1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 5 | 1 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | X | 2 | 8 | 1 | 1 |
勝利投手:伊藤 将司(4勝0敗0S) (セーブ:岩崎 優(0勝2敗21S)) 敗戦投手:アビラ(2勝6敗0S) 本塁打 |

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◆阪神は0-0で迎えた6回裏、佐藤輝の2ランが飛び出し、試合の均衡を破る。投げては、先発・伊藤将が7回3安打無失点の力投。その後は2投手の継投でリードを守り、伊藤将は今季4勝目を挙げた。敗れたヤクルトは、最終回に追い上げを見せるも、あと一歩及ばなかった。
◆阪神原口文仁内野手(33)が3カ月ぶりに1軍昇格する可能性が高まった。今年も代打の切り札として開幕を迎えたが5打数無安打、1四球の成績で、4月13日に出場選手登録を抹消された。2軍では3本塁打を放っている。代打のほか、左翼での出場も期待される。豊田寛外野手(28)が抹消される見込み。
◆阪神伊原陵人投手(24)が、1軍の試合前練習に参加した。10日広島戦で6回途中3失点。11日に出場選手登録を抹消されていた。12日は休みで、この日は2軍ではなく1軍の練習に参加した。
◆阪神は13日、育成ドラフト3位ルーキーの早川太貴投手(25)と、支配下選手契約を締結したことを発表した。契約金は1000万円、年俸は420万円(金額は推定)。1年目の今季は2軍戦で12試合に登板し、11試合で先発。6勝1敗で防御率3・16と、安定した成績を残していた。この日のヤクルト戦前に甲子園で取材に応じた藤川球児監督(44)は「あと58試合、その中で彼のタイプが必要な役割がある可能性があるということで支配下登録をお願いして、というところですね」と説明した。期待する役割は、ロングリリーフ。「リリーフにもたくさんの役割が細かくあるんですけど、その中で彼の役割は、ロングリリーフになると思います。チームの大きな助けになる可能性があるというところで支配下になっている」と期待を寄せた。早川太貴(はやかわ・だいき)1999年(平11)12月18日生まれ。北海道・江別市出身。大麻高から小樽商大に進学。卒業後は北広島市役所で働きながら社会人クラブチームのウイン北広島に所属。トライアウトを経て昨季はくふうハヤテでプレー。2軍阪神戦で21イニング連続無失点を記録するなど虎キラーだった。24年育成ドラフト3位で阪神入団。直球は最速150キロ、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム。右投げ右打ち。185センチ、95キロ。
◆阪神豊田寛外野手(28)が13日、出場選手登録を抹消された。前日12日のヤクルト戦(甲子園)では8番左翼で先発出場するも、5回に痛恨の走塁ミス。直後の守備から交代となっていた。この日からSGLでのファーム残留練習に合流。「本当に、もう1回自分を見つめ直して。またレベルアップできるようにやっていきたいです」と語っていた。代わって原口文仁内野手(33)が3カ月ぶりの1軍昇格を果たした。
◆航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が13日、大阪・関西万博会場の上空などを展示飛行した。前日12日にも行われていた。展示飛行の行われた時間帯の甲子園は、阪神が試合前練習を実施。球場からも、南方のバックスクリーン方向で観測された。
◆阪神島田海吏外野手(29)が5月22日巨人戦(甲子園)以来、約2カ月ぶりにスタメン出場する。「8番左翼」で先発。9日広島戦では三塁内野安打を放ち、前日12日のヤクルト戦でも左前打を記録。自身が出場した直近2試合では連続安打を決めている。先発は自身3連勝中の伊藤将司投手(29)が今季4勝目を狙って登板する。
◆縁起のいい"シゲキ"!? 阪神の夏の恒例イベント「ウル虎の夏2025」は3日目で、パリ五輪の男子ブレイキン(ブレイクダンス)で4位のShigekix(23)が来場した。試合前のファーストピッチセレモニーに参加した。特別にシートが敷かれたホームベース付近でスライディング。「本日の阪神の得点をすでにフライングでさせていただいた。大会でもやるようなムーブなんですけど、景気づけにといいますか、わくわくしてもらえたら、という思いで滑りました」。そのままパフォーマンスを披露して、スタンドを沸かせた。パフォーマンス後はマウンドへ。高く浮いたが、特別ゲストで捕手を務めたタレント上地雄輔(46)までノーバウンドで届いた。グラウンド上で「ファンの皆さんに向けての刺激は十分送ったつもりです。ここから選手、試合に向けての刺激、応援、エネルギーをくたくたになるまで送っていただけたらうれしいです」と"シゲキ"という言葉を交えて盛り上げた。取材に応じたShigekixはこの日約10年ぶりに硬球を持ったといい「(捕手を)横に歩かせないことが第1目標だったので、真っすぐ投げられて結構良かった。欲を言えば完璧にいきたいという気持ちはまだあります。不安はありましたけど、かなり楽しかったです」と振り返った。甲子園については「すごく気持ちいい。グラウンドからでもお客さんのエネルギーを近く感じた。パフォーマンスも投球もすごくいい感じにできた」と笑顔で話した。11月9日には両国国技館での「Red Bull BC One Final Tokyo」に出場。16年以来の日本開催で「世界の中でも権威のある大会。日本に戻ってくる。阪神の皆さんが日本を明るく盛り上げているように、自分も盛り上げられたらと思っています」と意気込んだ。球場外周のミズノスクエアでもパフォーマンスを行った。
