中日(★3対5☆)阪神 =リーグ戦1回戦(2026.04.10)・バンテリンドーム=
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阪神
00000100451211
中日
0110000103910
勝利投手:湯浅 京己(1勝0敗0S)
(セーブ:岩崎 優(0勝0敗4S))
敗戦投手:松山 晋也(0勝1敗1S)

本塁打
【阪神】森下 翔太(5号・6回表ソロ)

  DAZN
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◆阪神は2点ビハインドの9回表、大山の適時打で1点差に迫る。その後2死一三塁から代打・前川の適時打に相手失策が絡み、逆転に成功した。投げては、先発・村上が7回2失点の力投。敗れた中日は、先発・柳が好投するも、守護神・松山がリードを守れなかった。

◆阪神村上頌樹投手(27)が10日の中日戦(バンテリンドーム)で2勝目を狙う。甲子園で調整を終えた右腕は「先発の仕事をしっかり果たしたい」と意気込んだ。同球場には今季から外野に「ホームランウイング」が新設。左中間と右中間が6メートル近くなり、フェンスの高さは1・2メートル低くなった。投手不利な状況だが「狭くなったからと言って投球スタイルを変える必要はない。丁寧に投げていければ」と泰然自若で臨む。

◆阪神のスタメンが発表された。開幕投手を務めた村上頌樹投手(27)と坂本誠志郎捕手(32)のバッテリー。村上は今季2勝目を狙う。ホームランウイングが新設されたバンテリンドームで、森下翔太外野手(25)、佐藤輝明内野手(27)、大山悠輔内野手(31)らにアーチが飛び出すか。高寺望夢内野手(23)は4月2日DeNA戦以来、7試合ぶりのスタメンとなった。

◆阪神村上頌樹投手(27)が早速スローボールで沸かせた。初回、先頭の中日福永を四球で出塁させるも、続く田中を遊直に打ち取り併殺。そして2死無走者で迎えた3番ボスラーへの初球、外高めギリギリにストライクが決まったボールは、59キロを計測した。その後、ボスラーには110キロのカーブを投じた後、147キロ直球で二ゴロに打ち取り3アウト。持ち前の緩急で翻弄(ほんろう)した。昨年6月6日オリックス戦(甲子園)では、智弁学園(奈良)の1学年先輩にあたる広岡に、自身最遅とみられる58キロのスローボールを投じていた。

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◆阪神佐藤輝明内野手(27)の痛恨失策から先制を許した。0-0の2回。中日先頭の4番細川の三塁ライン際への当たりを捕球し、素早く一塁へ。だが、一塁手大山悠輔内野手(31)の頭上を越える悪送球。今季自身初の失策となった。さらに、5番高橋周の右前打と四球で1死満塁。8番木下の遊ゴロ間に1点を先制された。

◆阪神森下翔太外野手(25)が5号ソロで反撃ののろしを上げた。2点を追う6回。中日先発、柳裕也投手(31)の4球目、132キロ外角カットボールを中堅ホームランウイングへ運んだ。打球速度172キロ、推定飛距離124・7メートル。2戦連発で、直近4試合3本塁打と量産態勢に入っている。「(先発の村上)頌樹さんに1点も取ってあげられていませんでしたし、後ろには(佐藤)輝さんも大山さんもいるので、まずは何とか1本を出してつなごうと思った意識が、いい結果につながったと思います」森下は侍ジャパンでも2月28日中日との一戦で"ホームランウイング1号"を放っていた。

◆阪神森下翔太外野手(25)がホームランウイング1号を放った。2点を追う6回1死で、中日ヤクルトの132キロカットボールをはじき返した。打球は中堅方向へ飛び、今季から新設されたホームランウイングへ。中日も含めて今季初めてだった。前日9日から連発での今季5号ソロ。森下は侍ジャパンの一員として臨んだ2月28日の中日とのWBC練習試合でも、中日大野から"ホームランウイング1号"をマークしていた。

