| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 1 | 0 | ||
阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0X | 3 | 6 | 1 | 0 | ||
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勝利投手:才木 浩人(3勝1敗0S) 敗戦投手:井上 温大(2勝3敗0S) | |||||||||||||
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阪神戦チケット予約
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巨人戦チケット予約
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◆阪神が降雨コールド勝ち。阪神は0-0で迎えた4回裏、1死一塁から佐藤が適時三塁打を放ち、先制に成功する。そのまま迎えた6回には、相手の暴投と失策の間に2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・才木が7回無失点11奪三振の好投で今季3勝目。敗れた巨人は、攻守に精彩を欠いた。
◆甲子園は朝から雨模様だ。兵庫県西宮市は気温が上昇、風もほとんどないが、空は厚めの雲に覆われている。予報では午後から雨が落ち始め、同3時ごろからは本降りの予報となっている。プレーボールは午後2時。ゴールデンウイークど真ん中の日曜日の巨人戦。チケットは完売している。阪神の先発は才木浩人(27)。2戦連続で6失点とらしくない投球が続いているが、初の中4日で設定されたリベンジマッチは雨のマウンドになる可能性がある。巨人の先発は井上温大(24)。
◆阪神井坪陽生外野手(21)が1軍に合流した。高卒4年目の井坪は今季開幕2軍スタートも好調維持。ファーム・リーグでは26試合出場し、打率3割4分5厘の成績だった。同リーグでは直近2試合連続3安打を放ち、2日の2軍ヤクルト戦(戸田)では今季1号ソロを放っていた。
◆阪神浜田太貴外野手(25)が出場選手登録を抹消された。浜田は昨オフの現役ドラフトで阪神加入。開幕1軍スタートも、開幕カード3試合とも代打出場し、3打席とも空振り三振に終わっていた。3月30日に2軍降格。4月19日に再昇格も全て代打で4打数無安打1四球だった。今季の通算成績は7打数無安打6三振、1四球。代わって井坪陽生外野手(21)が1軍に合流。高卒4年目の井坪はファーム・リーグで26試合出場し、打率3割4分5厘の好成績だった。
◆阪神が今季最多タイ16安打と打ちまくり、首位を守った。2日、甲子園の「伝統の一戦」は、今季4戦目で初勝利となった。結果的に白星をつかんだが、阪神藤川球児監督(45)は戦況を冷静に振り返った。「競った展開で、どちらが次に有利に進められるかというところですけど。きょうは、タイガースの方も安打数も多かったですけど得点数がそうでもないという、案外怖いようなゲームにはなりましたね」初回、3回と得点するも、4回2死一、三塁の好機は無得点。5回2死満塁でも追加点とはならなかった。7回の4得点から7-1と大量リードで最終回を迎えるも、3番手のモレッタが代打佐々木に3ラン、岸田にソロ本塁打を浴び、2点差に詰め寄られ、一瞬ひやりとする展開だった。それでも巨人を振り切って、首位を守った。「野球の難しさとか隙とか、見えない結束力とか。どちらにもそういうものが転びかねないのが野球の試合ですから。明日もチーム一丸となって最初から出る選手、それから後からいく選手も一致団結して、チームの結束力を高めるような一日にしたいですね。それがまたファンの方に伝わればいいですね」。3カード連続勝ち越しがかかる第3戦へそう意気込んだ。
◆阪神が巨人8回戦の先発メンバーを発表した。右ふくらはぎに自打球を当て、4月29日ヤクルト戦(神宮)からスタメンを外れていた中野拓夢内野手(29)が、5試合ぶりに「2番二塁」で復帰。梅野隆太郎捕手(34)が「8番捕手」で先発し、才木浩人投手(27)とバッテリーを組む。先発の才木は、前回の先発から初の中4日登板。2試合連続6失点で、前回4月28日ヤクルト戦(神宮)はわずか2回で降板した。24年から7連勝中の巨人を相手に、復活の好投を見せられるか。
◆阪神が打線改造した。1番には6打席連続出塁中の高寺望夢内野手(23)を起用。2番には中野拓夢内野手(29)が右ふくらはぎ付近の自打球からスタメン復帰した。下位打線は7番に小野寺暖外野手(28)、8番には梅野隆太郎捕手(34)が入った。前日のスタメンから投手を除いて4選手が変更された。
◆阪神のスタメンが発表され、梅野隆太郎捕手(34)が「8番」で今季初めてスタメン出場する。今季はプロ13年目で初めて開幕2軍スタート。ファーム・リーグでは16試合に出場し、31打数8安打の打率2割9分、2本塁打。4月23日のDeNA戦(横浜)から1軍合流していた。1軍は同25日の広島戦(甲子園)で途中出場し、2打数無安打だった。
◆阪神のスタメンが発表され、梅野隆太郎捕手(34)が「8番」で今季初めてスタメン出場する。これで今カードの3試合は、全て異なる捕手が先発マスクをかぶることになった。1日の第1戦は坂本誠志郎捕手(32)が、村上頌樹投手(27)とバッテリー。2日の第2戦は伏見寅威捕手(35)が、大竹耕太郎投手(30)と初めてバッテリーを組んだ。梅野は才木浩人投手(27)と昨年7月16日以来の先発バッテリーとなる。
◆阪神才木浩人投手(27)が3回、この試合で初めて3者凡退で投げ終えた。先頭のキャベッジを見逃し三振。続く中山は二塁ゴロで4番のダルベックは154キロストレートで空振り三振に。奪三振は毎回の7個となった。2回2死満塁のピンチも三振で脱した。先頭・大城への四球と増田の安打で無死一、二塁。そこから2者連続三振を奪うも、投手の井上に二塁への内野安打を打たれて満塁とピンチを広げた。甲子園に「頑張れ才木」コールが響く中、吉川をフォークで空振り三振に。2回で早くも5三振を奪い、無失点でピンチを切り抜けた。初回は無難な立ち上がりを見せた。自身初の前回先発からの中4日での先発登板。先頭の吉川を151キロ速球で二塁ゴロに打ち取り、キャベッジはカーブで空振り三振。中山にはフルカウントからの152キロストレートを中前にはじき返されたが、ダルベックを空振り三振に取った。才木は2試合連続6失点と苦投が続き、前回4月28日ヤクルト戦(神宮)はわずか2回で降板していた。
