阪神(☆9対3★)ヤクルト =リーグ戦1回戦(2026.04.07)・阪神甲子園球場=
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ヤクルト
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阪神
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勝利投手:才木 浩人(2勝0敗0S)
敗戦投手:小川 泰弘(1勝1敗0S)

本塁打
【ヤクルト】丸山 和郁(1号・7回表2ラン)
【阪神】森下 翔太(3号・5回裏2ラン),佐藤 蓮(1号・8回裏2ラン)

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◆阪神は同点で迎えた5回裏、森下の2ランなどで4点を奪い、勝ち越しに成功する。その後は6回に佐藤の適時打が飛び出すと、8回には佐藤が今度は2ランを放ち、追加点を挙げた。投げては、先発・才木が8回3失点の好投で今季2勝目。敗れたヤクルトは、4失策と守備面で精彩を欠いた。

◆甲子園開幕戦の始球式に人気シンガー・ソングライターのあいみょんが登場した。山なりだったがノーバウンドの投球。満員の観客から大きな拍手をもらった。「マリーゴールド」「愛を知るまでは」を登場曲にしている坂本誠志郎捕手(32)がしっかりとミットに収めた。坂本からボールを返された際には「ナイス」と声をかけられた。背番号36のユニホームを着用した。誕生日の3月6日から選んだといい「池山監督の現役時代ではありません」と、首位快走する敵将とからめる絶妙なトークで笑わせた。甲子園がある兵庫・西宮市の出身。実家は甲子園の歓声が聞こえるほど近く、幼少期から阪神ファンの父に連れられ、何度も甲子園に足を運んだ。その数は「100にいかないくらい」というほどだ。桧山進次郎氏(56=日刊スポーツ評論家)のファンで、取材中にナチュラルな動きで応援の振り付けを再現。その後に本人とも対面した。「楽しめました! でも、こんなに緊張したことないっていうくらい緊張しました。人生で一番かもしれません。地元の甲子園で始球式するの夢だったので、うれしかったです。点数は72点。ストライクいきつつ、左バッターに対してインコースを攻められていたら(満点だった)。なるべく前の方で球を離そうと意識しましたが、できていなかった気がします(笑い)。球の出どころが丸見えで、バッターからしたら打ちやすい球だったと思います」と、野球通らしい視点で反省点を挙げた。阪神で応援する選手には同学年の近本光司外野手(31)、大山悠輔内野手(31)の名前を挙げた上で「佐藤輝明さんは西宮の方なので、同じ『宮っ子』として、活躍をうれしく思います。自分は東京に行っても西宮を大事にしているし、やっぱり兵庫県出身の選手が活躍されるのはすごくうれしい。でもタイガースの選手、皆さんが活躍してくださると、うちの父親の機嫌もいいので、よろしくお願いします(笑い)」と、声をはずませた。

◆テレビ大阪で甲子園開幕戦の解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)が、先発の才木浩人投手(27)のこの日の立ち上がりを絶賛した。2回1死から5連続三振を奪うなど、3回まで無安打6三振と完璧な投球。「今日はほんとストレートいいですよね。まだ早いか...3回はな、ちょっと早いな」と何かを言いたげな様子? 3回を3連続三振で斬った後に再び「今の段階では打てない。早いけど。まだ3回だけど、これは打てない」と舌を巻いていた。

◆阪神福島圭音外野手(24)が甲子園初打席初安打をマークした。「8番左翼」でスタメン出場。0-0の3回1死の第1打席だった。カウント2-2からの6球目、小川の外角低めフォークを捉え、中前へはじき返した。続く、1-1で迎えた5回無死の第2打席も中前打を放った。今度は外角134キロフォークを初球打ち。2打席連続で快音を響かせ、これには虎党も大喜びだ。福島は3月30日に支配下登録され、2日のDeNA戦(京セラドーム大阪)で1軍デビュー。直近3試合は先発出場を続け、3日の敵地広島戦では記念すべきプロ初安打をマークした。この日は背番号2桁での甲子園は初。本拠地開幕戦でいきなりバットで結果を残した。

◆阪神才木浩人投手(27)が素晴らしい立ち上がりを見せた。初回はサンタナを見逃し三振。2回1死から岩田、伊藤を連続空振り三振に。丸山から始まった3回も、丸山、小川、武岡を3者連続三振で、イニングをまたいで5者連続三振で3回を投げ終えた。3回まで1人の走者も許さないパーフェクト投球を続けたが、4回、先頭の長岡に内野安打を許した。さらに2死三塁からオスナに適時打を打たれ、ヤクルトに先制を許した。

◆テレビ大阪で甲子園開幕戦の解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)とOB鳥谷敬氏(44)が、この日チーム初安打を放った福島圭音外野手(24)について言及した。鳥谷氏は福島にとって聖望学園高の先輩。伝え聞いた岡田顧問は「ええ!」と驚きながら「結局は最終的には1、2番を目指さないといけないからね、こういうタイプはね。そこに割って入らないといけない」と解説した。福島はこの日、3回1死の第1打席で、ヤクルト小川からチーム初安打となる中前打をマーク。鳥谷氏は「いろんなボールに付いていけるので、こうやって積み重ねていって、レギュラー取っていってほしい」と期待を寄せた。

◆阪神の開幕からの無失策記録が9試合で止まった。3回1死、一塁手の大山悠輔内野手(31)がゴロをさばいて一塁を踏み、二塁に転送。これが悪送球になって「E」ランプが点灯した。記録を知る場内からは大きなため息が起きた。送球が左翼に転がる間に走者は三塁へ。その後に先制の1点を失った。開幕から9試合無失策は1リーグ時代を含めた球団新記録だった。この試合でも失策がなければ、73年広島がマークした10試合連続のプロ野球記録(2リーグ分立後)に並ぶところだった。

◆ヤクルトの勢いは昨季のセ・リーグ王者との対戦でも止まらない。0-0の4回。先頭の長岡秀樹内野手(24)が投手横へのゴロで懸命に走り内野安打とした。1死一塁から古賀は一ゴロとなったが、相手一塁手の大山の二塁への悪送球の間に長岡は三塁へ進塁。2死三塁から4番ホセ・オスナ内野手(33)が中前適時打を放った。ここまで開幕後7勝1敗のヤクルト。相手のミスにつけこみ先制に成功した。

◆阪神が相手の失策で同点に追いついた。0-1の4回2死一、二塁で阪神木浪聖也内野手(31)の二ゴロをヤクルト伊藤琉偉内野手(23)がトンネル。攻撃終了かと思われたが一転、同点に追いついて2死一、三塁となった。テレビ大阪で解説を務めた阪神岡田彰布顧問(68)は「難しい。ああいうトンネルをするのが難しい」と同場面について語った。

◆阪神がラッキー過ぎる形で試合を振り出しに戻した。1点を先制された直後の4回だった。2死から4番佐藤輝明内野手(27)、5番大山悠輔内野手(31)の連打で同一、二塁と同点機を演出した。ここで試合前時点で得点圏打率6割6分7厘の木浪聖也内野手(31)に打席が回る。カウント2-2からの6球目、外角フォークにバットを出すも、当たりはボテボテの二ゴロ...。かと思われたが、ヤクルト二塁手伊藤がまさかのトンネル。その間に二塁走者の佐藤が同点のホームを踏んだ。ヤクルトにとっては手痛いミスとなってしまった。