◆阪神村上頌樹投手(27)が制球に苦戦する場面もありながら、113球で7回6安打2失点にまとめた。初回、先頭の中日福永を四球で出塁させるも、続く田中を遊直に打ち取り併殺。3番ボスラーへの初球、外高めギリギリにストライクで決まったボールは、59キロを計測し、早速スローボールで沸かせた。しかし2回、先頭の細川を味方の失策で出塁させると、高橋周に右前打、村松に四球を与えて1死満塁。併殺崩れの間に先制点を与えた。続く3回は先頭の福永に左前打を許し、2死二塁から細川に左翼フェンス直撃の適時二塁打を献上。序盤はボールが先行する場面も続いたが、5回以外は毎回走者を出すも粘り強く最少失点でしのいだ。4回以降は失点を防ぎ、8回先頭の打席で代打福島を送られ交代となった。

◆阪神村上頌樹投手(27)がスローボールで沸かせた。初回2死、3番ボスラーへの初球、外角高めにストライクで決まったボールが59キロを計測。その後、3球目の147キロ直球で二ゴロに打ち取った。「しっかり相手に向かって投げていきたい」と話して臨んだマウンド。2回に併殺崩れの間に先制点を与え、3回は細川に左翼フェンス直撃の適時二塁打を献上。序盤は珍しく制球に苦戦する場面もあった。

◆阪神福島圭音外野手(24)が粘って出塁した。1点を追う8回に代打で登場。中日藤嶋に3球で追い込まれたが、その後4球ファウルなどで食らいつき、最後は10球目で右前打を放った。福島は3月30日に育成から支配下登録。プロ初打席だった4月2日DeNA戦では二ゴロに倒れたが、13球粘って球場を沸かせていた。無死一塁としたが、福島は近本の打席で盗塁死。藤川監督はリプレー検証を求めたが覆らず、プロ初盗塁はお預けとなった。

◆阪神大山悠輔内野手(31)が珍しく感情をあらわにした。1-3の9回。先頭佐藤輝明内野手(27)が右翼線二塁打で出塁。続く大山は中日の守護神・松山晋也投手(25)の初球をたたき、中前打。佐藤が生還すると、一塁塁上で強く両手をたたいた。むやみにガッツポーズをしないことで知られる男が、気合満点の表情を見せた。

◆阪神が土壇場で試合をひっくり返し、今季初の首位に立った。1-3と2点を追う9回。中日の守護神・松山晋也投手(25)を攻めた。先頭の佐藤輝明内野手(27)が右翼線二塁打で出塁。続く阪神大山悠輔内野手(31)が中前打でまず1点返した。代走・植田海内野手(29)の二盗と進塁打で1死三塁。坂本誠志郎捕手(32)は三振に倒れたが、続く高寺望夢内野手(23)が粘って四球を選び、2死一、三塁。ここで代打・前川右京外野手(22)が痛烈な右翼線二塁打。右翼手がクッション処理にもたつく間に一塁走者の高寺も生還し、逆転に成功した。三塁ベンチの阪神ナインはほとんどがベンチを飛び出して、大騒ぎだった。勢い止まらず、さらに近本光司外野手(31)の適時二塁打も飛び出した。ヤクルトが巨人に負けたため、開幕13試合目で阪神は単独首位に立った。

◆中日が9回に試合をひっくり返された。3-1と2点リードの9回。守護神・松山晋也投手(25)が誤算だった。4番佐藤に右翼線二塁打を浴びると、続く大山に中前打を許して1点差に詰め寄られた。その後も2死一、三塁のピンチを招くと代打前川にフォークを捉えられて右翼線二塁打。右翼手尾田が打球処理にもたつく間に一塁走者も生還。逆転を許した。試合は柳裕也投手(31)が先発し、6回5安打1失点と好投した。攻撃も2回に先制。3回にも4番細川の適時打で効果的に得点を重ねていたが、守護神松山が2/3回4安打4失点とまさかの結末となった。5位で並んでいたDeNAはこの日、広島戦が雨天中止。チームは単独最下位に転落した。