◆右ふくらはぎ付近への自打球から5試合ぶりにスタメン復帰した中野拓夢内野手(29)が"好守備"を見せた。「2番二塁」で出場し、0-0の2回1死一、二塁の場面だった。打者の巨人井上が二遊間への打球を放ち、中野は横っ飛びでストップ。完全に捕球できず内野安打にはなったが、右翼前に抜けていれば先制されていた可能性があった。2死満塁となり、才木浩人投手(27)が吉川を空振り三振に仕留めて無失点。アウトにはできずとも失点を防いだ好プレーだった。
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、OB能見篤史氏(46)、元ソフトバンク、巨人の松田宣浩氏(42)とABCテレビの中継で解説を行った。この日の先発は、中4日でのマウンドとなった才木浩人投手(27)。前回4月28日ヤクルト戦は2回6失点(自責5)と苦しんだ。ここまで坂本誠志郎捕手(32)とバッテリーを組んできたが、この日は梅野隆太郎捕手(34)と今季初バッテリー。岡田顧問は「やっぱりちょっとね、坂本と代わって。梅野の方がストレート多くなると思いますよ。最初吉川にはストレート行って、キャベッジにはフォーク多く行って。やっぱりちょっと違うリードにしてますよね」と解説した。また2戦連続で6失点と苦戦する才木について「ボールの質自体は悪くないよ。フォークがすごく良くなったよね」とボールに太鼓判を押していた。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が止まらない。2回無死の第1打席は四球。0-0の4回1死一塁の第2打席で右中間への適時三塁打を放った。雨予報の甲子園で待望の先制点。現在3試合連続猛打賞を飾っており、4割超えの打率をまた上昇させた。連続試合猛打賞の記録は54年西沢(中日)と03年井口(ダイエー)の5試合があり、阪神では13年マートンの4試合が最長。佐藤はこの日3安打以上を放てば球団記録に並ぶ。【データ】阪神佐藤輝明、球団8年ぶり3試合連続猛打賞 打率4割超 どこまでキープできるか
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、OB能見篤史氏(46)、元ソフトバンク、巨人の松田宣浩氏(42)とABCテレビの中継で解説を行った。0-0で迎えた4回1死一塁で、佐藤輝明内野手(27)が右中間へ先制の適時三塁打を放った。なおも1死三塁で、続く大山悠輔内野手(31)の打球は投前に飛ぶゴロ。佐藤は本塁を目指す足を一瞬止めたが、投手井上の送球は高めに大きくそれた。これを見た佐藤は再び本塁を目指してヘッドスライディング。しかし間一髪のタイミングで、捕手大城のタッチが早く、アウトとなった。岡田顧問は「ラッキーだったねえ」と巨人目線で解説した後「今の本能的にランナー止まるよね。しょうがない」と佐藤をフォロー。「これも野球よねえ」と話した。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)が無双状態だ。0-0の4回1死一塁の第2打席で右中間への適時三塁打。三塁打は今季3本目で、中日村松開人内野手(25)に並んでリーグトップに浮上した。佐藤は試合前時点で打率、本塁打、打点、安打数、出塁率で打撃5冠。他にも二塁打、三塁打、得点、塁打数、長打率、OPSなどあらゆる打撃部門でリーグトップとなっており、手が付けられない状態になっている。
◆天候悪化が心配される中、試合が成立した。阪神1点リードの5回、巨人を無失点に抑えた。夕方から夜にかけて降水量が増える予報になっている。5回を終えてスコアは1-0。阪神は4回に佐藤輝明内野手(27)の右中間三塁打で先制した。先発の才木浩人(27)は尻上がりにエンジンがかかってきた。肝心の5回は2死二、三塁のピンチを抑えてガッツポーズした。快調な立ち上がりだった巨人井上温大(24)は雨が落ちてきた4回に3安打を集中された。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が完全復活を示した。右ふくらはぎ付近への自打球から「2番二塁」で5試合ぶりのスタメン復帰。4回無死の第2打席で左前打を放つと、続く佐藤輝明内野手(27)の右中間三塁打で一気にホーム生還。6回無死の第3打席でも中前打を放ってマルチ安打とした。さらに2回の守備でも巨人井上の右前に抜けそうな打球に飛びつき、失点を防いでいた。中野は4月28日のヤクルト戦(神宮)で患部に自打球を受け、4試合ベンチスタートが続いていた。
◆併殺を狙って三-遊-一とボールがわたる珍しいプレーがあった。5回、巨人の攻撃。阪神内野陣は左打ちのトレイ・キャベッジ外野手(29)に対して内野を極端に右側に寄せた。三塁手の佐藤輝明(27)は遊撃の定位置近くに。遊撃の小幡竜平(25)は二塁ベースのすぐ左に陣取った。キャベッジの打球はおあつらえ向きに佐藤の正面へ。佐藤は素早く、二塁のベースカバーに入った小幡に送球。普段はない角度からのボールをうまく受けた小幡は一塁に転送。一塁はセーフになったが、シフトがはまり、この回無失点で終えた。
◆阪神がまさかの形で追加点を奪った。1-0の6回無死二、三塁で佐藤が見逃し三振。1死を奪って5番大山は申告敬遠された。満塁で6番小幡は空振り三振も、ここで巨人バッテリーがミス。井上のフォークが暴投となり、走者が1人生還。さらにボールを捕球してホーム送球した捕手大城が悪送球し、二走の森下まで生還した。これで6回終えて3-0と阪神がリードしている。
◆巨人がミスでリードを広げられた。先発の井上温大投手(24)は0-1の6回、1死満塁のピンチを迎え6番小幡を三振に切ったが、捕手の大城は捕球できず。三塁方向へそれる間に、三塁走者の生還を許した。さらにボールを拾った大城は本塁へ悪送球。今度は一塁ベンチ前にボールが転々とする間に、二塁走者の生還も許した。記録は井上の暴投と大城の失策となった。井上は19日ヤクルト戦(神宮)、26日DeNA戦(横浜)に続き、直近3試合で、味方の失策が絡んだ失点が続いている。
