DeNA(☆5対2★)ソフトバンク =オープン戦1回戦(2026.03.14)・横浜スタジアム=
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ソフトバンク
0110000002610
DeNA
01010030X51211
勝利投手:入江 大生(1勝0敗0S)
敗戦投手:オスナ(0勝1敗0S)

本塁打
【DeNA】ビシエド(2号・7回裏2ラン)

  DAZN
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◆DeNAは、先発・東が4回2失点、2番手・入江が5回無失点。シーズン開幕に向けて、それぞれ順調な調整ぶりを示した。対するソフトバンクは、先発・松本晴が6回途中2失点。開幕ローテーションに内定している左腕が、粘りの投球を見せた。

◆DeNAはソフトバンクとのオープン戦に臨む。先発は開幕投手に内定している東克樹投手(30)。宮崎敏郎内野手(37)が「3番DH」、筒香嘉智内野手(34)が「4番三塁」でスタメンに名を連ねた。試合後には、昨季限りで現役を引退した三嶋一輝氏(35)の引退セレモニーが行われる。

◆ソフトバンク柳田悠岐外野手(37)が首の張りで別メニュー調整となり、試合を欠場することになった。2月23日にも首の張りを訴え、同行予定だった台湾遠征を回避していた。3日の本拠地ヤクルト戦で実戦復帰も、患部の張りが再発。この日はグラウンドに姿を見せるも、全体練習には参加しなかった。小久保裕紀監督(54)は「無理して試合に出ることもないというところで。ちょっと(首の張りと)付き合いながらになるんじゃないですかね」と話した。

◆ニカラグア代表でWBCに出場したソフトバンクのジーター・ダウンズ内野手(27)がチーム本隊に合流し、試合前練習に参加した。ニカラグアは1次リーグで敗退も、ダウンズは計3試合の出場で打率3割3分3厘、1本塁打、2打点と奮闘。8日オランダ戦では1点を追う8回2死一塁で、左中間2ランを放つなど存在感を示した。大会期間を振り返り「WBCという舞台でプレーできたことは素晴らしい経験となった。ニカラグア代表として初勝利まであと1歩というところまで近づけたことも、全力で戦って一つの目標に向かって戦えたことは誇りに思える素晴らしいことだと思う」と話し、「ホークスに戻ってきて、チームの3連覇という目標設定に切り替わっているので、一員として全力で目標に向かって頑張っていきたい」と決意をにじませた。

◆DeNAダヤン・ビシエド内野手(37)が、オープン戦2号を放った。同点の7回に代打で出場。2死一塁、カウント1-0からソフトバンクのオスナの151キロの直球を捉えた。打球は左翼スタンドギリギリへ飛び込む勝ち越しの2ラン。ダイヤモンドをゆっくりと1周し、仲間と笑顔でハイタッチをかわした。ビシエドは「うまくタイミングが取れて、強いスイングができました。ナイスバッティングだったね」とコメントした。

◆開幕ショートへアピール打! ソフトバンク今宮健太内野手(34)が14日、DeNA戦で2安打1打点を記録した。「6番遊撃」で先発出場。2回1死二塁、相手開幕投手の東に2球で追い込まれるも、最後は外角高めスライダーを流し打ち。逆方向へ先制適時打を決めた。4回は2死から再び右前打。エース級左腕から2打席連続の快音だ。「常に(センター方向への打球を)意識しているので。左ピッチャーに対しては良かったかなと思います」。ベテランならではの巧みな一打だった。前人未到の大記録を成し遂げるためにも、居場所を譲る気はない。ここまで13年連続で開幕遊撃を務める。過去には吉田義男、鳥谷敬(日刊スポーツ評論家)、石井琢朗、坂本勇人の4人だけ。14年連続となれば球界の名手を超え、NPB史上初の快挙となる。ただ、今季は当たり前だった居場所は確約されていない。プロ17年目のベテランも、競争する立場に置かれた。「やるべきことをやるだけなので。やるしかないですね」。シンプルな言葉も、レギュラー再奪取への決意をにじませた。ライバルの筆頭格が野村だ。昨シーズンにブレークし、開幕ショート候補にも挙がる存在だ。ここまでのオープン戦では打率2割9分6厘。一方で今宮は同3割6分4厘をマークする。「打たないといけない一択なので」と後輩に負けじとバットで結果を残している。ハイレベルな定位置争いに小久保監督は「いい悩みですね」と目を細めた。オフは小久保監督に二塁、三塁の準備を告げられた。チームの方針を受け入れ、春季キャンプでは新たなポジションでノックを受け、実戦ではプロ入り後初の二塁守備に就いた。だが、長年ホークスの正遊撃手を守り続けてきた意地があるのも事実だ。「(遊撃が)基本線。そこを目指して、頑張ります」。世代交代の声も聞こえるが、まだまだ明け渡すつもりはない。華のショートにはこだわり、26年シーズンを戦い抜く。【佐藤究】

