西武(☆3対0★)巨人 =交流戦1回戦(2026.06.12)・ベルーナドーム=
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巨人
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西武
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勝利投手:髙橋 光成(7勝3敗0S)
(セーブ:甲斐野 央(1勝2敗3S))
敗戦投手:竹丸 和幸(5勝5敗0S)
  DAZN
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◆西武が破竹の6連勝。西武は初回、長谷川の適時二塁打で1点を先制する。そのまま迎えた6回裏に滝澤の適時打で1点を加えると、8回には滝澤の適時三塁打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・高橋光成が7回無失点10奪三振の力投で今季7勝目。敗れた巨人は、打線が2安打無得点と沈黙した。

◆巨人松本剛外野手(32)が2日連続の死球を受けた。初回に西武先発高橋光に対し、カウント1-1からの3球目の150キロ直球が左肘に直撃した。エルボーガードで守られてはいたが、苦悶(くもん)の表情でうなだれながら、ゆっくりと一塁へ向かった。交流戦好調の松本は、2試合連続の死球。直近4試合では3度目の死球となった。

◆格闘家の武尊(34)が、チャンピオンベルトを肩にかけながら登場し、西武-巨人戦(ベルーナドーム)で始球式を務めた。投球前に球団マスコットのレオにチャンピオンベルトを預け、剛速球を投じたが、ボールはややそれ、打席に立った巨人浦田俊輔内野手(23)がギリギリでよけた。この日は、「EGAODO MATCH 2026」を開催し、K-1の元3階級世界王者の武尊が登場した。花束の贈呈式には、武尊の妻で女優の川口葵(27)が、プレゼンターで登場した。

◆西武高橋光成投手(29)が、巨人松本剛外野手(32)に死球を与えた後、マウンドから駆け寄り、松本に直接謝罪した。0-0の1回1死、カウント1-1からの3球目の150キロ直球が抜け、松本の左肘に直撃した。苦悶(くもん)の表情を浮かべる松本に近づき、言葉をかけた。松本も高橋の言葉に応じ、ゆっくりと一塁に向かった。

◆巨人がミスから手痛い失点を許した。1点ビハインドの6回1死一塁、西武2番滝沢に対するカウント2-1からの4球目。巨人岸田行倫捕手(29)は、作戦を警戒し外角に大きく外れるボール球要求。先発竹丸和幸投手(24)は見事に投げきった。エンドランの仕掛けを読み切り、打者は空振り。一塁走者カナリオの二盗も、アウトのタイミングだったが、岸田の二塁送球がベース手前で弾んだ。遊撃泉口は捕球できず、中堅へボールが転々とする間に三塁進塁を許した。記録は岸田の失策。その後、滝沢に左前適時打を許し追加点を与えた。打線は西武先発高橋の前に、6回まで1安打無得点に封じられており、緊迫した投手戦のなか手痛い失点となった。

◆巨人先発竹丸和幸投手(24)が球団新人3人目の記録を達成した。7回までで自己最多の12奪三振をマーク。前回登板の5月31日の日本ハム戦では、10三振を奪っていた。過去に2試合以上続けて2桁奪三振を記録した巨人の新人は36年11月に2試合連続の沢村、03年6~7月に3試合連続の木佐貫だけ。圧巻の奪三振ショーで、球団史に名を残した。

◆西武が、先発の高橋光成投手(29)が7回1安打無失点10奪三振の快投で、リーグトップタイの7勝目を挙げ、チームを6連勝に導いた。巨人竹丸と息詰まる投手戦を演じながら、無失点で勝ち切った。1回2死一塁からダルベックにポテンヒットを浴びた以外はノーヒット。2回以降は二塁さえ踏ませず、安定した投球でスコアボードにゼロを並べた。先制打を放ったのは、絶好調の長谷川だった。0-0で迎えた1回1死一塁、巨人竹丸の速球を左中間にはじき返し、先制の適時二塁打をマーク。「欲しかった先制点を取ることができて、良かったです」と5試合連続打点で主導権を握った。1点リードの6回には、相手のミスも絡め、1死三塁の好機をつくると、滝沢の左前適時打でリードを広げた。チームは貯金を今季最多の17とした。