◆阪神才木浩人投手(27)が6回で13三振を奪い、自己最多を更新した。5回で10三振を奪った。初回はサンタナを見逃し三振。2回1死から岩田、伊藤を連続空振り三振に。丸山から始まった3回も、丸山、小川、武岡を3者連続三振で、イニングをまたいで5者連続三振で3回を投げ終えた。4回は1死一塁でサンタナを3球三振。5回は1死二塁のピンチを2者連続空振り三振で無失点で切り抜け、5回終了時で大台に乗せた。さらに1番長岡から始まる6回は、長岡、サンタナ、古賀を相手に3者連続奪三振。この試合2度目の5者連続Kで、23年6月4日ロッテ戦の自己最多12三振を上回った。

◆ここまで開幕後7勝1敗のヤクルトは2イニング連続のミスが絡んで逆転された。相手の失策も絡み4回表に1点を先制。その後の裏の守備でヤクルト側にもミスが出た。先発小川泰弘投手(35)が2死から佐藤輝、大山に連打を浴び一、二塁のピンチ。続く木浪を二ゴロで抑えたと思われたが、伊藤琉偉内野手(23)が後逸し同点とされた。なおも2死一、三塁となったが、小川は坂本を中飛に抑え最少失点で切り抜けた。5回は1死二塁から近本の左飛をドミンゴ・サンタナ外野手(33)が落球。1死二、三塁となり中野の右犠飛で勝ち越しを許した。さらに2死二塁から森下に左中間への2ランを浴びた。

◆両軍の初得点はともに敵失がらみだった。今季初めての甲子園で「魔物」が次々と出現した。ヤクルトは0-0の4回、阪神の一塁手・大山悠輔内野手(31)が併殺を狙った二塁送球が悪送球になると、2死三塁からホセ・オスナ内野手(33)の中前打で先制した。その裏、阪神は2死一、二塁のチャンス。木浪聖也内野手(31)の打球は緩く二塁前に転がった。これを武岡龍世内野手(24)がまさかのトンネル。阪神に同点の1点が入った。さらには5回の阪神の攻撃。1死二塁から近本光司外野手(31)が打ち上げた左翼線上への飛球を左翼手のドミンゴ・サンタナ外野手(33)が落球した。フェアグラウンドに落ちて記録はこれも失策。二、三塁となり、中野拓夢内野手(29)の犠飛で勝ち越し。さらに森下翔太外野手(25)の3号2ランで阪神は4-1とした。3回までは才木浩人投手(27)と小川泰弘投手(35)の互角の投手戦。だが、失策をきっかけに試合が動き出した。6回には2死一塁から中野の高くはずんだバウンドを田口麗斗投手(30)がつかめず、これも失策に。その後、佐藤輝明内野手(27)の2点中前打が飛び出した。

◆阪神ファンの皆さん、よく耐えました。阪神は1-1の5回に敵失でチャンスを広げて中野拓夢内野手(29)の犠飛で勝ち越し。さらに森下翔太外野手(25)が今季の「甲子園1号」となる3号2ランを放って、場内のボルテージがはね上がった。さらに佐藤輝明内野手(27)が右前打、大山悠輔内野手(31)が右翼線二塁打で小川泰弘投手(35)をKO。木浪聖也内野手(31)が適時内野安打で続くと、お祭り騒ぎになった。この日は7年ぶりにジェット風船飛ばしが復活する記念日。飛ばせるのは7回裏の攻撃前だけだが、今にも「フライング」が起きそうなほど、虎党のテンションが上がっていた。7回表のヤクルトの攻撃中には、風船を膨らませる音や、膨らませた風船が「パン」「パン」と破裂する音が甲子園に響いた

◆新型コロナ禍で中止されていたジェット風船飛ばしの演出が、今季から7年ぶりに再開される。風船飛ばしは「ラッキーセブン」といわれる7回の攻撃前に限られる。5回終了後のインターバル中、甲子園のビジョンに注意事項が掲示された。「プレー中やラッキーセブン以外での使用や、口でふくらませる行為はおやめください。なお使用済みのジェット風船は球場内の回収ボックスにお入れくださいますようお願いします」とアナウンスがあった。

◆阪神森下翔太外野手(25)が26年の甲子園初アーチをかっ飛ばした。甲子園開幕戦に3番右翼でスタメン出場。3-2で迎えた5回2死二塁の第3打席だった。1ボールからの2球目、小川の外角真ん中チェンジアップを仕留め、左中間スタンドへ運んだ。「いいスイングができたと思います」と自画自賛の一打だ。ビジョンには打球速度168キロ、飛距離119メートルと表示された。強烈な1発にスタンドの虎党からは大歓声が上がった。

◆阪神森下翔太外野手(25)が今季の甲子園チーム1号を放った。5回に中野の右犠飛で勝ち越しなおも2死二塁。ヤクルト小川のチェンジアップを左中間スタンドへ運んだ。「勝ち越してくれたので自分の打席に集中することができました。いいスイングができたと思います」と納得の今季3号2ラン。この回4得点と首位ヤクルトを一気に突き放した。先発の才木は6回までに自己最多を更新する13奪三振と快投を見せた。

◆ヤクルト小川泰弘投手(35)が5回途中で降板した。3回までは1安打無失点投球で、1点リードの4回。小川は2死から佐藤、大山に連打を浴び一、二塁のピンチを招いた。続く木浪を二ゴロで抑えたと思われたが、伊藤琉偉内野手(23)が後逸し同点。なおも2死一、三塁となったが、坂本を中飛に抑え最少失点で切り抜けた。5回は福島に2打席連続となる中前打を許し、犠打で1死二塁となった。近本の左飛をドミンゴ・サンタナ外野手(33)が落球。1死二、三塁となり中野の右犠飛で勝ち越された。さらに2死二塁から森下に左中間への2ランを浴び、佐藤の右前打、大山の右翼線二塁打で2死二、三塁となったところで降板。2番手として田口麗斗投手(30)が登板し、詰まらせた打球だったが木浪の二塁への適時内野安打で1点を追加された。小川は4回2/3を7安打1本塁打無四死球3奪三振の5失点(自責0)。「調子は悪くなかったです。先制してもらったのでなんとか粘って投げたかった。申し訳ないです」とコメントした。

◆今季甲子園第1号京セラに続きこの男のバットから森下翔太 2ランホームラン??阪神×ヤクルト#阪神タイガース #だったらDAZN野球専用パック「DAZN BASEBALL」? 月々2,300円(年間プラン・月々払い)? 初月無料キャンペーン中(?4/19まで)? 視聴はこちらhttps://t.co/onr1xZUtuG pic.twitter.com/4n1KkaSFr4

◆甲子園の夜空に「ラッキーセブン」のジェット風船が華々しく飛んだ。ファンが待ち望んだ名物応援が7年ぶりに復活。ジェット風船演出は新型コロナウイルス禍で20年から中止していたが、実証実験などを経てこの日から再開された。お馴染みのファンファーレが流れると、リズムに乗せて風船が上下運動。開放の瞬間、一気に甲子園が黄色に染まった。20年ドラフト1位の佐藤輝明内野手(27)は「楽しみです」と初のジェット風船演出を心待ちにしていた。コロナ禍で失われていた光景が復活した記念すべき日になった。

