森下も中前適時打を放ち、6-3とした。

◆広島岡本駿投手(24)がプロ初の1試合2本塁打を浴びた。初回1死一塁で森下に先制2ランを被弾。さらに3-2で迎えた6回、先頭の佐藤に右翼スタンドに同点ソロをたたき込まれた。岡本が1試合で2アーチ以上を許すのは、プロ2年目で初めて。相手先発の高橋との粘り合いが続く中、痛い失点となった。岡本は7回1死から代打の福島、高寺に連打を浴び、1死一、二塁のピンチを残して高太一投手(24)にマウンドを譲った。月間4勝はならなかった。さらに高が中野に適時三塁打を浴び、3-5と勝ち越された。

◆広島は中盤まで阪神と接戦を演じるも、7回に突き放されて連勝とカード勝ち越しを逃した。初回、先発の岡本駿投手(24)が阪神森下に先制の2ランを浴びる。流れはいきなり、阪神に傾いたかに見えた。だがその裏、1死から大盛穂外野手(29)が左中間を破る三塁打。1死三塁の絶好機で菊池涼介内野手(36)が中堅に犠飛を打ち上げ、1点差に迫った。さらに2回、先頭の佐々木泰内野手(23)が高橋から同点の3号ソロ。4回には先頭・小園海斗内野手(26)の安打と高橋のボークなどで1死三塁とし、石原貴規捕手(28)の適時打で3-2と勝ち越した。だが6回、岡本が先頭の阪神佐藤に同点の1発を浴びた。7回には1死から代打・福島、高寺に連打を打たれ、1死一、二塁のピンチを残して降板。だが救援した高太一投手(24)が中野、森下に連続適時打を許し、突き放された。岡本の月間4勝はならず。チームも今季2度目の阪神戦のカード勝ち越しを逃した。

◆阪神が終盤の逆転劇で連敗を2で止めた。先発した高橋遥人投手(30)は6回3失点も47年御園生崇男以来、球団79年ぶりの開幕10連勝。22年青柳(現ヤクルト)以来の両リーグ最速10勝となった。1回に森下翔太外野手(25)の17号2ランで先制。その後逆転を許したが、6回に佐藤輝明内野手(27)が16号ソロを放って追いついた。3-3の7回1死一、二塁ではこの日30歳バースデー中野拓夢内野手が右中間に勝ち越しの2点適時三塁打。なお1死三塁で森下が中前適時打を放った。今週は3度の雨天中止。月間負け越しは決まっているが、虎が意地を見せた。

◆阪神が終盤の逆転劇で連敗を2で止めた。先発した高橋遥人投手(30)は6回3失点も47年御園生崇男以来、球団79年ぶりの開幕10連勝。22年青柳(現ヤクルト)以来の両リーグ最速10勝となった。高橋が開幕から無傷の10連勝。開幕10連勝以上は20年菅野(巨人)以来24人、27度目。阪神では1リーグ時代の37年秋に11連勝、47年に13連勝の御園生、46年に11連勝の藤村富に次いで3人、4度目となり、2リーグ制後は球団史上初。高橋は登板12試合目で、防御率が1・29。登板12試合以下で達成は7人、8度目で、開幕10連勝達成時の防御率は48年中谷(南海)0・59、38年秋スタルヒン(巨人)0・60、42年藤本(巨人)0・81、66年堀内(巨人)0・82に次いで5番目に良い。また、開幕10連勝でセ、パ両リーグ10勝一番乗りは20年菅野以来7人目で、阪神では初めて。

◆阪神が14安打12得点と打ちまくり、連敗を2で止めた。5回までは取って取られてのシーソーゲームだったが、終盤に打線爆発。藤川球児監督(45)は「取っては取られるという展開が続いてるので、この辺りの課題はチームとして解決していかなければなというところはありますけどね」と勝ってかぶとの緒を締めた。1回に森下翔太外野手(25)の17号2ランで先制。直後に先発の高橋遥人投手(30)が1点失い、2回も同点ソロを浴びた。4回には一時勝ち越しを許した。 指揮官は「今シーズンは近寄られるような展開が多い。まだまだ試合数が多いので、今後の課題として、バッテリーの課題としてやっていて徐々に良くしていかないと、とは思ってます」と繰り返した。