◆阪神が9回に2点差を逆転し、4カード連続で初戦白星を飾った。首位ヤクルトが敗れたため、今季初めて首位に立った。先発の村上頌樹投手(27)が、113球で7回6安打2失点。2回、先頭の細川を味方の失策で出塁させると、高橋周に右前打、村松に四球を与えて1死満塁。併殺崩れの間に先制点を献上した。続く3回は先頭の福永に左前打を許し、2死二塁から細川に左翼フェンス直撃の適時二塁打を許した。序盤はボールが先行する場面も続き、5回以外は毎回走者を出すも粘り強く投球を続けた。打線は2点を追う6回、森下翔太外野手(25)が中日先発柳の4球目、132キロ外角カットボールを中堅へ運び、前日9日から2戦連発での5号ソロ。今季から新設されたホームランウイングに飛び込む1号となった。8回には村上の代打で出場した福島圭音外野手(24)がファウルで粘り、10球目で右前打をマーク。果敢に挑んだ二盗は惜しくも失敗となったが、今度は続く近本光司外野手(31)が左前打を放ち二盗に成功。しかし中野、森下が打ち取られた。直後の8回裏、2番手湯浅が細川に四球を与えると、代走樋口に二盗を許し、高橋周の左前打で1死一、三塁。迎えた花田に中堅への犠飛を許し、リードを広げられた。しかし阪神も9回、先頭の佐藤輝が左翼線二塁打を放つと、続く大山悠輔内野手(31)が中前適時打で1点差。2死三塁まで追い詰められるも、高寺が四球で出塁。1死一、三塁から代打前川右京外野手(22)が、中日松山の初球を捉え右翼線へ適時二塁打。相手の失策もあり、一気に2人が生還し逆転。さらに続く近本が右翼へ勝ち越しの適時二塁打を放ちリードを広げた。昨季リーグで唯一負け越した中日に、今季初対決で劇的な勝利を収めた。

◆開幕から4カード連続で勝ち越した阪神は村上頌樹投手(27)が先発する。前回登板した3日の広島戦(マツダ)では7回1失点の好投で今季初勝利。昨季は中日戦で6試合に先発し負けなしの4勝、防御率2・09と好相性を誇る。打線は高寺望夢内野手(23)が「8番・左翼」で7試合ぶりにスタメンに名を連ねた。今季打率・111(9打数1安打)と本領発揮できていないが、改修後初のバンテリンドームで快音を響かせる。

◆11日の2回戦に先発する伊原陵人投手(25)は、今季初となるバンテリンドームのマウンドを入念に確認した。「マウンドからじゃあんまりわからないですけど、センターに行ってみたら確かにちょっと小さくなったかなと思います。でも、あまり気にしないで頑張りたい」今季からホームランウイングが新設。外野フェンスの高さは4・8メートルから3・6メートルに、本塁からの距離は右中間、左中間が116メートルから110メートルに短縮された。投手にとっては痛い変更だが、2年目左腕は意に介さない。また5回1失点で1勝目を挙げた2日のDeNA戦(京セラ)から、中8日でのマウンドにも「去年もそういうことはあったので大丈夫です」と力を込めた。中日戦は1年目の昨季7試合に登板して防御率1・71と好相性。それでも打線にはD6位・花田(東洋大)ら新戦力が名を連ねる。「また新しいチームになっていると思いますし、去年対戦した感じとはまた違う感じになると思う。一人一人しっかり抑えられるように頑張りたい」。相手先発は大野。ベテラン左腕の胸を借りる。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)が〝自己最遅〟にあと1キロに迫る59キロのスローボールを披露した。0-0の一回、先頭の福永に四球を与えて無死一塁。続く田中の打席で中日ベンチはバスターエンドランを仕掛けたが、これがライナーとなり遊撃・木浪の正面を突き併殺に。ここで迎えた3番・ボスラーへの初球にスローボールを選択した。まるで時が止まったかのように感じる遅球は、ストライクゾーンを通過。スコアボードには59キロが表示され、三塁側に詰めかけた虎党からは大歓声が上がった。村上はこれまでもスローボールを巧みに操ってきた。これまでの最遅は昨年6月6日のオリックス戦(甲子園)で記録した58キロ。この日の一投は、最遅にあと1キロに迫った。

◆阪神・村上頌樹投手(27)が先発。二回に先制点を献上した。先頭の細川が、三塁・佐藤の今季初失策となる悪送球で出塁。続く高橋周に右前打を放たれ無死一、二塁とされた。その後、四球などで1死満塁となり、ここで木下にフルカウントからボテボテの遊ゴロを打たれ、併殺崩れの間に三走・細川に生還を許した。それでも続く柳をニゴロに打ち取り、最小失点で切り抜けた。