◆「ウル虎の夏」の特別ゲストとして、俳優の上地雄輔(46)が試合前から球場を盛り上げた。横浜高の野球部出身。この日のファーストピッチセレモニーではパリ五輪ブレイキン日本代表のShigekixと登場し、プロテクターをつけて自身のポジションだった捕手を務めた。ノーバウンド投球をしっかりキャッチ。「27年、28年たってキャッチャーの場所からマウンドを見たり周りを見渡したときに、何なんだろう、これという。心がギューッとなるような思いになりました」と感慨深げに語った。高校時代にはケガなども重なり、試合出場がかなわなかった甲子園でのプレー。この日のプレーボール直前には、スタメン選手の呼び込みも務め、熱気漂う雰囲気を堪能した。また、阪神先発の伊藤将司投手(29)は横浜高の後輩。同じく同校出身の自身の楽曲「オセロ」を登場曲に使用している及川雅貴投手(24)とともに、試合前にはあいさつも受けたという。「少しでも選手寿命が長い方がいいと思う。本当、僕が教えることなんて何も無いんですけど、遠い親戚というか。そういう感覚で『本当にケガだけは気を付けてね』とか『体調気をつけてな』と連絡を取ったりしています」と語った。
◆阪神の誇る快速コンビが自慢の足でチャンスをつくった。0-0の4回先頭。1番近本光司外野手(30)の打球は二遊間へ転がった。抜けそうな打球を二塁山田が好処理するも、一塁は間一髪セーフ。内野安打でまずは出塁した。無死一塁となり、続く2番中野拓夢内野手(28)はバントを選択。投手に処理させた三塁側へのゴロ。これも一瞬送球が遅れた間に快足を飛ばし、際どい一塁判定はセーフとなった。ヤクルト側はリクエストを要求したが、覆ることはなかった。快足でもぎとった内野安打2本でつくった、無死一、二塁のチャンス。今季ここまで近本はセ・リーグトップの23盗塁。中野も同3位タイの14盗塁と足でも打線をけん引している。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)がキャリアハイに並ぶ今季24号の先制2ランを放った。0-0の6回無死一塁。先発アビラに対し、カウント2-2からの6球目だった。136キロチェンジアップをジャストミート。右翼へ角度良く上がった打球は、そのままフェンスを越えた。「ここまで良いピッチングをされて得点できていなかったので、チャンスをものにできて良かったです!」。これでルーキーイヤーの21年、リーグ優勝、日本一を果たした23年に並ぶ自己最多の24本目。今季のチーム85試合目にして、キャリアハイに到達した。
◆阪神小幡竜平内野手(24)が「アクロバット」な好守備でピンチを防いだ。2点リードで6回1死一塁の守備。増田の二遊間に飛んだゴロに対し、遊撃小幡が飛びついた。一時はグラブからボールがこぼれるも素手でつかみ取り、クルッと身体を1回転させながら、全身を使って二塁へ送球。正確に二塁中野へと送り、高い身体能力でフォースアウトを奪った。この日の試合前、ファーストピッチセレモニーではパリ五輪の男子ブレイキンで4位のShigekix(23)が来場。ブレイキンばり? の好プレーとなった。
◆阪神伊藤将司投手(29)が、今季4勝目の権利を持って7回無失点で降板した。4回2死からオスナ、山田に連打を浴び、一、二塁のピンチを背負うも、増田を一飛に打ち取って無失点。5~7回は安打を許さなかった。6月29日の対戦(神宮)では完封勝利を挙げており、対ヤクルトは今季16イニング無失点となった。降板後、伊藤将は「立ち上がりから低めにボールを集めることで7回を0点で投げていけたと思います。流れがどちらに行くかわからないところで粘れたこともよかったです。先発として試合を作ることができました」と、7回無失点の要因を振り返った。
◆阪神が最下位ヤクルトに連勝し、5カード連続の勝ち越しを決めた。2位巨人は敗れたため、再び今季最大に並ぶ9・5ゲーム差に開いた。貯金も今季最大19に伸び、こちらも再びセ・リーグの貯金独占状態に戻った。1点差に迫られた9回表1死満塁、ヤクルト増田の右飛を捕球した右翼森下翔太外野手(24)が本塁へのストライク送球でタッチアップでの生還を阻止し、勝利を決めた。0-0の均衡を破ったのは、主砲の鮮やかな1発だった。6回無死一塁、好投を続けていたヤクルト先発アビラに対し、カウント2-2からの6球目の136キロチェンジアップをジャストミート。右翼ポール際へ、打った瞬間確信の当たりは、キャリアハイに並ぶ今季24号先制2ランとなった。先発の伊藤将司投手(29)は、7回3安打無失点で4勝目。今季6度目の先発だが黒星はなく、6月18日ロッテ戦(甲子園)から無傷の4連勝となった。また今季初完封した6月29日(神宮)に続き、ヤクルト戦では16イニング連続無失点とした。首位独走が続く阪神は、15日から本拠地甲子園で中日3連戦に臨む。
◆阪神の劇的な幕切れが、暗雲に包まれた。ドキドキの結果、もう1度喜び直すという珍しいシーンとなった。2-0の9回、守護神岩崎優(34)が1点を返され、なお1死二、三塁のピンチで右飛を打たれた。誰もが同点を覚悟したが右翼の森下翔太外野手(24)が本塁にストライク返球。タッチアップした三塁走者を刺して、劇的にゲームセットを迎えた。ただヤクルトがすぐにリクエスト。リプレーの映像を見ると、走者の手がベースに入っている可能性も浮上したが、判定は変わらなかった。阪神ナイン、阪神ファンは改めて喜びを爆発させた。悲喜こもごものラストシーンだった。▽阪神筒井外野守備兼走塁チーフコーチ(9回、森下の好返球に)「打撃だけじゃなくて、守備も勝負強いというところを見せてくれた。本当に素晴らしい。判断も非常に良かった」
◆ヤクルト先発のペドロ・アビラ投手(28)は1発に泣いた。阪神伊藤将との投手戦に持ち込んだが、両チーム無得点で迎えた6回無死二塁、佐藤輝に24号2ランを浴びて均衡を破られた。6回を93球、7安打2失点で6敗目。「集中力を切らさず自分のやるべきことをやろうと思いマウンドにあがりました。何度かピンチがありましたが集中を切らさず投げました。ホームランは甘く入ってしまった」とコメントした。