◆阪神高橋遥人投手(30)が6回3失点で開幕から無傷の10連勝を果たした。楽ではなかった。危ない場面があったのは4回。無死一塁で一塁けん制した際にボークをとられた。プロ初のボーク。宣告した一塁塁審と近づいて理由を確認。動揺もあったか、その後、一時勝ち越しの3点目を奪われた。負けていれば「あのボークが」となる大きなミスだった。投げる際に自由足の右足が一瞬止まったと見なされたことが理由。一連の流れでけん制球を投げないとボークになる。「もうちょっと見直していかなきゃいけないと思いました。自分ではそうだと思ってなかった。言ってもらってので、しっかり突き詰めていきたいです」と改善を誓った。

◆広島が今季ワースト12失点で完敗し、今季2度目の対阪神のカード勝ち越しを逃した。中盤までは互角だった。初回、先発の岡本駿投手(24)が阪神森下に2ランを浴び、2点を先行された。その裏、菊池涼介内野手(36)の犠飛で1点差に迫り、2回に佐々木泰内野手(24)の3号ソロで追いついた。さらに4回、石原貴規捕手(28)が勝ち越し打。だが岡本が6回、佐藤にソロを浴び、追いつかれた。明暗が分かれたのは7回だ。岡本が1死一、二塁のピンチを残して降板。救援した高太一投手(24)がつかまり、一気に流れは阪神に傾いた。月間4勝を逃した岡本は「1発があるバッターに甘い球を打たれたので、本当に悔しいピッチングでした」と自身初の1試合2被弾にがく然。今季無敗の高橋から味方打線が3得点と食らいついただけに「すごく守りたかったんですけど」と悔やんだ。新井貴浩監督(49)は「最後こういう結果、試合になって申し訳ないです」とくちびるをかみしめた。前日27日の阪神戦で3者連続三振と圧巻の投球で流れを変え、勝ちに貢献したフレディ・ターノック投手(27)が「右股関節痛」で出場選手登録を抹消された。救援陣の再編が、急務になった。【堀まどか】▽広島高(同点の7回1死一、二塁で救援も、中野、森下に適時打浴びて勝ち越される)「ここ最近、あまりにも僕のせいで負ける試合が目立ち過ぎている。負け投手にしちゃった岡本には申し訳ない気持ちでいっぱい」

◆阪神中野拓夢内野手(30)が伏見寅威捕手(36)の粋な計らいに感謝した。この日が30歳の誕生日。前日27日には自身のインスタグラムのストーリーズに「お誕生日おめでとうございます 伏見より」と書かれたメッセージプレート入りのバースデーケーキの写真を投稿していた。「サプライズというか、本当に寅威さんからはわからなかった。部屋にケーキがあって、その時に知った感じ。今(腰のコンディション不良で)離脱していない中でもこうやって気にかけて、祝ってくれるというのはすごくうれしい」試合ではバースデーソングが演奏された初回に中前打。3-3の7回1死一、二塁では広島2番手、高太一投手(24)から右中間を破る決勝の2点適時三塁打。2安打2打点の活躍でヒーローインタビューを受けた。最高の30歳の幕開け。「(誕生日が)シーズン中じゃない選手もいる。シーズン中に自分の誕生日があって、ああいう風に(ファンにバースデーソングを)合唱してもらえるというのはすごくうれしいこと。他の選手にも『おめでとう』と言っていただいて、すごくいい気分の中で今日1日野球ができた」と感謝した。

◆阪神福島圭音外野手(24)が貴重な仕事をやってのけた。同点の7回先頭で高橋の代打で登場。右前打で出塁して勝ち越し劇の起点になり、高橋の勝利を呼び込んだ。「どっちが1点取るかのところで中野さんが打ってくれた。本当に必死に打席に立って球に食らいつきました。チャンスを作るという仕事はできたと思います」。9回も先頭で四球を選んでトドメの6得点を導いた。