◆13年間着たベイスターズのユニホームに別れを告げた。昨季限りでDeNAで現役を引退した三嶋一輝氏(35)の引退セレモニーが14日、ソフトバンク戦(横浜)の試合後に行われた。現役時代の登場曲とともにリリーフカーで登場。「試合とはまた違う、自分だけの特別な時間」で、感謝の言葉を紡いだ。22年には国指定の難病・黄色靱帯(じんたい)骨化症を発症するも、闘い続けてマウンドに戻ってきた。不屈の右腕の「最後の1球」。同い年の戸柱とバッテリーを組み、打席には同期入団の宮崎が立った。伸ばしたミットにボールは収まらなかったが、戸柱は「全力で投げる。一輝らしかった」。思いはしっかりと届いていた。野球界のために-。「黄色靱帯(じんたい)骨化症がどういうものかを伝えていきたい。野球界のためにも、僕ができることをやっていきたい」と三嶋。これからも、同じ病気に苦しむ選手たちの背中を押し続ける。「野球を通して、僕はいろんな人に愛されていることを実感できました。本当に幸せでした」。この日の横浜スタジアムはたくさんの感謝と愛であふれた。その中心にいた背番号17は、最後までマウンドで輝き続けた。【山本佳央】

◆ソフトバンク小久保裕紀監督(54)が開幕メンバーのプランを明かした。「はっきりは決めていない」とした上で、「キャッチャーは2人が濃厚です。野手は17人にしようかなと思っています」。開幕までオープン戦残り6試合。秋広ら若手の1軍生き残りを懸けたサバイバルはさらに激しくなりそうだ。また、腰の手術明けで2軍調整中の中村晃内野手(36)は来週から2軍戦で実戦復帰する予定。「ちゃんと体が動けば(開幕の野手枠)17名に入りますよ」と説明した。

◆初の開幕ローテ入りが内定済みのソフトバンク松本晴投手(25)が、先発で5回2/3を投げ7安打2失点にまとめた。3者凡退は3回のみだったが、走者を背負っても冷静に投球。今季最多92球を投じ「狙ったところに変化球もしっかり投げることができた。真っすぐで空振りも取れて、前回よりもすごく良くなっている」と納得の表情だ。シーズン本番に向け、プロ4年目左腕が順調な仕上がりを見せている。

◆DeNAダヤン・ビシエド内野手(37)が、一振りで決めた。同点の7回に代打で出場。2死一塁、カウント1-0からオスナの151キロの直球を振り抜き、オープン戦2号となる決勝2ランを左翼席に運んだ。オープン戦はここまで16打数7安打、打率4割3分8厘と好調を維持。「本当感覚がすごくいい。いいスインができているのと、タイミングもしっかりとうまく取れているというのがいい結果につながっている」とうなずいた。一塁の定位置を佐野、筒香らと争うが「レギュラーは監督、チームが決めること。与えられたところで結果を出すのが一番大事なところだと思うので、そこを意識してやっていきたい」。相川監督は「これだけ内容がいいとね、先発でいってほしいなって思っちゃいますよね」と笑みを浮かべた。

◆開幕投手に内定しているDeNA東克樹投手(30)が、オープン戦3度目の先発で最長の4イニングを投げ、3安打2失点(自責1)。「やるべきことを体現できたので、1歩前進した」と振り返った。27日のヤクルトとの開幕戦に向けて「試せるのもラスト1回。しっかりとここまでやってきたことを踏まえて、マウンドでできたら」と、残り1試合のオープン戦での登板を見据えた。相川監督は「結果がどうこうという選手ではないと思う。本当に体調、コンディションだけはしっかり整えてほしい」と語った。

◆DeNA入江大生投手(27)が開幕ローテ入りに向け、アピールに成功した。先発の東に代わって、5回から登板。5イニングを投げ、3安打無失点、5奪三振と好投を見せた。2月28日のオーストラリア代表との練習試合、3月7日のファーム練習試合登板後には、ともに出力面での課題を口にしていた右腕。2日前に動作解析を行い「タイミング」に関して修正を行ったという。この日の最速は152キロをマークし、直球全34球のうち27球が150キロ超えだった。小杉チーフ投手戦術・育成コーチは「四球を出さずに、イニング数の三振を取っている。かつ球速の平均も149・5キロくらい。本当に言うことないと思います」と評価した。一方で、入江は「満足したら、そこで成長が止まってしまう。もっと高いレベルを目指してやらないといけないと思っている」ときっぱり。シーズン開幕に向け、さらに磨きをかけていく。