◆素晴らしい返球でした!森下翔太の決勝バックホームライトからのレーザービームでゲームセット?プロ野球(2025/7/13)??阪神×ヤクルト??Live on DAZN #オレをみろ #阪神タイガース pic.twitter.com/2VfTcjw1jH
◆ウル虎勝利! 阪神は最終回にドキドキの白星となった。2-0の9回、守護神岩崎優(34)が1点を返され、なお1死二、三塁のピンチで右飛を打たれた。誰もが同点を覚悟したが右翼の森下翔太外野手(24)が本塁にストライク返球。タッチアップした三塁走者を刺して、劇的にゲームセットを迎えた。ヤクルトがすぐにリクエストし、リプレー検証に入るも判定は変わらず。阪神ナイン、阪神ファンは改めて喜びを爆発させた。阪神藤川球児監督(44)は試合について問われて開口一番で「ウル虎の夏ですね」とにやり。この日は毎年恒例イベント「ウル虎の夏2025」として開催され、チームは鮮やかな黄色のユニホームを着用。「簡単にはいかないような気がしていたゲームですからね。でも、本当にウル虎の夏、みたいな形になりましたね」と振り返った。○...航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が甲子園にも現れた。前日12日に続き午後3時ごろ、大阪・関西万博でブルーインパルスが展示飛行を実施。甲子園のバックスクリーン後方の空に、きれいな五輪が描かれる様子が見られた。ちょうど阪神が試合前練習を行っている時間で、藤川監督をはじめ気づいたコーチやナインも一瞬目を奪われていた。
◆話題の飛行機か? いや、ウル虎バックホームだ! 阪神森下翔太外野手(24)がスーパー返球で劇的に試合を終わらせた。9回、岩崎が1点差に迫られなお1死二、三塁の絶体絶命ピンチ。増田の飛球が右翼線寄りに上がった。三塁走者は俊足の武岡。誰もが同点を覚悟した。捕球した森下は落ち着いて右腕を一閃(いっせん)。放たれた送球は白いスモークを吐くように? 寸分違わず直線軌道に乗り、ワンバウンドで坂本のミットに収まった。まさに間一髪で武岡の指先に先んじてタッチアウトとなった。「指にボールがかんだ感触があったし、送球のラインもすごく合っていたので、リクエストがあっても、アウトと確信していました。焦ってもいい球はいかないし、ゆっくり投げたらアウトにならない。いい送球ができたと思う」。リプレー映像で見てもまさに数ミリの勝負。審判のこぶしが改めて握られると、また全員で喜びを爆発させた。難易度が高かった。「浜風が少し弱まっていたので、若干、差し込まれてしまった」。思った以上に打球が伸びた。もっと後ろから勢いをつけて投げたかったが、それでも強く投げられる体勢を作ったのはさすが。1点もやれない場面だけに、邪飛なら見送りの指示が出ていた。ライン寄りの打球でも自信を持ってフェアと判断した。毎日練習を怠らず、気まぐれな風が吹く「甲子園の右翼」を知る男だからできた、会心のプレー。「こうして1点を守れれば価値がある。これからも守備で、走塁で、もちろん打撃でも貢献したい」と胸を張った。藤川監督は「簡単にはいかないような気がしていたゲーム。本当にウル虎の夏、みたいな形になりましたね」と絶賛。7月の甲子園に走った一瞬のイエロー・インパルス(衝撃)だった。【柏原誠】○...航空自衛隊のアクロバットチーム「ブルーインパルス」が甲子園にも現れた。前日12日に続き午後3時ごろ、大阪・関西万博でブルーインパルスが展示飛行を実施。甲子園のバックスクリーン後方の空に、きれいな五輪が描かれる様子が見られた。ちょうど阪神が試合前練習を行っている時間で、藤川監督をはじめ気づいたコーチやナインも一瞬目を奪われていた。
◆阪神の守護神岩崎優投手(34)がヒヤヒヤながら2夜連続の21セーブ目を挙げた。2点リードの9回に、味方の失策がからみ1死一、二塁のピンチを招くと、山田に中越え適時二塁打を浴び1点差。最後は右翼森下の好返球にも助けられ、無失点で切り抜けた。「勝てたので良かったと思います」と一安心。森下の好プレーには「日頃の行いじゃないですか? 今度は自分が助けられるように頑張ります」と"お返し"するつもりだ。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が2試合ぶりのマルチ安打で打率3割2厘をキープし、中日岡林を1厘差で抜いて再びリーグ首位打者に浮上した。「その試合でやるべきことをしっかりとやることの積み重ね。チャンスでしっかり打てるようにやっていきたい」と次戦を見据えた。9回の森下のホーム返球時は「カットしたら間に合わないですし、森下も肩強いんで1人で投げてくれることを信じながら」と振り返った。
◆ウル虎勝利! 阪神は最終回にドキドキの白星となった。2-0の9回、守護神岩崎優(34)が1点を返され、なお1死二、三塁のピンチで右飛を打たれた。誰もが同点を覚悟したが右翼の森下翔太外野手(24)が本塁にストライク返球。タッチアップした三塁走者を刺して、劇的にゲームセットを迎えた。ヤクルトがすぐにリクエストし、リプレー検証に入るも判定は変わらず。阪神ナイン、阪神ファンは改めて喜びを爆発させた。