◆"無双左腕"の進撃は止まらない。阪神高橋遥人投手(30)が2リーグ制後は球団史上初となる開幕10連勝を達成した。故障続きだった左腕にとって2ケタ勝利自体も初めて。それでも被安打8は今季ワーストタイ、6回3失点に「苦しいところはたくさんあった。もっともっとやんなきゃ」と表情を締めた。苦しんだ先に偉業が待っていた。2点援護をもらいながら立ち上がり初回に失点。2-1の2回先頭は佐々木に右翼ポール直撃の同点ソロを浴びた。今季2被弾目。4回にはプロ初ボークも絡み一時勝ち越しを許した。連勝街道を歩んでいくには貴重な経験だったともいえる。「もうちょっとそういうところも見直していかなきゃいけないなって思ったっすかね。自分ではそう(ボーク)だと思ってなかったので」。動揺も見せず最少失点にとどめ、代打を送られた7回に味方が勝ち越し。運も味方に両リーグ最速10勝を手にした。チームの連敗も2で止まった。藤川球児監督(45)は高橋について「次は少し登板を空けられる」と中7日以上を示唆。シーズン完走を第一にコンディションを見極める。虎初のリーグ連覇のために。【只松憲】高橋が開幕から無傷の10連勝。開幕10連勝以上は20年菅野(巨人)以来24人、27度目。阪神では1リーグ時代の37年秋に11連勝、47年に13連勝の御園生、46年に11連勝の藤村富に次いで3人、4度目となり、2リーグ制後は球団史上初。高橋は登板12試合目で、防御率が1・29。登板12試合以下で達成は7人、8度目で、開幕10連勝達成時の防御率は48年中谷(南海)0・59、38年秋スタルヒン(巨人)0・60、42年藤本(巨人)0・81、66年堀内(巨人)0・82に次いで5番目に良い。また、開幕10連勝でセ、パ両リーグ10勝一番乗りは20年菅野以来7人目で、阪神では初めて。○...阪神高橋は3カ月連続の月間MVPにも前進した。3連続ならセ・リーグの投手部門で初。開幕からの条件つきだとプロ野球史上初。6月は4勝無敗、防御率2・25。防御率は前の2カ月に劣るが月間4勝は初だ。3勝で並んでいた広島岡本はこの日の直接対決で勝てず不利になった。巨人ウィットリーは3試合2勝無敗で防御率0・90。巨人戸郷は3試合で2勝無敗、1完封、防御率1・65。巨人は月内1試合を残す。

◆阪神森下翔太外野手(25)がプロ初1試合5打点をたたきだし、打点ランキングリーグ2位タイに浮上した。1回1死一塁で先制17号2ラン。4試合ぶりのアーチは打球角度42度と高弾道のレアな1発だった。常々、打球角度が付きにくいと話す森下は「上がりすぎたなと思ったんですけど、いい形で打てました」とうなずいた。クリーンアップの宿命は2度目、3度目も跳ね返した。3-3の7回、中野が勝ち越し2点打を放つと、勢いそのまま中前適時打。大量リードの9回1死一、二塁では左翼へ2点適時二塁打でダメ押した。「1試合1試合淡々とやっているだけ。今日結果が出たからどうこうというのは特にはないです」。冷静に長丁場のシーズンを戦っている。今季8度目の猛打賞で打率3割に乗せた。6月も月間3割5分と好調。同僚佐藤とのキング争いも熱を帯びている。

◆阪神岩崎優投手(35)が名誉挽回の快投を演じた。3点リードの8回に坂倉、小園、佐々木と主軸を3人で片付けた。前回23日のヤクルト戦(甲子園)は悪夢の4失点で逆転された。「前回、迷惑かけている。そういうことは続けてはいけないと思っていたので、よかったです。(普段内容は)考えることはないけど、今日は考えました」と内容にもこだわった気迫の16球だった。

◆歴史的な10連勝となった阪神高橋遥人投手(30)は、節目に合わせてありったけの感謝を口にした。援護してくれた仲間に頭を下げるとともに「思ってもいないような成績。たくさん投げられているのは体を見てもらっている人たちのおかげです。手術してくれた先生、入院時の看護師さんも。本当にみんなに感謝したいです。投げられていることに」と苦しい歩みを思い返した。地獄を見ていた。20年から21年にかけて左手の中指に力が入らない症状が悪化。ショッキングな記憶が残る。「一番ひどい時はボールもめちゃくちゃ選んでいた。ちょっとしたサイズ感で、これ握りづらいな、とか。試合では選べないんですけど...」。新球を握った瞬間に「このボールは投げられない」と、普通は気づかないミクロの個体差に体が拒絶反応を起こしたという。指先の感覚が狂っていたのはもちろん、メンタルの不安が大きかった。前腕部にある尺骨が生まれつき長く、手の神経を圧迫していたのが原因と分かったのは、だいぶあと。尺骨を切って短縮するという球界では異例の大手術を受け、長年の苦しみから解放された。味わってきたすべての苦しみは今の輝きに収れんされている。「勝負の運が向いてくれたことはすごくうれしいこと」と藤川監督もほほえんだ。野球の神様は、折れずに険しい野球道を歩んできた男の背中を、優しく押してくれている。【柏原誠】