◆ヤクルトファンの必死の応援が遠くにかすんだ。新型コロナ禍で中止されていたジェット風船飛ばしの演出が、今季から7年ぶりに再開される。風船飛ばしは「ラッキーセブン」といわれる7回の攻撃前に限られる。7回表のヤクルトの攻撃が始まるとすぐに、スタンドのあちこちで黄色い風船がふくらみ始めた。まだ無死にもかかわらず、あっと言う間に球場全体に黄色い風船の花が咲いた。専用ポンプでシュポシュポとふくらます音、空気が漏れる笛の音、ふくらましすぎて割れる音が方々で響き、甲子園全体が落ち着かないムードに包まれた。

◆阪神才木浩人投手(27)が16三振を奪い、セ・リーグ記録に並んだ。8回にサンタナから3球三振を奪って達成した。セ・リーグで16奪三振はこれまで2001年(平13)中日の野口ら過去8人が記録している。初回はサンタナを見逃し三振。2回1死から岩田、伊藤を連続空振り三振に。丸山から始まった3回も、丸山、小川、武岡を3者連続三振で、イニングをまたいで5者連続三振で3回を投げ終えた。4回は1死一塁でサンタナを3球三振。5回は1死二塁のピンチを2者連続空振り三振で無失点で切り抜け、5回終了時で大台に乗せた。さらに1番長岡から始まる6回は、長岡、サンタナ、古賀を相手に3者連続奪三振。この試合2度目の5者連続Kで自己最多の13奪三振とすると、7回にも2つの三振を奪い15奪三振。この時点でも、阪神で15三振は71年江夏以来という快投だった。才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が今季1号を放った。8回2死一塁、ヤクルト大西広樹投手(28)から中越え本塁打を放った。開幕10試合目。昨季40本塁打、102打点でリーグ2冠とMVPを獲得した4番が甲子園開幕戦で待望のアーチを描いた佐藤は試合前時点で打率3割2分4厘、0本塁打、4打点。この日の試合に向けては「広島でいい戦いができたと思うので、そのまま続けてやるだけですね」と意気込んでいた。

◆テレビ大阪で甲子園開幕戦の解説を務めた阪神岡田彰布オーナー付顧問(68)とOB鳥谷敬氏(44)が、この日7年ぶりに復活したジェット風船を懐かしんだ。7回裏の直前にジェット風船を飛ばすため、7回表の解説中、ジェット風船を膨らます音や、割れる音が徐々に聞こえてきた。鳥谷氏は「ふくらませすぎて割れちゃう音、久しぶりですね。懐かしいですね」と話し「ああ、でも久しぶりだな」と懐かしんだ。岡田顧問はスタンドの光景を見渡しながら「前、黄色だけじゃなかったよな? 他の色もあったよな」と慣れ親しんだ光景を思い返していた。

◆ヤクルトが今季2敗目を喫した。7勝2敗で2位阪神とのゲーム差は0・5。4失策9失点で、打線は阪神先発才木の前に8回16三振を喫した。0-0の4回表に先頭長岡秀樹内野手(24)の内野安打、相手失策で2死三塁。4番ホセ・オスナ内野手(33)が中前適時打を放ち先制した。裏の守備からミスが連発した。3回までは1安打無失点投球の先発小川泰弘投手(35)。2死から連打で一、二塁のピンチを招いた。木浪を二ゴロで抑えたと思われたが、伊藤琉偉内野手(23)が後逸。同点とされた。5回は1死二塁から近本の左飛をドミンゴ・サンタナ外野手(33)が落球。1死二、三塁となり中野の右犠飛で勝ち越された。2死二塁から続く森下に左中間への2ランを浴び、連打で2死二、三塁となり小川は降板。2番手で田口麗斗投手(30)が登板し、詰まらせた打球だったが木浪の二塁への適時内野安打で1点を追加された。小川は4回2/3を5失点。自責0も「調子は悪くなかった。先制してもらったので何とか粘って投げたかった。申し訳ないです」とコメントした。6回は田口の失策が絡み2死満塁となると、佐藤に2点中前適時打を浴びた。その際に岩田のファンブルもあった。打線は勝ち越された直後の6回に3者連続空振り三振に抑えられるなど、才木の前に8回までで16三振。7回にヤクルト丸山和郁外野手(26)が右越え2ランを放つも、反撃及ばずだった。

◆阪神が甲子園開幕戦で勝利。首位ヤクルトに0・5ゲーム差と迫った。4回、大山悠輔内野手(31)の失策が絡んで先制点を与えたが、直後の攻撃でヤクルト伊藤琉偉内野手(23)が木浪のセカンドゴロをトンネル。相手失策に乗じてすぐさま同点に追いついた。5回は5安打を集めて一挙4得点。森下翔太外野手(25)が今季の甲子園初アーチで3号2ランを放つなどヤクルトを突き放した。6回は4番の佐藤輝明内野手(27)が満塁機で中前2点適時打。佐藤は8回2死一塁で今季1号2ランを放ち、今季2度目の1試合4安打を記録した。投げては剛腕・才木浩人投手(27)が快投。1試合16奪三振はセ・リーグ記録タイで8回3失点(自責点は2)。今季2勝目を手にした。才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が甲子園開幕戦で今季1号2ランを放った。7-3で迎えた8回2死一塁の場面。ヤクルト大西が投じた初球、真ん中低め141キロシュートを捉え、バックスクリーン左へ突き刺した。今季10試合目、44打席目に待望の1発が飛び出した。4回は遊撃へ内野安打をマークし、5回は右前打、6回には2死満塁から中前2点適時打。今季2度目の1試合4安打を放ち、計4打点の大暴れだった。主砲の猛打にスタンドのファンも熱狂した。

◆お待たせ!の一発開幕10試合目で飛び出した佐藤輝明 今季第1号ホームラン??阪神×ヤクルト#阪神タイガース #だったらDAZN野球専用パック「DAZN BASEBALL」? 月々2,300円(年間プラン・月々払い)? 初月無料キャンペーン中(?4/19まで)? 視聴はこちらhttps://t.co/onr1xZUtuG pic.twitter.com/6BxeoYqXoI

◆阪神の失策が取り消しになった。8回1死から長岡秀樹内野手(24)が放ったグラウンダーが木浪聖也内野手(31)の手前で少しはねて、ファンブル。すぐに拾い上げて一塁送球したがセーフの判定になった。すかさず藤川球児監督(45)がベンチを出てリクエスト。リプレー検証を経て判定がアウトに覆った。阪神は前の試合まで無失策で、開幕から9試合ノーエラーの球団記録を樹立していた。この試合の4回に大山悠輔内野手(31)の悪送球が記録され、プロ野球タイ記録はならなかった。