◆阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、OB能見篤史氏(46)、元ソフトバンク、巨人の松田宣浩氏(42)とABCテレビの中継で解説を行った。中4日での先発となった才木浩人投手(27)は、7回まで4安打無失点と好投。この時点で103球を超えていたが、7回裏の攻撃で無死一塁の場面で打席へ。初球できっちり犠打を決めた。岡田顧問は「才木行くの? これもう代えてもいいけどね」と驚きの様子。ファウルゾーンでキャッチボールする様子を見て再び「才木行くんやね」と話していた。
◆阪神才木浩人投手(27)が5回、この日9個目の三振を奪い、2度目のピンチを無失点で切り抜けた。1点の援護をもらった直後のこの回、先頭の浦田に中前打を打たれ、そこから2死二、三塁のピンチを背負った。この日の初安打を許した中山を打席に迎え、フルカウントからのフォークで空振り三振に。大きな拍手に包まれ、前半を無失点で投げ終えた。才木は2試合連続6失点と苦投が続き、前回4月28日ヤクルト戦(神宮)はわずか2回で降板していた。
◆7回裏途中で降雨のため中断となった。そのままコールドゲームが告げられた。7回裏の阪神の攻撃中、打席を終えた才木浩人投手(27)がベンチ横でキャッチボールを始めた。しばらくすると真鍋勝已球審が才木に向かってベンチに入るように指示した。才木も理解してベンチに下がった。この時点でグラウンドには水が浮き、イニング終了後に試合中断またはグラウンド整備の時間が取られることが確実となっていた。真鍋球審はこの試合の責任審判。阪神で投手、外野手としてプレーしたあとに審判に転身。35年目の大ベテランだ。
◆巨人は7回雨天コールドで阪神に敗れ、カード勝ち越しを逃した。巨人先発の井上温大投手(24)は、6回3失点。立ち上がり3回までは無安打投球も、4回先頭の阪神中野に安打を許すと、佐藤輝に先制の適時三塁打を浴びた。0-1の6回には、1死満塁のピンチを迎えた。6番小幡を三振に切ったが、捕手の大城が捕球できず。三塁方向へ逸れる間に、三塁走者の生還を許した。さらにボールを拾った大城は本塁へ悪送球。今度は一塁側ベンチ前にボールが転々とする間に、二塁走者の生還も許し、一挙2失点。ミスが大きく響いた。打線は阪神先発才木の前に、7回まで4安打無得点。2回2死満塁の好機を作ったが、1番吉川尚輝内野手(31)が空振り三振に倒れ、主導権をつかめなかった。7回裏阪神の攻撃中に雨が強まり、試合は中断。わずか3分後、グラウンドコンディションの回復は見込めず、雨天コールドとなった。敵地で連敗。チームは30試合を終え、16勝14敗で貯金は2に減った。
◆7回の阪神の攻撃中、雨脚が一気に強まった。2死満塁となったところで試合中断。そのままコールドゲームが告げられた。夕方から夜にかけて雨量がさらに増える予報となっている。この回から登板した巨人田和廉投手(23)の投球が大きくすっぽ抜け、場内がざわめいた。田和はロージンバッグの交換を要求したが先頭に四球を出した。このタイミングでマウンドに土入れを行った。内野の黒土は水を含んで、みるみるうちに光り始めた。阪神が2死満塁としたところで、内野のベース周りに土が入れられた。しばらく試合を止めたのちに、全選手を引き揚げさせた。
◆7回の阪神の攻撃中、雨脚が一気に強まり試合中断。そのままコールドゲームが告げられた。追加点がほしいこの回は、梅野隆太郎捕手(34)が先頭で四球。才木浩人投手(27)が犠打、高寺望夢内野手(23)が右飛、森下翔太外野手(25)が四球。2死満塁で絶好調の主砲・佐藤輝明内野手(27)という最高の場面で試合が止まった。グラウンドはすでに水浸し。誰もが納得の中断、ゲームセットだった。なお、サヨナラ試合と同じ扱いになるため、7回表裏のすべての個人記録は残る。7回表まで0封した才木は「完封」になる。
◆7回の阪神の攻撃中、雨脚が一気に強まった。2死満塁となったところで試合中断。そのままコールドゲームが告げられた。才木浩人投手(27)が7回無失点で3勝目を挙げた。才木が今季3勝目を挙げ、巨人戦は24年7月30日から8連勝。巨人戦の最多連勝は62~63年権藤(中日)の11連勝で、8連勝は5位タイ。阪神投手では47~48年梶岡、79年小林、09~11年能見に並ぶ最多記録だ。これで巨人戦は通算14勝4敗とし、貯金は「10」に到達。過去には平松(大洋)が81年に貯金12、権藤(中日)や野村(横浜)山内(広島)らが最大10まで増やしたものの、引退時には9以下に減少。このカードで貯金10以上を残し、現役を終えた投手はまだ出ていない。才木は巨人戦2桁貯金をキープできるか。
◆阪神が7回降雨コールドで3カード連続勝ち越しを決めた。先発の才木浩人投手(27)が7回無失点の好投。2試合連続6失点の乱調から中4日で復活を示した。藤川球児監督(45)は才木の中4日起用について「9連戦は分かっていましたし、(前回登板の)神宮で降りようという判断も最初からそういうつもりでしましたけどね」と話した。才木は4月28日のヤクルト戦(神宮)で2回52球、6失点(自責点5)で降板していた。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が復帰戦で絶大な存在感を見せた。5試合ぶりのスタメンで「2番二塁」の指定席に戻ると、さっそく決勝点につながる安打、2点目を導く中前打を含む3安打と完璧なチャンスメーク役を果たした。勝利に導く活躍に「ほぼ万全っていう判断があったから出ていると思いますし、大丈夫です」とホッとしたような表情。4月28日のヤクルト戦(神宮)で右ふくらはぎに自打球を当て交代。翌日からスタメンを外れ、代打での出場が続いた。4打席で2安打1四球の活躍。1日1打席という制約の中で結果を出し、スムーズにスタメン復帰の流れとなった。岡城、福島が代役2番で奮闘したが、走攻守トータルでやはり替えがきかない選手と思わせた。久しぶりの二塁守備も問題なかった。0-0の2回2死一、二塁で井上の打球が一、二塁間へ。素早く追いついて押さえた。内野安打になったが、抜けていたら先制点という打球だった。「アウトにしたかったけど、抜けていたら1点入っていたかもしれない。打球を止めるプレーは大事だと思う」と納得した。中野のラインアップ復帰で阪神らしい攻守のリズムも戻ってきた。