◆阪神の先発・村上頌樹投手(27)が三回に追加点を奪われた。0-1の三回に先頭の福永に左前打を許すと、田中に一前犠打を決められ得点圏に走者を背負う。続くボスラーは一直に打ち取ったが、続く4番の細川に1ボールから132キロのチェンジアップを捉えられて左中間フェンス直撃の適時二塁打に。打線が中日の先発・柳の前に苦戦している中、手痛い2点目を失った。

◆阪神の不動の二塁手・中野拓夢内野手(29)が美技で先発・村上頌樹投手(27)を救った。0-2の五回2死で3番のボスラーが真ん中付近の139キロのツーシームを捉え、打球は一、二塁間へ。それでもあらかじめ一塁寄りに守っていた中野は、痛烈な当たりに対してダイビングキャッチ。すぐさま一塁へと送球しアウトを奪い取った。これが村上にとって、この日初めての三者凡退。序盤から失点を重ね、立ち直ろうとする村上をバックがもり立てた。

◆阪神・森下翔太外野手(25)が「3番・右翼」で出場。六回にソロ本塁打を放った。0―2で迎えた六回。ここまでチームで5安打と苦しめられてきた柳の4球目、カットボールを捉えた。センター方向やや左に伸びた打球は今季から新設されたホームランウイングに着弾。主砲の一振りで反撃ののろしをあげた。「(先発した村上)頌樹さんに1点も取ってあげられていませんでしたし、後ろには(佐藤)テルさんも大山さんもいるので、まずは何とか1本を出してつなごうと思った意識が、いい結果につながったと思います」森下は9日のヤクルト戦(甲子園)でのソロ本塁打に続く2試合連発の5号で本塁打数リーグ単独トップ。さらに10打点目となり、この時点で佐藤をかわし打点でもリーグ単独トップに躍り出た。

◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)は7回6安打2失点(自責1)。113球を投げ、1点を追う展開でマウンドを降りた。一回に〝自己最遅〟にあと1キロに迫る59キロのスローボールを投じるなど、緩急を操って中日打線と対した。二回に味方失策が絡んで1失点、三回には4番・細川に左中間フェンス直撃の適時打を浴びて1点を失ったが、7回2失点と試合を作り、2試合連続でハイクオリティースタート(7回以上を投げて自責2以下)を記録した。七回の打席で代打・福島が送られ降板。逆転勝利へ、マウンドを後続に託し、打線の奮起を待った。

◆阪神・福島圭音外野手(24)が定位置再奪取へ、内容のある打席を見せた。1点を追う八回先頭で投手・村上の代打に送られると、3球目までに追い込まれたが、きわどい球をファウルで逃げ、粘った末に10球目の浮いたスプリットを捉えて右前に運んだ。続く近本の打席で2球目に積極的に二盗を敢行。ヘッドスライディングで二塁へ到達したが、惜しくもアウト判定。福島もアピールし、藤川監督がすぐさまリクエストをしたが判定は覆らなかった。プロ初打席でも13球粘り、藤川監督を「使いたくなるね」とうならせた若虎。現在2試合連続でベンチスタートだが、この日の1打席が浮上のきっかけとなるか。

◆阪神・前川右京外野手(22)が、九回2死から逆転へつながる起死回生の代打タイムリーを放った。2点を追う九回。マウンドには中日の守護神・松山。まずは先頭の佐藤が右翼線二塁打を放つと、続く大山の中前適時打で1点差とする。さらに代走・植田がすかさず二盗を決め、一打同点の場面が整う。続く木浪は進塁打となる一ゴロを放って1死三塁となる。坂本は見逃し三振で2死となるが、続く高寺も粘ってフルカウントから四球を選ぶ。2-3で2死一、三塁となり、打席に入ったのは代打・前川。初球を鋭く振り抜き、右翼線へ適時二塁打。これを右翼の尾田がはじく間に一走も生還し、前川は二塁上で腕を振り上げて感情を爆発させた。続く近本にも右翼線への適時二塁打が出て、さらに加点。ヤクルトが巨人に敗れ、勝てば首位に立つ一戦で、土壇場で阪神が虎をひっくり返した。

