ソフトバンク(2対2)ロッテ =リーグ戦14回戦(2025.07.17)・北九州市民球場=
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ロッテ
110002710
ソフトバンク
010012400
勝利投手:-
敗戦投手:-
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◆ロッテは1点を先制して迎えた2回表、西川の適時二塁打で1点を挙げ、リードを広げる。一方のソフトバンクは、2回に川瀬の適時三塁打で1点を返すと、5回には牧原大の適時打で同点とした。試合は6回のロッテの攻撃中に雨脚が強まり、降雨コールドにより引き分けに終わった。

◆永島まなみ騎手(22=高橋康)が始球式を務めた。背番号「073(まなみ)」を付けてマウンドへ。投球は一塁側にそれたが、スピードボールを投げ込み「レースよりも緊張しました。球は速いんですけど、変なところにいっちゃって...」と苦笑いを浮かべた。この日の一戦は、小倉競馬場がゲームスポンサーを務める。永島騎手は「デビューした場所も小倉競馬場だったので、始球式という貴重な経験をさせていただいてうれしかったです」と話した。さらに「柳田さんと周東さんは知っています。(馬主の柳田は)一度競馬でも乗せていただきました。セイフウサツキっていう馬です」と意外な縁を明かした。

◆ソフトバンクとロッテの一戦は試合が行われているが、遠方で雷鳴が響くなど、今後の天候が心配される。この日は「ファイト!九州デー」の一環で、北九州市民球場で開催されている。試合は初回にロッテが3安打などで1点を先制。さらに2回2死二塁では西川にも適時打が飛び出し、2点目を挙げた。

◆雷雨のため試合が一時中断したが、1時間5分後に再開された。試合は初回にロッテが3安打などで1点を先制。さらに2回2死二塁では西川にも適時打が飛び出し、2点目を挙げた。ソフトバンクは0-2の2回2死一塁で、川瀬が適時打を放って1点差に迫った。ロッテ1点リードのまま、4回表の直前で中断となっていた。4回からは先発の松本晴に代わって大山がマウンドに上がった。松本晴は3回6安打2失点。

◆ソフトバンクが、恵みの雨で黒星を免れた。雷雨により、一時中断をはさんだ試合は降雨コールドで終了。6回表にロッテが4点を奪って6-2となったが、ロッテの攻撃中に再び雨脚が強まって中断。そのまま中止となり、規定により5回裏までのスコアが最終スコア。2-2の引き分けとなった。

◆上田希由翔内野手(23)のプロ初本塁打が幻となった。2-2の6回表無死一塁。上田はカウント1-0からソフトバンク川口の甘く入った133キロのフォークを見逃さず、右翼ポール際に運んだ。だが6-2とリードを広げた6回2死満塁で雨脚が強まり、この試合2度目の中断に。天候は回復せず、そのまま球審が試合終了を告げた。5回終了時点でのスコアで降雨コールドとなり、プロ2年目の上田のプロ初アーチも幻となった。試合後、上田はしばしベンチでぼうぜんと座り込み、仲間から肩をぽんぽんとたたかれてねぎらわれる場面もあった。

◆上田希由翔内野手(23)のプロ初本塁打が幻となった。2-2の6回表無死一塁。上田はカウント1-0からソフトバンク川口の甘く入った133キロのフォークを見逃さず、右翼ポール際に運んだ。だが6-2とリードを広げた6回2死満塁で雨脚が強まり、この試合2度目の中断に。天候は回復せず、そのまま球審が試合終了を告げた。5回終了時点でのスコアで降雨コールドとなり、2年目の上田のプロ初アーチも幻となった。試合後、上田はしばしベンチでぼうぜんと座り込み、仲間から肩をぽんぽんとたたかれてねぎらわれる場面もあった。ロッテはコールドゲームで6回表の4点が無効となり、上田のプロ1号が取り消された。「幻の本塁打」は17年6月9日マレーロ(オリックス)以来21本目。走者を追い越したケースが多く、コールドゲームで取り消しは49年4月27日山川(巨人)84年7月19日簑田(阪急)87年8月9日ホーナー(ヤクルト)に次いで38年ぶり4本目になる。初本塁打が取り消されたのは、76年4月29日行沢(日本ハム)17年マレーロに次いで3本目。行沢は追い越し、マレーロはベース空過と自身の走塁ミスで、今回のようなコールドゲームでプロ初本塁打が幻となったのは初めてだ。上田希由翔(うえだ・きゅうと)2001年(平13)8月12日生まれ、愛知県岡崎市出身。愛知産大三河で2年夏に甲子園出場。明大では1年秋から4番。3年時はリーグ春秋連覇を達成し、神宮大会優勝。ベストナイン3度。23年ドラフト1位でロッテ入団。24年4月3日ソフトバンク戦で初出場。今季推定年俸1650万円。183センチ、96キロ。右投げ左打ち。