◆阪神才木浩人投手(27)が16奪三振でセ・リーグ記録に並んだ。お立ち台で記録について聞かれると「知らなかったです」。花束を渡された際のことも聞かれ「なに?って思いました」と言ってスタンドのファンを笑わせた。5回で10三振を奪い、6回で13奪三振。この時点で自己最多を更新した。初回はサンタナを見逃し三振。2回1死から岩田、伊藤を連続空振り三振に。丸山から始まった3回も、丸山、小川、武岡を3者連続三振で、イニングをまたいで5者連続三振で3回を投げ終えた。4回は1死一塁でサンタナを3球三振。5回は1死二塁のピンチを2者連続空振り三振で無失点で切り抜け、5回終了時で大台に乗せた。さらに1番長岡から始まる6回は、長岡、サンタナ、古賀を相手に3者連続奪三振。この試合2度目の5者連続Kで、23年6月4日ロッテ戦の自己最多12三振を上回った。7回は2三振を奪い、8回にサンタナからこの日16個目の奪三振。68年阪神江夏豊らに並ぶセ・リーグの1試合最多奪三振をマークした。才木は8回105球を投げ終え、16三振無四球3失点で交代した。才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆阪神藤川球児監督(45)が先発才木浩人投手(27)の8回での交代について"謝罪"した。才木は5回までに10奪三振の快投で、6回に自己最多に並ぶ13奪三振。そして8回に1三振を奪って、セ・リーグ記録に並ぶ16奪三振をマークした。9-3と6点リードのまま9回からは湯浅にスイッチ。試合後、指揮官はテレビインタビューで「それはもう反省ですね。こちらがね。僕が申し訳ないと。僕が知らなかったというか、9回投げても良かったかなというところは、本当に才木に申し訳ないなと思いますけども」と話した。一方で8回までに105球を投球。「ピッチングとしては素晴らしいものがありましたね。また次回以降、100球も超えていましたので、記録よりも未来に向けてどんどん良くなる方が重要かと思いますね」。記録にとどまらない、ここからのさらなる進化に期待した。才木自身もヒーローインタビューで「記録が何も分かってなかったので、100球行ってたので、交代かという感じで代わりました」と話した。才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆ヤクルトは敗れたが、今季初スタメンの丸山和郁外野手(26)が気を吐いた。「7番右翼」で先発出場したプロ5年目。1-1の5回1死無走者から右越え二塁打を放った。5回の守備では中野のフライが風に流され、難しい動きとなったがミスなく捕球。6点を追う7回2死一塁からは右翼スタンドへ今季1号2ランを放った。「個人としてはいい結果が出て良かった。ホームランというのは個人的にはそんなに意識はしていない。また明日からしっかりアピールできる準備をしながら、チームが勝てれば一番いい」と話した。出場機会がかぎられている中で結果を残し、「ベンチでも時々、出ていない時でもタイミングをとってたりとかしていた。バッティング練習も同じルーティンで変えることなくやっていた」と準備について明かした。

◆阪神才木浩人投手(27)が16奪三振でセ・リーグ記録に並んだ。才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆阪神が26年の甲子園開幕戦をド派手な勝利で飾った。先発の才木浩人投手(27)がセ・リーグ記録タイとなる1試合16奪三振の快投。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目の快挙だった。お立ち台で記録について聞かれると「知らなかったです」。花束を渡された際のことも聞かれ「なに?って思いました」とスタンドのファンを笑わせた。本拠地がざわつく奪三振ショーだった。1回1死、サンタナから奪った見逃し三振を手始めにヤクルト打線を手玉に取った。限りなくホームベース側で落差が出るように改良されたフォークもキレキレ。「いや~結構今日はいい球いってました。(8回2死で)サンタナ選手に投げた真っすぐもよかったですし、フォークもすごくよかったので」。自身も納得の105球。「ラッキーセブン」のジェット風船演出が7年ぶりに復活した歴史的な日に、才木も球史に名を残した。3番の森下翔太外野手(25)がチーム甲子園1号、4番の佐藤輝明内野手(27)には待望の今季1号が飛び出した。役者たちの大暴れで甲子園はお祭り騒ぎだった。首位ヤクルトに0・5ゲーム差に肉薄。今日8日も勝てば今季初めて、セ界のトップに立つ。【只松憲】才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。▽ヤクルト松元ヘッドコーチ(阪神才木に8回16三振)「手足が出ないところがたくさんあった中、次の対戦で真っすぐに対してどうするかを考える。真っすぐもこっちからあまり手出しておらずポイントかなと。気づいたらすぐ2ストライクだった」

◆阪神森下翔太外野手(25)が26年の甲子園チーム1号で中押しした。1点リードの5回2死二塁。小川の外角真ん中チェンジアップを捉えて左中間席へ運んだ。「いいスイングができた。うまく運べた」。自画自賛の3号2ランで3点差に広げ、流れを呼び込んだ。「自分たちもプレーしていてすごく歓声が多いって感じるので。甲子園のファンも戻ってきたなって感じていると思います」。甲子園開幕ゲームで虎党の大声援に一振りで応えてみせた。開幕10試合で打率3割3分3厘、3本塁打、8打点いずれもリーグトップタイ。絶好調の3番がこの日も打線を引っ張り、ヤクルトとの首位攻防第1ラウンドで快勝した。「乗っているチームだった。最初を取られると、また乗られる可能性もあるので。最後は勝ち切りましたけど、明日また試合があるので頑張りたい」と表情を引き締めた。

◆阪神が26年の甲子園開幕戦をド派手な勝利で飾った。先発の才木浩人投手(27)がセ・リーグ記録タイとなる1試合16奪三振の快投。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目の快挙だった。唐突な質問とは理解していたが、阪神才木浩人投手(27)に「究極の理想」を尋ねたことがある。右腕は「ほぼ100%無理なので。可能性0とは言えないけど」と苦笑いしながら丁寧に答えてくれた。それが「打者27人全員から三振」だった。球数を減らすために「3球で1イニングが終われたら一番いい」と話す先発投手もいる。才木は「でも」と逆接し「僕は1球じゃなくて三振が狙いたいので」とスタイルにこだわった。「本当にほぼ無理だと思う。だけど、そこにどう近づけていくかっていうのが練習とかトレーニングだと思うので。そこを目指しつつ、どこまでそのレベルに近づいていくか」。長いプロ野球史でも一度も成し遂げられていない理想。この日はセ・リーグ記録に並ぶ16三振を奪った。技術を磨き続けるための道しるべに従い、偉業を成し遂げた。1試合最多奪三振の日本記録は、95年4月21日ロッテ戦の野田浩司(オリックス)、完全試合を達成した22年4月10日オリックス戦の佐々木朗希(ロッテ)が記録した19三振。才木もいつの日か...。胸が躍る快投だった。【只松憲】才木が8回を投げて16奪三振。1試合最多奪三振のプロ野球記録は95年野田(オリックス)22年佐々木朗(ロッテ)の19個だが、セ・リーグで16奪三振は01年野口(中日)以来9人目のタイ記録。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目だ。才木は8回で降板。16奪三振以上で9回のマウンドに立たなかったのは25年モイネロ(ソフトバンク)に次いで2人目。8回までに16三振以上奪ったのは95年野田18個、22年佐々木朗18個、25年モイネロ18個、01年野口16個に次いで5人目になる。