◆阪神佐藤輝明内野手(27)は2打数1安打1四球。打率4割7厘で「4割男」をキープした。試合前時点で4割5厘。3打数1安打なら打率降下していたが、1四球取ったことで上昇した。球団記録に並ぶ4試合連続猛打賞とはならなかったが、安定して高水準の成績を保っている。
◆今季初めてスタメンマスクをかぶった阪神梅野隆太郎捕手(34)が、才木を好結果に導いた。4月23日のDeNA戦(横浜)から1軍に合流。2回2死満塁など序盤でピンチを背負った才木を粘り強くリードし「前回、前々回と苦しむ浩人の球を受けるって決まって、なんとかしてあげたいなって。最高の結果のゼロという形でね、終われたことは個人的にもうれしいし、チームとしても最高の結果で終われたことがよかったかなと思います」と重い1勝をかみしめた。
◆右肩のコンディション不良からファームで実戦復帰した巨人山崎伊織投手(27)が2球で緊急降板した。球団は「右肩の違和感」と発表。杉内投手チーフコーチは甲子園での1軍戦後「僕も詳しくは聞いてないので分からない」と話した。開幕投手濃厚とされた山崎は3月のオープン戦でコンディション不良を訴えて離脱。この日の2軍広島戦で復帰も、1回に直球2球を投げたところで自らベンチに異変を訴えて降板した。
◆7回の阪神の攻撃中、雨脚が一気に強まった。中断を経て、コールドゲームが宣告された。この回から登板した巨人田和廉投手(23)は雨の影響もあってか制球が定まらず、先頭に四球を出した。このタイミングでまずマウンドに最初の土入れが行われた。その間、内野の黒土は水を含んで、みるみるうちに光り始めた。阪神が2死満塁と攻め込んだところで、審判がグラウンド整備のために一時的にタイムをかけた。阪神園芸のスタッフがマウンドのほか内野の各ベース周り、打席にも迅速に土を入れた。手際のいい作業に、スタンドの一部から拍手も起きたが、雨は一向に弱まる気配がなく、正式に「中断」が決まった。審判団はグラウンド上で阪神園芸の金沢健児・甲子園施設部長とも相談。ほどなくしてゲームセットとなった。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が復帰戦で絶大な存在感を見せた。5試合ぶりのスタメンで「2番二塁」の指定席に戻ると、さっそく決勝点につながる安打、2点目を導く中前打を含む3安打と完璧なチャンスメーク役を果たした。5試合ぶりにスタメン復帰した阪神中野は囲み取材で笑っていた。同期で気心の知れた佐藤輝明内野手(27)の絶好調ぶりに「気持ち悪いですね(笑い)。なんか簡単そうに見えるので、どうボール見えてんのかなって」と興味深そうに話した。自身が不在の間、穴を埋めるように打ちまくる佐藤の姿を、ベンチから見ていた。感じるものもあった。「もっともっと、テルへのマークは厳しくなると思う。なんとか走者がいる状態でテルに回せば、相手バッテリーにすごくプレッシャーになる。より出塁が大事になるので、意識してやっていきたい」。不動の1、2番コンビを組んできたリードオフマン近本光司外野手(31)が左手首骨折でしばらくいない。中野はより鮮明に、自分の役割を再確認した。「けがの功名」もあった。負傷前、打撃が下降線だった。アクシデントで代打業を担うことになった。「1打席という難しさをすごく感じた。スタメンなら4打席もらえるし、いろいろやりたいことができる。当たってから休みもいただきながら、代打で感覚を戻しながら、自分らしい感じはできたと思う。久しぶりの守備も懐かしく感じた。今日は楽しく野球ができました」。心身ともに新鮮な気持ちで再出発した。【柏原誠】
◆阪神才木浩人投手(27)が通算8度目、今季初の完封で復活を示した。雨中の巨人戦に先発し、7回4安打無失点、11奪三振。7回降雨コールドのため1人で投げ切り、4月7日のヤクルト戦(甲子園)以来1カ月ぶりの3勝目を手にした。最大のピンチは最大の武器で勝負する。0-0の2回2死満塁。1番吉川を空振り三振に仕留めたのは、オフから改良を重ねてきたフォークだった。「本当に三振に斬るっていうところで。もう、フォークで」ワイルドピッチでも1点入る状況下だったが、それでも最も頼れる変化球を投げ込んだ。昨季より打者側で鋭く落ちる軌道。悪天候の状況でも勇気を持って選択した。今季初スタメンでリードした捕手梅野隆太郎捕手(34)も「(走者が)スコアリングポジションにいるところでの三振。自分にとっても取りたいところで三振が取れた。狙いにいって三振が取れたのは一番良かった」とうなずいた。1-0の5回2死二、三塁。降雨コールドが頭によぎる中、同点、逆転だけは防ぎたい一心だっただろう。フルカウントでまたもフォーク。中山のバットに空を切らせた。「思い切ってというか、もうプラスに(考えて)いくつもりで腕を振って投げた。まぁまぁ、いい結果につながってくれたかな」。6失点KOした神宮では、うつむきながらグラウンドを去った才木。自分を救ってくれたのは、春季キャンプから惜しみなく磨き続けたフォークだった。【只松憲】
◆阪神が7回降雨コールドで3カード連続勝ち越しを決めた。小幡竜平内野手(25)が6試合連続安打。1点を先制した4回、なおも2死一塁で巨人井上の149キロストレートを左前に運んだ。4月28日ヤクルト戦(神宮)から安打を打ち続け、同30日の同戦では自身初の4安打もマーク。3割2分1厘と高打率をキープするなど、好調なバットも支えに遊撃争いで優位に立った。
◆巨人が今季3度目の完封負けを喫した。7回途中で雨天コールドながら、阪神先発の才木に4安打に封じられた。2回には2死満塁とチャンスを作るも、吉川尚輝内野手(31)が空振り三振。5回2死二、三塁では、中山礼都外野手(24)が空振り三振に倒れた。阿部慎之助監督(47)は「あと1本が先に出ていれば、違った展開になったと思う」と11三振の攻撃陣を悔やんだ。先発の井上温大投手(24)も粘りきれなかった。1点ビハインドの6回、1死満塁のピンチで、阪神小幡をワンバウンドのフォークで空振り三振に切るも、暴投と大城の本塁への悪送球で一塁側ベンチ前にボールが転々とする間に二塁走者が生還して2失点。痛いミスでリードを広げられた。杉内投手チーフコーチは井上について「ナイスピッチングでした。でももったいなかったですけどね」と次回登板に期待を込めた。雨脚の強まった7回、2番手のルーキー田和廉投手(23)が2死満塁とするも、雨天コールドに。敵地で連敗し、9連戦は6戦を終え2勝4敗。2カード連続で負け越しとなった。4日からのヤクルト3連戦へ、指揮官は「元気のいいヤクルトですけど、なんとか1試合1試合勝てるようにやるだけです」と見据えた。