◆ロッテ上田希由翔内野手(23)のプロ初本塁打が幻となった。2-2の6回表無死一塁。上田はカウント1-0からソフトバンク川口の甘く入った133キロのフォークを見逃さず、右翼ポール際に運んだ。だが6-2とリードを広げた6回2死満塁で雨脚が強まり、この試合2度目の中断に。天候は回復せず、そのまま球審が試合終了を告げた。5回終了時点でのスコアで降雨コールドとなり、2年目の上田のプロ初アーチも幻となった。公認野球規則7・01 正式試合となった後のある回の途中で球審がコールドゲームを宣告したとき、次に該当する場合はサスペンデッドゲームとしないで両チームが完了した最終均等回の総得点でその試合の勝敗を決することとする。ビジターチームがその回の表でリードを奪う得点を記録したが、表の攻撃が終わらないうち、あるいは裏の攻撃が始まってもホームチームが同点またはリードを奪い返す得点を記録しないうちにコールドゲームが宣せられた場合。

◆ソフトバンクは2試合ぶりに先発出場した川瀬晃内野手(27)が反撃の一打を放った。2点を追う2回2死一塁。ロッテ先発木村から7球粘って右中間を破る適時三塁打だ。「とにかく次につないでいこうと思いました。結果的に外野の間を抜けてタイムリーで、1点返すことができてよかったです」。スタメン出場のここ3試合は8打数6安打、打率7割5分。驚異的な打撃でチームに貢献している。

◆ロッテ上田希由翔内野手(23)が記録に残らない"プロ初ホームラン"を放った。2-2の6回無死一塁からフルスイングした打球は右翼ポール際へ勝ち越しの2ランとなった。「がむしゃらにいきました。同点に追いつかれて、流れも良くなかったので何とかしたいと思い、いい形で打つことができて良かった」と振り返った。雨の中ダイヤモンドを一周すると、弾ける笑顔で仲間とハイタッチを交わした。しかし、6回途中で雨天コールドゲームが宣告され、試合は引き分けに。上田の本塁打も記録には残らなかった。この1週間、上田にとって惜しい出来事が続いた。大の櫻坂46ファンとして知られ、大学時代から何度もライブに足を運ぶほど熱心な上田が、特に推しているのが山﨑天。登場曲は山崎がセンターを務める「何歳の頃に戻りたいか?」を使用している。春季キャンプ中に新曲が発売された際も「もちろん聞きましたよ」と目を輝かせていた。そんな中で11日には山崎天がZOZOマリンで始球式を行った。しかし、当時の上田は1軍にいなかったため、対面はかなわなかった。2軍で打率3割超えと結果を出していたが、1軍昇格は間に合わず「状態は上がっていたんですけどね」と悔しそうに語っていた。山崎も「私も会いたかったんですけど、たくさんグッズとかもくださって、すごくパワーをもらいましたし、私も全力で応援してますっていうのを伝えたい」と話していた。上田はその4日後、15日に1軍に合流した。合流後はすぐに二塁打を放ち、悔しさを晴らした。天気に恵まれず、推しの天ちゃんにも会えなかった。幻のホームランとなったが、ファンの目には確実に焼き付いた。試合終了後、北九州に駆けつけたファンからの上田コールに手を挙げて応えた。この悔しさを糧に今度こそ記録にも記憶に残る、完璧なホームランを打ってみせる。ロッテはコールドゲームで6回表の4点が無効となり、上田のプロ1号が取り消された。「幻の本塁打」は17年6月9日マレーロ(オリックス)以来21本目。走者を追い越したケースが多く、コールドゲームで取り消しは49年4月27日山川(巨人)84年7月19日簑田(阪急)87年8月9日ホーナー(ヤクルト)に次いで38年ぶり4本目になる。初本塁打が取り消されたのは、76年4月29日行沢(日本ハム)17年マレーロに次いで3本目。行沢は追い越し、マレーロはベース空過と自身の走塁ミスで、今回のようなコールドゲームでプロ初本塁打が幻となったのは初めてだ。上田希由翔(うえだ・きゅうと)2001年(平13)8月12日生まれ、愛知県岡崎市出身。愛知産大三河で2年夏に甲子園出場。明大では1年秋から4番。3年時はリーグ春秋連覇を達成し、神宮大会優勝。ベストナイン3度。23年ドラフト1位でロッテ入団。24年4月3日ソフトバンク戦で初出場。今季推定年俸1650万円。183センチ、96キロ。右投げ左打ち。【動画】ロッテ上田希由翔6回にプロ初ホームランも幻に野球規則「両チーム完了した最終均等回の総得点で勝敗決する」に則りロッテ上田希由翔は幻弾に