◆阪神は2点ビハインドの九回に一挙4点を奪い中日に勝利。ヤクルトが巨人に敗れたため、今季初めて首位に立った。先発した村上は7回2失点(自責1)の粘投。7回1失点だった前回登板の3日・広島戦(マツダ)から2試合連続でハイクオリティースタート(7回以上を投げ自責2以下)を記録。2番手で八回のマウンドに上がった湯浅は1失点。打線は中日の先発・柳の前に抑え込まれた。五回までゼロ行進が続いたが、六回に森下が今季新設された「ホームランウイング席」に飛び込む反撃の5号ソロを放った。そして、1ー3のまま迎えた九回。中日の守護神・松山を猛虎打線が攻めた。先頭の佐藤が二塁打で出塁。大山の中前適時打で1点差に。その後2死一、三塁で代打・前川が右翼線を破り、さらに右翼手がファンブルした間に一走・高寺も生還し勝ち越した。さらに近本にも適時二塁打が飛び出した。2点リードの九回は岩崎が2死一、二塁を招きながらゼロで切り抜け、土壇場で勝利をもぎ取った。

◆阪神が逆転勝利で首位に立った。2点を追う九回、佐藤輝明内野手(27)の二塁打と大山悠輔内野手(31)の中前打で1点差に迫り、2死一、三塁から代打前川右京外野手(22)と近本光司外野手(31)の連続二塁打で一気に計4点を奪った。九回に1点を失った湯浅京己投手(26)が今季初勝利。岩崎優投手(34)が4セーブ目。森下翔太外野手(25)が六回、2試合連続本塁打を放った。

◆阪神は2点を追う九回に打線が驚異のつながりをみせ、逆転勝利。2死一、三塁から代打・前川が右翼線へ起死回生の適時二塁打を放つなど一挙4得点で試合をひっくり返し、今季初めて首位に浮上した。最後は守護神の岩崎優投手(34)が締めくり、リーグトップタイの4セーブ目。2死一、二塁と1発出れば逆転サヨナラのピンチを招くも、落ち着いて切り抜けた左腕に、藤川球児監督(45)は「彼は彼ですから」と全幅の信頼を口にした。昨季は就任1年目からチームをセ・リーグ史上最速優勝に導いた藤川監督。ここで首位に立ち、球団史上初のリーグ連覇へと突き進む。「明日(10日)デーゲームなんで。早く寝ましょう」と笑顔で会見を締めくくった。

◆阪神が逆転勝利で首位に立った。1点差に迫って迎えた九回2死一、三塁から代打・前川右京外野手(22)に適時二塁打が飛び出し逆転に成功した。現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(78)は、先発し7回2失点(自責1)だった村上頌樹投手(27)について言及した。九回に一気に逆転した阪神打線の力はさすがだった。だが、やはりこの試合は村上について評論したい。調子は明らかにイマイチ。狭くなったバンテリンドームでどんな投球をしてくれるのか、楽しみにしていたが、本来の投球ではなかった。振り返ってみると、今年は開幕戦で巨人の外国人2人に一発を喫して以来、ずっと腕がスッキリと振れていないように感じていた。この試合も、緩い球で緩急をつけようとしていたのだが、緩急に一番肝心な真っすぐで空振りを奪えない。切れがないからなのか、芯で捉えられるシーンが多かった。とはいえ、結果は7回2失点(自責1)。複数失点のイニングはなかったし、相手のエースとの投げ合いで試合をつくった。役割は十分に果たしたといえる。調子が悪いなりに、この結果を残せるのは、さすが村上だ。見る側はどうしてもタイトルを獲得した昨年の村上と比較してしまう。どこかでピシャリと抑える投球をしたら、元の村上に戻れるとだろうと、大きな心配はしていないのだが...。(本紙専属評論家)

◆阪神は打線が驚異のつながりをみせ、逆転勝利。九回2死一、三塁から代打・前川右京外野手(22)が右翼線へ起死回生の適時二塁打を放つなど一挙4得点で試合をひっくり返し、今季初めて首位に浮上した。九回の攻撃は、先頭で打席に入った4番の佐藤輝明内野手(27)から始まった。中日の守護神・松山と向かい合い、カウント1-0から右翼線へ二塁打。塁上からナインを鼓舞するようなポーズをみせ「先頭だったんでね、いい結果になって良かったです」と振り返った。主砲が火を付けた打線は、大山の適時打で1点差に迫ると、2死から前川、近本にも適時二塁打が出て大逆転。佐藤も「そうっすね。チームみんなで逆転できたんで良かったです」と心地よさそうに汗をぬぐった。この試合、佐藤は0-0の二回先頭での三塁守備で、細川のゴロをさばいた際に一塁へ悪送球。今季初失策を犯し、その後の先発・村上の先制点献上につながってしまっていた。守備のミスを取り返したい思いもあったか、と問われたが主砲は頼もしく「別に、切り替えていきました」と言い切っていた。