◆多くの思いが交錯する特別な空間だった。7回裏の阪神の攻撃前、黄色いジェット風船が一斉に飛んだ。壮観だった。7年ぶりの復活。記者席では評論家やベテラン記者までもがスマホで動画を撮っていた。他球団より再開が少し遅れた。営業部興行担当の阪本三千男さんは「ようやくこの日が来たな、と」と感無量の様子だったが、事前に「不安もある」と吐露していた。再開にあたっては、以前から多くの観客に指摘されていた「衛生面」のクリアと、球団の旗印しである「リサイクル」を両立させる必要があった。口でふくらませた風船を飛ばさないよう、しつこいほど注意喚起がなされた。1人でも違反すれば今後、どうなるか分からない。甲子園の記者席は屋外にある。以前は、誰かが口をつけた風船が当たり前のように頭の上に落ちてきて嫌な思いをした。全員が専用ポンプを使っているという安心感は確かにあった。あまり飛ばずに、垂直落下する仕様にも納得感があった。球団は今後、限定色の販売など様々な展開を描いている。それもルール順守があってこそ。みんなが安心して楽しめる演出であってほしい。【柏原誠】

◆阪神才木浩人投手(27)がセ・リーグ記録に並ぶ1試合16奪三振を記録した。記録については「何も知らなかったです」とコメント。花束を渡されても「なに?って思いました」とお茶目な一面を見せた。阪神では68年江夏以来、58年ぶり2人目の快挙。才木は8回105球、16三振、無四球、3失点(自責点は2)で降板した。偉大なOBに並び「それぐらいの三振が取れてるのはすごくいいこと。『タイ』と言われたら、できたら超えたかったなというのはありますけど」と苦笑いしながら「でもすごくいい感じで投げられている。こういうのをしっかり継続してやっていけたらいいかな」とうなずいた。

◆ヤクルトが阪神先発才木浩人投手(27)の前に8回16三振、湯浅京己投手(26)と対した9回もあわせて18三振を喫し敗れた。9回までに1試合18三振は昨年6月6日ソフトバンク戦以来の球団歴代ワーストタイ。才木の16奪三振はセ・リーグ記録に並んだ。池山隆寛監督(60)は「真っすぐを狙いにいって前に飛ばなかった。球質は本当に本格派の真っすぐ。対策を練ってもこれだけ三振した。また当たると思うので、対策は練り直そうという話に今はなっている」と語った。松元ユウイチヘッドコーチ(45)は対才木について「手足が出ないところがたくさんあった中、次の対戦で真っすぐに対してどうするかを考える。真っすぐもこちらからあまり手を出しておらずポイントかなと。気づいたらすぐ2ストライクだった。次対戦するときはしっかり準備して1発で飛ばせるようにしてもらいたい」と語った。4回にホセ・オスナ内野手(33)が先制の中前適時打で、7回には今季初スタメンの丸山和郁外野手(26)が右越え2ラン。三振の数は記録的だったが計3得点。次回対戦でリベンジする。

◆ヤクルトが今季2敗目を喫した。4失策で今季ワースト9失点。打線は阪神先発才木に8回で16三振した。池山監督は「ナイターの守備を心配していたのが(悪い方に)出た。すごい(相手の)応援で、雰囲気もガラッと変わる中で戦えた。向き合いながらやっていかないといけない」と話した。1点リードの4回2死一、二塁で二ゴロかと思われたが、伊藤が後逸し同点となった。5回は1死二塁から左飛をサンタナが落球。二、三塁となり右犠飛で勝ち越された。さらに2ランを浴び、2死二、三塁で先発小川は降板。その後適時内野安打で1点を追加された。指揮官は「ライアンの足を引っ張ってしまって申し訳なかった」と話した。ここまで2失策だったが1試合4失策。これまで失点にからむ失策はなかったが7点が失策絡みだった。打線は6回に3者連続空振り三振とされるなど、才木の前に8回16三振を喫した。池山監督は「真っすぐを狙いにいって前に飛ばなかった。球質はほんとに本格派の真っすぐ。対策をねってもこれだけ三振した。また当たると思うので、対策は練り直そうという話に今はなっている」と語った。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)が今季最初の甲子園で、才木浩人投手(27)とともにお立ち台に立った。この日から7年ぶりにジェット風船の演出が復活。ラッキーセブンの攻撃に間に合わせるため、多くのファンは直前のヤクルトの攻撃中から準備を始めた。スタンドに近い三塁を守っていた佐藤は「想像以上にうるさいというか、割れる音がいっぱい聞こえたので、ちょっと気になりはしましたが」とお立ち台で感想。「本当にみんなも楽しみにしていることだと思うので、いいんじゃないかなと思います」と続けた。佐藤は21年入団のため初体験。ただ、甲子園のすぐ近くで生まれ育ち、小さいころからスタンドで風船飛ばしをしていた。風船は専用ポンプで膨らます新しい仕様で、前倒しで準備した人が多かったとみられる。ヤクルトの攻撃が始まった瞬間から風船が膨らみ始め、割れた際の破裂音や、空気が漏れる笛の音が球場中に響いた。「7回表」の独特の雰囲気は慣れが必要かもしれない。

◆甲子園開幕戦で、阪神佐藤輝明内野手(27)が待望の26年1号でダメ押しした。7-3で迎えた8回2死一塁。ヤクルト大西の初球、真ん中低め141キロシュートを捉え、バックスクリーン左に運んだ。昨季の打撃2冠に今季10試合、44打席目で1発が飛び出した。「またフェンス直撃かと思ったんですけど、珍しくいい風も吹いてましたし、最後はファンの声援が押してくれたと思います」。ヒーロー・インタビューで答え、超満員のスタンドは大喜び。7回のジェット風船復活にも「膨らます音が懐かしいなと。子どものころにずっと聞いていたので」と本拠地に帰ってきた風景を楽しんだ。4回の内野安打に始まり、5回は右前打、5-1の6回2死満塁では中押しの2点適時打。さらに豪快な今季1号で4日広島戦と同じ1試合4安打で締め、今季2度目の猛打賞で打率は3割8分1厘にはね上がった。安打数16本も打率もリーグトップに立った。この日は同じ兵庫・西宮市出身の大人気シンガー・ソングライターのあいみょんが始球式に登板。「同じ西宮でね、活躍している方なんで、うれしいですね」と顔をほころばせた。【堀まどか】

◆阪神福島圭音外野手(24)が甲子園1軍デビューで2戦連続のマルチ安打をマークした。8番左翼で出場し、3回1死で小川からチーム初安打の中前打を放つと、5回先頭で初球を捉え中前打。この回一挙4得点の先陣を切った。「先輩方が良いバッティングというか頼もしいので。僕は思い切ってやるだけだなと思って、自分のスイングを心がけました」。初体験のジェット風船には「初めて見たので。すごくたくさんのファンの方が応援してくれているのは、すごく実感しました」と感激していた。

◆阪神坂本誠志郎捕手(32)が、あいみょんと勝利の喜びを分かち合った。試合後、坂本の囲み取材中にあいみょんが"乱入"した。坂本は登場曲であいみょんの曲を使用するなど、かねてファンを公言しており「(あいみょんが)来たから今日緊張していておかしかった」と笑いを誘い、あいみょんは「本当に勝てて良かった~」と満足そうな笑みを浮かべた。坂本は「負けたら(あいみょんが)言われるんですよ。(あいみょんが)来たから(負けた)って。もう来られなくなっちゃう」と話し、あいみょんは「そう、負けたら私、疫病神扱いじゃないですか」。坂本は「そう、そう」とうなずき「みんな、そういうネタを楽しみにしている」。続けて「僕もここで言ってましたよ。『今日あいみょんが来たからだ』って。『全部そのせいにします』って」と笑顔だった。あいみょんはトラッキーのぬいぐるみを大事そうに抱えており、実は坂本が始球式前にプレゼントしたものだった。坂本は「それ(ぬいぐるみを始球式で)投げてくるかと思った」とジョークを飛ばすと「そんなわけない」とあいみょんが即ツッコミ。坂本は「それ投げてきても面白かったですけどね」と振り返り、終始おもしろいやりとりが続いていた。