◆阪神が7回降雨コールドで3カード連続勝ち越しを決めた。森下翔太外野手(25)の長打が貴重な追加点を呼び込んだ。1-0の6回無死一塁で左翼へ二塁打を放ち、二、三塁に好機を拡大した。さらに1死満塁と好機は広がり、巨人のバッテリーミスで2点が入った。「その前の打席でミスショットが続いていたので、丁寧にというか、雑にならずに打とうと意識しました。なんとかことを起こしてランナーを進めたいところだったので」と振り返った。4日からの中日戦に向け「けがなく頑張りたいと思います」と名古屋に向かった。阪神高寺(6年目で初の1番も無安打)「いつも通り、打順が変わっただけと思ってやりました。悔しいけど、次につなげたい」
◆巨人泉口友汰内野手(26)が4日ヤクルト戦(東京ドーム)から1軍に合流する。橋上秀樹オフェンスチーフコーチ(60)は「明日ドームで本人と話をしながら、確認をして。登録も含めてどうするかというのは、明日決まると思います」と説明した。4月21日の中日戦(長野)の試合前練習でキャッチボール中、打撃練習の打球が顔面に直撃して救急搬送された。脳振とう、顔面打撲、口腔(こうくう)内裂創と診断され、特例措置で登録抹消されていた。この日の広島との2軍戦(Gタウン)で実戦復帰して3打数2安打。橋上コーチは「多少なりともブランクがありますので、様子見の部分はあると思います」と起用については、慎重に判断していく。また、3月のオープン戦で死球を受け「左第五中手骨骨折」と診断されていたリチャード内野手(26)が、2日の広島との2軍戦で実戦復帰。2打席目には本塁打を放った。この日は2軍戦にスタメン出場し、3打数ノーヒット。橋上コーチは「(昇格は)まだですね。直にそういう話になるかもしれないですけど、今のところはないです」と明かした
◆巨人は7回雨天コールドで阪神に敗れ、カード勝ち越しを逃した。巨人先発の井上温大投手(24)は、6回3失点。立ち上がり3回までは無安打投球も、4回先頭の阪神中野拓夢内野手(29)に安打を許すと、佐藤輝明外野手(27)に先制の適時三塁打を浴びた。巨人が阪神佐藤輝明外野手(27)を封じきれなかった。甲子園での3連戦で阪神の主砲に12打数8安打で打率6割6分7厘、1本塁打3打点と大暴れされた。1勝後に連敗でカード負け越しが決定となった。今季ここまで打率4割7厘、OPS1・266という圧倒的な成績を残す佐藤に、阿部慎之助監督(47)は「よく打たれましたので、次対戦するときはしっかり対策練ってやれたら」とポイントに挙げた。もちろんコーチ陣を含め、チーム全体で対策はしている。それでも今の状態を維持する限り、打ち取るのは困難を極める。村田善則バッテリーチーフコーチは「(対策)しながら臨んでるんですけど、大胆に行けないケースで(佐藤輝を)迎えるケースも多かった。抑えることもそうですけど、その前になるべくランナーをためないように、その確率を高めていかないと。全体の流れとして対策していかなきゃいけないなと思います」と上位打線を含めた対策の必要性を強調した。
◆阪神才木浩人投手(27)が通算8度目、今季初の完封で復活を示した。雨中の巨人戦に先発し、7回4安打無失点、11奪三振。7回降雨コールドのため1人で投げ切り、4月7日のヤクルト戦(甲子園)以来1カ月ぶりの3勝目を手にした。「本当だったら(登録)抹消されてもおかしくなかった。『もう1回やり直してこい』って言われてもおかしくない内容だったし、結果だった」直近2登板はともに6失点の大乱調。背水の覚悟を持って、52球で降板した4月28日のヤクルト戦(神宮)から中4日登板した。出塁を許しても、慌てない。「結局はもうやるしかない。現実でいい結果を出すにはもう現実と向き合うしかない」。安藤投手コーチとも密なコミュニケーションを取り、技術面と精神面で修正を図った。今季初めてバッテリーを組んだ梅野にも導かれ「継続してやっていけるようにしっかり準備していきたい」と引き締めた。才木は対巨人戦8連勝。14勝4敗の貯金10とし、「Gキラー」ぶりを発揮した。チームは3カード連続勝ち越しで首位固め。過酷な9連戦は4勝2敗の貯金2で、最後の敵地中日3連戦に向かう。【只松憲】
◆阪神が7回降雨コールドで3カード連続勝ち越しを決めた。佐藤輝明内野手(27)は2打数1安打1四球。打率4割7厘で「4割男」をキープした。5冠王が止まらない。佐藤輝が先制&決勝打を放ち、打率4割台をキープした。0-0の4回1死一塁、巨人井上の高めに入ったカットボールを逃さなかった。「変化球がね、浮いてきたので1球で仕留められてよかったです。本当にいいボールを投げていましたけど、そういうチャンスをものにして打てたのかなと思います」。打球は右中間深くへ弾み、一塁走者の中野を一気に生還させた。前日2日に3試合連続の猛打賞とバットが火を噴き、4月21日以来の打率4割台となる4割5厘をマーク。この日は第1打席に四球を選び、3打席に立って打率4割7厘とした。「あんまり気にしすぎずにしっかり1打席1打席って感じですね」。どっしり地に足着いている。この日は同学年の才木と並んでヒーローインタビュー。そろっての活躍に「すごくうれしいですよ」と喜んだ。右腕からは「そろそろ打ってくれるんちゃうかなと思ってたんで、さすがだなっていう一言ですね」とたたえられた主砲。打率に加え46安打、8本塁打、28打点、出塁率4割6分9厘と盗塁以外の打撃タイトル5冠。まだまだ高みを目指す。【磯綾乃】
◆首位阪神が3カード連続勝ち越し。貯金を今季最多「9」に増やした。また、ナイターゲームで2位ヤクルトがDeNAに敗れ、ゲーム差を「1」に広げた。9連戦は4勝2敗で消化中。4~6日は敵地中日3連戦で、残り1勝で大型連戦の勝ち越しが決まる。1引き分けあれば負け越しはない。