◆大逆転劇を目撃した観客がざわめく中、最後のとどめを刺したのは阪神・近本光司外野手(31)だ。「(前川)右京がしっかり打ってくれたので、気持ち楽に打席に立てた」前川の一打で逆転に成功した直後、なお九回2死二塁。動揺が残る松山が投じた内角のフォークボールを引っ張り、右翼線に運んだ。この日4安打目は試合を決定づける適時二塁打となった。1試合4安打は今季初で、昨年8月6日の中日戦(バンテリンドーム)以来。打率は試合前の・239から・294まで急上昇した。八回には1死から左前打で出塁すると、藤嶋のモーションを完全に盗み、今季初の1試合2盗塁もマーク。捕手も投げるのを諦めるほどで、岩田(ヤクルト)と並んでリーグトップの6盗塁となった。「勝てたことが一番」打って走って大活躍の背番号5。虎のリードオフマンが、きょうもあしたも打線に火をつける。(渡辺洋次)

◆快音を残した打球がバンテリンドームに広がっていた劣勢ムードを変えた。阪神・森下翔太外野手(25)が放った反撃ののろしを上げる5号ソロは、今季から外野席に新設されたホームランウイングで弾んだ。「(村上)頌樹さんに1点も取ってあげられていませんでしたし、後ろには(佐藤)輝さんも大山さんもいるので、まずは何とか1本を出してつなごうと思った意識が、いい結果につながった」チームは五回まで先発の柳に4安打無得点と苦しめられていた。森下も昨季まで通算打率・083(12打数1安打)と苦戦していた難敵だった。しかし、0―2の六回1死で迎えた第3打席、4球目の甘く入ったカットボールを見逃さなかった。迷いなく振り抜いた打球は中堅左に伸び、ホームランウイングへ。レギュラーシーズンでの〝ウイング弾〟はこれが初めてだ。森下は侍ジャパンの一員として臨んだ2月28日の中日との壮行試合でも、同球場のホームランウイング1号を放った。本拠地に構える強竜たちを差し置いて、記念すべき一発はまたしてもこの男。「そもそも狭くなっているので。別にやっている側としては普通ですけどね」と頼もしく笑った。9日のヤクルト戦(甲子園)で同期入団・茨木を初勝利へ導いた一発に続く、今季初の2試合連続のアーチ。本塁打数は2位で並ぶキャベッジ(巨人、3本)らを突き放し、早くも5本目に到達した。今季は35本塁打を目標に掲げる中、シーズン換算では55発ペース。1985年にバースがマークした球団記録の54本を上回り、2022年に村上宗隆(ヤクルト、現ホワイトソックス)が記録した日本選手最多の56本に迫る勢いでアーチを量産している。打点も2試合連続となり、試合前時点は佐藤と並んでいた打点部門でも、10打点と伸ばして単独トップに躍り出た。「勝ちに越したことはないので、また明日頑張りたいと思います」終盤の大逆転劇は、この男の一発があってこそ。今年の球界の主役は森下がかっさらう。(秋葉元)

◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)は7回113球、2失点(自責1)の粘投だ。「2点で収まったという感じ。最後(前川)右京が打ってくれて自分も湯浅も助かりました。感謝したい」先頭打者の出塁を4度許すなどリズムが作れない中でも先発の役割を果たした。登板2試合連続のハイクオリティースタート(7回以上を投げて自責2以下)を記録したが「高めにいく球が多かった。すぐマウンドにアジャストできるようにもっともっと練習したい」と課題を口にした。

◆1点を追う八回先頭、代打で登場した阪神・福島圭音外野手(24)はファウルで粘り、10球目を右前に運んだ。「自分が塁に出て何とかチャンスメークしようと思って打席に入りました」続く近本の打席で盗塁を仕掛け、頭から二塁ベースに突っ込んだが判定はアウト。リプレー検証でも判定は覆らず、1軍初盗塁とはならなかった。「結局、結果の世界。セーフにならないと意味がないし、緊迫した場面でアウトになってしまったのはすごく悔いが残ります」と3月下旬に支配下登録されたばかりの若虎は唇をかんだ。