◆ヤクルトが2敗目を喫した。ともに今季ワーストの4失策、9失点。打線は3得点したが、阪神先発才木の前に8回16三振で、9回までに計18三振は球団歴代ワーストタイとなった。

◆阪神佐藤輝明内野手(27)がリーグ首位打者に浮上した。今季2度目の1試合4安打で打率3割8分1厘に上昇。さらに16安打もリーグトップ、8打点はトップタイで3冠だ。さらに森下翔太外野手(25)は5回に3号2ラン。3本塁打はヤクルト・サンタナに並んでトップ、8打点は佐藤、サンタナと並んでトップで2冠だ。

◆阪神・坂本誠志郎捕手(32)が7日、ヤクルトとの甲子園での本拠地開幕戦で始球式を務めるシンガーソングライター、あいみょんの投球に期待を寄せた。「ノーバン投げて、ストライクをほって(投げて)くれると思うんで。どっか違うところいったら捕りにかいないんで(笑)」坂本は第1打席の登場曲に「マリーゴールド」、好機での打席では「愛を知るまでは」を使用するなど、熱心なファンとしても知られる。この日は才木が先発予定で、坂本がスタメンマスクをかぶる可能性が高い。同じ兵庫県出身のスターの投球を受けることになりそうだ。

◆現役時代に304本塁打をマークしたヤクルト・池山監督は甲子園球場で21本塁打を放った。本拠地の神宮球場では通算167本塁打。甲子園で通算174試合に出場し、打率・272(566打数154安打)、85打点。現役時代の通算打率は・262だったのに対し、甲子園では1分高い。

◆ヤクルトは7日に甲子園球場で今シーズン初の阪神戦に臨む。2010年から25年までの16シーズンで、年間勝ち越しは3度(12、18、22年)。最終順位は12年が3位、18年が2位、22年はリーグ優勝だった。1992年から2002年までは11シーズン連続で勝ち越した。25年までの通算対戦成績は891勝1002敗50分け。

◆阪神は開幕3カードを終え、7勝1敗で首位に立つヤクルトを迎え撃つ。本拠地甲子園の開幕戦を託されたのは才木浩人投手(27)。今季初登板となった3月31日のDeNA戦(京セラ)では6回4安打1失点の好投で1勝目を挙げた。昨季6試合に先発して4勝1敗、防御率1・05と得意とした相手から白星をつかめるか。打線は4試合連続で「8番・左翼」で先発する福島圭音外野手(22)に注目。前カードの広島3連戦では計3安打を放ち、4日の4回戦では九回に好走塁で同点のホームに生還した。1軍での甲子園初安打は生まれるか。

◆3年目で初の開幕ローテーション入りを果たしたヤクルト・松本健が8日の阪神戦(甲子園)に先発する。先発予定だった1日の広島戦が雨天中止となったが、翌2日の同カードで救援登板し、2回無失点で白星を手にした。昨季王者に対し「打線がすごくいいですし、全体でつながりがある。一人一人しっかり切って抑えていけたら」と力を込めた。

◆阪神の先発・才木浩人投手(27)が圧巻の投球でヤクルト打線の1巡目を抑えた。一回先頭の長岡を右飛に仕留めると、続くサンタナは直球で見逃し三振。古賀を遊ゴロと完璧な立ち上がりを見せる。二回1死から岩田を151キロで空振り三振、伊藤はフォークでバットに空を切らせる。三回はさらに圧巻。丸山をフォークで空振り三振、小川は152キロで空振り三振。最後は武岡を151キロで見逃し三振に仕留めた。5者連続で三回までに6奪三振。勢いに乗って甲子園に乗り込んだヤクルト打線に付け入るスキを与えなかった。

◆阪神・福島圭音外野手(24)が「8番・左翼」で支配下登録後、甲子園初出場。三回の第1打席で甲子園初安打を放った。0-0の三回1死走者なしで第1打席に立つと、カウント2-2から右腕・小川の6球目の低めフォークを中前にはじき返した。さらに才木が犠打を決め、2死二塁の好機を作ったが、近本は空振り三振に倒れた。福島は今春、甲子園で行われたオープン戦では背番号「126」を背負って4試合に出場。持ち前の快足で盗塁を決め、中堅守備では好守を披露したが安打は出ていなかった。

◆シンガーソングライターのあいみょんが始球式を務めた。自身の誕生日にちなんで「36」の背番号でグラウンドに姿を現すと、場内の虎党からは拍手が湧きおこる。マウンドに立ち、大きく振りかぶって投じた一球はノーバウンドで捕手・坂本誠志郎捕手(32)のミットに収まった。「楽しめました。でも、こんなに緊張したことないってくらい緊張しました。人生で一番緊張したかもしれない」甲子園が位置する兵庫・西宮市出身のあいみょんは、幼いころから根っからの虎党。初めて応援歌を覚えた選手は、代打の神様としても知られる桧山進次郎で「お父さんに法被とハチマキを着させられて、(応援歌の)振り付けも覚えました」とエピソードを披露。さらに、これまで観戦に訪れた回数は「100いってないくらい...」と驚きの数字を明かした。この日、捕手を務めた坂本は、第1打席の登場曲に「マリーゴールド」、好機での打席では「愛を知るまでは」を使用するなど、熱心なあいみょんファンとしても知られる。試合前には「違うところにいったら捕りにいかない(笑)」と話していたが、三塁側に少し逸れた球を立ち上がってキャッチ。あいみょんは坂本から「ナイス」という声かけとともにボールを手渡され、「優しいから捕ってくれました(笑)」と感謝した。2022年11月5日に『AIMYON 弾き語りLIVE 2022 -サーチライト- in 阪神甲子園球場』を開催し、甲子園に歌声を響かせたが、マウンドからの景色は「まったく違いますね」と感嘆の声。「やっぱり地元と甲子園っていうのはすごく大きな存在で、ライブはもちろんですけど、いつか始球式ができたらと思っていました。音楽で西宮に貢献してから投げられたらなって思っていたので、本当にいいタイミングでなげさせてもらえてうれしいなと思っています」と笑顔を見せた。7月14、15日には甲子園で『AIMYON 10th anniversary LIVE 2026「・・・」』を開催予定。そのころ阪神はすでにシーズンを折り返している。あいみょんは「首位争いは必ずしていただけたら」と連覇を狙うチームに期待を込めた。