◆阪神の井坪陽生外野手(21)が1軍の試合前練習に合流した。昇格すれば今季初の1軍となる。高卒4年目を迎える井坪は昨季1軍デビューで安打をマーク。今季は2軍でのプレーが続いていたが、7日のファーム・リーグ、ヤクルト戦(戸田)では3安打1本塁打とアピールしていた。開幕から6打数無安打の浜田がSGLの2軍残留練習に合流しており、井坪が入れ替わって昇格となると見られる。
◆阪神が井坪陽生外野手(21)を1軍の出場選手に登録した。2日のファーム・リーグ、ヤクルト戦(戸田)では3安打1本塁打と状態を上げていた若虎が今季初昇格。「頑張るしかないので、やるしかない。ピッチャーに合わせてタイミングを変えたりできている。状態はだいぶいいと思うんですけど、1軍と2軍でまた違うので、すぐ対応できるようにしたいです」と力を込めた。現役ドラフトでヤクルトから加入し、開幕から8打席で安打のなかった浜田太貴外野手(25)が抹消された。
◆阪神は梅野隆太郎捕手(34)が「8番・捕手」で今季初のスタメンマスクをかぶった。ここまで出場は4月25日の広島戦(甲子園)での途中出場1試合のみだったベテランが、中4日で登板する才木浩人投手(27)をリードし連勝をもたらす。27日のヤクルト戦(神宮)で自打球がふくらはぎに当たって代打での出場が続いていた中野拓夢内野手(29)は、「2番・二塁」で5試合ぶりにスタメン復帰となった。2日に適時打を放った高寺望夢内野手(23)が「1番・左翼」、小野寺暖外野手(28)が「7番・中堅」で先発する。
◆4日の中日戦(バンテリンドーム)で今季初先発に挑む阪神の門別啓人投手(21)はショートダッシュなどで調整した。「やっと(出番が)回ってきたので、思いっきり行きたいなと思います。まっすぐの強さっていうのは今までより力入れてやってきて、その成果も出ているし、変化球も今、しっかりコーナーに勝負できるようになっている。それが一軍の舞台でしっかりできればなと思っています」今季高卒4年目を迎える門別は、ファームで6試合に登板し、4勝1敗、防御率1・24と好成績を残していた。狭くなったバンテリンドームで中日打線との対戦となるが、「狭いと考えてたら、なんかちゃんとピッチングに出せないので、あまり考えずに今まで通り行けたら。(高橋)遥人さんとかから気を付けたほうがいい打者とかを教えてもらったので、自分でもしっかり見ながらできたらなとは思います」と対策済み。今季初先発初勝利で、通算3勝目を目指す。
◆中4日で先発した阪神・才木浩人投手(27)が一打先制のピンチを迎えるも、好守にも救われ、3三振を奪って無失点で切り抜けた。0-0の二回、先頭の大城を四球で歩かせると、増田陸に右前打を許して無死一、二塁。それでも前日2日に3ランを放った佐々木をカーブで、続く浦田をフォークで空振り三振に斬って2死。9番の投手・井上には一、二塁間へはじき返されたが、5試合ぶりにスタメンに復帰した中野拓夢内野手(29)の好守で打球を破らせず内野安打に。バックに救われた才木は1番・吉川をフォークで空振り三振んい仕留めて、ピンチを脱した。
◆悪天候の甲子園で、阪神が主砲の一打で貴重な先制点を手にした。0-0の四回、先発の井上から先頭の中野拓夢内野手(29)が三塁線を破る安打で出塁すると、1死後に3試合連続猛打賞中の佐藤輝明内野手(27)のバットから快音が響いた。カウント1-2からの外角高めのカットボールを捉えると、鋭い打球は右中間を破る先制の適時三塁打。これで3試合連続打点とし、今季28打点目。打率は・411に上昇した。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、ABCテレビ「スーパーベースボール 阪神×巨人」で解説を務めた。打率4割超の4番・佐藤輝明内野手(27)について岡田目線で評価した。「みんなボール球を見極められるようになったからとかいうけど、俺は目線が前になったからだと思う。(監督時代の)2年間、佐藤にはずっと『前でさばけ』って言ってた」岡田前監督の見極めを裏付けるように、直後の四回1死一塁では井上の135キロカットボールを前でさばいて、右中間へ。先制の適時三塁打を放ち、打率は驚異の・411に上昇した。
◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が3日、ABCテレビ「スーパーベースボール 虎バン主義。」で阪神-巨人(甲子園)の解説を務めた。直近の登板2戦連続で6失点を喫し、プロ初の中4日でこの日の先発に臨んだ阪神・才木浩人投手(27)について言及した。0-0の二回2死満塁で吉川を迎えた場面では「ここやね勝負やね。ここで点取られると、才木も『またか』っていう感じになるからね。ここはもう絶対抑えないとあかんね、これ」と心配していた岡田顧問。だが、ここを空振り三振で切り抜けると、才木は勢いに乗っていった。四回1死から増田陸を空振り三振に斬った場面では、岡田顧問も「ちょっとよくなってきたね。吹っ切れたかな。今までの才木になりつつあるよね」と評価した。悪天候が予想されるゲームは四回を終え1-0で阪神がリード。才木は四回までに8三振を奪い、3安打無失点と好投を続けている。
◆悪天候の甲子園で、阪神が主砲の一打で貴重な先制点を手にした。0-0の四回、先発の井上から先頭の中野拓夢内野手(29)が三塁線を破る安打で出塁すると、1死後に3試合連続猛打賞中の佐藤輝明内野手(27)のバットから快音が響いた。カウント1-2からの外角高めのカットボールを捉えると、鋭い打球は右中間を破る先制の適時三塁打。これで3試合連続打点とし、今季28打点目。打率は・411に上昇した。「打ったのはカットボールかな。先制点が欲しい中でしっかり打ち返すことができてよかったです。追加点をとれるように次の打席も頑張ります」とコメントした。
◆阪神の才木浩人投手(27)が序盤の五回を無失点で終えた。二回は2死満塁から吉川から三振を奪って無失点。1点をもらった直後の五回にも2死二、三塁のピンチを迎えたが、中山からフォークで空振り三振を奪って大きく声を上げた。この三振がこの日9個目。今季初めて梅野隆太郎捕手(34)とバッテリーを組んで中4日のマウンドに挑んだ中で、好投を続けている。
◆阪神が上位打線で好機を作り、相手バッテリーのミスで2点を追加した。1-0の六回、先発・井上から先頭の中野拓夢内野手(29)が中前打で出塁すると、森下翔太外野手(25)が左翼線への二塁打で続いて無死二、三塁と好機を演出。1死満塁とし、小幡が空振り三振に倒れるも、井上の暴投で三走が生還。さらに捕手・大城の本塁への悪送球の間に二走も一気にホームを踏んだ。