◆大逆転の試合を締めたのは岩崎優投手(34)だ。5―3と試合をひっくり返した直後の九回に登板。先頭の木下に左前打、代打・サノーにも左前打を浴び、2死一、二塁のピンチを招いたが、ボスラーを遊ゴロに仕留めゲームセット。これでリーグトップタイの4セーブ目を挙げ、試合後は「よかったです。またあしたも頑張ります」と球場を後にした。

◆あまり感情を表に出さない男が一塁ベース上で両手をたたいて喜んだ。1-3で迎えた九回無死二塁。阪神・大山悠輔内野手(31)が1点差に迫る中前適時打。今季初の2試合連続タイムリーは逆転劇を呼び込む値千金の一打となった。「チームが勝てたことが一番なので」試合後は多くは語らなかったが、顔は笑っていた。リードを2点に広げた中日は九回、守護神・松山を投入。逃げ切り態勢に入った。先頭の佐藤が右翼線二塁打を放つと、31歳も意地を示した。松山が投じた153キロの初球をフルスイング。打球は中前へ。代走を送られると、代わった植田が二盗成功。ベンチから身を乗り出して手をたたいた。二回先頭では柳の内角高めの直球を中前にはじき返すと、四回1死からはカットボールを振り抜いて今季2度目のマルチ安打となる左翼フェンス直撃の二塁打。ともに得点にはつながらなかったが、打撃復調への手応えをつかんだ。迎えた九回の適時打で、今季初の猛打賞。4日の時点で・160まで低迷していた打率も5試合連続安打で・273まで浮上した。自分の前を打つ3番森下、4番佐藤が開幕からバットで打線をけん引している。「年齢をどんどん重ねていくにつれて、体力が落ちることはしようがないと思う。(2人の活躍は)うれしい半面、『自分、何やってんだ』という悔しさもある」。昨年11月の契約更改交渉後の会見。セ・リーグ制覇に大きく貢献した2人の活躍を喜びつつ、自身への悔しさをにじませた。今年に懸ける思いは相当だった。だから歯がゆかった。「明日も頑張ります」これから大山の季節が始まる。(三木建次)

◆よっしゃー!! 阪神は中日に5―3で逆転勝利。1点差に迫った九回2死一、三塁で代打起用の前川右京外野手(22)が適時二塁打を放つと、さらに相手の失策が絡んで逆転打となった。開幕2軍スタートとなった若虎がかっ飛ばした執念の一打で、今季初めて首位に立った。日替わりヒーローが誕生してノってきた藤川虎は、球団史上初のセ・リーグ連覇に向けてもう止まらない。窮地に立たされた虎を救ったのは、出番に飢えた男のバットだった。前川の今季初安打は、チームを首位に押し上げる殊勲の一打。まるで火を噴くかのように鋭い打球とともに、若武者が息を吹き返した。「めっちゃ緊張したんですけど、初球から軽く振っていけたので、結果が出て良かった。きょう、お父さんとおばあちゃんも来ていたので、本当にいいヒットを見せられたかなと思います」2点を追う九回。守護神・松山を攻めて1点を返すと、なおも2死一、三塁で代打で登場した。打てばヒーロー、凡退すれば敗戦という極限の状況で、22歳は初球の浮いたフォークボールに反応。白球は右翼線で弾み、同点の走者が生還すると、右翼手・尾田がファンブルしている間に一走・高寺が逆転のホームを踏む。その瞬間、ヒーローは二塁塁上で両拳を天に突き上げて感情を爆発させた。「目標は持たないです」。昨オフ、地元の三重・津市で岡林(中日)らと合同自主トレを行っていた前川は、1月21日の公開練習で、即答した。「立てないというより、立てられないが正解かなと思います。去年1年間そんなにやれていないですし、そういった中で数字が何って言われても言えないので」2桁本塁打を目標に臨んだ昨季、意気込みとは裏腹に69試合の出場にとどまった。打率・246、1本塁打と、一昨年より数字は低迷。さらにドラフト1位・立石(創価大)ら大卒の同年代野手が入団した。自身の立場を客観的に見ていたからこその真意。再び目標を立てるために必要なことは「試合に出続けること」だと言い切った。