◆阪神 佐藤が3日の西武戦(甲子園)以来16試合ぶりの本塁打を放った。1点ビハインドの6回、広島岡本の初球チェンジアップを右翼スタンドに運んだ。ようやく出た会心アーチは値千金の16号同点弾。「久しぶりだったんでよかったです」。ベンチでもホっとした表情を見せ「今日打てたこともよかったですけど、そのあとが大事になってくる。次もまた頑張りたいですね」と引き締めた。セの本塁打ランキング1位森下に1本差。チームメート同士の白熱キング争いが繰り広げられている。

◆阪神高橋遥人投手(30)が2リーグ制後、球団初の開幕10連勝を達成した。6回3失点で粘り、代打を出された7回に打線が勝ち越した。

◆阪神中野拓夢内野手が決勝打を放ち、30歳の誕生日を自ら祝福した。「勝つことが一番うれしかったですし、それプラス自分が良い1打を打ててよりよかった」第1打席に入ると、三塁側の応援席を中心に、バースデーソングで祝福。広島岡本から中前打を決め、12試合連続安打とした。同点の7回には1死一、二塁の好機で打席へ。「本当にいい場面で回ってきましたし、なんとか自分で決めたいなという思いがあった」。高のカットボールを振り抜き、右中間を破る2点適時三塁打。塁上でガッツポーズを決めた。敵地のヒーローインタビューでは「自分で自分の誕生日を祝いたかった。ファンのみなさんが喜んでくれる姿がうれしかった」と感謝。昨年の誕生日にも3安打を放ち、22年もマルチ安打。「プロ入ってから誕生日に結構打てるなと自分の中でも思っていました」とにっこり。今年も自らのバットで決めた。これで打率は2割9分5厘まで上昇し、佐藤、森下に次ぐリーグ3位。6月の月間打率は3割5分4厘を誇る。「ついに自分も30歳になったんだなという気持ちで1日やっていました。30歳超えてからけがが多くなってくるかもしれないので、しっかり考えながらやっていきたい」。決意新たに30代に突入した。【村松万里子】

◆阪神が終盤の逆転劇で連敗を2で止めた。3-3の7回1死一、二塁ではこの日30歳バースデー中野拓夢内野手が右中間に勝ち越しの2点適時三塁打。なお1死三塁で森下が中前適時打を放った。中野がかっこいいパパの姿を見せた。4月に長女が誕生。父となって初の自身の誕生日は2安打2打点の活躍でヒーローになった。「子どもはまだちょっとわからないと思いますけど、帰ったら『パパ頑張った』という報告を奥さんと子どもにしっかりと伝えたい」遠征で家族に会えない時間も長いプロの世界。愛娘に届ける活躍に頬を緩め、支えてくれる妻に感謝した。ファンにもチームメートにも祝福され、感謝の言葉を繰り返した。宿舎には伏見からバースデーケーキのサプライズ。「本当に寅威さんからはわからなかった。部屋にケーキがあって、その時に知った感じ。今(腰のコンディション不良で)離脱していない中でも気にかけて、祝ってくれるというのはすごくうれしい」と喜んだ。さらに「(誕生日が)シーズン中じゃない選手もいる中でシーズン中に自分の誕生日があって(ファンにバースデーソングを)合唱してもらえるというのはすごくうれしいこと。選手にも『おめでとう』と言っていただいて、すごくいい気分の中で野球ができました」と感謝。誰からも愛される中野らしい1日となった。【村松万里子】

◆阪神が広島に勝利し、連敗を2で止めた。ナイターゲームでは巨人とヤクルトも勝利。Aクラス3チームが同日白星でゲーム差に変更はなかった。28日終了時点では、1位巨人、0・5ゲーム差の2位で阪神、ヤクルトが並んでいる。3チームが0・5差以内にいる大混戦は継続中。週明け火曜日からはカードが変わる。阪神は中日と本拠地3連戦。巨人とヤクルトは直接対決が組まれている。