◆〝ブンブン丸〟が地元に帰ってきた。兵庫・尼崎市出身のヤクルト・池山隆寛監督(60)が、1軍監督として初めて甲子園球場の土を踏んだ。試合前練習でグラウンドに足を踏み入れると、「甲子園はいいっすよ」と球場を見渡した。バックスクリーンの上でなびく旗を見て、「いつもと違うな」と風を読んだ。現役時代、甲子園では通算21本塁打を放った。174試合に出場し、打率・272(566打数154安打)、85打点。遊撃手だった指揮官は「人工芝の神宮から来ると、土のグラウンドは好きだった。やけどの心配をせずに飛び込めるから、思い切ってプレーできた」と回顧した。市尼崎高出身で、ヤクルトに入団するまで関西育ち。東京から新幹線で大阪入りすると「降りた瞬間から帰ってきたなと思った。言い表せないけど、空気というか雰囲気が違うよね」と笑顔。高校時代の同級生も球場へ応援に駆け付ける予定だといい、「何人か来るんじゃないかな。でもヤクルトのユニホームは着られないんじゃない?」と笑いを誘った。試合前時点で、開幕から7勝1敗で首位に立つ好発進。昨季王者で2位の阪神と首位攻防戦に臨む。「阪神さんの上に立たないと『優勝』の2文字は見えてこない」と指揮官。聖地甲子園で勝ち越し、さらにチームを勢いに乗せる。(原田優介)

◆阪神が開幕から10試合目にして今季初失策を記録した。先発の才木が三回までパーフェクト、6奪三振と圧巻の投球を披露。しかし、0―0で迎えた四回だった。先頭の長岡が内野安打で出塁。サンタナは見逃し三振に斬り、続く古賀も一塁方向への平凡なゴロに仕留めた。一塁手・大山は軽快に一塁ベースを踏んだものの、ここで二塁への送球が一走・長岡の左手付近にボールが当たり、三遊間方向へ逸れていった。その間に長岡は三塁まで到達。2死三塁となった場面でオスナに中前打を許し、先制点を献上した。

◆今季チーム初失策が絡んで1点を先制された直後、今度は阪神が相手のミスで同点に追いついた。1点を追う四回2死、ここまで1安打に抑え込まれていたヤクルトの先発・小川から佐藤輝明内野手(27)が遊撃への内野安打で出塁すると、大山悠輔内野手(31)も左前打で続いて一、二塁の好機を演出。木浪聖也内野手(31)はカウント2-2から二塁前への平凡なゴロに打ち取られたが、これを二塁・伊藤が後逸。佐藤が一気に本塁へ生還した。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、テレビ大阪「プロ野球中継2026 ナマ虎スタジアム 阪神×ヤクルト」で解説を務めた。8番・左翼で本拠地・甲子園での公式戦初先発となった福島圭音外野手(24)が三回と五回にそれぞれ中前打を放ってマルチ安打をマーク。福島は岡田顧問が監督を務めていた2024年に育成枠で入団した。岡田顧問は「速いゴロを打とうとするバットの軌道がいい。ショートが追いつかない。足を使った打撃の特徴がわかっているからああいう打撃になるんでしょうけど」とほめた。

◆阪神が今季甲子園チーム1号となる森下翔太外野手(25)の3号2ランなどで4点を奪い、勝ち越しに成功した。1-1の五回、ヤクルトの先発・小川に対して、先頭の福島圭音外野手(24)が中前打で出塁すると、才木浩人投手(27)の犠打で1死二塁。1番・近本は左翼への平凡なフライに打ち取られたが、風に戻された打球を左翼・サンタナがまさかの落球。1死二、三塁と好機を拡大させると、2番・中野拓夢内野手(29)の犠飛で勝ち越しに成功。中野は「もらったチャンスの打席でなんとかしたかったです。最低限の仕事ができました」とコメントした。なおも二塁に走者を置き、3番・森下が1ボールから甘く入った117キロチェンジアップを一閃。白球は甲子園の夜空を駆け、左中間スタンドに突き刺さった。「打ったのはチェンジアップ。勝ち越してくれたので、自分の打席に集中することができました。いいスイングができたと思います」。甲子園開幕戦で飾った今季3号は、勝利を大きく手繰り寄せる大きな一発となった。さらに佐藤輝明内野手(27)の右前打、大山悠輔内野手(31)の二塁打で2死二、三塁とすると、2番手でマウンドに上がった田口から木浪聖也内野手(31)が二塁への適時内野安打。この回、5本の安打を集中させ、一挙4点を奪った。

◆先発した阪神・才木浩人投手が六回時点で自己最多を更新する13奪三振を記録するなど、ヤクルト打線を圧倒している。右腕は四回に味方失策が絡んで1点を失うも、三回までは完全投球。二回1死から三回まで5者連続三振を記録すると、五回2死からも再び5者連続三振。毎回三振を奪い、六回終了時点ですでに自己最多を更新した。球数は76球を数えている。

◆阪神が3イニング連続で相手ミスに付け込んで得点を挙げた。5-1の六回2死、ヤクルトの2番手・田口から近本が四球を選ぶと、続く中野の打球が投ゴロ失策を誘って出塁。森下が四球を奪って満塁の好機を演出すると、4番・佐藤輝明内野手(27)が今季2度目の猛打賞となる中前2点打を放った。阪神は1点を追う四回にヤクルトの二塁・伊藤の後逸で同点。五回は左翼・サンタナの落球から一挙4点を挙げた。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、テレビ大阪「プロ野球中継2026 ナマ虎スタジアム 阪神×ヤクルト」で解説を務めた。六回2死満塁からヤクルト・田口の外角スライダーにバットを合わせて中前にこの日3本目の安打となる2点適時打を放った佐藤輝明外野手(27)について、「見送ったらボール球。強引にいけない。強引に打ったらセカンドゴロ。軽打になっているのはうまく打っているということ」と指摘。打率・324と高い数字を挙げている理由について言及した。

◆七回裏の阪神の攻撃前、コロナ禍の影響で2020年から中止されていた甲子園名物のジェット風船応援が7年ぶりに復活。球場は大きな盛り上がりを見せた。再開にあたり、昨年3月のオープン戦での実証実験で使用したものと同様の専用ポンプ式ジェット風船を採用することで、危惧されていた周囲への飛沫対策を施した。球場内には、専用の回収ボックスを設置し、使用済みジェット風船の回収と再資源化に取り組んだ。さらに、空気注入部分(笛)は、回収したジェット風船の笛部や、甲子園球場で回収されたペットボトルキャップをリサイクルした再生材等を使用し、環境に配慮したうえで実施されている。球団営業部の阪本三千男次長は「いかにしてゴミの問題と衛生面の課題をクリアしないと再開はできないよねっていうところがあったので、使い終わった後のリサイクルをどこでどういう風にしたら地球に優しいか、うまいことリサイクルができるのかとか。あとはお客さんの中には『不衛生だ』という声もあったので、そこをまずクリアしないと」とこれまでの取り組みを振り返った。さらに続けて「去年実証実験を2回やらせてもらって、その仕組みがちゃんと稼働してるかどうかの確認した。少しずつ発表しながら、お客さんにも理解をしてもらって今日を迎えるっていう段取りにしました」と経緯を話した。試合前や六回の攻撃前には使用上の注意事項をビジョンで告知。七回の攻撃直前にはポンプで風船を膨らませる音が甲子園に鳴り響き、徐々にスタンドが黄色一色に染まっていった。

◆ヤクルト・丸山和郁外野手(26)が「7番・右翼」で先発し、右越え2ランを放った。1-7の七回2死一塁。阪神・才木の直球を右翼席へ運んだ。開幕1軍入りするも、ベンチスタートが続いていた丸山和。9試合目で今季初先発し、起用に応える一発を放った。