◆巨人の交流戦優勝が消滅した。敵地での3連戦初戦で、打線は西武エース高橋光成投手(29)に7回まで1安打無得点。反撃の糸口をつかめないまま2連敗となり、2試合を残して12年ぶり3度目の交流戦制覇の可能性がなくなった。12日ぶりの先発マウンドとなった竹丸和幸投手(24)は、相手エースを向こうに回して堂々の快投だった。初回に1死から滝沢、長谷川の連打で先制点を許したが、2回以降はテンポ良くストライクを投げ込んで三振の山を築いた。自己最多の12奪三振をマーク。前回登板の5月31日日本ハム戦に続く2桁奪三振で、巨人の新人では36年11月に2試合連続の沢村、03年6~7月に3試合連続の木佐貫に続く、3人目の快挙を成し遂げた。惜しむらくは6回。先頭の石井を四球で出すと、1番カナリオの当たりは併殺打と思われたが、遊撃泉口がスムーズな捕球ができず二塁封殺のみ。その後、カナリオの二盗に捕手岸田の悪送球が重なり、一死三塁から滝沢に適時打を許した。8回にも追加点を許し、3失点で降板した。

◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(29)が落球した。2点ビハインドの8回2死、西武西川の左中間への飛球に中堅キャベッジが追いつき、グラブに当てるも捕球できず。記録は失策。直後、2死二塁から先発竹丸和幸投手(24)が2番滝沢に右翼線への適時三塁打を許し、追加点を許した。

◆絶好調の西武長谷川信哉外野手(24)が1回に先制打を放ち、5試合連続打点をマークした。1死一塁、巨人竹丸の速球を左中間にはじき返し、適時二塁打を放った。「欲しかった先制点を取ることができて良かったです」とコメント。6月は試合前時点で、打率4割4分で3試合連続で勝利打点を挙げるなど、勝負強さも発揮する。

◆西武が、先発の高橋光成投手(29)が7回1安打無失点10奪三振の快投で、リーグトップタイの7勝目を挙げ、チームを6連勝に導いた。ソフトバンクを抜き、交流戦の単独首位に浮上し、最短で14日に交流戦初優勝が決まる。巨人竹丸と息詰まる投手戦を演じながら、無失点で勝ち切った。1回2死一塁からダルベックにポテンヒットを浴びた以外はノーヒット。2回以降は二塁さえ踏ませず、安定した投球でスコアボードにゼロを並べた。先制打を放ったのは、絶好調の長谷川だった。0-0で迎えた1回1死一塁、巨人竹丸の速球を左中間にはじき返し、先制の適時二塁打をマーク。「欲しかった先制点を取ることができて、良かったです」と5試合連続打点で主導権を握った。1点リードの6回には、相手のミスも絡め、1死三塁の好機をつくると、滝沢の左前適時打でリードを広げた。チームは貯金を今季最多の17とした。西武長谷川(1回に先制の適時二塁打を放ち、5試合連続打点)「欲しかった先制点を取ることができて、良かったです」

◆西武高橋光成投手(29)が、リーグトップタイの7勝目を挙げ、チームを6連勝に導いた。子供の頃にファンだった巨人を相手に、7回1安打無失点10奪三振の快投で初勝利。「ファンクラブも入ってましたし、勝てたっていうのは、結構うれしいです」と笑顔で話した。チームは交流戦単独首位に浮上し、最短で14日に交流戦初優勝が決まる。巨人竹丸と息詰まる投手戦を展開し、奪三振ショーを演じた。10三振の中、見逃し、空振りがともに5個ずつ。ボールのキレ、コントロール、駆け引きで三振の山を築いた。「古賀(悠)がうまく引き出してくれて、前の打席だったり、前のボールでうまく相手を惑わせられたので、その結果だと思います」と女房役の好リードに感謝した。長年、先発ローテーションを張る投手の格の違いを示した。西口監督が「あまり良くないように見えた」と序盤は5回までのプランを描いたが、尻上がりに調子を上げ、7回をわずか1安打。2回以降は二塁さえ踏ませず、安定した投球を披露した。貯金を今季最多の17とし、お立ち台に上がった高橋は「絶対やりましょう」と交流戦初優勝へファンに共闘を呼びかけた。

