1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 8 | 1 | 0 |
ロッテ | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 9 | 0 | 0 |
勝利投手:- 敗戦投手:- |

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◆ロッテは1点を先制して迎えた3回裏、岡の適時二塁打が飛び出し、リードを広げる。一方の西武は1点を追う8回、長谷川が犠飛を放ち、試合を振り出しに戻した。その後は延長戦に突入するも、両軍の救援陣が踏ん張り、4時間12分の熱戦は規定により引き分けに終わった。
◆櫻坂46の山﨑天(19)が始球式に登場した。この日からの「BLACK SUMMER WEEK」で着用する背番号10(テン)のBLACK SUMMERユニホーム姿で登場。周囲に丁寧にお辞儀をしてからノーワインドアップで右腕から投じた球は、左打席で構える西武西川の背中の方向へワンバウンド投球。山崎は頭を抱えながらも、さわやかな笑顔を見せた。
◆ロッテの2年目右腕、早坂響(おと)投手(19)が1軍に再昇格した。5月に1軍初登板を果たした若武者は、2カ月かけて課題に取り組んだ。成長した姿を本拠地のファンに見せたいところだ。背番号59は真っ黒に日焼けした顔で首脳陣にあいさつ。吉井監督からは「まだ19歳なんやね。頑張ってな!」と激励され、恐縮しきりだった。地元の千葉・幕張総合高から2024年にドラフト4位で入団。今年5月11日の西武戦(ベルーナ)でプロ初登板を果たし、1回3安打1失点とほろ苦いデビューだったが、同14日の楽天戦(楽天モバイルパーク)では1回を打者3人で完全に抑え、課題と収穫を得て2軍再調整となった。最速152キロの直球で1軍の打者相手でも押し込める手応えは得たが、「真っすぐをまずしっかりゾーンに投げ込むのが基本。短い距離からのショートピッチとか、そういう取り組みはやってきました」と制球力アップを求めて15~16メートルの短い距離での投球練習を繰り返してきたという。高卒同期の寺地や木村は戦力として1軍に定着した。高卒2年目の第三の矢となれるか。(片岡将)
◆西武の2年目左腕・武内夏暉投手(23)が先発し、一回に2死満塁のピンチを背負うと岡に押し出し四球を与えて先制を許した。プロ入り初のZOZOマリンスタジアムでの登板。「風のイメージがある。スリーアウトの切り方や、テンポを大事にしていけたら」と、この日のマウンドに備えた。前回4日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)では、7回4安打無失点で自身3連勝となる4勝目(2敗)をマーク。持ち味の緩急で相手を寄せ付けず「どの球種も思った通りに投げられた」。高めの球を有効に使って自己最多タイの8三振を奪い「自分の投球をしたいときは低め中心だが、高めで(三振を)取れるのは勢いがあるということ。そこも調子のいいときかなと思う」と振り返った。チームは前日10日に投打がかみ合う理想の展開で楽天に快勝し、連敗を4でストップ。「だんだん良くなっているので、そのいい感覚を明日(11日)も」と意気込んでいた左腕がチームのために全力で腕を振る。しかし、三回にも失点する。2死一塁から岡に適時二塁打を許した。四回まで79球を要して6安打2失点と苦しいマウンドが続く。
◆ロッテは一回、3安打で満塁とし岡が四球を選んで先制。三回には岡の適時二塁打で2―0とした。西武は五回に1点を返し、八回に長谷川の犠飛で同点。その後は両チームともに救援投手が踏ん張り、延長十二回の末に引き分けた。
◆ロッテ先発の田中晴は6回1失点ながら4四球と不安定さを露呈した。吉井監督は「今のレベルにしては良く投げたが、ちょっと自分の配球に酔って独り相撲になってしまった」と苦言。2-1の八回に鈴木が同点を許し、互いに決め手を欠いたまま4時間12分のロングゲームの末に今季初の引き分けに終わった。借金は今季最多の16のままで5位楽天とのゲーム差は6に広がった。
◆西武はあと一本が出ず、今季初の引き分けに終わった。2-2の延長十二回は1死一、三塁から長谷川が空振り三振、なおも2死二、三塁からネビンも空振り三振に倒れた。十回、十一回も得点圏に走者を進めたが後続が凡退。西口監督は「延長に入ってからは勝ちゲームを落としたという感じ。あと一本というところ」と振り返った。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
47 | 32 | 2 | 0.595 (↓0.008) | - (-) |
62 | 295 (-) | 218 (+6) | 75 (-) | 40 (-) |
0.242 (-) | 2.340 (↓0.04) |
2 (1↑) |
ORIX |
44 | 32 | 3 | 0.579 (↑0.006) | 1.5 (↑1) |
64 | 291 (+6) | 275 (-) | 55 (+1) | 35 (+1) |
0.261 (-) | 3.240 (↑0.04) |
3 (1↓) |
ソフトバンク |
45 | 33 | 3 | 0.577 (↓0.007) | 1.5 (-) |
62 | 287 (-) | 225 (+3) | 48 (-) | 58 (-) |
0.243 (-) | 2.470 (-) |
4 (-) |
西武 |
40 | 39 | 1 | 0.506 (-) | 7 (↑0.5) |
63 | 208 (+2) | 211 (+2) | 33 (-) | 53 (+3) |
0.234 (-) | 2.480 (↑0.01) |
5 (-) |
楽天 |
37 | 41 | 2 | 0.474 (↑0.006) | 9.5 (↑1) |
63 | 224 (+3) | 269 (-) | 30 (-) | 74 (-) |
0.239 (↓0.001) | 3.160 (↑0.04) |
6 (-) |
ロッテ |
30 | 46 | 1 | 0.395 (-) | 15.5 (↑0.5) |
66 | 221 (+2) | 291 (+2) | 43 (-) | 30 (-) |
0.227 (-) | 3.570 (↑0.04) |
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