◆感慨に浸った。昨季までDeNA一筋で13年間プレーした三嶋一輝投手(35)の引退セレモニーが行われた。ソフトバンクとの試合後に臨んだラストピッチでは同い年の戸柱が捕手を務め、2013年ドラフト同期入団の宮崎が打席へ。三嶋が力強く腕を振って直球を投じると、ファンから温かい拍手が送られた。「試合とはまた違う、自分だけの特別な時間になりました。僕らしく思い切り、引っかけてもいいからと思って投げました」ファンが掲げた三嶋グッズがスタンドを彩る中、慣れ親しんだリリーフカーで登場。背番号17のユニホームを身にまとい、あいさつでは両親や家族に感謝を伝えた。「野球を通していろんな人に愛されていることを実感できました。本当に幸せ」。思いが込められた言葉に、涙するファンの姿もあった。不屈の精神で全うしたプロ生活だった。22年に国指定の難病「胸椎黄色靱帯骨化症」を患い、手術を受けた。一時は心が折れかかったというが、翌23年の復帰後は救援で活躍。左肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けた経験のあるエースの東は、苦しいリハビリに耐え抜いた先輩について「やっぱり姿勢だと思う。めげずに前を向いてマウンドに立っている姿は見習って」と語った。努力を重ねて病を克服した〝三嶋魂〟を若手に継承していく。三嶋は仲間の手で7度、胴上げされてマウンドに別れを告げた。「野球界のためにも、黄色靱帯骨化症はどういうものか伝えていきたい」。ユニホームを脱いだ35歳は、次なるステップを見据えた。(児嶋基)

<オープン戦順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
720 0.778
(↑0.028)
-
(-)
34
(+8)
23
(+1)
9
(+3)
7
(-)
0.232
(↓0.002)
2.220
(↑0.16)
2
(-)
阪神
621 0.750
(↑0.036)
0.5
(-)
36
(+7)
13
(+1)
5
(+2)
7
(+1)
0.261
(↑0.001)
1.350
(↑0.04)
3
(-)
DeNA
632 0.667
(↑0.042)
1
(-)
47
(+5)
39
(+2)
3
(+1)
6
(-)
0.282
(↑0.006
3.120
(↑0.22)
4
(1↑)
ORIX
530 0.625
(↑0.054)
1.5
(-)
24
(+4)
19
(-)
2
(+1)
3
(+1)
0.236
(↑0.011)
2.030
(↑0.29)
5
(2↓)
巨人
541 0.556
(↓0.069)
2
(↓1)
19
(+1)
40
(+8)
0
(-)
11
(-)
0.245
(↓0.002)
3.990
(↓0.34)
6
(-)
ヤクルト
660 0.500
(↓0.045)
2.5
(↓1)
43
(-)
47
(+4)
3
(-)
8
(+1)
0.221
(↓0.008)
3.280
(↓0.07)
6
(1↑)
中日
552 0.500
(-)
2.5
(↓0.5)
55
(+4)
48
(+4)
10
(+2)
8
(-)
0.254
(-)
3.060
(↓0.09)
8
(-)
西武
460 0.400
(↓0.044)
3.5
(↓1)
31
(-)
26
(+1)
2
(-)
13
(+1)
0.250
(↓0.01)
2.320
(↑0.25)
8
(-)
ソフトバンク
461 0.400
(↓0.044)
3.5
(↓1)
36
(+2)
33
(+5)
8
(-)
4
(-)
0.243
(↓0.005)
2.810
(↓0.15)
10
(1↑)
楽天
364 0.333
(-)
4
(↓0.5)
31
(+4)
39
(+4)
5
(+1)
10
(+3)
0.212
(↑0.014)
2.720
(↓0.11)
10
(-)
広島
480 0.333
(↓0.031)
4.5
(↓1)
33
(+1)
46
(+7)
8
(-)
6
(-)
0.242
(-)
3.410
(↓0.25)
12
(-)
ロッテ
371 0.300
(↑0.078)
4.5
(-)
23
(+1)
39
(-)
3
(-)
17
(+2)
0.206
(↓0.003)
3.020
(↑0.32)