◆阪神伊藤将司投手(29)が、快投で無傷の今季4連勝を果たした。4度の3者凡退。得点圏に走者を置いたのは、2死一、二塁とした4回のみだった。7回を3安打1四球5奪三振で無失点。「低めに丁寧に投げられたので良かった」。ヤクルト戦は、前回登板の6月29日に完封勝利を挙げており、今季16イニング連続無失点となった。この日は「ウル虎の夏」の特別ゲストで、同じ横浜高野球部出身のタレント上地雄輔が来場。試合開始直前の選手紹介では、「横浜高校出身」と前置きして、名前が力強く読み上げられた。左腕が7回まで無失点で投げ終えた直後は「ナイスピッチング!」と大声で絶賛。ヒーローインタビューの際も拍手を送られていた。「横浜OBという紹介もしてくれて、よりやる気が出た。上地さんの前でいい投球ができたので良かった。甲子園まで来てもらって、チームが勝ったのは非常に良かった」。先輩に勝利を届け、喜びを口にした。今季先発5試合目だが、合わせてもわずか2失点。防御率は驚異の0・48だ。「もう1試合1試合すごく大事なので、その気持ちを切らさずに投げている」。6月から先発ローテーションに加わった、実績十分な左腕が頼もしい。【塚本光】
◆阪神小幡竜平内野手(24)が森下に感謝した。2点リードの9回1死一塁で、ヤクルト・オスナの当たりは遊撃正面へのゴロ。併殺で試合終了かと思われたが、小幡がファンブルし1死一、二塁とピンチを広げた。「森下さんに助けられました。森下さんのおかげです」。右翼から本塁への好返球でゲームセットとなり大感謝。「跳ねたタイミングで前に出ていって、取り切れなかっただけなので...。練習するしかないです」と猛省した。
◆阪神森下翔太外野手(24)のレーザービームで勝利を決めた。2-0の9回。岩崎優投手(34)が1点差とされ、なおも1死二、三塁から右飛を打たれた。犠飛で同点かと思われたが、右翼を守る森下翔太外野手(24)が本塁へストライク送球。タッチアップしていた三塁走者をアウトにした。「ファウルゾーンにきたときのイメージもしていました。右中間気味に飛んだ時も自分が行こうと思ってましたし、いろんな想定をしながら守っていました」さまざまな想定をして、準備していた森下。打球が飛んできてからも、冷静に考えながら好返球の動きにつなげた。「焦ってもいいボールはいかないですし、ゆっくり投げてもアウトにならない。浜風がちょっと弱まっていたので、若干さされましたけど、その中でもいい送球ができた。もうちょっと裏から入れたら良かったですけど、ちょっとさされたなと空中で思ったので、若干その中で体勢を直して投げるというところはしました」空中でまで考え続けてのスーパープレー。それでも反省点を口にしないわけではなかった。
◆虎最速&自己最速の仰天アーチが飛び出した。阪神佐藤輝明内野手(26)が甲子園最速となる打球速度181キロの24号先制2ランを放った。6回無死一塁から浜風を切り裂いて右翼席にズドン。今季85試合目して早くも自己最多本塁打に並びシーズン40発ペース突入した。チームは2連勝で5カード連続の勝ち越しで、2位巨人とは9・5差。首位独走の勢いは止まらず貯金も今季最大19まで積み上がった。浜風も関係ない。佐藤輝の打球は甲子園の右翼方向へグングン伸びた。打球速度は181キロ。21年に計測開始して以降、甲子園ではシーズンで阪神選手史上最速だ。逆風を切り裂き、今季チーム初の甲子園右翼弾。バットを放り投げてゆっくり走り出す姿に、キングの風格がにじんだ。「ちょっと普通の曲がりとは違うチェンジアップなんですけど。うまく対応できたと思います」0-0で迎えた6回無死二塁。2-2から先発アビラの136キロチェンジアップを捉えた。「かなりいい感じだった」。5回まで得点圏に走者を進めながら、あと1本に苦しめられていた中での先制24号2ラン。打点62とともに両リーグ独走の本塁打数で、シーズンでは40発ペースとなった。新人の21年、リーグ優勝の23年に並ぶ自己最多24号。「本当にいいペースで来ている。まだまだ打ちたいと思います」。今季、同期の伊藤将の登板試合は6試合すべてで1発を記録。日曜日の試合にもめっぽう強く、曜日別両リーグ最多7発目だ。「ウル虎の夏」として開催したこの日も、観戦する子どもたちのため、同期のために一肌脱いだ。和やかな恒例のやりとりが背中を押している。甲子園の試合前練習時。OBの川藤幸三氏(76)がベンチに座っていると、佐藤輝は必ず視線を交わす。互いに笑顔で数秒目を合わせ、川藤氏がグッとサムアップポーズ。「グッドです!」。佐藤輝が元気に返すやりとりが、ひそかに恒例のあいさつとなっている。川藤氏から「お前は難しいこと考えないんでええんや! 今日もベリーグッドと思うだけでええんや」と伝えられたことが始まり。少し調子が悪くたって、のびのびプレーしてほしい-。そんな大先輩からの想いがあった。「何か僕に他に言うことないですかね?(笑い)」。1度尋ねた際も「グッドと思うだけでええんや」とキッパリ返された。「ベリーグッドです!」とあいさつしていたこの日。宣言通り、思い切りの良い会心の一撃だった。チームは5カード連続勝ち越し。貯金を今季最多19に伸ばし、再びセ・リーグの貯金を独占。2位巨人とは9・5差に広げた。またも4番の一撃で、豪快に週末を締めくくった。【波部俊之介】
◆阪神及川雅貴投手(24)が、登板数増加を誓った。阪神の夏の恒例イベント「ウル虎の夏2025」の3日目。同じ横浜高野球部出身のタレント上地雄輔が、特別ゲストとして来場した。及川の登場曲は、上地の歌手名義である「遊助」の「オセロ」。自身の名前が登場するなど、特別バージョンにアレンジされている。及川はリリーフカーに乗っているときに「結構聞こえますよ」と明かした。登場曲に決まった22年は、公式戦で甲子園での登板がなかった。「特別な曲なので、うれしい気持ちがもちろん一番。つくってもらった年は投げられなくて、今年は登板頻度も増えてきているので、いっぱい聞けたら」と胸を躍らせた。今季はここまで38試合に登板し、防御率0・98と躍動を続けている。