◆巨人・井上温大投手が先発。0―1の六回、大山を申告敬遠で歩かせ1死満塁のピンチを招いた。6番小幡を追い込み、最後は低めに落ちる変化球で空振り三振に仕留めた。無失点でピンチを切り抜ける可能性も高まったはずが、このワンバウンド投球を捕手の大城がはじき、三塁走者が生還(記録は暴投)。さらにこぼれた球を拾った大城が、本塁へ悪送球。一気に二塁走者まで生還を許し、手痛い2点を失った。井上は直後の七回に打席が回り、代打を送られた。6回3失点(自責2)、8奪三振の力投も勝ち星をつかむことはできなかった。
◆阪神は七回途中降雨コールドで巨人に3-0で勝利し、2連勝で貯金を今季最多9とした。七回2死満塁でリーグ3冠の佐藤を迎えたところで雨脚が強まり、試合が中断。スタンドの虎党からは「えー!」という声が漏れた。強い雨は降り続け、グラウンド状況も改善が見込まれず、そのまま球審がゲームセットを告げた。当初から悪天候が予想されたゲームで、阪神は四回に佐藤の右中間への適時三塁打で先制に成功。六回には巨人のバッテリーミスと失策で2点を追加していた。直近の登板2戦連続で6失点を喫し、プロ初の中4日でこの日の先発に臨んだ才木は、7回4安打無失点と力投。今季初めて先発マスクをかぶった梅野とのバッテリーで11三振を奪い復活の「7回完封」白星をつかんだ。才木の完封は今季初で、プロ8度目。9回を投げない完封は、2022年9月1日の広島戦(甲子園、6回)と24年4月21日の中日戦(同、7回)に次いで自身3度目となった。また、才木は2024年7月30日(甲子園)から続いていた巨人戦の連勝を「8」に伸ばし、小林繁、能見篤史の球団記録に並んだ。
◆阪神が連勝で巨人戦勝ち越しを決めた。初の中4日先発で7回無失点の才木浩人投手(27)がリーグタイ記録の16三振を奪った4月7日ヤクルト戦(甲子園)以来の白星で3勝目を挙げた。また24年7月30日(甲子園)からの巨人戦連勝を球団記録の「8」とした(通算14勝4敗)。攻撃は四回、5試合ぶりスタメンの中野拓夢内野手(29)を一塁に置いて、佐藤輝明内野手(27)の右中間突破の三塁打で先制。六回1死満塁では小幡竜平内野手(25)の空振り三振の際に井上温大投手(24)の暴投に大城卓三捕手(33)の本塁悪送球の失策が重なり、2者が生還した。七回2死満塁、阪神の攻撃中に雨脚が強くなり、中断を経て、降雨コールドが決まった。
◆阪神が連勝で巨人戦勝ち越しを決めた。初の中4日先発で7回無失点の才木浩人投手(27)がリーグタイ記録の16三振を奪った4月7日ヤクルト戦(甲子園)以来の白星で3勝目を挙げた。?阪神・才木が今季3勝目(1敗)。対巨人では2024年7月30日(甲子園)から8連勝。阪神の投手の対巨人8連勝は球団タイ記録で、1947-48年の梶岡忠義、79年の小林繁、2009-11年の能見篤史に次いで15年ぶり4人目。右投手では79年の小林以来47年ぶり3人目。?才木は対巨人では通算14勝4敗の貯金10。2リーグ制(50年)以降、対巨人で貯金10は中日・権藤博(18勝9敗)、広島・山内泰幸(13勝4敗)、横浜・土肥義弘(13勝4敗)、阪神・下柳剛(16勝7敗)の貯金9を抜いて最多となった。
◆阪神が連勝で巨人戦勝ち越しを決めた。初の中4日先発で7回無失点の才木浩人投手(27)がリーグタイ記録の16三振を奪った4月7日ヤクルト戦(甲子園)以来の白星で3勝目を挙げた。また24年7月30日(甲子園)からの巨人戦連勝を球団記録の「8」とした(通算14勝4敗)。攻撃は四回、5試合ぶりスタメンの中野拓夢内野手(29)を一塁に置いて、佐藤輝明内野手(27)の右中間突破の三塁打で先制。六回1死満塁では小幡竜平内野手(25)の空振り三振の際に井上温大投手(24)の暴投に大城卓三捕手(33)の本塁悪送球の失策が重なり、2者が生還した。七回2死満塁、阪神の攻撃中に雨脚が強くなり、中断を経て、降雨コールドが決まった。
◆巨人は完封負けで1位阪神とのゲーム差は「3・5」に広がった。相手先発の才木に七回までに11奪三振を喫し、散発4安打で無得点と打線がつながりを欠いた。試合前時点で防御率5・00と苦しんでいた右腕を打ちあぐね、橋上秀樹オフェンスチーフコーチは「今日はいつもと配球的なものも変えている感じもあったし、イメージを変えるような投球だった」と振り返った。「何年も才木と対戦している中で変化球を狙えというのはなかなかない」と打者陣には才木の直球を狙うよう指示を送っていたという。しかし「早いカウントでもカーブでストライクが取れていたので、投球の幅も広がってしまったし、なかなかまっすぐに絞り切れなかった」と語った。
◆巨人のドラフト2位・田和廉投手(23)=早大=が0―3の七回に2番手で登板。安打と2四球で2死満塁のピンチを招いたが、ここで雨脚が強まり降雨コールドゲームに。球団の新人投手では新記録となっている1軍デビューから連続試合無失点が〝首の皮一枚〟つながり、「12試合」とした。登板時から雨が降り注ぐ悪条件。投球が打者梅野のはるか頭上にすっぽ抜ける場面もあった。複数回に渡ってマウンドに新たな土が入れられるなど、苦しい登板となった。
◆虎の主砲に飲み込まれた。巨人は七回降雨コールドで完封負け。阪神に2連敗し、GW9連戦を2カード続けて負け越した。阪神の4番佐藤に3試合で12打数8安打、3打点と打ち込まれ、阿部慎之助監督(47)は「よく打たれましたので、次に対戦するときはしっかり対策を練ってやれたら」と唇をかんだ。佐藤に対し1日は3安打、2日は特大弾を含む4安打を許した。この日も0―0の四回1死一塁で、井上が高めに浮いた変化球を捉えられ、右中間へ決勝の適時三塁打を浴びた。村田バッテリーチーフコーチは「ちょっと丁寧にいきすぎた部分もあった」と指摘した。阪神のリーグ連覇を阻止し、V奪回を目指す上で佐藤への対策は避けては通れない。六回無死二、三塁のピンチでは、最後は内角への速球で見逃し三振に仕留める意地も見せ、村田コーチは「対策は立てながらやっているけど、こういう形になってしまったので。次はさらに、後手を踏まないようにまたやっていきたい」とリベンジを誓った。(浜浦日向)