◆阪神・高橋遥人が28日の広島戦(マツダ)に先発し、球団79年ぶりの開幕10連勝に挑む。開幕から無傷の10連勝以上を達成したのは、2020年の巨人・菅野智之(開幕13連勝)が最後。阪神の投手では1937年秋の御園生崇男(開幕11連勝)、46年の藤村富美男(開幕11連勝)、47年の御園生(開幕13連勝)の2人(3度)。いずれも1リーグ時代の記録で、セ・パが2リーグに分立した50年以降、阪神勢では誰も成し得ていない記録に手をかけている。前回先発した21日のDeNA戦(横浜)では1失点完投勝利をマークするなど、ここまで両リーグ最多の5完投(完封4度を含む)、防御率も両リーグ1位の1.06(84回?、自責点10)と圧倒的な数字を残している。広島戦で6回以上を投げて、無失点のまま終えると、再び防御率が0点台に突入する。

◆阪神の糸原健斗内野手(33)、植田海内野手(30)が、海外フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。2017年にJX-ENEOSからドラフト5位で入団した糸原は、2024年に取得した国内FA権の権利を行使せず残留。ここまで898試合に出場して681安打を積み重ねた。取得した権利については「まずはいろんな方に感謝したいなと思います。シーズン中なのでしっかり目の前の戦いに集中して、これからも一生懸命頑張っていきたいなと思います」と話した。植田は2015年に滋賀・近江高からドラフト5位で入団。走塁のスペシャリストとして、試合終盤の代走の切り札として起用されることが多く、試合前時点で533試合に出場し68盗塁を記録している。昨年取得した国内FA権を行使せず、今季から2年契約。新たに海外FA権を取得し「国内FAの時もそうでしたが、ここまでサポートしてくださった色んな人に感謝しています。とにかく今はシーズンを戦い抜くことに集中して、チームに貢献したいと思います」と連覇に向けて戦力になることを誓った。

◆2連敗中の阪神は高橋遥人投手(30)が先発。坂本誠志郎捕手(32)とバッテリーを組む。開幕から無傷の9連勝、防御率1・06と圧倒的な数字を誇る左腕が、2リーグ制以降では球団79年ぶりとなる開幕10連勝へ腕を振る。熊谷敬宥内野手(30)が「8番・遊撃」で2試合ぶりにスタメンに復帰した。

◆セ・リーグの本塁打キングが阪神の先制点をたたき出した。森下翔太外野手(25)が初回に先制2ラン。先発の高橋遥人投手(30)に貴重な援護点をプレゼントした。0-0の一回1死、広島の先発・岡本から中野拓夢内野手(30)が中前打で出塁すると、続く森下が1ストライクからの高め146キロ直球を一閃。打球は高々と舞い上がり、左翼席に飛び込んだ。「打ったのはストレート。(髙橋)遥人さんに少しでも楽な展開で投げてもらいたいと思っていました。初回に先制できてよかったですし、打球に角度もついて良いバッティングができたと思います」2位の佐藤に2本差をつけるリーグトップの17号。打点を「40」に乗せ、広島・坂倉に並ぶリーグ3位に浮上した。

◆阪神・中野拓夢内野手(30)が誕生日初打席に快音を響かせた。この日で30歳の誕生日を迎えた背番号7。一回1死走者なしで打席に立つと、三塁側の虎党からはバースデーソングが歌われ、広島の先発・岡本もプレートを外す粋な計らい。中野はスタンドを見渡して笑顔も見せた。そして、カウント2―1から4球目の変化球を中前にポトリと落とし、誕生日初打席で安打。その後の森下の17号2ランで生還した。

◆阪神・高橋遥人投手(30)が同点ソロを浴びた。2-1で迎えた二回、先頭の7番・佐々木に1ストライクからの外角146キロ直球を捉えられた。打球は右方向に伸び、ポール直撃の本塁打に。微妙な判定に対し、責任審判の敷田審判員は「審判員自らリプレー検証を行います」と場内アナウンス。検証したが、判定は覆らなかった。高橋は5月22日の巨人戦(東京ドーム)でキャベッジに2ランを浴びて以来、今季2本目の被弾となった。