◆12日ぶりの先発マウンドとなった竹丸和幸投手(24)は、相手エースを向こうに回して堂々の快投だった。初回に1死から滝沢、長谷川の連打で先制点を許したが、2回以降はテンポ良くストライクを投げ込んで三振の山を築いた。ルーキー竹丸が自身最多の12三振を奪うも3失点で5敗目。竹丸は前回の5月31日日本ハム戦も10奪三振の敗戦投手。2試合以上続けて2桁奪三振の新人は、03年に木佐貫(巨人)久保田(阪神)新垣(ダイエー)和田(ダイエー)の4人が記録して以来、23年ぶり。巨人の新人では36年11月沢村2試合、03年6~7月木佐貫3試合に次いで3人目だ。竹丸は2試合とも敗戦投手で、新人が2試合続けて2桁奪三振の黒星は56年秋山(大洋)が6月28日巨人戦(11個)7月7日広島戦(10個)で記録して以来、70年ぶり2人目の不運。

◆巨人橋上秀樹監督代行(60)が「できれば勝たせてあげたかった」と先発の竹丸和幸投手(24)をおもんぱかった。6勝目をかけた12日ぶりの先発マウンドで8回途中3失点。西武のエース高橋光成投手(29)を向こうに回し、力投が光った。初回に一死からの連打で先制点を許したが、2回以降はストライク先行で球数少なく三振を量産していった。6、8回に味方失策から適時打を浴びて降板したが、12奪三振は自己最多だった。指揮官は「2試合続けて、ちょっと援護なくって感じで申し訳ない気持ちいっぱいですね」「2点目がもったいなかった。防げるミスではありましたね」と振り返った。打線は高橋に7回1安打に抑え込まれ、2安打完封負けを喫した。交流戦は残り2試合を残して、優勝の可能性がなくなった。橋上監督代行の試合後の主な一問一答は以下。-竹丸投手は投球内容自体は12奪三振そうですね。チーム打率も非常に高い西武相手にね、ほんとに堂々たるピッチングでしたので。だからこそ、やっぱり、前回もそうでしたけど、もう少し援護してね、できれば勝たせてあげたいっていう風に思っていましたけどね。-高橋投手を打ち崩せずそうですね。向こうは防御率1点台のピッチャーでしたから、なかなかチャンスらしいチャンスも。最初にちょっとあったぐらいで。それ以降はなかなか糸口的なものもなかなか見つけられないような状況ではありましたね。なかなかちょっと、効果的な対策が立てられなかったのは、非常に、竹丸にも申し訳なかったなと思いますね。-明日は隅田投手。好投手が続きます正直、やっぱりね、いいピッチャーってなかなか打てないですけども、少ないチャンスになるかもしんないですけども、なんとかそれぞれの役割をしっかり明確に持って打席に立ってもらいたいなと思います。-交流戦はあと2試合そうですね。せっかくね、いい形で交流戦やってきましたんで。最後、締めのあと2試合ね。もう一踏ん張りして、ほんとにいい形で終われるように精いっぱい頑張りたいと思います。