◆巨人・井上温大投手(24)が6回3失点(自責点2)と試合をつくるも、打線の援護がなく3敗目を喫した。2番・中野に2安打、2得点を許し「中野さんを切っていれば流れは変わった。そこ(上位)が阪神の中で一番点を取れる打順」と反省した。8奪三振の力投に「全体的に見たら投げ切れている。もっと精度を上げてゼロで抑えられるように」と貪欲に言った。
◆鋭く放たれた白球が雨を切り裂く。分厚い雲が上空を覆った甲子園。いつ試合終了が告げられるか分からない。欲しいのは先手を奪う一打-。そんな虎党の願いをかなえる2試合連続の先制打で、阪神・佐藤輝明内野手(27)ががまたチームを勝たせた。「変化球が浮いてきたので、一球で仕留められてよかったです」雨脚が少し強まってきた四回1死一塁の第2打席だった。好投する左腕・井上のカットボールを強振。打球はあっという間に右中間で弾んだ。先制の適時三塁打。2日の7回戦に続く決勝打に「(前打者が)しっかり塁に出てくれているのがそういう結果につながっているかな」とチームメートに感謝した。「(打率は)あんまり気にしすぎずに、しっかり一打席一打席って感じですね」2打数1安打1打点の活躍で打率・407に上昇。もちろん、セ・リーグトップをひた走る。主要タイトルの部門では、出塁率・469も、8本塁打も、28打点も単独1位。46安打も独走態勢。さらにこの日は森下翔太外野手(25)と並んでリーグトップとなる5本目の決勝打を放った。かつて打撃タイトルだった〝勝利打点〟を含めれば、6冠の無双状態だ。絶好調の要因は繰り返し口にする「準備」にある。本拠地の甲子園で行う佐藤の試合前準備とは。「練習して、ご飯食べて、ゆっくりして、ミーティングっすね。普通のことでしょ」。ニヤリと笑って明かす。特別なことをするわけでもなく、いつも通りでいられることが最高の準備になる。「明日から名古屋に移動して、3ついいゲームをして、また帰ってきたい。しっかり準備して。いつも通りです」4日からは敵地・バンテリンドームで9連戦を締めくくる中日3連戦。サトテルはいつも通り、勝利に導く一打を放つ。(原田遼太郎)
◆阪神・高寺望夢内野手(23)はプロ初の1番に入り、左翼で先発出場。「打順が変わっただけだと思って、普通にやりました」と平常心で挑んだが、4打数無安打に終わり「悔しいです。結果は出ていないですけど次につなげていきたい」と唇をかんだ。それでも六回2死では増田陸の当たりをスライディングキャッチする好守もみせ、勝利に貢献した。
◆阪神・森下翔太外野手(25)が貴重な追加点をもたらした。六回無死一塁で左翼へ二塁打を放ちチャンスメーク。「その前の打席でミスショットが続いていた。丁寧に、雑にならずに打とうと意識しました」。6試合連続安打で打率・314に上昇した。9連戦の最終カードとなる中日3連戦(バンテリンドーム)へ「名古屋でもけがなく頑張りたい」と力を込めた。
◆阪神・梅野隆太郎捕手(34)が今季初スタメンで才木浩人投手(27)の復活劇を導いた。「前回、前々回と苦しんでいる(才木)浩人の球を受けると決まって、何とかしてあげたかった。ゼロで終われたことは個人的にもうれしいし、チームとしても最高の結果」「8番」で昨年9月20日のDeNA戦(甲子園)以来の先発出場。試合前に名前がコールされると球場が沸いた。直球はもちろん、さえていたフォークボールに加え、カーブやスライダーなどの変化球も絶妙に配球していった。才木を完封に導き「気持ち的な部分でサポートできたらなと。投球うんぬんというよりも、気持ち的な部分で前向きにできるようにするのは自分の仕事」と胸を張った。長らく虎の正捕手としてマスクをかぶってきた背番号2も、今年は苦しんだ。坂本誠志郎捕手(32)に加えて、オフには伏見寅威捕手(35)が日本ハムからトレード加入。さらに3月に育成から支配下契約となった嶋村麟士朗捕手(22)の台頭もあり、キャンプはプロ13年目で初めて、若手中心の具志川で過ごした。開幕を2軍で迎えたのもプロになって初めて。平らな道のりでなかった分、この1勝は格別だ。「これだけ試合に出させてもらっても、チームが勝つことはキャッチャーとしてめちゃくちゃうれしい」1107試合目の出場となった34歳が、ルーキーのように喜んだ。(渡辺洋次)
<セ・リーグ順位表推移>
| 順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 (-) |
阪神 |
19 | 10 | 1 | 0.655 (↑0.012) | - (-) |
113 | 133 (+3) | 102 (-) | 20 (-) | 22 (-) |
0.272 (↓0.001) | 3.260 (↑0.08) |
| 2 (-) |
ヤクルト |
19 | 12 | 0 | 0.613 (↓0.02) | 1 (↓1) |
112 | 117 (+2) | 111 (+12) | 23 (+1) | 25 (-) |
0.256 (-) | 3.300 (↓0.3) |
| 3 (-) |
巨人 |
16 | 14 | 0 | 0.533 (↓0.019) | 3.5 (↓1) |
113 | 98 (-) | 97 (+3) | 26 (-) | 19 (+2) |
0.225 (↓0.002) | 3.030 (↑0.01) |
| 4 (-) |
DeNA |
14 | 15 | 0 | 0.483 (↑0.019) | 5 (-) |
114 | 120 (+12) | 119 (+2) | 19 (+3) | 15 (-) |
0.259 (↑0.011) | 3.550 (↑0.1) |
| 5 (-) |
広島 |
10 | 16 | 1 | 0.385 (-) | 7.5 (↓0.5) |
116 | 73 (-) | 86 (-) | 14 (-) | 20 (-) |
0.211 (-) | 3.050 (-) |
| 6 (-) |
中日 |
9 | 20 | 0 | 0.310 (-) | 10 (↓0.5) |
114 | 89 (-) | 115 (-) | 17 (-) | 16 (-) |
0.247 (-) | 3.630 (-) |



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