◆阪神・高橋遥人投手(30)が試合中盤に自身のミスが絡み勝ち越しを許した。2-2で迎えた四回、先頭の小園に左前打で出塁を許すと、続く佐々木の打席で一塁けん制がプロ初のボークとなり二進。遊ゴロで三塁への進塁を許すと、7番・石原に前進守備の二遊間を破られ走者の生還を許した。高橋がリードを許す展開となったのは、4月5日の広島戦(マツダ)、5月13日のヤクルト戦(神宮)に続いて今季3度目。ここまで開幕から9連勝中の左腕を、打線が援護できるか。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が同点のソロ本塁打を放った。2―3で迎えた六回だ。先頭で打席に立つと、先発右腕・岡本の初球、真ん中に入ったツーシームを完璧に捉えた。打った瞬間スタンドインを確信する当たりは右翼席に着弾。打球速度は173キロ、飛距離は121メートルを記録。主砲の一振りで同点に追いついた。3日の西武戦(甲子園)の第4打席以来、16試合、65打席ぶりアーチは今季16号。初回に先制2ランを放ち17号でホームランダービートップの森下に1本差に迫った。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が同点のソロ本塁打を放った。2―3で迎えた六回だ。先頭で打席に立つと、先発右腕・岡本の初球、真ん中に入ったツーシームを完璧に捉えた。打った瞬間スタンドインを確信する当たりは右翼席に着弾。打球速度は173キロ、飛距離は121メートルを記録。主砲の一振りで同点に追いついた。3日の西武戦(甲子園)の第4打席以来、16試合、65打席ぶりアーチは今季16号。初回に先制2ランを放ち17号でホームランダービートップの森下に1本差に迫った。「打ったのはチェンジアップかな。初球をしっかり打ち返せて、良いスイングができたと思います。勝ち越せるように次の打席も頑張ります」とコメントした。

◆先発した阪神・高橋遥人投手(30)は6回3失点。七回に代打・福島が送られ、マウンドを降りたが、中野拓夢内野手(30)の適時三塁打で勝ち越し、10勝目の権利が発生した。立ち上がりから苦しんだ。2点を先制した直後の一回に2番・大盛に三塁打を許して、続く菊池の犠飛で1点差に。二回には佐々木の右翼ポール直撃弾で同点に追いつかれた。さらに四回にはプロ入り後初のボークが絡んで失点。勝ち越しを許したが、六回に佐藤輝明内野手(27)の同点ソロで追いついた。高橋は6回を投げて一度も三者凡退のイニングを作れず。開幕から9連勝中の左腕にとっては苦しい登板となったが、打線の援護により、自身初の2桁勝利の権利が舞い込んだ。

◆阪神・中野拓夢内野手が30歳の誕生日に勝ち越し打を放った。3―3の七回だ。1死から代打・福島、高寺が連打で一、二塁を作ると、中野が代わったばかりの2番手左腕・高の4球目、カットボールを捉えた。打球は右中間を破り、勝ち越しの2点打に。なおも1死三塁で森下も中前打で続き、リードを3点に広げた。中野は一回には中前打も放っており、今季21度目のマルチ安打。記念すべき日に重要な仕事を果たした。

◆阪神・中野拓夢内野手が30歳の誕生日に勝ち越し打を放った。3―3の七回だ。1死から代打・福島、高寺が連打で一、二塁を作ると、中野が代わったばかりの2番手左腕・高の4球目、カットボールを捉えた。打球は右中間を破り、勝ち越しの2点打に。なおも1死三塁で森下も中前打で続き、リードを3点に広げた。中野は一回には中前打も放っており、今季21度目のマルチ安打。記念すべき日に重要な仕事を果たした。「打ったのはカットボール。(高橋)遥人さんが粘って投げていましたし、(福島)圭音と(高寺)望夢が連打で勢い付けてくれたので、自分もこの流れに乗って打つことができました。誕生日に良い場面で打つことができてよかったです」とコメントした。

◆先発した阪神・高橋遥人投手(30)は6回3失点。七回に代打・福島が送られ、マウンドを降りたが、中野拓夢内野手(30)の適時三塁打で勝ち越し、10勝目の権利が発生した。立ち上がりから苦しんだ。2点を先制した直後の一回に2番・大盛に三塁打を許して、続く菊池の犠飛で1点差に。二回には佐々木の右翼ポール直撃弾で同点に追いつかれた。さらに四回にはプロ入り後初のボークが絡んで失点。勝ち越しを許したが、六回に佐藤輝明内野手(27)の同点ソロで追いついた。高橋は6回を投げて一度も三者凡退のイニングを作れず。開幕から9連勝中の左腕にとっては苦しい登板となったが、打線の援護により、自身初の2桁勝利の権利が舞い込んだ。「先制点を取ってくれて投げやすい展開だったにもかかわらず、リズムの悪い投球となってしまいましたが、粘り強く勝ち越してくれた野手陣に感謝です。調子自体は悪くなかったので、次回はチームに流れを持ってきて、試合を優位に進められるような投球ができたらと思います」とコメントした。