◆猛虎が強すぎる!首位の阪神が、最下位のヤクルトに勝利し、2位巨人とのゲーム差を今季最大タイの9・5ゲーム差とした。0-0で迎えた6回に佐藤輝明内野手(26)のリーグ独走の24号2ランで先制し、安定感抜群の投手陣がリードを守り切った。リーグ戦再開後、驚異の13勝2敗で5カード連続の勝ち越し。上位チームの巨人、DeNA、広島を3連勝で直接たたき、2位以下を大きく引き離した。交流戦終了時点では、2位DeNA、広島と3・5ゲーム差だったが、2位巨人との差は9・5差、3位DeNAとは10・5差、4位広島とは11・5ゲーム差をつけた。セ・リーグは、首位を独走する阪神が貯金19で、2位巨人が勝率5割、3位DeNAは借金2で、阪神がセ・リーグの貯金を独占する。昨季は、シーズン前半戦終了時点で、首位巨人から、4位の阪神までが3・5ゲーム差だったが、阪神が驚異の防御率1点台の投手陣、打率リーグトップの打者陣も好調を維持し、頭一つ抜ける。
◆\東京!ドームで!輝け!/真ん中に来た変化球を逃さなかった...水谷瞬が先制2ランホームラン?プロ野球 (2025/7/14)??西武×日本ハム??Live on DAZN#オレをみろ#lovefighters pic.twitter.com/5Bk9c2dmQd
◆阪神が育成D3位・早川太貴投手(25)=くふうハヤテ=と支配下選手契約を締結した。くふうハヤテ出身では初の支配下選手で、契約金は1000万円、年俸は420万円(金額は推定)。背番号は複数の空き番号がある中、「129」から掛布雅之OB会長(70)らが背負った「31」に決まった。
◆阪神は5カード連続の勝ち越しを目指し、防御率0・59の伊藤将司投手(29)が先発する。ヤクルト戦では6月29日の前回対戦で完封をマークした左腕が、甲子園のマウンドでも再現する。12日の12回戦で安打を放った島田海吏外野手(29)が「8番・左翼」でスタメンに名を連ねた。
◆背番号が2桁になっても、足元をしっかりと見つめた。13日に出場選手登録された沼田翔平投手が、並々ならぬ覚悟を示した。「ジャイアンツで支配下になったときは『やった』という気持ちが強かったけど、今はもう7年目。戦力にならないと、という方が強いです」9日に支配下登録が発表された右腕は、上半身のコンディション不良で離脱した守護神・石山に代わり、12日の阪神戦(甲子園)から1軍に合流。イースタン・リーグの21試合で1勝0敗2セーブ、防御率1・37の好成績を残していた右腕に白羽の矢が立った。北海道出身で2019年に旭川大高(現旭川志峯高)から育成ドラフト3位で巨人に入団。22年限りで戦力外通告を受け、23年からヤクルトに育成選手として加入した。「困ったときに『行ってくれ』といわれるようになりたいと思ってやってきた」。ファームでは無駄な四球を与えないことを徹底し、制球力に磨きをかけた。21試合の登板で四球はわずか1。取り組みは数字にもはっきりと表れた。ストライクゾーンで勝負することに重きを置いたことで、大胆な姿勢を貫けた。「打たれたら仕方がない」。腹をくくれるようになったことで生まれた心の余裕が、本来の実力を引き立たせた。「ここまでいろいろな方々に支えていただいて今がある。感謝を忘れず恩をお返しできるように一生懸命投げたい」と沼田。〝第2の野球人生〟のスタートラインに立った25歳の若武者が、チームのために腕を振る。(樋口航)
◆阪神は四回の先制機を逸した。ヤクルト先発・アビラ(前ガーディアンズ)には三回までで1安打に抑えられ、二塁すら踏めずにいた中、四回は先頭・近本が二塁内野安打で出塁すると、中野も投前へのバント安打でチャンスメーク。1死後には佐藤輝が四球を選んで満塁とし、ここで12日まで2試合連続マルチ打点中の大山が打席へ。球場のボルテージは一層高まった。しかし、粘りを見せながらも内角高めの変化球を打ち損じ、遊撃へのゴロから送球は6―4―3と渡る痛恨の併殺打。歓声は一気にため息へと変わった。
◆阪神は2イニング続けてチャンスを作るも、またも先制とはならなかった。両軍無得点の五回、先頭の小幡が右前打で出塁すると、けん制悪送球で無死二塁となる。さらに1死から島田の右前打で1死一、三塁とすると、伊藤将がセーフティースクイズを敢行。一塁側に転がすも、投手・アビラのバックトスでの処理で本塁はアウト。藤川監督がリクエストを申し出たが、覆らなかった。この後近本が四球を選んで2死満塁となって打席に入った中野は二ゴロに倒れて3アウト。1死満塁から大山が併殺に終わった四回に続き、2イニング連続でチャンスをモノにできなかった。
◆阪神は六回、佐藤輝明内野手(26)の24号2ランで先制に成功した。両軍無得点の中、先頭の森下が中前打で出塁する。暴投で二塁に進んだ。佐藤輝はカウント2-2からの変化球を完璧にとらえた。驚異の打球速度181キロで放たれた打球は、右翼ポール際に突き刺さる。打った瞬間に確信してバットを放り投げ、ゆっくりとダイヤモンドを回った。24号は2021年、23年に並ぶシーズン自己最多。142試合目、143試合目に到達しており、自己記録を大きく塗り替える85試合目での到達となった。「打ったのはチェンジアップ。ここまで良いピッチングをされて得点できていなかったので、チャンスをものにできて良かったです!」とコメントした。
◆阪神・伊藤将司投手(29)が先発し、7回3安打無失点と好投した。緩急ともに制球よく投げ、二回まではパーフェクト。三回は1死から内野安打で初安打を許すも後続を断ってゼロを並べ、四回も2死から連打を浴びるも増田を一飛に打ち取り、スコアレスの展開の中で粘りも披露した。勢いづいて五、六回もノーヒッター。同期の佐藤輝の先制2ランで援護を受けた直後の七回はこの日初の与四球で先頭のオスナを出塁させたが、山田を内角直球での三球勝負で見逃し三振に斬ると、増田と伊藤はともに遊ゴロに仕留めた。燕打線との対戦は6月29日(神宮)の前回も2安打完封と立ちはだかっており、三塁を踏ませなかった今回登板と合わせて今季はこれで16イニング連続無失点。ラッキーセブンの攻撃を前にグラウンドに登場したこの日のゲストで、伊藤将と同じ横浜高出身の上地雄輔も「伊藤将司、ナイスピッチング!」と叫び、この好投をたたえた。伊藤将は七回に打順が巡り、代打が送られて交代。6月18日のロッテ戦(甲子園)からの4戦4勝の権利を手に、ラスト2イニングは救援陣に託した。