◆日刊スポーツ客員評論家の渡辺久信氏(60=前西武GM)が12日、西武-巨人1回戦(ベルーナドーム)を観戦しました。自身もGMとして獲得に携わった西武長谷川信哉外野手(24)が絶好調。活躍の裏側をいつもの口調の「ナベQ論」でお届けします。【金子真仁】仲田くん、すげ~!! 声優さんの始球式の球、気合でダイビングキャッチしたよ。あんなの初めて見た。ガッツある。仲田くんも育成選手出身。やっぱりハングリーさが違うよね。ナツオ(滝沢)も本当に頑張ってるし、今日のヒットも全部うまい。お見事。完全レギュラーでしょ。ナツオが2番で、ハセ(長谷川)が3番。2人とも育成出身で、ほとんど打率3割。すごいね。ハセは育成2位かな。ナツオの1年先輩で。甲子園出てるみたいだけど記憶はないかな。だからちゃんと生では見てなくて、映像で見たよ。ポテンシャルの評価かな。投手をやって肩もいい。足もある。他球団で支配下指名をしようとするところがなかったし、そんな流れで西武としても育成指名にした。一つ言えば、器用さはなかったかな。まっすぐで不器用なところ、あるよね。今もだけど。今日の試合を見ててもそうだけど、パ・リーグはやっぱりパワー野球だし、セ・リーグよりも内角をどんどん突いてくる。ハセの初回のヒットだって、巨人の竹丸君がしっかり内を突いていればバッターはパワーも必要ってなるけど、ハセはそれでフライをポーンって上げちゃうことが多かったね。今年はバットを短く持って、簡単にはアウトにならなくなった。気持ちの部分で成長が見える。不器用で時間かかったけど、逆に言えばポッと出の選手じゃない。苦労も続いたし、一度覚えたらつかんでくれるんじゃないかな。ホームラン打てるし、最近は軽打も行ける。ライオンズでいうと石毛宏典さんだね。数字(打撃成績)もなんか似てる。石毛さん、ミスター・レオか。ハセもその候補かな、ナツオもだけどね。もちろんドラフト上位が活躍するのは理想だけど、育成選手たちの活躍もうれしい。ライオンズは我慢して使える環境だよね。巨人とか阪神とか人気球団じゃ、そうはいかないよ。ファンやマスコミのプレッシャーもすごいし。俺も高校の頃は巨人に憧れた時もあった。家にもスカウト来たし。俺と同期の巨人ドラフト1位はキンタ(水野雄仁投手)。今日グラウンドで久しぶりに会えたし、巨人に勝って交流戦首位か。いや、強いね。(日刊スポーツ客員評論家)西武長谷川(1回に先制の適時二塁打を放ち、5試合連続打点)「欲しかった先制点を取ることができて、良かったです」

◆巨人は連敗で交流戦の優勝が消滅した。先発竹丸和幸投手(24)が、踏ん張りきれなかった。2点ビハインドの8回2死二塁、西武滝沢にスライダーを右翼線へ運ばれ、適時三塁打。3点目を失い、マウンドで思わず唇をかんだ。「全部投げたかった。最後、踏ん張りきれなかったのが悔しいです」。7回2/3を投げ3失点で降板し、悔しさをにじませた。緊迫した投手戦だった。立ち上がりに失点こそ許すも「思った通りのボールも多かった」と、最速152キロの直球に、得意のチェンジアップ、カーブ、スライダーを自在に操り、アウトを重ねた。「最後の1本を与えないところは、自分との違い」。相手のマウンドには、通算79勝の高橋光がいた。初回、この試合唯一のピンチをしのぐと、7回まで0を並べる堂々の投球。竹丸は、チームの柱となる姿を見せつけられた。それでも自己最多の12三振を奪い、前回登板に続き、2試合連続2桁奪三振。球団新人では3人目の快挙も、両日とも黒星だった。「2試合とも先制点を取られている。次は与えないように投げていけたらいい」。勝てる投手へ。反省を次回につなげていく。ルーキー竹丸が自身最多の12三振を奪うも3失点で5敗目。竹丸は前回の5月31日日本ハム戦も10奪三振の敗戦投手。2試合以上続けて2桁奪三振の新人は、03年に木佐貫(巨人)久保田(阪神)新垣(ダイエー)和田(ダイエー)の4人が記録して以来、23年ぶり。巨人の新人では36年11月沢村2試合、03年6~7月木佐貫3試合に次いで3人目だ。竹丸は2試合とも敗戦投手で、新人が2試合続けて2桁奪三振の黒星は56年秋山(大洋)が6月28日巨人戦(11個)7月7日広島戦(10個)で記録して以来、70年ぶり2人目の不運。

◆西武滝沢夏央内野手(22)が3安打2打点の活躍で勝利に貢献した。1回に左前打を放ち、長谷川の適時二塁打で生還。1点リードの6回1死三塁では左前適時打、9回には適時三塁打を放ち、全得点に絡んだ。「狙い球を絞って、思い切っていった結果です」とコメント。西口監督は「竹丸くんに合ってる夏央のところにいい形で打順が回ってきて、しっかりとかえしてくれた」と評価した。西武長谷川信哉外野手(1回に先制の適時二塁打を放ち、5試合連続打点)「欲しかった先制点を取ることができて、良かったです」