◆阪神は広島に12-3で逆転勝利を収め、連敗を2でストップ。1週間ぶりの白星をつかんだ。高橋遥人投手(30)が自身初の2桁勝利を球団79年ぶりの開幕10連勝で手にした。立ち上がりから苦しみ、四回までに3失点。一度も三者凡退のイニングを作ることはできなかったが、6回3失点と試合を作った。打線は一回に森下翔太外野手(25)の今季17号2ランで先制。1点を追う六回には佐藤輝明内野手(27)の16号ソロで同点に追いついた。七回は1死から高橋の代打で登場した福島圭音外野手(24)が右前打で出塁すると、1番・高寺望夢内野手(23)が中前打で続いて1死一、二塁。好機を演出し、この日が30歳の誕生日だった中野拓夢内野手が右中間を破る決勝2点三塁打を放った。九回にも森下、佐藤、熊谷、代打・木浪の適時打が生まれ、打者一巡の猛攻で6得点。終盤に逆転した阪神は工藤、岩崎、木下の無失点リレーで試合を締めた。

◆阪神・高橋遥人投手(30)は6回3失点。3-3の七回に代打・福島が送られ降板となったが、打線が3点を勝ち越し、10勝目をマークした。?高橋が開幕から無傷の10連勝。開幕10連勝以上した投手は、2013年の楽天・田中将大の開幕24連勝を筆頭に、20年の巨人・菅野智之(開幕13連勝)以来6年ぶり24人目(27度目)。?阪神の投手の開幕10連勝は1937年秋の御園生崇男(開幕11連勝)、46年の藤村富美男(開幕11連勝)、47年の御園生(開幕13連勝)に次いで79年ぶり3人目(4度目)で、2リーグ制(50年)以降は初めて。?登板12試合以内に開幕10連勝に到達したのは、10試合の85年のロッテ・村田兆治、11試合の48年の南海・中谷信夫に次ぐ、47年の阪神・御園生、81年のロッテ・村田、88年の西武・郭泰源、04年の近鉄・岩隈久志、20年の巨人・菅野と並ぶ3番目で、セでは菅野、阪神では御園生と並ぶ最速記録となった。?阪神の投手の両リーグ10勝一番乗りは、65年のバッキー、66年の村山実、72年の江夏豊、93年の湯舟敏郎、22年の青柳晃洋に次いで4年ぶり6人目。6月までに達成したのは、72年の江夏豊以来54年ぶり4人目。?6月28日が誕生日だった中野が七回に決勝点となる2点適時三塁打。阪神の選手が誕生日に勝利打点を挙げたのは、15年7月4日の上本博紀(対DeNA、横浜)以来11年ぶり。

◆阪神・高橋遥人投手(30)が球団では1947年御園生崇男(13連勝)以来の開幕10連勝を飾った。また阪神投手の両リーグ最速10勝は2022年青柳晃洋(現ヤクルト)以来。6回3失点で代打を送られた七回、1死一、二塁から30歳の誕生日を迎えた中野拓夢内野手の2点三塁打、一回に先制の17号2ランを放った森下翔太外野手(25)の中前適時打で計3点の援護を受け、勝ち投手となった。森下は九回の2点打でプロ初の1試合5打点。佐藤輝明内野手(27)は六回、16試合&65打席ぶりの本塁打を右翼席に運んだ。

◆阪神・高橋遥人投手(30)が球団では1947年御園生崇男(13連勝)以来の開幕10連勝を飾った。また阪神投手の両リーグ最速10勝は2022年青柳晃洋(現ヤクルト)以来。6回3失点で代打を送られた七回、1死一、二塁から30歳の誕生日を迎えた中野拓夢内野手の2点三塁打、一回に先制の17号2ランを放った森下翔太外野手(25)の中前適時打で計3点の援護を受け、勝ち投手となった。森下は九回の2点打でプロ初の1試合5打点。佐藤輝明内野手(27)は六回、16試合&65打席ぶりの本塁打を右翼席に運んだ。