◆阪神・岡田彰布オーナー付顧問(68)が、テレビ大阪「プロ野球中継2026 ナマ虎スタジアム 阪神×ヤクルト」で解説を務めた。コロナ禍を境に中断されていた、七回裏の攻撃前に球場スタンドから一斉にジェット風船の打ち上げが7年ぶりに行われた。(昨季の実証実験を除く)。岡田顧問もともに解説で出演した鳥谷敬(44)とともに放送ブースから専用ポンプを使ってジェット風船を膨らませて飛ばした。ポンプを使用して風船を上げる初めての経験に「短い」と戸惑いながらも打ち上げに成功。甲子園で久々に実現した応援風景について「(以前のジェット風船は)もっと上がってたよ。上がってないからグラウンドに落ちてない」と旧来型との変化に着眼点を置いて感想を述べた。

◆先発した阪神・才木浩人投手(27)が八回までにセ・リーグの1試合最多奪三振記録に並ぶ16三振を奪った。初回、2番・サンタナから見逃し三振で、この試合1つ目の三振を奪った。二回1死から三回までは圧巻の五者連続。四回に失策が絡み先制を許すも揺るがない。五回にも3つ奪うと、六回は長岡、サンタナ、古賀の上位打線からフォークで三者連続三振に仕留めた。七回も2つ積み上げると、八回2死にサンタナから149キロの直球で見逃し三振を奪い、リーグ記録の16奪三振に並んだ。セ・リーグでの1試合16奪三振は元中日の野口茂樹が2001年に記録して以来、25年ぶり、史上9人目の快挙となった。

◆阪神・佐藤輝明内野手(27)が「4番・三塁」で出場。八回に今季1号2ランを放った。7ー3の八回2死一塁で主砲が打席に立つと、右腕・大西の初球141キロを一閃。大歓声に乗った打球はぐんぐんと伸び、左中間スタンドぎりぎりに吸い込まれた。頼れる主砲が甲子園開幕戦で待望の今季初アーチを放った。

◆阪神は投打の主役が大暴れし、首位ヤクルトに9-3で快勝。甲子園開幕戦を白星で飾った。先発した才木浩人投手(27)がセ・リーグ記録に並ぶ16奪三振と圧倒的な投球を披露した。四回に味方失策が絡んで1点、七回に丸山和に2ランを浴びて3失点(自責2)も、八回まで投げて5安打3失点で今季2勝目。昨季の対戦成績4勝1敗、防御率1・05の燕キラーが、今季も好相性を発揮した。打線は1-1の五回に森下翔太外野手(25)が今季甲子園チーム1号となる3号2ランを放つなど、5安打を集中させて4得点を挙げた。六回は佐藤輝明内野手(27)が中前へ2点打を放ち、今季2度目の猛打賞を記録。さらに八回には今季1号となる2ランをバックスクリーン左に運び、4安打4打点と大暴れした。

◆阪神の才木はフォークボールがさえ、8回を16奪三振3失点の力投で2勝目。打線は四回に失策で追い付き、五回に森下の2点本塁打などで4点を勝ち越した。佐藤は八回の1号2ランなど4打点。ヤクルトは4失策の拙守が響いた。

◆ヤクルト・丸山和が「7番・右翼」で今季初先発し、1号2ランを含む2安打2打点と結果を残した。七回2死一塁、才木の直球を右翼席へ。敗戦に悔しさをにじませながらも「個人的にはいい結果が出てよかった」とうなずいた。開幕1軍入りしたが、ベンチスタートが続いていた左打者。「打撃練習も同じルーティーンで変えずにやっていた。また明日からしっかりアピールできる準備をしたい」と意気込んだ。

◆才木が三振の山を築いた原動力になったのが、ストライクゾーンから落ちて、ストライクになるフォークボールだった。通常、フォークはストライクゾーンからボール球にするのがセオリー。落ちてストライクゾーンになると、高く浮いて打たれるケースが多いものだ。ところが、ゾーンの中ですごい落差。ヤクルトの打者は振ったらタイミングが合わず空振り。見送ったらストライク。手の施しようがないように見えた。佐々木朗希(ドジャース)が絶好調のときに、こんなフォークを投げていた。立ち上がりの一回は真っすぐ中心。二回はカーブ、スライダーを交えた配球。三回から、今までの才木の投球では見たことのないフォークを投げ始めた。バッテリー間で、このフォークの落ち具合を共有して、カウント球でも、勝負球としても、意図的に多投したのだろう。坂本が「低く、低く」のジェスチャーをほとんど見せなかったことでも、このフォークを生かそうとしたことが伺える。今までにない才木の投球だった。(サンケイスポーツ専属評論家)

◆阪神の才木はフォークボールがさえ、8回を16奪三振3失点の力投で2勝目。打線は四回に失策で追い付き、五回に森下の2点本塁打などで4点を勝ち越した。佐藤は八回の1号2ランなど4打点。以下に阪神のデータ。?阪神・才木が先発で8回を投げ、16三振を奪い、今季2勝目を挙げた。1試合16奪三振(9イニングまで)はセ・リーグタイ記録で、2001年5月24日の中日・野口茂樹(対阪神)以来25年ぶり9人目。阪神では1968年8月8日の江夏豊(対中日)と並ぶ球団記録となった。?1試合16奪三振以上は、昨年6月6日のソフトバンク・モイネロ(18奪三振、対ヤクルト)、同17日の西武・今井達也(17奪三振、対DeNA)が記録。プロ野球記録は95年4月21日のオリックス・野田浩司(対ロッテ)と2022年4月10日のロッテ・佐々木朗希(対オリックス)がマークした19奪三振。

◆阪神が本拠地開幕で快勝。首位ヤクルトと0・5差とした。8回3失点(自責2)の才木浩人投手(27)はセ・リーグ記録にならぶ16三振を奪った。9得点の打線は森下翔太外野手(25)が4点を挙げた五回、3号2ランを放ち、佐藤輝明内野手(27)は八回、今季10試合&44打席目にして、初本塁打をバックスクリーン左に突き刺した。佐藤は4安打4打点。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ヤクルト
720 0.778
(↓0.097)
-
(-)
13444
(+3)
32
(+9)
9
(+1)
7
(-)
0.243
(↓0.011)
2.590
(↑0.04)
2
(-)
阪神
730 0.700
(↑0.033)
0.5
(↓1)
13345
(+9)
29
(+3)
5
(+2)
8
(-)
0.262
(↑0.006
2.820
(↑0.09)
3
(1↑)
広島
540 0.556
(↑0.056)
2
(↑1)
13427
(+5)
30
(+2)
6
(+2)
4
(+1)
0.218
(↓0.005)
2.870
(↑0.1)
4
(1↓)
巨人
550 0.500
(↓0.056)
2.5
(-)
13335
(+2)
38
(+5)
9
(-)
5
(+2)
0.242
(↓0.002)
3.480
(↓0.1)
5
(-)
DeNA
370 0.300
(↑0.078)
4.5
(↑1)
13329
(+5)
37
(+3)
5
(-)
4
(-)
0.247
(↑0.009)
3.560
(↑0.18)
6
(1↓)
中日
280 0.200
(↓0.022)
5.5
(-)
13330
(+3)
44
(+5)
5
(+1)
8
(+2)
0.249
(↓0.002)
4.100
(↓0.16)