◆阪神タイガースは『水戸黄門』かァ!? 懐かしの『全日本プロレス』かァ!?九回、大山のタイムリーで1点差まで詰め寄ってなお2死三塁。しかし、中日のマウンドは帰ってきた守護神・松山。もはやこれまで...。かと思ったら、高寺の粘りの四球でつなぎ、代打・前川の二塁打(相手のエラーもあり)、土俵際での大逆転!! これ、時代劇の大終盤、悪人に追い詰められた場面で印籠を出し、悪人をなぎ倒す水戸黄門やん!エリックの鉄の爪に顔面血だるまにされ、フラフラのジャイアント馬場が放送時間残り3分から逆転の16文キックを繰り出し、カウント3の大逆転フォールで勝利を収める昭和のあの手口やんかー!! と叫びながら『ジャイアント黄門様』の前川くんアリガトウ!!まだシーズン初めとはいえ、鬼門バンテリンドームナゴヤでの最初のゲームで、この劇的勝利は大きいのだ!! ヒーロー前川とレフト争いをする福島が八回に代打出場し、粘って10球目でヒットにしたことも刺激となったと思う!!そして、何より本調子でなかった虎のエース村上の黒星を消したこと! これはこの先チームに大きな力となるはずである!!

◆巨人、DeNA、広島、ヤクルトに勝ち越した阪神が、今季初めてバンテリンドームにやってきた。気になる変化が起きている場所だ。外野席にホームランウイングが誕生して、一気に〝狭く〟なった。左中間、右中間のフェンスは前にきたし、フェンスの高さも12球団の本拠地屈指の高さ4・8メートルから3・6メートルに。1997年のドーム誕生以前。中日の本拠地だったナゴヤ球場の外野フェンスの高さは2・13メートル。12球団で一番低いのが自慢(?)だった。それがドーム誕生で倍以上の高さになって、みんな大騒ぎ。甲子園と並ぶ、最もホームランの出ない球場になっていた。今回の大改装で、間違いなく称号は返上することになる。「ドームはいいですね。外は雨が降ってますが、きのう(9日の甲子園、降雨コールド)みたいに、天候を気にする必要もないです」ナゴヤという大都市にやってきたのも初めてというトラ番最年少23歳の秋葉元からの報告だ。「噂で聞いていた通り、外野フェンスがグッと前にきた感じはしますが、先輩記者たちは、思ったほど狭く感じないと言ってました。記者席は東京ドーム(三塁側スタンド)や京セラドーム(地上6階)よりはるかに野球が見やすいです。試合後に選手を取材できる距離が5メートルしかないと教えられました。覚悟しています。ただ、意外に古いですね」30年目を迎えたドーム。秋葉の生まれる前の完成だから、古く感じるのも仕方がないか。完成したシーズンには12球団を集めてトーナメント大会が開かれ、優勝したのは阪神なんやで!

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
阪神
940 0.692
(↑0.025)
-
(↓0.5)
13054
(+5)
35
(+3)
7
(+1)
14
(+4)
0.265
(↑0.005
2.600
(↑0.05)
2
(1↓)
ヤクルト
840 0.667
(↓0.06)
0.5
(↑0.5)
13149
(+2)
39
(+3)
9
(-)
10
(+1)
0.247
(↑0.005)
2.520
(↑0.02)
3
(-)
巨人
750 0.583
(↑0.038)
1.5
(↑0.5)
13140
(+3)
41
(+2)
11
(+1)
6
(+1)
0.237
(↓0.005)
3.060
(↑0.09)
4
(-)
広島
550 0.500
(-)
2.5
(-)
13328
(-)
32
(-)
6
(-)
4
(-)
0.210
(-)
2.780
(-)
5
(-)
DeNA
380 0.273
(-)
5
(-)
13233
(-)
43
(-)
6
(-)
5
(-)
0.243
(-)
3.620
(-)
6
(1↓)
中日
390 0.250
(↓0.023)
5.5
(↓0.5)
13139
(+3)
53
(+5)
6
(-)
12
(+2)
0.256
(↑0.001
4.000
(-)