◆交流戦初優勝を目指す西武は、前日11日の広島戦で欠場したネビンが「4番・DH」で復帰。前日は代打で出場したカナリオは「1番・右翼」で、7日の中日戦以来となるスタメン出場となった。

◆ついに開幕の日を迎えた。巨人・リチャードが今季初めて出場選手登録された。昨季5月にソフトバンクからトレードで加入し、自己最多の11本塁打を放った長距離砲。謙虚に言葉を紡いだ。「ルーキーくらいの緊張感はある。でも空回りだけはしないように。すごく大きな期待を感じるので、『そんな選手じゃないよ』と言いたいところですが、頑張りたい」加入2年目は前途多難な幕開けだった。3月11日のソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で左手に死球を受け、左第五中手骨骨折を負った。5月に実戦復帰し、ファーム・リーグ15試合で打率・282、2本塁打、10打点。ソフトバンク時代は2020年から5年連続でウエスタン・リーグ本塁打王に輝いていただけに、やはり2軍では敵なし。満を持して1軍に合流した。昨オフ、元HKT48の外薗葉月と結婚。「僕がトレードで来るときも『頑張ってね』と背中を押してくれた。一番近くで見守ってくれていましたし、感謝の気持ちと、頑張らないといけないなと思わせてくれる」と妻の存在を力に、リハビリ生活を乗り越えた。残りのシーズンにかける思いを問われ、「もともと僕は宝くじなので」とニヤリ。昨季、阿部前監督から「(本塁打が)宝くじくらいの確率である」と冗談交じりに評されたロマン砲。幸せを運ぶ〝ジャンボ〟な一発に期待大だ。(依田雄太)

◆巨人・ウィットリーが今季2勝目をかけて13日に先発する。緑豊かな球場の外観に「こんなジャングルのような球場で野球をしたことはない。気に入った」と登板を心待ちにした。パ・リーグ首位を走る西武打者陣の印象を問われ「ネビンとはマイナーリーグでも対戦があった。いい打者なのは知っている」と警戒した。

◆交流戦大暴れの長谷川が、先制点をたたき出した。西武は一回1死、巨人先発の竹丸から滝沢が32試合連続出塁となる左前打で出塁すると、続く長谷川が147キロの真ん中真っすぐを左中間へ、一走の滝沢が生還し、先制点を奪った。長谷川は「欲しかった先制点を取ることができてよかったです」と喜んだが、交流戦で打撃は絶好調。前日まで5試合連続複数安打で、交流戦の打率を・378まで上げ、ソフトバンク・近藤の・391に次ぎ2位につけている。仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチは「去年と明らかに違っている。本人がいろんなトレーニングをしたりしているので、ほとんど何も言うことはない。そういう姿勢が結果に表れている。能力は高いので、地に足をつけてやってくれれば」と評価。9、10日の広島戦で、球団史上3人目の2試合連続サヨナラ打を放ったが「甘い球を逃さず振りに行けている。失投を一発で仕留められている」と好調の要因を自己分析する。交流戦は昨年も打撃成績22位の打率・277、2本塁打、7打点。今年はさらに成績を上げて、交流戦初優勝の可能性を残す西武の原動力となっている。(塚沢健太郎)

◆巨人は手痛い守備のミスから追加点を献上した。0―1の六回1死一塁。2番滝沢に対しカウント2―1となり4球目、西武がエンドランを仕掛けるも、巨人バッテリーがこれを〝見破り〟ウエスト投球。滝沢はバットに当てることができず空振り、捕手の岸田は二塁へ送球し、一塁走者カナリオを刺せるタイミングだったが、ハーフバウンドとなった送球を二塁ベースカバーに入った遊撃泉口が後逸。ボールが中堅へ転がる間に一塁走者が一気に三塁へ進んだ(記録は捕手の悪送球)。相手の足を絡めた攻撃をかわしたはずが、一転して1死三塁とピンチが広がり、直後に竹丸が滝沢に左前適時打を許した。