◆一発に泣いた。ヤクルトのペドロ・アビラ投手(28)が6回7安打2失点と力投したが、打線の援護がなくリードを許したまま降板。3勝目はお預けとなった。走者を出しても粘り強く投げた。五回1死一、三塁では、伊藤将のスクイズを好フィールディングして補殺。後続も抑えてピンチを脱した。だが、六回先頭の森下に中前打とされると、続く佐藤輝に右翼席への2ランを被弾。この回限りでマウンドを降りた。
◆阪神・伊藤将司投手(29)が先発し、7回3安打無失点と好投した。緩急ともに制球よく投げ、二回まではパーフェクト。三回は1死から内野安打で初安打を許すも後続を断ってゼロを並べ、四回も2死から連打を浴びるも増田を一飛に打ち取り、スコアレスの展開の中で粘りも披露した。燕打線との対戦は6月29日(神宮)の前回も2安打完封と立ちはだかっており、三塁を踏ませなかった今回登板と合わせて今季はこれで16イニング連続無失点。6月18日のロッテ戦(甲子園)からの4戦4勝の権利を手に、ラスト2イニングは救援陣に託した。「立ち上がりから低めにボールを集めることで7回をゼロ点で投げていけたと思います。流れがどちらにいくか分からないところで粘れたこともよかったです。先発として試合を作ることができました」とコメントした。
◆阪神は投手戦を制し、5カード連続勝ち越しを決めた。先発の伊藤将司投手(29)は7回3安打無失点と好投。三塁を踏ませぬ投球でヤクルト打線をシャットアウトし、無傷の4連勝を飾った。打線は0-0の六回に、佐藤輝明内野手(26)の打球速度181キロの痛烈2ランで先制。今季24本目の本塁打とし、85試合目にして自己最多タイに並ぶ一発となった。九回は岩崎優投手(34)が1点を失うも、その後1死二、三塁の絶体絶命のピンチを右飛を捕球した森下翔太外野手(24)が本塁で刺してゲームセット。チームは11日のカード初戦を落としながらも連勝を飾り、貯金は今季最多を更新する「19」で独走ロードを突き進む。
◆阪神が5カード連続勝ち越し。六回無死二塁、佐藤輝明内野手(26)が右翼席に均衡破る2ラン。年間24本塁打は2021、23年に並ぶ自己最多。前2回は142試合目、143試合目で放っており、85試合目の到達で自己最速となった。7回112球3安打無失点の伊藤将司投手(29)は4勝無敗とした。八回に登板した石井大智投手(27)は29試合連続無失点。九回は小幡竜平内野手(24)の失策などもあり、1点を失ったが、1死二、三塁での右飛を捕球した森下翔太外野手(24)の好返球で三走の生還を阻止した。岩崎優投手(34)21S目(2敗)。12日の12回戦での走塁ミスで抹消された豊田寛外野手(27)に代わって、4月12日以来の1軍となった原口文仁内野手(33)の出番はなかった。また育成D3位・早川太貴投手(25)=くふうハヤテ=が支配下選手契約を締結し、背番号「31」となった。今季最多の貯金「19」(成績=51勝32敗2分、観衆=4万2621人)。
◆中日、西武、阪神で通算1560安打を放ち、楽天初代監督を務めたサンケイスポーツ専属評論家の田尾安志氏(71)は決勝2ランを放った阪神・佐藤輝明内野手(26)に言及した。佐藤輝は真の4番打者に近づいている。スライド回転した内角寄りの球を、見事に打ち返したのだが、軸が全くブレず、トップがしっかり取れて、回転で打てている。フォローまで実にスムーズ。腕のパワーを全く感じさせず、軸回転で打てているところが素晴らしい。4番打者は3割の成功(ヒット)も大事だが、7割のアウトも重要。打ち取られたアウトではなく、自分のスイングをしながら打ち損じたというアウトが増えれば、相手も嫌。八回の右直はその典型例。少しずれていれば、スタンドインしても不思議ではない打球だった。忘れてはいけないのが九回1死二、三塁で右飛を捕球した森下のホーム返球。ライトの守備の見せ場だった。一塁ベンチ寄りに逸れるのだけは避けなければいけないケースで大正解の返球をした。直前でミスした小幡も、球が高めに浮いて調子の悪かったも岩崎も救った。チームがさらに乗っていく勝利だった。
◆ヤクルトは九回に山田の適時二塁打で1点差に詰め寄ったが、後続がなく連敗。先発のアビラは6回2失点と粘りをみせたが、六回に佐藤輝に献上した2ランが決勝点となってしまった。
◆阪神が5カード連続勝ち越し。六回無死二塁、佐藤輝明内野手(26)が右翼席に均衡破る2ラン。年間24本塁打は2021、23年に並ぶ自己最多。前2回は142試合目、143試合目で放っており、85試合目の到達で自己最速となった。7回112球3安打無失点の伊藤将司投手(29)は4勝無敗とした。八回に登板した石井大智投手(27)は29試合連続無失点。九回は小幡竜平内野手(24)の失策などもあり、1点を失ったが、1死二、三塁での右飛を捕球した森下翔太外野手(24)の好返球で三走の生還を阻止した。岩崎優投手(34)21S目(2敗)。12日の12回戦での走塁ミスで抹消された豊田寛外野手(27)に代わって、4月12日以来の1軍となった原口文仁内野手(33)の出番はなかった。また育成D3位・早川太貴投手(25)=くふうハヤテ=が支配下選手契約を締結し、背番号「31」。
◆ヤクルト・山田哲人内野手(32)が九回に零封負けを阻止する中越え適時二塁打を放ち、通算900打点に到達した。0-2で迎えた九回1死一、二塁。阪神の守護神・岩崎が投じた変化球を捉え「チャンスだったので、何とか甘い球を一球で仕留めようと思っていた」と胸を張った。球団の通算打点数で、1009打点で歴代1位の古田敦也氏に次ぐ900打点に達した主将は「どんどん積み重ねていければ」と前を向いた。
◆リーグ最下位のヤクルトは惜敗で2連敗。借金は今季ワーストに並ぶ「26」となった。先発のペドロ・アビラ投手(28)は6回7安打2失点の粘投も、六回に佐藤輝に浴びた決勝2ランに泣いて6敗目(2勝)。打線は、九回に1点を返したが、阪神・伊藤将に7回まで無得点に抑えられ、前回6月29日の対戦から16イニング連続無得点となった。