◆ソフトバンクは恵みの雨で、今季4度目の引き分けに終わった。2-2の6回表に4失点も、ロッテの攻撃中に降雨コールドが決定。規定により、5回裏終了時のスコア、2-2が最終結果になった。運を味方に黒星を免れ、敗れた首位日本ハムとは2ゲーム差。18日の移動日をはさみ、19日からは敵地ベルーナドームで西武3連戦だ。球宴前のラストカードで日本ハムをさらに猛追する。まさかの幕切れだった。雨脚が強かった北九州市民球場で、歓声とどよめきが交わった。降雨コールドにより2-2の引き分け。6回表、ロッテに許した4得点は幻になった。開始前から雲行きが怪しく、午後7時03分に一時中断。1時間5分後に試合を再開し、1-2の5回無死二塁で牧原大が同点打を放った。「雨で中断になったりとイレギュラーな試合になっていますが、何とか観戦に来ているファンのためにも」。気迫の一打で、試合が成立した5回裏終了時での劣勢を防いだ。6回に、川口が上田にプロ1号の勝ち越し2ランを献上。その後もロッテ打線は止まらなかった。だが再び雨風も強まった。2度目の中断を経て、午後9時半前に審判が降雨コールドを告げた。6回の表裏が成立していないため、規定により5回裏終了時が最終スコアになった。ソフトバンクにとっては恵みの雨で黒星を免れた。小久保裕紀監督(53)は「年に1度の北九州での試合開催。この試合を楽しみに観戦にきたファンの方々には5イニングまでしか進行できず残念ですが、天気ばかりは仕方がないところ」とコメント。そのうえで「北九州市民球場のグランドキーパーの方々、球場関係者、中断から試合再開までグラウンド整備に携わってくださったすべての方々に、本当に感謝しなければいけない日となった」と頭を下げた。今季5度目の同一カード3連勝こそ逃したが、負けなかった事実は大きい。首位の日本ハムは敗れ、2ゲーム差に接近した。19日から敵地ベルーナドームに乗り込み、西武3連戦を迎える。選手会長の周東は出場5試合連続安打、さらに4試合連続盗塁中。規定打席到達も目前で打率2割9分4厘と好調だ。周東は「上に離される訳にはいかない。まずはカード勝ち越し。初戦を取れるようにしたい」とラスト3試合を見据えた。報われた1日をつなげたい。【只松憲】

◆ロッテの6回攻撃中に降雨コールドが決定。規定により、5回裏終了時のスコア、2-2が最終結果になった。19歳10カ月の寺地が初めて4番で先発出場。10代の先発4番は24年10月5日仲田(広島=19歳2カ月)以来で、パ・リーグでは86、87年に計56試合出場の清原(西武)以来38年ぶり。ロッテでは毎日時代の55、56年榎本に次ぎ69年ぶり2人目。榎本は高卒1年目の55年に4試合、56年に12試合で4番に座った。また、10代捕手の先発4番は、57年山本(東映)以来68年ぶり。山本は6月19日南海戦(19歳9カ月)で初めて4番捕手で起用され、計37試合務めた。

◆五回裏終了で降雨コールドゲームとなり引き分けた。ロッテは一回1死満塁からソトの二ゴロの間に先制。二回は西川が適時二塁打を放った。ソフトバンクはその裏に川瀬の三塁打で1点を返すと、五回に牧原大の適時打で追い付いた。

◆19歳10カ月のロッテ・寺地がプロ初となる4番打者で先発出場。10代選手が4番打者で先発出場したのは、昨年10月5日の広島・仲田侑仁(19歳2カ月、対ヤクルト)以来。パでは1986-87年の西武・清原和博(初4番=86年10月7日のロッテ戦、19歳1カ月)以来38年ぶり。ロッテ(前身を含む)では1955-56年の榎本喜八(初4番=55年8月7日の阪急戦、18歳8カ月)以来69年ぶり2人目。20歳の誕生日を迎えるまで、清原は56試合(86年4試合、87年52試合)、榎本は16試合(55年4試合、56年12試合)で4番を務めた。

◆ロッテの2年目、上田のプロ初本塁打は幻となった。2―2の六回無死一塁、川口の変化球を力強く打ち返し、右翼席に飛び込む2ラン。しかし、この回途中で降雨コールドが決まって得点は認められず、記念すべきせっかくの本塁打が記録には残らなかった。上田は「記憶に残ったからいいんじゃないですか」と笑った。母親の実家が北九州市で、球場の「すぐそこの病院」で生まれたという。祖父は試合を見に来ていたそうで「久々に野球をやっているところを見せられた。(本塁打は本拠地の)マリンで打てたらいいかな」と話した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
51332 0.607
(↓0.007)
-
(-)
57321
(+3)
227
(+4)
80
(+1)
42
(-)
0.244
(↓0.001)
2.280
(↑0.01)
2
(-)
ソフトバンク
48344 0.585
(-)
2
(↑0.5)
57310
(+2)
239
(+2)
51
(-)
64
(+1)
0.245
(-)
2.480
(-)
3
(-)
ORIX
45353 0.563
(-)
4
(↑0.5)
60301
(-)
293
(-)
57
(-)
35
(-)
0.262
(-)
3.260
(-)
4
(-)
西武
42421 0.500
(↑0.006)
9
(↑1)
58220
(+4)
232
(+3)
35
(-)
56
(-)
0.230
(-)
2.550
(↓0.01)
5
(-)
楽天
39432 0.476
(-)
11
(↑0.5)
59241
(-)
281
(-)
32
(-)
80
(-)
0.243
(-)
3.130
(-)
6
(-)
ロッテ
31492 0.388
(-)
18
(↑0.5)
61231
(+2)
315
(+2)
43
(-)
32
(-)
0.228
(↑0.001
3.630
(↑0.01)