◆巨人のドラフト1位・竹丸和幸投手(24)がプロ10度目の先発登板で圧巻の奪三振ショーを見せた。七回までに12個目の三振を奪い、1試合の自己最多奪三振数を更新。前回5月31日の日本ハム戦(エスコン)での10奪三振に続いて2試合連続、自身3度目の2桁奪三振を記録した。一回1死から滝沢に左前打、続く長谷川に左中間を破る適時二塁打で先取点を許した。それでも、以降は五回まで14打者連続でアウトに仕留めるなど、強力な西武打線を相手に力投を見せた。

◆パ・リーグ首位の西武が今季3度目の6連勝を飾った。西武は一回、巨人先発の竹丸から、滝沢が32試合連続出塁となる左前打で出塁。続く長谷川が左中間へ適時二塁打を放ち1点を先制した。六回、1死三塁で滝沢が左前適時打を放ち追加点。八回、2死二塁で滝沢が一塁線を破る適時三塁打で3点目を挙げた。西武先発の高橋光は、7回を1安打、10奪三振で無失点。今季7勝目(3敗)でリーグトップに並び、巨人戦初勝利を挙げた。

◆巨人はドラフト1位・竹丸和幸投手(24)がプロ10度目の先発登板で八回途中105球を投げ、4安打3失点(自責1)。1試合の自己最多奪三振数を更新する12奪三振。前回5月31日の日本ハム戦(エスコン)に続いて2試合連続、自身3度目の2桁奪三振を記録したが、打線の援護なく2連敗で5敗目を喫した。一回1死から滝沢に左前打、続く長谷川に左中間を破る適時二塁打で先取点を許した。それでも、以降は五回まで14打者連続でアウトに仕留めるなど、強力な西武打線を相手に力投を見せた。しかし、六回は捕手岸田の二塁悪送球、八回は中堅手キャベッジの落球など味方のミス絡みで失点した。

◆巨人は2安打零封負けを喫し、引き分けを挟み6連勝の後に2連敗。2014年以来、12年ぶりとなる交流戦優勝の可能性が消滅した。ドラフト1位・竹丸和幸投手(24)が先発し、八回途中4安打3失点(自責1)。1試合の自己最多奪三振数を更新する12奪三振をマークも、打線の援護なく2連敗で5敗目を喫した。橋上監督代行は「チーム打率も非常に高い西武相手に、本当に堂々たるピッチングでしたので、前回もそうでしたけど、もう少し援護して、勝たせてあげたいと思っていた。効果的な対策が立てられなかったのは、非常に竹丸にも申し訳なかった」と唇をかんだ。

◆巨人は今季7度目の零封負け。6連勝(引き分け挟む)の後に2連敗となった。打線がわずか2安打で好投したドラフト1位・竹丸和幸投手(24)=鷺宮製作所=を2登板続けて援護できず、橋上秀樹監督代行(60)は「チーム打率も非常に高い西武相手に堂々たる投球。援護して勝たせてあげたかったが、効果的な対策が立てられなかったのは、竹丸にも申し訳なかった」と唇をかんだ。高橋光に1安打10奪三振と封じられ、守備でも六回は捕手岸田の二塁悪送球、八回は中堅手キャベッジの落球とミスがいずれも失点につながり、奮闘する新人左腕を見殺しにした。交流戦9勝5敗2分けとなり、2014年以来の優勝の可能性が消滅。残り2戦へ、橋上監督代行は「もうひと踏ん張りして、いい形で終われるように」と気持ちを切り替えた。(浜浦日向)

◆巨人D1位・竹丸は八回途中まで4安打3失点と粘ったが、打線の援護に恵まれず5敗目(5勝)を喫した。自己最多の12奪三振も報われず、「次は何とか先制点を与えないように投げられたら」と唇をかんだ。西武先発、高橋光の投球を目の当たりにし、「ピンチの場面で最後の一本を与えないところが自分との違い」とさらなる成長を誓った。