◆阪神が5カード連続勝ち越し。六回無死二塁、佐藤輝明内野手(26)が右翼席に均衡破る2ラン。年間24本塁打は2021、23年に並ぶ自己最多。前2回は142試合目、143試合目で放っており、85試合目の到達で自己最速となった。7回112球3安打無失点の伊藤将司投手(29)は4勝無敗とした。八回に登板した石井大智投手(27)は29試合連続無失点。九回は小幡竜平内野手(24)の失策などもあり、1点を失ったが、1死二、三塁での右飛を捕球した森下翔太外野手(24)の好返球で三走の生還を阻止した。岩崎優投手(34)21S目(2敗)。12日の12回戦での走塁ミスで抹消された豊田寛外野手(27)に代わって、4月12日以来の1軍となった原口文仁内野手(33)の出番はなかった。また育成D3位・早川太貴投手(25)=くふうハヤテ=が支配下選手契約を締結し、背番号「31」となった。今季最多の貯金「19」。
◆甲子園の大声援に、そして大先輩のエールに応えた。阪神・伊藤将司投手(29)が7回無失点の好投で無傷の4連勝。詰めかけた虎党からは感嘆の声が上がった。「非常に良い状態で投げられている。(坂本)誠志郎さんが的を絞らせない配球をしてくれたので、そのおかげかなと思います」前回対戦で完封勝利。今回もコーナーを突き内野ゴロを量産した。奪った21個のアウトのうち13個がゴロアウトだった。2-0で迎えた九回は「ドキドキ」しながら戦況を見守った。森下の好送球が飛び出し「ああいうシーンがあるから、チームもこうやって勝っている。本当にいいプレーだった」と手放しでたたえた。今季は6試合で防御率は0・48。圧倒的な安定感を誇っている。この日は横浜高野球部の先輩で俳優の上地雄輔が「ウル虎の夏」のゲストとして来場。試合前やイニング間で場内を盛り上げた。名前を呼ばれマウンドに送り出された伊藤将は「やる気が出たっていうか、励みというか、そういうのは感じました」と感謝。厚意に勝利で応えて「せっかく甲子園まで来てもらった。その中でチームが勝ったっていうのは非常に良かった」とうなずいた。「次もいい投球ができるように頑張ります」多くの人々の期待を受ける。栄冠を目指して腕を振る。(萩原翔)
◆指先からボールが離れた瞬間、勝利を確信した。歓喜と悲鳴の声が入り交じった甲子園を、一筋の矢が切り裂いた。その刹那、大歓声に包まれる。阪神・森下翔太外野手(24)がレーザービームでチームを救い、大きな1勝をもぎ取った。「指にもボールが噛んだ感触があったし、送球のラインも合っていたので、アウトだろうと確信していた。浜風がちょっと弱まっていたので若干さされましたけど、その中でもいい送球ができたかなと思います」2―0で突入した九回だった。小幡の失策のあと、岩崎が適時打を許して1点差の1死二、三塁。絶体絶命なシーンで、増田が打ち上げた打球は右翼へと上がった。チームの命運を背負う場面で、野球の神様はいつも勝負の行方を背番号1に委ねる。そして、いつの時も勝利をつかんでくるのが森下だ。「前進だったので、頭を越される打球はしようがないとして(内野の)間を抜けるヒットは二塁ランナーをかえさない体勢。いろんな想定をしながら守っていました」
◆阪神の遊撃・小幡は2―0の九回に痛恨失策を犯したが命拾いした。「(打球が)跳ねたタイミングで前に出ていって捕りきれなかった。練習するしかないです」。1死一塁でオスナのゴロをシングルハンドでさばきにいくもファンブル。直後に1点差に詰め寄られる悪い流れを作った。だが、最後は森下の好返球でリードを保って勝利し「森下〝さん〟のおかげです」と同学年に敬意を示した。
◆これぞ、アクロバット弾! 阪神はヤクルトに2-1で勝ち、5カード連続の勝ち越し。貯金を今季最多の19とした。六回に佐藤輝明内野手(26)が自己最多タイのシーズン24号2ラン。大阪・関西万博を彩るブルーインパルスの展示飛行が行われた日に、虎最速級の打球速度181キロで右翼席にズドン。2位巨人とは再び9・5ゲーム差。虎の主砲は強く、美しい!右翼ポール際に飛び込んだ白球を見届けて、佐藤輝はバットを放り投げた。自己最多タイの24号2ラン。ビジョンに表示された122メートル弾の打球速度は、甲子園で虎最速級の181キロ。右から左に吹く浜風は、もう関係なかった。「やったったな、という感じですね。きょうは確信(の一発)でした」0-0の六回だった。先頭の森下が中前打でチャンスメーク。暴投も重なり、二塁まで進んだ。佐藤輝はアビラ(前ガーディアンズ)のチェンジアップを逃さなかった。「本当にいいピッチングをされていたので、なんとかヒットを打って翔太(森下)をホームにかえそうという意識でした。うまく対応できた」今季甲子園では6本目のアーチ。右翼スタンドへは初めてだった。「そうですね。よかったんじゃないですか」。85試合目にして入団1年目の21年とリーグ制覇&日本一となった23年に残した24本塁打に並んだ。「本当にいいペースで来ている」と目を輝かせた。
◆九回の反撃も逆転につながらなかった。リーグ最下位のヤクルトは惜敗し、2連敗。借金は今季ワーストタイの26になった。高津臣吾監督(56)は「最後まで諦めず、何とか何とかというふうに思っていたんだけど」と悔しさをかみしめた。九回は1死一、二塁から山田が右中間への適時二塁打を放ち、通算900打点に到達した。なお二、三塁と一打逆転の場面で、増田は右飛。代走で出た三塁走者の武岡がタッチアップし、同点の生還を狙ったがアウトに。リプレー検証でも判定は覆らず、勝負が決した。粘り強い攻撃が序盤にほしかった。伊藤将の前に七回まで無得点。前回6月29日の対戦で完封された相手に2戦続けて封じられ、16イニング無得点と苦戦を強いられている。高津監督は「ゴロになってしまうと、全て相手が思っている通り。フライが3つしかないので、その辺は攻略するヒントがあると思う」と次回対戦を見据えた。(赤尾裕希)