◆広島は終盤に崩れて今季ワーストの12失点を喫したが、打線が高橋から8安打を放ったのは光明だ。佐々木は1―2の二回、外寄り低めの直球を流し打って、右翼ポール直撃の3号ソロ本塁打。4月28日以来の一発に「思い切って自分のスイングができた」と手応えを得た様子だった。2年目の今季は4番打者として開幕を迎えたが、期待に応えられず2軍再調整も経験した。打率はいまだ2割9厘で、不慣れな左翼守備にも挑戦して出場機会を模索する。「結果を出さなきゃいけない立場」と表情を崩さなかった。(マツダ)新井監督「(阪神の高橋は)今のナンバーワンの先発。2点先制されたけど追い付いて、一時追い越したのは評価できる」岡本(高橋との投げ合いで粘れず4敗目)「好投手から打線が3点も取ってくれたので、守りたかった」高(七回、救援登板で火消しできず)「最近あまりにも僕のせいで負ける試合が目立ちすぎている。どうにかしないと」

◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(78)が開幕10連勝を飾った阪神・高橋遥人投手(30)に言及した。最近は高橋が先発すると「完封してくれるんじゃないか」と期待することが当たり前になっている。だから阪神ファンは四回までに3点を失うと「どうしたんだ?」と感じてしまう。投球内容をみてもらいたい。6回3失点。先発としては十分に合格点。六回まで投げているからこそ、勝ち投手にもなった。試合を作った投球に賞賛の言葉しか浮かばない。ただ一球一球を細かくみると、確かに一時期に比べるとキレは落ちている気がする。全体的に疲れも感じる。梅雨時期で、暑さも影響するデーゲーム。何度も故障を乗り越えて、フルシーズンを投げるのは初めてだから、当然のことだ。首脳陣も考えているだろうが一歩先を読んで、登板間隔をあけてみてはどうだろうか。他の投手以上にケアが必要な存在であり、「秋」を見据えての配慮でもある。優勝争いが熾烈になる9月。雨天中止が増え、日程が過密になる可能性は高い。その時期を、高橋がベストの状態で迎えるためにも、調子が落ちてからではなく、落ちる前に手を打ってリフレッシュすることを勧めたい。高橋を大事に起用することが優勝に直結する。

◆阪神・福島圭音外野手(24)が勝ち越しの口火を切った。七回1死で高橋遥人投手(30)に代わって代打出場。岡本の直球を捉えて右前打とすると、高寺望夢内野手(23)のヒットで二進。中野拓夢内野手(30)の一打で決勝のホームを踏んだ。「何とかチャンス作れるように。何とか塁に出ようと思って打席に入りました」。高橋に10勝目をもたらした価値ある一打に、藤川球児監督(45)も「福島が追い込まれながらも出て、高寺も思い切りよく出て、いいつながりでした」とたたえた。

◆3点を勝ち越した直後の七回に2番手で登板した阪神・工藤泰成投手(24)がスコアボードにゼロを刻んだ。「点が入った次の回で、なおさら気を引き締めていかないといけないですし。それを思いつつも、いつも通りを意識して投げました」。2死から大盛に右前打を許すも、続く菊池を二ゴロに仕留めて3アウト。登板2試合連続ホールドとした。「七回の男」に定着しつつある状況に「どこでもピッチングは変えずにという気持ちで投げています」と頼もしかった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
37302 0.552
(↑0.007)
-
(-)
74217
(+2)
217
(+1)
54
(-)
49
(-)
0.231
(↑0.001)
2.890
(↑0.02)
2
(-)
阪神
37311 0.544
(↑0.007)
0.5
(-)
74270
(+12)
226
(+3)
53
(+2)
41
(-)
0.251
(↑0.001
3.050
(-)
2
(-)
ヤクルト
37311 0.544
(↑0.007)
0.5
(-)
74230
(+4)
238
(+3)
44
(+2)
49
(+2)
0.237
(↑0.002)
3.180
(-)
4
(-)
広島
26393 0.400
(↓0.006)
10
(↓1)
75196
(+3)
231
(+12)
42
(+1)
45
(-)
0.220
(↑0.002
3.120
(↓0.13)
5
(-)
DeNA
27412 0.397
(↓0.006)
10.5
(↓1)
73246
(+1)
284
(+2)
41
(-)
28
(-)
0.242
(↓0.001)
3.660
(↑0.03)
6
(-)
中日
26441 0.371
(↓0.006)
12.5
(↓1)
72237
(+3)
258
(+4)
51
(-)
26
(+1)
0.232
(-)
3.430
(↓0.01)