◆交流戦の優勝争いは西武、ソフトバンク、日本ハムの3球団に絞られた。西武の最短優勝決定日は14日。西武が13、14日の巨人戦(ベルーナ)に連勝した場合は、ソフトバンク(対ヤクルト)と日本ハム(対中日)が2試合で1敗、もしくは2分けすると、西武の交流戦初優勝が決まる。

◆やはり、巨人からの勝利は格別だ。西武・高橋光成投手(29)が、4度目の登板でついにG倒を果たした。小学生の頃は巨人のファンクラブに入り、東京ドームで観戦。2016、24、25年は敗戦投手となったが、憧れのチームから待望の初勝利に「野球選手になったなという感じ。勝てたことが素直にうれしいです」と笑みが弾けた。両リーグ首位対決で一回こそ2死一、二塁のピンチを招いたが、大城をフォークボールで空振り三振。二回以降は2四球だけで、安打を許さなかった。7回1安打無失点で毎回の10奪三振と圧倒し「相手もいい投手だったので頑張った。1安打よりも、三振を多く取れたことがうれしい」と、4月8日のソフトバンク戦以来となる2桁奪三振を喜んだ。今季はスイーパーとシンカーの2球種を新たに増やし、投球の幅を広げた。「三振の半分(5個)は見逃し。打者が絞り切れていない証しでもある。球種が増えたことで、相手が考えてくれている感覚はある」。150キロを超える真っすぐと多彩な変化球で、巨人打線を手玉に取った。防御率1.08はリーグ2位。リーグトップに並ぶ7勝目にも「半分も終わっていない。まだまだ状態は上がってくる。もっとレベルアップできると思う」とさらに上を見据える。ネット裏で西武・後藤高志オーナーと巨人・山口寿一オーナーが観戦した御前試合。6連勝を飾り、パ・リーグ首位のみならず、交流戦でも3試合を残して12球団トップに立った。早ければ14日にも初優勝が決まる。高橋光は「絶対やりましょう!」とファンに力強く呼びかけた(塚沢健太郎)高橋光の投球に西武・西口監督 「あまり良くなかったけど、しっかり試合をつくって、よく投げてくれた。気持ちが前面に出ていた」一回の先制二塁打で交流戦打率トップ(・367)に立った西武・長谷川 「チームの成績も大事ですけど、狙えるときに狙いたい」

◆西武のチーム4安打のうち、滝沢が3安打をマーク。連続出塁を32試合に伸ばした。一回は左前打で出塁して先制のホームを踏み、六回は左前に適時打、八回には右翼線に適時三塁打を放ち、全得点に絡んだ。打率を3割目前の・298まで上げ「勝ちが続いて雰囲気もいい。自分も流れに乗って思い切り打てていると思う。記録を伸ばせるように、頑張りたい」と誓った。

◆西武・長谷川信哉外野手(24)が交流戦の打率トップに浮上した。一回、1死一塁で「ゾーンに来たら積極的にしっかり振ると決めていた」と竹丸の真っすぐを左中間へ先制の適時二塁打。4打数1安打で交流戦打率.367とし、ソフトバンク・近藤を抜き「チームの成績がもちろん大事ですけど、狙えるときに狙いたい」とタイトル奪取を宣言した。交流戦は昨年も打撃成績22位の打率・277、2本塁打、7打点。交流戦好調の理由を「気温が上がってきて、体も動きやすくなってくる」と明かした。