◆阪神・中野が渋い活躍をみせた。四回無死一塁でチャンスを広げる投前バント安打。八回には投手強襲の内野安打で、マルチ安打とした。「ヒットが出ることが、自分の中で気持ち的にも大きい」。これで打率・304とし、岡林(中日)を抜いてリーグトップに浮上。ただ「その試合でやるべきことをしっかりとやることの積み重ね。明後日(15日)以降も頑張りたい」と目の前に集中する。
◆阪神・石井は2点リードの八回に登板し、松本直、代打・宮本、岩田を10球で3人斬り。「任されたマウンドでしっかりと自分の仕事ができたと思う」と汗をぬぐった。これで29試合連続無失点。藤川監督は「石井がいることはもちろん大きい。(岩崎)1枚で(試合終盤を)待つのか、2枚で待つのかは全然違う」と全幅の信頼を口にした。
◆阪神・島田は5月22日以来のスタメンで健闘した。「打点を挙げたとかそういうものはないけど、自分が出て勝ったことが一番うれしい」。五回に右前へ運び、9日の広島戦(マツダ)から出場3試合連続安打。同じ外野手の豊田が2軍降格となった中、「ワンプレー、1打席を大事にしていくことがいい結果につながる。毎試合毎試合、こういう気持ちで戦っていきたい」と存在感を示す。
◆4番・佐藤輝の一振り、24号2ラン! 伊藤将の7回3安打無失点のマウンド! ハラハラドキドキがエンターテインメントや~。九回は1死二、三塁と一打逆転のピンチで、森下がレーザービームで本塁アウト!! ちょっと長嶋茂雄が入っとるやんかー!!あの~! オレは60年、阪神ファンをやっているけど...。虎が勝つのはうれしいけど...。2位巨人に9・5ゲーム差をつけての首位だけど...。阪神以外、貯金なしはなぁ~。そこでオレの提案。いや、これは決して上から目線じゃなくて、プロ野球ファンとしての考えなんだけどさぁ~。緊急特別ペナントレースとして球宴までを前期、球宴後を後期開幕としません!? このままいって、CSで勝率5割にいくか、いかないかのチームが、よもやの下克上日本一になったら、わけわからんもんね~。試合数はヤクルトが多い? ハンデで、ええやん!! 当然、前期V対後期Vのプレーオフにはアドバンテージをいただきまっせ!!オレ、むちゃを言っているのは分かるけど、そーでもしないとペナントが面白くない阪神の強さなのだ!!
◆13日付のこの欄で、甲子園にいたわが社のトラ番はブルーインパルスに見向きもせずに取材をしている、と書いた。だが、少し事実と違うことが判明した。2日連続で実施された大阪・関西万博で浪速の空中ショー。甲子園の記者席からよ~く見えた。理由は晴天だったから。前日は曇っていて〝煙の芸術〟がよく見えなかったのだ。スコアボード上に旗めく日の丸のバックに、真っ青な空に浮かぶいくつもの曲線。あの白い弧は何を意味しているんだろう? ボンヤリ眺めていた。トラ番・中屋友那は2日連続で見ていなかった。「エッ、見えたんですか? 全然、気付きませんでした」。どこまでも一心不乱に取材している証拠。優等生だ。毎日毎日、ブルーインパルスの話題ばかり持ち出すな!と叱られそうなので、タイガースのお話を。13日の最大の話題は、やはり背番号31の復活だ。支配下登録が発表された早川の番号が「31」だった。「どう思います、31番? 早川には頑張ってほしいんですが...」当番デスク・阿部祐亮の反応だ。「阪神の31は掛布雅之」で凝り固まった思考の持ち主。まあ、ある程度以上の世代のファンは、4代目ミスタータイガースの番号は永久欠番になってもいいぐらいに思っている。若い世代は全く違う。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
51 | 32 | 2 | 0.614 (↑0.004) | - (-) |
58 | 293 (+2) | 184 (+1) | 48 (+1) | 72 (-) |
0.250 (-) | 1.950 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
41 | 41 | 3 | 0.500 (↓0.006) | 9.5 (↓1) |
58 | 235 (+3) | 241 (+4) | 50 (-) | 36 (-) |
0.242 (↓0.001) | 2.550 (↓0.01) |
3 (-) |
DeNA |
38 | 40 | 4 | 0.487 (↑0.006) | 10.5 (-) |
61 | 252 (+4) | 236 (+3) | 44 (+1) | 41 (+1) |
0.227 (-) | 2.700 (↓0.01) |
4 (1↓) |
広島 |
37 | 41 | 4 | 0.474 (↓0.007) | 11.5 (↓1) |
61 | 246 (+2) | 252 (+3) | 37 (-) | 38 (+2) |
0.242 (↑0.001) | 2.800 (↑0.01) |
5 (-) |
中日 |
37 | 44 | 2 | 0.457 (↑0.007) | 13 (-) |
60 | 209 (+3) | 254 (+2) | 41 (-) | 55 (+2) |
0.223 (-) | 2.910 (↑0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
24 | 50 | 5 | 0.324 (↓0.005) | 22.5 (↓1) |
64 | 210 (+1) | 315 (+2) | 36 (-) | 37 (-) |
0.222 (↓0.001) | 3.550 (↑0.01) |
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