<交流戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
西武
1221 0.857
(↑0.011)
-
(↓1)
363
(+3)
29
(-)
9
(-)
10
(+1)
0.249
(↓0.006)
1.690
(↑0.11)
2
(1↓)
ソフトバンク
1330 0.813
(↓0.054)
0
(-)
273
(+2)
46
(+4)
23
(+1)
11
(-)
0.264
(↓0.003)
2.760
(↓0.09)
3
(-)
日本ハム
1230 0.800
(↑0.014)
0.5
(↓1)
353
(+3)
24
(+1)
12
(-)
7
(+1)
0.253
(↑0.005)
1.360
(↑0.09)
4
(1↑)
ロッテ
952 0.643
(↑0.028)
3
(↑1)
249
(+3)
45
(+2)
8
(+2)
5
(-)
0.224
(↓0.004)
2.600
(↑0.04)
4
(-)
巨人
952 0.643
(↓0.049)
3
(-)
259
(-)
50
(+3)
13
(-)
14
(-)
0.234
(↓0.009)
2.940
(↑0.1)
6
(-)
ORIX
871 0.533
(↑0.033)
4.5
(↑1)
257
(+2)
51
(+1)
7
(+2)
3
(-)
0.254
(↓0.004)
3.060
(↑0.14)
7
(-)
中日
6100 0.375
(↓0.025)
7
(-)
246
(+1)
49
(+3)
11
(-)
4
(-)
0.217
(↓0.002)
2.840
(↓0.03)
8
(1↑)
ヤクルト
5101 0.333
(↑0.047)
7.5
(↑1)
238
(+4)
62
(+2)
7
(-)
9
(-)
0.217
(↓0.005)
3.160
(↑0.07)
9
(1↓)
阪神
4100 0.286
(↓0.022)
8
(-)
433
(+1)
49
(+2)
9
(-)
8
(-)
0.209
(↓0.004)
3.120
(↑0.07)
10
(2↑)
楽天
4110 0.267
(↑0.053)
8.5
(↑1)
342
(+2)
65
(+1)
9
(-)
4
(-)
0.227
(↓0.004)
4.230
(↑0.25)
11
(1↓)
DeNA
4120 0.250
(↓0.017)
9
(-)
245
(+2)
75
(+3)
10
(-)
3
(-)
0.220
(↓0.002)
4.570
(↑0.1)
12
(1↓)
広島
3111 0.214
(↓0.017)
9
(-)
339
(+1)
52
(+2)
11
(-)
10
(+1)
0.201
(↑0.001)
3.110
(↑0.05)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
巨人
33272 0.550
(↓0.009)
-
(-)
81200
(-)
203
(+3)
50
(-)
46
(-)
0.229
(↓0.002)
3.050
(↑0.02)
2
(-)
阪神
32271 0.542
(↓0.01)
0.5
(-)
83222
(+1)
202
(+2)
45
(-)
38
(-)
0.248
(↓0.001)
3.160
(↑0.01)
3
(-)
ヤクルト
33281 0.541
(↑0.008)
0.5
(↓1)
81201
(+4)
212
(+2)
37
(-)
43
(-)
0.236
(↓0.002)
3.110
(↑0.02)
4
(-)
DeNA
25352 0.417
(↓0.007)
8
(-)
81212
(+2)
245
(+3)
33
(-)
28
(-)
0.240
(-)
3.530
(↑0.01)
5
(-)
広島
21353 0.375
(↓0.007)
10
(-)
84170
(+1)
192
(+2)
37
(-)
39
(+1)
0.213
(-)
2.980
(↑0.01)
6
(-)
中日
21401 0.344
(↓0.006)
12.5
(-)
81202
(+1)
230
(+3)
44
(-)
23
(-)
0.233
(↓0.001)
3.470
(-)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
西武
39222 0.639
(↑0.006)
-
(-)
80243
(+3)
183
(-)
50
(-)
27
(+1)
0.250
(↓0.001)
2.450
(↑0.04)
2
(-)
ソフトバンク
36250 0.590
(↓0.01)
3
(↓1)
82267
(+2)
217
(+4)
64
(+1)
30
(-)
0.249
(↓0.001)
3.210
(↓0.02)
3
(-)
ORIX
34271 0.557
(↑0.007)
5
(-)
81221
(+2)
212
(+1)
36
(+2)
21
(-)
0.244
(↓0.001)
3.270
(↑0.04)
4
(-)
日本ハム
35290 0.547
(↑0.007)
5.5
(-)
79252
(+3)
225
(+1)
72
(-)
33
(+1)
0.242
(↑0.002)
3.290
(↑0.05)
5
(-)
ロッテ
30302 0.500
(↑0.008)
8.5
(-)
81200
(+3)
226
(+2)
43
(+2)
27
(-)
0.236
(↓0.001)
3.300
(↑0.03)
6
(-)
楽天
23371 0.383
(↑0.01)
15.5
(-)
82188
(+2)
231
(+1)
39
(-)
29
(-)
0.240
(↓0.001)
3.650
(↑0.05)